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夜の点数:4.0
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 -
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|サービス 4.3
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|雰囲気 3.8
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|CP -
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|酒・ドリンク 3.9
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[ 料理・味-
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| サービス4.3
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| 雰囲気3.8
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| CP-
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| 酒・ドリンク3.9 ]
もてなしの心を随所に感じる素晴らしいBARである
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Adonis (Dec. 2014)
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Suze Gimlet (Dec. 2014)
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お通し(小豆島のオリーブ、チーズ、ドライ無花果) (2014/12)
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2015/03/08 更新
渋谷の喧騒を忘れて浸る一人の時間。もてなしの心を随所に感じる素晴らしいBARである。
金曜の18時、開店と同時に訪れる。もちろん、私がこの日最初の客。バーテンダーは、その日の最初の客で一日を占うというが、さて、私はこのBARにとってどんな客であったのだろう。
まだ開店から間もないため、まだ慌ただしく準備をしている。特に、若いバーテンダーは自分の作業で必死だ。この日、主に対応してくれたのは女性のバーテンダー。どうやらマスターは不在のようだ。
席に着くとまず提供されるのが、コンソメスープだ。そして、その次に続く3種類のお通し。しかも、これが意外なほど美味しい。年中変わらずつまらないナッツを出すBARがごまんとある中で、気持ちがこもったサービスをされるととても嬉しくなる。凝ったものは出さなくていい、ただこういう気持ちがこもったものを出してほしい。だってそこに店の姿勢が表れてしまうから。
さて、この女性バーテンダーが作るカクテルだが、なかなか美味しいと言えるだろう。何か、得意なものでもオーダーすればよかったのだろうが、次の予定があり時間がなかったため断念。だが、そこはマスターではないためまだまだ特別な輝きを感じることは出来なかった。
チェックを申し出ると、口直しにと蜂蜜がかかった金柑を出してくれた。最後まで至れり尽くせりのサービス姿勢には頭が下がる。しかし、これこそがBARというものだろう。相場でいえば、チャージが1000円、カクテル1杯1500円なんて、いくらなんでも高すぎる。では、どこに金がかかっているかといえば、サービスの部分。口には出さない気持ちが込もった一杯のグラス。客が求める最高の一杯。そして、そんな一杯を期待して客はBARの扉を押す。自分自身ですら理解できていない何かを求めて。
当店は、もてなしという面で、非常に優れているBARである。ここまでやってくれるのならまた訪れたいと思うのも自然なことだろう。なによりも、マスターのカクテルが飲めないという心残りを店に置いてきてしまったので、次回は是非ゆっくりと。
1杯目 スーズ・ギムレット
2杯目 アドニス
スーズギムレット…リンドウの根を用いたリキュール"スーズ"を使ったギムレット。少し甘いが、さっぱりと軽い飲み口。リンドウの花言葉は、「誠実」「正義」「君の悲しみに寄り添う」
アドニス…ドライシェリー、スイートベルモット、オレンジビターズをステア。ドライベルモットに変えるとバンブー。あまり知られていないそうだが、その歴史は古いカクテル。当店の店名もこのカクテルからとったそうだ。アドニスとは花の名前で、花言葉は「永久の幸福」「悲しき思い出」