tabememoさんが投稿した荏原町 しなてつ(東京/荏原町)の口コミ詳細

たべめも。

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荏原町 しなてつ荏原町、中延、旗の台/ラーメン、つけ麺

1

  • 夜の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

「かづ屋」出身店主による、あっさりしながら旨味のある真っ当な支那そば。

支那そば てつや@荏原町

【メモ6】

◆訪問情報

2012/03/11/15:25頃訪問
先客0人/後客2人

荏原町にあるラーメン屋。
駅から歩いてすぐ。
距離的に旗の台や中延あたりからも徒歩圏内。
「すき家」やセブンイレブンなどがある十字路から商店街を横切ってすぐ。
オリジン弁当のほぼ向かい側。
駅近くなので分かりやすいと思う。
赤いひさしに小綺麗でカフェのような外観が特徴的。

◆事前情報

2010年03月02日にオープンしたラーメン屋。
目黒にある「かづ屋」で修行していた方が独立したお店。
詳しくは以前書いたのでそちらで。

自分は浜田山にある「たんたん亭」系の支那そばが大好きで、「かづ屋」を始め、「たんたん亭」で修行されたお店の数々を好んで食べに行く事があるのだが、「たんたん亭」系の味の中で最も好きなのがこのお店。
他に池尻大橋の「八雲」もお気に入りだが、あちらは「白」という店主が独自に作った味が大好きなので、「たんたん亭」系の味とは少し違う。
「たんたん亭」系らしさを残し、実直で完成度の高い支那そばを頂けるのがこちら。

昨年は頻度高く利用していたのだが今回は4ヶ月ぶり。
実は今年の始めに地元の「かづ屋」でラーメンを食べたら、かなり美味しくなっていたので、わざわざこちらまで伺わなくてもいいかも、なんて思ったのが原因だったり。
しかしその後再度「かづ屋」で食べてみると、いつも通りの味に戻っていたので、やっぱりこの手の味を食べるのなら「しなてつ」だなと判断。
食べたくなり伺う事に。
家から徒歩圏内に「かづ屋」があってもこちらまで足を伸ばしたくなるのだから、それだけ自分にとっては魅力があるという事なのだろう。

日曜の15時過ぎに訪問。
土日は通し営業なのが有難い。
前回食べた「汁なしそば」はまだやっていた。
このままレギュラーメニューになるのかな。

◆メニュー

基本となるのは「支那そば」。
他に「塩つけ麺」「担々麺」「汁なしそば」をやっている。
「ワンタンメン」が人気で頼むお客が多い。
自分もいつもは「ワンタンメン」なのだが、この日はこちらのチャーシューを食べたくなり「チャーシューメン」にする事に。
ちなみに「チャーシューワンタンメン」なんてのも用意している。
他にサイドメニューは「焼きミックス」「焼き餃子」「茹で餃子」「焼きワンタン」「茹でワンタン」などが用意されている。

◆料理

▼チャーシューメン(940円)

麺はストレートな中細麺。
相変わらず絶妙な茹で加減。
いつも同じ茹で加減で出してくれるのが嬉しい。
デフォでやや固め。
パツンと切れる歯切れのよさが特徴的。
ずずずっと啜るとおさまりもよくスープも適度に持ちあげてくれる。
地味ながらスープと相性のよい麺。

スープはすっきりした支那そば。
じわじわと旨味が溢れてくるのに、ボヤける事なくキリリとした輪郭のあるスープ。
鶏を中心とした動物系の旨味が前に出て、後味はじわじわと魚介系の旨味。
これに椎茸や昆布の旨味と出汁、僅かにあるセロリ的な匂いも特徴だろうか。
スッと抜けてくれるので後味がよい。
醤油はやや強めでキリリとした主張のあるもの。
まろやかさよりも少し尖った感じがあり塩分も高め。
これが複雑な旨味に一本芯を通してくれて、全体のバランスを取っている。
やっぱり美味いなぁ。

具はチャーシュー、メンマ、水菜、ネギ。
この日はチャーシューメンにしたのでたっぷりと。
中がややピンク色で縁が赤い焼き豚。
丁寧な仕事をした正しくチャーシュー。
チャーシューは「たんたん亭」系お馴染みのオーブンで焼き上げたもの。
噛みごたえがあり噛むとぷちんと弾けるような肉質。
噛む度に肉の旨味がじゅじゅじゅと旨味が詰まっている。
その香りと旨味故に好みは別れるかもしれない。
自分は大好きなのだが、連れはいつも苦手としている。

相変わらず納得の味。
旨味の相乗効果とバランス。
自分のツボをおさえていて食べていて笑みが溢れる。
やっぱりこの手の味を食べるならこちらだなぁ。
徒歩数分の距離に「かづ屋」があっても、こちらに食べに来たくなる。

▼焼きギョーザ(400円)

5個入りの焼き餃子。
餡はもちろん、皮も手作りとなっている。
やや厚皮でもっちりとした皮にカリカリと焼けた焼き面。
餡はシャキッとした食感があるもの。
肉の旨味、ニンニクと生姜の香りもやや強め。
しっかりと食べた気になれる存在感のある餃子。

◆接客

お店はこぢんまりとしているが小綺麗でシンプル。
カウンター席のみだが席の間隔は少し広めなので窮屈さはないと思う。
清潔感のある店内なので女性でも入りやすいだろうし、実際に女性客もよく見かける。
会計は食券式ではなく後払い式。
お冷やは卓上にコップとポットが置いてあるのでセルフ式。
接客は丁寧にして下さる。
この日も店主と前回いたお弟子さんの組み合わせ。
テキパキと頑張っていた。

◆総評

安定感のある味で満足。
ここに来れば安心、という安心感がある。
やはり自分は「たんたん亭」系の味ではここが一番好きかなぁ。
ワンタンもチャーシューも好きなので、次からはちょいと高くなるが「ワンタンチャーシューメン」にしようかしら。
客入りも比較的安定してきている様子。
実直で王道な支那そばを丁寧に出してくれるお店。
目新しさはあまりないし、そういったのを求めている方には合わない可能性もある。
個人的には色々と新しい味を食べてもここに戻ってきたくなるような、そんなストレートに美味さを追求したよさがあると思う。
このままの質でこれからも頑張って欲しい。

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【メモ5】

◆訪問情報

2011/11/20/15:25頃訪問
先客2人/後客2人

荏原町にあるラーメン屋。
駅から歩いてすぐ。
距離的に旗の台や中延あたりからも徒歩圏内。
「すき家」やセブンイレブンなどがある十字路から商店街を横切ってすぐ。
オリジン弁当のほぼ向かい側。
駅からとても近いので分かりやすいと思う。
赤いひさしに小綺麗でカフェのような外観が特徴的。

◆事前情報

2010年03月02日にオープンしたラーメン屋。
目黒にある「かづ屋」で修行していた方が独立したお店。
詳しくは以前書いたのでそちらで。

浜田山の名店「たんたん亭」出身の「かづ屋」。
そちらの系譜のお店なので「たんたん亭」系の味となる。
自分は「たんたん亭」系の味が好きなのだが、ここ最近、真っ当な支那そばを頂くのならこちらに足を運ぶことが多い。
徒歩圏内に修行先の「かづ屋」があるにも関わらず、わざわざ荏原町まで繰り出して食べるので、個人的にはこちらのお店のほうが断然惹きがあると言う事なのだろう。

土日は有難い事に通し営業。
中途半端な時間帯にもやっているのが有難い。
いつも通り「ワンタンメン」を頂こうと思い訪問。
すると扉の前に気になる張り紙を発見。

「期間限定 新メニュー 汁なしそば」の文字。
おお、いつの間にかそんなのやっていたのね。
普段の支那そばも美味しいので魅力的なのだが、ここは限定麺を頂いてみる事に。

◆メニュー

基本となるのは「支那そば」。
他に「塩つけ麺」「担々麺」をやっている。
出身先の「かづ屋」も含め、「たんたん亭」系のお店は基本的に「ワンタン」が美味しく有名なお店が多いし、こちらのワンタンも中々いけるので「ワンタンメン」が個人的にはお薦め。
気になる限定麺の「汁なしそば」だが、スープ付で大盛りサービスで800円。
スープにワンタン3ケ入りで950円との事。
せっかくなので大盛りで注文してみる事に。
他にサイドメニューは「焼きミックス」「焼き餃子」「焼きワンタン」などが用意されている。

◆料理

▼汁なしそば 大盛り(800円)

セットでスープが付属。
大盛りは無料との事なので大盛りで注文。
注文すると「ガーリック入りますけど大丈夫ですか?」と確認される。
手渡される時に「よくかき混ぜてお召し上がり下さい」との事。
チーズにガーリックチップ、ブラックペッパーと面白い見た目。
パッと見だとイタリアンのような仕上がり。

麺はストレートな中細麺。
支那そばで使っているものと同じもの。
これを冷水で締めてくれる。
温かい麺ではなく冷えた麺で出てくる和え麺なのが特徴的。
普段の支那そばで頂くとパツンとした歯切れのよさが特徴的な麺なのだが、冷水で締めると食感がかなり変わってくる。
むちんぷちんと切れるような麺。
ちょっと食感がもぐもぐして強くなる。
中細麺だが食感を楽しめるので、こういった和え麺でも麺が負ける事はない。

具材はチャーシュー、メンマ、海苔、水菜、粉チーズ、ガーリックチップ、ブラックペッパーの組み合わせ。
麺にオイルを少し絡ませていて油そばっぽさが出ている。
ただくどさは全くなく口に含むと香ばしい香り。
ブラックペッパーの香ばしさが前に出て、そこからマイルドでコクのある粉チーズの旨味、そこにガーリックチップのアクセントがチラリと顔を出す。
ジャンクなようでいて味はまとまっていて少し大人しい。
イタリアンなテイストでもなく和テイストでもなく、何だか不思議な味わい。
個人的にはチーズ&ペッパーの油そば、なんて印象か。

セットでついてくるスープは支那そばのスープをベースにしたもの。
味わいは少し変化させて酸味が出るように、個別のスープらしくなっている。
魚介の旨味がたっぷりでバランスのよいものなので、ワンタンを浮かべてもらってもきっと美味しいだろう。

正直、好みは少し別れるとは思う。
ただ自分はこの味が結構好き。
和え麺や汁なしってどうしてもジャンクでコテコテな方向に持っていく傾向が強いのだが、こちらは個性を出しつつもジャンクな味わいとは別のベクトルを向いていると思う。
シンプルで王道な支那そば。
個性を出して楽しめる汁なし。
王道と個性の両極端さが面白い。
気分によっては次もまたこれを頼むかも。
期間限定との事だがいつまでやってるのかしら。

◆接客

お店はこぢんまりとしているが小綺麗でカフェのような外観。
カウンター席のみだが席の間隔は少し広めなので窮屈さはないだろう。
清潔感があり明るい店内なので、女性客も比較的多く見かける。
この日も半数は女性客であった。
会計は食券式ではなく後払い式。
お冷やは卓上にコップとポットが置いてあるのでセルフ式。
接客は丁寧にして下さる。
この日は店主と初めてみるお弟子さんらしき若いスタッフ。
テキパキと元気に動いていた。

◆総評

この日は限定の汁なし麺を頂いたのだが、中々面白いものだった。
一風変わった組み合わせをバランスよくまとめるのはセンスがあるからだろう。
かつて「かづ屋」時代に、「かづ屋」の営業時間が終わった夜中から、「哲」なんてお店を間借りでやっていた事があるこちらの店主。
あの時の味も中々個性的なものを出していて面白いものだった。
王道の支那そばを作る事もできるし、こういったチャレンジ精神の強いものも作るセンスもあるのかな、なんて思う。
支那そばのクオリティの高さはそのままに、たまにこういった限定系も出してくれると常連さんもきっと楽しめるはず。
これからも期待したい。

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【メモ4】

◆訪問情報

2011/10/14/16:40頃訪問
先客1人/後客1人

文字数制限につき詳細はブログにて。
http://www.tabememo.com/archives/3093373.html

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【メモ3】

◆訪問情報

2011/07/27/18:10頃訪問
先客2人/後客3人

文字数制限につき詳細はブログにて。
http://www.tabememo.com/archives/2938591.html

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【メモ2】

◆訪問情報

2011/06/26/17:35頃訪問
先客2人/後客0人

荏原町にあるラーメン屋。
荏原町の駅から歩いてすぐ。
旗の台や中延あたりからも徒歩圏内。
「すき家」がある交差路から商店街を横切ってすぐ。
オリジン弁当のほぼ向かい側。
駅から近いので分かりやすいと思う。
ラーメン屋らしくないカフェのような店構えが特徴的。

◆事前情報

2010年03月02日にオープンしたラーメン屋。
我が地元目黒にある「かづ屋」で修行した方が独立して出したお店。

オープン当時は「支那そば てつや」としてオープンしていたのだが、どうやら屋号を「荏原町しなてつ」に改めた様子。
前回訪問時も屋根には「SHINATETSU」と書いてあったので、あの時から既に変更していたのかも。
店主のTwitterを見ても「荏原町しなてつ」になっているのでこちらが正しいのだろう。

お店の詳細は前回詳しく書いたのだが久しぶりなので改めて。
今から6年程前、目黒「かづ屋」では営業時間が終わった後の0時-4時の間だけ、「哲」と言うお店がひっそりと開店していた事がある。
お弟子さんがやっていた二毛作的なお店で、中々個性ある一杯を出してくれた。
短期間で終了してしまったのだが、その「哲」をやっていたお弟子さんと言うのがこの「しなてつ」の店主である。
その後「かづ屋」の五反田店がオープンした時には五反田店で店長を勤めていたりと、当時の「かづ屋」の一番弟子的なポジションにいた方。
その方が独立してこのお店をオープン。

浜田山の「たんたん亭」の流れを汲む「かづ屋」。
そしてその「かづ屋」のお弟子さんによる「しなてつ」。
あの支那そばの味が脈々と継がれているのは嬉しい事だと思う。
自分は池尻大橋の「八雲」もそうだが、「たんたん亭」系の味が大好きなのである。

前回初訪問時に魅力を感じた味。
正直、出身先の今の「かづ屋」より美味いと感じたくらい。
高レベルな味を楽しむ事ができたので、再訪しようと思っていて時間が経ってしまった。
約8ヶ月ぶり。
土日は通し営業をやっているようなので夜時間より少し早めに訪問。

◆メニュー

基本となるのは「支那そば」。
前回もやっていた「塩つけ」「担々麺」も置いてある。
お店の入口には「冷やし中華始めました」の文字。
他に「焼きワンタン」「焼きギョーザ」「焼きミックス」などのサイドメニューを用意。
久しぶりなので味を確かめるためにこの日も「ワンタンメン」を注文。
修行先の「かづ屋」もそうだが、「八雲」など「たんたん亭」系のお店は基本的に「ワンタン」が美味しいお店が多く、このお店も例外ではない。
サイドメニューで「焼きギョーザ」もお願いした。

◆料理

▼ワンタンメン(850円)

麺はストレートな中細麺。
やや固めな茹で加減になっていてパツンとした歯切れが特徴的。
もう少し緩くてもいいかなと思うが、食べているうちに馴染んでくる。
つるつるっと口に収まり、このパツンプチンといったコシを感じながらの歯切れのよさが魅力で好み。
スープとの馴染みもよくしっかり持ち上げてくれる。
うん、結構好きな麺。

スープはあっさりしつつも旨味が染みる醤油味。
口に含むと先に鶏をベースとした動物系の旨味。
そしてふわりと魚介系の香りが後を追って抜けていく。
あっさりしつつも旨味たっぷりでじんわり頂けるこのスープ。
「たんたん亭」系らしい支那そばの味なのだが、改めて食べてみて旨味がさらに強く出ている事に気付く。
どうやら椎茸の香りがふわりとよく出ているのだと思う。
それに昆布の出汁。
これらの相乗効果で旨味が増し、それに角のないまろやかな醤油ダレが合わさる。
こりゃ美味いわ。
前回食べた時にも美味いと思ったのだが、明らかにその時よりも美味い。
じんわりと旨味が口の中を駆け抜けあっさりしつつも物足りなさがない。
旨味、後味、キレ、共に申し分なし。

具はチャーシュー、ワンタン、メンマ、水菜、ネギ。
チャーシューは少し仕上げ方と部位を変えたように思う。
「たんたん亭」系お馴染みのチャーシューは煮豚ではなく、縁が赤い焼き上げた焼豚なのだが、少し見た目が変わっている。
脂身が多い箇所を使いジューシーに仕上げている。
噛むと旨味があるのはそのままにジューシーさを求めているのかも。
メンマは柔らかさの中にコリッとした食感も残している。
修行先の「かづ屋」との違いは海苔が入っていない変わりに、水菜が入っているところ。
彩り的にも合うと思う。

ワンタンは熱々でプリップリ。
生姜の香りを前回より控えていて、肉の旨味を前に出した仕上がりに。
皮はちゅるりとしたものだが、皮のサイズは餡を包めるフィットサイズなので、皮をちゅるちゅる頂くよりも餡をメインに頂くワンタン。
もう少し皮が大きめでもいいかなと思うが、このワンタンのプリプリ感は魅力的。
美味い。

卓上には揚げネギが置いてあるので、お好みで投入してみてもよいだろう。
香ばしく違った風味で頂ける。

麺がもう少し緩くてもいいかとは思うが、スープの完成度は素晴らしい。
余談だが、食品には旨味成分なる物質がある。
特に三大旨味成分として有名なのがグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸。
これらの旨味成分を出汁として取るのが一般的。(この旨味成分を凝縮したのが化学調味料だったりする)
グルタミン酸は昆布に多く含まれ、イノシン酸は鰹節や鶏肉などに多く含まれる、グアニル酸は椎茸や帆立に多く含まれている。
動物系、魚介系、昆布、椎茸とこの三大旨味成分の相乗効果を喧嘩せずに出しているこのスープ。
実に美味い。

自分が好きなお店は他店でも、違う食材を出しながらもこの旨味成分をバランスよく出しているお店が多い。
そういうお店の味に当たると、「この出汁が出てるのか」なんてニンマリしてしまうのだが、このお店もまさにそれ。
このスープに歯切れのよい麺が合わさり、丁寧に作られた具材。
実によいではないか。

▼焼きギョーザ(400円)

5個入りの焼き餃子。
「かづ屋」譲りのもっちもちな皮が特徴的。
皮から丁寧に手作りしている様子。
焼きが実によく自分好みに仕上がってくれる。
焼き面がカリッカリッで、噛むともちもちな皮。
餡は野菜類をやや大振りにカットしたものでシャキッとした食感。
肉の旨味もよく出ていて少し肉汁が溢れてくる。
ニンニクも比較的強めに出ているので気になる方は注意。
「焼きワンタン」も美味しかったが「焼きギョーザ」も美味い。

◆接客

お店はとても綺麗。
カウンター席のみだが席の間隔が狭くないので居心地はよい。
シンプルでいて綺麗な空間なので女性でも入りやすいと思う。
新しいお店だが食券式ではなく後払い式。
お冷やはセルフ。
接客は丁寧にして下さる。
この日は店主が一人で全てやっていた。
テキパキとした仕事ぶりは安心感がある。

◆総評

前回も好印象だったこのお店。
半年以上ぶりに再訪してみるとさらに美味しくなっていた。
味は至ってシンプルな「たんたん亭」系の支那そば。
その支那そばを奇をてらう事なく真面目に作り上げている。
シンプルでいて完成度の高い一杯。
自分の家のすぐ近くに修行先の「かづ屋」があるし美味しいだが、個人的にはこのお店のほうが魅力を感じるので、こちらに足を伸ばしたくなるくらい。
評価を一段階上げようかしら。
まだ2回しか食べていないので悩む。
でもそれだけ今回の味には惹きがあったな。
色々と研究熱心なようだしポテンシャルの高さを秘めてるお店だと思う。
これからが楽しみなよいお店。
ごちそうさまでした。

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【メモ1】

◆訪問情報

2010/10/14/13:50頃訪問
先客4人/後客0人

文字数制限につき詳細はブログにて。
http://www.tabememo.com/archives/1106148.html

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【情報】
店名:荏原町しなてつ
住所:東京都品川区中延5-6-19
電話:03-3785-7877
営業:平日11:30-15:00、平日17:00-24:00、土日11:30-22:30(スープなくなり次第終了)
休日:月曜(祝日の場合は火曜)

  • 外観

  • ワンタンメン(850円)

  • 焼きミックス(500円)

  • 外観

  • ワンタンメン(850円)

  • 焼きギョーザ(400円)

  • 外観

  • ワンタンメン(850円)

  • 外観

  • ワンタンメン(850円)

  • 焼きギョーザ(400円)

  • 外観

  • 汁なしそば 大盛り(800円)

  • 汁なしそば アップ

  • 外観

  • チャーシューメン(940円)

  • 焼きギョーザ(400円)

2012/03/13 更新

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