はちもぐさんのマイ★ベストレストラン 2016

昼だけしか味わえない、とっておきの場所があるのだと
連れてきてもらったのが最近話題の天空レストラン「横浜モノリス」

店内に入って先ず目を惹くのが、眼下に広がる息をのむほどの絶景！
ここまで横浜を独り占めできる空間を私は他に知りません

席間もゆったりと取られており
窓際でなくても充分ベイビューを楽しむことが出来ますよ

そんな景色にうっとりしながら乾杯

今回は気軽に楽しめるプリフィクススタイルの
TERROIRE（テロワール）というショートコース@3800円をチョイスしてみました

冷前菜は2種類から

帆立貝と赤野菜のメダイヨン「魅惑のルージュのサラダ」赤ビーツ風味のビネグレット
春野菜と紋甲イカ「新緑のパレット仕立て」燻製風味のビネグレット

気になり過ぎるメニューにどちらも捨て難く、結局お友だちとシェアすることに。

焼き立てのパンはフランスパン、くるみのパン、ブリオッシュの3種類です
バターではなく香りの良いオイルの用意がありました

そしてシェフ自ら前菜の提供、ご挨拶頂いたのですが・・・

お顔を拝見した瞬間びっくりしすぎて倒れそうになりました
なんと！イリエ ル ジョワイユーの入江シェフではないですか！

http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13157624/dtlrvwlst/7459095/

なるほど、ようやく人気の謎が解けました
そしてまるで絵画のように美しく、この五感に訴えかけてくるお料理にも。

まさか横浜でお会いできるとは思っていなかったので、只々ご縁に感謝です

さて、感動の再会はさておき（完全なる片想いなので）
お次のお魚料理も2種類ありましたが、ここはもう当然のようにシェアでお願いしました

舌平目のムニエル 柚子胡椒風味のブールブランソース 茹でたての春キャベツを添えて
鰆のポアレ 食感を残した山菜のエチュベ セミドライトマトの香るフキノトウのソース

旬の食材はもちろん、定番の食材までもがしっかりと春を感じるひと皿に仕上がっています

口いっぱいに広がる様々な食感と繊細な味わい。
レモンの酸味が爽やかな舌平目はサクッとふんわり悶絶の美味しさ！

また、鰆も山菜のほのかなえぐみがバランスよく
ほんのり感じる和のテイストと香りまでもが計算されたお料理は、まさに食べるアート

程よくお腹が落ち着いてきても次のお皿にわくわくが止まりません！

お肉料理は国産豚肉のグリエ 自家製オリジナルマスタードソース 玉葱のオーブン焼き
そして名物のオーストラリア産特選牛「炭火焼ローストビーフ」レフォールソース（+500円）の２種

豚肉をメインに頂きましたが
じっくり火入れされたお肉ととろける玉葱。お味もポーションも申し分なく。

そして自家製オリジナルマスタードソースにはカシスを合わせるというそのセンスに脱帽！
目にも舌にも華やかな逸品でございました

デザートはシェフのスペシャリテでもある
焼きリンゴ フィルム包み 冷たいバニラのアイスクリーム 220℃の温度差で

ですが、折角なのでシェフが目の前で仕上げてくれるクレープシュゼットをお願いしました
入江シェフの魔法のような手さばきと「私のため」だけに作ってくれるという贅沢をとことん堪能

ふわっとオレンジ香るもちもちのクレープはとにかく絶品。

すっかり満足してお茶を頂いていると、ワゴンに乗せられ運ばれてきたのは
まるでジュエリーのような美しいプティフールの数々！「お好きなだけどうぞ」の言葉に心が躍ります

もうお腹がいっぱいだというのに「端から端まで！」（うっかり）

前菜からデザートまで、流れるようなリズム感とストーリー性のあるコースには一切の妥協もなく
入江シェフのエスプリは健在で、お料理もさることながら「ジョワイユー」な気持ちでいっぱいのひと時を過ごすことができます

季節が変わるたびに訪れたい大切な１軒になりました

赤坂はみすじ通り沿い。
ワインバーと見紛うスタイリッシュな佇まいはなんとチャイニーズダイナー！

王道を押さえつつも斬新で新感覚の
オリジナリティ溢れるモダンチャイニーズを楽しんできました。

店内にはソムリエ厳選のワインがずらり。
逸る気持ちを抑え、先ずはモエで乾杯です。

冷菜はパクチーとハチノスの和え物を。
全く臭みのないハチノスをシンプルに塩とニンニク、胡麻油でパクチーと和えてあります。

シンプルなひと皿ですが丁寧な仕事ぶりの垣間見れる逸品。

また鮮魚のカルパッチョも然り。
ねっとりと旨みの凝縮された鰤に味わい深いドレッシングが絶妙。

目の前で「福」と書かれた紅包のような小袋から
ナッツを振りかけ仕上げるというパフォーマンスも楽しいですね。

ジューシーでいて花椒の刺激が後を引くよだれ鶏も病みつきの美味しさ！
たっぷりのパクチーが嬉しいです。

牡蠣の豆鼓炒めはサクッと香ばしく火入れされた濃厚な牡蠣に
野菜の甘味と豆鼓が絡んで絶品！

堪らずに紹興酒を。甕出しをロックでいただきました。

海老のチリソースは打って変わって優しいお味。
ぷりっぷりの大海老とチリソースが絡まって安定の美味しさです。

このソース、ご飯に掛けて残さずいただきたい！

そしてさらに四川風麻婆豆腐とご飯に掛けたいシリーズは続きます。
もはや説明いらずかと思われますが、さすが調味料の魔術師。見事なバランスに脱帽です。

そしてこの日最も感動したのが黒酢の酢豚。
サクサクジューシーな豚肉にまったりと濃厚な黒酢が絡まり悶絶の逸品！

百合の蕾、金針菜が良いアクセントになっていますね。ずっと食べ続けていたい美味しさです。

牛肉の激辛煮込みも本当に美味しい。
使われているお肉がね、もはやA5レベルの美味しさ。辛いながらに旨味たっぷりでした。

辛さが欲しい時には唐辛子をかじって調節。紹興酒がまた良く合うのです。

おこげは大好きな酸辣をチョイス。おこげはもちろんですが
季節野菜それぞれの食感と酸辣餡が美味しくて美味しくて！最後の一滴まで飲み干しましたよ。

〆にはフカヒレソバをシェア！こちらも滋味深いスープと
惜しげもなく投入されたフカヒレが幸せな一杯でした。まさか年の瀬に来て今年の一番に出会えるとは！

こんなに食べても全くもたれることのないヘルシーさはまさに医食同源。
最初から最後まで圧倒されっぱなしでした。

空間も演出も素晴らしく、ホスピタリティも申し分なし。
何度でも通いたいマイベストレストランです。

ちなみにディナーと同じクオリティの人気メニューが楽しめる平日限定のランチは
焼売・サラダ・スープ・ドリンクがついて全品1000円！赤坂勤務の皆さまが心から羨ましいと思うのでした。

1ヶ月に及ぶ治療が終わった今日
頑張ったご褒美にとずっと行きたかったお店に連れて行ってもらいました！

息子さん大絶賛の焼肉居酒家 韓の台所 道玄坂店の姉妹店「ヤキニクバル」
その名の通り焼肉をバルスタイルでいただけるまったく新しいスタイルのお店です

エントランスに備え付けられたショウケースに鎮座した上質なお肉たち
そして焼肉店らしからぬピカピカの店内に自ずと期待が高まりますね。女子率が高いのも納得

今夜はどうやら少しずつ、なるべくたくさんの種類がいただけるように
「おまかせ」でお願いしている様子。わくわく

アミューズ（！）は軽く炙ったリブ芯とイクラをカシスベースの
ほんのり甘酸っぱい手作りソースと和えていただくひと品。

独創性といいリブ芯の旨味といい、のっけから度肝を抜かれます

キムチは嬉しい盛り合わせ。
良い塩梅の白菜キムチとオイキムチ、めずらしい？長芋キムチのサクサク感が癖になる美味しさ

お肉はひと通り説明が終わると1度キッチンへ
そして何とも美しくおめかしして戻ってきたお肉ちゃんたちがひと口ずつという贅沢！

炭火で炙ったタン元はレモンを絞って。
たまらずに赤ワインをボトルでもらいました。ハウスワインはチリのカベルネ。なかなか美味しい1本

ハツにハラミにリブ芯？こちらもそれぞれに一番おいしい火入れ加減で
添えられたニンニクチップと塩昆布のセンスにうっとり。ハラミの肉汁感は今まで経験したことのないレベル

山形産は雌の黒毛和牛のA5ランクに厳選しているのだとか？

腕とリブ巻は自分で好みの火加減で。
とはいえ焼き過ぎてはもったいない！きれいな焼き色がついたらたっぷりのわさびでいただきます。

さらなる幸せパンチは止まること知らず。間違いなく「焼肉店」ではお見かけしないアイテムが登場
網にのせられたのは小鍋の鰹出汁。なんと！名物のタンしゃぶてすって！（感涙）たっぷりのおろしぽん酢で至福！

そして先ほどの感動が忘れられずおかわりハラミ（セルフスタイル）＆白菜キムチ再び。
炭火のえんぴつが出てきた頃にはさすがに程よい満腹感

「そろそろお肉は・・・」というタイミングで出てきたのはなんと薄切り極上リブロース！Let'sすき焼き仕立て！
食べるよね！そして悶絶するよね！

そこにもれなくひと口サイズのご飯と削りたての鰹節で「是非ねこまんまに」・・・攻めるなぁ
まさか正直、ここまで楽しませてくれるとは思ってませんでした。

そしてこんなにも美味しいお肉を食べさせてくれるお店が渋谷にあったなんて。
また、片岡愛之助似の店長の細やかな気遣いが素晴らしく、最後まで本当に気持ち良く過ごすことが出来ました

何度でも通いたい、とっても素敵なお店です。
冷麺も絶品（食べたんかい！）デートにもおすすめ！

中華料理をベースに世界中のあらゆる料理技法を取り入れワインと共に楽しめる
「ニューモダンチャイニーズ 」が恵比寿にオープンしたと聞き、さっそく伺ってきました。

白を基調としたスタイリッシュな店内は
知らなければ中華とは思いもよらない空間。ビジネスやちょっとしたサプライズにも使えそうです

まずは泡で。ウ・メス・ウ・ファン・トレス
1+1=2だけではないという想いの込められたカヴァ。フルーティーでシルキーな1杯

お料理はおまかせのコースでお願いしました

先ずは前菜が4種類ほど
2人分ずつ取り分けて提供して下さる配慮も嬉しいです

セロリと紅心大根のCINAサラダ
干し豆腐の和え物は中華の定番ですが、確かに「サラダ」なひと品。

干し豆腐の独特な食感としゃきしゃきとした野菜の組み合わせが斬新！

トリュフ&ビーフンも然り。
トリュフにビーフン？これがまた合うのですよ

余計な調味料は使わずトリュフの香りを生かした上品で繊細な味わい。

CINA風精進唐揚げ
精進唐揚げとは何ぞ？と思いつつひと口。こちらはなんと、まさかの椎茸

美味しくて美味しくて！なんなら肉よりも好み
前菜といわずメインディッシュで山盛り食べたいひと皿です

細切りクラゲとパクチーの和え物
こちらも細い中華クラゲが初めましての食感。パクチーが良い仕事をしていますね

前菜だけでここまで楽しませてくれるとは
でもこれはほんの序章にしか過ぎなかったのです・・・！

鉢鉢鶏 四川よだれ鶏
いったいどう調理したらここまでしっとりと仕上がるのか？

ふわっとした食感とパンチのあるソースのバランスが絶妙！
また、時折広がるナッツの香ばしさが計算された美味しさです。もうさすがのひと言

イベリコ豚の自家製チャーシューサンバルソース
しっかりと厚みがあり、噛めば噛むほど味わい深いひと品ですが、個人的には白髪ねぎが欲しかったかも？

担当をしてくれた方がソムリエさんと聞いて
どんなワインを合わせてくるのかとても興味がありましたが、紹興酒の誘惑に勝てず。

ロックでお願いしたところ、ワイングラスでの提供にやられました

そしてこのタイミングでのスープ！黄金の上湯スープ。
豚や牛から摂っているとは思えない澄んだスープには確かに黄金色！

金華ハムを合わせたという極上スープに
香りの良い椎茸と食感の楽しい衣笠茸がどこまでも滋味豊か。手間暇掛かっていることが容易に想像出来ますね

エビと黄ニラの春巻き
大好きな黄ニラにたっぷりの海老が詰まったパリパリの春巻き。またからすみ使いが泣かせる！！

そして今日イチだったのが気仙沼産フカヒレの北京風パイタン煮込みでしょうか
なかなかお目にかかれない大きさのフカヒレを姿煮でいただくという贅沢

向いのテーブルからもザクザクと噛みしめる音が聞こえるほど！
こんなに肉厚のフカヒレは初めてです。また、白湯と合わせることでコラーゲンもたっぷり

とろ～り残った濃厚スープをリゾットにするという至福の逸品！

厳選赤身の真空仕立て極太青椒肉絲
A5ランクの黒毛和牛を使用した青椒肉絲はまるでステーキ？私の知る青椒肉絲ではないです

実はこちら、人気焼肉店「うしごろ」が母体。
上質な肉の隠し切れない存在感、決して調味料に負けない肉の美味しさに驚きます

海老の黒チリソースイカスミと豆板醤のソース
先ずビジュアルに驚きますが、口に入れると間違いなくエビチリ。目でも舌でも楽しめるひと皿

プリッと弾ける海老と揚げたニョッキがどこまでも独創的！

イベリコ豚とフレッシュベリーの黒酢豚
こちらも良い意味で裏切られました。まさかベリーを合わせてくるとは

黒酢の酸味が確かに中華のテイスト。ベリーの甘酸っぱさと相まって何とも言えない味わいに。

そして〆にはカニと濃厚卵のチャーハン
パラパラの炒飯にふわとろな卵がたっぷり乗せられ最後までしっかり楽しませていただきました

金木犀のジャム（！）が添えられた杏仁豆腐も美味しくって大満足！
間違いなく今年の1番！またすぐにでもお邪魔します！！

【再訪）お値段以上の満足感。表参道の極上ランチ

ランチは大好きなPARTAGER へ

いつか来てみたいと思っていたランチタイムに念願訪問！
上質な泡がペアリングされた限定ランチが気になって仕方無かったのです

平日、それも20食限定
お野菜たっぷりのランチプレートはシャンパーニュ付きで1500円！

もちろん、こちらをいただくために伺ったのですが
なんと新たなメニューが加わっており、うっかり優柔不断のスパイラルに。

ディナーの人気アラカルトがお得なセットになるというもので
メニューを見ると前回食べそびれてしまったラザニアがあるじゃありませんか

と、ここで店長から悪魔のひと言
「今、ペリエ・ジュエ・グラン・ブリュットのバイ・ザ・グラスフェア開催中です。」

・・・いただきましょう！

12月31日まで、表参道の約40店舗で
ペリエ ジュエ グラン ブリュットがバイ・ザ・グラスで楽しめるんだとか

シャンパーニュは甘口が主流とされていたころ
1846年にシャンパーニュメゾンで初めてブリュット産み出したペリエジュエ

このグラスでいただけるのはPARTAGER だけだそうですよ

メインにつくのはサラダとパン、そして本日のスープ。
優しい味わいでなめらかな舌触りが後を引くパンプキンスープが美味しかった！

メインは1000円のラザニアランチ
ディナータイムの人気メニューというだけあって絶品！

パンにのせていただけば至福のひと時です

本日のパスタはゴルゴンゾーラと豚バラ
とろける豚バラに悶絶！塩漬けされたパンチェッタとは全くの別物。

そしてラザニアをシェアしていたからか
パスタは最初から分けてサーブして下さるという細やかさに感動！

ランチとはいえ手抜かりのないお料理に変わらぬホスピタリティ。
あらゆるシーンで非常に勝手が良く、表参道へ来るたびに寄りたい1軒です

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表参道ヒルズの本館3階にオープンした
大阪は梅田、裏参道の名店ル コントワの姉妹店bar à vin PARTAGER

バール色の強いカジュアルな店内に良心的な価格設定ではありますが
そんな若干の肩透かし感は5分と経たずに覆されるのでどうぞご心配なく。

そしてなんといってもワインのペアリングセンスが秀逸なので
是非お料理もワインもシェフにお任せし、こちらのお店の真髄を堪能していただきたいです

ワイン好きさんも思わず唸るはず！
素材の甘味だけでなく苦みのような気難しいテイストさえも極上のマリアージュへと誘ってくれますよ

さて、この日は恒例「渋谷OLランチのお時間☆ときどき白金台」のゆずみつさんとお食事会

普段はランチが多いのですが、最近はお互い仕事が忙しく
お誕生日も祝えなかったので思い切ってディナーに予約。ずっと楽しみにしてました

ということでちょっぴり贅沢にギィシャルルマーニュブランドブランブリュット
ゆずみつさんはジャンヴェッセルヴリュットウィユドペルドリ(ハーフ）の繊細なしゅわしゅわで乾杯♪

そう、ここを選んだ理由の一つとしてグラスにハーフ(５０ｍL）があるというところ。

私のように端から端までテイスティングしたい人間から
お酒が苦手な方までが一緒に楽しめるのは嬉しいですよね（私たちがなかなかランチの壁を越えられないのはそんな理由）

アミューズはトマトのモッツァレラチーズ

カプレーゼを想像すると少々驚くかもしれません
きらきらと美しいジュレにそっと沈んだのは、びっくりするほど甘いミニトマトと大好きな水牛のモッツァレラ

しかもただのコンソメジュレじゃないんです！まるでトマトジュースのような果実味。透明なのになぜ？
聞けばピューレ状にして火にかけ漉して・・と手間暇をかけて抽出した香りと風味の濃ゆいジュレなのだそう

バジルオイルが爽やか。
またこんなに美しいひと皿が800円でいただけるというのだから泣かせる

お次はフォアグラのクレームブリュレ

ビジュアルも、なんならお味もスイーツですが
しっかり塩気とフォアグラの香りも楽しめます。濃厚なテリーヌが混ぜ込んであるとか

そんな「あまじょっぱ系」に合わせるのはドイツのイゼーレミュンヒヴァイラーキルヒベルク
甘めのワインが苦手なはちですが、するり。これがマリアージュか！と感動すら覚えます

楽しみにしていた天使のエビのカダイフ包み～人参としょうがのソース

こちらも甘みの強いニューカレドニアの上質な天使の海老を
トウモロコシに小麦粉を混ぜて作ったカダイフで包みカラリと揚げたひと品

ぷりっと弾力のある海老と衣の小気味よい食感とピリッとアクセントの利いたソースの見事なバランス
添えられたキャロットラペにもクミンが使われておりシェフの遊び心が伺えますね。こんな変化球も嫌いじゃない

そして待ちに待ったスペシャリテ
フォアグラ・トリュフ・牛肉の冷製ロッシーニ

旨みの強い宮崎の都城牛を軽くたたき
トリュフソースの上に凍ったフォアグラを惜しげもなく削り散らした逸品！

シャーベット状のフォアグラが溶け絡まる瞬間にいただけば至福の口どけを味わうことが出来ますよ

合わせるのはラシャベルドカロンというフランスの正統派ボルドー
スペシャリテなひと皿にも負けないしっかりとしたフルボディのチョイスはさすがですね

甘鯛のウロコ焼き～キノコのヴルーテ

パリッと鱗を焼き上げふわふわの甘鯛の食感と香ばしさが同時に楽しめるひと皿
こちらもスペシャリテのひとつですが、仕入によってお魚やお野菜が変化するのだそう

この日はジロール茸が手に入ったとかでポルチーニと合わせ香りの良いクリームソース仕立てに
盛り付けの美しさはさることながら季節感を取り入れた余韻までも楽しめる味わいに脱帽

シェフの引き出しの多さにすっかり魅せられたのでした。

すっかりお腹も満たされてきましたが
最後にどうしても！ということでハンガリー産鴨胸肉のロースト～バニュルスのソースを

もうこの鴨が悶絶の美味しさで！胸肉の「いいとこ」だけが前面に出た
しっとり柔らかく旨味の凝縮した鴨肉は他の鴨が食べられなくなりそう。極上の火入れ加減です

最後にはサプライズも用意され(笑）しあわせなひと時を過ごしました。なんて素敵なお店。

今回はある程度の好みを伝えアラカルトをお任せで出して頂きましたが
ポーションが小さく、シェアしながらたくさんの種類がいただけて(飲めて）最高に楽しかった！

カウンターも広くスタッフさんたちも気さくに話しかけて下さるので
待ち合わせやひとり飲みもできそう。まずはディナー以上にコスパ最強のランチを食べに来なくては！

今日は珍しく大宮でお仕事でした
大宮なんて何年ぶりかなぁ？相変わらず楽しそうな街ですねん

さて、お疲れ様のご褒美ディナーはやっぱりお肉！ということで
全国から厳選したお肉を様々な調理法で味わえるという肉割烹に行ってきましたー！

駅近にも関わらず落ち着いた和モダンな店内は、うっかり外の喧騒を忘れる素敵空間が広がっていますよ

そしてこちらのお店はなんと！生でもいけちゃう極上肉を、刺身はもちろん
グリル・すき焼きしゃぶなど、それぞれの部位の魅力を最大限に引き出し、いちばん美味しい瞬間で提供するのがスペシャリテとか！

期待を胸に乾杯です♪
プレミアムモルツの生は繊細な口当たりのうすはりグラス！はちの経験上、これは上質なお店である確率高し。

突き出しは津軽鶏と有機野菜のスープ
素材の味を生かした優しい味わいのスープは冷えた身体に沁みわたりますね。コース料理を頂くような贅沢な気分にさせられます

ならば、やはりここはベジタブルファーストで。
15種類の有機野菜のサラダ。新鮮なお野菜を菜塩とオリーブオイルでシンプルに仕上げてありました

さてさてー、お待ちかねの牛刺3点盛りはちょっと奮発して黒毛和牛のユッケつきで！
きらきらと輝くまるでジュエリーのようなお肉さま！（それってどんな）もう食べる前から美味しい！（おかしい）

タンにミスジ、肩サンカク。もうね「甘い」とか「とろける」とか
はちの拙いボキャブラリーでは全てをお伝えしきれませんが、お肉の美味しさをダイレクトに味わえるひと皿

なかでもタンは今まで経験したことのない食感が新しい！
また、添えられた深谷葱の塩ダレが生肉の旨みを引き立て、醤油で頂くのとはまた違った味わいに驚きます

しかもあまりにも旨すぎて、うっかり焼酎の銘柄を忘れるという失態。はちに限ってあり得ない！（おそらく兼八、記憶なし）

お次はすき焼きしゃぶ。すき焼きしゃぶって何？画像を見てくれ！
肉の甘みとエスプーマされたふわっふわの卵が絡まり最高のマリアージュに悶絶。

そして黒毛和牛の食べ比べの登場にテンションは最高潮！
A4・A5ランクのステーキの盛り合わせはどれも程よいポーションで数種類楽しめるのが嬉しいです

料理長自ら目利きを行い、取り揃えたという厳選牛たちは
驚くほどしっとりとしていて柔らかく、ハイクオリティな肉の甘みを存分に堪能できます

旨みをぎゅぎゅっと凝縮した火入れ具合も絶妙！

さらにワインや焼酎とお酒の種類も豊富ですが
なかでも日本酒は選りすぐりの銘柄が揃えてあるようで、日本酒好きさんもが唸る品揃え

これは飲んでおけと言われるがままに頂いてみたのが新政のNO.6と醸し人九平次。
すっきりほのかにフルーティーでいくらで飲めてしまう。日本酒の美味しさを再確認、うっかりはまりそうな2本でした

そして〆には、これ1本で勝負しても十分やっていけるのではないかと思われる絶品ガーリックライス
富士の山頂の雪の如く降り注ぐのはランイチさま！

ランイチとは？ランプとイチボの間、そう、まるでヒロシとジョージのいいとこどり！みたいな（わかりにくいわ）
これを食べるためだけに大宮に来るのもアリ？必食の逸品です

デザートには肉巻きおにぎり（はちではない）に丹波の黒豆アイスクリームと
男子にも女子にも満足度の高い良いお店。しょっちゅうは難しいけれど、わざわざでも行きたい！はちの人生の中でも記憶に残る1軒です

お誕生日ディナーは大好きな「焼肉 BULLS」へお邪魔してきました。SNSでも話題の肉タワーが付いた「スペシャルアニバーサリーコース（12,100円 税込)」を予約してもらってうきうき！グラスシャンパーニュがヴーヴなのも嬉しい。

キムチとナムルの盛り合わせは白菜キムチにオイキムチ、カクテキ、もやしとほうれん草のナムル。すべてひと口サイズというのが良いですよね。歯ごたえが楽しいタンベーコンのシーザーサラダも良い箸休めに。

まるで宝石のような生雲丹乗せユッケはまさに至福の味わい。目の前で炙り仕上げるサーロイン握りも絶品でした。驚くほど薄切りの極みタンシャブはタン元からタン先まで1度に味わえる縦カット。ぽん酢おろしでさっぱりと食感の違いを堪能します。こちらにはシャルドネを合わせて。

噛むほどにジューシーな和牛ハラミと驚く程柔らかい和牛フィレは２種盛で。程よく肉汁を感じる絶妙な厚みが技ありですね。そして本日のメインアニバーサリー肉タワー！この日はシンシンにカメノコ、イチボ、クリ、上カルビの５種盛でした。目の前で花火に火をつけてくださるパフォーマンスも嬉しい。ティ〇ァニー風の牛ちゃんも可愛いですね。

大判の薄切りサーロインはさっと炙り卵黄ですき焼き風に。紫鈴がグラスで飲めちゃうのも素晴らしいじゃないですか。そして〆には炙り牛トロ丼とこの上ないコース！さらにさらにデザートはメッセージ付きのアニバーサリーデザートプレートと豪華爛漫！幸せ過ぎる夜なのでした。

サプライズにもおすすめの１軒です。
場所柄、焼肉店の多い街、麻布十番。

なかでも実力店の集結する通称「肉ビル」
3Fに入るのはエリアでもトップクラスの「BULLS（ブルズ）」。

今日は10000円のコースをいただきます。

じつはこちら、今はまだそれほど知名度はありませんが
これからの和牛のトレンドを席捲するかもしれないとんでもない黒毛和牛「静岡そだち」一頭買いのお店。

抜群の柔らかさに凝縮した旨味、それでいて重さのないヘルシーなお肉なのだとか！

さらに、10000円のコースにはなんと
グラム6000円のシャトーブリアンが100g入るというのだから驚きます。絶対にお得。

逸る気持ちを抑え、先ずは生ビール（グラス）で喉を潤してからのスパークリングを。
銘柄の記載がなかったのですが、かなり甘めの一杯。

でも大丈夫。こちらの店長さんはなんとソムリエです。
相談すればきっと好みのお酒に出会えるはず。

さて、最初の前菜は旬の野菜を使用した一口サイズの冷製ポタージュスープ。
この日はかぼちゃでした。優しいお味で胃が落ち着きますね。

キムチとナムルの盛り合わせ。
一人前ずつ提供して下さる配慮が嬉しいです。

白菜キムチとキュウリの水キムチ？ほうれん草と豆もやしのナムル。漬かり具合も好み。

ブルズサラダも一人前ずつ。
無農薬野菜で有名な川田農園直送。季節毎に四季折々の野菜が届くそう。

シンプルな塩ベースですが充分美味しいです。

刺身ひと品めは黒毛和牛の生ユッケ！おひさしぶりの生ユッケは
港区の認可を受けているとのこと。新鮮な牛の旨みと甘味が口一杯に広がります。

ふた品目は生ウニの肉巻き（または牛の炙りトロ握り）
1人苦手な子がいたので１つだけ握りにしてもらいました。

生ウニの肉巻き。感想は不要ですよね。
舌の温度でとろける赤身の刺身とウニの磯の香りが相まって悶絶の逸品です。

霜降り肉の炙り握りは目の前で炙るパフォーマンス。
軽く炙ることで脂がよりジューシーに。塩と酢橘でさっぱりと。

さて、先ずは塩肉皿。
黒毛和牛の生タン塩は厚切りか薄切りが選べましたので当然厚切りを。

サクッと噛みきれるのに肉汁が半端ないです。
正直、いつもいただいているタンとは全くの別のもの！非常にジューシー。

モモ芯にわさびをまぶしたショボリ。
これを考えた人、天才ですね。噛みしめるたびに脂が山葵と絡み合い何とも言えない味わい。

お肉に対して何ですが「爽やか」というのがしっくりくるかな。辛味は全くありません。

極みハラミはほぼ塊。
自家製のオニオンソースといただけば初めましての美味しさです。

シャキッと粒感の残るソースがまた高相性。

お次はお待ちかねのシャトーブリアン！とにかくやわらかいです。
こちらはトリュフ塩でいただきました。かすかに鼻に抜けるトリュフの香り、溢れ出る旨味。

ずっと噛みしめていたいのに、あっという間になくなってしまいました。

箸休めはトマトのナムル
このタイミングでの野菜は嬉しいですね。さっぱりながらに甘くて美味しいトマトでした。

つづいてはタレ肉皿。

先程の塊肉に対し、こちらは繊細な薄切り。
炙り上ロースは丸めることによって食感をも楽しめます。

和牛サーロインのシャリ玉。

こちら、感想必要ですか？想像通りの絶品です。重箱にこれだけを詰めてピクニックに行きたい。
何なら次回、これだけを気が済むまで食べ続けたい。

赤身の味噌玉。
味噌漬けした赤身肉を卵黄に絡めていただくというありそうでなかった逸品。

すき焼き風とはまた違った味わいでシェフのセンスを感じずにはいられない大満足のコースでした。

そして！コースにはないのですが
メニューを見てどうしても食べてみたかった極みタンしゃぶを追加オーダー。看板メニューだそう。

牛タンを真横に薄くスライスし焼きしゃぶ風にさっと炙り、柚子ポン酢ダレで頂く究極の一品。
黒毛和牛を使った新感覚のタン塩です。

タンの柔らかさをとことん追求した食感とさっぱりした味わいが病みつきに！

1度でタン元からタン先まで異なる部位を丸めていただくことで
ふかっとした食感と今までにない味わいが楽しめます。これは食べるべき逸品！

ラストはあっさりとブルズ冷麺を少な目でお願いしました。
アゴ出汁香る優しい味わいは〆の一品にぴったり！

デザートはピスタチオのアイスクリームでした。

そしてこちら、ずっとスタッフさんがお肉の面倒を見てくれるのですが
笑顔で（めっちゃ美人さん）明るくオペレーションしてくれるのでとても楽しいです。

見事な手さばきを眺めながら、一番おいしい焼き加減でいただけるしあわせ。
お味はもちろん、素晴らしい接客とホスピタリティに素敵な時間を過ごさせていただきました。

毎回10000円のコースというわけにはいかないけれど、定期的にお邪魔したい一軒です。ご馳走様でした！

日本が誇る冬の風物詩、河豚の美味しい季節がやってまいりました！

冷たい潮に揉まれ、身が締まった滋味豊かな極上の河豚を
とことん味わえるのは期間限定のお楽しみ。

先日、天然のとらふぐを食べさせてくれるコースがスタートしたと聞き
グルメな友人の間で最近話題の魁 KAIさんにお邪魔してきましたよ

赤坂は、みすじ通りに在りつつも知らなければ辿り着くことさえ難しい
カウンターが7席のみの完全予約制というなかなかハードルの高い一軒ですが、行く価値はあり！

祇園の料亭を彷彿とさせる掘り炬燵式のカウンターが趣深く落ち着いた佇まい。
まさに贅を尽くしたという表現がふさわしい特別感に溢れています。また、ホスピタリティも素晴らしい。

さて、先ずはアミューズから焼き河豚の白菜サラダを。
しゃきしゃきとした白菜と絶妙な火入れで仕上げた河豚がふんわり。鼻に抜ける芳ばしい香りに堪らず泡を。

季節を感じる前菜は三種類
大好きな煮凝りもとらふぐという贅沢なひと品です

車海老と秋茄子の白和え
しっかりとした車海老に淡白な白和えを合わせ、秋茄子の食感と風味が面白い。

なかでも感動したのが自家製だというカラスミ！
辛すぎず、むっちり濃厚な味わい。大根でサンドするというアイディアも斬新！

じつは、来店前に小野シェフは中華がお得意と伺っておりましたので
まさか、ここまで繊細な和が楽しめるとは！おおいに裏切られました。もちろん違った意味で。

お待ちかねの鉄刺も然り。

噛みしめるほどに旨味が溢れる鉄刺に薬味をたっぷり巻いて！
自家製カボスぽん酢がまた良く合うのです

焼き河豚～四種の味付けで～
目の前でシェフが一番おいしい加減で焼き立てを提供して下さるというパフォーマンス

また、味付けにもプレーンな塩以外に
ネギ塩、醤油、コチュジャンという定番から創作性の強いものまで。

まさか、というよりやっぱり？コチュジャンが気に入ってしまった。新しい発見です

肉より好き！な河豚の唐揚げもぷりぷりで絶品。
添えられた揚げ稲穂がポップコーンみたいで美味しかったな

そしてこれを食べに来た、といっても過言ではない鉄ちり鍋はなんと！
もれなく河豚のしゃぶしゃぶ付き

ふぐならではの独特の旨みをストレートに味わえるしゃぶしゃぶに
新鮮な野菜と肉厚の身の甘味を存分に味わえる鉄ちりは幸せのひと言。

さらに、そんな河豚の旨味が凝縮したスープで作るのは
河豚のアラで炊き上げた新米を使った極上雑炊。最後の一滴まで余すことなく堪能しました

季節のデザートがフルーツというのも嬉しいです

都会の喧騒を忘れる空間で
最高のおもてなしに思いがけず素敵な時間を過ごさせていただきました。

次回はこちらのスペシャリテでもあるスッポンを楽しみたいと思います。ごちそうさまでした！

国際センター近くにある老舗の人気鰻店です
はちの宿泊しているロイヤルパークホテルザ名古屋からもわりと近く。

こよなく鰻を愛するはちにとって「ひつまぶし」はまさに夢の玉手箱！
頑張れば東京でもいただけますが、折角ならばやはり名古屋で、とあたため楽しみにしていた１品です

来名１週間前から調査を開始。悩みに悩んでようやく決めたのはここ、イチビキさん
席に辿り着くまでの経緯につきましては多くの方の書かれている通りですので割愛させて頂きますね

さて、こちらの名物は特上丼のようですが
やはりここは、うなぎまぶし（吸物付）@3400円をチョイスです！わくわく。

注文してから2，30分は待ったでしょうか
お腹はすっかりペコペコに。でも鰻ってこの「おあずけ時間」で美味しさが倍増する気がするのは私だけ？

程なくして提供されたそれは何とも美しい鰻山で！丼からもりっとそびえ立っているじゃありませんか！きゃー！
明らかに白米との配分がおかしいと思われる鰻の量に嬉しい悲鳴を上げつついざ！

こぼれ落ちそうになる鰻を（なんて贅沢な表現！）上手く4等分してお茶碗によそり
まずはそのまま頂きます。しっかりと肉厚で弾力のある鰻さま！ふわふわとした関東のそれよりも食べ応えがありますね

たれの旨味と香ばしさが堪りません

そして2杯目は薬味の葱をたっぷり入れて。3杯目はさらに山葵を足してさっぱり
パリパリと食感の良いお漬物に昆布も良い箸休めになりますね。優しい味わいの肝吸いがまたバランスが良いです

そして最後はお茶漬けで！このために取っておいた残りの山葵の仕事が素晴らしい
お腹がパンパンだというのにさらさらと胃に収まっていきますよ

さすがにデザートはきつかったけれど
初めてのひつまぶしに大満足！ひと粒残さずの登頂となったのでした♡ごちそうさまです