ken1tnk1958さんが投稿したラーメン いしやま屋(愛知/運動公園前)の口コミ詳細

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ラーメン いしやま屋運動公園前/ラーメン

1

  • 昼の点数:3.2

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 3.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.3
      • |酒・ドリンク -
1回目

2022/04 訪問

  • 昼の点数:3.2

    • [ 料理・味3.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

独特な家系風豚骨醬油スープを客の好みで仕上げるスタイルが面白い。カウンター客前で直焚きのスープ。ラーメンいしやま屋(愛知県豊橋市)

 “横浜家系直系”というと総本山吉村家の味しか知らないので、家系については素人的な味情報しか持ち合わせていません。
ただし、傍系や修行系の店ではちょくちょくいただいているので、スープの濃淡やトッピングの違い等の食体験の情報は持ち合わせています。

 また、家系ラーメンの調味料についても、現役の調達部門の総責任者だった頃、調理部門の責任者に誘われて調味料の研究会というか講習会に参加して体験する機会がありました。
その時に「この基本スープにこの調味料を入れると“家系の味”になる」という調味料の紹介があり、料理素人の私はへぇ~と驚いたことがありました。
確かに家系の味になるものの、前述の家系総本山の味とははっきりと異なります。どちらかというと、家系インスタントラーメンの味に近いもので、やっぱ長時間直焚きスープのコクの深さは調味料じゃあ再現することは難しいのかなあと、当時は思ったのです。
それから20年近く経過して、直焚きではない家系スープがチェーン店だけでなく、個店にも採用され、そういった個店対応の業務用スープは格段に進歩していて、ヘタな直焚きよりも良いんじゃないかと思うこともしばしば。特に若者への浸透だけでなく、濃い調味料系の味に慣れ親しんだ人を中心に評価されることが多くなっています。
当方のラーメン嗜好としては「原材料から長時間かけて抽出した旨味成分が、口に入れる毎に蓄積され、一杯を食べきる頃には“旨いっ”となる」であるので、最初の一口から美味しさを感じる場合、最後は少々、飽きがくる傾向。

 当店に入ってまず、感心したのはカウンター内に大きな寸胴を2器、少し小さめの寸胴を2器設置していて、それらが壁側ではなく、客側に設置されていること。
通常は提供場所(客から言うと実食場所)とは違う場所に設置されていることが多く、カウンター内に設置されていたとしても、調理者は客に背をむけて調理する景色に慣れている。
調理を眺めていたら、大きな寸胴の一つには動物系の骨(豚骨や鶏ガラか)が入っていて、この寸胴から直接、ラーメンの器に注いでいたのか見えた。
追い炊きもしているようで、ラーメン福の調理場風景を思い出す。
食品衛生環境としては原材料調理場と提供場所が同場所(ライブキッチン風)であるのは良くないとは思うが、どんな調理方法をしているかを確認できるのは嬉しい。

 注文は「チャーシュー麺890円」
麺硬めであとは普通でお願いした。

 卓上に調味料9種。
(この部分、画像参照)

ラーメン用の酢や追加醤油ダレの他にも豆板醤や台湾の唐辛子なんてのも用意されている。
珍しいのは梅干し。
思わずニッコリ。紅生姜ではないところが、当店の独自色。
当方,味変はしないので調味料を使うことはないが色々と気を使っていただいていることは理解できる。

店主の接客も上々。
良いではないですか。

 待っていたら登場。
(この部分、画像参照)

ホウレン草は入っているが、うずら玉子は入っていないので、“壱系”とは違うことは理解した。
スープについては家系としてはこってり感も脂ギトギト感も少な目。
とはいえ、しっかりと原材料から直焚きしたスープは食べ応えがある。食べ進めるうちに旨味成分が充実するタイプなので、濃い系調味料の味に慣れた人には物足りなく感じるかもしれない。

麺も良い。
でも、チャーシューは苦手な低温調理系だっのが残念。
ただし、厚切りタイプなので、“ぐにゃ感”は少ないのが嬉しい。

それよりなにより、小食の食彩品館.jpにとっては、当店のスープの量も麺も多めの印象なので最後はとうとう、力尽きてしまった。
そこで、普段、使わない調味料をいろいろと試してみることに。
使っているうちに理解した。
家系としては少々、濃厚さが少ないと感じたのは、客が好みで備え付けの調味料を使って仕上げることを想定しているのかと、勝手に推測。

 スープの色やトッピングのルックスはともかく、当店の独特なスープをして“家系”という枠に入れるのはどうなんだろうかと思いつつ、退店。

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・ラーメンいしやま屋
愛知県豊橋市中岩田3-2-18
℡0532-63-6377
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◇東三河(豊橋・豊川・蒲郡)のラーメン実食記
・2008/10/11源ちゃんラーメン(豊川市)豚骨
・2012/03/11西海亭(豊川)長崎ちゃんぽん
・2012/06/03満天星DODAN(豊橋)醤油,塩
・2012/07/14マルナカ中国麺飯食堂 (蒲郡市)
・2012/10/14まるぎん本舗(豊橋)ニ郎系
・2012/12/01三河開化亭豊橋牧野黒醤油
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・2013/07/27麺の亭 ささき(豊橋市)
・2014/12/21麺屋 轍豊川店鶏白湯ラーメン
・2016/07/31節麺屋つぼみ小松店塩
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・2021/03/27奈良天理ラーメン天風豊川店
・2021/05/08ラーメン歩く花(豊橋市)
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・2022/04/15ラーメンいしやま屋(豊橋市)
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  • 調味料,ラーメンいしやま屋(愛知県豊橋市食彩品館.jp撮影

  • ラーメンいしやま屋(愛知県豊橋市食彩品館.jp撮影

  • 営業時間要確認。ラーメンいしやま屋(愛知県豊橋市食彩品館.jp撮影

  • チャーシューメン890円。ラーメンいしやま屋(愛知県豊橋市食彩品館.jp撮影

  • チャーシューメン890円。ラーメンいしやま屋(愛知県豊橋市食彩品館.jp撮影

2022/04/16 更新

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