『第一回 算数オリンピック キッズBEE ファイナルに次男が挑戦しました☆』tomoseipapaさんの日記

料理を食べた時でなく、お店を出た時に評価が決まる(^^)v

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tomoseipapa (男性・兵庫県) 認証済

日記詳細

算数オリンピックは1992年に、広中平祐先生(京都大学名誉教授・フィールズ賞)や数学者の
ピーター・フランクル氏の提唱により始まり、国境や言語・人種の壁を越えて、あらゆる環境の
子供たちが 「算数」という万国共通の種目で持ち前の思考力と独創性を競う大会です。
小学6年生以下が対象の「算数オリンピック」と、小学5年生以下が対象の「ジュニア算数
オリンピック」があります。

今年から算数オリンピックに小学3年生以下の部ができました。それがキッズBEEです。
小学1年生から3年生までが参加できます。
次男のsei坊は3年生なので、トライアル(地区大会)に参加することにしました。
トライアルの受験者数はわかりませんが、100点満点中82点が合格点でした。
sei坊は88点で予選通過し、東京でのファイナルに参加することになりました。

ファイナルは8月9日に国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。
試験時間はわずかに40分です。しかも、設問は5問で枝問を入れても7問です。。。
ファイナリストは189名のようです。6名ほどが入賞と聞いていました。

sei坊はリラックスしていて、ボクがリクエストするカメラのポーズにも落ち着いて「ピース」(^^)
東京に行ってからも勉強してません。いつも思うのですが集中力は素晴らしいけど勉強はしない。
難しい問題はやはり慣れが必要なので、1回や2回の勉強では無理ですからね。

ボクからの助言は「自分の勘を信じて書くこと」でした(^^;

あっという間の40分でしたが、ニコニコして出てきたので手ごたえがあったようです。
しかし、聞いてみると「全部書けたけど、自信があるのは2問だけ」と。なんじゃい。。。

昼食は表彰式までの間にとるので、下調べしておいたさくらで彼のリクエストのステーキです♪
ここで問題用紙を見たのですが難しい。単なる四則計算などではなく、前から後ろから考えて、
さらに斜めからも考えないと思いつかない問題です。これは苦労しただろうなぁ。。。

食事の後、早めに会場に行くと開場間近というラッキーで、前から3番目の席をゲット!!
ピーターフランクルさん本人が本を売っていたので、2冊買ってサインをいただき記念撮影。
本人に許可をいただいてないので掲載できずに残念です。。。

さてさて表彰式に先立って、そのピーターフランクルさんが舞台上でおなじみの大道芸を披露して
くれました。子どもたちは大喜びです♪お話も上手で楽しませていただきました。

さて、いよいよ表彰式の始まりです。
まずは銅メダル。番号と名前を呼ばれると元気よく「はい!」と返事をして舞台に上がります。
ここでsei坊が一言「銅はいらない。金か銀だけほしい」
でもメダルなしということもあり、何でもメダリストの方がいいに決まってるのに。
意外に銅メダリストは多く80人以上呼ばれましたが、その都度「ホッ」と胸を撫で下ろしてました。
続いて銀メダルです。30人程度でしたが、本人が「金かな?」と思いつつあったその時に
呼ばれてしまいました(^^;
本人はショックだったようで、凹んでました。
でも銀メダルは立派☆ と慰めたのですが、「来年は金!」と意気込んでました。

来年の出場権は「ジュニアオリンピック」になって、5年以下なので4年には厳しいのです。
まあ、この悔しさをバネに頑張ってほしいものです。
最後の金メダルは、予想の6人より多く13人でした。初めてのキッズBEEへのサービスかな。
ちなみに、ファイナルの最高点は88点で2名でした。難しいはずです。。。

初めての算数オリンピックキッズBEE。
たぶん知らない人も多いと思うし、今回が全国での本当のレベルではないと思います。
これに奢ることなく、もうちょっと勉強して頑張ってほしいものです(^^;;;
この問題は普通の算数問題ではなく、本当に考える力が確実に身につくカリキュラムです☆
ぜひ多くの子供たちにチャレンジしてほしいものです。

子供たちの可能性を引き出すためにもっとも大切なことは結果ではなく挑戦する勇気です。

sei坊、よく頑張ったね(^^)
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