ken1tnk1958さんが投稿した大雪山白金観光ホテル(北海道/美瑛町その他)の口コミ詳細

食彩品館がゆく

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ken1tnk1958 (男性・愛知県) 認証済

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大雪山白金観光ホテル美瑛町その他/旅館・オーベルジュ(その他)

1

  • 夜の点数:3.0

      • 料理・味 3.1
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 1.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 2.5
1回目

2020/09 訪問

  • 夜の点数:3.0

    • [ 料理・味3.1
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気1.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク2.5

部屋のタバコの臭いがきついんです。大雪山白金観光ホテル(北海道上川郡美瑛町)夕食,朝食は大量調理施設の観光ホテル定食的メニューだが、温泉のおかげで不満はない。美瑛豚,

北海道旅行で一番の楽しみは食。
ただし、今回は季節も冬で宿泊地は大雪山国立公園内の大雪山系の山々の麓。
美瑛岳と美瑛富士が近くに聳え、その横に目をやると十勝岳も見える。

白髭の滝も青い池もある
(この部分、画像参照)
よって海鮮系の美味しい食事は期待できないが、当地ならではの食材や郷土料理にも期待したいところ。
ただし、今回は温泉地宿泊としては低価格ツアーの部類なので食メニューの期待感はさほど持っていません。
2泊したうち、層雲峡朝陽亭は源泉加水放流式ながら、温泉の泉質は少々、物足りないが、地元食材や郷土食を複数提供していただき、十分、満足できる内容だった。

今回はどのような料理を提供してくれるかと思っていたら、以下の観光ホテル定食的なメニューでした。
(この部分、画像参照)
ホタテのサイズが大きいというのが唯一の救いだが、“ここならでは”の逸品がわからないのが残念。
おそらく、豚肉は「びえい豚」と思われる。
脂が美味しいと評判の豚なのでバラ肉の方が、美瑛豚の特徴が良く出るかなとも思うが、観光客には赤身が多い方が喜ばれるということでしようか。

当日の昼食でオショロコマの亜種である然別湖ゆかりの「ミヤベイワナ(養殖)」という“ここならでは”の食材をいただき感動したばかりなので少々、項垂(うなだれ)るものの、味は良好。

大量調理施設の料理なので手のかけ具合が難しい。
一応、調理後2時間以内に喫食というルールもあるため、小料理や懐石を提供する料理店とはまた違った事情があることは了解済み。
当ホテルは温泉が良い(源泉に対して5%加水したものを放流式で運用し、且つ泉質も残存物質量が層雲峡の5倍と多く、さらに温泉浴槽の湯の鮮度が良好)ので、部屋の少々のくだびれ具合を差し引いても、十分、満足させていただきました。
もう少し、食材や料理についての説明があると嬉しいのですが・・・。

ところで、最初、部屋に入るとタバコの臭いが気になった。

しかも座卓の上に灰皿が置いてある。
(この部分、画像参照)
まさか、今時、このような部屋があるとは思いもよらず。
旅行会社も喫煙者かどうかの確認もしていないし・・・・。
最近は建物内どころか敷地内禁煙の環境に慣れてタバコの臭いとは無縁なので余計に臭いを感じてしまう。

それでは、楽しみしていた温泉。

いつものように、温泉の泉質分析や加温・加水・循環・放流式等の確認をすることから始める。
宿泊予定のホテルは申込時には決定しておらず、2ケ所がツアー案内に「予定」として紹介されている。
宿泊ホテルは旅行先やツアーを決める重要な要件であり、特に当方のように温泉の泉質や運営管理方法を知っておきたいタイプの人間には最重要。
でもたいていは「源泉掛け流し」という言葉で濁す(多くある浴槽のうち1つの小さな浴槽のみ掛け流しだった)ことが多かったり、ホテルのホームページに記載されていたり某温泉旅館紹介サイトで「源泉掛け流し」と紹介されていて、実際に行ってみると、事実と違うということがたま~にあります。
そういうガッカリな状況にならないように、事前に下調べをしておく。
ここで断っておくが、別に源泉掛け流しでなくとも、温泉成分が薄くとも、他のことで好印象であれば、特にこだわりはない。
温泉の最優先は「鮮度」で次いで「成分総量」そして「運営方式」と思っているので。
一番、残念なのは「触れ込みに誘われて訪れたら実際は違った」というケース。

 宿泊するホテルで確認するのが一番なんですが、今回はどちらのホテル(湯元白金温泉ホテルまたは大雪山白金観光ホテル)に宿泊するのかは出発1週間前にしかわからない。
温泉マニアの方々のブログ記事を読んでも、現在の運営状況を確認することができないばかりか、否定的な意見も散見した。
これはしっかりと確認しておいた方が良い。
いろいろと調べると、白金温泉は美瑛町が一括で温泉資源を管理して、白金の各宿泊施設に供給していることがわかった。
美瑛町へメールで質問すると、それが美瑛町観光協会へ転送され、なんと、現地まで確認に行ってくれたのです。観光協会のご親切な担当者の方が。
嬉しい。このことだけで行く前から(20年前に訪れているが)すっかり白金温泉のファンになってしまった。
こんなに親切にしてもらったのは久々なので本当に嬉しい。

聞くと嫌な顔されたりウザがられることが多いのに(#^^#)。

 続いて、白金温泉の歴史についてさらに調べてみることに。
1950年に深度400mで泉温46℃、自噴量120リットル/分の第一号井を掘り当てたことで、当時の町長が「プラチナ(白金,はっきん, platinum)」に例えて表現したため「白金(しろがね)温泉」となった話は超有名。
調べていたら、大変、興味深い資料を発見した。
北海道立総合研究機構による2011年の白金温泉の調査データで、それを見ると、白金温泉には白金1号井から白金20号井まで20本の源泉(改良井を加えて22源泉井戸)がある。
そのうち、1号井から13号井まで、及び16号井は廃井または休止となっていて、2011年当時の稼働源泉は以下の通りの6源泉であることがわかった。

・白金14号井
 深度800m、温度45.8℃、
 揚湯量(リットル/分)150
 泉質Na・Mg・Ca-SO4・Cl 型
・白金15号井
 深度800m、温度55.7℃、
 揚湯量(リットル/分)320
 Na・Mg・Ca-SO4・Cl 型
・白金17号井
 深度1,000m、温度53.4℃、
 揚湯量(リットル/分)350
・白金18号井
 深度500m、温度55.3℃、
 揚湯量(リットル/分)300
 Na・Mg-SO4・Cl
・白金19号井
 深度500m、
 自噴温度50.3℃、
 揚湯量(リットル/分)153.8
 動力温度51.5℃、
 揚湯量(リットル/分)250
・白金20号井
 深度800m、温度55.6℃、
 揚湯量(リットル/分)239

 上記データ以外にも、詳細な数値や地質調査結果が紹介されている。これだけの源泉別の詳細データがわかることに少々、感動している。
嬉しいなんていうもんじゃない。思わず唐船ドーイを謳いながらカチャーシーを踊りだしてしまうほど。
さすがです。公的機関。

 まとめると、現在、使われている源泉は6つで.泉温は44~56℃,蒸発残留物総量は3,700~5,700mg/kg で,泉質はすべてNa・Mg(Ca)-SO4・Cl型となっている。
含有量成分としての特徴はFe(鉄1.4~7.7mg/kg),Mn(マンガン0.1~1.6mg/kg),As(ヒ素0.14~0.28mg/kg)が高い含有量となっていますね。


源泉の深度と地質についても紹介されている。
▢白金温泉付近の地質
・地表部
 十勝岳火山噴出物及び白銀砂礫層。
・地表部より下
 十勝溶結凝灰岩
 新第三紀中新世の美瑛層
 (集塊岩,緑色凝灰岩,変質安山岩)
 ※美瑛層は地表下268mに存在

 当初の白金温泉は深度400m以上の美瑛層より温泉採取していて、その後、深度の浅い場所に移り、現在は1000m近い場所から採取しているようです。

◆白金温泉源泉イメージ地図
北海道立総合研究機構の報告書(2011年)には白金温泉の源泉地の地図がありました。
それを元に作成した地図がこちら↓
(この部分、画像参照)

・赤い番号は現在、利用されている源泉
・黄色の番号は廃井または休止の源泉。

 アバウトな位置関係を示したイメージ図のようなものなので正確ではありません。
転記はしないでください。
いつものように間違っていてもご指摘は関係者以外は不要です。

行く前と行った後で温泉分析表の数値を修正。
宿泊した大雪山白金観光ホテルは平成31年データが掲示されていました。
湯元白金温泉ホテルは行ってないので古いデータ(平成21年)です。
(この部分、画像参照)

 現在、湯元白金温泉ホテルは「白金15・18・19号井」の源泉を混合して使用している模様。
そして、宿泊した大雪山白金観光ホテルは「白金20号井」の源泉を使用していることがわかっている。

地図で位置関係を確認すると、湯元白金温泉ホテル敷地には白金1号井(現在は廃井)があり、これが同ホテルの“湯元”の名称の由来と推測。
現在は、地図のように少し離れた場所からの引湯となっています。
これは敷地前の白金5号井から少し離れた位置にある白金20号井から引湯となった白金観光ホテルも同様。
ちなみに地図右端の「大雪青少年交流の家」の温泉は、かって敷地内の白金16号井を使用していたが、現在は白金17号井を使っている。
すなわち、かって白金温泉各温浴施設は敷地内から湧出する源泉を使っていたが、現在は少々離れた場所から引湯していることがわかった。

 温泉成分分析の数値を比較すると、白金観光ホテルの数値が湯元白金温泉ホテルよりも少々、高い数値になっているが、これは白金温泉の泉質がNa・Mg(Ca)-SO4・Cl型であることは同じであるためさほどの差異はわからないと思う。
前日に宿泊した層雲峡朝陽亭と比較して、溶存物質(ガス以外)が約5倍の5,056mg/kgと濃いことが嬉しい。
一番、気になるお湯の鮮度であるが、入浴客が集中する時間帯を避けて入浴すると、ちょうど源泉掛け流しの恩恵により、新鮮なお湯を体感できます。

 なんといっても、今回、一番感激したのは表示。

源泉を適温入浴温度まで下げるための加水割合をきちんと「5%」と表示していること。

嬉しいねぇ。加水の割合が何十パーセントもしているのに表示していない施設もあると聞くのに、ここはきちんと表示してくれている。

 もし、食彩品館.jp流儀の表示を提案するとしたら、「源泉掛け流し」と表示するよりも、

『源泉(白金20号井)を敷地外から引湯して、入浴適温にするため5%の割合で加水。無加温のまま放流式(循環再利用せず)で運用。安全に入浴していただくため保健所の指導に従い、浴槽等は塩素消毒をしています』といったところか。

 翌早朝、部屋から眺めると快晴であることがわかった。
この快晴に感謝したい。
ありがとう白金温泉。そして美瑛町観光協会様に最敬礼。

↓ 美瑛富士、美瑛岳、十勝岳


※いつものようにPeakFinder モバイルで山座同定。標高は同データに由る。
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・大雪山山系紅葉周遊まとめページ
https://wp.me/p66ssl-ApL
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●大雪山白金観光ホテル
    北海道上川郡美瑛町白金温泉
    ℡0166-94-3111

客室数74室(全室バス・トイレ付)
(特別室2、洋室16、和室56)
収容人員336名(団体400名)
和室宴会場120畳1室、60畳2室(会議室使用可)
洋室宴会場120席(会議室使用可)
大浴場男性用1(サウナバス付)
女性用1(サウナバス付)
露天風呂男女別
露天風呂の特徴野趣あふれる、ダイナミックな造りの露天岩風呂、
夏は森林浴、冬は雪見が楽しめます。
その他売店・レストラン・喫茶<樹林>・お食事処<丘の華>
ラウンジバー<ボスコ>
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◇全国のラーメンに関する記事一覧
http://wp.me/P66ssl-5Gc
◇うどん、そば、冷麺、焼きそば、パスタ
http://wp.me/P66ssl-5Vg
◇鮮魚と寿司に関する食彩品館.jp記事
http://wp.me/P66ssl-5NK


◇和食(ランチ含む)に関する食彩品館.jp記事
https://wp.me/P66ssl-9hQ
◇肉類に関する食彩品館.jp記事
http://wp.me/P66ssl-6Dg
◇和食(魚・肉記事除く)食彩品館.jp記事
http://wp.me/P66ssl-9hQ


◇食べログ記事一覧
http://goo.gl/mZSuZ1
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★食彩品館.jp直近記事一覧24,000超記事
http://goo.gl/S6anZc

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  • 近くの白ひげの滝。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 近くの白ひげの滝。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 少し歩いて美瑛の青い池。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 少し歩いて美瑛の青い池。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 白金温泉源泉地図。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp作成。禁再利用

  • 温泉浴槽。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)参考画像

  • 温泉成分比較表。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp作成。禁再利用

  • 売店。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 夕食。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 夕食。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 夕食。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 夕食。白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 夕食。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

  • 夕食。大雪山白金観光ホテル(北海道美瑛町)食彩品館.jp撮影

2021/01/29 更新

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