うどん屋の丼飯、再び！ : 手打ちうどん 袋屋

【当店３rdレビュー】
前回「豚肉天丼」に魅了されたため、今回も丼もので攻めるつもりです。
10時30分の開店で3組6人入店。
前回も感じましたが、店内にいい感じの活気があるので、こちらも気を引き締めて注文しました。
「とり天丼」1100円＋「小うどん温たぬき入り」100円！

さあ、期待通りに盛りのいい鶏天丼一座が登場です！
うどんも「小」とは思えないボリューム。
鶏天丼の器と比べれば「小」ですが、味噌汁の器と比べれば「大」です。これで100円はありがたい。

鶏天丼には彩りのためレモンとパセリが載っていますが、自分は茶色だけでいいので、この2つを取り除き、七味をかけて、もう一度写真を撮ります。
さあ、準備万端、半袖をさらに腕まくりして、いただきます！

おー、鶏天はこの柔らかさが好き！厚みもちょうどよくて、うー、うまい！
タレも濃すぎず、ご飯もちょうどいい硬さで、過不足なし。
うどんはもちろん評判通りの美味しさ。まあ、投稿写真を見ても、99％うどん系ですから美味しいのは当然でしょう。

ふー！まんぷくまんぷく！ご馳走様でした。
丼ものはこれでお終いにして、次はうどんに戻ろうかな、
と思ったら、海老天丼は海老天4本ですって。これも気になるなー。
待てよ、1100円の海老天丼が海老天4本だったら、1500円の海老天重はどうなっちゃうんだろ。いやー、まだまだ深いな、この袋屋の袋は。

さいたま市でもあまり飲食店がなくて困るエリアでランチを迎えます。
この辺りでは、やはり袋屋さんしか思いつきません。
久しぶりなので、楽しみでもあります。
店内はソーシャルディスタンスをとっての完璧なポジション案内。

テーブルにもメニューは置いてありますが、店内に貼り巡らされている短冊メニューが目を引きます。
鶏天うどんか何かを食べるつもりでしたが、
短冊メニューに『ボリューム満点』と書いてある「豚肉天丼」1000円（税込）を見つけてしまいました。
豚肉の天ぷらの丼？　もう、これしかないでしょ！　お願いしま～す！
おっと、しかも100円プラスでうどんが付くようで、冷たいやつをオーダー。
揚げ玉も付けられるらしいですが、豚肉天で天ぷらの衣は充分に補給できそうなので断りました。

待っている間、レジ脇を見ると「秩父青唐辛子味噌」550円（税込）という瓶詰めを売っていました。
秩父の青唐辛子の味噌？　もう、買うっきゃ無いでしょ。
買う時に、この場で開けちゃっていいか聞くと、OKというので購入＆オープン。
ひとくち口に入れてみると、うん、こりゃ美味い！御飯にもお酒にもピッタリ合うムード。
皆野町の有名な「新井武平商店」の商品でした。

さあ、「豚肉天丼」登場！
おー！丼デカっ！しかも、大きな豚肉が5枚も乗っかってます。
『ボリューム満点』とありましたが、まさにそのとおり！嘘偽り無しです。

「豚肉天」なるものを食べてみます、当たり前だけど、とんかつとは全く違う感じ。
海老天と海老フライくらい違います。当たり前かっ。
これじゃ、ご飯が駆け足で進んじゃいます。美味い！
青唐辛子味噌もちょっと添えて食べたけど、そんなことしたらご飯おかわりしないといけないのですぐに止めました。

冷たいうどんも、ちょっと味が染みていて美味いです。
ま、うどんが美味いのは知ってはいたけど、うどんを付けて正解でした。
前回より大幅に上げて3.9にさせていただきます。
たぶん、次回も同じものを頼んでしまいそうな予感です。

だいぶ前の話になりますが、こちらで月・火曜限定の、まぐろ天うどん500円というのがあり、名物メニューでした。
初めてきた時には、「並」でも盛りがいいことを知らずに「大盛」を注文してしまい、食べきるのに苦労したこともありました。懐かしいです。
しかし、今回、壁に貼ってあるメニューを見回しても、もうやってなさそうです。ま、行ったのが金曜日なので、やっていたとしても口にすることはできないのですが。

ということで、豚バラつけ麺950円、プラス肉天180円(たぶん)を頼みました。肉天かどうかは、写真を見て、形状で判断しました。

出てきたうどんは、かなりの量があります。いつものように、うどんの端っこというか、幅広うどん一本がオマケで付いています。「うどんの耳」って言うのでしょうが、最近は栃木の「耳うどん」が有名になり、混同しちゃいますね。
見た目は、硬くてゴワゴワな麺に見えますが、食べてみるとそれほどの硬さはありません。が、結構太いので、喉越しを楽しむという訳にはいきません。よく、噛み噛みして食べないと消化器系に負担がかかるやつです。

肉汁は、武蔵野うどん店でよく見る「豚バラ肉・長ネギ・油揚げ」の三種の神器ではなく、「豚バラ肉・長ネギ・茄子」の三種類でした。長ネギは重要ですが、油揚げor茄子は、自分にとってはさほど重要なポイントではないのでOKです。

天ぷらを付けると1000円超えしてしまうので、埼玉県内のうどん店の値段としては、かなり高いほうだと思いますが、店内の短冊メニューには特別品目が多数用意されており、飽きの来ない工夫をしていると思いました。
欲を言えば、まぐろ天うどんを、700円位で復活してほしいところです。