2回
2014/09 訪問
クローブがガツンと効いたスパイシーなスリランカカレーがいただけるお店
<お店について>
以前はカリリーヴスというスリランカ料理店だった場所にできたスリランカ料理と南インド料理を扱うお店。
3階建ての建物の1階が駐車場で店舗は2階部分。
道沿いに立つ看板には、アラビア語のようにも見えるデザインで書かれたCojiCojiという店名と、
スリランカの国花であるハスの花の絵が。
看板の一番上には"錫蘭食堂"と漢字で書かれており、
おバカな私はここで初めて、スリランカの漢字表記が"錫蘭"だということを知りました。
ちなみに、店名の"CojiCoji(コジコジ)"という言葉に深い意味はなく、
言葉の響きやお客さんが覚えやすい名前ということで付けたそうで、当然さくらももことは無関係。
"Cosi Cosi(コジコジ)"ならイタリア語で"まぁまぁ"とかそんな感じの意味ですが、スペル違うし。
あとはてっきりオーナーのお名前が○○コウジさんとか言うのかと思ったのですが…これも違うのかな。
・駐車場
店舗1階部分に2台分。
3台分とめられそうに見えますが、こちらのお店のお客さんがとめて良い部分は向かって左側の2台分のみ。
高さがないのでハイルーフ車は駐車できないでしょう。
他に50m程離れた場所(店舗の右手)にも第二駐車場があります。
・喫煙/禁煙
未確認。
ただ入口の外に灰皿があったので、店内は禁煙の可能性あり。
・席構成
4名がけテーブル3卓、6名がけ1卓、カウンター4席。
カウンター席は物置化されていましたので、基本的には使用していないのかも知れません。
・店内の様子
ランチタイム、壁に掛けられた大型液晶テレビにかかっていたのはインドのミュージックビデオではなく、
日本の民放番組。
窓際のテーブル席(2卓)はそれぞれアジアンチックな布で囲まれて、個室風になっています。
ディナータイム、間接照明で照らされた店内は雰囲気も出ています。
・その他
日曜日のランチタイム、スタッフは推定30代の日本人男性1名とスリランカ系の男性シェフ1名の2名。
シェフはこちらのお店で腕をふるい始める前は石下のランディワにいらした方。
(逆に以前の店舗カリリーヴスのシェフが現在腕をふるっているのはランディワ。)
<ランチメニュー>
・カレーランチセット(カレー1種+サラダ+ナンorライス+セイロンティ)…670円
・ペアカレーランチセット(カレー2種+サラダ+ナン+セイロンティ)…840円
のカレーセットがランチタイムのメインメニューのようで、土日でも注文可能。
「カレーランチセット」は多めのカレーが1種類。
「ペアカレーランチセット」は少なめのカレーが2種類。
2012年9月のこの日選べたセットのカレーは、
・スリランカチキン
・スリランカえび
・スリランカポテト(スリランカじゃがいもカレー)
・インドチキン
・インドえび
・インドバターチキン
の6種類。
辛さは、普通(辛さなし)、中辛、辛口、激辛の4段階から選択可能。
さらに、
・ナンをチーズナンに変更…+100円
・ドリンクをミニラッシーに変更…+50円
・ナンおかわり…100円
・ライス大盛…無料
等の微調整も可能。
また、「本日のサイドメニュー」ということで、
・フライドライス…840円
・チキンコットロティ…840円
・ビリヤーニ…995円
もありました。
<料理>
2014年9月 日曜のランチタイムに訪問
2014年9月16日頃よりメニューが一新され、よりスリランカ色の濃いメニューとなりました。
■豪華版スリランカプレート…1380円(税込)
卓上のメニュー表には
・チキンカレー
・オイスターカレー
・カダラパリップ
・Mixvegeカレー
・ポルサンボル(生)
・カンクンテルダーラ
・キャベツのマッルン
・青もののサンボル
他
と書いてありましたが、出てきたのは微妙に違っていた気がします…が、
スリランカ料理に詳しくないので合っていたのかも知れません。
なお、配膳時にはスタッフから1つ1つ説明があるのですが、おバカなので覚えられず…。
とりあえず、チキンカレーとオイスターカレー、ハーバルスープの3つがカトリに入っており、
バナナの葉の上に直盛りされたバスマティライスの上に、
カダラパリップ(キマメではなくチャナダルと思われる豆を使用したカレー)や
Mixvegeカレー(ジャガイモメインのカレー)、カンクンテルダーラ(空芯菜のスパイス炒め)、
キャベツ(?)のマッルン、生のポルサンボル等8種類のおかずがのり、
中央にはパパダムが刺さっています。
あらかじめステンレス製のフィンガーボウルが出てくることからもわかる通り、
スプーンではなく手で食べるのがオススメの食べ方とのこと。
カトリに入ったカレーは容器の1/3程と量は少ないものの、
チキンカレーはジューシーな鶏もも肉とブラックカルダモンの爽やかさが効いていて美味しいですし、
オイスターカレーは牡蠣1粒ながらも出汁がとても良く出ていてこちらもとても美味しい。
おかずを少しずつ混ぜたり混ぜなかったり組み合わせを色々と変えながらいただくと、
チリの辛味やココナッツの甘味、和を感じさせる鰹味といったそれぞれの素材の旨味がミックスされ、
口に運ぶたびに異なる味わい、食感が楽しめます。
ちなみに、バスマティライスのおかわり無料♪
なので大食いさんでも満足できます。
私の場合、手で食べることに慣れていないため完食まで時間がかかり、
おかわりせずとも十分お腹も満たされましたが。
ランチ価格としては決して安くはありませんが、食後の満足度の高い料理だと思います。
■スリランカプレート(カレー1種、ハーバルスープ、野菜料理5種)…980円(税込)
「豪華版スリランカプレート」の品数を減らしたのがこちらのメニュー。
なので「豪華版スリランカプレート」にはないものは出てきません。
メニュー表には、
・本日のカレー
・ハーバルスープ
・豆のキラタ
・野菜カレーやキラタ
・野菜のココナッツ炒め
・野菜のスパイス炒め
・野菜のさっぱりレモン和え
…と書いてあり、出てきたのはチキンカレーやMixvegeカレー、カダラパリップ等。
「豪華版スリランカプレート」と比べてしまうと当然物足りなさはあるものの、十分な料理。
しかもこちらもバスマティライスのおかわり無料ですから、お腹は満たされます。
「豪華版スリランカプレート」との差が400円あるので、難しいところかも知れません。
■バターチキンカレー(カレー、ナンorライス、サラダ、パパダム)…学割750円(通常840円)
カレーはステンレス製ではなく趣のある陶器の器に並々と入っています。
そして表面には、バターの塊がドンっと豪快に。
トマトベースのとてもフルーティなカレーで、辛味はほぼなし。
バターを溶かしてからいただくとまったり濃厚な味わいに。
カレースプーン大の鶏のもも肉も数個入っており、量も多く満足度の高いカレー。
ナンは薄手ですが表面積の広さは近隣一ではないかと。
以前より明らかに広くなっており、登場時のインパクトは大。
私のような厚手でもちもちとした食感の日本人向けナンが好みの方には今ひとつかも知れませんが、
カレーが濃厚ですし健康を考えるとこれくらのナンの方が良いのかも知れません。
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2012年12月
卓上にチリペーストが置かれていました。
前回サービスでいただいた干しエビが大量に入った「サンバル」の辛い版のような、
とにかくエビエビエビっ!な味わい。
香ばしくてとても美味しく、やはりご飯が欲しくなりました。
■ビリヤニ…1050円
香りの良いバスマティ米で作った炒めタイプのビリヤニ。
取手のハリオンのような2層タイプではありませんが、
鶏肉やジャガイモ、カシューナッツがたっぷり入っており、特にカシューナッツのコリコリとした食感とまったり感が素晴らしい。
クローブと黒コショウが結構効いたスパイシーなビリヤニで、
チリはあまり効いていませんので、即効性がある辛さというより身体の内側からジワッと熱くなる辛さ。
そしてバスマティ米の上にのっていたのはフライドオニオンとパクチー。
フライドオニオンはカリカリとしていて甘くて美味しいですし、パクチー好きなので生パクチーが幸せなのは言うまでもなく。
玉子はてっきり半熟かと思いきや、完熟。
半熟卵好きな私は、黄身がとろっとした半熟卵をライスと混ぜ混ぜして食べてみたかったかな…
と思ってしまいますが、生卵を食べる文化があるのは日本くらいだと言いますから、
まぁ、これは仕方ないのかも知れません。
■コットロティ(チキン・辛味なし)…930円
以前他店でいただいたコットロティを子どもがとても気に入って食べていたので、
これも食べるかも…と思い、"辛味なし"でお願いしました。
辛さの調節が効くのは、小さな子連れの我が家や辛いものが苦手な人には嬉しいサービス。
ロティを鶏肉やタマネギ、ニンジン、ピーマン等の野菜や香辛料(もしくはカレー)で炒めた、日本で言うところのそば飯のような料理…
なんて言ったら怒られるかも知れませんが、焼きそばや焼きうどんよりもなぜかそば飯が一番近い気がするので。。。
ちなみに"ロティ"はヒンディー語やマレー語で"パン(Bread)"という意味の言葉ですが、
スリランカでロティと言うとモチモチとした食感の薄焼きパンを指すことが多いようです。
こちらのコットロティも粉から手作りしているということで、ロティ独特のムニュムニュ感が味わえてとっても美味しい。
まったり感があってそれぞれの具との馴染みも良いのは卵も入っているからなのでしょうか。
ナンと一緒に食べても美味しかったです。
■ナン…サービス
子ども用にとサービスでいただいてしまったナン。
流石に子ども1人では1枚食べきれなかったので残りは親が。
前回同様、モチモチ感はあまりありませんが、ほのかに甘味があって食べやすいナンでした。
サービスは申し訳なかったです。
■ワタラッパン…365円
ココナッツミルクとジャグリ糖(椰子の花穂から出た樹液で作った糖蜜)を使ったスリランカの代表的なデザート…
なのだそうですが、スリランカに行ったこともなければスリランカ料理を食べたこともあまりない経験値低すぎな私は今回初めていただきました。
地味な色合いでしかも表面はざらついていて、正直見た目は「……」ですが、
いただいてみると見た目とは裏腹に美味しいじゃないですか。
ココナッツミルクと濃いめの黒糖、卵、そしてほんの少しスパイスが効いたプリンのようなデザート…
という表現が適切なのかどうかはわかりませんが、味覚音痴の私が表現するとそうなります。
砕いたカシューナッツか何かのナッツも入っていたような。
ココナッツ好きなので幸せなデザートでした。
■ビスケットプディング…365円
スリランカ料理とは無関係だそうなのですが、本日のデザートとなっており、
シェフが自信を持ってオススメするデザートだというので思わず注文。
これまた見た目はとても地味な茶系デザート。
イギリス式のビスケット生地とチョコレート系の生地のようなものがランダムに入り組んでおり、おおよそ12層。
板状のビスケット生地とチョコ生地を綺麗に重ねているわけではなく、
ビスケット生地とビスケット生地の間には切れ目がありそこにはチョコ生地が詰まっており、
そのビスケット生地の幅や端が丸まった感じで終わっていることから考えると、
森永マリーのような丸型のビスケットをそのまま使用してるのではないかな…と。
もちろん、サクサクとしたビスケット生地そのままではなく、しっとりとしており、
ビスケットで作ったパンプディングのようなもの…
という表現も正しいのかどうかわかりませんが、味覚と語彙力がない私が表現するとそうなります。
一番上には甘さ控えめで厚みのあるチョコレート生地。
全体的には塩気があって甘さは控えめなのに密度が高く濃厚でどっしりとしたケーキ。
食べごたえもあり、個人的には、「ワタラッパン」よりこちらの方が満足度が高かったです。
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2012年9月
■ペアカレーランチ(カレー2種+サラダ+ナン+セイロンティー)…840円
・サラダ
ガラスの器に入ったグリーンサラダ。
あまり冷えていなかったのと、レタスの水切り不足なのかドレッシングが水っぽく…ちょっと残念。
ドレッシングはインド料理店に多いすりおろしニンジン系ではなかったと思いますが、
水で薄まってしまっていたので詳細は不明。
・セイロンティー
外にあった立て看板メニューではドリンクはセイロンティーかコーヒーから選べるように書いてありましたが、
店内のメニューではコーヒーが消されてセイロンティー指定に。
こちらのお店はスリランカ(セイロン)料理のお店ですので、セイロンティー指定でも問題ないと個人的には思います。
食前食後等は特に聞かれず、「サラダ」と一緒に食前にアイスミルクティーの状態で登場。
もしかしたら、スパイスが効いたチャイかも?
と期待したのですが、残念ながらおそらくですがノンスパイスのアイスミルクティー。
ウバやヌワラエリヤのような渋みが強いタイプではなく、香りも控えめ。
飲みやすい味ではありましたが、もう少し濃くても良いかな。
・ナン
籐カゴにのって登場。
スリランカ料理店ではありますがインド料理も多少扱っているためタンドールもあるようで、
タンドールで焼かれたナンが出てきました。
ナンとしては大きさは普通サイズで、アイエヌキッチンやラムのような厚みもありません。
ただ、表面にはギーもしくはバターがたっぷりと塗られていて焼きたては熱々。
モチモチ感はあまりありませんが焦げてパリパリな部分もそれ程ないので可食部は十分あります。
ほのかな甘味があり、粉っぽさやベーキングパウダー臭もなく味は悪くないと思います。
アイエヌキッチンでのナンのおかわりに慣れてしまっている我が家はおかわり必須なボリュームでしたが、
ここはインド料理店ではないのでそういう意味では十分なレベルのナンだと思います。
・カレー(スリランカチキン・辛口)
カレーは全て、
カトリやカラヒのようなステンレス製の器ではなく、笠間焼のような落ち着いた色合いの陶器の器に入って登場。
鶏もも肉が入ったカレーで、辛さは4段階の上から2番めの辛さにしてみました。
玉ねぎベースでホールのクローブがかなり入ったスパイシーなカレーで、
ニンニクとか生姜とかクミンとか…他にも色々なスパイスが入っているのでしょうが、とにかくクローブ味強し!
クローブ等のスパイスが強かったこともあってか、鶏出汁はあまり感じず。
私はクローブが好きで家で作るカレーでもクローブを大量投入するので幸せでしたが、
だいぶ個性の強いカレーでしたので、クローブが苦手な人には厳しいかも知れません。
辛さは当然、今回注文したカレーの中では一番辛かったものの、食べられないような辛さではなく、
しかもただレッドチリの量を増やして辛くしているという感じでもなく美味しさを兼ね備えた辛さでした。
・カレー(スリランカえび・中辛)
シッポ付きの海老が4、5尾入ったカレー。
ベースは「スリランカチキン」と同じかな…こちらもクローブがかなり効いたスパイシーなカレー。
こちらは中辛だったこともあってか海老の香ばしさが感じられ、美味しかったです。
■ペアカレーランチ(カレー2種+サラダ+ライス+セイロンティ)…840円
・サラダ、セイロンティー
上記と同じなので省略。
・ライス(大盛り…のはずが普通盛り2種類)
大盛り無料と書いてあったので、迷わず大盛りでお願いしました。
そしたら、何と2種類のライスが登場。
炊飯器で炊いた白いご飯(ライス)と、炒めたライス。
現在メニューを色々と開発中とのことで、炒めた方は試しに作ってみたとのこと。
白いライスの方はごく普通のジャポニカ米で炊いたもので、少し柔らかめの炊き加減。
標準はこの白いご飯なのかな…だとしたらちょっと残念。
炒めてある方は、玉ねぎのみじん切りやスパイスが少し入った薄味の炒飯のようなもの。
お米はやはりジャポニカ米でややベチャっと感があったので、上述の白いご飯を使用しているのでしょう。
少し焦げたところが香ばしく、また塩分、スパイスともに控えめで薄味なのでカレーとの相性も良く、
普通の白いご飯よりは断然こちらの方が幸せです。
ただ、大盛り無料のライスとしてこの手間暇かかるライスを提供する気でいるのだとしたら、
いくらなんでも太っ腹過ぎます。
消費者としてはこれが標準のライスになったら嬉しい限りではありますが、
採算取れず閉店なんてことになってしまっては困りますので、
"追加料金払えば炒飯(?)への変更も可能"でも十分いけると思います。
ついでに言うなら、フライドライスにするくらいならば、
ジャポニカ米でも良いからターメリックライスやサフランライス、ジーラライス等にするとか、
さらに言っちゃうとお米をインディカ米にしてくれた方が個人的には嬉しいです。
・カレー(スリランカポテト・中辛)
少なくともランチタイムのメニューの中では唯一の、ココナッツミルク入りのカレー。
テーブルに運ばれてきた時点でココナッツの甘い香りが鼻を通りぬけていき、幸せな気持ちに。
まったりとした甘味がありながらも中辛なので程よくスパイシー。
クミンが効いていて美味しいカレー。
ジャガイモは男爵系を大きめにカットしたものが入っており、少しかための煮加減。
ココナッツミルクにジャガイモを合わせるならば男爵系より北あかりのようなねっとりとした甘味強いジャガイモや、
同じ芋系ならサツマイモの方がココナッツミルクには合うかな…なんて勝手なことを思ったりも。
メニュー表を見た感じですと、以前はカボチャ入りだったようで、
少なくとも男爵系ジャガイモよりはカボチャの方が合う気がしますので、せめてカボチャに戻してくれないかな…。
・カレー(インドバターチキン・普通)
唯一頼んだインド系カレー。
バターたっぷりで乳製品のコクがたまらない芳醇な味わいのカレー。
辛さなしの普通にしたこともありまったりとしていてスパイスも控えめなので、
スリランカカレーのようなガツンとくるスパイシーなカレーに慣れていない日本人でもこれならば食べやすいかと。
逆に言うと、他のスリランカカレーを食べた後に食べると物足りなさがなきにしもあらず…。
■サンバル(正式名称不明)…無料
サービスで、干し海老とニンニク、唐辛子を油で炒めたサンバルのようなものをいただきました。
口に含んですぐは海老の甘味が先行しあまり辛さを感じませんが、後からじんわりと辛さの波がやってきます。
海老のカリカリ感や香ばしさがたまらず、一時期流行った食べるラー油のように白いご飯にのせてバクバク。
うまい…ウマすぎます。
食べるラー油系では最強なのではないでしょうか。
これ、ご飯のお供にピッタリです。
是非販売を…というお話をしたら、これはシェフオリジナル料理の一つで且つイチオシの料理なのだそうで、
いずれは瓶詰めして販売することも考えているのだとか。
とっても幸せな一品でした。
■ラッシー…無料
子ども用にとサービスでいただいてしまいました。
子どもが飲んでしまったので味は不明ですが、見た感じ結構濃いめのラッシーのように見えました。
<まとめ>
まだオープンして間もないこともあり、メニューや料理も試行錯誤の状態とのこと。
本当はスリランカ料理専門でやりたいんだけどそれだとお客さんがついてこない可能性があるから、
とりあえず日本人にも馴染みのあるインド(ネパール)のカレーも当面の間は取り扱っていく予定とのこと。
カレー好きな日本人が多いのは間違いないと思いますが、
「コットロティ」のようなメニューは一度食べてみれば気に入る日本人が多いと思うので、
あまりカレーにこだわらず色々なスリランカ料理をランチでも気軽に食べられるようになれば、
スリランカ料理に対するハードルも下がるのではないかな…なんて勝手なことを考えながら帰路につきました。
カレーにしてもナンにしても、近隣のインド料理店と比べると決してボリュームがあるわけではありませんが、
カレーのスパイシーさは近隣一だと思います。
サービス精神旺盛で笑顔が素敵なシェフも良かったです。
それにカリリーヴスの閉店により、水戸近郊でスリランカ料理をいただけるお店は私が知る限りこちらのみ。
貴重なスリランカ料理店ですので、末永く頑張って欲しいです。
2015/01/12 更新
<料理>
■SriLankanプレート…税込1350円
・本日のカレー1種類
・野菜のカレー副菜7~8種類
のランチメニュー。
平日13:20頃の訪問でしたので席に空きはありましたが、提供まで20分以上かかりましたので時間に余裕がない方は気を付けましょう。
本日のカレー、この日は豚かホタテから選択でき、ホタテを選択。
野菜のカレー副菜7~8種類については、提供時に1品1品丁寧な説明があります。
…が、レビュー書くまで時間が経ってしまいすっかり忘れました。
写真を見ながら記憶をたどると、プレート6時の方から順に…
・三つ葉と茗荷のサンボル
・茄子バトゥモージュ
・空心菜マッルン
・アチャール
・大根テルダーラ
・カダラパリップ
・砂肝カレー
・ビーツキラタ
・スープ
だったかなと。
マッルンとテルダーラの区別すら付かないスリランカ料理初心者なので、間違っている可能性大ですが。
そして中央にはサンバライスとパパダム。
サンバライスのおかわりは別料金となるようですが、入口付近に置いてある炊飯器に入っているタイ米については好きなだけいただけます。
メインのホタテカレーはベビーホタテ2粒入りで、予想以上にホタテのだしが効いていて美味しい。
と言うか、茗荷の爽やかさがたまらないサンボルもまったりとしたカダラパリップも、プリプリシャキシャキな食感の砂肝も…どれも美味しい。
単体でいただいても美味しいですが、あれこれ混ぜ込んでいただくとより美味しい。
タイ米も好きですが、粒が細かくて風味の強いサンバライスはもっと好き。
人気店ゆえなかなか訪問できず久しぶりにいただきましたが、大満足のランチでした。
■SriLankanプレート…税込1350円
こちらはメインのカレーを豚で。
少し分けていただきましたが、豚の角煮のようにやわらかくて美味しかったです。
■ワタラッパン…税込324円
ココナッツミルクと椰子砂糖で作ったプディング。
黒糖のような風味の椰子砂糖とまったり甘いココナッツミルクの組み合わせ…美味しい。
かためで且つナッツ入りなので、かなり満足度の高いスイーツです。