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『ごぼう天うどん 600円なり』
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多久聖廟の物産館内にあるうどん屋さん
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お通し代わりなのか、豆腐も出るサービス
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インパクト、インスタ映え狙いなごぼう天
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メニュー表 その1
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メニュー表 その2
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メニュー表 その3
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メニュー表 その4
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メニュー表 その5
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メニュー表 その6
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太めなスクエアで、角張ってて合わない?
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ここで好評だったから小城市内に支店も?
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多久市を代表する観光名所となると、今回ご紹介する『麺工房 こうき』さんがある多久聖廟と、その近くの紅葉が有名な西渓公園でしょう。
多久聖廟は孔子を祀る学問所で、江戸時代に領主が儒教の精神を伝えるために建てたらしく、その気風は現在まで脈々と受け継がれ、なにかのTV番組で観たんですが、殆んどの多久市民はいくつかの論語を空で言えるとか。。
夕方にスピーカーから流れてくるんで憶えざるを得ないからだそうですが、それにしても老若男女誰もが憶えてるなんて、これはやはり奇跡でしょう。
そんな町内放送がうるさいとか、教育が偏りすぎてるとかいった「そっちの方がうるさい偏った声なんだよ!」とでも言いたくなるような連中がいないことが奇跡なんです。。。
佐賀県って幕末、日本でも有数の技術を誇り、高い教育をうけられた知識藩だったことはよく知られてますけど、こうした地域によって下支えされてたとは驚きですし、だからこそ現在でも綿々と受け継がれ、とやかく言う輩がいない空気感でもあるんでしょう。
特に儒教的思想って上下関係ばかりが取り上げられ、先の敗戦の最たる要素のような取り上げられ方もするから、忌み嫌う輩も多く、その連中の怒声が戦後の思想界の中心になってたから、よくぞ現在まで耐えぬいたと個人的に感服するんです。
おかしな話、佐賀県で有名な葉隠的な思想が、そんな風向きを許さなかったんでしょうか?
まあ、そんな多久聖廟の話はここまでとして(長いよ ⁉︎)『麺工房 こうき』さんは、その駐車場がある物産館内にあるうどん屋さんです。
ここで好評だったからか、小城市内に支店も出されたようで、国道203号線沿いにあります。
実はその支店を見て?マークが灯り、どこかで見たような気がし、この食べログで調べてみると、かつて多久聖廟を訪れたときに目にし、知己と入るか否か悩んでスルーした同店だったってわけです。
〝2号店がオープンするぐらいだから美味いんじゃね?〟
つまり、そんな思いから本店たる同店に伺ってみた次第なんです。。
ワタシが伺ったのは日曜日の正午頃、さすがに駐車場も満杯気味なのはいいとしても、ラインがないから滅茶苦茶な駐め方で、アスファルトじゃない草むらの方にも数多く駐められてたものの、ワタシは運良く空いていた最後の場所に着けられました。
入店すると5〜6割程度の入り、相も変わらぬお独り様なんでカウンター席で良かったんですが、女性従業員さんにテーブル席へ案内されました。
ということで、たいへん失礼ながら、観光地とはいえ近隣の嬉野や武雄などの温泉地、及び、唐津より知名度では劣るから、おそらく普通の土日なら、その程度の客入りなんでしょう、実際その日も後客は数えるほどでした。
『ごぼう天うどん 600円』
メニュー表を見るに人気No. 1て書いてあったんで悩むことなく注文、待ってる間に店内を見回してみると、とかく物が多く、ガチャガチャとした雰囲気ながら、それが妙な落ち着きに変わるような趣きもあり、いったん腰が座ると立ちたくない空気感でもあります。
先客さんたちもそんな感じで、観光地ということもあるでしょうが、ワタシが入って出るまで先に帰られた方々はいらっしゃらなかったと思います。
そうして、さほど混んではいなかったし、お通し代わりなのか写真の豆腐も出てきたものの、提供までは7〜8分かかり、まあ、気の短い博多っ子ならそろそろ怒り出しそうなぐらいでしたが着丼、
〝うわーっ! なんじゃこりゃ ⁉︎〟
と、まずはその見た目にビックリ!
写真からお分かりでしょうか、ゴボ天が推定15〜20㎝の超ロングサイズで、それが細いんならまだしも、おそらく1本そのまま揚げられており、しかも5本もブッ刺されてるんだから、もうこれはインパクト狙い、いや、今なら下手なインスタ映え狙いと評さずにはいられないほど。。。
時間が掛かった理由も揚げたてだからなんでしょう、まだ油の匂いも漂い、ちゃんと芯まで火を通すためでしょう少し焦げくさい。。
とはいえ、まずはスメから口にすると
〝うむ、いいお味!〟
といったカツオと昆布の普遍的な出汁に、イリコみたいな節系が微かに感じられる良い塩梅の甘酸っぱさもある。
やわらかさの中に締められた厳しさもあるような、いい感じの出汁の割合。
とはいえ、次に麺を啜ると、とにかく太めなスクエアで角張ったタイプで、喉ごしは勿論、コシもトゥーマッチで個人的に合わない。
それでいて、突き詰めた讃岐タイプでゴリッゴリなら、まだ納得できちゃうんだけど、その辺では引け目を感じてるのか後ずさりしてるような感じも?
しかも手打ちなんでしょう太さがまちまちで、太い箇所はゴワゴワで、逆の細い箇所はフニャフニャで、もちろん同じ茹で時間なんでしょう、まったく統一感などございません。
ましてや結構モチっと感はあるのに、不思議と小麦の香りは薄く、自家製麺ならではの長所を愉しめないのは最大の痛手だと思います。
いや、それを嗅ぎとれなかったのも、たぶん太すぎるゴボ天の土臭さに因るところが大のような、それだけ主たる天ぷらに問題がありました。
細めのゴボウを素揚げしたんでしょうが、となると、火が通りにくいんで、どうにも表面は焦げて苦味が出るし、カリっとした歯ごたえよりもゴリゴリした食べごたえにシフトしちゃうし、なにより、
》〜食物繊維がたっぷり取れます
という宣伝文句以上に繊維分が多すぎて、まあ、顎が疲れちゃうほどだからなんです。
バリっ、ボリって咀嚼音が聞こえすぎ
〝ああっ、もう何だか疲れちゃった〟
となり、食べたくなくなるほどの噛む回数が嵩み、箸を置きたくなるほど。
〝うわっ、なんね?〟
しかも、そんな口中の違和感を感じ、尾籠な話ながら口から出すと、どうもちゃんとゴボウの皮が取れてなかったようで、その黒い残滓を見るに撮影はしなかったものの、さすがにこれほどまでとなると問題は大アリでしょう。
ですから上記の土臭さも当然でしょうし、逆に言えば、ごぼうらしさもあるんでしょうが、ワタシは繊維分が必要なほどには、ここ10年近くなったことないほどですから(続け様なんで尾籠な理由は差し控えますけど)出来れば見た目より、ちゃんと処理されたのを口にできれば幸いです。。。
例え採れたてのごぼうだったにしろ、ずっと生のままボリボリ食べるのは、食レポ中のタレントさんでもツラいんですから、揚げてあったにしろ変わりないんなら、あえて素人の我々が口にする必要なんて毛頭ないからです。。
たいへん失礼ながら、まさしく見た目重視に過ぎず、中身が伴っておらず、
〝ちゃんとすりゃ、麺は人それぞれとしても、まだどうにかなるのにな?〟
なんて残念に思えちゃうほどで、妙にビジュアル重視にし、倒産の憂き目に遭ったお店のように感じられました。
お店の先行きをつまずかせるようで誠に申し訳ないんですが、そう感じたのは紛れもない事実なんで、ありのまま書かせてもらいました、あしからず。
● 個人的 食べログ 評価点・・・2.7
※ 2019年10月以前、増税前の価格です