ken1tnk1958さんが投稿した廻る富山湾 すし玉 富山駅店(富山/富山)の口コミ詳細

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廻る富山湾 すし玉 富山駅店電鉄富山、富山、電鉄富山駅・エスタ前/回転寿司

1

  • 昼の点数:3.4

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/07 訪問

  • 昼の点数:3.4

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

妥協して当店を選択したが意外とイケました。ネタは良いもののシャリの握りはイマイチ。すし玉富山駅店(きときと市場とやマルシェ), かにばらみ,白えび,ホタルイカ,紅ズワイガニ,のどぐろ,地物あおりいか,

 交通網が発達し、全国どこでも鮮度の良い北陸の魚をいただけるようになったものの、できれば現地まで来ないと実食できない逸品をいただきたいと常々思っています。
今回は北陸まではるばるやってきた的感動は薄目ながら北陸の鮮魚の雰囲気は味わうことができました。

 お取り寄せと現地実食の違いはなんといっても鮮度感と旨味成分の最適状態のお魚の実食ができること。
獲れたてが美味しい魚介もあれば、白身魚やマグロのように熟成させた方が美味しくなるものもある。それでもできるだけ時間経過が短い方が嬉しい。できれば鮮度感のある魚を実食したい。
いやいや、お魚は・・という専門家的異論はこの際、封じ込めて、旅行の成果としての満足感を味わいたい。
熟成したお魚はわざわざ産地まで行かなくとも腕の良い寿司屋さんへ行けばどこでも実食加能だが、死後硬直前のお魚をいただくには狙った魚の旬の時期と流通者・料理提供者の技術力の合わせ技が必須。運が良いだけでは美味しい魚はいただけません。
とはいえ、今回のような家族同行の旅では食の都合に合わせるわけにもいかず、適度な妥協も必要となる。
「次の予定までの空いた時間に食べられる店」「待たずにすぐに食べられる」「できれば北陸の魚が旨い店」ということで妥協したのが駅構内にある観光客向けの飲食店。
候補は3ケ所で、きときと市場とやマルシェにある「富山湾すし玉」「白えび亭」とやマルシェのれん横丁の「 魚どん亭」。

「白えび亭」は東京駅の支店で実食済み。そうなると、回転すしか居酒屋食堂のいずれかで迷う。
結局、さっさと済ませたいという理由で「廻る富山湾すし玉」を選択。
難は平日のピークタイム後ながらも、20人程の待ちが発生していること。

それでも少し見ていたら次々と店内に案内されていくので、これならばと最後尾に並ぶ。10番目くらいでしょうか。
常々「“待ち”は人生最大のムダな時間」「並んでまで食べたい料理は無い」と思っているものの、観光地なので少々の待ち時間は致し方ないと自分に言い聞かせる。
もちろん、同行家族(妻・長男)は待つのも楽しみタイプなので行列待機は平気。
さっきまで店内へスイスイと進んでいたのに、並んだ途端に行列が進まなくなる。どうやら先ほどのスイスイはピークタイムに入店した方々の退店タイムだったようで、結局、入店まで30分待った(泣)。

 時間があるので店頭メニューを眺めながら注文品を決める。
同行家族は「本日の5種盛り1,100円」をまず、オーダーしてそれから追加でいろいろと頼むことに。
私は「おすすめ11貫盛1,980円」から始めることに。

とりあえず、当店の使用調味料を記録しておく。
・玉寿司(金沢市)のシャリ酢
・大屋醤油(石川県鶴来町)
・能登半島珠洲海水塩
・“無添加”とやらの味噌

それと当店最大の特徴である「魚は昼と夜の2回仕入れ。」
通常の産地市場のように朝競り・昼競りだけでなく、夜競りもあり、翌朝には全国各地の消費地市場等に届けられます。
夜競りは主として底引網漁船の入港に合わせて行われていて、通常の釣り・かご漁の魚も夜競りにかけられるそうです。
仕入れは大事です。長年、バイヤー→食品部門調達統括責任者をやっていたので特に、こういった姿勢には拍手を送りたい。

 店内はさほど広くなく、廻る寿司ながらも廻っておらず、タブレット注文で、注文品は手渡し。
味噌汁はセルフで盛り放題飲み放題。具はエビの頭と端材少々。

 以下、3人分の実食。長男は痩せの大食いですが、すし飯はあまり食べません。私と妻は成人平均の半分も食べない小食タイプ。

◆合計 7,315円
同行の息子がボーナスが出たばかりということで奢ってもらうことに!(^^)!。

★本日の5種盛り1,100円×2皿
・アジ,白えび,甘えび,カンパチ,モンゴウイカ,


聞かなくてもすむように、こうやって魚種を表示しておいていただくことを他店(魚種を聞いたら怒る店や忙しいと言う店)にもお勧めしたい。
妻と息子が実食したので私の感想は無し。

★おすすめ11貫盛1,980円
(この部分画像参照)

右から
・白えび
・ホタルイカ(ボイル)
・ヒラメ
・紅ズワイ(ボイル)
・マダイ
・アジ
・ツブガイ
・カンパチ
・甘えび(ホッコクアカエビ)
・モンゴウイカ
・中トロ


 白えびは一度、冷凍したものを手剥きする。生のままだと殻が剥きにくいのがその理由。よって、解凍品なのでわざわざ富山まで来る必要はないものの、そこはやっぱり気分が違う。
しかしながら、当日の白えびの味はそこそこで、「ここならではの逸品」というほどではない。


 5月から6月の旋尾線虫の時期は過ぎているものの、非冷凍のホタルイカを生で食す勇気は持ち合わせていないので、こういったボイルホタルイカはありがたい。プリプリの食感。

ヒラメ。ちょっとザクっとした食感。後で食べる別注のヒラメとは食感も味も異なった印象を持つ。熟成具合の違いなんだろうか。

紅ズワイ(ボイル)。妻が食した「カニバラミ」と同じ紅ズワイだが、感想はカニバラミ欄で後述する。

マダイとアジは普通。

ツブガイは大手の回転寿司チェーン店のネタとは違い好印象ながらも普通ネタ。

カンパチも普通。青物仲間の寒ブリの時期に再度訪れたい。

甘えびもツブガイ同様の感想。

モンゴウイカは後述するアオリイカほどではないが、大手の回転寿司チェーン店の同名称ネタとは大違いでグッド。

中トロ。結構、良いモノを使っていると思います。6月~7月は富山湾でも本まぐろが氷見沖を回遊するらしいが、これは大西洋クロマグロだと思います。

「厳選かがやき7 1,500円」に入っている「のどぐろ」が11貫盛りには入ってない。
ということで追加注文。
★のどぐろ 660円×2皿
 これは美味です。皮の旨味が際立ち、身の甘みもグッド。ただし、のどぐろは刺身よりも過熱調理した方が美味しい魚だと思います。
(この部分画像参照)

★かにばらみ 660円
(この部分画像参照)

地元で「アカガン」と呼ばれる「高志のベニズワイガニ」に代表される富山産紅ズワイガニの漁期は9月からだと記憶しているので、当然、訪れた7月は禁漁期。
ということはロシア産ということになるが、価格が結構、お高めなので冷凍保管の富山産なのかもしれません。
ズワイガニに比べて人気も味も劣るとされる紅ズワイですが、旬の時期に産地でいただく紅ズワイは格別。
妻がのどぐろよりもこっちの方が食べたいというので注文。
美味しそうに食べるので注文したくなったが、価格的にちょっと我慢。

★平目 440円×2皿
11種にも入っていたが、こちらのヒラメは食感も味も異なる。前述済。
(この部分画像参照)

★地物あおりいか 275円
(この部分画像参照)

結局、今回の実食でイチバン美味しく感じたのはこのアオリイカでした。適度なねっとりモチ感と上品な甘み。アオリイカの甘みは遊離アミノ酸(グリシン・アラニン等)が他のイカよりも豊富。そのアミノ酸は熟成により最大になる(らしい)。

★手巻きツナ
(この部分画像参照)

富山まで来てこれを注文するか?と思ったが、もちろんそんなことは妻には言えない。「ご飯が美味しい」という感想にも「すし飯ね」と心の中でつぶやく。

 全般を通しての感想として、大手の回転寿司チェーン店と比較するのはナンセンスなので、ネタにこだわりのある愛知県の某回転寿司店と比較すると、寿司ネタは当然、すし玉に軍配が上がる。また注文してからの提供時間が短い。単品はもちろん、セット品(11貫盛)もササっと出てきて驚いた。
作り置き?と思って調理場を見ていたら、“一個流し(一人で全工程完結)”できちんと握りながら作っていた。
それでは高級回転すし店と比較したらどうかというと、ネタの鮮度はともかく、寿司自体の完成度等のルックスやシャリの握り具合が及ばないのが残念。
それでも、支払いが3人合計7,315円。
4月の「廻転鮨おのでら本店(東京青山)」では一人で9種頼んで7,150円だったので、それから比べたら圧倒的に安い!(^^)!。
・2023/05/06廻転鮨 銀座おのでら本店(渋谷区)


 最後に店を出てから気づいた。
イチバン楽しみにしていた「サストロ(カジキ)」「つじのみ(キツネメバルorタヌキメバル)」を食べるのを忘れた。
残念だが、明日の帰りには金沢へ寄るのでその機会にでもいただくことに。
ちなみに金沢では“サストロ”ではなく「狭腹(サハラ)」と呼ばれているらしい。“鰆(サワラ)”も「狭腹(サハラ)」という別名を持っているので本当にややこしい。

◇資料
(この部分画像参照)
===================
・すし玉富山駅店
富山市明輪町1-220MAP
℡0120-55-8127
℡076-471-8127
営業時間 11:00~21:30
年中無休(元旦休み・臨時休業あり)

  • メニュー,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 実食照明,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • メニュー,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 店頭看板,メニュー,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 店内掲示メニュー,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 味噌汁はフリー,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 平日ピークタイム後なれど混雑,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 店頭,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 地物アオリイカ,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 実食一覧,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 別注カニバラミ,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 別注ノドグロ,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 別注ヒラメ,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 白えび,ホタルイカ,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

  • 手巻きツナ,2023年7月時点,すし玉富山駅店(JR富山駅)TMGP撮影

2023/08/20 更新

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