酔いどれ伯父さんさんのマイ★ベストレストラン 2009

酔いどれ伯父さんの本当に美味しいお店

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

西村屋 本館 (城崎温泉 / 料理旅館)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/11訪問 2015/02/23

創業150年の老舗旅館で頂く蟹会席は言葉をなくしました

【2014年霜月(11月)】

※画像数をオーバーしてアップできませんが、お料理の内容はほとんど同じです。

毎年蟹の解禁に合わせて、北陸・山陰に出向いていますがここ西村屋本館さんは3度目の訪問でいつも東京から行くので連泊するので6泊目です。

実は最初に泊まった時の仲居さんがとってもいい人で、2回目も指名してしまいましたが、家内が今回はあまり勝手を言ったら悪いからと言って特に指名はしませんでしたが、4年ぶりに廊下でばったり会って我々夫婦の事を覚えていてくれて挨拶をして、次回は指名することにしました。

此方は風情のある建物で、お料理も美味しくて初日は蟹三昧で翌日はいつも懐石料理をお願いしています。
しかも宿泊客は外湯巡りができるので飽きることはないし、新館の西村屋ホテル招月庭のお風呂が素敵で車で5分ぐらいのところを送迎してくれます。

昨今、日経を見ているとクラブツーリスモで西村屋本館と天橋立の文殊荘松露亭のツアーパックで宿泊客が多くなったとことです。


【2010年11月】

※画像は総数をオーバーしたみたいで今回のお料理がアップできないのが残念です。
でもお料理はほとんど変わらなかったので前回の写真で美味しさを味わってください。

実は今回同じお宿に泊まったことは何度もありますが、仲居さんを指名したのは初めてです。
前回こちらのお宿に連泊した際、中井さんの対応が非常に良かったのでワイフがJTBで申し込んだ際仲居さんを指名したら、やはり他にも数名仲居さん指名お客がたまにいるかと。

今回は前回引き続き撮っても感じの良かった仲居さんを指名することに。
ただJTBによるとたまたまお休みの日があるとのことでその際はしょうがないねと話していたが、チェックインする際フロントから仲居の指名を承っていますといわれ一安心。

とりあえず部屋で一休みして外湯巡りに。
昨年泊まったお部屋と反対側の家の前のお部屋。
こちらも風情がある。

ここ城崎温泉はたまたま12月4日の日経プラス1でそぞろ歩きが楽しい温泉街ナンバーワンに輝きました(画像参照)
結構全国の温泉街を歩き回りましたが、やはりここ城崎温泉と風情を楽しむには第7位に選ばれた大正ロマンの銀山温泉がお勧めかと。
個人的に第三位は山中温泉で川沿いの遊歩道が最高です。

さて外湯7箇所巡りのうち3箇所に入り津居山蟹もお土産に送り、酒屋で缶ビールを買い求めほてりを覚まし、宿に戻り新館の西村屋招月庭に送迎してもらいお風呂をもらう。

本館に戻ると丁度夕食時間。
1年ぶりにご指名の仲居さんとご対面。
やはり感じの良かった方で顔をちゃんと覚えていました。

さて待ちに待った津居山蟹。

[b:本生かに会席 御献立

食前酒 梨ワイン薬膳酒
前菜 葛家 柿・胡瓜・大根・パプリカ利休あん掛け・蓑籠 小茄子・辛子蓮根・鰰の紫蘇煮・酢取茗荷
酢肴 茹松葉かに浜茹
御椀 公孫欄白瓜真蒸・蕪・唐すみ・岩茸
御向附 活かにの刺身他
令肴 但馬牛一口ステーキ・彩野菜色々
箸休 菊束葛豆腐美味旨出し
焼肴 活かに炭火焼き・生みそ甲羅焼き
鍋物 海鮮かにつみれ鍋・牛蒡の摺り流し
お食事 こうのとり郷米釜飯
御椀 赤出汁
香物 三種盛り合わせ
水菓子 柿・梨他
今年も見事なお料理の数々。]

実は今年はじめに福井に越前蟹を食べに割烹旅館に行ったが、仲居さんが素人で焼き蟹を焼きすぎてしまいお高い料金を出したのにちょっとがっかりしたが、流石にここは一味もふた味も違う。
ワイフと話したが、おそらく西村屋招月庭の仲居さんの中で選ばれた方が老舗の本館に居るのではないだろうか。
接客がまったく違う。
いい塩梅で焼き上げられた焼き蟹は実に美味い。

途中普段は宿に泊まると日本酒は300mlか360ml1本だがこの日は料理長からとセイコ蟹の沖漬けが出てきてこれが何とも酒を誘い、追加をお願いすることとなる。
今回いただいたお酒は竹泉大吟醸生酒と蟹三昧山廃仕込を飲む。

食事も終わり内湯につかり寝ることに。

朝は男湯と恩鮎が入れ替わり、また違った湯が楽しめるのも良い。

朝食は
地元の牛乳
鰈の一夜干
温泉玉子
へしこ
烏賊の刺身
湯豆腐
煮物(冬瓜・揚げ出し豆腐・高野豆腐・さやえんどう)
ご飯(ご飯とお粥・松のみ粥から選べる)
味噌汁(白味噌で浅利)
水菓子(キウィ・オレンジ)


朝食を食べ、チェックアウトが11時で列車が11時半だったので招月亭で朝風呂を頂モーニングコーヒーを飲むことに。

宿に戻り着替えをしてチェックアウトの準備をしてフロントに行くと、駅まで車で送ってくれるというがなんとなくあさの城崎温泉を歩きたくてその旨を伝えると、駅前の観光センターまで荷物を届けてくれるというので御願いする。
正に至れり尽くせりの宿であった。

また機会があったら松葉蟹の季節に是非行きたい旅館である。


【2009年11月】

やっと700軒目のレビューになりました。

朝6時50分東京発の「のぞみ」に乗って、一路姫路に向かい【姫路城】が来年春から改修工事で全容が見られなくなる前に写真を撮り、姫路から特急で憧れの【城崎温泉】の西村屋に11月7日連泊したため画像数が多くて申し訳ありません。
の松葉蟹の解禁にあわせ、外湯巡りもしたくて今回は連泊しました。

※連泊したため画像数が多くて申し訳ありません。

実は【城崎温泉】は名前は知っていたが、以前【天橋立】に行ったとき、城崎行きの電車とバスがあって、ネットで調べると風情のある温泉街で一度は行ってみたくて、ワイフの友人が泊まって進められたお宿のここ西村屋に予約を入れて行ってみました。

温泉街は川沿いに風情がある雰囲気で、山形の【銀山温泉】の様にお宿が並んでいます。
その中で創業150年のここ西村屋は木造2階建てで、温泉街でも特に風情がある宿である。
ここ【城崎温泉】は、【滋賀直哉】の【城の崎にて】で紹介され、与謝野晶子他文豪がこよなく愛した温泉街である。

ここ西村屋も大隈重信等歴代総理も泊まった由緒ある宿の一つである。
趣から行ったら広島厳島の岩惣に似ているかもしれない。

宿に着き、先ずは宿の湯につかり旅の疲れを取って、18時から夕食が始まる。

【初日の夕食の献立】
食前酒 金木厪黒酢割り
前菜 馬上杯 秋の山吹合え湿地茸、万願寺豆腐、小切り茄子、焼栗、秋刀魚献珍、柿サーモン    寿司、丹波黒豆、辛子蓮根
椀物 焼き穴子、百合根蕪蒸し 美味旨出し餡掛
御造里 地物朝市 白えび、鯛、つぶ貝、もんごう烏賊
箸休 紅かに湯葉サラダ添え
焼肴 甘鯛丹波焼き
止肴 蒸鮑柔煮 赤蒟蒻、海老芋添え
お食事 こうのとり御飯新米釜飯
お椀 赤出汁汁
香物 三種盛
水菓子 無花果、洋梨、柿、石榴
料理長 高橋悦信

予想以上のお料理の数々で、特にここ【城崎温泉】は室町時代にコウノトリが傷を癒していた温泉として開湯下歴史があり、地元の【こうのとり米】は目の前で釜飯で炊かれこれが実に旨い。
料理長の高橋氏が余りに達筆で読み取れない自分がちょっとな避けなくなりました。
明日の蟹会席が取っても楽しみになり、【城崎温泉】の外湯巡り3っ箇所を回る。

翌日の朝食は、朝粥から始まり、真鰈の一夜干を炭火で炙って食するなど料理長の技がまたさえる。

【二日目の夕食の献立】
食前酒 季節のお酒
前菜 柚子合 菊菜向酢和え
    海老芋、牛蒡スモークサーモン 鮑蕪酢づけ
酢肴 松葉蟹浜茹
椀物 焼茄子饅頭玉地蒸し
御造里 活かに刺身、鯛
焼き物 活かに炭火焼き
     但馬牛ロース一口ステーキ
口直 柚子アイス
合鍋 かに摘に入り鍋
止肴 鰤照り焼きサラダ仕立
お食事 こうのとり御飯新米釜飯(松茸御飯)
お椀 鯛のあらの赤出汁
水菓子 メロン 柿 無花果 キウィイ
料理長 高橋 悦信 

驚きましたの一言。
和倉温泉、あわら温泉とズワイガニ(地域によって越前蟹、松葉蟹)と食べ歩きましたが、ここ【津居山漁港】も松葉蟹は本当に美味しかった。
ふっくらとした身が実に旨い。
今回は茹で蟹、刺身、焼き蟹と頂いたがこれほど美味しい蟹に出合ったのには正に興奮してしまった。
焼き蟹は仲居さんが部屋で炭火で焼いてくれる。
その表情がいつもの可愛らしい愛想のある顔から真剣な顔となって、その責任度は立派なものである。
茹で蟹に味噌も旨かったが、焼き蟹の味噌は絶品である。

途中でお腹一杯となり、炊き上がった松茸御飯はおにぎりにしてもらい、食後は外湯7巡りに出かける。
さすがに、この日から松葉蟹が解禁とあって、【城崎温泉】の温泉街は人で一杯。

3日目の朝食は一変して、はたはたの一夜干、朝粥も紫蘇の実に変わり、さすがに連泊したのでメニューが一変。
さすがに老舗旅館。
お客の嗜好を考えてくれている。
牡丹海老の鍋も美味しくて、下手な旅館の夕食並みに料理が朝から出てくる。

ここは姉妹館に西村屋招月庭があり、送迎の車で送ってくれるが、さすがに大箱旅館。
お風呂はミストサウナとかあって、お風呂を楽しむには立派だが風情を楽しみながら料理を味わうならここ西村屋本館がお勧めである。

部屋担当の仲居さんの対応も非常によく、なししろお料理が美味しい。

ちなみに今回は普通の部屋に連泊したが、11月6日は通常の会席料理で30,600円、11月7日は松葉蟹解禁で料理が変わり今回は蟹会席で42,150円。
一泊2食の料金でこのほか飲み物代とかが加わる。

また次回蟹の季節になったときはちょっと東京から遠いが、是非訪れたいそんな宿でした。

  • 【】
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

かよう亭 (加賀市その他 / 料理旅館、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2011/11訪問 2011/11/23

「日本一の朝食」を求めて『かよう亭』へ

【2011年霜月(11月)】

今朝丁度ニュースでレディカガが流れタイミングよく毎年来るDMがありました。
レディ加賀は加賀温泉郷の若女将と芸者さんとかを撮影したもので、中々良くできていてアクセス数が多いそうです。

http://www.yoseyama.jp/blog/2011/11/lady-kaga.html

是非一度クリックしてみてください。


【2009年霜月(11月)】

一枚のDMがきました。
今年の2月の泊まったお宿からです。
ズワイガニが解禁となったので、ご案内でした。

先日津居山漁港で水揚げされた【松葉蟹】を食べたばかりである。

蟹料理3品付 特選会席(シャンパン付き) 54,750円
極上ズワイ蟹付 特選会席(シャンパン付き)60,000円
(2009年11月7日~2010年2月28日)

さすがに一流旅館ですね。

ところで山中温泉は石川県と福井県との県境。
はたして【越前蟹】なのか【加能蟹】なのかふと悩んでしまう。

2月に泊まったときは、2泊目に福井県三国漁港の近くの芦原温泉で「越前蟹」を食べる予定だったので通常の会席料理をお願いしまいましたが、ここの美味しいお料理の数々から考えると、非常に興味をそそられるものであった。
また道場六三郎氏の幼馴染のご主人とお会いしたくなりました。


2009年2月

2005年11月13日 ... 「日本一の朝食」。直木賞作家の高橋治氏が「かよう亭」の朝食のことをそのように称したそうだ?

※先にお断りします。
小生の文章表現をはるかに越えるお宿だったので、画像数が多くて申し訳ありません。

さて「日本一の朝食」が食べたくて加賀温泉の山中温泉のかよう亭に行ってきました。

実はJR東日本の「大人の休日倶楽部」(50歳以上が対象です)が年に4回ほど北は函館、西は福井まで三日間新幹線、特急をのり放題で12,000円を利用していってきました。

朝7時発の上越新幹線で越後湯沢乗換えでほくほく線経由で北陸本線を金沢まで。
金沢で乗り換え加賀温泉駅から路線バスで30分。
山中温泉バスターミナルに12時半に到着。
5時間半の旅である。

バスターミナルからは歩いて3分程の距離だが支配人がバスターミナルまでお迎えに来てくれている。
実はいつも利用するJTBにおおよその時間を言っただであったが、このお迎えが無ければおそらくうろうろしたかもしれない。

何故かというと宿には看板が一切ない。

正に奥座敷・離れといった感じの宿である。

以前は大箱の旅館だったらしいがお上が目が届かないという理由で、今の1万坪の敷地に10室だけに作り直したとか。

ここ山中温泉は道場六三郎氏の故郷。
温泉街には氏がプロデユースした汁物も時間で販売されている。
正に道場の温泉街でもある。

実は後で聞いた話だが、ここのご主人と道場は幼馴染とのこと。
三日前にも宿に来ていたとか。

先ずは夕食
「日本一の朝食の宿」では有名だが、夕食に関しては誰もそのことに対して触れてなかったので実はあまり期待はしていなかったというのが本音である。

ここはその日によって旬の素材を使った料理をお客に出しているとのことで、献立表は無い。

ウエルカムドリンクは自家製梅酒。

先付け
鱈の漬物
蕗木茸蒟蒻人参うすあげ白和え

前菜
海鼠酢
小粕鰊
白魚紅白煮
クリームチーズ粕漬け
枡大根菜花大豆胡麻豆腐

吸い物
鶯仕立て金目鯛白玉色紙蕪黒胡椒

造り
平政、甘海老

しのぎ
いぶり唐寿美 かぶら大根飯蒸し

焼き物
鰆西京焼き 半熟玉子 はじかみ

焚き合わせ
鯛あら炊き 牛蒡針生姜木の芽

箸休め
大根寿司

合肴 蟹の具足煮

酢の物
プチベール 梅貝 刻み酢取り茗荷

ご飯
焼きおにぎり茶漬け

香の物
白菜 沢庵 胡瓜 茄子

果物
豆乳杏仁

(仲居さんの計らいで翌朝板長が特別に書いてくれました)

どれも美味しいお料理で今まで何度もあちこちの宿で頂いた料理を超えて、地産地消のお料理は非の打ち所がない。

普通刺身は必ず鮪が入るものだが、平政と甘海老でくくったところはさすが。

枡大根は良く炊いた大根を枡の形に切り抜いて器としたとことには正に感動。

〆の焼きおにぎりの茶漬けは、すっぽんの煮汁で炊き上げた塩昆布が絶妙に合う。

さすがに道場氏がふるさとに帰ったときには、ここをおとづれる宿であることが伺える。

実は3日後にはイタリアとフランスの大使館員がおとづれるとか。


翌日の「日本一の朝食」に出会う

氷豆腐、自家製塩辛、自然薯、漬物から始まり、はたはたの一夜干と焼き油揚げは炭火で仲居さんが焼いてくれる。

湯豆腐の湯葉のでは絶品。

岩のりは正に炭火で保温しているのでぱりぱりの状態で食べられる。

焼きたての卵焼きは地場の玉子を使いゆげがたって供される。

ご飯も地場のもの。

正に地元の食材を十二分に知り尽くした料理は、間違いなく「日本一の朝食」といっても決して過言ではない。

ご主人は夜10時過ぎに温泉の按配を確認の意味で風呂に入るとのことで、丁度小生と風呂で遭遇。

なんとも気さくなご主人で、風呂の中でお料理の話とか色々話たが、翌日朝何箇所かある火鉢と囲炉裏に墨を入れているとき仲居さんに昨日はお客さんと裸の付き合いをしたと自慢げに言ってたとか?
小生のことである・・・

女将もどっしり構えた風格がある方である。

ご主人は、正に気取らない素敵な方である。

実は宿に着いた日の昼に蕎麦屋を紹介してもらったが、予想以上に酷かったので仲居さんにその旨を伝えると、翌日時間があればすぐ先の福井県との県境におろし蕎麦の美味しいお店があるので、ご一緒したい旨を伝えられるが、翌日は永平寺に行きたかったのでと断ると、翌日芦原温泉に行くというと、この近辺では2番目に美味しい蕎麦屋を教えてくれる。

帰りは支配人がバスターミナルまで送ってくれるといゆうが、電話が長引いていたところ歩いてもすぐなのでというとご主人が現れ、なんとターミナルまで運転して送ってくれる。

料理も申し分のない。
サービスも今まで味わったことがない素晴らしいもの。
宿も素敵。
非の付け所がない宿であるが、唯一つ夕食のときの料理と料理との間合いがいまいち気になったので★4.5としたが、普通で行けば間違いなく★5の宿である。

また是非お邪魔したい宿が増えて嬉しい。


サービス:部屋係の女性も実に気がきく。
ただ夕食の際、サービスの一環になるであろう夕食の料理の出る間合いはあまりよくない。
設備:TVはアナログ、デジタル、BSデジタル対応
お風呂:大浴場は男女2箇所(内1箇所は露天付きで夜中の3時時に入れ替え)24時間入浴可
その他貸切露天風呂1箇所(予約をすれば無料で1時間)
お湯は38度から39度に自然に温度を落とし長時間入っていられるので、特に神経痛、五十肩には効能があるそうである。
共に源泉かけ流し。
料金:これだけのお料理と接待を受けて1泊4万円でした。

  • 【2011年霜月(11月)】今年も蟹コースのご案内が来ました
  • 2009年11月 かにコースのDM
  • 2009年2月 以後夕の膳 先付け

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3位

手打うどん すみた (赤羽岩淵、赤羽、志茂 / うどん、天ぷら、おでん)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2009/05訪問 2009/05/20

本場讃岐を越える饂飩が食べられるお店

以前十条にお店があった時は、呑んでから行ったので残念ながら饂飩が売り切れになってしまって、僕にとっては幻の饂飩屋。

最近赤羽に移転したとの情報を得て、早々お邪魔することに。

赤羽駅東口を出て、商店街を抜けて左折した人通りのない通りに面したところにひっそりとお店をがあります。
歩いて約10分ぐらいはありますか。

以前は十条商店街にあったが、新店はちょっと不便だが美味しい饂飩を探究心には関係がない。

ご主人は本場讃岐で修行をして、讃岐饂飩のお店を12年前に東京に開いたとか。

暖簾をくぐりお店に入ると、4人掛けテーブル4卓とカウンター席2席の計18席の比較的こじんまりとした店内である。

19時半、外には待ち客一人居たが、電話で予約あったのですんないと入ることができた。

先ずはビールをお願いし、メニューを見ると焼酎を始めお酒のメニューもそこそこそろっている。
実はここにたどり着く前に、軽く飲んできたので麦酒はコップ一杯でやめて「明るい農村」があったので是をお願いすることに。

お通しの湯葉刺しが出てくる。
是はごくごく普通のものでした。

続いて讃岐のおでん盛り合わせ550円をお願いする。
長めの串に刺さった大根・蒟蒻・玉子・平てんが更に盛られており、酢辛し味噌との相性は中々旨い。

そのうち料理のラストオーダーとなり、ちょっとあせりましたが人数分の饂飩は残してありますよと女将さんに言われ一安心。

〆はやはり饂飩と言うよりすみたの饂飩を食べに来たことを忘れて、おしゃべりとお酒が進んでいたことに気づく。

僕はさっぱりとおろしぶっかけ650円をお願いし、お仲間はかしわざる800円をお願いすることに。

さすがに半透明に透き通った饂飩は腰があり旨い。
しかも長いのにはびっくり。
お隣のかしわを一つ頂いたが、からっと揚がっていてこれまた旨い。

本場讃岐でも何度となく饂飩を食したが、ここの饂飩は本場をしのぐもので食べログで全国3位、東京で1位は納得できる評価であった。

しばらくここの饂飩は通わなければならないなと思いつつお店を後にすることに。

  • お通しの湯葉刺し
  • おでん盛り合わせ
  • 明るい農村

もっと見る

4位

かねます (勝どき、月島、築地 / 立ち飲み、日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2009/08訪問 2009/08/13

居酒屋レビュー100軒目は究極の『かねます』さんで

かねますは以前は晴海通りに面した所にあったが、一時再開発で閉店するうわさがあったが、今は清澄通り側で仮店舗で営業している。
再開発のビルも大分出来上がり、向かいのビルのように新しいビルにテナントとして入る予定だとか。

丁度居酒屋レビューが100軒目となるので、ここしかないなと思い久しぶりにかねますさんの縄のれんをくぐることに。

16時オープンのお店。
16時2分にお店に入ると何とすでに先客は8人いる。

ここはカウンターのみの究極の立ち飲み屋である。
メニューは800円から2,000円までとちょっと高めだが、その対価に見合った料理がいただける。

先ずは、YEBISUの黒生をお願いする。

ここで今日はお休みの月島の行きつけのバーのマスターとばったり出会うことに。
下町は結構狭いものである。

さていつも達筆な黒板のメニュー。
この日はメガネを忘れてしまい、達筆すぎてよく見えない・・・

とりあえず定番メニューの生海栗牛肉巻き2,000円。
口の中で解けてしまう食感がたまりません。

コハダ酢1,800円。
コハダとあるが今が旬の真子。
酢で軽く洗っただけの漬具合でうまいの一言。
(あまりの美味しさに食べ終わってから写真を撮るのを忘れてしまいました)

鮑 
掲げているメニューには無かったですが、やわらかく酒蒸しされた鮑のやわらかさは絶品。

鱧の湯引き1,500円。
見事に骨切りされた鱧に梅肉の相性は最高。

途中からサントリー角のハイボールに切り替える。
この時点で店内は満員となるが、さすがにお客も心得たもの。
30分ぐらいで切り上げる方が多いので、入れ代わりがある。
この辺がここのすばらしいところ。

最後に穴子焼き1,500円をお願いする。
した焼きした穴子を強火の網で一気に焼き上げる。
穴子丸々1本は絶妙なツメがかけられふっくらと焼きあがった穴子に良く合う。

摘みの値段は、一見安くは無いが値段以上の料理が味わえる。
二人でまたはカップルでお邪魔すると、色々なお料理が味わえるのでいいかもしれない。

皆さん最後に「土瓶蒸し」をお願いしていたが、なるほど作っているところを見ると大振りな松茸が土瓶の中に投入されている。
次回は是非食べてみたい一品。

久しぶりに至福のときがすごせた。


尚、13日から18日まで夏休みでお店はお休みです。

  • YEBISU黒生
  • 海栗牛肉まき
  • 鮑

もっと見る

5位

山のホテル 夢想園 (由布院 / 旅館・民宿)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2009/06訪問 2009/06/14

由布岳を望む露天風呂と絶品の料理とサービス

丁度九州の旅が600レビューとぶつかり、レビューが前後してしまうが今回の旅で一番気に入ったところを書くことに。
実は今回の旅で泊まった旅館は、秘湯でびっくりした美味しい料理に出会った地獄温泉清風荘(食べログでは曲水庵)、サービスが素晴らしかった雲仙の東園、女性に優しい黒川温泉の山みず木、夜中に火災報知機がなってたたき起こされた天草の竜宮
その中でベテラン仲居さんが多い中、やはり可愛らしい部屋つきの小顔の小西真奈美似の若い仲居さんが担当してくれた印象が強くここを記念レビューとしました。

九州の旅の七泊目は由布院へ。
九州は出張で以前はよく行ったが、由布院へ行くのは勿論始めてである。

前泊の「黒川温泉」から高速バスで由布院駅すぐ近くの、由布院バスターミナルにバスが到着して、駅の案内所に荷物を預け旅館まで荷物を運んでもらえるサービスを利用して町の散策を。

由布院の街中を2時間ぐらい散策して、旅館に電話をいれ送迎をお願いする。

由布院駅から車で10分ぐらい離れた南由布院に近いところに宿はある。

宿に着くとフロントは、ロッジ風の趣がある。
係りの仲居さんに、お部屋は離れの「弘法亭」の「十六夜(いざよい)」に案内される。
年季の入った仲居さんが多い中、ベテランに混じって一生懸命な若い仲居さんは、何故かすがすがしい気分になる。

お部屋は、メインの12畳和室と6畳次の間、そしてやはり6畳の洋室があり応接セットがあり実にゆっくりとできる空間である。
部屋つきのお風呂は勿論温泉。

先日泊まった、黒川温泉は温泉お越しと言うか村おこしで、湯めぐりが楽しめるが何故か21時までなので宿に泊まったお客は落ち着かない。
やはりゆっくり風呂に入りたい。
由布院はその点たちより客は15時までなので、宿泊客がゆっくり風呂を味わえるところがいい。

まして女性に優しい宿で、女性客を意識しているのか、露天風呂も女性の方が広いし多い。
また家族連れにも優しく、4ヶ所ありしかも無料。
貸しきり温泉ベット料金が大半の中実にお客本位の宿である。

先ずは一風呂浴びて、部屋でくつろいでいると、部屋には珈琲メーカーとコーヒーミルがあり、しかも珈琲カップにもこだわっていて、ゆっくりと珈琲を頂きながら夕食を待つ。

夕食は部屋食で

先付け:アボガド豆腐・穴子煮凍り・茗荷寿司・梅素麺・空豆博多
椀:・湯葉・自然薯芋
向付:旬の魚
焼き物:鮎蓼味噌焼き・マンゴグラタン・はじかみ
蓋物:冷やし煮物・稲庭饂飩・オクラ・茗荷
慶鉢:和牛ステーキ・玉葱・エシャロット
合肴・黒豚のしゃぶしゃぶ鍋
追肴:壱花米と獅子唐揚げおろし
汁物:蛽汁
果物:季節のもの(西瓜・キウィ他)
夜にオレンジ、メロン・パイナップルが別途運ばれてくる

あまりの達筆なので読めない字がありました。
メニューをご参照ください。

夕食は特に黒豚のしゃぶしゃぶと和牛のステーキが美味しかったのと、今回のたびの中やっと味噌汁らしいし味噌汁で出会えた。
赤出汁で何かほっとする。
鮎は蓼酢で頂くことが多いが、ここでは蓼味噌とちょっと変わっている。
料理はどれ一つ好きのない一品であった。
食事のデザートを頂いた後、部屋の布団を引いてもらった後フルーツが出るところも心憎い。

朝一番で大露天風呂に行き一風呂浴びるが残念ながら由布岳は雲の中。
それでも広々としたお風呂で体一杯手足を伸ばすと実に気持ちが良い。

朝食は食事処「胡桃屋」で

湯豆腐・温泉玉子・鮭・地元のどんこの煮物・ホウレン草のおひたし・自家製大分牛の佃煮・自家製柚子味噌・烏賊・トマトのバジルソース掛け他数種・ご飯・味噌汁・香の物

ゆったりとした空間で、朝から美味しいお料理を頂、特に自家製の大分牛のそぼろと柚子味噌がご飯が進む一品です。

久しぶりにゆっくりくつろげる時間を過ごせた宿であった。

《お部屋》12畳の和室と6畳次の間があり家族連れでも十分泊まれ、その他応接セットがある洋間がありゆっくりくつろげる空間。
そして温泉の出るお部屋つきの風呂あり。
《お風呂》内湯・由布岳を眺めてはいる大露天風呂は圧巻・無料の家族風呂4ヶ所。
11:00~15:00までは700円で立ち寄り湯が出来る。
《設備》TV(アナログ放送のみでチャンネル数が少ないのが残念)、ドリップ式の珈琲メーカーがありコーヒー豆をドリップでひいていただく本格派。珈琲カップが素敵である。
《アメニティー》剃刀ほかタオルは風呂ににもあるので使い放題。

  • 夜の献立
  • 夕食はお部屋で 先付け
  • 先付けアップ

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6位

地獄温泉青風荘 (阿蘇下田城 / 料理旅館、郷土料理、鍋)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2011/05訪問 2011/06/04

南阿蘇の中腹の秘湯の宿で頂くフレンチは絶品

【2011年5月】

※再訪により画像を追加しました。

2度以上宿泊した旅館は数少ない。
修善寺jの柳生の庄、城崎温泉の西村屋本館そして江東区の借り上げ寮の箱根湯本富士屋ホテルと数少ない中、九州に行ったらここは必ず寄りたいと今回はネットで予約。
ネットで予約すると割引があり尚チェックインがスムーズで宿帳の記載もいらないのが便利である。
2年ぶりの清風荘である。

実は2年前にこちらにお邪魔したとき、山の中の秘湯でフレンチは無いだろうと思い、地獄鍋で夕食をいただいたが山間のまして湯治のある宿ではとっても美味しかったので、今回はオーナーシェフの河津 誠氏の作り出すフレンチの調べを味わいたく予約しました。

信じられないのは前回泊まった時は路線バスがあったが今回はバスも配線となり、下田温泉駅から乗り合いタクシーに代わっていた。
ほとんどのお客さんは車で訪れるせいか、これはいつまでも変わらずにいてほしい秘湯の宿である。

先ずは露天風呂に入り夕食の時間を待つことに。

食事処は本館フロントの反対側の和室の宴会場を改装した食事処で頂く。
シゾートホテルだと、一度着替えなければならないが、ここは秘湯。
浴衣に素足でしかも畳張りの部屋でとっても快適である。
肩ひじ張らずにいただくフレンチは最高である。

ムニュ メールドナージュ
食前酒(日本酒のシャンパン)
アミューズ
鱒のスモークのフルボリテ キャビア添え
ほうれん草のポタージュ
阿蘇白川の鱒のミ キュイ ソース ベアルネーゼ レジェ
グラニテ
阿蘇の鹿肉のソテー ローズマリー風味
フロマージ
季節のデザート
バケット
エスプレッソ

-Mer de SEIFU-SOUー
Makoto Kawatsu

やはり今回フレンチにして正解。
お料理はさることお酒も安い。
ワインは一番安いフルボトルで1,260円。
飲みきれなかった分は部屋まで届けてくれました。

そして最後に出たシェフが作った苺のミルフィーユがとっても印象的。
この日は平日だったのでフレンチは2組だけであったが、先客が帰ってゆっくりしているとオーナーシェフがわざわざ挨拶に出てきてくれる。
前回お邪魔したのも宿泊カードで調べたのかとっても気持ちの良い応対である。

朝食は前回同様離れの曲水庵でバイキングスタイル。
地の野菜たっぷりのお料理が並ぶ中、席の真名川回るように水路があり盥に乗って玉子と海苔が運ばれてくる。

ここの玉子は東京でスーパーで買ってくる玉子と違い殻が固く黄身が濃い。
何か子供の子と食べた玉子のようである。

今回6泊7日の旅であったが山間のこちらの旅館が最高のお料理と接待を受けました。

また九州に行った際は是非寄りたいお宿の一つになりました。

その他相対評価
◎宿泊内容 1泊2食
◎料金 1泊2食 円    アルコールその他込 円
◎食事
  夕食 食事場所 部屋食 ●食事処
     雰囲気  ●優 良 普通 不可(本館フロント左手の和室で頂く)
     味   ● 美味しい まずまず 普通 これはいかん
     料理の説明 ●優 良 可 不可 
  朝食 食事場所 部屋食 ●食事処
     雰囲気  優 ●良 普通 不可
     味    ●美味しい まずまず 普通 これはいかん
     料理の説明 優 良 可 不可(朝食はバイキング)
◎お部屋 ●和室 洋室 和洋室
  広さ 広い 普通 ●狭い 
  清掃 優 ●良 可 不可
  雰囲気 優 ●良 可 不可
  冷蔵庫 有料 ●中身は無く持込み用に利用
◎風呂
  大浴場 ●内湯 ●露天風呂(男女それぞれ5か所あり) サウナ その他()
  大きさ ●大きい 普通 貧弱
  家族風呂 ●有 無    無料 ●有料
  景観  優 ●良 普通 不可
  清掃  優 ●良 可 不可
  環境  ●まめにチェックされていて良い 普通 全くほったらかし
  刺青お断りの表示 ●ある 無  
◎館内
  フロント  優 ●良 可 不可 その他()
  廊下・階段 優 ●良 可 不可 その他()
  
◎フロントの対応 優 ●良 普通 可 不可 その他()
◎客室係の対応  優 良 ●普通 可 不可 その他()
◎TV  地アナ ●地デジ ●BS CS その他()
    モニターの大きさ 大 ●中 小


【2009年6月】

以前、BSフジの「秘湯ロマン」を見て、泥湯で有名な阿蘇の秘湯の地獄温泉 清風荘が紹介され九州に行った時は是非行ってみたかった旅館である。
http://www.tv-asahi.co.jp/hitou/

旅の5泊目は念願かなってここ地獄温泉 清風荘に泊まることに。

さすがに秘湯。
「熊本駅」からJRで「立野駅」で南阿蘇鉄道に乗り換え「下田城温泉駅」から路線バスで20分。
1日にこのバスが3本しかない。
正に山間の秘湯である。
「地獄温泉」バス亭で降りてここから歩いて5分くらいで宿が見えてくる。

玄関には「秘湯を守る会」の大きな提灯が。
http://www.hitou.or.jp/

ここは元々湯治客中心の本館(一般に宿泊もある)と宿泊客のための別館とがあって、敷地一杯に建物が建っている。

先ずは一休みして、お風呂に入ることに。
お風呂は男女別の内湯と各露天風呂が2箇所と家族湯が2箇所と半露天風呂と混浴の泥湯(すずめの湯・写真を撮ったがおじさんの裸の後姿が入ってしまったので掲載を断念)がある。
しかしTVに出た後入浴客が泥を持ち帰ってしまい、長年にわたって温泉エキスを十分に吸った泥は跡形もなくなってしまったそうである。
よって今では泥湯と言う言葉を使っていないとか。
心無いお客に自慢の泥が持っていかれるとは、なんとも嘆かわしいことである。

それでも温泉は乳白色で、いかにも効能がありそうである。

部屋の戻り夕食時間。

夕食のは地獄鍋。
内容は猪鍋と鴨と鹿肉と野菜の焼き物。
是にご飯と味噌汁香の物が付く。
先ずは焼酎を共に鍋を突っつくことに。
猪鍋は肉も柔らかく中々美味い。
また鹿肉にも舌鼓。
焼酎が進む。

こんな山間の宿だが素朴で結構美味しくいただけた。
びっくりしたのはフレンチもあるそうだ。

夕食後再度泥湯にいくと若いカップルが入っていてちょっと目のやり場に困ってしまった。
この泥湯がJRのポスターに載って各駅に貼られたそうだ。
何故か携帯会社のワンちゃんとそっくりなワンコが一緒に写っている。

朝は阿蘇山経由で黒川温泉に向かうため、ひと風呂浴びて朝食会場の「曲水庵」へ。
山菜と山の幸たっぷりなバッフェスタイル。
何かほっとする朝食であった。

お湯良し食事も美味しい秘湯等の宿であった。

  • 【20月11年】オーナーシェフの河津誠氏(掲載承諾済み)
  • テーブルセット
  • 先ずは白ワインで

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7位

東園 (雲仙市その他 / 料理旅館)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2009/06訪問 2009/06/17

何かほっとするお宿でした

旅の二日目の宿は雲仙温泉。

長崎観光をおえ、長崎駅から諫早駅まで列車で移動して、ここから路線バス約1時間半、雲仙温泉を目指す。

バス停を降り、宿に連絡をし送迎の車をお願いする。
バス停からも歩いて7分ちょっとのところに今日の宿東園に到着。

広いロビーでチェックインしてベテランの仲居さんに部屋まで案内される。
部屋はゆったりとしていて窓の外は「おしどりの池」が眼下に広がる。
夕方にこの池の山に夕日が沈む姿は見事である。

先ずはお風呂でゆっくりと旅の垢を落とすことに。
お風呂場は広くゆったりしたところがいい。

部屋に戻ると夕食は部屋食。
実は夕日を見るため夕食は19時からにお願いしてあった。

本日のお献立

島原半島味自慢

《食前酒》 あずまえん梅酒
《先 付》 手作りうすい豆腐
《座付吸》 はも吸 冬瓜入り
《造里身》 鯛・バチ鮪・車海老
《八 寸》 サーモン笹寿司・人参新丈・酢とり蓮根・野菜とんぶり和え・烏賊鳴門・枇杷玉子
《小 鉢》 帆立洋風蒸し
《煮 物》 野菜炊き合わせ(インゲン豆・人参・茄子・里芋・蛸)
《洋 皿》 伊勢海老のムース・白身魚のムニエル・サザエブルーギニオン)
《替り鉢》 長崎牛ポン酢
《酢の物》 がんば
《留 椀》 赤だし汁・ご飯・香の物・寒ざらしあんみつ

夕食は温かいものは温かく冷たいものは冷たく基本ですが忠実に守られていた。
特に宿で出される刺身で車海老は珍しい。
有明海は車海老の産地でもあるが甘くてとっても美味しい。
若干会席崩しの料理だが唸るものだらけである。
驚いたのは焼酎が安いこと。
1合400円台で飲めるのが嬉しい。
さすがに焼酎のふるさと九州だと実感する。

夕食後また風呂に行き、寝しなにまた風呂に入りゆっくりと眠ることができた。

何故か旅先では朝目が覚めるのは何故だろう。
5時半頃目が覚め、何かボヤとしながらソファーに腰掛け窓の外の朝もやの「おしどりの池」を見ながらお茶を飲み朝風呂に。

今日はこの後フェリーで対岸の熊本県の天草に行くため朝食は7時にお願いしてあった。
部屋に戻ると、すでに布団が上げられていて、ほうじ茶と梅干が待っている。

朝食は、地のものがふんだんに使われ特に味噌汁が各自コンロで暖めるスタイルは面白い。
もう一工夫あればもっと面白い。

サービス良し、風呂良し、料理良し由の旅館であった。

《お部屋》12畳の和室と6畳次の間があり家族連れでも十分泊まれ、その他応接セットがある洋間がありゆっくりくつろげる空間。
《お風呂》男女それぞれ内湯と檜風呂があり半露天風呂と3つのお風呂が楽しめる。
《設備》TV(地デジBS)
《アメニティー》剃刀ほかバスタオルはお風呂に持っていくスタイルで普通のタオルは風呂にあり使い放題。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

焼き鳥 丈参 (人形町、浜町、東日本橋 / 焼き鳥)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2011/12訪問 2012/01/11

静かに親方の焼く焼き鳥を食す

【2011年師走(12月)】

※再訪により画像を追加しました。
前のレビューを見ると何と3年ぶりのの再訪である。


実は会社と個人の会計をおまかせしている税理士の先生と二人きりの忘年会。
いつも飲むときは自分のお気に入りのお店にご案内している。

会計データー更新もあり、さてどこにしようかと迷ったあげく今回はこちら丈参を思い出しいここ丈参に予約を入れると意外と取れたのにはびっくり。

実は先生が30分ぐらい遅れてしまって、電話をして予約時間を送れることを告げたがご主人は快く受け入れたのがうれしかった。

予約時間30分遅れでタクシーで到着。

何か3年ぶりだけどご主人がおぼいていた見たい。
前お邪魔した時は髪の毛長かったのにと思いながら、カウンター席に腰をおrす。

飲み物はまずビールで乾杯。
焼鳥はおまかせ10本コース2、520円をお願いすることに。

先ずは
野菜スティックと大根おろしが供される。
メス鳥のテール(ボンジリ)
ハラミ
背きも(心臓)
そり(腿の付け根)

と続く。
流石にご主人の焼き鳥は絶妙な焼き加減である。
先生も大満足。

ここで紫尾の露という芋焼酎をロックでお願いする。

続いて、さえづり(食道)、ズッキーニ、砂肝、腿の中心が出てくる。

焼酎を酔楽人(芋焼酎)に切り替える。
この焼酎も初めてだか美味い。
流石ご主人は鶏にも焼酎にもこだわっているなと感じる一時である。

続いて出たのがきんちゃく(ホルモン)、ふりそで(手羽前)。
焼酎も最後の松露に切り替え至福の時間を二人で過ごせました。

余談ですが
1.人形町にBAR少ないですね。
 食べログで調べたがないので結局新橋までタクシーで。
2.何組か前回もそうですが予約もせずに来る方、わかりません。


2008.12.06

三ヶ月ぶり二度目の訪問。

運よく前日の予約で滑り込むことができた。
人形町は土曜日は静かだが、ここはいつも満員。
飛び込みでやはりお客が着たが、それは無理な話である。
当日予約の電話が入っているが、20時以降との返答。

前回は始めてお邪魔したのでコースとアラカルトをお願いしたが、今日は前回コース以外の焼き鳥をお願いすることにとする。

「プレミアムモルツ」で先ずはのどを潤して。

先ずはやはり外せない「白きものたたき」を、なんとも言えず軽く炙った白肝は口の中でとろける。
白髪葱との相性も抜群である一品。

続いて「みさき」(雄鳥のテール部分)はなんともいえない歯ごたえが絶品。
「つくね」も小ぶりながらその主張は中々のものである。

煮込みは鳥の部位と人参、牛蒡を白味噌仕立てで炊き込んだ絶品の一品。

ここで大将お勧めの秋田の辛口「六ニ舟」(吟醸酒)に切り替えることに。

「ソリレス」は腿の付け根、適度な歯ごたえがいい。

口直しに「プチトマト」と「やまいも」をお願いする。

そして「赤肝」(レバー)はレアで供されこれまた美味い。

やはり〆は「ちょうちん」で。

無口だが見事な仕事をする親方の手さばきを見ながら食する焼き鳥は見事なものである。


2008.09.07

人形町の外れにひっそりと看板を上げている焼き鳥屋がある。
人形町から甘酒横町を明治座に向かい、道路の真ん中に緑地を作ったまるで仙台の定禅寺通りのような浜町緑道を左折し、ハンバーガで有名なブラザースを超え久松警察署のある、金座通りの手前にお店はあります。
以前より気になっていたお店のひとつで、今回事前の予約が取れお邪魔することに。

17時半オープンのお店で、5分過ぎにお邪魔したところ一番乗りとなる。

店内は焼き場を囲んでカウンター14席のお店。
裏に調理場があり、親方が焼き場担当で、お弟子さんが飲み物と調理担当。
焼き場からは大きなダクトが煙を見事に吸い取って外に出している。
BGMは無く、口かづが少ない親方との1本勝負のような雰囲気である。
かといって決して重苦しい雰囲気ではない。

まずはプレミアムモルトをお願いし、お通しは大根おろしにうずらの卵と人参・大根・胡瓜の野菜スティックが出てくる。

お料理は焼き鳥の他にご飯物もそろっている。
焼鳥各種 1本 210円~
白レバーのたたき(限定) 840円
ささみの土佐酢和え 715円
丈参のサラダ 840円
酉モツ煮込み 735円
東京鶏飯 777円
親子丼 735円
佐賀の香味海苔のお茶漬け 680円
とあったが、初めてなのでコースをお願いすることに。
コースは7本1,785円と10本2,520円の2種類あり、7本コースに追加をお願いすることに。

一軒口数が少なくで無表情の親方でしたが、「嫌いな部位はありませんか?」と笑顔で効いてくれたのに心が和む。

7本コースはまずは、 そろばん(首肉)が出てくる。
塩味でさっぱりといただける。
次は、おたふく(胸腺)。
前に行ったお店では頬肉であったが、お店によって呼び名が色々あるのがまた面白い。
これも塩で出てくる。心地よい食感が美味い。
次は、背肝タレで供される。
タレは部位によって使い分けている。
この辺のきめ細かさは他店では見たことが無い。
口直しに、金針菜(百合根のつぼみ)。
きんちゃく(ホルモン)は塩で。
油が乗っていてこれも美味い。
続いて、おび(腿肉の中心)。
〆は、ふりそで(手羽先の付け根)塩焼きで山葵がついている。
これは締めでもさっぱりいただける。

焼き鳥自体は小ぶりだがいい下ごしらいがされており、各部位ごとが非常にうまい。

お店もいつの間にかカップルと家族連れで一杯に。
予約の電話も入り、予約なしのお客さんも何組か来るが丁重に断っている。
土曜日なのにさすがである。

追加で白肝のたたきとちょうちんをお願いする。
白肝のたたきは2本の白肝を軽くあぶって、白髪ねぎと共に供される。
レアな感じが実にいい1品である。

ちょうちんは2個付で、口の中にぱっつと広がる。

最初はご飯物をと思っていたが、すでにお腹は一杯。

また癖になって通ってしまうお店が増えてしまったそんな予感を残しお店を後にする。

  • 【2011年師走(12月)】野菜スティック
  • ビールで乾杯(画像がぼけてしまいすいません)
  • おまかせでお願いしました。メス鳥のテール

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9位

アクアリウム at ALFRED DUNHILL (銀座一丁目、銀座、有楽町 / バー、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2009/01訪問 2009/01/05

昼から飲める穴場的バー

銀座2丁目の銀座通り(中央通)に2007年12月1日オープンのアルフレド・ダンヒル銀座本店の2階と3階にできたバーとラウンジ。

アルフレッド・ダンヒルの店内に入りすぐの階段を上がると2階が銀座通りを見下ろしながらお酒が楽しめるバーラウンジ。
3階がティーラウンジ。

今回は3階のティーラウンジにお邪魔することに。
店内は書棚をモチーフにした壁紙や、昔のダンヒルの皮のコートとかがガラスケースの中に飾られている。
また暖炉には15インチの液晶テレビに暖炉に火が付いているかのごとくビデオが流れている。
さすがにダンヒルのお店の中のラウンジである。

店内は三が日の銀座。
ダンヒルはメンズショップなのに、セレブマダムで一杯。
窓側は勿論入り口近くの二人席と奥の席しかなかったので、奥のダンヒルの皮のコートが飾られた席に座ることに。

ソフトドリンク類は900円とちょっと高いが、アルコール類はプレミアムモルツが800円。
マッキャランの10年が1,000円なのでさほど高くはない。
またお邪魔したのが箱根駅伝の応援の後だったので14時ごろで、軽いランチもあるみたいである。

雰囲気も良いし、サービスも良い。
2階のバーと3階のティーラウンジはメニューが同じとのことで、次回は昼から2階のバーで銀座通りを見ながらグラスを傾けたい。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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