魚吉商店さんが投稿した昇(神奈川/藤沢)の口コミ詳細

横浜魚吉商店

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藤沢、石上/居酒屋、日本料理、海鮮

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2013/03 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

昇 藤沢 居酒屋

1
デブばかりの宴会に出た。
デブばかりなので、沢山食うし沢山飲むし沢山ウンコをする。
デブは心臓が悪いので、煙草を吸わない。
だったら、美味しいものがリーズナブルに食べられて、美味しい酒がリーズナブルに飲めて、トイレがあって、禁煙の店が良い。

2
「昇」という。
藤沢は分かりにくい路地をズズズッと言ったところにある。
要は説明出来ないのである。
この店、藤沢の名店「久昇」から独立した方がやっている店で、一字をもらって「昇」か。
全席禁煙が嬉しい。
煙草を吸いながら美味い物を食うやつの神経が信じられん。
17年前は信じていたが。

3
では、突き出し。
ジャガイモ、ワカメと糸蒟蒻の酢の物、鯖の押し寿司だ。
こりゃ、八寸のようでちょいと綺麗だ。
鯖寿司はもっと食いたかった。
と、デブなのでみんながそう言っていた。

4
おから。
「久昇」の名物だ。
ここでも名物だ。
おっ、本店と同じくらい美味いぞ。
当たり前だ。
かつて店主が本店で作っていたのではないか。

5
丸いと食べにくいという。
で、デブNO.3が崩した。
体つき同様、情緒のない奴め。
甘からず塩っぱからずの絶妙の味付けだ。
アミの出汁もいい。
美味いな。
「武蔵屋」のも美味しいが、僕はここのおからが好き。

6
このデブNO.2は、単にデブだけではなく、かなりのアホなのである。
僕は遅れてきたのだが、ずいぶん先に着いていて、ガバガバ良い日本酒を頼んでいる。
しかも、燗にして飲んでいるのだ。
純米吟醸の香りの良いものをである。
店のオネイサンも苦笑いをしながら、「お燗にされるならこちらの方が」と、別の酒をやんわりと勧めたらしい。
しかし、「美味い酒は燗をしても美味い」と頑固にも聞き入れなかったらしい。
馬鹿者。
お前の頑固さが今の体型を作ったようなものなのだ。
深夜のラーメンはやめろと言い続けたのに、頑なに聞き入れなかったではないか。
アホのわがままに応じてくれたこのお店のホスピタリティは高い。
いや、単に、馬鹿を相手にしてもしょうがないと考えたのだろうか。

7
大和芋の磯辺揚げ。
こういう揚げ方が出来るのは、芋の粘着力が強いからだろうか。
美味しい。
僕は煎餅では品川巻が好きだ。
煎餅の平板な味に海苔のアクセントがあると俄然別のものになる。
柿の種もピーナッツ入りがいい。
要は、単品では物足らないのだろうと自らを省みて思う。

8
煮込み塩。
こりゃ絶品。
牛肉も良い部分を使っており、柔らかい。
丁寧な仕事がしてあると雑な僕が言う。

9
さて、恒例の刺身いってみよう。
左上から右に行って下りてくる。
まずはアオリイカ。
肉厚の甘いねっとりとした美味しい烏賊だ。
平目の昆布〆。
鯵のたたきのようになって小鉢に入っている。
昆布の香りと平目の旨みがよいコラボだ。
鰤。
脂が乗っているが身が締まっていて歯ごたえがいい。
こういう鰤を食いたい。
金目鯛。
大好物である。
昔は煮つけでしか食えなかったやつである。
あの時から刺身で食っておけばよかった。
水銀中毒になっていたかも。
〆鯖。
たっぷりの塩で1時間〆て、酢に漬けこんで1時間か。
時々〆鯖が食べたくなる。
そういえば、母親は蕁麻疹が出て以来〆鯖は一切食べなかったなあ。
僕は、〆鯖が原因と思しき蕁麻疹が2度ほど出たが、〆鯖を大量に食い続けて免疫を作り克服した。
その替わり、痛風になったので、良い子は真似をしないように。

10
では、どうぞと。
馬鹿者、まだお燗で飲んでいるではないか。
思い余ったオネイサンに冷の吟醸酒をお願いした。

11
浅利の一口かき揚げ。
僕は揚げ物が好きだ。浅利も好きだ。
必然的に頼むのだ。
天麩羅とフライだったらどちらが好きかと聞かれることがある。
そんなことを聞いてどうするんだと、答えたくもないのだが、アナゴは天麩羅、牡蠣はフライ、海老と烏賊は両方と答える。
魚は天麩羅かと思いきや、鯵はフライが美味い。
貝はフライかと思いきや、浅利や小柱はかき揚げが美味い。
甲殻類とか軟体動物はどちらでもとも思うが、それは当たり。
法則がないことに今更気づいた。

僕は魚介類のフライにソースはかけない。
刺身をソースで食うか?
醤油だろ。

12
鱈と蛤のいしる鍋。
いしるとは、能登半島北に伝わる魚醤である。
しよっつるとかナンプラーの類である。
いしるは、小魚や烏賊のワタなどを塩漬けにして発酵させたものだ。
語源は「いを(魚)じる(汁)」からと言われている。

13
親切にも、デブNO.4によそってもらった。
なんだ、蛤が牡蠣に化けているではないか。
相変わらず気の利かない奴め。
蛤と鱈のいじる鍋だろ。
ネチネチといじってやったが、白子が入っているので寸止めにしておいた。
温まるし、独特の風味があって美味しいぞ。

14
白滝の麹炒め。
何を食べても美味しいし、よく料理が工夫されている。
こいつらもこういうものばかり食べていれば太らんのに。

15
やっと冷が飲めた。
デブNO.3が燗酒に飽きたらしい。
馬鹿者、どうせバカなことをするのなら、最後まで全うせい。
燗酒を阻止できなかった我々にも責任はある。
しかし、なんと一気に6合くらい頼んでいたので、とにかく燗酒を飲み干さねば冷酒に行きつかなかったのだ。

16八丁味噌ピザ。
こりゃ確かに和と伊太利亜のコラボだ。
ピザまで焼くとは。
店主は只者ではない。
伴天連の使いのものか。
ありゃポルトガルか。

17
かに玉ニンニク炒飯。
大好きな蟹と玉子とニンニクが一度で食べられる。
支那の遣いであったか。
実にハラっと炒められている。
〆でハラっとにしては美味すぎてもっと食べたい。

18
何だ。
〆ではなかったではないか。
高菜炒飯。
デブの集団であった。
甘く見ていた。
炒飯と言っても油に薫りがあるわけではなく、和のテイストでさっぱりとしている。

19
〆ではなかったではないか。
浅利雑炊。
炒飯と比べればカロリーは低い。
と、自らを納得させる。

20
やっぱり貝は良い出汁が出るなあ。
美味い。
玉子もトロトロで実に美味い。
完璧に2軒目はないな。

21
香味野菜の山葵和えがおかずだ。
雑炊のとろみと柔らか味。
そして、凛とした山葵の辛味。

この店、実にいい。
美味しい。
煙草臭くない。
店の方の対応も実に丁寧で感じが良い。
帰りには、店主の方が出口にまで見送ってくれた。
こんなアホでデブの集団にも優しい。
満足でした。

何が、〆だ。
この後、大船の寿司屋でまた酒を飲んで寿司をつまんでしもた。

ちなみに僕はそんなにはデブではない。

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2013/03/16 更新

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