『連休は蕎麦屋三昧』徹っちゃんさんの日記

居心地を求めて

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休日の良いところは昼から蕎麦屋へ行き、心置きなく樽酒とそばを楽しむことが出来ることだ。
連休の前半、都内の蕎麦屋を三日続けて通ってみた。
初日は白金利庵、二日目は並木藪、三日目は池之端藪ということで、それぞれ特徴がありいずれもきわめて満足した。
やはり飲食店は接客によって大きく評価が異なる。
最近評判のやはり白金の蕎麦屋があるが、味はともかく接客と客層が水準になく、そんな辺り店主の姿勢かと思うとそう通う気にならない。
独りよがりのレビュアはもっともらしくそば粉の産地や、そば湯の特徴など取り上げ、絶賛したりするのだが、そんなことよりその店に居て安らぎがあったか、楽しめたかの方を重視して欲しいのだが、店の評価は全ての総評であって、味だけしか見ていないのは、その人の文化や経験、人間としての完成度が低いとしか思えない。

と戯言はともかく、池之端の藪であるが、天ぬきで一杯やってみた。この店は蕎麦だけを取り上げるとそう高評価は出来ないのだが、居酒屋として使うと評価が急高騰する。
まずは酒盆の姿が美しい。またつまみがそう多くはないものの酒飲みのつぼを心得た品々がメニューに並ぶ。
天ぬきは蕎麦の器とは別にやや小ぶりの鉢で届く。スープも蕎麦の甘汁ではなく清んでおり出汁を十分にとったもので、そこに海老の掻き揚げが沈んでいる。これは衣や海老自体がスープに漂うことによってただの掻き揚げとはまったく別の品に変わるその面白さであって、単に自分の好みと違うと言って、最初からスープに沈む掻き揚げを嫌う人には決して分からないことであろう。

とにかく満足。残りの休みにはまたどこへ行こうかと思案の朝である。
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