まぜそばブームの立役者！ : ジャンクガレッジ 東大宮

　タイトル「まぜそば推しの店で”ベジった！”」

　いつかいつか行こう行こうと思っていたジャンクガレッジ本店へ！

　ジャンクガレッジと言えば、ジャンク感漂うドカ盛り系まぜそばのパイオニアとして彗星の如く表れ、一気にスターダムに駆け上がった業界の風雲児。東京駅ラーメンストリートやイオンレイクタウンなど、それまでドカ盛り系・ジャンク系ラーメンから縁遠いと思われていた一般の人が食べに来るような場所への出店を積極的に行うお店としてずっと注目していました。

　そんな訳で期待して行きました。

　平日11時半頃の来店で、店内には店員さんが2名、先客は5名程でしたが後から団体のお客さんが来店してきたのでお店は一気に満席に近い状態に。人気は健在のようですが、昔ほど並ぶような事は無くなったようです。

　タッチパネル式の券売機で食券を購入します。　
　
　初回なのでフラッグシップメニューであるまぜそばを注文しようかなと思ったのですが、そこは”ラーメン屋なら基本はラーメンから”が信条なのでラーメンから・・・・と言いつつ新メニュー”ベジった！”に浮気。ラーメンもベジった！も同じ700円となれば、ベジった！を選ばない手はありません。

　”ベジった！”ですが、通常のラーメンは具材の”ヤサイ”が殆どモヤシである事に対して、”ベジった！”はモヤシ以外の白菜やキャベツ、ニンジンなどの野菜をも取り入れた「野菜ラーメン」または「タンメン」に近いらーめんになっているようです。

　基本はドカ盛り味濃い目の二郎系ラーメンですが、そこにタンメン要素が入っていると考えて良さそうです。

　また二郎系ラーメンの特徴である「呪文(無料トッピング)」ですが、ここでは食券提出後店員さんが気が付いたタイミングで申告を促され、その情報は食券に記入されるシステムのようです。

　無料トッピングは「ヤサイアブラニンニク」でお願いしました。”カラメ”は卓上にカラメボトルがあるのでコレで増せます。

　ラーメン(”ベジった！”含む)の場合「ニンニクorショウガ」を選べるようです。

　ベジった！の場合「ヤサイダブル(二郎系で言うマシマシ)」が不可であるようです。

　待つ事7分程度で登場！

　早速スープから味見。

　これは！驚きの美味さでした。二郎本体、二郎インスパイア含めても乳化具合が凄く、旨味も凄いです。これが課長(通称「化学調味料」と言われるうま味調味料)の力なのか、またはダシが良く出ているからなのか、その辺りは分かりませんがとにかく美味いです。油でギタギタしている訳でもなく、タレの味が強過ぎてしょっぱい事も無く、この美味さは二郎本体でも美味いといわれているラーメン二郎 横浜関内店や、ラーメン二郎 三田本店の味に近いです。

　そして麺をすすります。

　極太い平打ち縮れ麺で、こちらは「ラーメン二郎」よりも「角ふじ」の麺に近い印象です。麺が太いだけではなく硬さもなかなかの硬さなので食べるのが大変です。麺量は並だとそれほど多くは無く、200g無いくらいの量だと推測されます。店内の貼り紙に麺量が書いてあるものがあったような無かったような。。。

　具材を確認です。

　基本具材はモヤシ＆キャベツの”ヤサイ”とチャーシューです。調理を見ていたところでは、最初にモヤシ＆キャベツをどばっと丼に乗せ、その上に”ベジった！”用ヤサイを盛りつけているようでした。モヤシとキャベツの比率としては、モヤシが9割くらいです。チャーシューは”＠”タイプで1センチ程度の厚みがあり、直径は8センチ程度の丸型、トロッとした柔らかさとジューシーさがあり、めちゃウマでした。チャーシューのレベルも高い！

　ベジった！のヤサイは「モヤシ、キャベツ、白菜、小松菜、ニンジン、青ねぎ」など。ニラのように見えるヤサイは青ねぎであるようです。小松菜は茎の部分のみ。ザクザクした食感はこの手のラーメンに対しては新食感でしたが、美味いです。

　ベジった！から食べてしまいましたが、基本のラーメン部分だけで既にかなり美味いです。二郎本体のヘビーさには勝てないジュニアヘビー級でしたが、ジュニアヘビー級では一番美味いのではと思いました。ベジった！部分と基本部分との相性が思った以上に良く、同じ値段なら”ベジった！”を強く勧めます。

　(2017.6.13)