wt31さんが投稿した鮨 さかい(福岡/天神南)の口コミ詳細

わたろぐ

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鮨 さかい中洲川端、天神南、櫛田神社前/寿司

2

  • 夜の点数:4.7

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.6
  • 昼の点数:4.5

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2020/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

期待のさらに上をいく数々のつまみからスタート、そして至福のにぎりのオンパレード

わたろぐ https://wata-log.net/sushi-sakai/
Instagram https://www.instagram.com/p/B7m7MRwgW9y/

はじめての訪問は昨年だったでしょうか。出張で訪れた博多で一番人気のお寿司屋さんにダメ元で電話をしてみました。ちょうど昼の営業も始められたタイミングだったため、奇跡的に直前での予約をとることができた、ご縁のあるお店・鮨さかいさん。

初訪問時にその完成度、世界観に感動し、いつか再訪したいと思っていたこちら。今回、ご縁をいただき誘っていただく機会に恵まれました。

お店があるのは西中洲の高級なお店がならぶ界隈。モダンなビルの2階に鮨さかいさんは入っています。

エレベーターで2階に上がるとセンスのいい落ち着いた入り口が見えてきます。その手前、足元には控えめな看板が出ています。

お昼の会ながら当然の満席で、遅刻も一切なくお客さんも落ち着いた方ばかり。やはり一流のお店にはそれ相応のマナーが求められますよね。


さぁ期待のおまかせコースのスタートです。大将の丁寧な挨拶のあと、つまみから始まっていきます。

まずは富山産の白海老。一切の臭みを排してあり、ねっとりしながらも後味が非常に上品な一皿です。

つづいては、地元の食材・タコ。こちらはやわらかく煮てあります。やさしいながらも食べ応えは残してあります。

2種盛りは、噴火湾の毛蟹とサンタバーバラのウニです。どちらも当然のように上品かつ嫌な部分がないお味。

白身の王様ともいわれる、呼子のクエのお刺身。そして、唐津のアワビがつづきます。昔はアワビは生の食感が一番と思っていましたが、こういった仕事をされるお店と出会ってからは柔らかい方が好みになってしまいました。ワサビをすこしのせて食べると深い味わいが楽しめます。

こちらがさかいさんで一番人気といっていい肴。とらふぐです。細かく切られた身の上には、旨味あふれる肝が。これを混ぜて食べると至福の時間が訪れます。恐ろしくお酒が進んでしまう一皿。これを楽しみに再訪する人が多いのもうなづけます。最後にはワカメを入れて味わい尽くします。

イカの塩辛。日本酒のアテといっていい肴がつづきます。ただどれも強い塩味などではなく、品のある味付けなのがうれしいのです。

あん肝は、大好きな鮨はしもとさんのあん肝に勝るとも劣らない、最上級のもの。これに添えるのは、ウリの奈良漬というハイセンス。

さらにからすみまで。このからすみも味わい深くて、急いで食べるのがもったいない逸品。

おつまみパートの最後は、白子。ぷっくりと仕上げた白子の下にはシャリがあり、うれしい白子丼のスタイルに。

これらを堪能していると目の前ではにぎりの準備が進んでいました。きれいに並ぶネタの数々に否応なく期待が高まります。

客席がわの期待の眼差しをうけ、にぎりがはじまります。ひとつひとつ丁寧ににぎって差し出してくれるお寿司の数々。

まずはアオリイカ。包丁がきれいにはいっていて、歯触りがとてもやさしい、甘みを感じる一貫。別のところで巨匠がいっていた、「一貫目のイカを食べればだいたい実力がわかる」という言葉を思いだしました。

二貫目はヒラメ。美しいだけでなく、その香りと味も格別です。

つづいてはブリ。言われなければそれとわからないほど、ブリ特有の臭みを感じさせない、トロにすら錯覚するような仕事。

ここでコハダ。ブリの脂感をさっとリセットしてくれつつ、それ自体の味わいもしっかりと感じさせてくれる抜群のタイミングです。

この日のマグロは大間産の延縄。もちろん、あのやま幸さんのマグロです。

まずは、づけ。つけ具合、食感、酸味と非の打ち所がありません。

つづいては背トロ。もちろん筋などまったく感じない、バランスのとれた一貫。

マグロのラストは、はらみトロ。香りの気品が尋常ではありません。そして、後味が爽快な甘み、と最高としかいいようがありません。

生きた車海老を一尾ずつ茹で、熱々の状態の中ものすごいスピードでにぎり上げます。これにより他店舗では味わったことのない温度帯の海老になっていました。

九十九里の煮ハマグリ。カイにありがちなふちの繊維の残る感じがない、肉厚の食感を素直に楽しめる握り。

毛蟹とヒラメの味噌汁。いいタイミングでの味噌汁というのはうれしいものです。

ウニは軍艦ではなく握りスタイルで。シンプルにウニ自体の味を堪能できますよね。

煮穴子。ツメの味わいもふくめて非常に高い水準でフワッとした仕上がり。さすが超一流店と思わされます。

ネギトロ巻き。パリッとした海苔につつまれたのはネギトロ。マグロ3連続の感動がふたたび蘇りつつ、お腹も満たされます。

卵焼きはカステラのような仕立て。芝海老と大和芋が入ってるのが特徴です。

最後にかんぴょう巻き。もちろん美味しいのですが、これを食べているともう終わってしまうなぁという寂しさが募ります。

ぼく自身めずらしいことですが、コースの完成度と高い満足感で一切追加をお願いせずおしまいとしました。

再度うかがっても感動がうすれることなく、むしろ大きくなった鮨さかいさん。この日は洗練されたつまみはもちろん、マグロをはじめとした握りのネタがとにかくすばらしかったです。遠征にはなってしまいますが、福岡空港まで行けばアクセス良好なのも好印象ですよね。

東京の有名店ほど予約困難でもないのでぜひ一度体験してほしい、まちがいなくオススメできるお寿司屋さんです。

2020/01/27 更新

1回目

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2019/01/28 更新

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