Testarossaさんが投稿した銀座 しのはら(東京/銀座一丁目)の口コミ詳細

食べるために生まれた

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銀座 しのはら銀座一丁目、銀座、東銀座/日本料理

2

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
2回目

2018/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

春の花山椒祭り!

銀座のビル地下1階にある懐石料理店。
平日のディナーで訪問。

ミシュラン二つ星。

春の醍醐味である花山椒祭り!


【おまかせコース】(23,000円、税・サ別)

■香煎茶

■タラの芽とこごみ
鮑と蒸したもの。

■鮑

■お椀
蛤と花山椒。
出汁の塩気は蛤の素材だけで作り出されている。
花山椒を一回くぐらせて馴染ませる。

■造里
・平目
 2段に重なる上段は朝に潰したもの、下段は寝かしたもの。
・アオリイカ
・鮪
 昆布醤油の煮こごり。
・アカムツ
 ちり酢。

■八寸
春の終わりを告げる葉桜と夜露を表現している。
田舎を彷彿とさせて懐かしみがある。
海の幸と山の幸のコラボレーション。
・シラエビ(富山)
 割醤油の煮こごり。
・赤貝のヒモ
 サザエの器。
・手まり寿司
 赤貝、桜の葉添え。
・玉子真薯
・車海老
 キャビア乗せ。
・鯛の子
・サヨリ
・キュウリ
 もろみ乗せ。
・ホタルイカ
・ホワイトアスパラガス(ロワール)
・蛸
・スナップエンドウ
 黄味酢乗せ。
・山芋
・蓮根

■鮟肝最中
弟子の曇りのない満面の笑顔が素敵^^

■鮪とべったら漬の手巻き寿司

■白川甘鯛
このこ乗せ、スダチ絞り。

■雲丹(唐津)と赤茎山葵

■スッポンの唐揚げ
一度炊いた後に揚げている。
焼きスッポンのタレ、ネギ、粉山椒。

■猪と花山椒
スープ仕立て。
時に牛をも凌駕するほど好きな猪肉!
適度な噛み応えと、噛むたびに溢れる旨み。
肉には花山椒の痺れが合う。

■サンドウィッチ
和紙に包まれている。
デニッシュは京都祇園ボローニャ製。
フィリングは、穴子とキュウリ。

■お新香
・沢庵
・昆布
・野沢菜

■玉子雑炊

■炊き込みご飯
花山椒をふんだんに使った贅沢な炊き込みご飯!
・筍
・花山椒
・海苔
・山椒
・桜海老

■ヨモギ金団
爽やかな草の香り。

■苺

■抹茶


【日本酒】

料理に合わせておまかせでお願いした。

■江戸開城 純米吟醸 原酒(東京)

■白菊 大吟醸 銀座しのはらラベル(茨城)
限定150本。
火入れ。

■十四代 中取り 純米吟醸(山形)

■スペシャル褒紋正宗(兵庫)

■高砂 純米大吟醸(三重)


爽快な花山椒祭りだった!
日本酒の組み合わせも素晴らしい。

2023/06/13 更新

1回目

2017/09 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

最高の季節に最高の店に訪れることができた喜びを噛みしめたい

銀座にある懐石料理店。
2016年10月オープンの新店。
平日のディナーで訪問。

滋賀から銀座に移転して1年足らずで、予約が半年待ちの店になった。

入店するとお香が香る。

席はL字型カウンターのみ11席になっており、大将・篠原氏と弟子たちが料理を仕上げるパフォーマンスが間近で楽しめる。


【おまかせコース】(27,324円)

■汲み出し
「香煎茶」

■菊の器
「鮑、スッポンのゼリー寄せ、エゾバフンウニ、胡麻豆腐、満願寺とうがらし、山葵」

■椀物
「銀杏のすりだし、赤甘鯛、柚子、梅肉」
赤甘鯛は皮目を軽く炙って香ばしく、存在感がある。

■造里
・イシガキガイ
・クロマグロ赤身(大間)
・鯛
 噛むたびに甘みがどんどん溢れ出てくるようだ。
・カマスの炙り(竹岡)

■つと蒸し
「藁焼きの穴子」
ふんわりとした穴子と、栗と銀杏のおこわの米の硬さのバランスがちょうどいい。
ほのかに藁が香る。

■八寸
すすきの穂、リンドウ、芋の葉、鈴虫の籠、民家など、田舎の秋をイメージさせる装い。
・ほうれん草
・菊の花
・戻りガツオのたたき
・鰻の唐揚げ
 木の芽を叩いてまぶす。
・玉子真丈
・枝豆
・きぬかつぎ
・大徳寺納豆
・さつまいも丸十煮
・蛸

それから、皿に乗り切らない料理が次々と出てくる。

■口直し
「フォアグラとマンゴー」
カボスをくり抜いた器にフォアグラとマンゴーが入っている。
仕上がりは和風。
レモンピールが爽やか。

■寿司
「鮪とべったら漬けの手巻き寿司」
海苔の上に具材を乗せてくれるので、自分で巻いて食べる。

■揚物
「岩鱒のフライ」
薄い衣をまとって揚げられた皮のパリパリ感が絶妙。
ソースは毛蟹の味噌によるタルタル仕上げ。
キャビア乗せ。

■魚
「鮎(琵琶湖)」
火入れが素晴らしい!
完璧だ。
超レア〜でふっくら。
頭から丸ごと食べると、肝の苦味がアクセントになる。
この辺から幸せのボルテージが上がってくる。
幸せ〜。

■スッポンの木の芽焼き
甘ダレ。

■無花果の胡麻味噌和え
月餅のようなビジュアル。
茹でた無花果は口の中で儚くとろけるような食感。
これも火入れが完璧で唸らされた。
胡麻味噌乗せ。
幸せ〜。

■鱧鍋
鱧(淡路・沼島)。
ちり酢と昆布・鰹の出汁が織り成す汁が絶妙に美味い!
幸せ〜。

■鱧鍋+
鱧鍋に毛蟹(北海道・噴火湾)の真丈と団子と菊菜がプラスされる。
真丈はほぼすり潰しておらず、素材感をそのまま残している。
幸せ〜。

■香物

ここからラストスパート。
飯が登場する。

まずは弟子の土井氏によって、松茸が入った土鍋がお披露目される。
目が細いのがチャームポイント^^
松茸が不作の年にもかかわらず、たっぷりと使われていて嬉しい。
米は滋賀・近江米を使用している。

次に土井氏によって飛騨牛がお披露目される。
まるでシルクのような肉肌だ。

■飯(1杯目)
松茸ご飯。
炊飯の余熱で生松茸を蒸してから提供される。
混ぜる前に塩をふりかけ、米の甘みが増幅される。
松茸の香りのパワーがものすごい。
この瞬間だけでいいので犬の嗅覚が欲しい。
一気に掻き込み、速攻で食べ抜けた。

■飯(2杯目)
飛騨牛の刺しと溶き玉子で、すき焼き風にする。
トリュフ添え。

■飯(3杯目)
雑炊。

■飯(4杯目)
松茸ご飯をおかわり!

■菓子
「麦粉菓子」
超濃厚な味わい。

■抹茶
ほっと一息、落ち着く。


【日本酒】

■江戸開城 純米吟醸 原酒(東京)
東京の日本酒!?
飲んだことがない。
その自然なすっきり感とフルーティーさは料理の邪魔をしない。
お猪口と徳利は精巧な作り。

■大典白菊 吟醸の会の大吟醸 山田錦40%精米(岡山)
非売品?


吟味された素材を最も活かす方法が計算し尽くされ、料理が昇華されている。
毎回口に運ぶ度に自然と、
「うん、これが正解。」
とつぶやいていた。
素直に心からそう感じたんだと思う。

最高の季節に最高の店に訪れることができた喜びを噛みしめたい。

2017/11/02 更新

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