ropefishさんのマイ★ベストレストラン 2010

「カレー細胞」-食べログ支局 -

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

ガラムマサラ (経堂、宮の坂、山下 / インド料理、インドカレー、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.7 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ~¥999

2016/05訪問 2016/06/14

まだ見ぬカレーを食べたければ、新しいお店を探すよりもここに行けばよい。「ガラムマサラ」 -<カレー細胞>-

ここ「ガラムマサラ」の料理が素晴らしいのは、インド料理でありながら、和食でもあるところ。
インドに行っても絶対に出会えない、日本の、経堂でしか味わえない「ハサン料理」なんです。

邪道と言われれば邪道かもしれないけれど、実験精神なしには進歩はありません。
日本の食事の素晴らしさを知るハサンさんだからこそ、
インドに住むインド人には思いもよらない斬新な料理を生み出すことができるのです。

「世界一のカレーシティ・東京」で、最も先鋭的なカレーがいただける場所。
それがこの「ガラムマサラ」と言って間違いないでしょう。

★2016年5月 最新訪問記事「2016ガラムマサラの新作を食べ尽す会」
http://currycell.blog.fc2.com/blog-entry-3016.html

**********2015年11月訪問記事**************

インド料理店でありながらも、インドだけでない様々な国のスパイス料理の「面白いところ」を抽出し、
「ハサンマジック」と呼ばれる独自のアレンジで提供する、奇妙で最高に面白いお店。

経堂「ガラムマサラ」。

昨年の第1回Japanese Curry Awards受賞店でもあるこのお店、久々の訪問となりました。

店主ハサンさんは数年前にこっそり宣言していた通り、最近は頻繁に海外や日本各地を漫遊。
決してただ遊びに行っているわけではなく(いや、ただ遊びに行っているのかな?)、
旅に行くごと刺激を受けて帰ってきて、料理がぐんぐん進化していくのですから、面白いったらありゃしません。

この日もハサンさんの帰還日に合わせてお店を予約。
料理はいつも通り、一品を除いてハサンさんにお任せ。

「とにかく楽しませてください!」

ってな感じで。

この日もハサンマジック炸裂。

読者の皆様も、指をくわえて(インド的には右手のね)ご覧くださいませ!!


★マサラパパド

スターターはインド人大好きなおつまみから。
けれど他店のと違うのは、パクチーたっぷり乗せてくれてるところ!


★大根サラダ

シンプルなネーミングとビジュアルのギャップがスゲェ。
飲み干したいが無理。


★パクチー秋刀魚

おっときました旬の食材。
前菜チックにサラリと出てきましたが、秋刀魚の風味が出まくってメタクソ旨いです。
こういう和食材使わせたらやっぱりハサンさん凄いなぁ・・・
日本人の季節感とインド人のスパイス感を両方持ってるから敵なしです。


★パクチー牡蠣

いやもう見ただけで悶絶な一品。
食べたらさらに悶絶です。

一同身をくねらせながらいただきましたよ!

しっかしパクチーで繋げつつ、季節は秋の秋刀魚から冬の牡蠣へ。
この辺の流れも巧いですね。


★パクチーラム

まだまだパクチーなお題が続きます。
パクチー風味のスパイシージンギスカン、なんて言ったらチンギスハーンが戸惑うでしょうか。
ラムとパクチーは特に「ガラムマサラ」らしい食材といえます。

あ、そして「ガラムマサラ」と言ったらこちらの肉も忘れてはいけませんね!


★パクチー和牛ステーキ

なんと、インド料理に和牛ですよ!
いや、もはやインド料理と呼んでいいのかわからなくなりますが、ハサンさんはコルカタのムスリム出身。
宗教的には牛OKなんです。

いやいやそんなこと以上に、和牛からジュワッと滴る肉汁にパクチーの風味がブレンドされたこのアレな感じ、
口福ここに極まれり!

と、極まったところでパクチー尽くしな前菜終了。
(これが前菜ですよ、奥さん!)

一旦サラダを挟みます。


★コンビーフのサラダ

ほら、やっぱり普通のサラダじゃなかった。
コンビーフとか、サバ缶とか、他のインド料理店が絶対手を出さないネタを面白がって使ってくるのがとても楽しいです。


★ラムチョップ

これ!「ガラムマサラ」定番名物。
このジュワジュワッとした感じ、ここでしか食べられないんだよなぁ・・・ってことで、「ガラムマサラ」でこれ食べない日はないです。


★土鍋ムール貝

土鍋だよおっかさん!ムールだよおとっつぁん!
次何来るのか全く予想ができないです。


★地鶏のスパイシー鉄板焼き

なんかですね、インドとか東南アジアとかで鶏肉食べると、筋肉のハリと歯ごたえがあってしっかり旨みがあるんですわ。
どうしても日本だと「やわらかい若鶏」が人気ですけど、それって飼育期間短い方が原価安上がりだからって仕組まれたイメージコントロールですから。
日本人は「若くて柔らかい」イメージ好きだしね。

ってことでこちらの料理は筋肉感もあってスパイスも効いたオトナのチキン。
ウズラの卵も入ってキジ目同士の豪華共演!


★秋刀魚と山葵のビリヤニ

キター!!

これが今回唯一お願いしていたメニュー「山葵のビリヤニ」。

しかしまさか秋刀魚と組み合わせてくれるとは!!


コレハウマイデスヨ!!!

食レポとしては禁じ手な言葉ですが・・・

美味い!!!

まぁこのミラクルな味は、体験してもらわねばわかりませんよねぇ・・・

さぁ、どこまで続くこのコース。

そろそろカレーの時間ですよ。

カレーですよ。

それでは行ってみましょう!!


★ビーフキーマカレー

ニンニクの芽たっぷり。

ガーリック&ブルで今夜は寝られないです。


★梅チキンカレー

UMEEEEE!!!

レモンチキンも美味しいけど、この梅チキンも凄い。
やっぱり酸っぱいカレー好きだなぁ。
オトナになると妊娠してなくても酸っぱいものや苦いものを美味いと感じるようになるのです。

これはリピだな。


★納豆カレー

NATTOOOOOO!!

ナマダさんも大好きな納豆がグツグツと鍋カレーになりました。
グツグツネットリジュワッと、これはかなりエロスな美味さですね。

これもリピだな。


★プレーンナン

ガラムマサラはナンが美味いです。

一般に洗脳されている「フックラフワフワのでっかいナン」じゃないですよ。
あれは量あたりの原価を下げるためのイメージコントロール。

こちらのナンはシンプルで口どけよく、胃にもたまらずカレーを引き立てるナン。
しかも円型なんですが、タンドリー窯の内側に張り付けて焼くとき、しずく型より円型のほうが技術が要るんです。


★ガーリックナン

普通の店と違ってニンニクの芽たっぷりのガーリックナン。
もちろん「ガラムマサラ」オリジナル。


★シナモンナン

こちらも「ガラムマサラ」オリジナル。
この辺は他では食べられない味なので、頼んでおいて損はないですよ。

この他、写真には上げていないですが、お酒も結構飲みました。
あらゆる種類のお酒を。

来るたび新しい驚きを用意してくれるこのお店の満足感、決して他では味わえないです。

牡蠣、和牛、地鶏、納豆、梅、コンビーフ・・・
およそインド人には思いつかないようなことをやってのけるインド人、ハサンさん。

最近は「葉山」(はさん)と名乗ってたりします。

こうなったらもう、国籍とかどうでも良くて、
とにかく世界中ここでしか食べられないスパイス料理とカレーをこれからも生み出していってください!

ご馳走さマサラでした!!!

******************(2012年10月)**********************

経堂の大好きなお店「ガラムマサラ」が経堂駅近くへと移転。
ビルの二階に真新しい店舗。
北欧あたりのインディーズ映画がハリウッドでリメイクされたような感慨があります(わかりにくい・・・)。

もはや押しも押されぬ人気店。

今回のリニューアルは単にお店の場所が移動しただけではありません。
名物店主ハサンさんのキャラ一色だった今までと異なり、熱意ある後進スタッフが続々ジョイント。
サステイナブル(持続可能)なガラムマサラに向けたあたらしい体制作りが始まっているんです。

ガラム定番のオリジナル料理から、毎度毎度の新作料理まで、相変わらずの変幻自在ぶり。
そしてやっぱり感じるのはハサンさんのエロさ。
やっぱりスパイス料理はエロくなきゃダメですからね!!!

このハサンスピリットを受け継ぐ若者たちが今後、どのように「ガラムマサラ」を進化させてゆくのか、
今からドキドキ楽しみです!

****************************************

店主ハサンさんのオリジナリティ溢れる発想で、
インド料理の概念すら変えてくれる素敵な店、ガラムマサラ。

以下のレポートには限定メニューや特別メニューだってたくさん含まれているのですが、
そんな自由さ、気ままさこそが、ガラムマサラ最大の魅力。

「このメニューあるのかな?」って気になった方は、
事前にハサンさんに訊いてみてくださいね!!

もちろん、レギュラーメニューだって最高に美味しく、最高の驚きを与えてくれますよ。

(2012年10月)*****************************

とっても久々の訪問となりました経堂の超独創店「ガラムマサラ」。
大好きなお店です。
あいも変わらずカッチョエー店構え。

しかしここ最近でこのお店には動きがありまして・・・なんと日本人店員の採用、
しかもお客さんからのスカウトという、「愛と情熱のスパイス料理店」らしい展開。

そしてスパイス料理の奇才ハサンさんは2ヶ月おきに1ヵ月休養をとるフォーメーション。
もちろん、休養中にはいろんなところに旅行したりして新しい料理のアイデアを発掘してくるというのですから、
「ガラムマサラ」のスパイス料理探求の物語はまだまだ続くわけです。

さて、この日もいつもどおり、お料理はお店におまかせ。
だって「ガラムマサラ」最大の魅力は、予想だにしない新しい味の登場なのですから!!

★タンドリー秋刀魚
スパイスが染み渡った香ばしい秋刀魚。たまりません。
パクチーの街でもある経堂ならではの贅沢なパクチー使いも見逃せませんね。

★アボカドサーモンサラダ
これは初めていただきました。
メニュー名だけ聞けばカリフォルニア料理のようですが、
しっかりスパイスの効いたガラムマサラ料理になっています。

★鯨とイチゴとオクラのサラダ
序盤、一番驚いたのがこれ。
あまりにもトリッキーな食材の組み合わせに果たして・・・と思ったのですが、
そこは流石のハサンさん、素晴らしく完成度の高い一品に仕上がっています。

思えば2年ほど前、ハサンさんと一緒に西所沢の「ネゴンボ33」へ行った際、
イチゴのサラダが出てきて、これ美味しいねとか言っていたら、
その後早速イチゴを取り入れたメニューを開発しちゃったハサンさん。
この日のメニューはそこからさらに進化してまた別の境地となっています。

★鶏のパクチー和え
やっぱりパクチーですよ。
「ガラムマサラ」は本当にパクチーの使い方が巧いなぁ。

★タンドリー砂肝
こちらも初めて食べたときは驚きましたが、もはや定番メニューとして定着した感がありますね。
それだけ独創度が高く、かつ完成度が高い証ですよ。

★激辛チリDip
この日、激辛マニアがメンバーにいたこともあり、新加入の日本人店員さんが用意してくれていたもの。
メキシカンな風情がありつつ、パクチーオンでガラムテイスト!!
なかなか旨辛かったですよ。

★納豆チーズマサラ
・・・だったかな?
バーナーであぶりが入ったチーズがアクセントになってグッド!
とろーり糸引く美味しさです。

★ブリバジャ
これも「ガラムマサラ」名物、インド式モツ鉄板焼。
めっちゃ味濃いんです。
だがそれが良い!!のですよ。

★タンドリー手羽先
これもガラムに来たら食べたい一品です。
ハサンさんは日本の酒飲みのハートをよく分かってらっしゃる。
ちなみにいつも思うのは、この盛り付けが西洋悪魔ブエルみたいで魅惑的だなぁ、と。

★タンドリーラム
これもガラム名物!羊好きなら絶対食べなきゃ始まらない絶品ラム。
・・・こうやって書いてると「ガラムマサラ」って名物メニューがホント多いですね。

★エビと軟骨のパクチー炒め
・・・だったかな?
パクパクパクチーなのです。

★秋刀魚ビリヤニ
ぎゃぁぁぁ~いきなりスゴイの来たぁぁぁぁ~!!!
ガラムのビリヤニはどれも味が濃くて美味いのですが、秋の味覚と組み合わせればさらに最強です。
いやぁ・・・押さえるトコ押さえるネェ~

★レモンチキンカレー
ネット上でみんなが食べてるのをみて是非食べたかった新メニュー。
しっかり登場してくれました。
そして・・・これがメタクソ美味い!!!
凄い酸味に加え、コブミカンの香り。
先日旅行したベトナムで発想したカレーなのだそうです。

これほど濃厚で、これほど爽やかなカレーはなかなかあるものではありません。
気に入りました!これは次回も頂かねばなりませんね。

★モロヘイヤ海老カレー
・・・だったかな?
とにかくいろいろ凄すぎて品名憶えていないんです(笑)
美味しい記憶だけはあるのだけれど。
その他納豆カレーやシナモンナンなども頂きましたが、もはや写真もなく・・・
ワイワイ楽しいスパイスの宴に興じてしまったのでした。

★シナモンアイス
うわぁ、締めのデザートも美味すぎる!!

やはり相変わらず素晴らしいですね「ガラムマサラ」。
インド料理という枠にとらわれず、アジア各地、そして日本の様々なカレーの名店からアイデアとエッセンスを取り入れながら、
独特の解釈でここにしかないスパイス料理へと再構成してしまうハサンさん。

ここでしか食べることのできない名物メニューで愉しませてもらう一方で、
何度来ても「驚きの新メニュー」が待っているという飽くなき冒険心。

まさにこの店は「スパイスの奇妙な冒険」とでもいうべきオンリーワン店なのでした。


(2010年9月)*****************************

さて、今回は何が出てくるのでしょうか…?

まずは前菜アラカルト。
うぉっ、ハサンさん結構飛ばしています!
インド式生春巻きに、ほうれん草のサモサ…
まさに一品一品に感動が詰まっていますね!
ガラムマサラのパーティーアラカルトは本当にレベルが高いです。

そして…
本日のメインディッシュ。

特別メニュー・マトンビリヤニ

こりゃまた…
気合いが違うビリヤニですね!
玉子のカレーやオクラのサブジなんかが付いていますが…
いやいや、付いていますなんてレベルじゃない。
一品一品が美味すぎて形容が難しい…

あ、なるほど。
こういう時に使うのか…

「エロうま」

って言葉。

まさに、
「エロうまマトンビリヤニ」!!

いやぁ、今日も満足のガラムマサラでした!

(2010年8月)*****************************

経堂初!?ハサン式ダルバート出現!

研究熱心な店主のハサンさん、
ここ数ヶ月「カイラス・ヴィラ」や「サンサール」などでダルバート研究をしていたのですが、
ついにそれが実を結び、このたび、経堂初のダルバート完成となりました!
(注:特別メニューです)
んで、そんな経緯を置いておいても、このダルバートが凄い。

ライスの上にはガラムマサラ流のベイガンバジ。
玉子ドーピアイザーにサブジ(ゴーヤ)バジ。
ライタ。というか殆どモール。
ダルスープ。
ツルムラサキのサブジカレー。
骨付きマトンのカレー。
アル&ベイガンボッタ。
あとは・・・何だっけ?ボッタ?タルカリ?

と、純粋ネパールなダルバートではなく、
南インドやベンガル料理がミックスされた素敵なダルバート。
でもダル(豆)とバート(ご飯)が入っているから問題なくダルバート。
このクロスオーバー感こそが、ハサン流。

骨付きマトンは駒込の名店「タール」を髣髴とさせ、
ダルスープは「サンサール」、
サブジは「南インドダイニング」を感じさせるような、
なんとも贅沢な体験。
それでいて、全体として間違いなくハサン流、
ガラムマサラ流になっているのだからお見事!!!

このあまりにも手がかかったダルバート、
流石にレギュラーメニューにはならない様子。
またいつか、スペシャルな時に再会できるかもしれませんが、
とても貴重なものをいただきました。

いつも新鮮な驚きを与えてくれるハサンさんの自由な発想と挑戦に、
今回も脱帽!!!


※2010年6月以前のレビューはコメント欄に移動しました。

  • 秋刀魚ビリヤニ
  • パクチー牡蠣
  • 梅納豆カレー
  • サーディン缶マサラ

    71

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2位

馬来西亜マレー (祖師ケ谷大蔵 / 東南アジア料理(その他)、カレー(その他))

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/01訪問 2010/11/06

「馬来西亜マレー」無限の世界。-<カレー細胞>-

かりんさんにお誘いいただき、久しぶりのマレーへ。

食べログあたりの評判が凄いことになっていて、
最近では入れないこともあるようですね。

エスニックで家庭的でありながら先鋭的という独特の空間は健在。
マスターがアーティストだとお店はここまで進化するのです。

まずはビール。

シンガポールタイガー

さて、この日は5人も揃っているので、
クリエイティビティ溢れる至高の料理を沢山頼むことができます。
嬉しいですね!

まずはマレー定番のスターター。

バクテーバビ
薬膳スープでもあるバクテー(肉骨茶)。
他にも何軒か食べられる店はあるのですが、
ここのバクテーはそのなかでもやはり出色。
シイタケの香りがなんとも豊潤です。

辛さはこちらの特製醤油で追加。

青唐辛子入りの醤油なのですが、
新鮮な唐辛子を追加したばかりということで、
フレッシュな辛さが鼻腔を突き抜けます!
たまりませんね。

そしてもう一つ、マレー不動の定番といえばこちら。

イスハパーニライス
完璧な造形美溢れる至高のカレー。
丸ごと素揚げのジャガイモ、ニンジン、玉子、そしてアーチ状のカボチャ。
それらの旨みがが奥深い香りのスープカレーの中に溶け合い、
そして時にはそれぞれの個性を主張し合い、まさに至高の口福を演出してくれます。

ちなみに「イスパハーニ」とはバングラディシュの茶葉の名前。
スープや肉を煮込むのにこの茶葉を用いているのが名前の由来です。

さて、マレーシアといえば華僑の国でもあり、
エビチリによく似たこんなメニューもあるのです。

タマリンドプローン
プリプリのエビにタマリンドの酸味とチリの辛味が融合。
さらに最大限まで引き出された玉ねぎの甘みが加わり、
フレミングの法則の如く味に立体的なベクトルを生み出しています。


トムヤムソーセージ
人気の「スモークハウスTERA」のぶっといソーセージ、
それに人参・ジャガイモ・キャベツ・セロリ・ピーマン・トマトを煮込み、
レモングラス風味に仕上げたもの。
凄く美味しいけど、何料理なんだろう?

あ、祖師ヶ谷大蔵料理か。


ライスは新潟のコシヒカリ「仙見米」。
しかもこの日はまさに採れたてホヤホヤの新米が登場!
なんて贅沢な香り・・・


サンバルプタイ
マレー半島のジャングルに自生する豆「プタイ」と干しエビを、
ピリ辛の自家製サンバルと合わせた一品。
プタイ独特の食感が癖になりますね。


クーバーフォー
フォーと言いつつ、実は日本の素麺を使ったメニュー!
ニュルリとした煮麺の食感がクリーミィなソースそしてふんわりとしたコフタに絡みつき、
ちょっと食べたことのない料理に仕上がっています。
素麺好きにこそ食べて欲しい、新発見の味!

いやぁ、たくさんのメニューを堪能しました。
そのどれもがオリジナルにして、変幻自在。
それでいて全てが最高レベルの満足を与えてくれるのが、
このお店の凄いところ。

もし仮に私がtwitterとかで海原雄山と知り合ったとして、
「至高の店を教えてplz」とか聞かれたとしたら、
迷わずこの店を推すでしょうね。

間違いない。

迷いません。

さてところで、
馬来西亜マレーのもう一つの楽しみといえばマスターとの刺激的な会話。
この日も存分に楽しませてもらいましたよ。

ジャン!

かりん庭園直送の唐辛子。

それを使い、唐辛子の辛さの秘密に迫る実験を始めるマスター。

なるほどなるほど、

こうなってたのか…フムフム。

また一つ、賢くなりました!!


面白くてためになって、
美味しくて感動して元気になれる素敵な店、
馬来西亜マレーに今回も降参です!

ご一緒していただいたバナナメロンさん、ハニーレモンさん、Cygさん、
そして幹事のかりんさん、どうもありがとうございました!

あ、営業時間の変更があるようですよ。
みなさんお間違えなく!


☆☆☆初訪問時の記事☆☆☆

「馬来西亜マレー食べてない人はカレーブロガーを名乗れない」
byこすけ

・・・やっと、カレーブロガーになることが出来ました。

待望の「馬来西亜マレー」初訪問。

同行者はこすけさんと、同じく初マレーの聖流さん。
こすけさんがプロフ画像に使用するほど愛してやまないイスパハーニライスはマル必として、
今回の料理セレクションは全面的にこすけさんにお任せ!!

まず初めに出てきたのは看板メニューの一つ、
バクテー(肉骨茶)

豚肉スペアリブをスパイス&ハーブで煮込んだマレーシアの料理。
マレーシアは華僑の国でもあり、中華料理の影響が強いのですが・・・
そんな薀蓄も吹き飛ぶほどスパイスの香りが素晴らしく、

そして・・・凄く深い味が!!!
あぁ、この一品でこの店が只者でないのが判ります。

そして・・・出ました!

イスパハーニライス!!!
こすけ氏のプロフ画像でおなじみのこのメニュー、
いつも小さいプロフ画像で見慣れているせいか、実物の大きさにびっくり!!!
これだけで充分ディナーとなりうるボリューム!!!

一つ一つの具材のボリュームが凄い。
ジャガイモやニンジン、玉子なんて丸ごと一個ずつ入ってる。

そしてこの・・・造形美。

人間と大自然の共作アートといっても過言ではないでしょう。
イスパハーニとはバングラディシュの茶葉の名前。
スープや肉を煮込むのにこの茶葉を用いているのが名前の由来なのだそう。

具材を刻みながら、一つ一つ味わう。
辛さMAXでお願いしたためスープはかなり辛いのですが、
野菜の自然な甘みが凄く、辛さと甘さが融合した得も言われぬ味に仕上がっています。

なるほど、これか!!!
いろいろなことに納得。

これは紛れもないこの店のオリジナル。
スープカレーと呼ぶことも出来るのでしょうが、ジャンルに括るのにも抵抗がある独自の味。
マレーシアに行ってもこの味はないでしょう。
祖師ヶ谷大蔵名産の傑作料理ですね!

次に登場したのはこちら。

タマリンド・プローン!!!
非常に華僑料理的なビジュアルですね。
なんとも甘くて辛い!!!
(もちろんHotでお願いしたのですが)
エビチリという言葉では片付けられない、オリジナリティ溢れた料理です。ご飯にかけても最高!!!

今回食べてみて驚いたのは、一品一品のオリジナリティの高さ。
しかも一品一品まったく別の調理で、別のインパクトを具えているあたり、おそるべきポテンシャル。

そして・・・この店のインパクトは料理だけではありませんでした!!!

オーナーご夫婦との熱いトーク!!!
冗談抜きで熱い!

店、そして料理は総て、創る人の人格、想い、そしてバックグラウンドが滲み出るものですが、
思っていた通り、いや、思っていた以上、その想像をはるかに超える、
オーナーの引き出しの多さ、回転の速さ、そして見識の深さに感服。

話し込むにつれ、この店は間違いない!!!との確信は深まるばかり。

結果、真夜中の一時までご厄介に(笑)。

薫り高いチャイをご馳走になりました〜
いや〜超満足!!!
でも、もっと食べたい!!!もっと話したい!!!
メニューにはまだまだ魅力的な料理が並んでいたこともあり、
何度も通わなきゃいけない店になりましたね。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
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    18

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3位

サンサール 小岩店 (小岩 / ネパール料理、インド料理、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2012/08訪問 2010/06/18

ネパール家庭料理の最高峰。「サンサール小岩店」 -<カレー細胞>-

新宿でいちばん美味しいダルバートを出す店「サンサール」。
その、小岩にある本店の方へお邪魔してきました。

小岩駅の南口を出て、
フラワーロードと呼ばれる長〜い商店街を延々と突き進むと到着。

外観はとっても家庭的。

まさかこの店がネパール料理の
「超」がつく名店だとは、誰が気づくでしょうか?

店に入ると女性店主のウルミラさんが流暢な日本語でお出迎え。

しばし談笑したあと、お目当てのダルバートを注文すると、
ウルミラさんが
「じゃあ、今日はネパールの野菜を使いましょう!」と提案。
「是非!お任せします!」と私。

で、ネパールの野菜って、何だろう…?

程なく料理が登場。

ダルバート¥1575

お、これです。
ウルミラさんが言っていたのは。

フェンネルリーフのカレー

お口直しスパイスとしてお馴染みのフェンネル、
その葉っぱがふんだんに入ったカレーです。
シェフの一人がちょうどネパール帰りで、
その際に少量持ち帰ってきたという貴重な食材だそう。

ラッキー!

もちろんこれは初体験のカレー。
カレー全体を包み込む香りが凄くてとにかく美味しい!

はるばるネパールに・・・もとい、小岩に来た甲斐があるってもんです!

その他のメニュー構成は、

大根とニンジンのアチャール

たっぷり野菜とチキンのタルカリ

ダルカレー

サフランヨーグルト、
そしてライス

一品一品が非常に手が込んでいて感動。
日本向けにアレンジしたネパール料理ではなく、
まさに「リアルネパール家庭料理」なんでしょうね。

ライスはおかわり自由だったのですが、
もう一品気になったメニューがあったのでそちらを注文。

ウォー(Wo)¥475
豆で作ったネパール版お好み焼き。
サイズも手頃なのでサイドメニューにいい感じ。
食べてみましょう。

・・・

ウォー!!

これ美味しすぎます!

ふわっとしたお好み焼き風の生地から玉子がトロリ。
この美味しさは言葉ではうまく言えないので、
ビジュアルで伝えてみようと思います。

こんな感じの美味しさ。

お子さんを寝かしつけるため店を離れたウルミラさんに代わって、
シェフがサービスのチャイを持ってきてくれました。

甘くて美味しい。

料理はすべて文句なしに素晴らしい。
しかしそれにも増して、
一つ一つの接客にとても人間味があります。

ご近所からの家族連れと思われるお客さんもちらほら。

日本を代表するネパール家庭料理の店「サンサール」は、
それ以前に、小岩という町の人々に愛される地域密着のお店だったのですね。

サンサール小岩店
東京都江戸川区南小岩5-18-16ニューシャトレー103
TEL:03-5668-3637
営業時間:11:00〜14:30(L.O)11:00〜22:30
定休日:無休

↓一日一回。クリックはこちら

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4位

ヴェジハーブサーガ (仲御徒町、御徒町、上野広小路 / インド料理、インドカレー、カレー(その他))

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2010/08訪問 2015/06/19

史上最強のドーサ祭り。「ヴェジハーブサーガ」 -<カレー細胞>-

皆様、暑い夏いかがお過ごしでしょうか?

花火大会に、神社の夏祭り、盆踊りなど、
日本風情溢れるお祭りを楽しまれた方も多いかと思います。

が、私達にはそんな余裕はありません。
なぜなら、我々には我々の、インド風情溢れるお祭りがあるからなのです・・・

「2010夏のドーサ祭りinVHS」

ちなみにVHSとは「VideoHomeSystem」・・・ではなく、「ヴェジハーブサーガ」の略。

御徒町にあるベジ専門インド料理店です。

とかく日本人は「ディナーに肉か魚がないと、どうにも物足りないのでは?」
と思いがちですが、そんな心配は全くといっていいほど不要。

それは、このドーサ祭りを見ていただければわかる筈。
あ、「ドーサって何?」って思った人は、こちらをドーゾ。
但しこの日出てきたドーサはどれも珍しく、
なかなか日本では食べられないものですのでご注意を!

まずはパパド。

そしてスターターとしてラッサム。
なかなかスパイシーで好みの味です。

モール(Mor)
ハーブ、スパイス、岩塩を加えたヨーグルトドリンク。
これを置いているところは少ないですね。

テーブル席からは厨房の様子がよく見えます。

これは・・・

マサラドーサでしょうか。
最もポピュラーなドーサの一つ。
つまり、他のお客様用ですね(笑)

われわれのテーブルにはまだ、ドーサ以前のお楽しみがたくさん。

ダヒ・ワダ
ヨーグルトに漬かったワダ(豆ドーナッツというべきか?)。

最高にヘルシーで美味い!!

マサラ・ワダ
カリカリサクサクの衣と、スパイシーな具、その食感のコントラストが素晴らしいワダ。
私の大好物の一つ。
そもそも、私がこのワダを初めて食べたのは中目黒の南インド料理店「シリバラジ」なのですが、
こちら「ヴェジハーブサーガ」のメインシェフ、
ラジャさんはまさにそのシリバラジから移籍してきたお方。
もちろん、味も食感もドストライク!!!
これだけ食べて帰っても大満足です。

そのころ厨房では・・・・

これは・・・・噂に聞いたVHS名物の・・・・!

ラヴァ・ドーサ
セモリナを使ったドーサに野菜を加えたもの。
なんと言うか・・・
チョコレートに例えるならロッテの「紗々」みたいなビジュアルが食欲をそそります。
パリッとした部分とソフトな部分の食感の変化も楽しいですね。

ドーサには通常、チャトニと呼ばれるディップを漬けて食べるのですが、
この日はチャトニも超スペシャル。

ミントチャトニ
トマトチャトニ
ポディチャトニ
ココナッツチャトニ
ピーナッツチャトニ
ガーリックチャトニ
チリガーリックチャトニ
なんと、7種類のチャトニが登場!!!
一つ一つつけて食べても、ミックスしてもOK。
味の幅が無限に拡がりますね。
なかでも特に、ボディチャトニとガーリックチャトニは最高でした。

サンバル(野菜カレー)や、

ローズラッシーをいただいている間に、またまた厨房に変化が!!

これは・・・・一体どんなドーサなのでしょう???

と、どんどん紹介していきたいところですが、ここは食べログ。
お店のためにも、あんまり裏メニューをたくさん紹介するわけには行きませんよね。

珍しいドーサに興味のある方は、ブログの記事を見ていただくとして・・・

http://ameblo.jp/ropefish/entry-10624774313.html

とてもお勧めの店ですよ!

とだけ言っておきましょう。

  • (説明なし)
  • パパド
  • ラッサム
  • モール(Mor)

    17

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5位

インド富士 (東小金井、新小金井 / インド料理、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2010/09訪問 2010/09/07

スパイスまみれの霊峰。「インド富士」 -<カレー細胞>-

裏インド料理の某巨匠に「あそこはいい」と薦められ、
ずっと行ってみたかった「インド富士」に待望の初訪問。

破天荒な店名からは想像だにしない、シックな外観。

カウンターメインの店内は、空席以外はほぼ満席。
人気の高さが伺えますね。
「インド富士」って豪快な名前を付けるくらいだから、
さぞや迫力のあるマスターが待ち構えているのかと思いきや、
非常に繊細な感じの若き日本人マスターがもてなしてくれました。

手書きのメニューも味があります。
シモキタか吉祥寺あたりの良い雰囲気のバーのようですね。

ただ・・・
カウンターの背後には・・・

神々しくうねった富士の絵が!!!

この辺りには流石、スパイスの狂気を感じて素敵!

さて、メニューをざっと見てみると、
お酒&おつまみの種類がなかなか豊富。
なかでも素敵なお酒があったので頼んでみました。

インド富士サワー¥500

これがね・・・

激しく美味い!

絶妙な酸味と甘みで、いつまでも飲んでいたい誘惑にかられます。
タマリンドが入っていることはわかったのですが、
その他にも様々なスパイスが調合されている模様。
次来た時にも絶対頼みますね。これは。

おつまみはインドスナック。
この辺もきっちりと押さえています。

カレーのラインナップは日によって変わる様子。
3種のカレーが選べるこちらのセットにしてみました。

インド富士セットスペシャル¥1600
(カレー3種+サラダ+ライス+プーリ+デザート)
素晴らしいビジュアルですね。

ライスはバスマティ米使用。
プーリも柔らかい食感に巧く仕上がっており、
サラダだって非常に手をかけた感じがあります。

そして選んだ三種のカレーは…

夏野菜のサンバル

チキンカレー

オクラとジャガイモのカレー

いやぁ、南インドテイストバシバシですね。
どのカレーも非常にスパイシーなのですが、
尖がった辛さではなく、
スリランカカレーのように体内から暖まるタイプの辛さ。
しかもタマリンドの適度な酸味が加わって、
絶妙なバランスのカレーに仕上がっています。

思わず食べながらツイートしてしまったのですが、
「日本人の作る南インドカレーのなかで間違いなくトップクラス」だと。
そう思う次第であります。

天井からぶら下がる瓢箪。
実はスピーカーなのですが・・・
店内に流れる音楽に身を委ね、まったりと寛いでいると、
〆のデザートがやってきました。

自家製アイスクリーム
・・・・いや、これはクルフィですね。
爽やかにスパイシーなカレーとはうって変わって、
非常に濃厚かつクリーミィな味わい。

およそ「日本人の口に合わせた」という名の下、
辛さもスパイス感も妥協し、チープな仕上げに走る店が多い中、
この店は「日本人の口が感動する」味をしっかり追及し、
かつ実現している非常に志の高い店だと感じました。

かといって、過度にストイックかと言えばそうでもなく・・・・
ほら、壁にもこんな張り紙が。

とても愛すべき店なのでした。

インド富士
東京都小金井市東町4-37-15
TEL:080-3349-1979
営業時間:11:30〜14:0018:00〜22:00
定休日:水曜日

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  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

    13

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6位

ホルモン番長 (目黒、不動前 / ホルモン、鍋(その他)、居酒屋・ダイニングバー(その他))

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2010/04訪問 2010/04/17

ラスト迫る!目黒アンダーグラウンド伝説に立ち会え!「ホルモン番長」 -<カレー細胞>-

素晴らしすぎて人に紹介しない店、というのがあります。

一般的でない故に広く紹介するのを躊躇う店、というのもあります。

私が通っていたこの「ホルモン番長」はその両方の条件を併せ持つ店。

・・・今回、とある事情により、その封印を解いての紹介です。

激辛好きの私ですが、
メーター振り切りの辛さでありながらなお、
辛いゆえの旨さを引き出せる店というのは殆どないもの。

その点においてこの「ホルモン番長」は、
向かうところ敵無しの最強店といえます。

店名にある通り、看板メニューは丸腸を使った独特のホルモン鍋。

しかしこの店の真骨頂は、
センスで勝負の「無頼派料理人」にしてミュージシャンの「番長」が繰り出す、
独創的な料理の数々。

しかも客の嗜好にあわせたその変幻自在な技は、
例えば激辛好きの常連(つまり私)がいるとなれば、
とことん激辛激旨新メニューを次々繰り出してくるというような、
サプライズを毎回もたらしてくれます。

・・・目黒のアングラグルメシーンを牽引してきたこのお店ですが、

実は、とうとう閉店の足音が聞こえてきた様子。

グルメな隠れファンが多いこの店。

しかし、隠れファンゆえに、自身のブログや食べログなどに紹介してこなかったこの店。

賛否両論分かれて当然の個性ゆえ、食べログ評価がずっと驚くほど低かった驚異の店。

このまま静かに幕引きをさせるのは忍びない!

ということで、情報解禁に踏み切ったわけ。

目黒最強伝説を見届けるため、
この日集まったメンバーも豪華。

この店の隠れ常連にしてグルメブログ界の巨匠T@kaさん、

カレーといえば「カレー侍」のsamuraiさん、

激辛最強伝説を紡ぎつつある元スイーツブロガー、夢見うさぎさん、

著書がAMAZONで部門一位を獲得するなど活躍中のフードコンサルタント、
しはいにんさん、

飲んだくれ詩人にして古本BARの「火曜日の女」うかれぽんちさん、

幻の東京スープカレー職人メラさん、

そして私。

この日集まった我々のために、
南アジア系の料理も用意してくれた番長は流石。

さあ、人類補完計画のクライマックスです!!!

●特製チャンジャ
「日本一辛い」京都の黄金唐辛子を用いたチャンジャは麻薬的な味。
黄金唐辛子に加え、ピッキーヌ、ハバネロといった。
世界3大激辛唐辛子をミックスした三色バージョンが登場したことも。
未だかつてここのチャンジャを超えるチャンジャは食べたことがありません。

●バングラディッシュ風チキンマサラ
今回のスペシャル。
カレー味のチキン。
チャンジャと食べると辛旨さが倍増します!
この店でしか体験できない味ですね。

●ピッキーヌ餃子
ごく最近開発されたお気に入りの超絶メニュー。
ただでさえ餃子専門店より旨い餃子の中に、
これでもかというほどピッキーヌが入った悶絶モノの一品。

しかもかけるラー油は・・・

番長特製ラー油。
昨今のラー油ブームを一蹴する仕上がり。
なんてったって・・・

なかにピッキーヌやニンニクなどの具材がどっさり!
「食べる」激辛ラー油なのです。

ピッキーヌ餃子に番長ラー油を贅沢にかけます。

旨い!

辛い!

旨い!

辛い!

あまりの旨さに餃子は一瞬で無くなったのでした。

●博多豚足
豚足嫌いの人に「ここの豚足だけは美味しい」と言わしめる逸品。

食べ方にはルールがあります。
一味とポン酢で食べるのがミソ。

●ハリハリサラダ¥600
レギュラー定番サラダ。

●ハツ刺¥700
専門店より旨いハツ刺。

●レバ刺¥900
専門店より旨いレバ刺。
韓国風ゴマダレが絶品。

●ヤリイカのフェ(韓国風刺身)¥800
マジェマジェして食べましょう!!
ピリ辛です。

●玉子のボッタ
ジブリ映画のような名前ですがバングラデシュの家庭料理。
ボッタとは「練り物」的な意味で、
「ジャガイモのボッタ」「ナスのボッタ」などバリエーションもあります。
マスタードの香り付けに用いているのは・・・

このインド製マスタードオイル。
どこで仕入れたんだろう・・・?

●伝説の虎マッコリ
このマッコリは最強。必ず飲むべし。

●黄金ウォッカ
黄金唐辛子をウォッカに漬け込んだ激辛口のお酒。
美しい・・・
これも飲む価値あり!!!

●牛タンステーキバルサミコソース¥1600
ただのアングラではなく、
こういった一品料理もだせるのがこの店。

●ジャガイモのポリアル
今回のスペシャル南インド料理。
クミン、マスタードシード、ヒング、カレーリーフ等、
テンパリングした油で香りをつけて蒸し煮にしたもの。

●バングラディッシュ風サラダ
ちょっと酸味のあるサラダ。

●日本一美味しいピザ
この店には数多くの日本一がありますね。
焼けたチーズが美味しい!!

そして・・・

こちらが名物「ホルモン鍋」。
上に乗っている茶色い物体は・・・

通称「キューブ」。

激辛好きの私のために開発してくれたようなメニュー。
ユズや唐辛子が見えるでしょうか。
このキューブがあれば、
旨みを増幅しながら辛さを極めてゆくウルトラCが可能です。

激辛の変態たちは鍋に何個も入れるようですね。

・・・おっとくしゃみが出た。

ぐつぐつと煮込まれた鍋は、ブラックライトで黄金色に輝く神々しさ。

人呼んで「光る鍋」。

辛く、しかし旨く。

おそらく他のどの店のホルモン鍋ともまったく違う、
オンリーワンの鍋。

これを食べると、
どんなに辛さが苦手な人でも辛さに覚醒するという実績さえあります。

人間の人生を変える鍋。

この鍋が食べれるのもあとわずかな時間かもしれません・・・・

そのほかにも記憶に残るメニューがたくさん・・・

そうだ、ハバネロの肉詰めも強烈だったなー・・・

目黒アンダーグラウンドの生ける伝説「ホルモン番長」。

あと一ヶ月ほどで消滅するという話も真実味を帯びてきて・・・

まだ体験していない人も、いまならまだ間に合う。

伝説の証人となるべく、目黒へと急げ!!!

ホルモン番長
東京都目黒区下目黒1-3-28サンウッド目黒B1F
TEL:090-7159-3045(番長の携帯)
営業時間:18:00〜翌4:00(L.O.翌3:50)
定休日:無休(但し突然閉店の危険性アリ)

※予約の際には「ropefishの記事を見て」と一言言えば、
辛さアップをしてくれると思います。多分。

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7位

マドラスキッチン (三宮(神戸市営)、三宮(阪急)、三ノ宮(JR) / インド料理、インドカレー、アジア・エスニック料理(その他))

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2012/07訪問 2015/12/19

失神レベルの南インド。「マドラスキッチン」 -<カレー細胞>-

日本ナンバーワン南インド料理店。

相変わらず「東京から」通っております。

2011年は5,6回行ったかな?

辛い、酸っぱい、甘い、香ばしい、それぞれのベクトルへのメリハリが素晴らしいお店。

クワーッと辛いハイデラバディービリヤニ、
少し酸味があるドーサとフレッシュなココナッツチャトニの妙、
フワッとしたメドゥワダにカリッとしたマサラワダ、
体の中から温まるスパイシーなラッサム、
絶妙な焼き物の数々、スパイス感ビシバシのカレーの数々、
そしてサフランの香りも感動的なクルフィに、
心を癒すマドラスコーヒー・・・・

あぁ、どれもこれもお勧めです。

*********************************

(2011年12月再訪記事はこちら)
http://ameblo.jp/ropefish/entry-11121379910.html

(2011年4月再訪記事はこちら)
http://ameblo.jp/ropefish/entry-10862402195.html

*********************************
(初訪問時の記事)

突然、神戸にある南インド料理店、
マドラスキッチンに行ってきました。

インド料理屋が密集する神戸、生田ロード界隈でも、
やはりほとんどの店が北インド料理。

2007年に誕生し、美味しい南インド料理で評判のここ、
マドラスキッチンには是非一度足を運ばねばと思っていたのです。

生田神社の丁度北側に店はあります。

中に入ると、想像していたよりもうんと小さな作り。

ネットや雑誌の情報で勝手にイメージして訪問すると、
びっくりするほど小さな店だった・・・
小さな飲食店が多い神戸では良くあることですね。

まずはビールを注文。

コブラビール¥600

正直、初めて目にするビールです。
聞くところによるとインド人がイギリスで作っているビールだそうで、
関東ではほとんど流通していないのだとか。

かなりさっぱりした飲み心地のビールです。

南インド出身の店員さんが達者な日本語で接客してくれます。
東京からやってきたことを告げると、
自分も東京の店を渡り歩いてきたのだとうれしそうに話してくれました。

ケララバワンのサッシーさんはじめ、
東京の南インド料理店は知り合いがいっぱいとのこと。

ダクシン、アーンドラキッチン、ダバインディアといった名前がどんどん出てきます。
やはり名店同士はつながっているものなのですね。

いきなり話が盛り上がったところでサービスの品が。

確か『コルモラ』とかいう名前でしたが、
メキシコのトルティーヤのようなスナックです。
酒のつまみに最高!

メニューには魅力的な料理がたくさん。

各種ワダも充実。

ドーサもかなり旨そう!

ナンやタンドリーチキンなどの北インド料理も扱ってます。

・・・とはいえ、やはり初志貫徹。

今日はこれを食べようと決めてきたのです!

マドラス・ノン・ヴェジ・ミールス¥2500

美しいビジュアル!
テンションあがりますね。

内容は毎日少しづつ変わるようで、
この日のメニューは、

ラッサム(スパイススープ)
ライス(短米)
アパラム(豆せんべい)
チキン・キーラ・コランブ(チキンとほうれん草のカレー)
マドラス・ミーン・コランブ(魚のちょっと辛いカレー)
チェンナイ・クルマ(ニンジン・豆・ジャガイモなどが入ったココナッツのカレー)
レモンピクルス
パヤサム(ライスとミルクのスイーツ)
タイユル(ヨーグルト)

というラインナップ。
豪華すぎますね!

しかもライスとラッサムはおかわり自由!

こちらがチキン・キーラ・コランブ

そしてこちらがマドラス・ミーン・コランブ
魚はタラのようです。

もちろん手食。
いきなり手食しても変な目で見られたりしないのが、
神戸という街の懐の深さですね。

いろいろ混ぜながらバクバク食べたのですが、

正直言って・・・

相当美味しいです!

一品一品は非常にシンプルかつ素朴な味なのですが、
そのバランスがとてもよく、
何を混ぜても魅惑の味へと進化します。

ご飯もバスマティなどの長米ではなく、
日本と同じ短米(南インドでは短米が一般的)なのですが、
その炊き加減がまた丁度いい!
さりげない部分でも高ポイントです。

さすが関西南インド料理の雄ですね!

当然期待して行ったわけですが、
その期待を上回る満足度です。

極めつけはこちら。

レモンピクルス

ごろっとしたレモンが入っていますが、
そのレモンがまたスッパ辛くて最高!
これはかなり好きな味です。

結局ライスは二回おかわり、
ラッサムも一回おかわりしてしまいました。

最後は・・・

全てを混ぜ混ぜして雑炊状態。

やっぱり美味しいー!



超お腹いっぱいです(笑)

デザートのパヤサム(ライスとミルクのスイーツ)と、
タイユル(ヨーグルト)

こうなったら食後はやっぱりコーヒーですね。

マドラスコーヒー

ミルクを泡立てたコーヒーの上に・・・

ココナッツパウダーがかかっています。

ホッとしますね。

店員さんとの会話も楽しく、
正直動きたくなくなってしまいました。
(実際にはお腹いっぱいで動けないとも。)

ふと、店の奥に目をやると・・・

インド映画のスーパースター、ラジニカーントさんから開店祝いのメッセージが!!!
分かります?この凄さ。
ちょっと驚きです。


美味しくて、楽しくて、あったかい。

なんとも心地の良い南インド料理店でした。

  • マドラス・ノン・ヴェジ・ミールス
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • コブラビール

    27

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8位

Bumblebee (本町、阿波座、西大橋 / インドカレー、カレーライス、カレー(その他))

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/11訪問 2016/04/13

Japanese Curry Awards受賞!輝ける孤高の獣。「バンブルビー」 -<カレー細胞>-

スパイスカレーの華やかな盛り上がりが注目される大阪で、
全くぶれることなく、孤高のスタンスを崩さないレジェンド。

「バンブルビー」

異常なまでの存在感。
異様なまでの迫力。
そして、軽い気持ちで食する者みな、大地に突っ伏せるほどの破壊力。

まさに、大阪が生んだ最強カレー。

そして戦慄するのは、それが「体に良いカレー」として作られたものであるという事実。

今回5年ぶりの訪問ですが、そのヤバい空気感には微塵のブレもございません。

スパイス瓶とともに並ぶ真空管アンプも現役。

★SP ジビエ3兄弟版3色カレー ¥1600
(山羊・ラムレバー・馬肉キーマ)

やはり「バンブルビー」といえばこれでしょう。
獣・獣・獣のカレーですよ。
5年前にオーダーした際には、馬・猪・山羊だったのが、猪の代わりにラムレバーとなっています。
しかし、相変わらず真っ黒すぎて、どれがどのカレーか全くわかりませんね・・・

けれど、変わらない独特の盛り付け・・・家紋のような、秘密結社のマークのような・・・は見事。
雑穀米に乗せられたキノコと野菜のスパイス炒め、各カレーの間に添えられた花・・・

普通カレーに花なんか添えちゃったらラブリーPOPになりそうなもんですが、
ここに限っては「薔薇の葬列」やら「血とバラ」とか、ヤバさを増幅する装置にしか見えませんぜ。
(ちなみにこの花、食べられます)

食べてみましょう。
ヤバい辛さがズシッときます。
ズン!ズン!ズン!とボディブローが入ります。

昨今トレンドの大阪スパイスカレーの多くは、スパイスの刺激と香りは強いものの、舌触り滑らか食後感爽やかなカレーだったりするのですが、
「バンブルビー」のカレーの迫力は、ちょっと他に比較するものがない領域・・・・

これが「体に良いカレー」とは未だ信じがたく・・・・

しかしその中でも新参のラムレバーは食感にも変化があり、意外にイケましたよ。


★チャイ ¥300

食後は必ずチャイを頼みましょう。
何故ならここのチャイ、粗挽きスパイスがジャリジャリ入った、これまた国内最強級にストロングなチャイなんですから。
メタクソ旨いですよ。
そもそも、そんじょそこらの優しいチャイだと、カレーのハードな余韻に掻き消されてしまいますからね。

いやぁ、やはり大阪最強カレーの迫力は、尋常じゃなかった。

実はこの訪問の後、Japanese Curry Awardsの選考があり、私はこの「バンブルビー」を推薦させていただいたのですが、
この年から参加した関西審査員の方々もこのお店には並々ならぬ敬意を払っており、晴れて「Japanese Curry Awards2015」を受賞!!

2016年には丁度10周年を迎える「バンブルビー」、これからもアクセル全開で、孤高の輝きを放ち続けてくださいませ!


**********2010年6月訪問記事*************

噂には聞いていたのです。

「凄いカレー屋がある」

「物凄くアングラなカレー屋がある」

しかし、訪問の機会がなく今日に至るその店。

なぜなら、営業時間が11:00〜16:00のたった五時間、
しかも日曜日が定休ときたら、東京在住の民にはちとハードルが高い。

しかしようやく、念願かなって訪問することができました。

「バンブルビー」

最初に言っておきますが、強烈です。

強烈としか言いようのない店です。

開店時を狙い、朝11時の訪問。

店に入ると、客席には食器が山積み。
かなり個性的な風貌のマスターが話しかけてきます。
「すみません。準備が遅れてて・・・座ってお待ちください。」

ほう。時間通りに開店しないという噂どおりだ。

しかしマスター、もっとヤバいイメージを持っていたんだけども、
案外低姿勢だなぁ。

・・・待つこと20分。

一向に開店する気配なし。

しかしその頃、
女性店員が出勤してきて、てきぱきと準備を開始。

それからはものの10分で晴れて開店!!

感心したのは実際に開店した11:30頃にお客がゾロゾロと入店してきたこと。
なるほど、地元の常連はその辺、よく分かってるんですね。

開店と同時に流れる、エスニックトランスな音楽。

ん?真空管アンプ!?
凄い。よく見ると店内にはシタールも置いていますね・・・
ディープな世界が幕を開けます・・・

早速カレーを注文。
メニューを見てみましょう。

とり肉カリー¥700
キーマカリー¥800
山羊カリー¥1000
三色カリー¥950

・・・・・・・せっかくなので一番スペシャルなのを頼んでみましょう。

カウンター席から厨房の様子がよく見えます。
怪しげな音楽に身をくねらせながらカレーを作るマスター。
物凄い煙。
いや、これはただの煙ではなく、スパイスを焙煎している煙なのです。

時折、スパイスを焙煎する鍋を覗き込んでは、
目をしばたかせ、揺れるマスター。

・・・この人、スパイスでラリってるよ・・・・・

いや、こちらのカウンター席までスパイス煙は届いてきます。
卒倒しそうに濃厚な気化スパイスが、毛穴から全身に進入してきます。

うむ。食べる前から、スパイシー。

なるほど、一日5時間しか営業しないその訳、よく分かります。
仕込みの手間、そして揮発性スパイスを扱うには5時間が限度・・・なのですね。

店内がトランス状態になりかけたその時・・・
出てきました!!!

Spジビエ三兄弟版三色カリー¥1400

Spジビエ三兄弟とは、山羊、猪、馬のこと。
そんなカレー、さすがに食べたこともないですね。

ライスは白米か玄米が選べたので、玄米をチョイスしてみました。

もわ〜ん・・・

物凄いスパイスの香り。
三種の野獣の肉を区分けする花のカラフルさがまた、
トランスを助長しますね。

1.山羊カレー。
まろやかでな食感のカレー。
スパイスの強烈な香りで肉の臭みは消えていますが、
山羊独特の風味は健在。
これ、絶妙なバランスですね。

2.馬カレー。
ミンチ(関東ではメンチ)された馬肉に、
漆黒の深煎りスパイスが染み渡り秀逸。

3.猪カレー。
馬同様、ミンチ肉を深煎りスパイスに融合させたカレーですが、
おや、入っているのは栗、しかも、甘栗ですね。
「カレーに甘栗とは、珍しいですね。」と言うと、
「猪の大好物は栗ですから。」とのこと。

むふう・・・

こうして三種の獣のカレーを順々に食べていくわけですが・・・
ジワジワジワ・・・・っと、

辛いっ!!!

デリーのカシミールにも似て、
それをはるかに上回る辛さと、
似て非なるスパイスの強烈なパンチ力を備えた、
非常に攻撃力の高いカレー。

しかし・・・・

美味いよ!!

今までどこでも体験したことのない美味さ。

まさに孤高の境地!!!

カレーの中央にはインゲン野菜のごま和え。
この辺りの気遣いからもわかるように、
ただ単に、スパイスの暴力をかざす店ではありません。

食後にはチャイで一服。

むっ!!!!!

このチャイも只者ではないッ!!!
ショウガが強烈に効いて覚醒マックス。

想像を超えて個性的。

想像を超えてハイレベル。

最後の最後まで、ノックダウンされまくりのカレーランチでした。

Bumblebee(バンブルビー)
大阪府大阪市西区西本町1-14-2住吉ビル1F
TEL:06-6534-0894
営業時間:(本来は)11:00〜16:00
定休日:日曜日

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  • SP ジビエ3兄弟版3色カレー(山羊・ラムレバー・馬肉キーマ)
  • SP ジビエ3兄弟版3色カレー(山羊・ラムレバー・馬肉キーマ)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

おらが茶屋 (山陽須磨、須磨寺、須磨 / カフェ・喫茶(その他)、カレー(その他)、喫茶店)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2012/01訪問 2012/07/12

”独特のカレーと濃いコーヒー” 「おらが茶屋」 -<カレー細胞>-

2012年、おばちゃん引退につき、独特のカレーはここでは食べられなくなりました。
私をカレーの道へと導いてくれて、ありがとうございました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


兵庫県神戸市須磨区「おらが山」山頂。
ここには日本カレー界の知られざる天竺があるのです。

※ここまでの流れはこちらを参照。
「2010年カレーの天竺への旅。」
http://ameblo.jp/ropefish/entry-10425226266.html

山頂の展望台、その二階にあるレストラン「おらが茶屋」

「独特のカレー」「濃いコーヒー」
この2つの言葉にはとても深く、とても重要な意味があるのです。

・・・時は遡り、1980年代。

港町神戸、新長田駅前商店街にとても美味しいカレーを出す店がありました。

その店の名は「印度屋本店」

店の謳い文句は「独特のカレーと濃いコーヒー」。

ちょうど某高校の通学路でもある場所柄、
そのあまりに美味しいカレーとコーヒーに魅せられ、とりこになった学生が何人いたことか。

この私もその一人でした。

毎週毎週通い、サービスポイントを貯め・・・
このお店は私の「行きつけの店」第一号になりました。

店はおばさんが一人で切り盛りしていたのですが、
何せ古い商店街、しかも長屋作りの店。
私が食事をしているときにも何度か、
「土地を明け渡してくれ」というような交渉をしに来る人を見かけたことがありました。

それでもおばさんは変わらず、美味しいカレーとコーヒーを出し続けていたのです。

その後、私は地方の大学へと進み、その後東京に就職。
多忙な仕事ゆえ、神戸に帰りこの店を訪れることもなく、時は流れてゆきました。

・・・そしてその日がやってきたのです。

1995年1月17日。

阪神・淡路大震災。

東京でニュースを知った私は一週間後、神戸へと戻り、思い出の新長田の地を訪ねました。

しかし、そこに広がっていたのはただ、焼け野原。

商店街は跡形もなく消え、ただ真っ黒に焼けた木と、瓦礫が地面に転がっているだけ。

この印度屋本店も、看板の端が少し確認できるほかは何も残っていない状態になっていたのです。

・・・それから私は、東京でカレーの食べ歩きを始めました。

何百というカレー屋をめぐり、
カレーという食文化の広さ、奥深さについて、次々に新しい体験をしてきました。

・・・しかし、私が始めてカレーに目覚めたあの「印度屋本店」の味だけは、どこにもなかったのです。

私はカレーを食べたあと、必ずコーヒーを頼みます。

「世界で一番美味しいコーヒーは、カレーを食べた後のコーヒーだ。」
が私の持論です。

もちろん、「印度屋本店」でカレーを食べたあと飲んだ、
「濃いコーヒー」の味がめちゃくちゃ美味しくて忘れられないからに他ありません。

・・・そんなある日、ネットで「印度屋本店」の行方を探していたところ、

見つけたのです。

この「おらが茶屋」を。

そして、「独特のカレー」と「濃いコーヒー」という謳い文句を。

・・・絶対、行かなければ。

しかし、山の上というロケーションに加え、
土・日の朝6:00〜15:00までという限られた営業時間(カレーは11:00〜)制限もあり、
また、ぶらっと行ってちゃらっと食べるのではなく、
きちんと特別な日に食べようという思いもあって、
いままで一度も訪れず仕舞いだったのでした。

・・・そして今、ついにその「おらが茶屋」へ。

年末、事前に営業確認の電話を入れたところ、
なんと1月1日元旦の朝6時から営業しているとのこと。

凄い気合です。

二階に上がると、テーブル7席の落ち着いた雰囲気の店内が。

そしてやはり、あの、
新長田で「印度屋本店」を切り盛りしていたおばさんが、
20年以上の時を経てもまったく変わらず注文を聞きに来てくれたのです。

東京から正月にあわせて来たこと、

なんとか東京で頑張ってやっていること、

おばさんのカレーがきっかけで今もカレーを食べ歩いていることなどを告げると、

おばさんは本当に喜んでくださいました。

新長田時代のお客さんたちが、今も頑張っているのを見るのが嬉しいと。

やはり私と同じように、昔の常連さんが訪ねてくることもあるようで、

新長田時代は本当に大変だったけれども、

本当に幸せな経験だったとともに、

あの頃鍛えられた経験があるからこそ、
多少のことがあっても乗り越えられる気力が身についたのだとも。

そんなおばさんが昔と変わらず作ってくれたカレーがこちら。

独特カレー¥750

ドーナツ状に盛られたスパイス感たっぷりのドライカレーにカレールーをかけ、
真ん中の穴に生卵を落とした独特のスタイル。

「印度屋本店」ではこの独特カレーと、
もう一つ辛さが選べる通常のカレーライスがメニューにあったのですが、
この日はメニューにありませんでした。

なお、写真をとる前に思わず一口食べてしまったので、
生卵が崩れていますが、そこはご愛嬌で。

・・・味は昔と変わっていません。

見事です。

東京中を食べ歩き、しかしどこにもなかった味。

家庭的でありながら、家庭では作れない味。

その味に再び出会うことができました。

しかも、山の頂上で。

口の中に独特のスパイス感が広がります。

その余韻を残したまま、
こちらをいただきます。

昔ながらのコーヒー¥350(カレーとセットで¥900)

スパイスの残り香と濃いコーヒーの香りが混じり、口の中に広がります。

これこそ、私がかつて魅了された最高のコンビネーション。

カレーを食べ終わってからも、おばさんとの楽しい会話は続きました。

震災の頃のお話、

この茶屋に移った頃のお話、

カレーライスを再び出すに至った話・・・

最後に一緒に記念写真を撮らせていただき、

さらに素敵なサービスをいただいた後、

再訪を約束して店をあとに。

店の上には展望台。
驚くべきことに、360度神戸の全景が見渡せる最高のロケーション。

舞子・淡路方面。

須磨側に続く尾根。

三宮、大阪方面。

すこし空気がもやっているのは大陸からやってきた、
季節はずれの黄砂なのだそう。

しかし、ここまでの絶景は、神戸でも指折り。
新長田の古い商店街にあった「印度屋本店」は今、最高の一等地へ。

私のカレーの原点は、名実ともにカレーの頂上になっていたのです。

2010年の始まり。

不況など、暗い話題が蔓延する世の中ですが、
そんな小さいことをすべて吹き飛ばしてくれる、
最高のカレー初めでスタートを切ることができたようです。

おらが茶屋
兵庫県神戸市須磨区西須磨寺公園立原谷1-1
電話:090-8192-3793
交通手段神戸市バス75系統 高倉台1丁目下車徒歩10分〜20分
営業時間[土・日・祝のみ]6:00〜15:00
(カレーは通常11:00〜限定20食)

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