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夜の点数:4.0
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¥6,000~¥7,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.0
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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いなげ家の大間産まぐろ刺身盛合せ、大間産天然もずく、大将特製にんにくみそなど
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2014/10/11 更新
2014年10月10日(金)(秋田・青森出張2日目)夕食(1)。
龍飛崎を過ぎると海が急に凪いで、内海に入ったことがわかった。今別町で一つ仕事。そこから内陸の県道14号線を通ったが、途中、建設中の北海道新幹線の津軽今別駅の威容=異様に驚く。外ヶ浜町の旧蟹田町で一つ仕事。国道280号線のバイパスを走って、最後の仕事は蓬田村。出発する時には太陽が西の山の向こうに沈んだところだった。青森市までは、右に山の端の小焼けと稲刈りが済んだ田圃、左にピンクの雲を見ながらのドライヴだった。
17時20分に青森駅の近くに着いてレンタカーを返却。ホテルにチェックインして、食べログで目を付けたこの店まで、ホテルから歩いて行ってみた。場所はホテル青森のちょっと北。ホテル青森と言えば15年くらい前に弟が結婚披露宴を開いて、僕は司会の大役を仰せ付かったのだった(笑)。その時の担当の女性が可愛いくて、それで張り切って準備したのに(「俺もホテル青森で披露宴やるぞ!」と)、その女性は当日休みだったというお約束のパターン(笑)。
さて(笑)、先客は一人、カウンターで飲んでいる30代くらいの男性がいた。二つくらい間を空けて座る。生ビールと、大間産まぐろ刺身盛合せ、大間産天然もずく、大将特製にんにくみそを注文。生ビールを急いでやっつけて、おすすめの酒をお願いすると、豊盃を出してくれた。これは特に面白い酒ではなかったかな。
まぐろは赤身やとろのほかに、頭の部分を、脳天、後頭部、頬肉、目の裏と4種類出してくれたが、脳天は抜群においしかった。それからもちろん中とろもすごくおいしかった。大将は大間出身で、自分で船を持っていたこともあって、コネがあるのでこういうまぐろをリーズナブルプライスで調達できるのだそうだ。それでまぐろと大間のまぐろについて隣のお客さんと一緒にいろいろ訊いた。例えばこういう感じ。
Q:まぐろは獲って何日目くらいがおいしいか?
A:5日目。そのくらいがアミノ酸が良く出てくるタイミング。自分(大将)は釣り上げたばかりのこりこりしたまぐろも好きだが。
Q:大間のまぐろはどの時期がいちばんおいしいか?
A:9月。ただし今年は20日以降は全然駄目だった。1日数尾しか獲れなかった。
Q:どのくらいの大きさのまぐろがおいしいか?
A:自分の好みでは、150キロくらい。せいぜい200キロくらいまで。300キロになると、味が獣の肉に近くなる。
Q:大間のまぐろはどのくらい沖まで獲りに行っているのか?
A:2マイルすなわち3キロくらい。一本釣りの漁師の中には一尾釣るごとに港に帰って下ろす人もいる。
Q:大間のまぐろはなぜおいしいのか?
A:太平洋と日本海の海水が混ざり合うところだから。だから本来は三厩のまぐろも味は同じだが……。
Q:ではなぜ大間のまぐろが有名で人気があるのか?
A:漁師の腕が良いから。まぐろは下手に釣り上げてストレスを与えると体温が急に上がって肉が駄目になってしまう。だからゆっくりゆっくり釣り上げる必要があるのだが、大間の漁師はその要領を良くわかっていて、腕が良い。それで築地が大間のまぐろを評価して信頼したことから値段が上がった。
などなど。楽しかったし、ためになった。
そのほか、もずくもおいしかったし(本当はもっと細いもずくがおいしいのだが、漁師がなかなか獲ってくれないとのこと)、にんにくみそは大変においしかった(どこかの相撲部屋のレシピとのこと)。最後に大将特製大間産潮うにを頼んだのだが、これはまだ凍っていたし、臭味が強かったし、残念だった。でも総じておいしい店だと思うし、大将も話しやすくて楽しい店。会計は6690円だった。