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1位
1回
2014/07訪問 2014/08/03
【禁煙】祝!高山シェフボキューズドールアジア大会優勝☆フランス本店のジル・トゥルナードル氏の賞味会で感動♪
<2014年7月>
2年に1回開かれるフレンチ界のオリンピックといわれる「ボキューズ・ドール」
こちらのお店の高山シェフは日本大会に続いて先日のアジア大会でも優勝され、
来年のフランスで行われる世界大会に出場されます。
ぜひ世界大会でもご活躍を祈念しております(^^)v
今回はこの日にディナーの予約を入れるとたまたまフランスのジル本店からジルシェフが来られて
特別ディナーになるとのこと。それは願ってもないことと予約しました。
実はこちらのお店のHPにこのイベントが掲載されたのは数日後だったようでラッキーでした。
第11回ジル・トゥルナードル氏の賞味会です。特別メニューのため通常利用外としました。
こちらの本店であるフランスのジル本店のオーナーシェフです。
今回のディナーは、フランス本店で味わえる料理を中心にした16000円のコースです。
仲良くしていただいている神戸っ子女子をお誘いして伺いました。
まずはいつものようにウエイティングルームでしばらく待ち、1組ずつ案内していただきます。
その後、メインルームに案内されますがいつもよりスタッフが多いですね。
しかも何となく張りつめたような空気を感じます(^^)
まず本日のコースについて説明があります。
乾杯はシャンパンをお願いして、ミネラルウォーターは彼女のリクエストでガス抜きで。
こちらから料理に合わせてワインをグラスでセレクトしてハーフで提供してもらうようにお願いしました。
乾杯のシャンパンは"DUVAL LEROY BRUT DESIGN PARIS"
「パリの街並みをラベルにデザインした」シャンパンです。
濃厚な味わいでぶどうの香りが立ち上がります。
ミネラルウオーター(ガスなし)は"ACQUA PANNA"です。
さてコースの始まりです。
●アミューズ:フィンガーフードです
・ぶどうの中にフォアグラを詰めたクロケット
温かいので最初にいただきましたがサクサク食感で、後からフォアグラの甘みを感じます。
・あゆの身をほぐしてズッキーニで巻き上げて
皮をパリパリでスダチがアクセントになっています。
・牡蠣のシャンパンを使ったゼリー寄せ
牡蠣の味はあまり目立たずシャンパンゼリーの風味が効いてます。
・木の芽のスフレ 上にはゼリーとキャビア
かわいいけどしっかりキャビアを感じます。
・ボンボン仕立てフルーツトマトのスープをゼリーでコーティング
一口で食べないとトマト汁ブシャーになります。甘いトマトが美味しい。
●オードブル:グリーンアスパラガスのパンナコッタ エストラゴンの香り
モリーユ茸のジュレ ビゴール豚の生ハム添え
・グリーンアスパラの食感とエストラゴンの香りのクリームソースに
モリーユ茸のジュレも合わさって爽やかな初夏の味わいを感じます。
ビゴール豚の生ハムはほんのりと塩味のアクセントになっています。
WINE:POUILLY FUISSE 2007
ブルゴーニュの南で作り手はオリヴィエ・メールラン。酸味が効いてます。
●オードブル:オマール海老と赤貝のタルタル仕立て セロリ風味
爽やかなレモンのムース
・色とりどりの華やかなオードブルです♪
プリプリのオマール海老は小さくカットされているけど存在感は大きいですね。
ホタテ貝柱・きゅうり・人参などがのったセロリ風味です。
爽やかなレモンのムースが初夏の地中海をイメージさせてくれます。
WINE:Domaine Weinbach 2010
アルザス地方のリースリングのシロスペルク(特急格)。酸味がさらに豊かです。
●オードブル:赤座海老のポワレ 3種のコンディマン
・カリフラワーのムースリーヌ タヒーナの香り
・甲殻類のクレーム
・ズッキーニのムース カレー風味
・赤座海老(手長海老)のポワレは非常に香ばしい焼き上がりです。
3種のソースでいただきましたが、一番左のズッキーニのムースカレー風味が最高です。
滑らかなソースですが本当に美味しい。色はズッキーニですが味はカレーです。
パンにも付けて食べました。
WINE:CHATEAU DU-PAPE
酸味よりもボディのふくらみを感じるアルコール感たっぷりのワイン
●メイン魚料理:低温で火をいれたマナガツオ サフラン風味のプランダード
燻製の香る貝のソース パルメザンチーズのクランブルを添えて
・低温でしっとりと火を入れた天然のマナガツオは今まで食べたことがない質感です。
サフラン風味のプランダードとは、タラとじゃがいものプロバンスの郷土料理のことで
燻製の香るタラと貝のエキスのソースと合わさってミルキーで深みのある味わいです。
小海老・アサリを使ったパルメザンチーズのクランブルでさらにミルキッシュ!
チョリソーも入っていて塩気と辛味のアクセントになってますね。
WINE:SANCERRE Le Chene Marchand 2011年
ロワールのソーヴィニオンブラン
何とジルシェフの奥様の実家のワイナリー”LUCIEN CROCHET”のワイン
ぶどうの風味が口の中がふくらむ味わい深いワインです
●メイン肉料理:”ハンバーガー”に見立てたシャラン産鴨胸肉とフォアグラのポワレ
ソースルーアネーズ
・これは感動した料理ですね。
一番下にスパイスを利かせたシャラン産鴨胸肉、次にフォアグラのポワレをのせ、
さらにシャラン産鴨のフィレ肉のロースをのせ、サクサクのパイ生地に胡麻を散らせて
”ハンバーガー”に見立てたメイン料理です♪
玉ねぎのピューレと千切りのポテトでフライドポテトをイメージしているのも面白い。
ソースルーアネーズという鴨のガラに豚の血液もつなぎに加えた濃厚なソースをかけていただきます。
さすがに手で食べてはいけませんよ(^^;
見た目とは違っ鴨とフォアグラの競演で重厚な深い味わいを楽しませてくれます。
ふくよかな赤ワインにぴったりの濃厚なメインです。
WINE:MADIRAN Montus 2002年
スペインの国境に近い産地でタナというぶどうです。
タンニンの語源にもなっていることで有名ですね。
前日からリクエストが多くてマグナムボトルに切り替えたそうです(^^;
●アヴァンデセール:アプリコットのコンポート フレッシュヴェルヴェーヌのジュレとソルベと共に
・アプリコットのコンポートの周りにフレッシュヴェルヴェーヌとミントのジュレ。
このジュレだけでは苦味が強いのでアプリコットとヴェルヴェーヌのアイスや
一番下のアーモンドクリームを底から豪快に混ぜていただきました。
●グランデセール:苦味の効いたショコラで包みこんだフランボワーズとピスタチオ
温かいフランボワーズのクーリ添え
・メインのデザートは素晴らしい演出がありました。
フランボワーズとピスタチオを苦味の効いたショコラで包みこんだボール。
そこに目の前で温かいフランボワーズのソースをかけてくれます。
徐々に溶けていくので崩しながら食べます。
外は温かいソースで中は冷たいアイス。これを合わせて食べる大胆さがスゴイ。
●ミニャルディーズ:お茶菓子
・レアチーズのムース:ちょっと酸味があって爽やかです。
・ラズベリーのタルト:しっとりした甘さと酸味のタルトです。
・抹茶のフィナンシェ:抹茶のほのかな香りがしてしっかり食感です。
できればデセールにも貴腐ワインなどのお酒をチョイスしてほしかったけど、
それはあらかじめリクエストしないといけないのかもしれないですね。
とはいえ、料理に合わせて香りや味わいの強弱を付けたワインを楽しめて良かった。
しっかりとした土台の上に想像力と一種の余裕を感じる料理に圧倒され続けました。
美味しいという表現が陳腐に思えるほど完成された芸術品は全身で味わうほど深みがありました♪
最後はジル氏と高山シェフがお二人で各テーブルにご挨拶に来られました。
ジル氏から「どの料理がよかったですか?」とフランス語で聞かれたので
「ハンバーガー仕立てに驚きましたが、見た目よりもさらに深い味わいに感動しました」と
フランス語の通訳に日本語で伝えました(^^)
さらに「あんなに美味しいマナガツオは初めてです」とか
「奥様の実家のワイナリーのワインを飲みましたが奥深いぶどうの味わいに感動しました」などと
いっぱい感想をお伝えしたので2~3分お話しさせていただきました。
とっても笑顔が素敵で自信に満ちているはずなのに謙虚な姿勢を感じました(^^)
※ジル・トゥルナードル氏 GILLES TOURNADRE フランスのレストラン「ジル」のオーナーシェフ
1955年セーヌ河口の町、ルーアン生まれ。15歳からプロの道に進みパリの有名店で修行後、
三つ星の名店「タイユヴァン」で29歳の若さでシェフのポストを提示されるが固辞し、
故郷ルーアンでレストラン「ジル」を開店したそうです。
その後、才能が認められ、1990年にはノルマンディー地方で唯一ミシュラン2つ星に昇格し、
以後13年間にわたって2つ星を堅持しているそうです。
お店を出る前にジル氏と高山シェフがロビーにおられたので、申し訳なく思いながらもお願いして
彼女と4人で記念撮影をさせていただきました。
快く受けていただき、本当に優しい笑顔が素敵なお二人のシェフに感謝感激です♪
その後、事前に呼んでいただいたTAXIで「ルサロン」に向かうのでした(^^)
とっても素敵なディナーでした。ありがとうございました。
2014.7.25
<2011年7月>
食べログの「口コミ200万件突破記念キャンぺーン」に当選して行かせていただきました(^^)
電話で予約の際にも気持ちのいい応対をしていただき、さすがに人気店の片りんを感じました。
当日は阪神芦屋駅から徒歩8分程度でしたが、暑い日だったので汗ばんでいました。
少し早めの到着でしたので、ウエイティングルームで待たせていただきました。
ゆったりとしたソファーで調度品が立ち並ぶ素敵な空間です。
しばらくしてメインルームに案内されました。
まだ外は明るいので、陽光降り注ぐ宮廷の一室のような気持ちのいい部屋です。
席間は思った以上に広く取られているので安心して食事と会話を楽しめます。
もちろんお店の格に見合って全席禁煙ですのでさらに安心です。
まずはグラスシャンパンで喉を潤してから、本日のコース内容をお聞きしました。
本来であれば詳しくここに記述すべき立場(キャンペーン当選者なので)ではありますが
なんといっても雰囲気と料理とワインに酔いしれてしまってまったく記憶にございません。。。
申し訳ないことですが、断片的に感想を述べさせていただきますことをご容赦ください。
しかし、同伴者が若いながら食に長けていたので、あとで助けていただきました(^^;
今回はソムリエの方と相談して、せっかくなのでお皿に合わせてその都度グラスでワインをチョイス
していただくことにしました。
これによりすべてのお皿にマッチしたワインが飲めるという贅沢を実感できました。
コース内容はおぼろげに以下の通りです。
★アミューズ
さすがに遊び心を持った自由な発想のアミューズという感じです。
7月ということで笹をあしらった涼しげな情景は箱庭を彷彿とさせられます。
まさにフランスと日本で修業された若き高山シェフの真骨頂という始まりです。
スイカのジュレが口の中を爽やかにしてくれました。
★ビシソワーズ桃の香り
やっぱり暑い夏には冷たいビシソワーズが気持ちいいですね。
桃がのっていて爽やかな香りとともに楽しめました。
★1皿目のアントレ
オマール海老のビネガーソース(柚の香りのソース)とサマートリュフ。
サマ―トリュフがのっていたのですが、秋ほどに香り高くなく逆にいえば邪魔をしてません。
⇒WINE:Vouvray Le Haut-Lieu Sec 2006 Domaine Huet
★2皿目のアントレ
やはり夏を象徴する鱧が存分に使われた料理です。
下地は焼きナスをマリネしたものです。夏らしくサッパリとしてました。
⇒WINE:Lucien Crochet Sancerre Le Chene Marchand 2009
★フォアグラ料理
これは最高に美味しい1品です。
焼きトウモロコシにフォアグラという組み合わせがこんなに味と香りを芳醇にするとは驚きです♪
⇒WINE:DOURTHE Cuvee D'exeption SAUTERNES 2004
★魚料理
のどぐろのスパイスソース。
パリパリの皮とプリプリモチモチの白身がスパイシーに焼かれていて美味しい。
⇒WINE:Château D'yquem Lur-saluces 1996
★肉料理 黒毛和牛のヒレ・骨付きラム肉・鳩からチョイス
ボクは骨付きラム肉をチョイスしました。同伴者は黒毛和牛です。
シェアしていただきましたが、黒毛和牛は厚みはないけどじっくりと味わい深い。
ラム肉はまったくといっていいほどクセがなくとっても柔らかくて美味しい。
ここではそれぞれの肉に合ったワインを2種類チョイスしてくれました。
⇒WINE:DOMAINE WEINBACH RIESLING CUVEE THEO 2008
⇒WINE:Cotes du Rhone Coudoulet de Beaucastel blanc 2007
★マンゴーの三層のジュレ?
泡状の軽いものから液状のものへ、さらにはゼリー状のものへと変わります。
⇒WINE:Chateau Berliquet, Saint-Emilion Grand cru 1996
★ジルのスペシャリテ「ミルフィーユ」と「カシスのアイスがのったオレンジケーキ?」
ボクはドーム型の飴細工を施したカシスアイスがのったオレンジケーキ?です。
シェアしましたが、ミルフィーユは温かくてサックサク、ケーキはしっとりして好対照でした。
⇒梅酒:小左衛門(中島醸造)
⇒SHERRY:Berrys' Bishop's Mead, Oloroso Cream
★フランス産フロマージュの盛合せ
全部で6種類のうち3種類を選びました。
マシュマロ・カシスゼリー・マカロンです。
★珈琲orエスプレッソor紅茶
エスプレッソをいただきました。
★さくらのマカロンに日本酒のマリアージュ
コース料理がすべて終了した後に、ソムリエからとっても素敵なサービスがありました♪
マカロンは小さいけどとっても甘くて日本酒を口に含むとさらに得も言われぬ甘さが口の中に広がります。
「櫻正宗でも手に入りずらい1本が入りましたので・・・」と言って出していただいた「純米大吟醸」です。
あとで写真を見てわかったのですが、数量限定の「金稀 無濾過 純米大吟醸 三五」720mlで10,000円でした(^^;
献上酒にもなっているお酒ですから、とてつもなく美味しいはずです(^^)v
⇒日本酒:金稀 無濾過 純米大吟醸 三五(櫻正宗)
詳細はこちら⇒http://www.sakuramasamune.co.jp/goods/kinmare35.html
最後の最後まで、料理とお酒の高レベルのマリアージュを楽しませていただいて感謝でいっぱいです。
美味しいのは当然ですが、こんなに充実した時間の使い方ができたのは久しぶりです。
何よりも時間を一番大切に考えているボクにとっても素晴らしい時間の過ごし方でした♪
お店を出る時には若き高山シェフをはじめお世話になったソムリエにもお見送りいただき感謝感激でした。
クマのようなソムリエと小鹿のようなシェフに最後まで楽しませていただきました(^^)v
心からお礼申し上げます。
また食べログ事務局にもお礼申し上げます。
今回は、10,780円相当のコースとありましたが間違いなくそれ以上のサービスをしていただきました。
しかもWINEなどのお酒は2人で15,000円程度と実にリーズナブルでした。
あらゆる面でご厚意に預かったと感謝しております。
これをすべて自分が支払うことになったとしても、満足度の評価は変わることがありません。
それほど超越した料理とお酒と時間を提供していただける素晴らしいグランメゾンです☆
素敵な時間をありがとうございました♪
超超超お薦めです☆
2011.7.14
2位
3回
2019/03訪問 2019/03/27
【喫煙可】タブラオ上のフラメンコライブを楽しみながらマッシュルームのアヒージョ☆
三宮の北にある東急ハンズから西に300mほどにあるフラメンコとスペイン料理のお店です。
こちらはタブラオと呼ばれる板張りのステージがあり毎夜2回のライブで楽しませてくれる老舗です。
今回はコリータでスペイン料理を楽しみながらもアヒージョとフラメンコを楽しむためにやって来ました。
たぶん珍しいと思いますが、「スペイン料理のハシゴ」です(^^;
この夜の2回目のライブ前に入店しましたが、先客はなくその後も来店客がなく貸し切り状態です。
日曜日の夜ですから仕方ないですね。
ライブが始まる前にオーダーしたのは次の通りです。
●自家製サングリア グラス:700円(税抜き)
赤の甘めのサングリアです。
彼女はワイン700円を飲んでました。
●マッシュルームのアヒージョ(パン付):800円
「シンプル・イズ・ベスト」昔のジバンシーの言葉だったと思いますが、
まさにその通りですね。これだけシンプルなのに超美味しい♬
スペインの酒場で一番愛されているシンプルなアヒージョです。
●ウェボス・ア・ラ・フラメンカ(パン付):900円
たっぷりの野菜を白ワインのみで煮込んで卵を落としてオーブンで焼いてます。
フラメンカエッグとして広く知られていますが、ここのはサラッとした印象です。
パンに乗せて食べるとコクがあってとっても美味しい♬
●フラメンコライブチャージ:1,500円✖2人
本日は、贅沢にも4名の女性ダンサーと実はフラメンコのメインともいわれる歌を歌うカンテ、
そして唯一の男性でギターの6名でした。
5曲も踊ってくれましたよ。カスタネットや手拍子がとてもリズミカルで情熱的でハードですよ。
しかもタブラオに響く足音が迫力満点で目の前でフラメンコライブを楽しめただけでも十分安いと思いますね(^^)
再度フラメンコライブ中の禁止事項を書いておきます。
①写真撮影は禁止です!
②携帯電話の使用は禁止です!
③手拍子は禁止です!
思わず叩いてしまいそうですが、リズムが狂って彼女たちの邪魔になるので止めましょう(^^;
ただし手拍子をしてもいい時があり、その時には案内してくれますよ。
※真剣な彼女たちのライブのためにも絶対に守ってくださいね。
2019.3.17
三宮の北にある東急ハンズから西に300mほどにあるフラメンコとスペイン料理のお店です。
こちらはタブラオと呼ばれる板張りのステージがあり毎夜2回のライブで楽しませてくれる老舗です。
今回はESPICEで新しい神戸のフレンチの流れを堪能してから伺いました。
神戸の夜を楽しんでもらうために、こことJAZZライブハウスのソネを用意してましたが、
時間的にこちらのライブ2回目(21:30)に間に合いそうなので少し速足でやって来ました。
ライブが始まる前にお腹は満腹だったので、ドリンクとつまみを少しだけオーダー。
●サングリア デキャンタ:1,500円(税抜き)
赤の甘めのサングリアです。
●タパス盛り合わせ:2,100円
生ハム、ラム肉、チーズ、オリーブ、シュリンプなどなどいろいろ。
●フラメンコライブチャージ:1,500円✖2人
合計で税込7,120円です。
本日は、3名の女性ダンサーと実はフラメンコのメインともいわれる歌を歌うカンテ、
そして唯一の男性のギターの5名でした。
4曲も踊ってくれますよ。カスタネットや手拍子がとてもリズミカルで情熱的でハードですよ。
目の前で迫力あるフラメンコライブを楽しめただけでも十分安いと思いますね(^^)
再度フラメンコライブ中の禁止事項を書いておきます。
①写真撮影は禁止です!
②携帯電話の使用は禁止です!
③手拍子は禁止です!
思わず叩いてしまいそうですが、絶対にリズムが狂ってしまって
彼女たちの邪魔になるので止めましょう(^^;
ただし手拍子をしてもいい時があり、その時には案内してくれます。
※真剣な彼女たちのライブのためにも絶対に守りましょう。
ライブ終了後に、また少し速足で向かうとソネのラストライブ(22:20)に間に合いそうなので
慌ててお店をあとにして約800m先のソネに向かって軽くダッシュするのでした(^^;
2018.3.22
<2016年12月再訪>
久しぶりのロスヒターノスです。
堀田茜を優しくしたような天使ちゃんをお連れしてやって来ました。
何といっても目の前で、しかも数少ないタブラオでフラメンコが楽しめる貴重なお店です♬
彼女の仕事の都合で1回目のショータイムギリギリの入店ですが、
何とか始まる前にお酒を楽しむことができました。
スペインのビールやシェリー酒、サングリアのデキャンタなどをいただきました。
料理はタパス盛り合わせ、マッシュルームのアヒージョ、バーナ貝のヴィナグレソース、
そしてパエージャ・ロス・ヒターノス2人前。
飲み物はみんな美味しかった。
タパス盛り合わせは、ちょっとパサッとした食感があったのが残念。
マッシュルームのアヒージョはグツグツ音を立てながら運ばれてきて、とっても美味しかった。
バーナ貝のヴィナグレソースは少し生臭さが残っていてイマイチ。
そしてメインのパエージャ。
実は食感が雑炊のような柔らかさだったので、一番残念な料理になってしまいました。
フラメンコはいつものように最高の舞台を見せてくれました。
ワクワクしながら待って、ショーが始まると体がウキウキします♫
フラメンコはタップと違ってどちらかの靴が床についているそうですが
そうとは思えないほどの迫力と力強さです。
ショータイム中の禁止事項を書いておきます。
①写真撮影は禁止です!
②携帯電話の使用は禁止です!
③手拍子は禁止です!
思わず叩いてしまいそうですが、絶対にリズムが狂ってしまって
彼女たちの邪魔になるので止めましょう(^^;
ただし手拍子をしてもいい時があり、その時に案内してくれます。
※真剣な彼女たちのライブのためにも絶対に守りましょう。
今回料理は残念だったけど、フラメンコショーはやっぱり最高です(^^)/
ぜひ一度は体験してほしいお店です♬
2016.12.15
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¡Es sensacional! (エスセンサシィオナル!)
とっても素晴らしいフラメンコショーを目の前で体感できる素敵なお店です♪
今回、札幌からの若きドクターを招いてこちらのお店に予約してやってきました。
ボクは3年前にも予約したのですが、同伴者の突然のキャンセルにあい断念したことがあります。
今回は念願かなっての訪問になりました。
お店は元町駅から鯉川筋を200m北上してサンクスのある交差点を渡って右折した左側にあります。
店内にはフラメンコ専用の板張りの舞台(タブラオ)があることでも有名です。
スペインの街角をイメージしたような造りが雰囲気を盛り上げてくれます。
BGMは一世を風靡した懐かしのジプシー・キングスです♪
フラメンコライブは、毎日①19:30、②21:30の2回あります。予約した方がベターです。
メンバーは変わるのでHPで確認できます。ギターや歌が入ることが多いです。
さて、まずは腹ごしらえです。
ボクはスペインのビールを、彼女はサングリアで乾杯!
付き出しに、生ハム・コーン・カシューナッツです。
料理はについては以下の通り。
・タパス盛合せ(オリーブ・生ハム・サラミ・ポテト・海老・チーズなど)
二人分としては少ないけど最初の一皿としては満足できます。
・パン・コン・トマテ(パンの上にトマト)
これはとっても美味しいですね。トマトとカリカリパンがよく合います。
・トリもも肉のガーリックソテー(アヒージョ)
トマト風味の鶏肉にガーリックが効いていて野菜もたっぷりで美味しい。
・マッシュルームのガーリックソテー(アヒージョ)
グツグツと音を立てながら運ばれてきましたが、これはもう最高です!
たぶんこの店の一押しではないかというぐらいの美味しさです♪
いや~、最後にもう一度注文したいぐらいの美味しさでハマりました(^^)/
・フラメンカエッグ(お店では別の呼び方です)
おなじみのフラメンカエッグも、こちらのお店の料理は一味違います。
上に乗っている玉子を混ぜ混ぜすると、あら不思議香辛料が効いた
とってもスパイシーなフラメンカエッグになります。これも美味しい!
・ブイヤベース・デ・カサ
海老や魚介類がたっぷり入っていて、さすがにスープもおいしいコクのある料理。
フラメンコが始まってしまって、ほとんどを冷めてしまってから食べたのは残念。
・アイスクリーム
クリームブリュレのようなデザートもあったのですが2人ともこちらをチョイスしました。
非常にまったりとしたアイスです。
以上ですが、どれを食べても美味しい本格的で情熱的なスペイン料理です。
料理名がポピュラーな呼び方ではないので聞いて確認するほうがいいですね。
飲み物はワインもシェリーもサングリアも美味しいし、特別に紫のとうもろこしで
作られたポリフェノールたっぷりの甘くて美味しい「チチャ」もいただきました♪
料理もお酒も美味しかったけど、さらにそれを上回るぐらい感動させてくれたのが
フラメンコのライブです♪
ギタリスト1人と若い女性が2人と女性の先生が2人です。
最初は、カスタネットを連打しながらの情熱的な踊りを4人で踊ってくれます。
何とパワフルでパッショナブルなんでしょうか(^^)v
次に一人ずつメインで踊ってくれます。
タブラオ(踊りのための板張り)を最大限に使った強弱のあるリズムを刻みながら
ある時は優しく、またある時は情熱的にと次から次へと楽しませてくれます♪
若い女性の美しいラインを感じる踊りと成熟した先生のキレのある妖艶な踊り。
どちらも惹きつけられます。
誰かが踊っているときも、他の方が緊張感を持って見守っている空気を感じます。
またスペイン語での掛け声も新鮮でこれにも強弱を感じます。
この張りつめたような空気感がとっても好きです。
フラメンコに捧げる真剣なまなざしと真摯な姿勢に最高の感動を受けました☆
当日は、オーナーであり、日本のフラメンコ界屈指のフラメンコ舞踏家でもある
阿藤久子先生もたまたまおられたので、ご挨拶して写真を撮らせていただきました。
神戸・大阪・京都でフラメンコスタジオを主宰され、他地区でも後進の指導をされています。
化粧をされずとも、この若さ、この美しさ!
まさにフラメンコの成せる業でしょうか(^^)
こちらも感動です!!
お客さんの中にはフラメンコの生徒さんも来られていて、若い方から年配の方まで
皆さんがフラメンコに夢中になられていることを実感しました。
札幌の彼女も「札幌で教室があったら習いたい」と言ってました。
皆さんとも仲良くなれて楽しい会話も弾むアットホームなお店でもあります。
フラメンコライブ中の禁止事項がテーブルに書いてあります。
真剣な彼女たちのライブのためにも絶対に守りましょう。
①写真撮影は禁止です!
②携帯電話の使用は禁止です!
③手拍子は禁止です!
特に③は、思わず叩いてしまいそうですが、絶対にリズムが狂ってしまって
彼女たちの邪魔にしかならないので止めましょう(^^;
何回も何回も通って応援したいお店です♪
ぜひぜひ皆さんにも経験していただきたい素敵なお店です。
¡Es sensacional! 素晴らしい!
Muchas Gracias. 本当にありがとう!
お薦めです☆
2011.10.21
3位
1回
2011/10訪問 2011/10/19
桑名名物のはまぐりを最中にしちゃいましたがとっても美味しいんです☆
名古屋から桑名の得意先に向かう途中、時間に余裕があったので高速を使わずに
R1(国道1号線)を走っていると、木曽川を渡った左手に和菓子屋さんを発見。
とっても雰囲気のある和菓子屋さんなので早速入ってみました。
戦後間もなく創業されたようで、60余年の歴史を誇る老舗和菓子屋さんです。
さて、とっても気になったのが「はまぐり最中」120円です。
お店の女性(お嬢さんかな?)が「はまぐりを象っただけです」というように
はまぐりのリアルな形をした最中です。
中の餡は、こしあんとつぶあんがあります。
こしあんを選んだのですが、これがまたしっとりと艶やかなこしあんです♪
サクッとした最中の食感と、こしあんのシルキーな口触りが最高に美味しい(^^)/
生菓子も秋を感じさせるものばかりです。
松茸の形の生菓子もありましたが、ボクは柿を模した「秋日和」150円をチョイス。
見た目がとにかくリアルで楽しい。
食べてみると中はこしあんです。でも最中のこしあんとは明らかに違います。
お菓子によってあんを分けているようで、繊細な和菓子職人の技を感じます。
こんなに美味しい最中は久しぶりです♪
次回は他のお菓子も試してみたいと思います。
本当に美味しそうな和菓子がいっぱい並んでました。
桑名または長島町にお越しになったら、ぜひ立ち寄ってほしいと思います。
上品で美しい和菓子は桑名の誇りでしょう☆
2011.10.13
4位
1回
2011/08訪問 2011/08/07
広島出張で宿泊したホテルの近くにあるおでん屋さんです。
食べログでヒットしたお店はヒットではなくホームランでした(^^)v
一人で食べに入ったのですが、カウンター席とテーブル席がいっぱいあって広い店内です。
先客もなく一人でおでん鍋の前のカウンター席に座りました。
とっても上品で京都の料亭が似合いそうな笑顔が素敵な女将さんと若くてスラッとした富永愛系の女性がお相手してくれます。
生ビールを注文してからすぐに食べログクーポンを思い出して携帯画面を見せました。
一人でも対応してくれる「飲み放題120分1500円」です♪
こちらの飲み放題は、お店にある正規のドリンクが飲み放題なので高品質のドリンクです。
結局は、生ビール1杯・泡盛ロック3杯、梅酒ロック2杯でした。十分満足です(^^)
枝豆がお通しで出されたのですが、そのあと刺身のおまかせ3点盛をいただきました。
マグロとカンパチとサザエです。サザエはコリコリと北海道のツブを思い出しました。
そのあとはおでんです。
まずは人気のスジを選んで大根・厚揚げと3品です。
出汁がとっても美味しいです☆
薄味だけどしっかりと味が付いていて、上品な味付けのおでんです。
これはもう病みつきになりそうな味です♪
あとは玉子・じゃがいも・平天です。
どれも味がしっかり付いているのでとっても美味しくてお酒も進みました。
これだけ飲んで食べて3500円程度でした。
女将さんとの会話も楽しくて心地良くホテルに戻ることができました。
ごちそうさまでした(^^)
また広島に出張の際にはぜひ立ち寄りたいお店です。
皆さんにもぜひ食べに行ってほしいお店です。
夏でも美味しいおでんが楽しめますよ♪
ぜひ食べログクーポンを使ってくださいね(^^)v
超お薦めです☆
2011.8.2
5位
1回
2011/09訪問 2011/09/30
料理も雰囲気もBGMもまるでここがリゾート地のような錯覚すら覚えるイタリアン☆
JR住吉駅の北側の道を東へ200mほど歩いた南側にあるイタリアンのお店です。
以前から気になっていたものの、今回初めてランチで伺いました。
店内は広くてシックなイメージです。
一人なのでカウンター席に案内されました。
足元のガラスフロアがオレンジ色に光っています。
BGMは沖縄のDFSで流れていたようなダンサブルなMUSICです♪
この雰囲気、ボクは大好きです☆
店内はもちろん禁煙で、テラス席のみ喫煙可です。
下校時にはベンツが正門近くに並ぶ甲南小学校の近くということもあるのか、客層はマダムが多い。
さて、ランチメニューは、ランチセット1100円、Aコース1500円、Bコース1800円の3種類です。
お子様セット1100円もあります。
3種類のランチはすべて好きな1品を選ぶことができます。
ボクはAコース。前菜6種盛り・焼き立てパン・好きな1品・本日のデザート・珈琲or紅茶です。
本日のおすすめパスタ(ツナと5種のきのこ)のペペロンチーノをチョイスしました。
ソースは他にもトマトソース・クリームソースが選べます。
まずは前菜6種盛です。
イタリア風オムレツのフリタータ・いわしのマリネなどそれぞれ個性たっぷりの前菜たちが揃っています。
このあとのパスタに期待感が膨らんでいきます。
焼き立てのパンが運ばれてきました。
しかし、せっかくアツアツなのにパスタが出てくるまで5分ほど待たされました(^^;
これは残念ですね。パスタに合わせてパンを出してほしい。
そしてツナと5種のきのこのペペロンチーノの登場です♪
このペペロンチーノは、とってもインパクトがあります。
一言で言うと、「飾りじゃないのよ唐辛子!ハハ~ン♪」って感じ。
ガーリックも効いてるけど、唐辛子もハンパねえ、ってぐらいに効いててパンチあり(^^)
しかも麺はボクの大好きなアルデンテ以上乾麺未満です(^^;
美味しくて大満足です☆
さらにさらにデザートがまた美味しい♪
ティラミスはエスプレッソの香りとしみ込んだリキュールがジュワ~っと出てくる美味しさ(^^)/
バニラのジェラートもカッチカチに凍らせてあって、徐々に溶かしながら食べました。
もう、どちらも最高に美味しい!
サービスも非常にスマートな印象です。
フロアスタッフに禁煙のことを訪ねると、後でお店のパンフレットを持ってきてくれた。
ちょっとした速やかな対応が非常に好印象です。
一人よりも二人が似合うお店ですね☆
もちろんグループでも楽しめますよ。
美味しい料理と素敵なロケーションで寛げて楽しめること間違いなし(^^)v
超お薦めです☆
2011.9.28
6位
1回
2011/08訪問 2017/02/10
【禁煙】緑いっぱいの自然と優しい空気感と美味しい珈琲をたっぷり味わえるカフェ☆
※当時と状況が変わったそうなので一部削除しました。
伊勢自動車道玉城 ICを降りてアスピア玉城に向い、
さらに細い山道を上がった左側にある自然志向のカフェです。
入口を入って靴を脱いで店内に入ります。
お店に入ると左側に「草木染工房&ギャラリー葉(よう)」があります。
草木染めの可愛い洋服や小物などが所狭しと並べられています。
窓が開いているのでそよ風が店内を駆け抜けて、小さな飾り物が揺れています。
おだやかな里山の空気がいっぱい流れています。
そして右側がカフェになっています。カウンターが6席と直座りになるテーブル席が数卓あります。
カウンター席に座ったのですが、木漏れ日が差し込んできてまるで自然の「光のページェント」になりました。
テーブルやカウンターをはじめ店内は木でできているので森の中にいるようです(^^)
さらに店内のヒーリングのBGMでとっても落ち着いた空気感が漂っています。
ランチは夏野菜と湯葉のヘルシーカレーでしたが、今回はティータイムに伺いました。
ボクはアイス珈琲のケーキセット680円をチョイスしました。
珈琲は有機栽培のようです。
前日飲んだ「上島珈琲」の美味しい珈琲に負けず劣らず美味しい珈琲です♪
ケーキは自家製のシフォンケーキで、周りにマーマレードがたっぷりかかっていて甘すぎず美味しい。
お皿には葉っぱが付いていました。さすがは「葉(よう)」ですね。
いつもは自分の感覚よりも早く進む分針が、ここではあたかも磁石が付いているかのようにゆっくりです。
次の訪問先のアポさえなければ、あと1時間はここで過ごしたいと思います。
それほどに、ゆるやかで大切な時間をほんとうに大切に使っている実感があるんです☆
お店の雰囲気といい、珈琲の味といい、十分に満足させていただける内容でした(^^)
お店の方(ご夫婦でしょうね)も優しく接してくれます。
都会の喧騒から開放された別世界がここにはあります。
お薦めです☆
2011.8.19
7位
1回
2011/04訪問 2015/04/04
【禁煙】創業210年の老舗和菓子屋さんですが若い世代にも喜ばれる新作が続々登場☆
1801年に御影の地で創業された老舗の和菓子屋さんです。
昔ながらの添加物を一切使わない安心な和菓子を提供されています。
この地は昔、神功皇后が澤之井という泉(現阪神御影駅辺り)の水面に御影(おんかげ)を映されたことで
「御影」の名を冠したとされる由緒ある地名であり、ボクが生まれ育った街でもあります。
お店は阪神御影駅をまっすぐ南下し、イズミヤカナートを越え、R43に突き当たるニトリの西側角にあります。
徒歩5分程度です。車ではR43の東向き車線の「浜中」の交差点を過ぎたニトリの手前になります。
ボクは子供のころによく、この店で有名な天津知(でっち)羊羹や樽形煎餅を食べた記憶があります。
その後、転勤で名古屋・札幌・福岡などに行ってましたので、神戸に戻ってから5年ほど前に久しぶりに羊羹を食べました。
今回はまた食べたくなって立ち寄りました。
木造づくりの趣のある建物は阪神大震災で全壊したようで、今は近代的なビルになっています。
ガラス張りの明るい店内に一歩踏み入れるとそこには歴史を感じる光景が広がります。
おそらく震災の際に欠けたであろう大きな木の看板やお菓子の木型が目を引きます。
天津知羊羹をはじめいろいろな和菓子の話をうかがっていると、梅こぶ茶を出していただきました。
「ゆっくりしていってください」という温かい心配りを感じます。
さて「天津知羊羹」とは、「天」が大自然、「津」は丸いもの即ち月、「知」は人の心を表しているそうです。
大自然と人の心を丸く結ぶ羊羹ということですね☆
月のエネルギーで唯一育つ植物「竹」は、人にも自然にも優しく、その竹の皮で包み、蒸し上げ作られた羊羹は
添加物を一切使用せず、上品な味でもっちりと柔らかく、また小豆の風味も良く美味です。(お店のチラシより抜粋)
この羊羹はいつ食べても、ほのかに竹の皮の香りがして、ツルッとした艶やか表面の輝き、そして甘味を抑えた上品な味わい。
竹の皮のまま切るので香りを残したまま、小豆そのものの味を感じることができる最高に美味しい羊羹です☆
羊羹を買ってから店内を撮影させていただきたいと許可をいただいて、さらにお話しを聞くことができました。
御曹司で専務の若い8代目が京都で修業されて戻ってこられてから、新しいお菓子にチャレンジをされているということで、
直接専務や店員さんからいろいろと新しい和菓子を教えていただきました。
まず、どら焼きのような「虎虎」は、珍しい白粒餡が入ったものです。どら焼きの「どら」⇒「とら」なのかな(^^)
買って食べましたが、白粒餡はもちろん美味しいのですが、しっとりとした生地が上品でほんのりした甘さが美味しい。
この生地は半分に切ってみてわかったのですが、普通のどら焼きに比べて非常に密度が濃くて繊細です。
それが上品な食感と味わいに通じているのかもしれません。
さらに、「虎虎」の姉妹商品のような期間限定の「いちご餡」がまた最高に美味しい♪
同じく上品でしっとりした生地に、控えめないちご味の餡がまろやかにフィットしていてさらに上品な味に仕上がっています。
甲乙つけがたいのですが、ボクはこのいちご餡がクセになりました(^^)/
せっかくなので、老舗のお菓子にふさわしいようにと、鳥の羽根で作画する手法で現川(うつつがわ)焼を伝承されている
400年の歴史を誇るボクの大好きな窯元である佐世保市の臥牛窯(がぎゅうがま)の皿に乗せて写真を撮りました。
そして、5月の限定販売として「水仙ちまき」が登場するようです。
これは通常のちまきではなく「葛切」を使ったちまきです。
葛切の性質上硬くなるのではと危惧しましたが、そこは試行錯誤されて美味しく完成したようです。
お話しをお聞きしていると、なんとこの「水仙ちまき」を試食品として作っていただきました。
もう大感激です\(^^)/
自宅で食べてみると、今までのちまきのイメージとは違った新食感です☆
プルプルした透明感のある葛切の中に小豆が見えています。
この葛切がゼリーのようですが、さほど甘くなくて小豆の存在が心地いいんです♪
葛まんじゅうのようですが、さらにプルプルでツルッとした食感です。
子供達も「美味しい!美味しい!」と連呼していました。
これは絶対にお薦めです☆
ぜひお店で予約して食べてみて、未知との遭遇をしてください(^^)v
5月いっぱい販売するそうですが、当日売りは少しらしいので・・・。
さらに2週間後にも新製品が登場するようです。
ワクワクする和菓子屋さんはホントに珍しいですね♪
この店では生菓子も旬に合わせて並んでいますが、干菓子がバラ売りされているのにも驚きました。
普通はセットになっているので選べないのですが、ここでは好きな菓子を選ぶことができ、
茶道の先生方には人気があるでしょうね。
老舗の和菓子屋さんでありながら、常に進取の気風を持った素晴らしいお店だと思います。
若い世代には敬遠されがちな和菓子ですが、この店に来ればきっと新しい和菓子との素敵な出会いがあります♪
老若男女を問わず、皆さんに愛されているこの店の和菓子をぜひ味わってください。
ぜひ応援していきたいお店です。
超お薦めです☆
2011.4.26
8位
1回
2011/08訪問 2011/08/20
ビルの中とは思えない落ち着いたロケーションと繊細で洗練された素敵な料理に感動☆
日本最古の温泉といわれる有馬温泉の中でも明治元年創業の老舗旅館「中の坊瑞苑」。
モナコ公国の故グレース・ケリー王妃も来日時に宿泊されたという由緒正しい折り紙つきの旅館です。
その旅館の直営店が大阪キタの新地にあります。
さてこちらのお店は桜橋交差点から50mほど西に行ったaxビル3階にあります。
同伴者とヒルトンで待ち合わせたので5分ほどで着きました。
エレベーターを降りると、そこはもう別世界です。
ここが大阪キタの真ん中とは思えない落ち着いた風情です。
ビルの中に老舗旅館が引っ越してきたような錯覚さえ覚えます。
もちろん予約を入れていましたので、右手のテーブル席に案内していただきました。
「ツツー、ツツー」と絹のすれる音が優しく響く着物姿の女性の所作が心地いいですね。
まずは暑い日だったのでビールで乾杯です。生はありませんのでプレミアモルツの瓶ビールをチョイス。
今回いただいた料理は「春秋」で、15、750円(税込・サ別)です。内容はその日の素材によって替わるようです。
まずは食前酒から始まります。
①食前酒:山桃ワイン
爽やかな香りと喉ごしで一気に飲み干しました。
ここでせっかくなので、今回の料理に合わせたお酒を選ぶことにしました。
やはり少しでも東北の支援ができればということで、宮城の「一ノ蔵」の純米大吟醸「松山天(しょうざんてん」を
チョイスしました。720ml瓶しかありません。8,500円ぐらいです。
繊細でありながらふくよかな香りと上品で芳醇な味わいの素晴らしいお酒です。
②先付:雲丹・帆立ジュレかけ 長芋・柚子・梅肉
涼しげなかき氷の上に乗った雲丹の殻の中に雲丹がたっぷり入っています。
甘味があって舌の上で蕩ける美味しい雲丹です。爽やかな1品です。
③煮物椀:きんき 賀茂茄子・加賀瓜・柚子・梅肉
高級魚のきんきを椀物に入れて出していただけて嬉しい限りです。
適度な脂を感じるのですが、程よく淡白で柚子の香りも気高くて上品な味です。
④お造り:鱧湯引・鮑・牡丹海老・よこわ(本マグロの幼魚)の炙り 刺身醤油・肝醤油・梅肉で
鱧は梅肉で、鮑は肝醤油で、他は刺身醤油でいただきました。
特に鮑と肝醤油はベストマッチングですね。最高に贅沢で美味しいとろけそうな味わいです。
よこわの炙りはもちっとした食感で香りも良くてクセになりそうな美味しさです♪
⑤焼八寸:ローストビーフ・伝助穴子南蛮焼・明石蛸柔煮・うな胡巻・無花果胡麻クリーム
・茗荷酢取り・万願寺青唐焼浸し・ポテト
実は今回のコースの中で一番のエポックメーキングなメニューが焼八寸でした。
これとご飯セットがあれば豪華な昼食になりえるほどの素晴らしい内容です。
ローストビーフは和食のお店でいただくのは珍しいのですが、一昨年ハワイで食べたものに
勝らずとも劣らない肉厚と味わいです。穴子のほっこりした食感と甘味が美味しいし、
蛸の柔らか煮はよく味が染みていて、うな胡巻もタレと一体感を感じて、とにかく美味しい。
ポテトや無花果もそれぞれが主張していて存在感のある皿になっています。
とにかく美味しくて嬉しくて大満足です。もうお腹もいっぱいになってきました(^^;
⑥強肴:フカヒレの姿焼 茄子・アスパラ
これはもう参りました。和食にフカヒレという発想の面白さと存在感のあるフカヒレに脱帽です(^^)
すでに満腹中枢が刺激されているところにこの贅沢な料理の登場です。
もう嬉しすぎる誤算と言ってもいいでしょう。
取り皿ならぬ取り椀に入れて少しずついただきました。
少しずつといってもこの食感は他に類を見ないものですから特別です(^^)
⑦ご飯:枝豆ご飯釜仕立て
⑧香物:水茄子・胡瓜・サラダ南瓜
⑨止椀:赤出汁・順才
順才の入った赤出汁をいただきながら、塩分控えめの枝豆ご飯をいただきます。
釜仕立てということでやや硬めの食感ですが美味しいご飯です。
香物ではサラダ南瓜が珍しくて美味しかったですね。見た目は沢庵なんですが・・・。
⑩果物:赤肉メロン・スイカ・ピレーネ・桃
〆の果物がまたオシャレな盛り付けになっています。
すべてを球形にくりぬいていて、一番上には星のゼリーが乗ってます。
一つ一つが本物ですからしっかりと味わうことができます。
果物の後に温かいお茶を出していただき、今回の贅沢な料理を思い出しつつ会話を楽しむことができました。
ごちそうさまでした。大満足の料理と時間でした☆
料理の一つ一つの質の高さはもちろんですが、繊細な味わいが感じられましたし、
おもてなしの気持ちが伝わるスムーズで心地良いサービスにも感心しました。
まさに関西の奥座敷が表舞台に出てきたといった印象です。
これなら個室もありますので、ぜひ接待にも使いたいと思います。
ボクはアヴァンギャルド(avantgarde)という言葉が大好きでボクなりの理解で実践していますが、
このお店は伝統を重んじながらも、時代を先んずるような、まさにアヴァンギャルドなお店だと思います。
これからもさらに1歩も2歩も先に進んでほしいと願っております。
超お薦めです☆
2011.8.10
9位
1回
2011/02訪問 2011/02/06
ボクのバースディランチに家内と苦楽園にあるこちらのお店に伺いました。
少し北側に2台分の契約駐車場があるので便利です。
南から向かうとお店を越えて初めての信号を左折した右側の2つ目の駐車場で、手前の36番・37番です。
13時半ごろの訪問だったのですが、店内は満席でたまたま出る方がいたのでカウンターに座ることができました。
カウンターとテーブル席は奥の間にもあり、結構入れるようです。
さてランチには、Aパスタランチ980円、Bピッコロランチ1800円、Cフルコースランチ2700円です。
Aパスタランチにして、ボクは「生ソーセージと菜花のトマトクリームソース」をチョイス。
家内はもう1種類の「焼き子持ちシシャモと春キャベツのペペロンチーノ レモン味」をチョイス。
前菜とドリンク(珈琲・紅茶・エスプレッソのうち1品)が付きます。
こちらから言わなくても、「取り分けるお皿を用意しますね。」とパスタのシェアを促してくれます(^^)
前菜は、とうもろこしの粉で揚げたポレンタと、肉のテリーヌ、野菜。
ポレンタの食感が良くて美味しい。野菜も新鮮です。
パスタは、まず「シシャモのペペロンチーノ」が出てきます。
シシャモのパスタは珍しくて、ペペロンチーノのガーリックと塩味が光ります。
こんなに美味しいペペロンチーノにはなかなか出会えないと思います。
苦手意識のあった家内も大絶賛でした(^^)
取り分けて食べていると、時間差で「トマトクリームソース」が出されます。
こちらはまったりとチーズが絡んでいて濃厚ですが、麺の茹で方が硬めなのでgoodです。
まったりとしたソースとアルデンテよりも硬めの麺のバランスがとっても良くて美味しい☆
ランチに+260円でドルチェが付くのですが、本日はパンナコッタだったのでパスしました。
ジェラートだったら選んだのになぁ(^^;
家内は珈琲、ボクはエスプレッソを楽しんでいると、お店の方がアルバムを持って来てくれました。
シェフのイタリアでの様々な写真が入っていて、結構楽しめました。
家内と約20年前に行ったイタリアの旅を思い出して話も弾みました(^^)
とにかくパスタが美味しくて、お客さんの立場に立った自然なサービスができるいいお店です。
次回はぜひメイン料理も食べてみたいと思います♪
お薦めです☆
2011.2.2
10位
1回
2011/09訪問 2011/09/10
驚きの海鮮丼は見た目だけでなく中味も充実のとっても美味しい名物料理☆
金沢で11時からの商談を終えて午後からのアポの前に昼食をとるために近江町市場にやってきました。
夜はしゃぶしゃぶ屋さん「水ひき亭」に行く予定だったので、昼は寿司を食べようと決めていました(^^)
近江町市場のR159の近江町交差点側から入ってすぐにお店はあります。
車をコインパーキングに停めて近くにある得意先に寄ってからこちらにやってきました。
近くに来てから携帯版食べログを活用してお店を決めました。
入口でメニューを見ていると「海鮮丼」に圧倒されてしまい、すぐに決めて店内へ。
カウンター席の一番奥に案内されました。
半個室風のテーブル席や小上がり席などがあります。
店内全面禁煙はお寿司屋さんとしては当たり前のことですが嬉しい限りです♪
さて、海鮮丼(2625円)と味噌汁(200円)を注文しました。
目の前で丼に盛り付けていく過程を見ることができました。
見た目はワイルドですが、盛り付けは非常に繊細です。
運ばれてきた海鮮丼は店頭のダミーとまったく同じ大迫力です(^^)v
地物・近海物にこだわった18種類のネタを使った名物の豪華海鮮丼です。
奥に帆立の貝殻で壁を作り、その前に松葉ガニの足、甘エビが2尾立っています。
その周りに帆立貝柱・いくら・雲丹が並びいくらの上には金沢らしい金粉が盛られています☆
さらに外周には丼からはみ出すようにいろんな鮮度のいい魚がピッカピカに並んでいます。
タコ・サーモン・はまち・中トロ・マグロ赤身・烏賊・鰻・カニ・数の子などなど。
どれもとろけるような美味しさです。
お米は地元能登半島産の「こしひかり」と「のとひかり」のオリジナルブレンドです。
酢飯は少し薄めですが、輝いてツヤツヤしていて美味しい。
醤油も酢も地場のものを使っていて地産地消にも貢献しているようです。
とってもボリューミーで1ネタごとに感動のある美味しい海鮮丼です。
ただネタが多すぎてなかなか酢飯が出てきません(^^;
:酢飯が出てきた時にはネタとともにガッツリを食べないと後で余りそうになって大変です。
これは体験談です(^^;
要注意ですよ♪
味噌汁はわかめとネギがたっぷりで満足できました。
それにしてもこの存在感は圧巻です☆
ぜひ一度は体験していただきたい海鮮丼です。
2625円という価格設定は決して安くはないけどFPです。
FP=FAIR PRICE
そうなんです。適正価格だと実感すること間違いありません(^^)/
超お薦めです☆
2011.9.7
食べログをはじめて4年になりました。
今年も料理はもちろんですが、サービスで気持ちいいお店にいっぱい出会う事が出来ました。
やっぱりお店を出る時に「ああ、よかったなぁ」と思えることが一番です♪
あらゆるジャンルのお店で楽しい時間を過ごせたことに感謝感謝です(^^)