旅浪漫さんのマイ★ベストレストラン 2015

旅に浪漫あり 旅先には旨いものあり

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2015年もいろんなところへ旅して来ました。 黙って行かせてくれた嫁さんに感謝します。
やっぱりお酒が好きなので、和食が中心となってしまいますね。
都会の高級な店には行けませんが、機動力が取り柄なので、名物のある地方には出かけられます。
やっぱり産地で食べるのが一番美味しいんじゃないでしょうか。 地酒とも合いますし(笑)
今年も行き当たりばっ旅で全国を駆け巡りたいと思っています。 どうぞ宜しく。

                                     旅浪漫


マイ★ベストレストラン

1位

旬魚たつみ 岩美本店 (岩美 / 海鮮、郷土料理)

3回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥3,000~¥3,999

2018/12訪問 2018/12/21

旬の松葉がにフルコースをいただきました♪ この内容はさすがです♪

2018冬の高速バスの旅で鳥取にやって来た旅浪漫であります。

今回は嫁さんとお義母さんとの三人旅です。

旅の一番の目的は、今が旬の松葉がにを食べる事。

「なるべくリーズナブルに美味しくて新鮮な松葉がにをお腹一杯食べたい」

という二人のリクエストに応えてくれるのは、岩美のたつみさんしかないと

二か月前から予約しておきました。

ホテルのある鳥取駅から山陰本線で26分。 

岩美駅で下車し、駅前からはタクシーで向かいました。

到着すると、店の入口には「本日は予約のお客様で満席です」と書かれています。

土曜日の午後6時過ぎの訪問です。 

旅浪漫は三度目、嫁さんは二度目、お義母さんは初めてとなります。

出迎えてくれた女将さんが、小上がりの座敷席に案内してくれました。

今回いただいたのは、松葉がにフルコース。

お義母さん、ごちそうになります(笑)


【松葉がにフルコース ・・・ 15000円(税込)】


◆ 松葉がにのゆでがに・内子、外子身だし親がに

◆ 鱈の白子 

◆ 赤バイ(バイ貝)の酢味噌和え

◆ もさえびと蛸の煮物

◆ オリジナルの蟹の身入り出し巻玉子 味噌乗せ

◆ 松葉がに・ヨコワ・鰤・平目・蛸のお造り

◆ 焼き松葉がに

◆ 甲羅焼き(松葉がに味噌焼き) 

◆ 焼き魚 のどぐろ・ハタハタ・白いか・白バイ(バイ貝)

◆ 天ぷら 松葉がにのしそ巻き・真河豚・かぼちゃ

◆ 松葉がにのしゃぶしゃぶ・松葉がにの鍋

◆ 松葉がにの雑炊・親がに汁

◆ 抹茶ケーキ・梨


◇ 瓶ビール アサヒスーパードライ 大瓶  580円(税込)

◇ 瑞泉 上撰 燗酒 一合 300円(税込)  

◇ 瑞泉 純米酒 冷酒 一合 580円(税込)

◇ 香住鶴 山廃 特別純米 冷酒 一合 650円(税込)

◇ 諏訪娘 上撰 冷や(常温) 一合 300円(税込)

◇ 香住鶴 但馬の誇り 冷や(常温) 一合 300円(税込)

◇ チューハイカシス・レモン・ライム 各450円(税込)


さっきまで生きていたという松葉がには、

浜坂港 幸栄丸のタグ付き正真正銘の松葉がにです。

姿ではありませんでしたが、このコースには松葉がにが一杯半使われているそうです。

造りはもちろんのこと焼きがにや天ぷら、鍋にまで生の松葉がにを使っています。

それにたつみさんの価格表示は税込なので、15000円ですが実質13900円となります。

これがたつみさんの良いところです。 

ビールやお酒もリーズナブルなので、飲み過ぎました(笑)


新鮮な松葉がには、とにかく身離れが良くて、剥いた殻は半透明です。

そして手で蟹を食べても全く匂いがしません。 全然蟹臭くないんですね。

綺麗に花を咲かせた造りは、甘みも感じられて絶品の味わいでした。

この日のランチで鳥取あんべの親がに丼をいただいてきましたが、

たつみの親がには、さすがに内子と外子、かに身もすっきりとした味わいでした。

かに汁に入った親がにも、直前まで生きていたので

新鮮な内子や外子も身離れがよくて食べられましたね。 やっぱり凄い。

酔っぱらったせいか料理の写真を撮り忘れる失態をおこしてしまいました。

のどぐろなどの焼魚と松葉がにの天ぷらの画像がありません。

鍋は女将さんが小上がりの座敷で自ら作ってくれたものです。

午後9時には閉店するので、夜は早めに訪れるのがいいと思います。

嫁さんもお義母さんも大満足の松葉がにフルコースとなりました。

出来たらまた行きたいんですが・・・お義母さん(笑) 宜しくお願いします。

女将さん、ごちそうさまでした。



高速バスの旅で鳥取にやって来た旅浪漫であります。

今回は一年ぶりに嫁さんと一緒の日帰り旅です。 久しぶりなのでウキウキ気分♪

大雪に関する気象情報が発表される中、なんばOCATを7時00分に出発した日本交通の高速バス。

いつもなら中国道池田インターから宝塚にかけて渋滞するのにこの日はさすがにガラガラ。

中国道安富PAでトイレ休憩し、佐用ジャンクションから鳥取自動車道へ入ると景色は一変・・・。

まるで雪国です。 しかし鳥取・倉吉・米子と大阪間を走る日交バスはさすがプロ。

速度を控えながらも定刻通り9時50分に鳥取駅前に到着です。 市内もかなり積もっています。

昼は賀露港のかろいちで食事と買い物をして、早めの晩御飯に訪れたのが旬魚 たつみさん。

鳥取駅前から岩井温泉方面行の路線バスで約50分。

浦富海岸口から歩くこと5分。 なかなかハードな雪中行軍です(笑)

たつみさんの青い暖簾も寒風でバタついています。 午後5時の再訪問となります。

元気な女将さんに案内され、掘りごたつ式の小上がりの座敷テーブルへ。

足元に暖房があるので生き返りました(笑) 店内ももちろんポッカポカ♪

この時期に鳥取に来たら、やっぱりかにですね♪  松葉がに御膳を予約して伺いました。


◇ 松葉がに御膳 (要予約) 7000円(税込)

◆ 松葉がに(小)・親がに 茹で

◆ 焼き松葉がに

◆ かに刺しと旬のお魚三種のお造り

◆ 松葉がに みそ甲羅焼き

◆ 旬魚の煮付

◆ 旬魚と野菜の天婦羅

◆ 親がにみそ汁

◆ 小鉢二種

◆ 茶碗蒸し

◆ ごはん


今回の日帰り旅は、あまり時間に余裕が無く

松葉がにフルコースや会席は少々値段も張るので、このお手軽な松葉がに御膳にしました。

今年は天候が荒れ気味で漁になかなか出られないことから、松葉がにの値段は高騰気味らしいです。

昼間に寄った賀露港のかろいちでもあまり松葉がにが売られていませんでした。


オレは瓶ビール(大瓶)、嫁さんはチューハイカシスで乾杯~♪

たつみさんのええところはビールやお酒もリーズナブルなところです。 大瓶で税込580円。

すでにある程度の料理はテーブルにスタンバイされています。

まず茹でた松葉がにと親がに。 足の身を綺麗に甲羅にぎっしりと詰めてあります。

これはまるで宝物です!  隣町の浜坂港で水揚げされたほんまもんの松葉がに。

女将さんが言うには、何もつけずにそのまま召し上がってくださいとのこと。

松葉がにそのものの味を楽しんで欲しいと言われました。 あ~、美味すぎます♪

わざわざ雪の中を鳥取岩美まで来た甲斐があったというものです。

繊細な甘み、旨味、雌の親がにには濃厚なみそと内子、外子が入っています。

ビールでは役不足なので、地元岩美町にある高田酒造場 瑞泉の熱燗をいっときますわ♪

これも上撰一合が300円。 お安いですね~♪

たつみさんから歩いて5分ほどの場所にある高田酒造場。 やや辛口な喉越しのいいお酒です。


続いて焼き松葉がに。 さっきまで生きていたので、身離れが抜群にいいです。

それに女将さんがいうように手で持ってもかに独特の匂いがしません。 ほぼ無臭です。

女将さんの説明で新鮮さがよく分かりました。 これも絶品の美味さです♪

この焼きがにを松葉がにのみそ甲羅焼きに入れて混ぜ混ぜして食べると、

最高の美味さと女将さんが一押しなのでやってみると、これまた自然に笑えてくるほど美味い♪

みそそのままの美味さも酒飲みには堪りません。


お造りは、松葉がに・かんぱち・ひらめ・白いか・赤カレイの子まぶり。

お品書きには松葉がにと三種盛りとなっていましたが。 

赤カレイの子まぶりは、岩美町の郷土料理。 赤カレイの刺身に加熱した卵をまぶしてあります。

祭りの日や正月に食べるハレの日の料理だそうです。 これも酒のアテにバッチシです。

松葉がにの刺身は足1本だけでしたが、甘みがあり絶品♪ 忘れられない味わいとなりました。

かんぱち、ひらめも弾力があり美味しかった♪ 白いかは少々時期が外れていたのでまあまあ。


小鉢二種は、四種の珍味になっていました。 

これもお酒をゆっくり飲みたいと思わせてくれるラインナップ。

蛸と穴子の煮凝り、なまこ、湯葉豆腐、スズキの子の四種類。 どれも凝った作りです♪

お品書きになかった松葉がにの身を入れた玉子焼きがありました。 

味噌がたっぷりかかっています。 これも一風変わった逸品でした。

雪の中、わざわざ大阪から来たので出してくれたのかもしれませんね。 おおきにです。

茶碗蒸しは無かったけれど、代わりの珍味で大満足です。 

揚げたてを持ってきてくれた天婦羅は、獅子唐、南瓜、さつま芋、松葉がに、かながしらの天ぷら。

かながしらという魚は、上等の白身魚であっさりとしています。


大根と一緒に煮込まれたかんぱちのアラ煮は、アラ煮と言ってもかなりぷりぷりの身が付いています。

ボリュームもあるのでこれは持ち帰りにさせてもらいました。

いっぱいのおかずで食べるごはんには、親がにのみそ汁もあります。

鳥取駅前20時発のバスに間に合うように、慌てて食べたのでちょっともったいなかったなあと反省しきり。

今度はゆっくりと泊まりで来てみたいねと嫁さん。 さすがに帰りはタクシーで鳥取駅まで戻りました。

いつもながらハードな計画で振り回してスミマセン。 

たつみの女将さん、松葉がに御膳物凄く美味しかったです!  是非また宜しくお願いします。

ごちそうさんでした。


PS. この日の鳥取駅前20時発の日本交通の高速バスは、

鳥取自動車道通行止めとなったおかげで1時間以上遅れてなんばOCATに到着しました。 

運転手さんもお疲れさまでした。 市バスはすでに無く再びタクシーで自宅へと帰りました。

後日、米子道や鳥取道で車数十台が立ち往生した出来事がありました。 

それに比べたら今年もまだツイているのかもしれません(笑)  あ~良かった。



鳥取県岩美町にやって来た旅浪漫であります。

高速バス、JR山陰線と乗り継いで岩美駅に降り立ちました。 時刻は午前10時40分。

今回の目的は、旬魚 たつみさんで海鮮料理をアテに一杯やることなんですね~♪

午前11時30分の開店までまだ時間に余裕があるので、歩いて行くことにしました。

岩美駅からたつみまでは、約2km、まあ30分ほど歩けば着くでしょう(^^)  

途中、地元のスーパーで寄り道してしまったので、5分ほど遅れて到着です。

店の扉には、「貸切」の札が掛けられています。  あ~、予約してて良かった~♪

すでに店内は満員で、予約していない人は店員さんに断られて渋々帰って行きました。

浦富の人気店は、満員札止めといったところでしょうか(笑)

なんとか最後の空席、テレビがあるカウンター席の一番端に座ることが出来ました。

カウンターの反対側の小上がりの座敷席は、地元の家族連れで賑わっています。

写真入りのメニューの中から「前浜スペシャル御膳」、地物の生うに、

それと瓶ビール アサヒスーパードライを注文です。 ビールは他にキリンもあります。

前浜スペシャル御膳には、鳥取の夏の旬の食材 岩がきと白イカが付く人気ランチメニューです。

その割にお値段は税込1650円とリーズナブルなので、予約しないと入れないのがわかります。

生うには、地元 前浜田後(たじり)産。 濃厚な味が楽しめそうです。

やはりお客さんが一斉に入って時間がかかりそうなので、ビールを飲みながら待つことにします。

隣のお客さんが注文した「活 白いか踊り食い」は、

見るからに美味しそうでしたが、一人で食べるには量が多すぎるようでした。 

よく周りを見てみると、家族で訪れてみんなで大きな白イカを味わっているようですね。

ちなみに特大は4500円しますが、すぐに売り切れたようです。 下足は、揚げてくれます。

30分ほど待ってようやく前浜スペシャル御膳が運ばれてきました。

少し小ぶりな生岩がき、白イカとハマチ、鯵の刺身三種盛り、あご(トビウオ)のフライ、

イカと季節野菜のくず煮、磯の酒蒸し、イカと胡瓜の酢の物、地物のもずく、茶碗蒸し、

ご飯、香の物が付く豪華版です♪  これはお安いですね~♪

生の岩がきは、ブランドの夏輝には見劣りしますが、ぷりぷりの濃厚な身が美味しそうです♪

レモンを絞り一口で、いただきました(^^)  あ~、先日鳥取駅前で食べた岩がきより新鮮です。

白イカの刺身は、やっぱり活 白イカのような半透明な身ではありませんでしたが、

甘みとまろやかな食感は感じられました。 醤油は地元の岩田醤油が使われています。 

ハマチの身の弾力と綺麗な鯵の刺身にも満足です。

サクサクと美味しかったのが、あごのフライ。 

このトビウオも今が旬でさっき寄ったスーパーでもいっぱい売られていました。

イカと季節野菜のくず煮は、しまめイカの下足に茄子、大根、人参を一緒に煮た一品。

甘辛く炊かれていて美味しかったです。  イカと胡瓜の酢の物もイケました。

和食には、ビールより合う日本酒をお願いしました。

これもたつみさんから歩いて2、3分の所に蔵がある高田酒造場の瑞泉 上撰を熱燗でいただいてみます。

やっぱり地元の食材には地元のお酒が合いますからね~♪

磯の酒蒸しには、イガイ、シッタカ、タバコニシという貝が入っていました。 

これも地元の海で獲れたものでしょうね。  

イガイは、オレンジ色の実が意外と美味しい(笑) 

巻貝のシッタカは、尻高貝と呼ばれる貝だそうです。 ちょっとシッタカぶりです(笑)

タバコニシといわれる貝も爪楊枝で身をほじくっていただきました。

もずくも年いった人なら「もぞく」と呼ぶ地元の一品。 鳥取の長芋が一緒に添えられています。

香の物は、らっきょう、昆布の佃煮、それと瓜かな・・・と思ったら、地元の胡瓜なんですって。

デカい胡瓜ですね~♪ ポリポリとした食感が堪らず美味かったです。

もうちょっとお酒が欲しい気分だったので、瑞泉の純米生 冷酒も注文。

生の酒だからかはわかりませんが、アルコール度数が強く感じられるお酒でしたね。

一品で頼んだ生うには、持ってきた時「なんじゃこれ、ちっちゃ~」と思ったんですが、

ムラサキうにではなく「幻のうに」ともいわれる高価な赤うにだそうです。 

舌に少しずつ乗せてゆっくりと溶かして濃厚な味を楽しみました♪

ご飯のおかわりも可能なんですが、これでごちそうさん。

いや~、ビールと酒も飲んで会計が3680円とは、充分満足しました。

わざわざ30分かけて歩いて来た甲斐がありましたわ(^^)  是非また行ってみたいと思います。


【追記】

このところ鳥取づいているんですが、

元々は昔からこの岩美町に海水浴に来ていたので少し知ってるんですね。

いつも東浜で泳いでいました。 そう、初めて来たのは40年ほど前になりますね。

高校生の頃に臨海学校で訪れた人もいてるんじゃないでしょうか。

高齢化で民宿の数も減り、国民宿舎いわみ荘も無くなり、

かんぽの宿岩井温泉も老人ホームとなってしまいました。 東浜の生協も無くなって久しいです。

無人駅の東浜のホームの待合室で寝てて交番のポリに起こされたことも多々あり(笑)

旅浪漫の若かりし頃の想い出の土地のひとつなんですね~。

それとこの日、途中にあるスーパー サンマートで「あるもの」を探したんです。

それは、瓶入りの岩美牛乳。 

残念ながら今はサンマートさんでは売られてなかったので

店員さんに会社の場所を聞いてたつみの帰りに寄ってみることに。

ちょうど鳥取駅行きのバス停の近くに会社があったんで、岩美牛乳を売ってほしいと言うと、

10年ほど前に製造中止したと言われました。 

あ~、残念。 思い入れのある牛乳やったんですけどね・・・

紙の蓋はまだ手元に置いてあります。  最後まで読んで下さりありがとうございました。


  • 松葉がにフルコース 15000円(税込) (2018.12)
  • 正真正銘の松葉がに
  • 松葉がに ゆでがに

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2位

源与門 (三方 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2015/09訪問 2015/09/13

若狭名物のうなぎ料理は、サイコーに美味かったです♪

青春18きっぷの旅で三方(みかた)にやって来た旅浪漫であります。

小浜線の三方駅で降りた目的は、ズバリ 源与門さんのうなぎを食べることなんです♪

三方駅から歩いて5分、国道27号線 丹後街道に面して建っています。

店の前は、20台ほどが停められる広い駐車場があり、ほぼ満車の状態です。

12時半過ぎに到着して、店内にあるウェイティングボードに名前と人数を記入。

それと注文するメニューを書く欄までありましたが、そこは書かずに置きました。

まだ10組近くの人々が待っているようです。 めちゃくちゃ人気あるんですね~。

大正時代に創業したという老舗の源与門さんは、

日本海とつながった汽水域の三方湖で獲れる「クチボソアオウナギ」という

天然うなぎが食べられるという情報を聞き、やって来た訳ですが、

置いてあったメニューを見ると、天然うなぎは3000円~7000円まであります(汗)

三方五湖産のうなぎを一匹使った「特重」は、5500円もします・・・。

さすがにランチでその値段は、ちょっとツラいです。 

養殖うなぎだと1800円からあるので、そちらの特重(3300円)を先にオーダーして待つことに。

プラス200円でご飯を大盛りに
、さらにプラス150円でワカメのおすましを肝吸いにチェンジしました。

いつも待つ人が多いんでしょうね。 店内には、15名ほど待てる椅子が用意されています。

外にもあるので20人以上は、座って待つことが可能ですね。

ほぼ1時間近く待って、ようやく小上がりの座敷席へ通されました。

すでに時刻は、閉店30分前の午後1時半。 

まだうなぎが焼けるまで時間がかかりそうなので、瓶ビールをいただきます♪

中瓶で650円もするので高いなあ~と思ったら、小鉢にうなぎの骨せんべいが付いてきました。


パリポリとした食感でビールに合う塩味がたまりません。 これだけでもビール1本飲めそうです(笑)

15分待ってようやく待ちに待った特重が運ばれてきました♪

幅30cmはある長いお重を開けると、うなぎが頭から尻尾まで一匹丸々蒲焼きにされて並んでいます。

このうなぎに合わせたお重なのかもしれません。 普通の1.5倍はある大きな器です。

だからご飯大盛りといってもうっすら増えただけのように見えますが、これがかなりのボリュームなんです!

宮崎産の養殖うなぎを毎日仕入れて、敷地内から湧く雲母山の伏流水の井戸水に漬け、

注文後にさばく新鮮なうなぎ料理が自慢なんですと店員さんは教えてくれました。

もちろん蒸さずに焼く関西風。 腹開きでさばかれているそうです。

そして備長炭でじっくり焼かれたうなぎは、焦げ色も薄くて柔らかくふっくらしています♪

丁寧に火加減を見て焼かれたんでしょうね。 頭も尻尾もほぼ全部食べられましたね。

タレもかなりあっさりていて、ご飯にあった適量をかけてあります。

あまりにも美味しいうなぎだったので、若狭の地酒 加茂栄の一合を熱燗でお願いしました。

しめじの入った肝吸いにも、綺麗で大きな肝が二つも入っていましたよ♪ 

熱燗にもまた骨せんべいが付いてきましたが、

さすがに食べられないのでセルフでお持ち帰りすることにしました。

ほろ酔いで満足して会計を済ませて外に出ると、店の若い御主人が出てきて話を聞かせてくれました。

四代目の御主人の話によると、

源与門さんはうなぎの卸からうなぎ料理屋さんになったそうで、さだかな創業年はわからないようです。

そして店の隣にある池のほとりに立つ灯篭は祖父が自力で立てたそうです。

それに店の前にそびえる大きな松の木も最初は1mくらいだったのが、

あんなに大きく育ったたんですと言っていました。

気になった天然うなぎは、今日の入荷は3匹だけだったそうで、午前中に売り切れてしまったそうです。

昨日は20匹も入ったらしいんですが、日によっては入らない時もあるので注意が必要とのこと。

わざわざ外まで出てきていろんな話しを聞かせてくれて嬉しかったです! 勉強になりました。

うかっとして聞くのを忘れたんですが、サイン色紙と一緒に飾ってあった写真に写っていた

白鵬が来店した際に出されたであろう優勝の大杯に入れられたうな重がめっちゃ気になったオレでした(笑)

ごちそうさんでした。 ホンマに美味しいうなぎでした♪


  • 特重 3300円 プラス200円でご飯大盛りに・・・(2015.9)
  • 宮崎産の養殖うなぎ一匹を尾頭付きで出してくれます♪
  • プラス150円で肝吸いにしてもらいました。

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3位

お食事処 若林 (鳥取大学前、湖山 / かに、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2015/11訪問 2015/11/16

親がに、焼きがに、かにみそが付くめっちゃお得なランチです♪

高速バスの旅で鳥取にやって来た旅浪漫であります。

今年は鳥取づいていて四度目のバス旅となりました♪  

この時期の鳥取といえば、やっぱり蟹でしょう♪  今月の6日に解禁したばかりです。

鳥取駅前から日ノ丸バスに乗り換えて、賀露港へとやって来ました。

海鮮市場 かろいちは、カニ、カニ、カニが並べられ地元のお客さんで賑わっています!

販売されている松葉がにを見ると、こんなに安く売られていてええのというほどの値段。

よく見ると足が1本無かったりするので、リーズナブルな値段で販売されているんでしょうね。

もちろん綺麗な松葉がには、ええ値しますけど。  いや~、実に壮観であります。

かろいちから歩くこと15分。 鳥取漁港の前にあるのが、お食事処 若林さん。

かろいちにも姉妹店があります。

かに道楽みたいに動きませんが、大きな松葉がにの看板が目印になりますね。

外の水槽には生きた松葉がにがうじゃうじゃいます。 店の横ではカニの直売もされています。

土曜日の正午前の初訪問です。 店に入ると、行列が出来ていました・・・(汗)

10人以上は、ウェイティングボードに名前を書いて待っています。

その人たちの視線を浴びて2階へと上ります。 あ~、予約してて良かったぁ~♪

2階の座敷席の一番端へと案内されましたが、この大広間がめちゃくちゃ暑い。

鍋の火や固形燃料の熱気が凄いです。 入った途端汗が流れてきました。

ちょうど窓側だったので、窓を少し開けて空気を入れ替えることが出来ました。

4人掛けのテーブル席に一人。 相席はないようです。 これでゆっくり飲めますわ(笑)

メニューを手渡されましたが、もちろん蟹を食べに来たので、店員さんにおススメを聞くと、

4000円の魚蟹御膳もいいんですが、よく出ているというのが1750円のかにランチ。

1日10食限定の霜月御膳もミニかにすきと茹でがにの半身が付いていてお得ですよと言います。

魚蟹御膳とかにランチの内容はほとんど変わらないようなんですが、蟹の量が違うようです。

お酒も飲むことを考えて、リーズナブルな かにランチのほうにして

アサヒスーパードライの瓶ビールも一緒にお願いしました。

手際いいんですね、5分とかからずに全部出てきました。

最初に出てきたのが、焼きがに。  フタの付いた陶板焼きになっています。

固形燃料が消えるまでフタを取らないでくださいと店員さん。

続いて立派な御膳が運ばれてきました。 いや~、これは凄いボリュームです!

鳥取でいう親がにが1枚、かにみそ、赤カレイの煮付け、お造りの三種盛り、豆腐のかにあんかけ、


もずくの小鉢、親がに汁、ご飯、そして焼きがにという豪華なラインナップです♪


小ぶりな親がにを割ってみます。 おお~、中から外子が現われました。

甲羅の中の内子は少なめです。 味噌もたっぷり入っていました。

これ1匹で、お酒何杯飲めるんでしょうか♪  濃厚な親がにには、日本酒が絶対合います。

この時ほど飲めない人が可哀相に思える時はございません(笑)

車で訪れる人がほとんどなので、周りの羨ましげな視線を感じつつ、日本酒の熱燗をオーダー。

1合で450円。 地元 鳥取市青谷町 山根酒造場の日置桜です。

そろそろ焼きがにも出来上がりました。 ハサミと足が1本ずつと半身が焼かれています。

焼いたというより蒸したといった感じですね。 何もつけずに蟹そのものの旨味を楽しむようです♪

濃厚な親がにに比べて、実に繊細な味わい。 少し甘みらしきものも感じられます。

それに新鮮なので身離れが実にいい!  吸えばスポッと口に入ってきます。

あ~、幸せ(^^)  鳥取に来た甲斐があったというもんですわ~♪

親がにの甲羅の中に熱燗を入れて、綺麗にいただきました♪

お造りの三種盛りは、まぐろとまとう鯛、ひも付きホタテ貝柱の三種。 これだけでもお値打ちあります。

続いて、日置桜の冷酒もいっときますわ♪ 270ml入りで780円。 純米の生酒です。

松葉がにのみそもお酒に合いすぎるほどの美味さ♪ 濃厚な味わいです。 

あぶってあるので、さらにそう感じられるのかもしれませんね。

赤カレイの煮付けもよく煮られていてええ味に仕上がっています。 濃くも薄くもありません。

これは、ご飯に合いそうなので片側だけ酒のアテにして、後は残しておきましょう(笑)

地元産のもずく、豆腐のかにのあんかけもイケました。  

最後に生ビールもお願いして、親がにを食べつくしました。 

ちょっとパサつくご飯でしたが、赤カレイの煮付けと親がに汁と一緒に完食です♪

あ~、美味かった! 初物を食べたら75日長生きするといいますが、これで寿命が延びました(笑)

ほろ酔いで降りてくると、店頭で親がに汁の無料サービスがあり、嬉しい悲鳴です。

雨模様のあいにくの旅ですが、心は快晴です♪  

さあ、またバスに乗って鳥取駅まで戻ることにします。

飲み代のほうが高くなりましたが、ホンマに美味しかったです♪  ごちそうさん。


  • かにランチ 1750円(2015.11)
  • 親がにが1枚付いてきます♪
  • 焼きがにも付いています♪

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4位

廻る富山湾 すし玉 富山駅店 (電鉄富山、電鉄富山駅・エスタ前、富山 / 回転寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2015/04訪問 2015/04/06

富山湾で獲れた地物ネタの寿司がいっぱい食べられますよ~♪

青春18きっぷの旅で富山にやって来た旅浪漫であります・・・と言いたいところなんですが、

残念ながら金沢方面からだと富山には来られなくなってしまいました。

3月14日の北陸新幹線の開業と同時に金沢ー直江津間が第三セクターに移管されてしまったんですね。

仕方なく金沢駅で降りて、一番リーズナブルな高速バスで富山駅に到着です。 

昨年八月以来に訪れた富山駅もめちゃ綺麗になりましたね~♪ 

美味しい富山の水道水が飲めるコーナーがあったり、富山地鉄の路面電車が富山駅の構内まで伸延したり、

駅前にあった特選街が高架下に新しく「とやマルシェ」としてオープンしていました。

そのとやマルシェの一番奥に富山で人気の回転寿司のすし玉さんが

新たに店舗を出していたので晩御飯で寄ってみました。

以前、嫁さんと一緒に富山の今泉にあるすし玉さんで美味しい寿司を食べて大満足した記憶があるんですよね。

土曜日の午後8時前ですが並んでいる人はいなかったので、カウンター席の一番端に座らせてもらいました。

威勢のいい掛け声が気持ちいいです♪  

布おしぼりで手を拭きながら選んだのが、おススメ三種盛りの中から・・・

◇ 朝捕れ三種盛り 500円 (税別) ・・・のどぐろ・かわはぎ・桜鯛のにぎり三貫。

◇ 富山湾盛り 500円 (税別) ・・・ほたるいか・蟹バラ身・白えびの軍艦巻き三貫。

それと生ビールをお願いしました。 キリン一番搾り 中ジョッキで税別 500円です。

ご存じ のどぐろと呼ばれるあかむつは日本海の高級魚、

富山湾の魚津で水揚げされるうまづらはぎ(かわはぎ)は旬の魚、肝ものせられています。

桜の咲く頃に獲れる桜鯛と地物のにぎりが500円でいただけるとは、サイコーですね~♪

さらに、春が旬の滑川のほたるいか、「富山湾の宝石」と呼ばれる白えび、

そして紅ずわい蟹をほぐした身の軍艦巻きもセットで500円です。 どれも見るからに新鮮ですね~!

暖流と寒流が交わる『天然のいけす』 富山湾には、

日本に生息する魚介類800種のうち500種類は生息するといわれるほど豊かな海です。

どれも富山ならではの魚、美味くないわけがありません!  もちろんビールおかわりいただきます♪

メニューを見ていると、一品の天ぷら盛り合わせがなんと380円 (税別) なので、それもオーダー。

海老が2匹、アジ1匹、ししとう、さつま芋がそれぞれ2つ付いてきました。 サクサクの揚げたてで美味いです!

もうこうなったら日本酒 砺波市吉江酒造 太刀山の純米酒を冷酒 (500円・税別) でいただきますわ(^^)

酒米 五百万石をゆっくり時間をかけて醸したキレの良い辛口の説明書きされた通りの旨みのある味でした♪

寿司はもちろんビールも日本酒も会計を皿でするようなので、一緒に皿も出てきます。

回転寿司なのでレーンを寿司が回っていますが、ほとんどのお客さんが直接板さんに注文していますね。

続いて、地物 甘えび (2貫 380円) をオーダー。  

通称 甘えびは、「ほっこく赤えび」と言い水深の深い富山湾では新鮮なものがいただけます。

食べてみて、こんなぷりぷりと身の締まった甘えびは初めてここ富山でいただきました♪

もうひとつ富山のガス海老 (2貫 410円) は、よく売れたようで残り1貫だけでした・・・。

鳥取で食べたモサ海老は同じ海老のようですね。  丁寧に殻が素揚げされて出てましたよ。

すぐに黒くなるガス海老は、やはり地元でしか食べられない食材なのでお値打ちがあります。

弾力ある食感は感じられませんでしたが、美味しくいただきました♪

金沢 中村酒造とすし玉さんのコラボした日本酒 玉寿。 

熱燗でいただいてみます。 小とっくりは380円 (税別)。  うん、リーズナブル♪

寒ぶりの時期はすでに終わっていたので、ぶりの幼魚のふくらぎ。 大阪でいう ツバスです。

2貫で150円 (税別) とかなりお安いですね~。 あっさりとした味で、やや赤みかがっていました。 

◇ まぐろの三種盛り 500円 (税別) ・・・中とろ・びんちょうまぐろのトロ・赤身の三貫。

この色合いってほとんど大トロに近いんちゃいます!?  とろけるような舌ざわりでした。

赤身でも少し歯ごたえも感じられ、あなどれない逸品となっていましたね。

この店ではサワーというチューハイのレモンと梅 (それぞれ1杯 280円・税別) を飲んで、

最後に穴子の稚魚 のれそれの軍艦巻き (2貫 280円) をいただきます。

とろとろしたネバリのある食感。  これも春の味覚のようですね♪

すし玉さんオリジナルの湯吞みは、1月から6月からと7月から12月までと前半と後半の2種類あるようです。

緑茶とほうじ茶の2種類があり、緑茶のティーバックを入れお湯を注ぎ読んでみると、この四月は 

「鮪ずなどつまみつつ かわさかづき花見酒 夜桜ったく見事だし 酒落唄まで飛んで出る」

上から3文字目を左から読むと、「タマすし」となる五七調の歌が刻まれています。  なるほどね~!

ああ~、富山駅構内にこんな美味しい回転寿司屋さんがあるなんて羨まし過ぎますわ。

金沢と比べてもリーズナブルでネタも新鮮。 回転寿司のレベルじゃないと思いますね。

朝捕れ地物盛りとランチが11貫で1500円、グルメ盛りが10貫で1200円。

北陸新幹線開通記念の厳選 かがやき7(セブン)は、

のどぐろ・白えび・ずわい蟹・甘えび・ブリとろ・かわはぎ・ほたるいか が付いておどろきの1400円(税別)♪

これは行くしかないですね~!!  

めちゃくちゃ満足しました♪  ごちそうさんでした♪  


  • 朝捕れ三種盛り(のどぐろ・かわはぎ・桜鯛)
  • 富山湾盛り(ホタルイカ・蟹バラ身・白えび)
  • まぐろ三種盛り(中とろ・びんちょう・赤身)

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5位

あなご料理 柊 本店 (山陽姫路、姫路 / あなご)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2015/11訪問 2015/11/28

夜も食べ応えのある穴子づくしの御膳がありました♪

阪神・山陽シーサイド1dayチケットの旅で姫路にやって来た旅浪漫であります。

鳥取のカニ、和歌山のクエに続いて、姫路でも旬の海鮮料理をいただくことにします。

姫路の名物といえば、穴子ですね。

さっぱりと食べられる夏場が旬と言われていますが、脂の乗った秋が美味しいという人もいます。

医薬の神様 十二所神社の近くにある柊さんへランチを食べに行くと・・・

「本日のランチは、予約のお客様で満席です」の札がありました。

ああ~、予約するのを忘れてた。 仕方ないので夕方の17時の夜の部を予約しての再訪問です。

カウンター席が6席、小上がりの座敷がある店内。 

17時前ですが、すでにお客さんが来られていました。

ランチの「穴子づくし御膳」(2800円)のようなセットメニューがあるのかを尋ねてみると、ありました。

聞いてみるもんですね。  3500円の柊和膳というのがいろんな穴子料理が付いているようです。

「じゃ、それを」とお願いして、生ビール(600円)を飲んで待つことにします。

カウンターの向こうには職人さんがふたり。 テキパキと仕事をこなしています。

15分ほどして柊御膳が出てきました。 ワンプレートでコンパクトにまとまっています。

◇ 柊和膳 3500円(税込) 

穴子の薄造り、穴子の湯引き、焼き穴子、蒸し穴子、穴子の天ぷら、穴子の山椒煮、穴子の酢の物、


穴子御飯、お吸い物、香の物、デザートという穴子づくしのラインナップ♪

これは、少しずついろいろな穴子料理が食べられるのでおススメですね!

身の薄い穴子ですから、お造りもかなり薄いです。 もみじおろしとポン酢でいただきます。

しかし歯ごたえはありますね。 播磨灘で獲れた穴子をさばいているそうです。

ハモのように梅肉が添えられた湯引き。 食べてもハモのように弾力がありました。

焼き穴子と蒸し穴子は、共に3切れずつ。 スタンダードな食べ方です。 

穴子の天ぷらには、南瓜と獅子唐が一緒に出されていました。 天つゆと塩でいただきます。

歯ごたえがある穴子の山椒煮、三杯酢の穴子の酢の物も一風変わっていて美味しかったです♪

姫路市安富町 下村酒造店の奥播磨の山廃純米の熱燗をいただきます。 1合で1000円。

壺のような陶器が出てきました。 中に熱いお湯が入っていて湯煎した状態で出てきました。

ぐい飲みに注ぐ時に滴が気になりますが、これは冷めないのでいいですね♪  

まあ、冷める前に飲んでしまいますが(笑)  初めて飲んだお酒ですが、芳醇な味で美味しい。

続いてからくち官兵衛をお願いするも品切れ。 仕方ないので利き酒セットにしました。

3種類の冷酒が飲み比べられるというもの。 1500円と少々お高め。

加西市冨久錦酒造の純青、高知浜川商店の美丈夫、地元 姫路本田商店の龍力 米のささやきの3種類。

中でも龍力の大吟醸 米のささやきの美味さが際立っていましたね。 これは美味しいお酒でした。

小さな丼に入った穴子御飯もタレが絶妙の味わい。 

もうちょっと欲しいくらいがちょうどいいサイズなのかもしれませんね。

デザートにはゆずシャーベット。 姫路市の安富町はゆずの町ですからね。

有名人も何人か訪れているらしくサイン色紙も飾られていました。

別名 「はかりめ」と呼ばれる穴子。
 秋のはかりめも美味しかったですよ♪


  • 柊和膳 3500円(2015.11)
  • 穴子のお造りと湯引き
  • 穴子御飯

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6位

丸政 小淵沢店 (小淵沢 / 立ち食いそば、うどん、麺類)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/10訪問 2015/11/07

豚バラ軟骨焼豚とかけそば・・・通称 コラーゲンそば、これは絶品です♪

JR秋の乗り放題パスの旅で小淵沢駅にやって来た旅浪漫であります。

ホテルのある上諏訪駅から中央本線に乗って小淵沢駅に着いたのが、午前6時32分。

この駅から小海線に乗り換えて小諸方面へと向かうんですが、

7時49分まで1時間以上の待ち時間があります。 今日はあいにくの雨模様です。

改札を出ると、駅そば屋さんが支度の真っ最中。 開店時間を聞くと午前7時から。

喫茶店がないか駅周辺を歩いてみますが、全然ありませんね~。

また駅に引き返して開店時間をベンチに座って待つことにしました。

時間が来たので店のおばちゃんに聞くと、

「揚げ物以外の簡単なメニューはすぐ出来るんですけどね」と言う。

一番食べたいのが、肉そば。 ここの肉そばは、牛肉じゃなく、なんと馬肉なんですよね!!

480円で馬肉(さくら肉)の肉そばってめっちゃリーズナブルですし、美味しそう♪

次が山賊そば。 山賊焼きとは長野の郷土料理で、鶏のモモ肉をにんにくを滲みこませたタレに漬け込み、

小麦粉をつけて挙げたものなんです。 鶏を揚げる・・・取り上げるので山賊ということです(笑)

まあ、カツアゲちゅうことですね。 ヤンキー揚げや不良揚げじゃ誰も食べませんよね(笑)

山国ならではのネーミングです。 大きな鶏唐揚げが載せられて420円。 これも捨てがたい。

しかし、野沢菜天ぷらそばもあるし、ここの駅そばは郷土料理店といってもいいくらいです。

ここまでバリエーション豊富で個性的なメニューの駅そば屋は未だ見たことがありません。

他の人のレビューを見ても高評価です。 そして食べているのは、その二種類が多いようです。

そこで、見つけたのが全国駅そば名店100選に選ばれた時のメニュー、

豚バラ軟骨焼豚をトッピングして かけそばにのせたもの。 

かけそばが290円、豚バラ軟骨焼豚が130円、足して420円。 おっ、これええやん♪

7時20分ほどになってようやく揚げ物のメニューも出来るというので、これをお願いしました。

おばちゃんが言うには「コラーゲンそば」  トッピング方式じゃなく正式なメニューにしてよ(^^)

1分ほどで出てきました。 見るからに柔らかそうな豚バラ肉がのせられています。 それもデカい♪

ねぎはのせられていますが、入れ放題の天かす(揚げ玉)ものっけて・・・いただきます♪

スープは、濃いめですが出汁が効いて美味い。 地元 横内製麺の平太のそばもなかなかイケます。

そ以上にインパクトがあるのが、やはりとろとろのコラーゲン軟骨焼豚。

これで420円って凄すぎです! CP良過ぎます! 今まで食べた駅そばで№1ですね♪

おにぎりも並べられたので、いただくことにしました。 1個 110円。

野沢菜、昆布、炊き込みご飯の3種類。
 どれも手作り感たっぷりで美味そうです♪

昆布にしましたが、これもコンビニのおにぎりより数段美味かったです。 

丸政さんは、なんと創業が大正元年(1912年)。 めっちゃ老舗ですね~♪

甲府や韮崎にも店舗があるようです。 ええ駅そば屋さんを見つけましたよ~。

おばちゃん、せかしてごめんね~。

また伺ってみたいと思います。 ごちそうさんでした。


  • 豚バラ軟骨焼豚+かけそば・・・通称コラーゲンそば 130円+290円 420円(2015.10)
  • 昆布おにぎり 110円 (2015.10)
  • メニュー

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7位

竹原 (紀伊勝浦 / 海鮮)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/12訪問 2016/02/10

さすが生まぐろ、ねっとりとした食感が溜まりません♪

【2015.12 再訪】

青春18きっぷの旅で紀伊勝浦にやって来た旅浪漫であります。

紀伊勝浦といえば日本一の生まぐろの街です。 つまり遠洋じゃなく近海ものがメインなんですね。

今回の紀南の旅では、ここ竹原さんが掲載保留となっていたので、心配になって寄ってみました。

廃業して無くなってしまったのか、はたまた儲かり過ぎて新しい店舗を建てているのか・・・。

JR紀伊勝浦駅から歩くこと3分。 ちゃんと暖簾が風に揺れていました。

店の前にお客さんはいなかったんですが、

扉を開けて店内へ入るといつものように満席で待っている人が5人ほどいてはります。

10分ほど待ってカウンター席の端に座ることが出来ました。

まずは、ビールとまぐろの内臓料理を。 お目当てのまぐろ定食は後でいただきます。

ワタと呼ばれるまぐろの胃袋・・・最近は、がつとも呼ばれ缶詰も販売されているようです。

見た目は少々グロテスクなんですが、食べてみると意外とイケます♪ 

酢みそで和えてあるんですが、クセや臭味は全くありません。 ビールのアテにバッチシです♪

ほど良い柔らかさがあり、厚みもあるので二人で食べてもいけるくらいのボリューム。

600円という値段も魅力的です。 どこでも食べられる料理じゃないですからね。

いわゆる珍味がこの値段なら、食べてみても損はしないと思いますよ~。

さあ、それでは続いて まぐろ定食をいただきます♪

竹原さんの生まぐろのお造りは、

厚みが2cmもあろうかと思うほどで、「下駄の歯造り」といわれる分厚いものです!

この日はメバチマグロのようでしたが、本まぐろが提供されることもあります。

七切れのうち二切れは、脂の乗った中トロ。 とろりとした食感がたまりません♪

よく「エッジの立った」などと表現される魚のお造りですが、ここでは立たなくても大丈夫ですよ(笑)

今年春にうかがった静岡の焼津もまぐろが名物でしたが、

遠洋の冷凍ものだったので食感がイマイチだったのを思い出しました。

小鉢には、炙ったまぐろと玉ねぎのポン酢の和え物。 これも美味しいですね♪

味噌汁は、あさりが入っていました。 ご飯は、普通盛りでお願いしました。 大盛も可能です。

御主人が膝を手術していて店を閉めていた竹原さん。 12月6日から再び店を再開したそうです。

値段もずっと据え置きで、

リーズナブルな価格で絶品の生まぐろをお客さんに提供する姿勢にも好感が持てます。

久しぶりにいただいた竹原さんのまぐろ定食、ホンマに美味しかったです♪

ごちそうさん。


【2010.6 訪問】

紀伊勝浦駅からまっすぐ漁港のほうに3分ほど歩くと左手にあります。

カウンターだけの10席ほどのこじんまりした店なので、

たいがい外に人が並んでいるんで、すぐにわかります(笑)

いつも食べるのが、「まぐろ定食」

赤身と中トロあわせて七切れが「下駄の歯造り」といわれるほど分厚い刺身でドーンと出てきます。

冷凍してない生のまぐろなんで、食感はねっとり滑らかで口の中に旨味が広がります。

これは絶品です!!


他は小鉢に、炙ったまぐろとたまねぎの和え物とかなり大盛りのご飯、味噌汁、お漬け物が付きます。

またワタ(胃袋)やチコロ(心臓)真子(卵)などの内臓や目玉の煮付けなど

他では食べられないまぐろ料理もあります。

これから寒くなるとまぐろの美味しい季節、

是非また勝浦に行って竹原さんでまぐろを食べてみたいですね〜!

この口コミ書いてたらまた食べたくなってきたぁ〜!

  • まぐろ定食 1500円(税別)(2015.12)
  • まぐろの内臓・・・この日は胃袋(ワタ)の酢みそ和えでした。
  • 瓶ビール・・・大瓶で500円は良心的です。

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8位

かに八代 れんが亭 (香住 / 海鮮、かに)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 2.9
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2015/01訪問 2015/01/14

香住がに がたっぷり♪ 1日限定20食の「かに丼」♪

青春18きっぷの旅で香住にやって来た旅浪漫であります。

年末&年始の九州旅行で使ったきっぷが1枚残っていたので、この日は日帰りの旅に来ました。

大阪駅から福知山、豊岡と乗り継いで午前10時40分に香住駅に到着です。

改札口の上には歓迎ならぬ「かに迎」と、でかいカニのモニュメント。  なんか大阪のミナミみたい(笑)

冬の日本海側は「弁当忘れても傘忘れるな」といわれますが、きっちり忘れてしまいました。

時雨た冬空の中を8分ほど海の方へ歩いたところにある「かに八代 れんが亭」さんへ。

まだ開店時間前なので準備中の看板が立て掛けてあったので、二重ドアの内側に入って待つことにします。

貼ってあるメニューを眺めつつ待っていると開店時間の午前11時になりますが、まだ開きません。

店の関係者らしい高齢の女性がやってきて

「お客さん待ってるのに早く開けてあげて」と店員さんに言ってくれました。

淡い色の作務衣を着た女性の店員さんたち、もうちょっと接客態度良くしたほうがええんちゃいますか~?

バスが停まる大きな駐車場があり、団体客のほうがメインなのかもしれませんけど・・・挨拶くらいして欲しいですね。

入口を入り、左の階段を5段ほど上がると海に向いたカウンター席が20席ほど並んでいます。

おお~、このロケーションはいいですね♪  お一人様でもゆっくり食事が出来ますね。

ちょうど中2階の目線になるので、道路を歩く人も気になりません。

人気№1の一日限定20食の「かに丼」・・・これは、年末に本屋で立ち読みした雑誌に載ってたんですよね!

一品とかに汁が付いて税込1404円というリーズナブルな値段で食べることが出来るんですよ~!

その蟹は、香住がに・・・紅ずわい蟹のブランドなんですが、この蟹の身がたっぷり載った丼なんです♪

ずわいがにに比べて値段は安い紅ずわい蟹は、水っぽくはありますが、甘みがあって美味しいんですよね~。

それとそろそろ漁の終わるずわいがにのメスの「せこがに」をいただいてみます。 これは1ぱい 800円でした。

漁によって入ってない場合もあるので店員さんに尋ねてみたほうがいいでしょう。

飲み物は、まずは生ビールいっときますわ(^^)

ビール飲んでいると先程の高齢の女性がやってきて

「せこがになんですが、これでよければ800円を500円にさせてもらいますけど」

と少し脚が黒っぽくなった蟹を見せてくれました。 もちろんOKですよ~! 味は変わりませんからね~(^^)

三杯酢とカニスプーンと一緒に出てきました。 

そんなに大きなサイズではありませんが、本場の獲れたてですからね。

甲羅を外すと赤い外子がびっちり♪ 内子も味噌もたっぷり入っていました。 濃厚な味が堪りません♪

こうなったらビールでは役不足ということで、地酒の香住鶴の熱燗をオーダー。  1合で500円です。

やっぱり蟹は日本酒が一番合うでしょうね! それも熱燗。 香りも味もストレートに楽しめますから(^^)

熱燗を飲みながらも黙々と脚の身を食べていきます。  あ~、幸せですわ~♪

お客さんもまだ少なくてのんびり海を眺めて昼間から御馳走を食べて一杯飲む・・・

これを幸せと言わずに何と言おうか(笑)

お酒が足らなくなったので次は、冷酒いっときます。 これも香住鶴で山廃仕込み 快鮮冷酒という日本酒。

少し甘みがあって飲みやすい(^^)  やっぱり地元の食材には地元のお酒が合いますね!

いよいよメインのかに丼をいただいてみますわ。

店員さんが言うには、紅ずわい蟹を1パイ以上使ったという身がたっぷり入った丼。

思ったよりボリュームあるのでビックリしましたよ。  かに味噌は、手を加えて味つけされていると思います。   

蟹の身の下には、刻み海苔が一面に敷かれていました。  

「かに味噌を混ぜて食べてくださいね」と店員さんが食べ方をアドバイスしてくれました。

混ぜると見た目は、悪くなりますが味は最高~♪

甘みがあってある程度の水分がまたご飯と合いますね~♪  紅ずわいも捨てたもんじゃありません。

値段もリーズナブルでこれはお値打ちあるでしょうね♪  一品は、かずのこ。  脇役になってますね(^^)

かに汁にも紅ずわいの太い脚が2、3片入っています。  それに、このかに汁はおかわりOK♪

もちろんおかわりいただきましたよ~(^^)  

の~んびり1時間半過ごしましたが、お客さんもそんなに多くなく落ち着いて食べられました。

味やリーズナブルさはほんまに高評価に値しますが、接客態度がイマイチなのが残念だと思いますね。

でも、駅からも近くまた是非行ってみたい蟹料理の店であります。  ごちそうさん。


  • かに丼 1404円
  • 紅ずわいの「香住がに」がいっぱい入った丼です!
  • せこがに

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9位

コーヒーハウス かこ 花車本店 (国際センター、近鉄名古屋、名鉄名古屋 / コーヒースタンド、喫茶店)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/05訪問 2016/07/31

たとえがベタですが・・・トーストの宝石箱や~♪(笑)

別経営となった三蔵店とほど近くにある柳橋店、

名古屋に3店舗あるKAKO(かこ)さんの本店がこちら花車ビルの1階にあります。

今は住所は名駅なんですが、以前は花車町と呼ばれていた名残りですね。

ここKAKO花車本店さんは、1972年に名古屋で初めて自家焙煎珈琲を出した喫茶店としても有名です。

カウンター席とテーブル席が2卓と思っていたより小さな店です。

開店時刻の午前7時前だったんですが、すでに常連さんが訪れて珈琲を飲んでいました。

空いていたカウンター席の端に座り、モーニングをいただくことにします。


モーニングセットは5種類。 午前7時から11時までのサービスです。

◇ バタートーストorいちごジャムトースト ・・・ドリンク代のみ

◇ コンフィチュール (コンフィチュール+バター) ・・・ドリンク代+100円

◇ クリームチーズ (クリームチーズ+コンフィチュール+バター) ・・・ドリンク代+200円

◇ シャンティー (生クリーム+コンフィチュール+バター) ・・・ドリンク代+250円

◇ シャンティールージュスペシャル (生クリーム+コンフィチュール+自家製あんこ+バター) 

 ・・・ドリンク代+350円  ※単品だと600円するようです。


ちょっとオヤジには聞き慣れないあちゃら語がズラリ(汗)

コンフィチュールは、仏語でジャムのこと。 シャンティーは、生クリームなんですね。

ドリンクは紅茶が7種類あり、すべて600円。 珈琲はブレンドが470円でおかわり自由。

アメリカンが500円、アイスが470円でおかわりがプラス150円となっています。

ストレートでも美味しいヌワラエリアで、シャンティールージュスペシャルをお願いしました。

カウンター席に朝日が差し込んできます。 ゆったりとしたピアノのBGMが耳に心地いいです。

ステンドグラスの窓や年季の入ったシャンデリア、板張りのフロアなど

アンティークな雰囲気がコンパクトな店内からも充分感じることが出来ます。

壁には、SEIKOSHAの柱時計が・・・でも、残念ながら振り子は動いていなかったです。

チェックのシャツを着た穏やかそうなマスターが「どちらからですか?」と話しかけてくれました。

大阪からだと言うと、「ムジカさんからも紅茶を仕入れているんです」と教えてくれました。

仕入れは芦屋にあるムジカなので、

堂島のムジカが閉店したことを教えてあげるとマスターは知らなかったようでビックリしていました。

紅茶は、ポットサービスで保温カバーと共に出てきました。 セットされた砂時計は3分計です。

ウエッジウッドの真っ白なティーカップも温められています。

そして、シャンティールージュスペシャル。

ちょっとぉ~♪ めちゃくちゃ綺麗ですやん♪ 

ビジュアル的には「トーストの宝石箱や~」って感じがします!

マスターが「インフォメーションしますね」と、説明してくれるので慌ててメモを取りました。

四分割されたバタートーストの上には、まず餡子。 

中村区の孝和堂から仕入れた更別農協 十勝小豆の北ロマンを使用。

その上にはシャンティー。 ホイップしたふわふわの生クリームがのせられています。

さらにその上にのせられたカラフルなコンフィチュール・・・ジャムはKAKOさんの自家製です。

1番人気のオレンジマーマレード、キウィ白ワイン、フランボワーズ (ラズベリー)とイチゴ、

ピンクペッパーとパイナップルの4種類のジャムが彩りを添えています。

ジャムの程良い酸味と餡子の甘み、生クリームのまろやかさと三拍子そろった「旨味」のあるトースト。

小倉トーストの進化形と考えると、スゴいです!  今回の名古屋喫茶店巡りでは屈指の名店ですね。

昭和の香りがする古めかしい喫茶店じゃなくて、素敵に年を重ねた厚みが感じられる喫茶店です。

隣に座った常連さんからも名古屋の喫茶店の情報を仕入れることも出来ました。 

いい店にはいいお客さんも付くもんですね。 

休日の朝の穏やかな時間を過ごさせてもらいました。  ごちそうさん♪


  • シャンティルージュスペシャル モーニング
  • シャンティルージュスペシャル
  • ヌワラエリア

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10位

cafe コメマメイモ (大田市その他 / カフェ、カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/08訪問 2015/09/11

地元の食材で作られた一汁一穀定食♪ 美味しかったです♪

過去に世界有数の銀の産出量を誇り20万人が暮らした石見銀山のある大森町は、

1943年の閉山と共に人口が減り続けて、現在は400人ほどが生活する過疎の町であります。

その過疎の町の空古民家を再生させて、綺麗な街並みを取り戻し、

ユネスコの世界文化遺産登録にも貢献したのが

義肢メーカーの中村ブレイスと「群言堂」を展開する石見銀山生活文化研究所です。

そのひとつ東京にも何店舗かを構え衣料・雑貨・カフェを通じて

全国にアピールする群言堂本店のカフェ Cafeコメマメイモに寄ってきました。

電柱も無く車も走らない大森集落にある群言堂は、昔呉服屋だった古民家を改装しています。

「松田屋」と彫られた古い木製の看板が歴史を物語っていていますね。

厄除けの「立春大吉」の札が貼られた入口から店内へと進みます。

まず広い土間があり、目を惹くのが店の間に飾られた大きなオブジェ。

季節ごとに変えるようですが、真夏のこの日は薬草の「アロエ」が、

紙と木箱と白とブルーの小石でデコレートされていました。 

オープンな土間は、外からやって来るつばめの巣も2ヶ所あり、フン除けの紙が敷かれています。

「徳不孤」・・・「徳は孤ならず 必ず隣有り」の禅語の額が掛けられた木戸から店内へ。

ここで履物を脱ぎ、真っすぐ進むとCafe コメマメイモで、

左は衣料のBURA HOUSE、右は雑貨や陶器などが販売されてるスペースがあります。

そのままカフェに入ると、陽射しの差し込む中庭の緑が鮮やかです。 

テーブル席が並ぶ奥に6席あるカウンター席へ座りました。 ここからは坪庭が見渡せます。

足元にある荷物入れにカバンを入れ、メニューに目を通していると、若い女性店員さんが、

フラスコのような水差しとぐい飲みサイズの小さなグラス、紙おしぼりを持ってきたので、

メニューの中から「一汁一穀定食」をオーダー。 800円です。

一汁は、しじみと野菜の神西湖の幸スープ。  今はこれ一種類だけでした。

一穀は、五分つき米と梅花酵母パンのふたつからチョイスします。 五分つき米にしました。

好みのドリンクを付けられるお飲み物セットは、1000円
なのでそれにします。

食後のドリンクは、冷たい豆乳チャイでいっときます(^^)

窓から見える景色を見ながら待っていると、5分ほどで運ばれてきました。

スープとご飯、小鉢、香の物と見るからにシンプルな料理です。 

出雲市にある神西湖は、しじみの産地ですからスープには、その大和しじみと、

人参、ジャガイモ、いんげん、なめこ、かぼちゃがごろごろと大きくカットされていて

牛乳たっぷりのクラムチャウダーで、オリーブオイルがかけられています。

めちゃ優しい味わいで、オレの好きな味です♪  家庭料理のようですが、美味しいですね~♪

地元の野菜がワイルドにカットされているので、野菜そのものの味も楽しむことが出来ます。

五分つきで炊かれたご飯は、これも地元の仁多米。 噛めば噛むほどご飯の旨味が出てきます♪

小鉢には、かぼちゃの煮物。 これも薄味に仕上げられていてイケました。

香の物は、大きな胡瓜と茄子の漬物。 シンプルな料理でしたが、大満足しました♪

食後の豆乳チャイもアイスミルクティーのようで、しばしボーっとした時間が持てて良かったです。

階段を上がった2階は、広い空間が広がり展示スペースとなっていました。

入口に「徳は孤ならず」とありましたが、もしかすると・・・

実力のある店はたとえシンプルな料理でもお客さんは必ず来るという意味だったのかもしれませんね。

最近、流行りの作られたB級グルメでもなく、

飾り気のない家庭料理のようなメニューでも素材が良ければ美味しいはずです。

身体にも財布にも優しいコメマメイモさんの料理は、石見銀山の名物になると思いますね。

ごちそうさんでした。


  • 一汁一穀定食セット(ドリンク付き) 1000円(2015.8)
  • しじみと野菜の神西湖の幸スープ
  • 野菜がワイルドに入れられています(^^)

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