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みやけうどん呉服町、千代県庁口、中洲川端/うどん、そば、郷土料理
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昼の点数:3.8
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~¥999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 3.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.6
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.8
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| サービス3.0
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| 雰囲気4.0
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| CP3.6
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| 酒・ドリンク- ]
みやけうどんのうどん+えび天
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2016/08/03 更新
2016年8月1日(月)(福岡出張1日目)昼食(2)。ミニ博多うどん紀行第二弾。
昼食(1)のあと新宮町まで行って仕事。それも終わって福岡市内に戻って、もう一杯うどんを食べて行くことに(笑)。15時少し前にこの店に到着。隣のコインパーキングに駐車する。
店内に一歩足を踏み入れて、ああ、僕はこういう店を知っていると思う。今思い出せるのは、和歌山県和歌山市の山為食堂(2014年4月28日)、北海道大樹町の満月食堂(2014年9月16日)、福岡県久留米市の沖食堂(2015年4月23日)。あと讃岐うどんの店にもこういう店がいくつかあった。一言では言えないが、昭和20年代後半の名残りが残っている(この店は昭和29年創業だとあとになって知った)。厨房と客席とが唐突なまでに一体化している。店内の隅々にいろいろな人のいろいろな思いが滲み込んでいる。店内は暗い。でも射し込む陽光が温かい。初めてなのに懐かしい。もちろん音楽など流れていない。空間そのものが音楽みたいなもの。店内のすべてのことに手で触れられそうな感じがする。このままずっととっておいて欲しい気がする……。
店は男性一人で回しているみたい。うどんかそばになりますと言われてうどんと答えて、何か入れますかと言われてではこれをとカウンターの上のえび天を指差す。そのあと壁面にメニューが貼ってあることに気が付いた。うどんは320円。えび天は80円。合計400円。
厨房の男性(おそらくは店主)は、カウンター席の男性に話し掛けている。今日は大濠公園の花火なのだと言っている。みんながポケモンGOをやったら大混乱しないだろうかと言っている。そうなのか。今夜は大濠公園の花火なのか。
ほどなく出てきたそのうどんは、麺はかなりの太さ。口にしてみると、柔らかい。こんなに柔らかなうどんは生まれて初めてというくらいに柔らかい。箸で摘まむと崩れてしまいそうなくらいに柔らかい。赤ちゃんの食べ物みたいに柔らかい。芸術的なくらいに柔らかい。そしてうまい。どうしてうまいのかわからないがうまい。澄んだつゆ(すめ)は、薄めで甘めだが、これもまたちゃんとしっかりとおいしい。
何だか謎のうどん。僕は讃岐うどんや村山糧うどんのような硬いうどんが大好きだが、そういううどんとは対極にあるうどんなのだが、最敬礼したくなるうどんだった。