レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2010/06訪問 2010/07/30
九州、大分の中の広島。性別問わず様々な年代の人に愛されてるのが伝わってくる。
「ユウトくん、広島風のお好み焼きは好き?」
「そりゃもう、ダイスキ、ダイスキ!」とランチに誘ってもらったのがここんち『宮じま』。
国道197号線をチョイと入ったとこにある、ここんちには近くのスーパーと共有しているらしい駐車場がシッカリと安心してお好み焼きにパクつけるのが嬉しい。違法駐車なんてするつもりは一切ないけど、せっかくの安ウマメシを食べるのに、駐車場代を払うのが何だかアフォらしく感じてオイラはスッカリと大分んしに染まりつつあることを実感している今日この頃。
ソースの良い匂いがプーンとしてくる。元気の良いオカアチャンが1人で切り盛りしているようだ。ワザと昼時を外したってのに、満席で小上がりの縁でしばし待つことにする。店内はカウンターと小上がりの畳敷き。グルリと店内を見渡すと、広島東洋カープグッズがチラチラ見えたり、広島弁の講釈が書かれていて、大分にいながらにも、広島のお好み焼き屋さんに錯覚を思い起こさせる。まさに九州、大分の中の広島という風情。
きっとメニューはあの元気の良いオカアチャンが手書きしたんだろう。メニューを見るだけでも、カウンターでせせこましく動く、芯が強くて優しそうなオカアチャンの人柄が伝わってくるようだ。
こんだけ混んでるんだから、待つのはいたし方ない。覚悟を決めて、待つことに徹する。「マヨネーズ使う?」と声を掛けられながら、目の前に出されたお好み焼き。ウマソー。つーか、案の定にウマい。これだけでハッピーな気分になれるオイラは幸せモノなのか、はたしてここんんちの持つクォリティなのか。
みんなが、すげえ楽しそうにお好み焼きを食べてるのが印象的なお店だ!
3位
1回
2010/10訪問 2010/10/03
佐伯の繁華街に近いところにある、居酒屋さん。縄暖簾じゃないけど、大衆居酒屋さんの雰囲気が外観からもプンプンと伝わってくる。佐伯ではド定番のお店らしい。
店内に一歩、踏み入れると「ドンドンッ」と大きな太鼓の音が響いてお出迎え。カウンターの向こうには様々なメニューが並んでいて目移りすること間違いなし。しかも低価格なのがこの上なく嬉しい。
豆絞りの手ぬぐいをカッコ良く頭に乗せた白髪のお父さんに、気になるメニューをチョイスしていく。
定食物や丼もあるけど、一品系を頼んでみる。カマスの焼き魚は見た目からもキレイで、カボスを絞って大根おろしでクチに放り込むとクチいっぱいに美味しさが広がる。鳥モモの唐揚げは外側パリパリで、中はジューシィー。旨い。家族でも会社の飲み会でも、彼女とのデートにも、どんな人と行っても楽しめるお店だと思う。
4位
1回
2009/12訪問 2010/07/30
潮の香りの漂う港って好きなんです。ま、海の近くで育ったので遠く離れた場所でもゲノムインプリンティング、刷り込みが大きく作用しているのかもしれません。
んな余談は兎も角として、遅めのランチにあり付こうとするオトナ4人に通されたのはシックな和風の個室。ま、とりあえずビールなんて雰囲気だけど・・・クルマだからガマンして食欲、強いて言えば魚欲を満たすためにメニューを眺める。前から気になっていた『琉球丼』をチョイス。値段もお手頃で、手っ取り早く胃袋を満たしたい思いなのか。みんな各々が、好きな海の幸をチョイス。
上品にキレイに盛られた琉球丼は白身の刺身に甘口の醤油が染み込んで、見た目にも上手そうなドンブリである。
モノの5分で琉球丼をペロリと完食。男兄弟の中で揉まれながらそだったオイラには、常に弱肉強食の環境下食事を摂っていたので、早く食わないと他の兄弟に食われてしまうという過酷な食事状況だったため、未だにお行儀が悪くても早飯になってしまうという悲しきロマンシング・サーガ。
この価格でこれだけの新鮮さを味わえるのは、海に近い立地とお魚屋さんが経営するだけのことはあることを再認識することになる。
今度は懐の余裕のあるときに、夜の時間にも楽しみたいもんである。
5位
1回
2010/07訪問 2015/08/28
実はここんちには何度も足を運んでいるのだが、電気の消えた店の前でガックリと肩を落として帰ったことが何度もあるというオイラにとっては因縁の店である。今日も何度目のチャレンジだろうか。平日の昼時に強襲すると作戦を変えての出陣である。
作戦は功を成した。やっている。改装してキレイになったんだろうか。すごく清潔感に溢れて、コザッパリとした店内。昼時に行ったせいだからサラリーマンばかりが目に付く。たまに混じっているのは同僚OLかってくらいにビジネスランチの趣が強く感じられる。
厨房に立つのは、超ベテランというイメージのジイチャンコックさん。沈黙シリーズに出てくるようなコックとは色んな意味で違う。
メニューを手にして暫し、悩む。果たして、ここでオイラが『とり天定食』を頼んで良いのだろうかと・・・。悩みに悩んだあげくにオーダーしたのは『からあげ定食』。だいたいいつも悩むのは、『とり天』か『からあげ』かの2択である。どちらにしても鳥肉なんだけど、ここ大分で生活するモノとっては大切な問題なのである。
きっと大分県民の多くが、ほぼ毎日のように鳥肉をクチにしているだろう。その鳥肉は往々にして、油で揚げているのである。そっからが問題で、サッパリと「酢醤油」(とり天)で食べるのか、もしくはガーリックの香ばしい濃い「スパイス」で食べるのか。この問題は大分におけるランチの大問題にして悩みのタネであることは間違いない。
ここんちの『からあげ定食』は東日本では考えにくい「骨付きからあげ」なのである。ガキの頃にこそ『鶏のチューリップのからあげ』なるママの味があったんだがトンと見ない。
骨にカブリ付きながら昼メシを食べる姿はお上品なんてモノから、だいぶかけ離れている。ましてやワイシャツにネクタイして骨を齧っている姿は、あまり利口そうに見えない。しかし「骨つきからあげ定食」には午後からのスタミナと鋭気を養うパワーランチであることを付け備えておく。
6位
1回
2010/04訪問 2010/08/20
以前から、深夜にも燦々と光り輝く暖簾が気になっていた『資さんうどん』に行ってきましたので報告です。公園通りを海に向かって走ると右が暖簾がたなびいているのが目に飛び込んできます。
深夜3時。小腹が空いた状況をすでに通り越して、大腹とはいかないまでも中腹くらいを満たしたい欲求がマンマンで、このまま帰ってフロに入って、布団に潜り込んでも、グッスリと眠りに付けないと判断したオイラは前から気になっていた『資さんうどん』へ。大分は海を渡ればスグに四国。やっぱり、四国の文化の流入が大きいのか、『鳴門うどん』をはじめとする『麺勝』、また讃岐系のうどん店も多く街道筋に目にすることができる。アメリカならダイナースタイルのカフェなんだろうが、ここ大分はドライブインするのは『うどん』なのである。
そんな大分のお店らしく、駐車場は裏手にガッチリと用意されているのでドラブイン。
おばちゃんが切り盛りする店内は、まったりとしつつ・・・ピリリと一味唐辛子のようなスパイシーな雰囲気も醸し出している。関東では味わえない、西日本のうどんのテイスト。また関西のうどんとは少し違う、九州のうどんが資さんうどんなのだ!ハラが減るのは時間は関係がない。そんな時にいつでもハラペコな人たちを迎えてくれるのが、ここんちなのである。
7位
1回
2010/08訪問 2010/08/21
「ガッツリ食いたいっすね!」という大学生に教えてもらったお店が、ここんち。店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが壁一面に広がるコミックの背表紙。席はお座敷とテーブル席がたっぷりとある。遅い時間にも関わらず、メンズたちがポツリポツリとマンガをめくりながらリラックスタイム。
普通、定食屋さんはお腹を満たすのに特化しているんだけど・・・ここんちでは食欲の他にコミック読書欲も満たしてくれる貴重なお店だ!しかも、コミックの品揃えも豊富で少年誌から青年誌をガッツリと網羅されていて、食事を済ませたメンズがコミックを貪る姿にも納得できる。
肝心なご飯、定食の方にも触れておかねば。お昼時のランチ定食は550円、夜でも食べられる日替わり定食は600円と非常にリーズナブル。すべてのオカズに210円をプラスするとご飯と味噌汁が付いてくる。
それに丸美屋の『ふりかけ』が一袋ついているのだ!このフリカケに出会ったのは何十年ぶりのことだろう。味はランダムで付いているようなので、お好みのフリカケに出会えるかは、その日の運しだい。しかも丼のご飯はお代わり無料。よってお代わりする場合には、フリカケの使用配分に注意しないといけない。
この日の晩飯に、オイラがチョイスしたのは・・・もっともリーズナブルな日替わり定食。メニューは白身魚のフライに、カキフライ。女性とのデートには色気はないが、男同士でメシを食いに行くには学生時代を思い起こさせて楽しいお店なのかもしれない。
ハンバーガー、ウマー!ナチュラルなハンバーグが最高です!付け合せのポテトも、ピクルスも良い仕事してます。
コーヒー、ウマー!程好いテイストのコーヒーで飽きがこない味で、何杯でも飲めちゃうようなコーヒー。(ま、自分がコーヒージャンキーなんで、このコメントはあまり気にしないでください)これが300円で楽しめるなんてハッピーです。
他にもここんちのお店の魅力はテンコ盛りですが・・・後日、改めて・・・書きます。