schuさんが投稿した麺や 福座(石川/西泉)の口コミ詳細

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麺や 福座西泉、野町、押野/ラーメン、つけ麺

1

  • 夜の点数:4.2

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/08 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

【2014北陸ツアー⑩】麺や 福座@金沢 ~ 実に福田さんらしい煮干の冷しに感激 ~

やはり此方も昨年8月の訪問 『神楽』さんから『福座』さんへ これがもう金澤の定番

2014年8月 訪問

年一回の金澤詣で 『神楽』さんを出て急いで此方へ 以前ならすっと入れた此方もやはり今回は結構な外待ちが すっかり金澤の地でも行列を作るお店になられた様子 それでもやっぱり金澤に来たからには外せない 時間の関係もあるけれど大人しく行列に加わることに


さて今回は何をいただこうかと並んでいる間試行錯誤 ここのところ濃厚な一杯をいただいてないのでそろそろ『福さん』に戻るかなと考えていたのだけれど、入店して例の黒板を確認すると案の定冷しメニューが提供されている 2年前の夏に訪問した時に冷しをいただいたがどうやらそれとは違う模様 ということで迷うことなくこの「冷し煮干しラーメン」をいただくことに


「冷し煮干しラーメン」

程なくししてやって来た一杯 器は2年前の冷しと同じでガラス製 実にビジュアルから涼しげ スープは透明度が高い清湯 表面にはきらりと光る油分が浮かぶ きれいなピンクのチャーシュー以外のトッピングはおよそラーメンらしからぬモノばかりでオリジナリティに溢れたお姿


メニュー名に「煮干」と謳うだけあって冷しながら煮干の旨がしっかり スープはキンキンとまではいかないがしっかりと冷されているけれど、出汁の味わいの伝わり方はかなりしっかり 京都時代の「煮干」を少し思い出させるような煮干感 じわっとしっかりと煮干の旨み ネガな部分はまったく感じられず煮干の旨みだけを丁寧に引き出したあたりは実に福田さんらしい


やや多加水で全粒粉を使用した麺は中細でややウェーブのかかった麺はしっかり冷されコシがしっかり プルンとした食感が実に心地よく喉越しの良さも光る スープの柔らかな煮干の味わいと麺の小麦の甘み旨みが織り成すハーモニーにうっとりとさせられる


自家製のチャーシューは肉の旨みをしっかりと閉じ込めたもので厚みもあって食べ応えがしっかり 噛めばしっかり肉の旨みが溢れ、しっとり柔らかで実に旨い 前回いただいた時より更に旨くなっていると感じる 中心に添えられたオイルサーディンや山くらげが独特でこれが実に良いアクセント なんとも福田さんらしくバランスの良い構成


10ヶ月ぶりとなった今回 実に福田さんらしい和のテイストを盛り込んだ冷し煮干に感動 これはちょっと関西にないタイプの冷しだった 今更言うまでもないがやはりこの方の引き出しの多さ、奥深さは半端じゃない 次はいつ訪問できるか分からないけれど今度はデフォをいただきたいなと おそらくそちらもきっと更なる進化がされているだろう ごちそうさまでした

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2013年10月 再訪

北陸弾丸ツアー5軒目は私が大好きな此方『福座』さんへ ここ最近は金沢に来ると必ずこの『福座』さんと『神楽』さんはセットで訪問しないと気が済まない 当然今回も『神楽』さんを後にして真っ直ぐに此方へ直行した


到着したのはちょうど12時になる少し前 流石にもう並んでるかと思いながらの訪問だったのだが幸い外待ちまでは出来ずに中待ちの先客が2名のみ 入店するやいなやいつものように福田店主が「おっ!久しぶり!いらっしゃいっ!」とお声を掛けてくださる 京都時代こそ頻繁に訪れていたとは言え、金沢に拠点を移されてからは一年に一度しか訪問出来ていないのに本当に嬉しい限り


さて今日は何をいただこうかとメニューを開く 実は今回は「煮干し豚骨」が有力だったのだけど何とお休み中とのことでちょっと悩んでいると福田店主が「中華そばが変わったから食べてみて」とご助言を よくメニューを見てみると以前いただいた「中華そば」から「新あっさり醤油中華そば」というメニューに変わっており、説明書きを読めば明らかに私好みそうな一杯 ならばとお勧めのままにいただくことにした


「新 あっさり醤油中華そば」

やがてやって来た一杯 以前の中華そばは青ネギにモヤシに海苔、ナルトと如何にもな王道的中華そばのビジュアルだったが今回の一杯はちょっと様子が違う より一層にシンプルなビジュアルになり青ネギは白髪ネギに変わり、モヤシ・ナルトは無くなっている ぱっと見にはかなり地味な一杯だがそこから立ち込める香りにぐぐっと引き寄せられるものがある


まずはスープから 蓮華で掬って顔に近づければふわっと醤油の良い香り そして以前の中華そばは魚介系不使用だったと記憶するが今回の一杯は魚介系がふんだんに使われているようで魚介の香りがあとを追いかけるようにやって来る 口に含むと香り以上に魚介系の旨みがしっかり 豚骨と鶏の動物系ベースではあるけれど、旨みを演出するのは明らかに魚介系 これは京都時代大好きだった「煮干し中華そば」を思わせるような仕上がりで思ったとおり私好みのスープだ


豚骨と鶏の動物系がしっかり土台を作りあっさりながらもコクがしっかり そこへ秋刀魚節やアゴ、干し貝柱にアジ干しと乾物系の旨みが折り重なり実に豊な味わい 合わされた醤油ダレもカドが立つことなくまろやかで少しばかりの甘さがバランスよく実に旨いの一言 正直なところ以前の中華そばに比べると格段に良くなっている


合わされた麺は全粒粉入りの中細の多加水麺 これは前回いただいた「冷やし」と同じ麺だろうか 頂く前にはこの手のスープに多加水麺ってどうなの?なんて思ってたのだけれど、実際頂いてみるとこれが不思議なくらいによく合っている スープの旨みに負けることなくしっかりと感じられる小麦の旨み そしてぷるんとした食感がこれまた良い もちろん喉越しも滑らかで実に良い


チャーシューはなんと店裏に手作りされた工房で作られる直火焼のチャーシュー 以前の大判の巻きバラももちろん良かったのだが、こちらも実に良い 『神楽』の炭火焼チャーシューとはまた違うモノだがこれまた実に旨いの一言で香ばしさを伴う肉の旨みがたまらない 拍子切りされた太めのメンマも絶妙な味付けでこれがまたスープにベストマッチ そして白髪ネギがこれまたスープとよく合う


久々にいただいた福田店主の清湯 正直なところ以前の中華そばはやや凡庸なものに感じたのだが、今回の一杯は実にバランスが良くスープ、麺、具材が渾然一体となった旨さに脱帽 これぞ福田店主の実力だと言わんばかりの一杯にただただ感激 今度からは「煮干し豚骨」とこの「あっさり醤油中華そば」で悩まされるのは間違いない(いや、両方食べるか・・・) 1年に一回しか行けてませんが毎回本当に美味しい一杯をありがとうございます ごちそうさまでしたー!!!

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2012年8月 再訪

さて金沢=福座と言っていいほど金沢訪問時は必ず此方にお邪魔している なんと言っても京都『福三』時代から熱烈ファン(自称) 『福三』が閉店するときにはもう涙を流してしまったほど そんなわけでこちら金沢で復活されてからも当然の如く毎度お邪魔している そして毎回行くたびにちゃんと覚えてくださる福田さんにとても感謝感激


盆休み初日 まずは『神楽』でいただいて、それから此方へと赴いた 理由は簡単 『神楽』はテーブル席があって家族連れで入れるけれど、此方は残念ながらカウンターのみなので小さな小さな子供を連れて行くには厳しいから


当然ながら開店時間を過ぎてからの到着 もしかしてもう並んでるかなーなんて思いながらお店の前へ到着すると幸いなことに外待ちなし こりゃラッキー♪と店内に入ったのだけれど世の中そんなに甘くはなく当然ながらで中待ちあり(苦笑) まぁそれでもこの待ちならすぐだし、たとえ待ちが長くてもここだけは食べて帰らねばならない


さて待っている間にメニュー拝見 と言っても今回は食べるものが決まっていてお気に入りの「煮干し豚骨」を~ふふふ~ん♪ ん?えっ!がーん!「煮干し豚骨 お休み中」の文字!!! orz なんてこった・・・これは大誤算・・・ と言ってもこれだけはどうしようもない 久々に「福さん」にしようかと考えながらメニューを見ているとなんと「冷やし」の文字! これに決まりだ♪


「冷やし(メニュー名失念)」

実のところ今まで冷やしをいただいていないので『福座』での冷やしはこれが初となる 『福三』時代に提供されていた「冷やしつけ麺」が実に実に旨く、かなりハマッただけに期待は高い 福田さんならではの「ラーメン」の領域を越えた「冷やし」が振舞われるはずだと勝手な想像(笑)


ところが私が「冷やし」を注文したことに福田さんのほうは驚いておられた(笑) 私のイメージってどんななんだろう(苦笑) 「冷やし」をいただかないイメージでもあるのだろうか まぁそれはさておき間もなくして「冷やし」がやって来た


硝子の器を使われたこの一杯はその器のビジュアルも手伝って実に涼やかなビジュアル その見た目だけで十分に涼しい気分にさせられる 澄んだスープにぬらりと泳ぐ麺 そしておおよそ「ラーメン」のジャンルを越えたトッピング類がその表面を飾る 一つ言うならばちょいと色合いが地味 華やかさはなく単調な色合いでちょっと寂しい


さてそんなビジュアルながらお味のほうはというと期待を裏切らないの一言 まずもって私がいままで食べたことのない味わい しっかりと冷やされたスープからはぎゅうっと詰まった旨みが迸りなんとも複雑な味わい これが実に旨い 語彙力に乏しい私にはこれはなんと表現したら良いのか というより、どうのこうの考える間もなくただひたすら貪ってしまったというのが事実


スープ、麺、具材どれをとっても抜かりはなく、高次元の中でのバランスを保ち、そのバランスは実に繊細でありながら力強く「冷やし」であることを忘れさせるほどのもの 正直なところ提供された瞬間は「うーーーん」なんて思ってしまったのだけれど、口にすると想像を越えた旨さが押し寄せてきた


本当は「煮干し豚骨」が食べたかったのだけれど、その無念を拭うには十分すぎると言える旨い一杯だった 個人的な好みで言えば『福三』時代の「冷やしつけ麺」のほうがうんと好みで美味しかったように思うのだけれど、今回のこの「冷やし」もやはり料理人である福田さんの「技」を垣間見た気がした やっぱり私はここが好き ごちそうさまでした!!!!!

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東北・北陸・東海弾丸ツアー17軒目

弾丸ツアー5日目 この日はゆったりとしたスケジュール ここまで本当に弾丸のようにトバしてきただけにさすがに疲れも溜まってきています 夜に名古屋に到着すれば良いので、『神楽』さんを出たあとまたもや此方『福座』に来てしまいました(笑)


他のお店(例えば移転した『のぼる』へ行くというのも選択肢にあったのですが、やっぱり私は福田さんのラーメンが好き 前日は慌しかっただけにもう一杯いただいてから名古屋に向かうことにしたのです


2011年8月 訪問(5回目)

前日にも訪問しているだけにお店の暖簾をくぐるときは少々こっぱずかしかったですね でも、よくよく考えると前回訪問時は昼夜連続での訪問でしたからね 2日連続なんて可愛いもんでしょ(笑) しかも京都『福三』時代なんて3日連続なんてこともあったぐらい やっぱり美味しいラーメン食べるためなら恥ずかしさなんてなんのその


暖簾をくぐると大将が驚いた顔で「いらっしゃい(笑)」 昨日はおられなかった奥様も相変わらず元気な様子で「いらっしゃーい」 客席はほぼ満席状態 かろうじてカウンター席の端っこが空いていたのでそちらへ案内されました 先ほどの『神楽』さんもすごかったけど、やはり此方もしっかりと人気を得ているんですねー ほんと嬉しいですね、この光景は


カウンターに座ると「今日はどうする?」と大将 実は来たのはいいのですが何も考えず来てしまたもんだから全然考えてない 「ちょっと待ってください(苦笑)」と告げてメニューを拝見 「福さん」もいいし、「豚そば」も捨てがたい 昨日食べたけど「煮干し豚骨」もやっぱりいいなぁ。。。 あっ!「中華そば」ってまだ食べてないやん! てなわけで、未食だった「中華そば」をお願いしました


「中華そば」

店内満席 しかも続々とお客さんはやってきます さすがに福田さんもお忙しいので本当にちらほらとしかお話が出来ず それでも福田さんがラーメンを作ってる姿を見れるだけで十分に私は幸せなんですよねー ラーメンはもちろんのことながら、基本的に私はこの福田さんがやっぱり好きなのです


さぁやってきました「中華そば」 お品書きを読んでいたので予想通りと言えば予想通りのシンプルな出で立ち ここ『福座』で清湯系をいただくのは初めてですが、『福三』時代はよく『煮干し中華そば』をいただいたものでした それとは全然異なるビジュアルですが、福田さんの「らしさ」のようなものを感じ取れます


まずはスープを一口 うんうん、美味しいっ 他のメニューが比較的濃厚なものばかりの中でこれは方向性がまったく異なるあっさりとしたシンプルな味わい 一言で言ってしまえば「昔懐かしい味」 だけどただの「昔ながら」ではなくしっかりと作りこまれているのがよく分かりますね 豚骨と鶏がらに果物を加えてとられたスープはあっさりながら実にコクがあって深みを感じるスープ 『神楽』のものとは全然違いますがこれもまた美味しいです


麺は中細のストレート麺が使用されています 此方のお店の中ではこれまたかなりシンプルな麺 大きな特徴はない麺ですが、このスープとよく合っていてスープをしっかり持ち上げてくれるのが嬉しいですねー 茹で加減も絶妙でしっかりとコシを感じられますし、とても喉越しの良い麺でするするといただけちゃいます


具材の方も当然シンプルなもので チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、モヤシ、ナルトといった王道の構成 チャーシューはやや厚みを持たせてカットされているもので、噛み応えもあって肉の旨みをダイレクトに味わえますね 味付けもとんがってなくてスープによく合うのです ナルトは少し芯を持たせたものですが柔らかく甘みを感じる美味しいもの このあたりもやっぱり抜かりないですねー 全体的なバランスもよく整っています


前日いただいた「煮干し豚骨」とは全く正反対といって良いこの「中華そば」 実にシンプルな一杯で派手さも無ければ大きな特徴もなし だけどその一杯からは福田さんの人柄のような優しさを感じ取ることが出来、福田さんらしい一杯に仕上がっていました 濃厚系も美味しいですがやはり清湯系も美味しいですねー そうなるとやはり京都時代の「煮干し中華そば」の復活を望んでしまいますねー 次はいつになるかまたわかりませんが必ず来ます! ごちそうさまでした~ 

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東北・北陸・東海弾丸ツアー15軒目

さて弾丸ツアー4日目のラストを飾るのは此方のお店です 京都の『福三』時代から愛してやまない『麺や 福座』 山形を出発して喜多方を経由、新潟の雄『いち井』さんを経由して夕方には金沢入りすることができました この4日間でかなりの距離を走ってきていた私ですが、金沢に入ればまず何を差し置いても立ち寄りたいのが此方なのです


お題を打ったツアーそのものは4日目ではありますが、ちょうどこの日の1週間前に嫁さんの実家である高知を出発 この1週間で高知→京都→福島→宮城→岩手→青森→秋田→山形→福島→新潟→金沢と走り続けたわけで振り返ってよくよく考えると恐ろしい行程ですね(笑) そんな弾丸ツアーの疲れを吹き飛ばすにはやはり旨い一杯しかないのですよ


2011年8月 訪問(4回目)

実に一年と三ヶ月ぶりの訪問となってしまいました 本当は少なくとも1年に1回は訪問したいお店なのですが、今年は東北勤務ということもあってやはり訪問することが困難だったのです 今回東北から関西へ帰るにあたり、あえて北陸周りを決意したのは先日レビューした『いち井』さんと此方『福座』の存在があまりに大きかったのです


お店に到着したのは夕方の6時過ぎ さすがにまだお客さんはまばら そんな中暖簾をくぐると大将が「おおっ!久しぶりっ!」と声を掛けてくださいます 最終訪問からすでに1年以上経つのにやはり覚えてくださいます もうそれだけで感動!じーんと来ます


「今日はどうしたの?」と大将 「実は昨年から東北へ~(中略)~帰ってきたんですよー」と答えると、「えっ?向こうにいたの?大丈夫だった?僕もね、陸前高田に炊き出し行ったんだよ」 「ええ、知ってます そちらまで応援に行こうかと思ったんですけど、生憎日程が合わなくて。。。」 なんて会話を この後お客さんが続々と来られたのであまり多くは話せなかったのですが、少しでも会話できたのが嬉しかったですね


さてとにかくメニューを拝見 前回訪問時に復活していた「濃厚鶏そば」は再びメニュー落ちのよう(涙) 期間限定で冷やしや担々麺がリリースされていましたが、どうも触手が伸びない 久々に「福さんらーめん」をいただこうかなぁとも思ったのですが、今まで此方で食べて一番美味しかったなぁと思う「煮干し豚骨」を今回はいただくことにしました


「煮干し豚骨」

あっという間に満席になった客席 初期に訪問したときは客足がいまひとつという感じで苦戦されてるなぁというのが正直な感想でしたが、いまや押しも押されぬ人気店のようですね すぐ近くにも人気店がありますが、決して負けていない感じですよ カウンター席後に貼られた陸前高田の写真を眺めながら東北への思いを噛みしめているとやがて「煮干し豚骨」がやってきましたー


おおっ♪おいしそう! やはり、これにして正解 一見色味のないビジュアルの一杯でありますが、私の馬鹿舌でも覚えているこの一杯の美味しさ さほど粘度・濃度があるわけではないことは見てとれるのですが、器からはとても良い香りが立ち上がりますね


まずはスープを一口 うんうん、これですよ、これ ベースの豚骨は所謂コテコテのものではなく中濃というところでしょうか ここに鶏がらによるテロリ感が加わっています 中農とはいうものの豚と鶏の旨みはしっかりしていてボディの強いスープです ここに煮干しをメインとしながら3種の節系が加わり非常に奥行きのあるスープに仕上がっているのですよね うーん、うまーーーい!


お次は麺を 低加水の太ストレート麺 低加水ならではのシコシコした食感を持ちながら、それでいてしっかりとしたコシのある麺 これがまたしっかりとスープを持ち上げてくれて一体感がいいんですよねー 麺そのものもしっかりと小麦が香り、風味も実に良いのです 『福三』時代から常々思うのですが、本当にスープと麺の組み合わせ方が上手いんですよねー


具材の方はスープを活かすためか実にシンプルな構成 チャーシュー、メンマ、ネギ、焼海苔といったオーソドックスな面々 チャーシューは拍子切りされたもので食べ応えがあっていいですね 見た目以上に柔らかく、味付けもしっかりしていてスープに負けていませんよ メンマはやや太めのカットでこりっとした食感がいいですね 焼海苔もこのスープによく合いますね


実に久々の訪問になってしまいましたが、相変わらず美味しいといいますかさらに美味しくなったなぁというのが感想 やっぱり私はココが好きなのです 動物系スープと魚介系スープのバランスの良さ 程よい濃厚な味 すべてにおいて妥協がないと感じます 今年はもう伺えそうにないですが、来年は複数回訪問したいですね ごちそうさまでしたー

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2010年5月 3回目訪問

mixiのコミュで遂に「濃厚鶏そば」が復活したということを知り、いてもたってもいられずにGWにまたまた金沢まで行ってまいりました また新メニューの「煮干し豚骨」も好評ということですからそちらも当然気になります


「濃厚鶏そば」は夜限定のメニューということでしたので、思い切って昼の訪問で「煮干し豚骨」を、そしてその夜には「濃厚鶏そば」をいただくというなんとも贅沢なプランを立てました(笑)


「煮干し豚骨」

スープはその名のとおり豚骨がベースになっていますが、鶏がらも使用されているそうで、ここに煮干し出汁、さらには節系出汁も合わせた非常に深みのあるスープになっています


豚骨+鶏がらのベースの出汁は動物系の旨みがしっかりと出ており、濃厚で鶏から来るテロリとした粘度のあるスープですね そこにガツンと煮干しと節が効いており深みがあります 「豚」+「煮干し」と言うと『豚の骨』のものを思い出しますが、あちらは荒々しいものなのに対して、こちらは非常に上品で深みのあるスープですね いや、これは本当に本当に美味しいですよ!


麺は低加水の極太麺が使用されています まるでつけ麺用の麺のようなこの極太麺は非常に小麦の風味がよく、もちっとした食感で喉越しもよく非常に美味しい麺ですね 金沢でこれほどの麺に出会えるとは思いもしませんでした もちろんよく吟味されているだけにスープとの相性も抜群ですね


具材はチャーシュー、メンマ、ネギ、焼海苔となっています チャーシューは柏子切りにされており食べ応えがありますねぇ 見た目に反して非常に柔らかく、ジューシーで美味しいですよ その他の具材はオーソドックスではありますがバランスの良い構成で、この一杯に見事に調和していますねぇ うん、本当に美味しいです


京都時代にはなかったこの「煮干し豚骨」で、福田さんが「京都の時はなかったけど、どう?美味しかった?」と聞かれましたが、素直に「めちゃくちゃ美味しいですよ」と応えました いや、ほんとこれは美味しかったですよ 今も金沢に行きたくてうずうずしてしまいます


「濃厚鶏そば(醤油)」

さて、夜もこちらに来ました(笑) 当然のことながら「濃厚鶏そば」を注文です 京都時代と同様に醤油と塩から選べますが、好みにどんぴしゃだった「醤油」をいただきました


スープは鶏完全100%の所謂「鶏白湯」となっています かなり贅沢に鶏を使用されているだけあって、スープはとろ~りとした粘度を持ったもので鶏の旨みがぎゅ~っと詰まった非常にまろやかでコクのあるものです ここに醤油ダレが合わされて、もう完璧な「鶏白湯」ですよ もちろん鶏の臭みなど一切なく、良い部分だけを出しておられるところに技術の高さを感じます


麺は「煮干し豚骨」とは対照的な細めのストレート麺が使用されています 細めながらコシはしっかりしており力強さを感じるこの麺は、非常に食感がよく美味しくいただけますね そしてこのスープとの相性も抜群で、テロリとしたスープがよく絡み一体となって口に運ばれますよ


具材はチャーシュー、木耳、ネギ、骨コツ鶏団子となっています チャーシューはこちらはやや厚くスライスされた大ぶりのもので、これまた肉の旨みがダイレクトにきて美味しいですねぇ スープとの相性もいいですよ ネギも笹切りにされてますが、スープとの相性がいいですね 京都時代にも入っていた木耳はなぜかこのスープによく合うんですよねぇ 美味しいの一言


さらに1個入った「骨コツ鶏団子」ですが、これは京都ではサイドメニューとして提供されていたのですが、なんとこちらでは鶏そばに入っているんですねぇ コリッとした食感の団子は絶品で、スープにもよく合っておりやっぱり美味しいですよー


長年想い続けたこの一杯を無我夢中で食べてしまったのですが、本当に懐かしくもあり新しくもあり改めて感動させていただきました 食べ終わったら福田さんが「どう?京都の時と比べて」と仰りましたが、これまた「美味しかったです」と即答です ただ、福田さんにもお伝えはしましたが、材料の違いや意図的なものでしょうが京都時代に比べると少し濃度・旨みは下ったかなぁと。。。 いや、それでも本当に美味しかったんですよ! やはり最強の鶏白湯と言えるかもしれませんね


※この「濃厚鶏そば」は6月いっぱいで一旦終了しますので、ご希望の方は早めにお試しください

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2009年11月 2回目訪問

前回訪問時に大将から秋ぐらいに「濃厚鶏そば」や「煮干し中華」を復活させたいとのお話を聞いていましたので、それ以来うずうずしていたのですがある日の日曜日にまたまた急遽思い立って訪問しました


メニューを見ますと残念ながら「鶏そば」と「煮干し中華」はまだなく少し落胆したのですが、大将が「ごめん、煮干し中華は来週からなんだよ」と仰りました 悔しい反面、大好きなメニューの復活は嬉しいニュースです で、結局新発売になっていた「ふくぞ豚そば」が気になったのでそちらを注文しました


「ふくぞ豚そば」

スープは「福座らーめん」と同じものになっており、鶏がら・もみじ・豚骨を野菜とともに長時間煮込んだものになっており、とろみがある濃厚な旨みのスープですね 厳選された醤油ダレで仕上げられたこのスープは前回いただいたときより旨みがかなり増しており、非常に美味しいものに仕上がっていました


麺は表面がつるりとした多加水の太めの縮れ麺になっており、ぷりんとした食感がたまらない麺ですね ラーメンに使う麺としてはかなり太めのものですが、この濃厚なスープとの相性は抜群でしっかりとスープを持ち上げてくれますね


具材にはチャーシューではなく豚の薄切りの茹でたものがたっぷりと乗せられており、この豚肉がこの濃厚スープにこれまたよく合います 福座らーめんの厚切りチャーシューも非常に良かったのですが、この薄切りスライスの豚肉も非常にいいですね 豚肉に濃厚なスープが絡み付いて本当に美味しいですよ


いやはやこれまた本当に美味しいメニューの登場ですね 福座らーめんのアレンジメニューとは言え、これはかなりいいですよ スープも前回よりかなり良くなっていますし、麺のぷりぷりもちもち感も前回より俄然良かったと思います 今までの福三福座のラインとは少し趣向の違う一杯ですが、これはかなりおすすめですね

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過去の訪問履歴

2009年8月初訪 「福座らーめん」、「福さんらーめん」

  • 2014年8月 冷し煮干しラーメン

  • コシのしっかりとした全粒粉麺が旨し

  • このチャーシューもしっかり旨し

  • 2014年8月 限定メニュー

  • 2013年10月 新あっさり醤油中華そば

  • この全粒粉麺は昨年の冷やしと同じだろうか とにかく旨い

  • なんと店裏で仕込まれる直火焼チャーシューが旨し旨し

  • 新あっさり醤油中華そばの説明書き

  • 2012年8月 冷やし(メニュー名失念)

  • この麺が結構この冷やしに合っていました

  • およそラーメンのトッピングと思えない構成の具材たち

  • 2011年8月 中華そば

  • 中細ストレート麺がこのスープに合う合う

  • やや厚めにスライスされたチャーシューは肉の旨みがいいですねー

  • 2011年8月 煮干し豚骨

  • 低加水の太麺が旨いっ

  • このチャーシューがまた旨いっ!

  • 2010年5月 煮干し豚骨

  • 2010年5月 濃厚鶏そば(醤油)

  • 煮干し豚骨の麺です

  • 柏子切りされたチャーシューが旨いっ!

  • 濃厚鶏そばの麺です

  • あの骨コツ鶏団子が鶏そばに投入されています!

  • 2009年11月 ふくぞ豚そば

  • 福さんらーめん

  • 福座らーめん

2015/10/02 更新

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