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1回
昼の点数:4.5
2014/10 訪問
昼の点数:4.5
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
ローストビーフを刺身に見立てて頂く
2015/07/02 更新
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勝沼醸造社長によるワインセミナーの一環として訪問。社長のワインに対する熱い想いや、料理の説明を聞きながら体験するローストビーフとワインのマリアージュは格別であった。
「風」は勝沼醸造直営のレストランで、主に甲州種を使った日本ワインに合う料理を提供している。ぶどうの丘からもバスが出ているので、アクセスは悪くない。
勝沼醸造社長主催のワイナリーツアーでは、ワイナリーで勝沼の歴史や社長のワインに対する熱い思いについてレクチャを受ける。その後、アルガブランカシリーズをはじめとする勝沼醸造のワインを順に試飲し、最後に直営レストラン「風」にて社長を囲んでランチをすることになっている。
この日は、試飲会が押して14:30くらいに「風」に入店した。
ワイナリーツアーの一環で参加した場合に提供される料理は、通常ランチメニューの「デミセット」に相当する。「デミセット」では前菜、スープ、パン、メインディッシュとしてローストビーフ、最後にデザートとコーヒーが供される。これに加え、アルガブランカシリーズの泡「ブリリャンテ」、辛口白の「クラレーザ」が付く。ワインはなくなるとすぐに注いでくれるので、ワイナリーツアーの場合、実質飲み放題である!
まずは、前菜とブリリャンテを楽しむ。魚介二種、肉二種の前菜だが、鴨スモークと泡の相性が非常に良い。
「風」において、特筆すべきはメインディッシュのローストビーフだろう。今回は、ローストビーフを刺身に見立て、醤油とわさびを付けて頂く。これに合わせるワインは、ステンレス樽で仕込んだ辛口白「クラレーザ」である。醤油とわさびとワインと聞くと、一見合わないのではないか?と思うのだが、試してみると驚きである。ほどよく脂分を含んだローストビーフがまるでトロのようなのである。クラレーザは、もともと寿司などの酸味が効いた和食に合うように作られているので、合わないわけがない。
ローストビーフがワインを高め、ワインがローストビーフを高め、、、これこそマリアージュである!
勝沼醸造の直営レストラン「風」を訪れる際には、勝沼醸造社長主催のワイナリーツアーの一環として訪れることをおすすめしたい!