ken1tnk1958さんが投稿したJapanese Ramen Noodle Lab Q(北海道/大通)の口コミ詳細

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Japanese Ramen Noodle Lab Qさっぽろ(札幌市営)、大通、西4丁目/ラーメン、油そば・まぜそば

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/06 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

ラーメンシェフ。現地・現物で現実食の“三現体験”。醤油らぁ麺1,500円×2杯+塩らぁ麺1,500円で合計4,500円,日本のラーメン研究所,食材のこだわりの系譜,

  北海道は仕事で訪れる機会が多かったものの、プライベート旅行となると10回も来ていないと思う。
直近では一昨年の道東観光が最後で、札幌市宿泊となると、ちょうど10年前に高校を卒業したばかりの息子と一緒に来て以来。

 初日に名古屋駅から新幹線と在来線を乗り継ぎ、約9時間以上かけて登別へ。翌日はエスコンフィールドでドラゴンズ対ファイターズの交流戦観戦。
最終日は同行パートナー(妻)のリクエストで白い恋人パークに行った後、大通公園で遅めの昼食。その後、飛行機で帰名予定。
ラーメンが食べたいというリクエストに対して私が決めたのは当店で、選択理由は“日本のラーメン研究所”という店名に惹かれたのと、昨今、話題となっている“ラーメンシェフ”としての技術力を、現地・現物で現実食の“三現体験”をしたいと思ったのが理由。

 ラーメンは庶民の食べ物であり、どちらかというと、高級レストランが提供するようなメインメニューではなく、料理未経験者でも始められるB級的料理のイメージが強いが、昨今は「ラーメンシェフ」と呼ばれる当店のご主人のような方が全国に登場して、食道楽人からの評価を得ている(らしい)。

 大通り公園から当店へグーグルマップを頼りに同行3人で数分、歩いていると、目的の建物に到着。
目的の建物は見つかったが、当店の場所が分らない。わからないというよりは“見つけにくい”気づきにくい”。

 建物地下1階に降りる階段には開店10周年の祝花がたくさん並んでいる。中にはラーメンチェーン店の店長からのものもあったり、交友関係が幅広い。

食材へのこだわりの系譜としては店の入口に“支那そばや”“飯田商店”“とみ田”の連名の祝花が店舗看板の前に置かれていたことで、メニューの「らぁ麺」という表記にも納得。

 入口前に設置された券売機でメニューを決め食券購入。
中に入ると平日午後2時30分、営業終了30分前にも関わらず、待ち客7名4組。
私と息子が醤油らぁ麺1,500円で、妻は塩らぁ麺1,500円。合計4,500円。
ちょっと高めだが理由は使用原材料のこだわりのためか。
例えばスープの出汁は新得地鶏をはじめとする全国から選抜された“「天草大王,名古屋コーチン,丹波黒鶏,博多地鶏」など,巷の“ なんちゃって地鶏“ ではなくJAS規格である「地鶏肉の日本農林規格」登録品種を使用。
 チャーシューは「るすつ豚」,「平牧純粋金華豚」,「平牧パークシャー50」というトップブランドを使用。特に素晴らしいのは当日の使用品種名を表示している点。
隣席の方はワンタンを注文されたみたいで、使用原材料の札には“比内地鶏”と“平田牧場金華豚”と表示されていた。
平牧金華豚はハーフではなく純粋金華豚を使用。金華豚は食彩品館.jpでもおなじみの品種。1989年と1990年には中国の金華市を訪れている。

 「順番待ちは最大のムダ」といつも言っているが、中に入ってしまえば待つしかない。20分程待って席に案内された。
 テーブルに置かれた食材表示はさすがラーメンシェフの店だけあって詳細。

 麺に使用している小麦の品種名に加えて「一等粉・特等粉」などの等級まで表示していることに感心するも、使用している潅水や塩まで表示しているのは感嘆。
そして、前述のように【スープ食材】は著名品種が並ぶ。
【タレ食材】の中では和歌山県御坊市の野尻醤油が購入したことがないこともあり注目。和歌山の湯浅にある角長の醤油は高質スーパーで販売されているので購入したことがあるが、野尻醤油も角長と同様にみりんと中双糖を使ったタイプ。
また、愛知県の「有機三河みりん」はお馴染みの角谷文治郎商店でしょうか。
【乗せもの】まで表示さてくれているのは嬉しい。
いつも言うように「表示は品位と品格」。
原材料についての詳しい表示は蕎麦店では結構、多くみかけるが、ラーメン店での表示は大げさな形容詞多用の装飾的表現が多い印象。
当店のように形容詞をつけずに淡々と表示してくれている方が好印象。

 まずは妻の塩、続いて息子の醤油が届けられた。
ルックスも良い。

↓ 塩らぁ麺1,500円
(この部分画像参照)

↓ 醤油らぁ麺1,500円
(この部分画像参照)

塩らぁ麺には姫葱(芽葱)で、醤油らぁ麺には姫みつばを使用。おそらく静岡県浜松市の京丸園の食材と思われる。

メンマはタケマン。

 なんといってもスープが秀逸。
これは素敵だ。
生涯でもトップレベルの味。
原材料にカネかけて調理に手間暇かけているからこその美味しさ。
妻もスープ完飲。
私も完陰。

息子は・・・。スープ残しているが「とても美味しい」という感想。

るすつ豚(産地ではルスツ豚)のチャーシューは低温調理だと思うが、素人っぽい低温チャーシュー全盛期の昨今のラーメン店だが(某料理評価誌掲載店でも時折見受けられる)、当店のようにマッスル部分の肉色までオキシ化していただきたい。
食感(肉の柔軟)よりも味が良いことの方がグッジョブ。
ルスツ豚(生産者側名称)の特徴としては一般の豚に比して「遊離アミノ酸総量(旨味と肉質の柔らかさ)」、「ペプチド総量(コク・まろやかさ)」、「飽和脂肪酸(甘味・香り)」について、産地の豚肉平均に比べて豊富であることが紹介されています。(日本食品分析センターデータより考察)
るすつ豚(産地ではルスツ豚)の産地である留寿都村は40年前に青果バイヤーなりたての頃に初めて訪れた北海道アスパラ産地。ああ懐かしい。

 ただ、麺はかなり柔らかく仕上げているのがちょっと気になった。
これは私の嗜好外。喉越し良く食感を重視してスープに最適の状態を意識されたと思われるがこういう柔らか麺は苦手。

 それでもスープの味わいは格別。
良い食体験をさせていただいた。
感謝です。

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・Japanese Ramen Noodle Lab Q
店舗HP
北海道札幌市中央区北1条西2-1-3 りんどうビル B1F
℡011-212-1518
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・2014/03/24ラーメン札幌一粒庵(札幌)
・2024/06/15Japanese Ramen Noodle Lab Q(札幌市)
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【商業施設・飲食店訪問17,000店強】
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  • 醤油らぁ麺1,500円,Japanese Ramen Noodle Lab Q(札幌市)TMGP撮影

2024/06/16 更新

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