WingKnightsさんのマイ★ベストレストラン 2009

日々是好食

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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テイクアウト専門店などの紹介や評価がもっと気軽にできるようになると嬉しい。

マイ★ベストレストラン

1位

龍口酒家 本店 (幡ケ谷、笹塚、代々木上原 / 中華料理、中華麺(その他)、飲茶・点心)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2009/03訪問 2009/03/06

蒲田から幡ヶ谷へ: 龍口酒家

2009/03/06
うーむ。龍口酒家のレヴューを書く日が来るとは思わなかった。
多くは語るまい。既に他の方々が蘊蓄を述べられているし。
思い起こせば蒲田時代からの付き合いだから20年を超す。
サービスは必要条件を満たしてはいるけれど十分条件を満たしているかと言えば、ちょっと厳しいかな。客を甘やかしてくれるようなサービスは存在しない。そういうのを求める人は、そういうところへ行けばいい。

実は龍口酒家のフリークエント・カスタマにはキャリアウーマンが多いような気がする。仕事帰りに一人でフラッと立寄り、キープしてある紹興酒を飲りつつ、何品か食べて、サッと帰っていく。背筋がピンと伸びた素敵な方々を良く見かけるのだ。

ちなみに今回はデザートを含めて13品。いくらなんでも食べ過ぎだし。どう考えても値段の張りそうな皿もいくつかあったし。紹興酒は3本もボトルで飲んでいるし。あれこれを考えると、この値段では申し訳ないような気がする。

ちなみにオーナーシェフの石橋さんの嗜好の関係で、お酢がメインに出てくる料理は、前菜の「蕪の甘酢漬け」以外には存在しない(はず)。「お酢が嫌いだからさぁ、酢豚とか頼まれても困っちゃうんだよネ(石橋さん談)」とのこと。

さらに蛇足。本店には料理のメニューは無い。当日の食材を使って、食べたことの無いような料理の数々が勝手に出てくるはずである。お腹がいっぱいになったら、ストップをかけるシステムなのだ。最後の締めには、里麺か炒飯が良いだろう。
# そもそも炒飯が普通に食べることができるなんて、蒲田時代から考えると驚愕だ

  • 鶏焼きと蕪の甘酢漬け
  • 帆立貝と浜ボウフウ炒め
  • アスパラガス炒め蟹あんかけ
  • 生食できる白魚とふわふわ玉子

    13

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2位

地鶏 あんどう (柏 / 鳥料理、居酒屋、郷土料理(その他))

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2009/04訪問 2008/10/27

「もも焼き」は鉄板中の鉄板:地鶏あんどう

2008/10/24
宮崎県知事の東国原さんの影響もあってか、地鶏を焼いた料理が何かと話題ではある。話題ではあるが、ここ地鶏 あんどうはブームなんてものの前からずっと千葉県は柏市で営業している銘店だ。特にマスコミに取り上げられることもないけれど、こと「もも焼き」においては鉄板中の鉄板であり、他の追随を許さない。まぁあくまでも個人的な意見だけれども、賛同する人は多いはず。

料理・味で星5つなのには訳があって、都内在住の私がこの店に限ってはわざわざ柏に出かける意味を見いだせるから、という単純なものだ。そのくらい旨い。

絶対に頼むべきものは、「もも焼き」「鶏のソーセージ」「チキン南蛮」の三種類。あとはお刺身なり、つくねなり、メニューを見て気に入ったものをお好みでどうぞ。

「もも焼き」が他店と全く異なるのは歯ごたえというか噛みごたえ。正直な話、日頃から柔らかいものがメインな現代人にとっては苦痛ではないかと思えるくらいの超弾力。歯の悪い人は覚悟が必要。入れ歯の人は・・・ごめんなさい、かな。想像を超える感触であることは間違いない。こればかりはいくら説明しようとも難しいので、まずは食べてみていただきたい。そうそう。火が通っていないと思われる部分もあるかも知れないけれど、気にすることは無い。レアで食べても安心だから。

これと対極にあるのが「チキン南蛮」であり、この柔らかさは何?と思わせるくらい柔らかいのだ。もうひたすらに、ただただ優しい。暴力的なまでの弾力がある「もも焼き」と食べ比べると、もう、驚くしか無い。

さらに「鶏のソーセージ」。プリップリのソーセージを噛んだ瞬間、口の中に鶏のミンチ肉がばらばらとはじけ飛ぶ。これは目新しい。というか、こんなホロホロした食感のソーセージはこれまで食べたことが無い。すんげーのよ。まぢで。

ここまで読んで、この店を訪れようと心惹かれた方へ、ひとつだけアドバイスしておくと、「絶対に予約したほうがいい」。例え一人であろうと。二人連れであろうと。「人数が少ないから、入れるだろう」などと言う甘い考えは捨てたほうが安全。そのくらい常連でにぎわっている店なのだ。なに、電話一本かけるだけなのだ。それで、この「もも焼き」「鶏のソーセージ」「チキン南蛮」が味わえるなら安いものでしょう。

そうそう。「もも焼き」はお土産もできるから、ぜひ頼んで欲しい。一晩たって冷たくなった「もも焼き」は油を敷かずにただフライパンで暖めれば、おいしく頂ける。お試しあれ。

  • メニュー裏
  • メニュー表
  • もも焼き
  • 鶏のソーセージ

    6

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3位

8 1/2 (緑が丘、奥沢、自由が丘 / 洋食、オムライス、ソフトクリーム)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/01訪問 2009/02/20

マダムの存在が際立つパリのビストロ風洋食

2009/01/06
今度は、蟹クリームコロッケとハヤシライスを頂いた。
相変わらず、マダムのサービスは気持ちよいし、今度は席がコンロ前という絶好のポジションだったので、シェフの調理姿を堪能させて頂けたのが嬉しい。プロが凛々しく手際よく(つか、まぁ当たり前の事を当たり前に行うだけなんだが)調理する姿というのは見ていて本当に気持ちよい。
クリームコロッケは、口に入れた瞬間、「蟹だらけ」という表現以外思い当たらない状態になる。好みにもよるけれど、個人的にはもう少し緩いベシャメルソースでなおかつ蟹も少なくても良いかも。なんだろう?ジャガイモなんて使っていないと思われるのだけれど、ポテトコロッケ特有のホクホク感みたいなものが漂っていたりする。
ハヤシライスは気持ち甘め。これも好きずきなんだろうなぁ。どちらかと言うとトマト味が勝っている感じなのだけれど、デミグラスソースがもっと効いているほうが好きだな、私は。
次回は子羊のロティとかビーフシチューとか、そっち方面を試してみよう。

2008/11/06
胃袋仲間の「ひろ84」さんに紹介していただいた8 1/2へようやく行ってきた。
http://u.tabelog.com/00020115/

私自身はパリではタイユヴァンとル・サンクにしか行ったことが無いが、亡き母親に言わせると「パリの街でミシュランの三ツ星に行くのは一生に一度で(庶民には)じゅうぶん。それよりも近所のビストロに毎日通う方がよほどエスプリに満ちている」とのこと。「フランスは偉大な農業国で田舎だから、パリにも各地方の料理しか作らない、そういう地方料理のお店がいっぱいあるから、そういうお店に通いつめるのも楽しい」そうな。そして、そういう店には例外無く、元気のよいマダムがいて、常連さんや一見さんの区別なく、朗らかに会話を持ちかけてくる、と。

前置きが長くなったけど、ここは、そういうお店なんだろうな。殆ど無言でひたすら料理を、「全身全霊を込めて(という表現以外思いつかない)」作り続けるご主人と、料理以外を一手に引き受け、まるで放蕩息子が10年ぶりに帰宅したように客をもてなしてくれるマダム。この対比は、ここ以外ではたぶん絶対に味わえない。この雰囲気が苦手な人、許せない人もいるかも知れないけれど、そういう人は違う店に行けばいいし、文句なんて言わなくていいし、ただ黙って通り過ぎてくれればそれでいい。放っておいてくれよ、お願いだから。


さて。食したのはメンチカツとオムライス。特筆すべきはこちらのご主人の調理技術の高さ。積み重ねた年月だけが生み出せる熟達の手際。正直、こちらと同じような「ふっくらスタイル(c)マダム」なメンチカツは初めて。今回はお腹の具合を考えてあえてご飯もパンも頼まなかった。相方の頼んだオムライスをヘルプしなければならなかったため。でも・・・。
ナイフを入れた瞬間に溢れ出す肉汁。皿の上に広がる肉汁。あぁ勿体ない。チェッ。ライスかパンがあれば、デミグラスソースと一緒に二倍楽しめたのに。お行儀は悪いけれど、ライスをデミグラスソースにブチまけて和えて食べるも良し、パンでデミグラスソースを拭っても良いと思う。あぁ勿体ない。
オムライスは、まさに正調、これぞオムライス。正しいチキンライスを正しく調理された卵が包み込む。絵的にも美しい分量のケチャップがマダムの手によりかけられて皿の上、オムライスは完成する。今回は相方の希望でケチャップだったけど、デミグラスソースも美味しいと思う。

最後にどうしても食べたかったコーヒーゼリー。マダムが「お二人で分けるんでしょ?だったらソフトクリームは多いほうが嬉しいわね」とオマケしてくださった。苦みの強いコーヒーゼリーと甘みを抑えたソフトクリームのコンビネーションは絶妙だ。これだけを楽しみにここへ通ってしまいたくなるくらい美味しい。

・・・こういうお店が近所にあったら、どんなに楽しいことだろう。毎日、いや一日おき、いや週に一度でも良いかな。ランチを食べに決まった日の決まった時間に訪れて、マダムと挨拶を交わし、おもむろに「おすすめで」と注文。出されたものを黙々と味わいつつ食べて、腹具合を考えて、ソフトクリームを食べたり、コーヒーゼリーを食べたり、コーヒーを飲んだり。満ち足りた時間を過ごして、「御馳走さま」と言って帰る。そんな日々を過ごしたいものだ。

  • 蟹クリームコロッケ
  • ハヤシライス
  • コーヒーゼリー
  • メンチカツ

    8

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4位

キッチンひまわり 直火網焼きハンバーグ&グリル (千歳船橋、祖師ケ谷大蔵、用賀 / 弁当、ハンバーグ、洋食・欧風料理(その他))

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2009/10訪問 2009/10/20

直火網焼きの真価が味わえる店「キッチンひまわり」

前々から世田谷通りを砧のサミットに行く途中に見かけるキッチンひまわりが気になっていた。気になっていたのだけれど、世田谷通り沿いだし、クルマを路上駐車できるような余裕もそれほどあるわけじゃないし。「気になるなぁ」「旨いぜオーラが出まくっている気がする」と呟きつつ、通過するばかりだった。

つい先日、サミット砧店へ所用で赴いた折、「あ、歩いてごく近所にあるじゃん」と思いつき、キッチンひまわりを訪問した次第。思いついて、良かった良かった。

まず最初に、ここはテイクアウト専門店。まぁ弁当を誂えて、店内の椅子で食べることも物理的には不可能じゃないし、お店の人も許してくれるとは思うけれど、基本的には持ち帰ることが前提。
次に、ソースが8種類ある。デミグラス、レモン醤油、ガーリック、ねぎ塩、てりやき、てりやきマヨネーズ、マスタードマヨネーズ、オニオンジンジャー。このうち、デミグラス、ガーリック、てりやきマヨネーズ、マスタードマヨネーズは試したけれど、残りはまだ試してない。お気に入りは「てりやきマヨネーズ」と「ガーリック」だけれど、「デミグラス」や「マスタードマヨネーズ」も美味しい。
更に、ここは直火網焼きで調理する。要するにアメリカン・スタイルなグリル料理だ。店内には牛肉100%(文字通り、つなぎもタマネギも入っていない)のステーキハンバーグ(この店はハンバーグとは言わないらしい)を焼く香ばしい食欲をそそる匂いに包まれている。直火グリルでチキンも焼いてくれるのだけれど、ハンバーグにしろチキンにしろ、それなりに焼き時間は必要だから、すぐに食べたい人には向かない。でも、待つ価値は絶対にある。

弁当は、ご飯が白米と麦飯と選べる。大盛りも頼める。だからして量に関して文句はまず出ない(と、思う)。ただ直火焼きされている、いないに関わらずメインのおかずは美味しいので、自然とご飯が大量消費される点が要注意。
だいたい、お肉の類いはグリルで程よく焼かれた状態で、マズイということはまず無い食材だ。しかも焼かれた肉にかけるソースは自分で選んだ好みのもので、ソース自体も美味しいのだから、この組み合わせで不味くなるわけがない。
ステーキハンバーグに関しては、(試したことは無いけれど)焼き具合を注文できると思うので、お店のデフォルトであるミディアムに近い焼き具合よりは、レアに近い焼き具合で頼んだほうが私の好みに近いと思う。でも、きっちりと火を通した肉の旨さは、店のデフォルトの焼き具合で充分に表現されている。香ばしい匂いと牛肉100%のハンバーグにガーリックソースが好みだ。
グリル・ド・チキンはチキン好きにはたまらないだろう。鶏のもも肉が中まできっちりと火が通りつつ、柔らかくジューシーに焼かれているのだ。こちらのソースはてりやきマヨネーズがおすすめ。ちょい甘めのソースが鶏には合う。

もう思い出しただけでも涎が止まらない。歩いて5分以内にこの店があれば、週一で必ず頼んでいるだろうことは確実だ。

  • 牛肉100%直火網焼きステーキハンバーグ弁当
  • ステーキハンバーグのアップ
  • ジャンボハンバーグ(テリヤキマヨネーズ・ソース)
  • グリル・ド・チキン弁当

    10

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5位

松波ラーメン店 (松陰神社前、若林、世田谷 / ラーメン、つけ麺、担々麺)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 2.0
    • | 雰囲気 2.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 2.0
    • | 雰囲気 2.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2010/07訪問 2010/07/09

滋味に富む地味な旨さ:松波ラーメン店

2010/07/02
久しぶりに再訪。相方が支那そばを、私はツケ麺を頼んだ。ツケ麺は相変わらず。ちょい酸味の効いた濃い目のスープ。変化があったのが支那そば。まずスープだけれど、もともと醤油があまり全面に出ていなかったけれど、さらに奥に引っ込んだ感じ。塩ベースに醤油風味というほうが正しいかも。こういうスープ、今は流行りじゃないのか殆ど見ないけれど、これだったら毎日でも飽きずに食べることができそう。チャーシューもちょっと変わったかな。これはこれで美味しいな。

2010/02/07
日曜日に再訪。評価は大幅に変更させてもらいました。誠に申し訳ないけれど、たぶん日曜日には二度と行かないと思う。休日営業に調理人の家族がお店に遊びに来ることは珍しくないだろうし、手が足りないようだから手伝うこともあると思う。しかし幼児が厨房に入るのは勘弁してください。

2009/05/21
再訪。今回はツケ麺に挑戦。やはり日々、味付けは変化しているらしい。他の方のレポートではツケ麺のタレ(スープ?)の酸味を指摘されていたのがあったのだけれど、私には感じられなかった。支那ソバのスープも味わいが増していたし、これからも精進は続くのだろう。
そうそう、ランチ時にはサービスで炊き込みご飯がオプションで付けられるようになっていた。しかも無料。
テーブル席とカウンター席に違いを発見。カウンター席には、電動の胡椒挽きが置いてある。やはり挽き立ての胡椒は香りが一段といいよね。電動の胡椒挽き、欲しくなっちゃいました。

2009/05/07
再訪。今度は、わんたん麺とチャーシュー麺。ここのチャーシューは煮豚ではなく焼き豚だと思う。ほんのり香る八角の匂い。あまり得意じゃないけど、このくらいの匂いだったらいいな。
前回に比べるとスープの旨みが増している気がする。思わずスープを飲み干してしまったけれど、その後、喉が渇くこともなく、美味いスープだった。

2009/04/28
最近オープンした松陰神社のラーメン屋さん松波ラーメン店へお昼を食べに行ってきた。以前、同じ場所で飲み屋がやっていたと思ったけど、代替わりしたらしい。

注文したのは、支那ソバとワンタン麺だったのだけれど、出てきたのは支那ソバと担々麺だった。一瞬、驚いたけれど、考えてみれば「タンタンメン」と「ワンタンメン」は口語では似ていて紛らわしいわけで、間違えたとしても仕方ない。
5秒ほど考えて、担々麺にも興味があったことだし、そのまま食べることにした。クレームをつけてワンタン麺を作ってもらうことも不可能じゃないけど、また時間がかかるし、だいいち出てきた担々麺が美しく、美味しそうだったのだ。
一緒に行ったカミサンは、間違えて出てきたことに、ちょっと不満そうだったけど。

担々麺は同じ松陰神社にある五指山に比べると、全く辛くないと言って良いほど、辛さが抑えられている。それなりにラー油のオレンジは全面に広がっているのだけれど、五指山の凶悪かつ本格的な中国山椒の辛さを味わった身としては、辛くないと言ってもおかしくないくらい上品な味付け。ゴマペーストのコクが全体を包んでいて、辛さに弱い人でも楽しめる担々麺だと思う。麺はストレートな細麺だけれど、この麺に合わせてか、シナチクも細い。麺と一緒に食べてもあまり違和感もなく、食感の違いを楽しめる。付け合わせの青菜はシャキシャキした歯ごたえが嬉しい。ふむ。食感をかなり大事にしているのかな?

支那ソバは、塩が主体な醤油味。こちらも麺はストレートな細麺。鶏と豚が主体のあっさり系(豚骨系では無い)だけれど、きっちりとダシの旨さは出ていて、最後の一滴までスープを飲み干せる。アッサリ味が好みでは無い人は、テーブルに用意されている揚げニンニクと揚げネギをバサバサ入れると良い。

担々麺を1/3ほど食べたところで厨房に立っていた歳若きご主人が横にやってきて、「ご注文、ワンタン麺でしたね、申し訳ありませんでした。宜しければ作り直します」と仰ったが、もう食べているし、「担々麺も興味があったから」と断った。
すると、ちょっとしてから、別に「ワンタン皿」登場。「お詫びの印です。どうぞ」と。ワンタン食べたかったので、もう遠慮もなく、ありがたく頂いた。

支那ソバ自体は似ていないけれど、ワンタンそのものは三軒茶屋の茂木に近いかも知れない。大きさはちょっと小ぶりだけど。でもワンタンのツルツル感、具の肉の旨さ、上に載せられているキザミねぎのシャクシャク感。このコンビネーションはかなり美味しい。

魚介をメインに出した「魚介パンチ」のような飛び道具があるわけでもなく、豚骨のガツン感があるわけでもなく、全体にこぢんまりとしたアッサリ系なので、ここ松波ラーメン店が急激に大ブレイクしたりするとは、ちょっと考えにくい。
でも、「好きか嫌いか?」と問われたならば、躊躇い無く「好き」と答える。オープンしたばかりなので、これから味も変化していくのかも知れない。けれど歳若き店主が垣間見せる挟持が惹き付ける。それは大きな鍋で泳がすように麺を茹で、平笊できっちりと湯きりをする姿であったり、丼の中にキレイに麺が整えられている姿だったり。こういう拘りを持っているお店であれば、これからもずっと通いたいと思うのだ。

  • 若林方面から見た外観
  • 松陰神社方面から見た外観
  • メニュー表面
  • メニュー裏面

    15

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6位

タージマハール (新橋、御成門、内幸町 / インド料理、インドカレー)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2009/07訪問 2009/02/14

タージマハール 新橋店

2009/02/13
追記:
月代わりメニューでチキンハッサンがあるのだけれど、現時点ではこれがイチオシ。チキンムガールもチキンハッサンもムルギーも美味しいけど。
個人的にはチキンハッサンをドンブリ飯の上に載せた「チキンハッサン丼」があれば二日に一度食べたいくらい好きだ。
ちなみにカレーは辛口以外はオススメしないです。つか、蓮沼駅そばの頃は辛口以外無かったような記憶があるけれど、これってば記憶違いかなぁ。

さらに追記:
特に更新していなかったけれど、2007年の1月以来、およそ2ヶ月に一度くらいのペースで通っていたりするのは内緒。

2007/01/09
元々は今を去ること16,7年前、梅屋敷居住時代に週一くらいのペースで中毒患者の如く通っていたお店。その後、蒲田のガード下へ移転したと風の噂に聞いていたが行く機会を失っていたのだが、先日、店主が亡くなったとの話を知り、吃驚していた。同時にご子息が新橋で当時の味を守っていると知り、訪問した次第。

お店自体の詳しい情報は「カレーブ」に詳しく紹介されているので、そちらを参照してもうらうと幸せになれるかも。
http://curry.smori.com/database/taj_mahal_shimbashi.php

で、本当に久しぶりに食べたので、実はとってもドキドキしていた。何しろ中毒患者のように食べまくっていたのは大昔のことだし、歳月の流れは記憶を美化すると言うし、気の置けない友人と一緒だとは言っても、それぞれカレーにはうるさい人でもあるし。

店に入るなり、懐かしい香りが。迷わず頼んだのは、本日のセットとして外にディスプレイされていたムルギー。カレーブの紹介に従って、辛口で注文(蓮沼時代は味の選択なんてできなかったような記憶がある)。

やってきたのは店外にディスプレイされていたまんま。テーブル上に置かれていたドレッシングを付け合せのサラダにかけて一口。「あぁぁ、この味、この味だよ」と、唸る私。
気を落ち着かせてカレーを見ると、さらさらのスープのようなカレーにジャガイモがふた切れ浮かんでいる。「あぁ、これも昔のまんまだ」と、感慨ひとしおな私を尻目に、友人たちは早くもカレーを口にしたり、ムルギー(チキン)を食べたりしている。

肝心のお味だけれど、記憶の彼方にある「それ」と寸分違わぬ味。ちょっと塩気が強いかなと思わせるスープ状のカレーには、スパイスがビンビンに効いていて、当時日本風のカレーしか知らなかった頃に、カルチャーショックを受けたのと同じ感動を味わわせてくれた。ムルギーもスパイスたっぷりだけど、やわらかくジューシーに焼き上げられていて満足。

・・・へへへ。これは虎ノ門や新橋方面へ出かけるたびに、ちょくちょく訪れるようになる予感。

  • タージマハール 概観
  • タージマハール ランチセットのムルギー
  • 12月の限定メニュー

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7位

韓国家庭料理 ソウル (大井町、下神明、鮫洲 / 韓国料理)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2009/10訪問 2009/10/31

辛いけど美味い: ソウル

200910/30
ビビン冷麺が忘れられずに再訪。今回はブルコギ丼(メニューのままの表記)も頼んだ。
ブルコギ丼は、おいしいけれど、まぁ、これは他でも食べることができる味。
やっぱり、辛いけど、甘くて、辛くて、酸っぱいけれどビビン冷麺。極上の旨さ。他では味わえない。
相席になった人が味噌チゲ定食を食べていた。韓国の豆味噌の匂いはちょっとキツイ。旨そうだったけど。
次回は、石焼きビビンバも頼もう。激熱だろうな、ジュージューいってたし。それとやっぱりビビン冷麺。

2009/08/30
しんどくて中身の濃いセミナーのためにほぼ一週間通った大井町での昼食。最終日のお昼はソウルへ。

ここは韓国系の人たちが常用する町場の食堂という、そんな感じのスタンスのお店。事実、来店している方たちも、そちら系の人が多い。

ランチメニューを見て、「おっ」と思って頼んだのはビビン冷麺。冷麺はありふれていてもビビン冷麺がラインアップされている店はまだまだ少ないんだよね。

突き出しなんだろう、着席後ほどなく提供されたのは薄いメンチカツなんだかハムカツらしきもの。その正体は、イカのメンチカツみたいな奴。これ、美味かったなぁ。下手味の極地みたいな味。

頼んだビビン冷麺。別添えで酸味のビンビン効いたスープが添えられていて、「冷麺にかけて良く混ぜてから食べて」と言われた。へぇ、こういうスタイルって初めて。言われた通りにして、よくよくかき混ぜる。そして徐に口へ。甘い・酸っぱい・辛いが徐々に口の中に広がり、渾然一体。こういう複雑な味って韓国料理の特徴なのだろう。良くも悪くも日本料理にはここまでの複雑なハーモニーはなく、もっとシンプル。韓国料理が散文詩であるならば、日本料理は俳句なのかな。そぎ落とした末にあるものが日本料理の真髄だとすれば、韓国料理は組み合わせ、ハーモニーの妙だ。

辛さは結構クる。本場ならもっと遠慮会釈無く辛いのだろうから、これでも手加減されているのだとは思うけれど、頭の地肌に汗がじわじわ染み出してくる辛さ。カーッと辛さがきて、徐々に引いてはいくのだけれど、それでもジワジワ後に残る辛さ。うん。美味いぞ。

テーブル上にはカクテキが取り放題。ビビン冷麺の辛さになれてくると、カクテキが甘く感じるのが不思議。

同行した友人は、ビビンバや味噌チゲを食べていたけれど、どちらもおいしかったとのこと。味噌チゲは味噌が濃厚で、ご飯もチゲも激熱。ビビンバはその量の多さに横から見ていて、ちょっと引いた。いつも大盛りを頼む友人が、「大盛りにしなくて正解だった」と言ったほどの量。

次回はプルコギ丼とか食べてみたいな。きっとおいしいのだろう。

  • ビビン冷麺
  • ブルコギ丼
  • ビビン冷麺

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8位

バーボン (上町、世田谷、宮の坂 / 洋食、ハンバーグ、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/08訪問 2008/12/05

All you need is... バーボン

2007/04/30
バーボンライスには禁断症状があると思う。牛・豚・鶏という三種類の肉が入ったヤキメシには独特の香ばしさと後を引くうまさがある。
もうひとつ。オリジナルライスも試してみた。ハンバーグを小さく切ってご飯の上に乗せ、独特のソースというかタレというかアンがかかっているのだけれど、これもヤヴァイ。うまいんですよ。ちなみにどちらもドリンク付き。
(今度、お持ち帰り用の器持参で行ってみよう)

2006/11/30
今度はハンバーグ(オリジナルソース)でノックアウト。細かく切ったハンバーグをデミグラスソースとケチャップと玉子で和えてあるという複合技。とろとろの玉子ってのは反則気味に美味い!
あとはハマってしまったバーボンライス。炒飯というよりもヤキメシ。うまい。相変わらず大量なんだけど、食えるのが不思議。
めでたく食べ終わって店を出て、一息つくと、動くのも億劫なくらいお腹がパンパンでした。

2006/10/15
前回、食べなかったハンバーグを食べるべく、再挑戦。
きっちりと美味しかった。
・・・だけれども、一緒に頼んだチキンのバーボン風にノックアウト。これ、旨いっす。
相変わらずテーブルはキレイに拭かれまくっているし、料理は美味しいし、これじゃ開店と同時に客でいっぱいになるのも当然ですね。

2006/09/16
前々からずーっと気になっていたお店、バーボンにようやく行ってきた。お散歩の途中で前を通りかかる度に、「旨そうな匂いがするなぁ」と、ほとほと感じ入っていたのだが、その予感は裏切られなかった。

世田谷線沿線で、「ガッツリ系」のお食事どころとしては、三軒茶屋のアレックス柴多、なかでも柴多はお櫃でご飯が供されたりして、人気の高いところだと思うが、ここバーボンは新たに発見した「ガッツリ系」もっと言えば「ガツン系」とでも呼びたいお店だ。

本日の昼食に相方と頂いたのは、スパゲティ・ベースでハンバーグが乗せてあるバーボンランチ(カニソース)と、牛・豚・鳥がもれなく入っている肉一杯のバーボンライス。どちらも量はてんこ盛りで、正直、女性であれば一皿を二人でシェアしても満腹感が味わえると思われる分量で供される。

土曜日だったためか、女主人と思われる人がサービス担当でキビキビと立ち働いていたのだが、テーブルの清掃などを見ていて、思わず感動してしまった。最近では四角いテーブルを丸く拭くような人が多いのだけれど、この方はテーブルの上をきちんと拭いているばかりではなく、テーブルの縁や裏側までも、きっちりと拭いていてくれた。これは素晴らしい。

ちょっと古びたテーブルや椅子の内装だが、前述したようにきっちりと清掃されているため、脂ぎったような感じは一切ない。テーブル表面のニスが部分的に剥げていたりするところもあるのだけれど、これも毎日毎日、きちんと拭き続けた挙句、ニスが剥げたことが一目瞭然。このきちんと拭き掃除されている感は、近年稀にみる気持ちよさだ。

肝心のお料理だが、バーボンランチのカニ風味のほうは、エビチリ風のソースで合えてあるという、未だかつて体験したことの無い味。なのだけれど、不思議に旨い。相当なボリュームなのだけれど、後を引く味で、ついつい食べ進んでしまう。乗せてあるハンバーグが出色の出来で、アメリカ風の「肉の旨み」というものをストレートに感じさせてくれる、そんなハンバーグだった。これは次回、是非、ハンバーグを単品で食べてみなければ。

お肉一杯のバーボンライスのほうは、ガーリック味がベース。ステーキ屋さんが供するガーリックライスを少しだけアッサリ味に仕立てて、そこに牛や豚、鳥などがいい感じに焼かれたものが具沢山に入っている。これ、旨いです。カリカリに焼かれている鳥皮付きの鶏肉の旨さ。牛の旨み。豚の脂のおいしさ、これらが渾然一体となって、炒飯になっている。


次回は、このバーボンライスとハンバーグを頼んで、相方とシェアしようかと企んでいる。きっと旨いに違いない。

  • バーボン 外観
  • バーボン バーボンランチ
  • バーボン バーボンライス
  • バーボン ハンバーグ(デミグラスソース)

    9

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9位

築地そばアカデミー (築地、新富町、東銀座 / そば)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2009/04訪問 2015/07/14

職業訓練校(?)で頂く至極真っ当なそば:築地そばアカデミー

2009/04/10
築地は本願寺の裏にひっそりと、築地そばアカデミーは存在する。本来はプロの蕎麦打ちを養成するための職業訓練校なのだが、日を限ってランチを提供している。ランチ営業については以下のリンクを参照して、訪れる前に確認したほうが良い。
http://tsukijisoba.com/

ランチに足繁く通っている人であっても、ここで宴席を設けることができることは知らない人が多いと思われる。決して声高に喧伝しているわけでは無いからだ。だが興味のある方はぜひ電話なりメールなりで相談してみることをおすすめする。

校長である井上師は科学的なアプローチでそば打ちを明快に教授する。その一端はYouTubeの動画で見ることも可能だ。
http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=築地そば&aq=f

個人的にとても気に入っているのは「そばマルガリータ」。初夏から夏にかけての冷たいそばは、これにトドメをさす。日本全国に広まってくれて、街場の蕎麦屋で普通に食すことができるようになれば良いのだが。
ついでに書けば、ここで提供されるラタトゥイユは絶品。油でギトギトの煮詰まった感じのする凡百のシロモノとは一線を画し、まさに新鮮な野菜の味わいを堪能できる。

もともとが教室であり雰囲気については、とやかく言うまい。器と料理のコンポジションを楽しむべきであって、それらが供される空間についてはできれば無視していただきたい。そばそのものの旨さ、麺線の確かさ、そして辛汁、甘汁の美味しさ。値段以上の喜びが得られるはずである。

  • 突き出し:キャロットケーキ
  • 桜えびとカリカリ野菜そば
  • 桜えびとカリカリ野菜そば
  • そばカルボナーラ

    12

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10位

オステリア・ボーノ (池尻大橋、駒場東大前 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2009/02訪問 2007/12/28

オステリア・ボーノ

2007/11/05
相変わらずだけれど、私にとってのマイ・フェイヴァリットなイタリア料理店であるオステリア・ボーノに出かけてきた。
いつ行っても気軽に気取らない雰囲気の美味しい料理がいただけるのが嬉しい。味も変わらず美味しいし、サービスの質も変貌したりしていない。無茶苦茶はやっているわけではないだろうけれど、固定客に支えられ、地域に根ざした地道なお店、そういう感じだ。
毎度毎度、思うことだけれど、イタリア料理店でありながら、供されるフランスパンのバゲットの旨さに驚かされる。それもきちんと熱が加えられ、表面がパリパリの状態でテーブルに出されることにも。このバゲットにバターをたっぷりつけて、ラザニアと一緒にいただくのは、ちょっとやめられない。

2006/03/06
池尻大橋駅至近でありながら、意外と人に知られていない穴場、それがオステリア・ボーノである。ごく近所にあるムロ・ルカーノと、このオステリア・ボーノは、どちらもオーナー・シェフの島田氏の店である。
ムロ・ルカーノに関しては以下のリンクが詳しい。
http://www.kupu2.net/mimi/info/muro/rest_top.html

このオステリア・ボーノとの付き合いは、もう10年を越す。単純に味だけをとったら、この店よりも美味いイタリア料理店は、星の数ほどあるかも知れない。それでも、ここの料理は私の舌に合うというか、なんというかホッとできる安心感があるのだ。

お昼のランチは\1,050から。メインのほかにデザートを選択するか、スープ/サラダ/前菜のいずれかを選択する。もっともどのコースを選択しても、オプションとしてコースに含まれていないものは追加が可能。

ここのミネストローネは一般的なもの(賽の目に切ったニンジンや玉葱などが浮かぶタイプ)とは異なり、キャベツなどの葉野菜なども加えられた、もっと家庭的なもの。野菜の旨味がベースとなるブロードに溶け込み、非常に優しい味に仕上がっている。体力が落ちているときや疲れ気味のときに、このミネストローネをいただくと、身体の芯から癒される気がする。

トマトソースの出来が良ければ、イタリア料理の60%は成功したも同然だと言うが、ここのトマトソースを味わうと、まさに至言であると体感できる。ちなみに残りの40%のうち、新鮮な魚介類などの素材が入手できれば30%は確定だそうだ。
このトマトソースの旨さが実感できるのは、パスタなのだが、私の場合にはラザニアが特に舌に合っている。チーズ、ミートソース、トマトソース、ホワイトソースのバランスが良いのだろう。
イタリア料理店なのだが、提供されるフランスパンがいつも美味しいのが嬉しい。このフランスパンを小さくちぎって、(多少お行儀は悪いのだけれど)皿に残ったソースを残らずふき取っていただくのが、また楽しい。

「ケ」と「ハレ」という区別で言えば、ここは「ケ」つまり日常に属するレストランなのだと思う。日常生活のなかで、肩肘張らずに気軽に訪れて、リーズナブルな価格で上質なイタリア料理を味わうことができるのは、実に小さいことだけれど幸せだ。

  • オステリア・ボーノ 外観
  • ランチのスープ ミネストローネ
  • ランチのメイン ラザニア
  • ランチのメイン 海老と茸とペンネのグラタン

    7

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