TAK0923さんのマイ★ベストレストラン 2009

関西食い歩き紀行~TAKの偏食道中膝栗毛~

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

パティスリー・ケ・モンテベロ 岸辺店 (岸辺、正雀、千里丘 / ケーキ、マカロン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2010/03訪問 2010/04/03

ただ一言…「別格」☆

2010.3.20再訪
LE PAYSAN VEGE DELIでヘルシーな昼食を楽しんだ後、この日のメインであるPatisserie quai montebelloに向かいました。JR京都伊勢丹での「サロン・デュ・ショコラ」の『アトリエ・デュ・パティシエ』で秀逸なるデセール頂いて以来、約1ヶ月振りに舌鼓です☆
14時過ぎくらいに到着。先にル・シュクレ・クールで予約してたパンをGETしてから入店しました。店内は相変わらずの盛況振り…てか拍車が掛かってますがな!!ガトー全滅してますがな!!もうヤヴァい勢いですね。やっぱ予約しておいて大正解でしたねぇ(;゚Д゚)=3
ヴァンドゥースに予約していた事を告げ、店内でイートインさせて貰う事に。今回GETしたのは「フレジエ」、「ラクテ」、「マールショコラ」、「タルト・ショコラ」、「ババ・オ・ロム」を購入。その内から「フレジエ」、「ラクテ」をイートインさせて貰いました。

【フレジエ】
アーモンド生地でムースリーヌクリームとスライスした苺をサンドしたガトー。バタークリームのこってりとした濃厚な甘さが特徴的ですね。食感はちょい固めかな?アーモンドの風味強めの生地とも合わさって結構重ためな口当たりですが、苺の爽やかさが重なるので後味はさっぱりとした感じに。
【ラクテ】
チョコムース、チョコスポンジ生地、フランボワーズガナッシュをチョコソースでコーティング。天面には歪な形のチョコプレートがトッピングされたチョコ尽くしの一品です。若干ミルクっぽさを感じる甘めのムースと心地良い酸味のフランボワーズが実に見事な一体感。口溶けも申し分無く、ポピュラーな印象ながら上質な出来栄えですね。
【マールショコラ】
チョコのビスキュイ生地とガナッシュを重ね合わせた上にチョコレートをコーティング。一口食べるとなかなか強めなアルコールを感じますねぇ。お酒はあんま詳しくないんでコメント控えますが。ガナッシュクリームの口溶けの良さは相変わらず流石です。ビスキュイ生地から感じるカリッとしたかすかな歯触りはナッツ系ですかね。ちょいと粗さを感じますが、全体的に引き締まったビターさを感じる大人味で◎。
【タルト・ショコラ】
サクサク感満載のタルト生地に濃厚なチョコガナッシュがたっぷり乗っかっております☆タルトなので手掴みでザクッと頂きますと…ん~甘さとビターさのバランスの取れた秀逸なチョコですね。生地の程好いしっとりさと相まってこれはイイ!!しかもCP良いですね~。
【ババ・オ・ロム】
粗めの発酵生地にオレンジ&シナモンのシロップと洋酒を染み込ませた一品。一口目から目が覚めるような洋酒の風味。こいつぁパンチ効いてますねぇ。酔っ払う勢いですよ。内側のカスタードクリームの甘さも感じるんですが…ん~正直、洋酒が相当に印象強いんで他の印象がぶっ飛んじゃってる感が。僕があんまりお酒強くないからかなぁ。お酒好きにはお勧めですが、お子様は絶対禁止モノです。

帰りにヴァンドースにお願いして橋本シェフとお話を。も~相変わらずエエお人ですね~。帰りは店頭まで出てきてくれて、姿が見えなくなるまで見送っててくれるという心遣い。同僚も「あんなエエ人いませんよ!!」と感動してましたわ(´∀`)
なんつーか、他所のお店で地雷踏んで大爆発こいても、こちらに来れば全てリセットされますわ☆唯一つの問題点は…こちらに来る時はお隣のル・シュクレ・クールとセットになっちゃうんで出費が激しい事ですかね。同行した会社の同僚も大満足してくれたので連れてきた甲斐がありました(´∀`)
そういえばいつの間にか「ミルフォイユ」がレギュラー化されてたんですね。次回は是非とも頂かねば…(`・ω・´)

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過去の訪問レビュー【Patisserie quai montebello-01】
http://u.tabelog.com/000065827/diarydtl/21947/

過去の訪問レビュー【Patisserie quai montebello-02】
http://u.tabelog.com/000065827/diarydtl/21949/

過去の訪問レビュー【Patisserie quai montebello-03】
http://u.tabelog.com/000065827/diarydtl/25473/

過去の訪問レビュー【Patisserie quai montebello-04前半】
http://u.tabelog.com/000065827/diarydtl/26659/

過去の訪問レビュー【Patisserie quai montebello-04後半】
http://u.tabelog.com/000065827/diarydtl/26660/

  • 外観01
  • 外観02
  • 外観03

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2位

ル・シュクレクール 岸部 (岸辺、正雀、千里丘 / パン、サンドイッチ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2010/03訪問 2013/01/17

関西随一の感性と実力☆

2010.3.20
会社の同僚が「連れてけ」と五月蝿かった今回の2大名店巡り、同僚はこちらLe Sucre Coeurのほうが大本命だったようです。Patisserie quai montebelloで超秀逸なガトーを楽しんだ後、同僚を送ってすぐさま帰宅。
今回は「レ・サンク・ディアマン」、「マンダリン・マロン」、「セーグル・ノア・エ・ゴルゴンゾーラ・オ・フィグ・ドゥミセック」、「タルト・フランベ」、「ブリー・ド・モー」、「パンドミ」の6種類を購入しました(・ω・)

【レ・サンク・ディアマン】
もっちりしたバゲット生地にレーズン、イチヂク、アプリコット、オレンジ、くるみが練り込まれた具沢山パン。口溶けが良くて穏やかな味わいなバゲットにこれでもかと投入されたドライフルーツが、全体の厚みを凝縮させてずっしりとした重量感があります。口に含むと、甘み、酸味、苦み。香ばしさと、様々な味覚が見事に絡み合います。イチヂクのプチプチ感やオレンジ・ピールの爽やかさがなかなかパンチ効いてGoodです☆(=゚ω゚=)
【マンダリン・マロン】
「レ・サンク・ディアマン」と同じバゲット生地に、こちらは大粒の栗とマンダリンオレンジ・ピールが練り込まれた贅沢な一品。先のパンが様々な味覚の集合体だったのに対して、こちらは甘みと爽やかさを前面に押し出したコンセプトですね。栗のほっこりとした自然な甘みとオレンジ・ピールの爽やかな苦味と相反するかと思いきや…なんとも摩訶不思議な一体感。これは今回1番の大当たり。多分季節限定なんで再訪時には無くなってそうですが。
【セーグル・ノア・エ・ゴルゴンゾーラ・オ・フィグ・ドゥミセック】
なんつーか、長ったらしくて覚えるのがめんどくさい事この上ない名前ですな。力強いハード系のライ麦生地にゴルゴンゾーラと胡桃を練り込み、内側には赤ワインをたっぷり染み込ませた白イチヂクを丸ごと投入した変態パン。なんか採算度外視っぽい商品ですね。トースターで温めてみると、ゴルゴンゾーラの強烈な匂いが広がります☆こりゃチーズ嫌いには拷問レベルですね。ゴルゴンゾーラの濃厚さと胡桃の歯応え豊かな生地+白イチヂクのグジュグジュ感が生み出す食感は超個性的☆ジュワッと染み入る赤ワインのアルコールっぽさも良いアクセントになってますわい(・∀・)
【タルト・フランベ】
本場アルザスのオリジナルよりも、生地の存在感を優先して厚みを持たせた変形タルト・フランベ。表面には角切りベーコン&濃厚チーズがもっさりとトッピングされています。厚みのある生地はもっちりとした弾力と柔らかさ。具材との相性はオリジナルのパリパリ生地よりこちらのほうが良い感じですね。シンプルな作りですが、単純に「美味い」と思えるパンです。
【ブリー・ド・モー】
ブリー・ド・モーと蜂蜜に潜らせた胡桃を挟んだカスクルート。通常はバゲットですが、週末限定でパン・オ・セレアルを使用しています。1口齧ると、まずは胡麻の風味がフワッと広がってきます。更に噛み締めると、続けてクリームのように滑らかなチーズのコク・塩気、蜂蜜の濃厚な甘み、胡桃の香ばしさが調和して実に美味い☆これだけ主張的な具材を纏め上げるパンの存在感が凄いですね。まぁお値段も凄いですけどね(´・ω・`)
【パンドミ】
卵・バター不使用の大人気食パン。1日に40本ほどの焼き上げが限界のようなので、購入には限定数掛かってます。1.5斤というサイズは、シェフのスタートである豊中クラインゲベックへのオマージュ(敬意)だそうです。卵・バターを使っていないのに物凄いモチモチ感で小麦の香り・風味も満載。これは人気出るのも納得です。シンプルなだけに素材の良さや技術が際立ちますね。

ん~スタンダードなものから一風変わったものまで幅広い上にレベル高いっすわぁ。季節毎に色々な限定パンがあるんで油断できないですね。またシェフの変態パンに期待してます!!(´∀`)

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過去の訪問レビュー【Le Sucre Coeur-01】
http://u.tabelog.com/000065827/diarydtl/26681/

  • 外観
  • 店内
  • ショーケース

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3位

たま木亭 (黄檗(JR)、黄檗(京阪) / パン、サンドイッチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2009/03訪問 2011/09/26

口コミ通りの味と高CP☆

以前から食べログや知人から話に聞いていた「たま木亭」。
今回、ようやく行く事ができました!!!
雨が降る中、車を走らせる事30分、道に迷いながらも何とか到着。
開店直後に滑り込んだんで、お客はそんなに多くなかったです。雨だったせいかな。

ん~パンの焼けるエエ匂いしますわ~(* ̄∀ ̄)
狙っていた「焼きベリーのチーズケーキ」と「パン・シュー」は、焼き上がり時間の関係で残念ながら断念…またの機会です。
今回購入したのは以下の9品。


【カレーパン】
カリカリっとした生地の中に本格的な辛さのカレーペーストがギッシリ☆
しかも具に牛スジがめっさ入ってた!!こら美味い(゚∀゚)

【クリームパン】
ふわふわ生地の中に、これまた濃厚なカスタードクリームがギッッッッシリ詰まってました!!
もう割ったら溢れんばかりに(´∀`)
このクリームはイイね。「メサベルテ」の「究極のクリームパン」に勝るとも劣らない味。
ウンマーイ☆

【クロワッサン・メープル】
小振りに焼き上げられたパリパリのクロワッサン生地に、
メープルシロップがたっぷりかかってました。
それはもうシロップが生地の裏で固まってて、食べた時に歯にくっついてまうほどにww
でもパリパリサクサクでんまかった(≧∀≦)

【洋風あんぱん】
こちらはカリっとしたハード系の生地のあんぱんという変り種。
甘さ控えめの餡もしっとりしてて、これはまた買ってまいそうやね☆
餡は少なめだったけど、あんまり多いと甘ったるくなりそうだし、
このくらいの量が絶妙なのかも。

【ブルーベリーバンズ】
これは凄かった!!
もうね、生地がモッチモチなんすよモッチモチ☆
ブルーベリーとくるみが練り込まれた生地の上にはシュガーが掛かってて、
食べた時に程好い甘さがたまらんかったっす!!

【瓦クリームパン】
通常のクリームパンと違い、サクっとしたクッキー生地。
中のカスタードクリームはやっぱ秀逸ですな(゚∀゚)
好みとしては固い生地のが好きなんで、こっちのほうが好きっす。

【薩摩ブリオッシュ】
オレンジの練り込まれたブリオッシュ生地の中には、
カスタードクリームとさつまいもがゴロっと入ってます☆
オレンジの風味・クリームの甘み・さつまいものホッコリ具合がベストマッチ!!

【チェダーアマンド】
モチっとした生地の中にはチェダーチーズのクリームがムニっと☆
結構濃い味っすね~。チーズ好きは飛び付く味かなぁ。
今回はチーズ系はこれだけだったんで、特に印象強かったな(=゚ω゚=)

【ベーコンハース】
これはなんつーかCPがスゴイ!!
ハード系の生地の中には角切りのベーコンがゴロッゴロ入ってんですわ!!
ベーコンエピとかよく食べるんだけど、ベーコンの食感が全く比べ物にならん(*゚Д゚)
これを食べちゃったらもう普通のベーコンエピじゃ満足でけんぞwww


いや~良かった!!美味かった!!!
俺のベーカリーランキングに殴り込みかけてきたね~(≧∀≦)
このお店はリピ確定!!

  • 外観
  • 瓦クリームパン
  • ベーコンハース

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4位

パティスリー タンドレス (一乗寺、修学院、茶山 / ケーキ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2010/04訪問 2010/05/03

喫茶部門も開始☆至高のパティスリー復活!!

2010.4.4 再訪
ORENO PAN okumuraを出て次の目的地へ。次なるお店は一乗寺の名店パティスリー・タンドレス。遂に喫茶部門を開始されたそうなので、前回の訪問より5ヶ月ぶりの再訪です。
あらかじめTELにて予約しておき、カフェ開始の13時に店舗到着。店内にはテイクアウトのお客さんが2人。順番が回ってきたら予約していた事を告げ、カフェスペースで頂いてきました。
今回チョイスしたのは「オペラ・ノワゼット」と「マンダリーヌ・ヨグール」の2点。

【オペラ・ノワゼット】
ヘーゼルナッツのビスキュイ生地でヘーゼルナッツ・クリームとミルクチョコのガナッシュをサンドしたガトー。ビスキュイ+ヘーゼルナッツ・クリーム+ビスキュイ+チョコガナッシュ+ビスキュイの5層仕立てになっており、ヘーゼルナッツの香ばしい風味が生地&クリームからズバッと感じられます。滑らかなガナッシュとの組み合わせも◎。ただ、全体的にやや堅さが目立った。もう少し常温に置いて柔らかくなってから頂いたほうが良かったかな。
【マンダリーヌ・ヨグール】
マンダリンオレンジのムースとヨーグルトムースの2層仕立てのガトー。一口目からマンダリンオレンジの爽やかな酸味が弾けるように炸裂してきますね。逆にヨーグルトのムースは酸味をひかえた甘めの仕上がり。相反する2層が打ち消しあいそうなんですが、見事に組み合わさって調和していますね。

カフェスペースにて堪能した後、テイクアウトも戴く事に。ショーケースにあるガトーから「マルロタン」、「アカピュルコ」、「リモンセロ」の3点を購入しました。

【マルロタン】
チョコレートのバタームースとヘーゼルナッツのシュクセで形作られたショコラケーキ。粘度の強いチョコバタームースは甘さと苦味のバランスも良く、こてっとした濃厚さが主張してきます。甘くネチッとした食感のシュクセ生地が粘りあるムース層と組み合わさるので、甘さと重なってかなり口に残る食感ですね。人によってはちょっと重いかも。
【アカピュルコ】
オレンジキュラソーの香るムースとチョコレートクリーム、フランボワーズジャムをサンドしたアーモンドビスキュイ。天面にはオレンジのジュレが乗っています。こちらも「マンダリーヌ・ヨグール」と同じくオレンジキュラソーの芳醇さがドカンと口内で爆発しますね。甘さの強いチョコクリームやほのかな酸味が加わったビスキュイと合わさり、これまた複雑怪奇な調和っぷり。ん~これは結構な当たりかなぁ。
【リモンセロ】
アーモンドのブラマンジェとライムのムース、フランボワーズとイタリア産レモンリキュールを組み合わせたガトー。まずは一口…!!!!!!くっはー!!!!ものっそライムの爽やかさ…というか強烈な柑橘系のクセが押し寄せてきましたよコレ!!ライムが苦手という訳ではないんですが…こ、これはちょっとキツいかなぁ。シュワシュワとしたアーモンド・ブラマンジェの食感も面白くて良いんですが…ん~これは「好み」としてちょいハズレかな。

やはりガトーの完成度は素晴らしいものがありますね。特にフルーツを使用したものは、素材の味わいを損なわず見事に取り入れている絶賛ものです。良い素材をしようしているのでしょうからお値段が若干高めなのも仕方ないっすね。
とはいえ、個数を増やすと結構な差額になってくるので、たまの贅沢に使用させて頂きますかね。

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2009.11.1
昨年半ばから休業されていた京都・一乗寺のパティスリー・ベックルージュ。休業される以前に一度訪問した事がありましたが、その時頂いたケーキの味わいは実に衝撃的でした。食べログレビュアーを始める前だったのですが、当時なら5つ星を付けていたと思います。
そのベックルージュが店舗を改装し、店名も新たにリニューアル・オープンされたと聞き、これは是非とも訪問せねばと思い遅ればせながら行って来ました!!
京都市バス「一乗寺木ノ本町」にて下車、白川通を北上、シラカワビルの角を東に入り二筋目を左折するとすぐの所に店舗発見。旧ベックルージュ時から住居を厨房兼売り場にしてられましたが、改装後は売り場と厨房を分けてられました。開店の1時間前に到着。流石に先客はいなかったので玄関前のベンチに座って待っていると、30分前くらいから次々とお客が並び始めて開店時には7~8人の列。
開店と同時に入店。シックなレイアウトの店内にはソファーとテーブルが。将来的にはこちらがサロンになるんでしょうか。ショーケースの中には全8種類のプチガトーが並べられています(ちなみに営業日ごとのメニューはサイトで確認出来ます)。この日は全て生菓子だったので「バレ・ドージュ」、「サン・ミッシェル」、「ムース・オ・バナーヌ」、「抹茶の淡雪」、「デリシュー」の5種類を購入。
ヴァンドゥーズが当日のメニュー表に購入個数を記入し、商品を梱包してくれるんですが、これがおもくそ厳重です。とにかくガトーが動いて崩れないよう保冷剤や巻紙でしっかりと固定してくれ、箱は保冷紙で包んでくれます。手提げの紙袋に同梱されているメニュー表には商品名・内容・食べ頃の温度・価格が記載されてて、シェフの細やかさが伝わってきますね。
帰宅後、最近無駄に舌が肥えてきたオカン殿と共に舌鼓(=゚ω゚=)

【バレ・ドージュ】
シードル(林檎の発泡酒)のムース、キャラメルのムース、プルーンのジャムが合わさった一品。ジャムの下には林檎のコンポートが敷かれています。物凄く柔らかく、撮影用のお皿に移すのにもプルプル震えるので一苦労でした。その柔らかさから醸し出される舌触りは実に滑らか。爽やかな酸味のシードルムースとほのかに苦みのあるキャラメルムースがなんとも上手くマッチしていますね。プルーンジャムのさっぱりとした味わいが全体の甘さを引き締めているので、甘ったるさの無いすっきりした後味です。ふわりと香るシードルのフルーティーな芳香が実に心地良いですね。
【サン・ミッシェル】
ブラック・ミルク・ホワイトの3種類のチョコレートムースが合わさった一品。表面はビターなチョコレートでコーティングされています。一口目でちょっとした衝撃。洋酒を含んでいるのか物凄く香り高いチョコです。最近流行のヴァローナかな?しっとりとした少し粘りのあるムース層は味わいの違う三重奏。それぞれの甘さ・風味を感じさせるのですが、しっかりと纏まった味わいを生み出している所は正に「三位一体」。滑らかさも申し分無い今回一番の当たりでしたね。ケモンテベロの「カレ・ショコラ・アンタッセ」とまではいきませんが、ショコラ系に定評のあるサロンドテジャマン辺りと比べても遜色無かったです。
【ムース・オ・バナーヌ】
軽い食感のバナナムース。ムース層の柔らかさは「バレ・ドージュ」よりもやや硬めな仕上がり。バナナの風味も然ることながら、かなり濃厚な甘さです。ムースもスポンジもバナナ、バナナ、バナナ…とにかくこってりとしたバナナ尽くしの一品。ん~ちょっとこれは僕にはキツめですね~。この甘さはトゥレ・ドゥーフランセーズ オーレリーに匹敵してます。後味もしっかり濃厚な甘さが舌に残るかなり大味な一品なので、繊細な味を求める人は外したほうが良いかも。
【抹茶の淡雪】
彩りも鮮やかな抹茶仕立ての和風ムース。上にはホワイトチョコの花弁が乗っています。ゼラチンを泡立てて作るという特殊な技術を用いているそうで、軽い甘さの抹茶クリーム、濃厚な抹茶ムース、しっとり抹茶スポンジの三層構造になっています。一口食べると…芳醇な抹茶の風味と濃い苦みが駆け巡りました。そこらの甘ったるい抹茶スイーツとは一線を画す濃さ。正に「抹茶の風味が生きている」というやつです。甘さが相当抑えられているのでとにかく香りが際立ちますね。この香りと濃さはらん布袋の抹茶スイーツ並です。これは甘いものが苦手な人でも味わえそうな大人スイーツですな。
【デリシュー】
サクサクのアーモンドメレンゲとバニラムース。周囲に散りばめられたアーモンドクランチはあっさりめのバニラムースに程好い香ばしさを加えてくれます。さっくりとしたメレンゲの下にはパリッとしたヌガーが隠れており、粘るような食感も合わさって実に様々な食感が織り成されますね。他の4点が滑らかさを強調した食感だったので特にその食感は印象に残りました。が、このサクサク感はちょっとパサつきが前面に出ており、それぞれの食感や味わいがバラバラになってる感がありましたね。ん~これはもう少し纏まりが欲しい所です。

いやいや、1年以上も復帰を心待ちにしていた甲斐がありました。相変わらずそれぞれが高レベルで纏まっています。以前から果物を用いたガトーの秀逸さは定評がありましたが今も健在ですね。更に今回初めて頂いたチョコ系は絶賛ものでしたね。そこいらのパティスリーでは見当たらない斬新さも表現されていますし、接客や包装等、様々な点で「最高の状態で食べて貰いたい」というシェフの思いが伝わるようでした。正直な所、1個辺りの価格がなかなかお高く設定されていると思いますが、良質素材+少数生産+厳重な包装費という点を考慮すると仕方ないんでしょうかねぇ。
ん~…味に関しては☆5.0を冠するに十分だと思うんですが…如何せんCP面が数々のお気に入り店と比べると、どうしても一歩後退という評価になってしまいますね。
今回は調査延長という事で☆4.5とさせて頂きます(ケモンテベロを知る前なら文句無しで☆5だったかもですが…)。

  • 外観01
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5位

サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドール (烏丸、四条(京都市営)、河原町 / ケーキ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/04訪問 2010/08/23

錦で優雅な一時を☆

オ・グルニエ・ドールとは、オーナーシェフ・西原金蔵氏の名前から由来したもので、フランス語で「金の蔵」の意味です。
西原シェフは、仏アラン・シャペル資生堂パーラーホテルオークラ神戸等のパティシエを経て2001年に独立。オープンからわずか1ヶ月で全国的な人気店に上り詰めました。
京都・四条烏丸の錦市場近くにあるこちらの店舗、現在ではテイクアウト専門のパティスリー・オ・グルニエ・ドールと、イートイン専門のサロン・ド・テ・オ・グルニエ・ドールの2店舗に分かれています。
店内のショーケースは宝石箱を思わせる芸術的な作りになっており、さながらジュエリーショップのような高級感を醸し出しています。

2009.4.11
大丸京都店で開催されていた「第11回全国美味逸品味めぐり」にて、普段なかなか買いに行けない千葉・菓子工房アントレの「高木ロール」や、東京・和楽紅屋の「七尾鳥居醤油ロール」等を買い込んだ後、久々に来店。
お昼を過ぎたくらいの時間帯だったので、店内は比較的空いていました。
煌びやかなショーケースの中から、今回は「木苺のシブースト」と「キリのクリームチーズタルト」をチョイス。

【木苺のシブースト】
キャラメリゼされたブリュレの下には、木苺がたっぷりと乗ったタルト生地。柔らかなブリュレの濃厚なキャラメル味と程好い酸味の木苺が合わさって、何とも言えない爽やかな甘さです。隠し味にフランボワーズのお酒を微量に使用してます。

【「キリ」のクリームチーズタルト】
プロのパティシエも扱う事で有名な「キリ クリームチーズ」を使用したチーズタルト。濃厚ながら滑らかで凄くクリーミーなクリームチーズ層は、程好い固さのタルト生地との相性も抜群です。これはチーズ好きな人には溜まらない逸品ですね☆

今までも何度か活用させて貰ってきましたが、クリーム・ショコラ・チーズ・フルーツ等、どの系統のケーキを頂いても上手くまとまっていてハズレがありませんね。バランスは最高です。
場所柄、使い勝手の良さも抜群ですし、四条~錦市場界隈の喧騒から離れ、静かな空間で優雅な癒しの一時を味わえる貴重なお店です。

  • 外観
  • ショーケース01
  • ショーケース02

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6位

サロン・ド・テ・ジャマン (茨木市 / ケーキ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/08訪問 2009/08/19

関西でも屈指のサロン・ド・テ☆

サロン・ド・テ・ジャマンは、大津プリンスホテルリッツ・カールトン大阪等で、シェフパティシエとして腕を振るってきた宿院幹久氏のお店です。2005年に大津プリンスホテル時代からの友人・秋田伸二氏のレストランジャマンの2Fに開店しました。
店内は仏国を想わせる上品なレイアウト。座席は10席と少なめですが、注文を受けてから仕上げをするという宿院シェフのこだわりを考えれば十分な席数だと思います。
数々の厳選された素材と宿院シェフの卓越した技術から生み出されるスイーツは、正に「芸術」を形にした至高の一品と言えます。知人の紹介で知ったこちらのお店、今まで食べてきたケーキの中では、味・芸術性共に京都の名店・オ・グルニエ・ドールと並ぶ素晴らしさです。特にショコラ系のケーキに関しては、宿院シェフに軍配が上がると思います。

2009.8.15 再訪
家の所用で茨木に出掛けた際、久々に再訪して来ました。この日は時間も切迫していたのでテイクアウトして帰る事に。
今回は「オペラ」、「フレジェ」、「ドゥーブル」とシンプルな3品をチョイス。

【オペラ】
カカオのスポンジ生地にコーヒー風味のバタークリーム、生クリーム、チョコレートクリームをサンドしたチョコレートケーキ。バタークリームはコーヒーのほろ苦さが効いたなかなかに秀逸な味わい。チョコクリームやスポンジと合わさると、甘さと苦みが程好く調和されますね。

【フレジェ】
以前も頂いた「フレジェ」ですが、今回は季節限定の桃バージョン。旬の桃をシロップ、レモン果汁、リキュールで調理してます。桃の濃い甘さが口溶けの良い生クリームとの相性良いですね。しっとりスポンジとも良い感じに纏まってます。個人的にはこちらのほうが好みっす☆

次回こそは「夏のケーキセット」を試さねば…期間が終わってしまいますね(悩)

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2009.7.20 再訪
麺屋 一慶でランチを終えてしばし茨木をぶらぶらと探索。特にする事も無くなったので、お土産用のケーキを買いに再訪。
サイトでも確認してたんですが、生菓子がかなりリニューアルされてました。そんな中から今回は「ブランルージュ」、「ショコラ・ブランバナーヌ」、「モンブラン」、「カライブ」の4品を購入。

【ブランルージュ】
ホワイトチョコレートにカスタードを合わせたクリームによるホワイトチョコのピラミッド。天辺にはマカロンとウェーブの掛かったチョコが飾られています。クリームは口溶けの良い柔らかな仕上がり。ホワイトチョコの濃い甘さが程好く際立っており、クリームの内側に隠れたベリー系ジュレの酸味が甘さを引き締めています。ただ甘いだけじゃない一手間加わった一品ですね。

【ショコラ・ブラン バナーヌ】
以前頂いた「ショコラ・ブラン」の新バージョン。ホワイトチョコレートとキャラメルの2層クリームの中に、キャラメリゼされたバナナが入っています。キャラメルの苦み、ホワイトチョコの甘み、ここにバナナの濃厚な味わいが加わって、以前より味に深みが増しています。飾られたナッツや木苺、チョコ等と一緒に食べると、また違った味わいに変化していきます☆

【モンブラン】
まだ試していなかった定番のモンブラン。フランス産の栗を使用したマロンクリームはホロホロと崩れる繊細な仕上がり。栗の濃厚な甘さが活きていて◎。マロンクリームの中にはふんわり軽い生クリーム&ゴロンと大きな栗が内包されていて、マロンクリーム、生クリーム、栗の三位一体の味わいはなかなかに秀逸です☆ただ、マロンクリームにもう少し滑らかさが欲しいかなぁ。

【カライブ】
フランス産ヴァローナチョコレートを70%使用した、キャラメル風味のチョコレートクリームとコーヒーのシロップ、ナッツのキャラメリゼの3種類の風味を合わせたチョコレートケーキです。ビターなチョコクリームと苦みの効いたコーヒーシロップの組み合わせにより、甘さを抑えた大人な味わいに仕上がっています。カリカリッとしたナッツの食感がイイですね☆

新しいラインナップもやっぱ良い出来っすなぁ(=゚ω゚=)夏限定の「夏のケーキセット」もやってますし、今度はコレを堪能してみますかね~☆


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2009.05.10 再訪
阪急百貨店 梅田店での「初夏の北海道物産大会」の帰りに1ヶ月振りに訪問。今回は母の日という事で、ジャマン特製「母の日ケーキ」を予約してたのです。更に土日限定品「ジャマンロールケーキ」も予約購入。
来店し、ショーケースを見てたら…やっぱプチガトーも食べたくなったので食べていく事に(笑)今回は「ザッハトルテ」と「マルジョレーヌ」をセレクト。

【ザッハトルテ】
しっとりとしたスポンジが魅力の定番チョコレートケーキ。上部にはマカロンと生クリームがトッピング。口溶けの良いチョコレートは、フランス産ヴァローナを使用しており、濃厚ながら後味のすっきりした優しい口当たり。生クリームを付けて食べると、チョコスポンジに控えめな甘さが加わり、生地のしっとり感が更にアップします☆しかしこちらのショコラ系は本当に脱帽モンです。こういうシンプルなケーキほど作り手の技が活きてきますね。

【マルジョレーヌ】
上からバニラビーンズのクレームシャンティ、ナッツのプラリネクリーム、カカオの香るチョコレートクリーム、ビスキュイ・ジョコンド(アーモンドパウダーを使用した生地)のスポンジ生地の4層になったケーキ。プラリネクリームの柔らかい甘さとチョコレートクリームの深いコク、ビスキュイ・ジョコンドの香ばしさが合わさって、口の中で一体に。それぞれの味わいが喧嘩しない素晴らしいバランスです☆

ん~今回も堪能させて頂きました~☆ショコラ系は鉄板として、他のケーキも本当にハズレ無いですわ~。店内で舌鼓を打った後、予約していたケーキを受け取り帰路へ。早く帰んないと痛むからね。夕食後、家族で「母の日ケーキ」と「ジャマンロールケーキ」を堪能。

【母の日ケーキ】
宿院シェフ拘りのスポンジ生地に、上質な生クリームと旬の苺をたっぷりサンドした特製ホールケーキ。スポンジ・生クリーム・苺の味のバランスが最高の状態となるこの時期が、年間を通してこのケーキの一番おいしい食べ頃にあたるそうです。チョコレートの花びらを一枚一枚重ねて作られたピンクのカーネーションは、デザイン的にもめちゃめちゃゴージャスで華やかです☆ショコラ系が絶賛されてますが、どうして生クリームを使用したケーキも相当なレベルです。

【ジャマンロールケーキ】
生地に最高級の砂糖「和三盆」と風味の良い発酵バターを使用した、土日限定のスペシャルなプレミアム・ロールケーキ☆発酵バターのしっとりした生地は、口の中でふわっと広がり、その後すうーっと溶けていく絶品の軽い口溶けです。中には甘過ぎず、かつ物足りなさを感じさせない絶妙な甘さの生クリームがたっぷりと巻き込まれています。この生クリームが本当に美味しい☆滑らかで優しい味わいが、上品なしっとり生地とベストマッチ!!シンプルですが飽きのこない逸品です!!

今回も色々と堪能させて頂きました☆いや~「ジャマンロールケーキ」本当に美味い!!個人的には有名所のロールケーキより味わいは勝ってると思います。あんまり有名になっちゃうと買えなくなりそうなんで複雑なんですが、これはロールケーキ好きには是非味わってみてほしいですね。


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2009.4.12
梅田に外出した帰りに久し振りの訪問。随分とご無沙汰していたので、メニューのほうも色々変わっていました。
まずはショコラ系から「ショコラ・ブラン」を。そして新作の中から「ドゥーブル」をチョイスしました。

【ショコラ・ブラン】
ホワイトチョコレートとキャラメル風クリームの2層になったショコラケーキ。少し苦味の効いたキャラメルと滑らかな甘みのホワイトチョコとの絶妙なコラボレーション。上に乗った木苺とナッツが良いアクセントになってます。

【ドゥーブル】
2種類のクリームチーズを使用したベイクドチーズケーキ。2種のチーズとタルト生地の3層になっており、上部のチーズはエダム系かな?かなり濃厚な味わいです。中心のチーズ層にはほのかに洋酒の効いたドライフルーツが。この2つのチーズクリームが、しっとりしたタルト生地と合わさると…素晴らしい味わいです!!!

帰りにお土産用として「フレジェ」と「スフレ・フロマージュ」をテイクアウトしました。

【フレジェ】
日本でいうショートケーキを指すフランスの定番ケーキ。宿院シェフこだわりの一品です。ふわっと軽い口溶けの生クリームは、控えめな中にも深い甘さがあり、キメの細かいしっとりスポンジとの相性も抜群です。普段はあまりショートケーキ系は選択しないんですが、ジャマンの生クリームはとても上品な甘さなのでよく頂きます。

【スフレ・フロマージュ】
フワフワながらしっとりしたスフレ・チーズケーキ。レモンの風味が香る生地は、口の中でさらりと溶ける柔らかさ。クリームチーズの濃厚さを抑えてあるので、チーズが苦手な人でも食べられるあっさりめのチーズケーキですね。

両方共シンプルなケーキだけに誤魔化しが利かないので、パティシエの卓越した技術が垣間見えます。久し振りに堪能させて頂きましたが、やはり美味しいです。僕が今まで関西圏で食べてきた中では、文句無しで「No.1」と言えるお店ですね。こちらのケーキの真髄を味わいたい人は、是非ともお店で作りたてを食べて下さい。「本物」の味は繊細かつ薄命です。

  • 外観
  • パネル
  • ショーケース01

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7位

中華そば 高安 (一乗寺、修学院、茶山 / ラーメン、からあげ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2009/05訪問 2009/05/16

バランス抜群の豚骨スープ

G.Wも最終日となり、あんまり遠出するのも億劫な気分…そんな感じの中、無性にラーメンが食べたくなり、京都ラーメンの激戦区・一乗寺に行って参りました!!向かうは、僕が京都で3本の指に数えるお気に入り店・中華そば 高安。場所柄、一乗寺は足が遠退きがちなんですが、こちら中華そば 高安は、豚骨系がそれほど好きでもない僕が食べても「美味い!!」と絶賛して何度も足を運んでいるお店です。他の人気店も試してみたいんですが、ここまで来るとつい行ってしまうんですよね(笑)
到着したのは2時半前後。まだ列は解消されていませんでした。ざっと7~8人は並んでたかな。列に加わって待つ事10分ちょっと、順番を相当飛ばして店内に案内される。どうやらカウンター席が空いた為、1名だった僕が前倒しで呼ばれたみたいです。内心「すいませんねぇ。あ、僕のせいじゃないですよ」とか思いつつ入りました。
店内はおよそラーメン店とは思えない、白を基調としたポップなデザイン。まるでカフェみたいな雰囲気です。カウンター席に着きメニューを拝見。今回は、てか今回も、お昼の「からあげ定食」に決定です。これお得過ぎなんで(笑)しばし待つ事数分、まずはライスが到着。「量はこのくらいでよろしいですか?」と聞かれ、「十分です」と返答。そんな大食いできる歳でもないんで。続いて「中華そば」と「からあげ」が到着。ライスに「にらごま」をドッカリ乗っけて頂きまっす☆

【中華そば】
スープは白濁とまではいかないクリーミーな色の豚骨系。脂のほんのりした甘味とスープの塩気が絶妙なバランスを保っており、しっかりと煮込まれた豚骨スープは濃厚過ぎず、アク取りも丁寧にされていて豚骨特有の臭みは全くありません。深い味わいがありつつ飲み干せるすっきりしたスープは、京都でも指折りの逸品ですね。
麺は中細のストレート麺。細過ぎず程良くコシのある麺は豚骨スープとの相性も良く、旨味の詰まったスープが適度に絡みます。
具はチャーシュー、青ねぎ、メンマとシンプルにまとめています。薄切りにされたチャーシューはトロトロに煮込まれていて、こちらもスープと良く合いますね☆トッピングの「にらごま」を加えると、スープに辛みが加わって味わいがガラっと変化するんで二度美味しいです。

【からあげ】
高安名物とも言える、ジューシーな鶏肉をカラッと揚げたカレー風味のからあげです。大きくカットされた鶏肉は、普通のお店の2倍はあろうかという食い応え抜群のBIGサイズ。セットなら何とそれが3ピースも!!ガブリと噛み付けば、柔らかな肉質と溢れ出る肉汁がお口の中に広がります☆食べ切れない人は、店員さんに言えばお持ち帰り用の紙袋が貰えます。

ライスは盛り具合を調節できる上におかわり自由というサービス振り。食い盛りの学生さん達なんかはめっちゃ重宝しますね。「にらごま」だけで美味しいし。黄金コンビです☆
ん!!やはり美味い!!!そしてボリューム凄過ぎ!!!思った通りからあげは食べ切れなかったんで、2ピースはお持ち帰りしました。今度は他店も行けたらいいけど…またここかな(笑)

  • 外観01
  • 外観02
  • 店入口

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8位

パティシエ エス コヤマ (ウッディタウン中央 / ケーキ、パン、スイーツ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2009/05訪問 2011/04/01

「eS KOYAMA WORLD」を堪能☆

2010.4.24
大丸京都店で開催された「全国美味逸品味めぐり」。今回の目玉はなんと言ってもPATISSIER eS KOYAMAです!!今回は大人気の「小山ロール」や「小山ぷりん」以外にeS Boulangerieの「メロンパン」も限定販売との事。こいつぁGetせねばと早起きして突撃かまして来ました!!( ゚Д゚)
AM.7:30に大丸京都店に到着。ふへへ、配布2時間以上前ならオラが1番乗りさ☆……とか思っていたら既に先客が2人…。あ、あんたら何時からおるのよ(;´Д`) ササッと列に並び待つ事しばし、配布1時間前くらいになると既に配布券は終了状態。その後も次々と配布券を求めるお客が来ましたが、店員さんに既に配布分の列が出来てる事を告げられ帰っていきます。
チケットを受け取った後は開店まで入口でスタンバイ。開店と同時にエレベーターで会場まで直通、速攻で「小山ぷりん」をGet!!その後は「小山ロール」&「メロンパン」の販売時間15時まで会場内をブラブラしたり烏丸~河原町をねり歩いたりして時間を潰し、15時キッカリに受け取り完了。更に同じく15時から販売開始だった「プラランルージュ」も購入しときました☆

【小山ロール】※過去の訪問レビューより抜粋
TV東京「TVチャンピオン・グランドチャンピオン大会」の決勝にて、全国の強剛パティシエの中で味覚部門1位に輝いたロールケーキです。生地はたっぷりのハチミツと播州地卵を使用しており、丁寧に空気を抱き込ませじっくり焼き上げ、きめ細やかなスポンジ状に仕上げています。まるでしっとりとしたカステラのような甘さと、卵の風味、フワフワ感、もっちりした口当たり。中心には生クリームとカスタードクリームの2層仕立て。甘さを抑えた栗のコンポートも巻き込んであります。何度か頂いていますが、やはり美味しい☆クリームにしつこさが無いんで、凄くあっさりと食べれるんですよね。今まで食べたロールケーキの中でも3本の指に入ります。期間限定の「抹茶」や「ショコラ」も食べましたが、やはり王道の「プレーン」が1番ですね(=゚ω゚=)
【小山ぷりん】※過去の訪問レビューより抜粋
丹波・氷上の酪農家のミルクを使用した濃厚プリン。低温のオーブンでじっくり焼き上げているので、生地はプルプルと柔らか。口に入れるとトロ~リととろけ、ミルクの豊かな風味がフワッと広がります。卵を控えめにして氷上牛乳のおいしさを生かす事で、コクがあるのに後味はスッキリしてます。牛乳瓶のような長細い瓶なので、専用のスプーンじゃないと食べ辛過ぎます(笑)
【メロンパン】※過去の訪問レビューより抜粋
卵とバターをたっぷりと使用したブリオッシュ生地に、ほんのりとラム酒が効いたサブレ生地のメロンシュクレをかぶせて焼き上げたメロンパン。サクサクのサブレ生地は勿論、内側のブリオッシュ生地もほんのりと甘く、フワフワ感を存分に楽しめるリッチなメロンパンです。開店当初より評判の、人気No.1の座を競う鉄板商品だそうです。
【プラランルージュ】
ブリオッシュ生地にクリスタリゼ(砂糖を結晶化する事)したアーモンドを散りばめたシンプルなお菓子。生地にはフランボワーズが練り込まれており、ほんのりとした酸味が加わっています。ザックリ切ってみると断面にはびっしりとアーモンドが詰まっていて、なんとも香ばしそうです☆
表面はザックリとした固めの生地。それが卵の殻の様に覆ってあり、その中身はフワッフワの食感です。ブリオッシュ生地のバターのコクと塩加減、カリカリのナッツの歯応えと香ばしさが一体となっていて、シンプルなお菓子なんですが超美味い☆見た目かなりグロテクスな感じでしたが(笑)、これも是非また購入したいっす(´∀`)

今回は事実「プラランルージュ」のレビューだけですね(笑)「小山ロール」は勿論の事、やはりどれを取っても上質な出来栄えですな。特に今回初購入だった「プラランルージュ」。こいつは大当たり。小山さん、ロールばっかり騒がれてますが、焼き菓子系もかなりイケてますね。
三田の方まで出掛けるのは骨が折れるので次に味わえるのは何時か分かりませんが、またどっかの催事で来ないかなぁ(´Д`)

  • 外観01
  • 外観02
  • 店内01

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9位

パティスリー シロ・デラブル (江坂 / ケーキ、チョコレート)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/07訪問 2009/07/10

メイプル風味豊かな超秀逸ロール☆「メイプルロール・みひろ」

2009.7.4
親戚との大阪観光の帰り道、ちょいと寄りたいトコがあるので別行動。休日を利用して大阪まで出掛けたのに手ブラで帰る僕ではありません(笑)ちゃんとリサーチは済ませておいたのですよ☆今回目指すは大阪・江坂のパティスリー・シロ・デラブルです!!
「シロ・デラブル」とはフランス語で「メイプルシロップ」という意味。オーナーパティシエの浅田志郎氏の名前と同じ響きから惹かれるものを感じてお店のテーマに選んだそうです。
地下鉄御堂筋線 江坂駅の西口から国道479号線を西に進み、2つめの信号を南に下り進む事1~2分、オレンジのファザードのお店を発見。白とオレンジのパネルが交互に張られた外壁のお洒落な外観です。
店内に入ると、こちらも白とオレンジのパネルの壁。柔らかいライトの落ち着いた雰囲気です。右手には焼き菓子類が置かれており、左手のショーケース内には数々のアントルメやプチガトーが並んでいます。中には今回のお目当て品・「メイプルロール・みひろ」も発見!!まずはこちらを1本確保。折角江坂まで来たので、プチガトーから「レアチーズ」と「ショコラ・ロワイヤル」を購入しました。

【メイプルロール・みひろ】
楓の樹液を採取し煮詰めた添加物ゼロのメイプルシロップを使用したロールケーキ。流行の一巻き型ではなく、「これぞロールケーキ!!」と言わんばかりの巻き込み型。クリームの分量は少なめのスタンダードな形状です。
生地はしっかりとした弾力の強いタイプ。この弾力はかの「フロール」を思い出させます。しかし口に入れると一転、物凄くしっとりとした舌触り。ゴワゴワ感は全く無く、滑らかに溶けていくような食感です。使用されているメイプルシロップの風味がフワッと感じられ、生地にも優しい甘さが感じられます。
巻き込まれたクリームはフレッシュな生クリーム。中心にはメイプルシュガーを合わせた特性クリームのWクリーム仕立て。甘さは一般的なロールケーキよりも抑えめですね。メイプルシュガーの風味豊かなクリームの甘みが非常に特徴的で、甘さが主張し過ぎないのにしっかりした味わいを生み出しています。
生地の厚みとクリーム量のバランスも絶妙で、片方が主張し過ぎる事無く合わさっています。ロールケーキの基本的なスタイルをしっかりと維持しつつ、且つ個性の光るハイレベルなロールケーキですね。僕の「ロールケーキ・ランキング」(未掲載ですが。その内日記で…)のTOP4にランクインしました!!

【レアチーズ】
四角くカットされたレアチーズの上には生クリーム・イチゴ・クランベリー・ブルーベリー・チョコスティックがトッピング。甘さだけでなく程好い酸味も効いており、クリームチーズの風味豊かな味わいはなかなかのもの。ただ、チーズケーキ・フリークとしては、パンチが弱いというか「普通のレアチーズケーキ」といった感じですね。美味しいんですけど、一歩踏み込んだものが無いというか。

【ショコラ・ロワイヤル】
フランス産・ヴァローナを使用したチョコレートケーキ。上にはキューブ型の生チョコとアーモンドがトッピング。甘さ豊かなミルクチョコ、キリッと締まった味わいのビターチョコ、そしてチョコを染み込ませたウエハースの下地と3層仕立てになっており、それぞれ味わいの違う層は、一緒に食べてもバラつきは感じません。ウエハースの下地って初めて食べましたが、サクリとした食感と2層のチョコクリームの滑らかさが一体になると、また優しげな口当りになります☆一工夫感じる良質な出来ですね。

「メイプルロール・みひろ」が余りに秀逸な出来だったので、他に関してはちょい辛口なコメントになっちゃいましたかね。しかしそれほどに衝撃的なロールケーキでした。味わいは勿論、CPやお店までの行き易さを考慮すれば、総合的には僕的ランキング2位の「小山ロール」を抜いたかも知れませんね。
他の2点に関しても十分に標準以上の美味しさでしたし、これは他のケーキも味わってみなければいけませんね~。…でも江坂ってマジ用事無ぇな…(;゚Д゚)
また1つ心奪われる良店を発見してしまいました!!(*´∀`*)

  • 外観01
  • 外観02
  • 外観03

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10位

タケウチ (本町、肥後橋、阿波座 / パン、サンドイッチ、ベーグル)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2009/04訪問 2009/04/29

定番から創作まで幅広いラインナップ

関西の美味しいパン屋といえば、京都・宇治のたま木亭、兵庫・芦屋のベッカライ・ビオブロート、大阪・岸辺のル・シュクレ・クールetc…。そんな著名なお店の1つに数えられる大阪・本町のブランジュリ タケウチに遂に行って来ました
朝早くから長蛇の列が出来ると聞いていたので、開店30分前から並ぼうと意気込んで出発!!!当日はあいにくの雨模様な上、電車の到着時間を見誤ってしまい……開店1時間前に到着!!!気合い入り過ぎました(爆笑)流石に誰もおらず、いそいそとシャッター前に1人佇む事に…寒い…。そうこうしてると15分後くらいにちらほらと人が並び始め、雨の中だというのに開店直前には10数人ほど並んでました。恐るべしブランジュリ タケウチ
開店後、ぞろぞろと店内に入店していきます。この日は雨の為か、それほど混雑する事も無かった感じで、結構落ち着いてパンを選べました。ある意味ラッキーです☆既に数多くの種類が並べられており、全てのパンをざっと見回し、気に入ったパンをどしどしトレイに乗せていきました。購入したのは以下の通りです。

【クロワッサン】
初めてのパン屋ではとりあえず購入するクロワッサン。こちらのクロワッサンはパリパリというよりは、さっくりしっとりとした落ち着いた味。甘いタイプの多いクロワッサンですが、実にシンプルな味わいであっさりと食べられます。バターの香りと生地を楽しめます。

【クリームパン】
凄くミルキーなカスタードクリームが詰まってますね~。クリームパンというよりシュークリームのそれに近い味わいです。上部に散りばめられたそぼろ状の砂糖がカリカリとしてて、普通のクリームパンには無い食感を生み出してます。

【ショコラ・バナーヌ】
デニッシュの上にチョコレートクリームとキャラメリゼしたバナナがたっぷり乗ったスイーツ系。幾重にも重ねられたデニッシュ生地は本当にサクサクで、ほんのりとほろ苦さを持ったチョコクリーム&キャラメルと、バナナの甘みによって極上のスイーツのような味わいとなっています。もうちょいキャラメルの濃さが抑えられたら良いかな?

【チョコレートとココアのブリオッシュ】
ふわふわのココア味のブリオッシュに沢山のチョコレートチップが練り込まれています。甘さの抑えられたココアブリオッシュとチョコチップの香り&食感が心地良いですねぇ。

【栗のクリームとチョコレートのブリオッシュ】
小振りなチョコレートのブリオッシュの中には、これまた濃厚なマロンクリームが詰まってます。二口サイズで食べ易く、小腹を満たしたい時に調度良いおやつパンですね。

【焼き栗のサンドイッチ】
モチモチの生地の間にペースト状のマロンクリーム&スライスされた焼き栗&ローストされたくるみがぎっしり挟まってます。香ばしい焼き栗の風味とカリカリとしたくるみの食感が、甘~いマロンクリームと美味く合わさってますね。開店後、ものの数分で無くなっちゃった人気商品。

【天然酵母のブルーベリーとクリームチーズ】
もっちり天然酵母のパン生地にはブルーベリーが練り込まれ、パンの中心には大きなクリームチーズの塊が隠れています。トースターで温めると、中のクリームチーズがトロ~っとして実に良い柔らかさに☆チーズのコクとブルーベリーの軽い酸味が、カリっとしたパン生地を一層味わい深くしてます。

【天然酵母のクリームチーズと黒胡椒】
こちらも天然酵母の生地。しかしこちらのクリームチーズには黒胡椒が練り込まれてるという変り種。この組み合わせが意外に美味い!!チーズのコクに黒胡椒の風味とピリッとした辛みが加わり、それがモチっとしたパン生地に合うんですよ☆

【キャラメルのクリームパン】
キューブ型に焼き上げられた柔らかなパン生地の中には、甘さ控えめ風味濃いめのキャラメルクリームがたっぷりと。上部には砕いたナッツが散りばめられており、キャラメルクリームとの相性はバッチシっすね。パンというよりケーキのような感じです。

【ムジカさんのアールグレイのクリームパン】
こちらもキューブ型に焼き上げられたしっとりと柔らかなパン生地。こちらの中身は風味豊かな紅茶クリーム。しかも使われている茶葉は大阪・[a:27043853, 堂島ムジカ]のものだそうです。香り高いアールグレイのクリームがしっとり生地に合ってて、こちらも紅茶ケーキのようで美味い☆上部にはスライスアーモンドがトッピング。

どのタイプのパンも総じて高レベルですね~。しかも創作系が面白く、かつ美味い!!いやいや、やはりこれだけ並ぶだけの事はありますわ。今回は以上の10種類に絞りましたが、まだまだ試してみたいパンが盛り沢山です。用が無いと訪れない場所なんで、また何か用事を作らんと(笑)

  • 外観
  • ロゴ
  • クロワッサン

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