『ねずみさんの国で思ったこと』あゆはなさんの日記

あゆはなの食事記録

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家族で浦安方面へ1泊2日の旅行。板橋から浦安までは車を飛ばせば1時間もかからない距離だが、チビたちはお泊りできるという非日常が嬉しくて仕方がないらしく、普段は財布の紐が固すぎて呪文でも唱えないと開かないのではと思っている家内だが、子供には滅法あまく、なぜか年に1回ほどこの企画が続いている。

7歳と2歳の子供にとって、このテーマパークがどのように映っているのかはわからないが、小学生の時に初めてここを訪れた当時の自分は、この世にこんなおとぎ話のような世界があるのかと正直言って思ったぐらいだ。そのくらいあの頃のディズニーランドは他の遊園地(はっきりいってテーマパークという言葉自体もなかったと思われる)のレベルを量・質ともに凌駕する圧倒的存在だったはずである。わが娘たちもそんな気持ちを抱いているのだろうか?

そんなTDRだが、今回訪れてみて思ったこと・・・

1、キャストの質が落ちている・・・ような気がする
私がイメージするTDRのキャストとは絶対に笑顔を絶やさない、キャスト同士の私語厳禁。初めて訪れた時、なんでここにいる人たちはこんなにも楽しそうなのだろうと子供心に感じた記憶がある。それから長い年月が過ぎ、大人になって冷静に観察してみると、中には明らかに不機嫌そうな人、キャスト同士で微妙に仲が良くないそぶりが見受けられる人など、普通の人間模様を垣間見ることができた。人間だから当たり前、そんな光景はどこにでもあるのだが、大人になってしまうと、妙にそういう部分が気にかかるのである。

2、シニア層のキャストが侮れない

特にディズニーシーで感じたことだが、キャストの中に50代~60代のシニアキャストが多かったこと。しかもお客に対する接し方が自然でとても好感が持てた。特に子供に対する扱いが、若いキャストに比べて圧倒的にうまく慣れている。コスチュームも痛々しく見えるかと思ったが、逆にけっこう様になっていた。まさにシニア層のキャストは侮れ難しである。

キャストのことはともかく、自分を含めてゲストの質はじゃあどうなんだと聞かれるとなんとも言えないが、どんな仕事でもそれに対するプライドや自負というのはとても大事で、きっと仕事をする上での原動力でもあるのだなと再認識した。浦安まで行って、こんなことを考えているのは私だけだろうか?
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