14回
2019/06 訪問
板さん(シェフ)オススメの赤イサキの造りが美味かった、旬のうまいものがあるお店。
また来てしまいました。
この日は、臨時収入があったので、特選造り盛り合わせを頼みましたが、色々と食べられる上に、塩と醤油が選べるのもよく、堪能できました。基本1切れずつで、2人以上だとコスパはよろしくないのがアレですが、ブロックから1切れずつ切ってくれる手間を考えるとどの1切れも状態が良く、盛り合わせるネタのバランスも良いですし、値段的にも悪くないと思います。
山◯孝之似(当社比)のイケメン板さんに「今日は何がオススメですか?」と訊いたら「赤イサキが美味しいっすよ~」と言われたので、造り盛り合わせにも入っていなかったので、単品で頼みました。これが大ヒット! ブリブリの食感の身と、炙り加減が抜群で、皮の香ばしさと脂の融けた感じが、ほんのり甘くて最高でした。
ついで、加茂なすの揚げ出しと鮎塩焼きも。
加茂なすの揚げ出しは期待通り。ダシも美味しかったですし、加茂なすの肉厚な身の部分を味わうことが出来ました。
鮎塩焼きも、塩加減が抜群でした。まあまあのサイズでしたし、身も美味しかったですよ。700円という価格設定も良かったです。茶碗蒸しは、相変わらずうなぎの香ばしさメインでした。
日本酒も美味しかったですが、あまり新顔はありませんでした。ただ、以前よりはたっぷりと注いでくれてる気がするので、均一価格の銘柄だとお得感がありますね。
レビューを書いていると、また行きたくなりますね。
2019/09/05 更新
2019/05 訪問
とり貝や鯵の姿造りも、銀だらの焼き物も美味い、とりあえず間違いのない美味いものを出してくれるお店。
相変わらず定期的に通ってますが、やはり食べたことのないような美味いものに出会える確率の高いお店だと思います。
この日はGW最後の土曜日でしたけど、京都競馬場からの転戦で、割と早い時間帯なのですんなりと入れました。ただ、混雑するような日程とかだと、19時あたりからの予約客が多い場合は長居できないこともあるので注意してください。
まずはホタルイカ酢味噌を。これは、今年既にこの店で食べていたのですが、当時は出始めで、また富山湾内産ではなく兵庫産でした。そちらも十分に美味しかったのですが、やはりワンサイズ大きい富山湾内産は一味違いました。当時はめちゃくちゃ高額でとても出せないと店長が話しておられましたが、この日は600円。胴体の中の内臓?の部分のボリュームや、鯵の濃さは格別でした。前回も書きましたが、ここのは酢味噌や薬味も美味しいんですよね。すりごまの風味は他店ではなかなか味わえないかもしれません。
次いで活〆鯵姿造りを。割と大きいのか、身はかなりのボリュームでした。身はピンピンで、かつとても甘い、青臭さなど皆無な美味しいものでした。薬味はわさびもしょうがもありますが、どちらも美味しいと思いますので、ぜひどちらも混ぜすぎずに食べてほしいです。
その後に頼んだのは、活とり貝姿造り。1000円とまずまずのお値段なのですが、ボリュームはとり貝1枚分なのでそう多くはありません。が、大ぶりに盛られた身は、コリッとした程よい歯ざわりでとても美味しく、しかも磯臭さは全く無く、貝専門店の刺し身を上回る美味しさでした。さらに、筒状のきゅうりが盛られていますが、貝の身を巻いたものになってました。身そのものは小さいのですが、板さんのいい仕事ぶりが感じられる1皿だったかと思います。
ついで銀ダラかま焼きを。メニューを観ると、炙り造りもありますから、造りで捌いた残りのかまってことでしょう。ここは、刺し身用の魚の焼きも美味しいので。銀だらをこういう食べ方で食べたことがなかったので、比較は出来ないのですが、すごく脂の乗ったキメの細かい白身で、かつ塩加減も抜群で美味しかったです。
シメはいつもどおり茶碗蒸し。
客層ですが、また日本人メインになってきたのかなと思いました。いい時間帯になるにつれて、どんどんお客さんが入ってきて相変わらず賑やかでした。
グランドメニューよりも、その日仕入れている海鮮を食べるべきお店ですね。
2019/05/14 更新
2019/03 訪問
一人でも旬のものをじっくり味わいたい時に、つい行きたくなるお店。
何回も紹介してるお店ですが、紹介したいものや事象があると食べログを書いています。この日もネタがあったので投下しておきます。
前回のログで、外国人客が増えたと書きましたが、この日は土曜の割と早い時間だったからか、日本人客ばかりだったように思いました。
初手は寒サバの造り。青魚の造りがあればぜひ頼みたいお店ですね。この日も、ピンピンかつ脂の載った素晴らしいサバが出てきました。しめ鯖もあるようなのですが、食べようと思っても生鯖に目が行くので、頼んだことが無い気がするんですよね……w
そして菜の花のからし和え。甘すぎず、からしのピリッとした刺激も味わえる良い味付けです。菜の花の茹で方も抜群でした。季節ものの野菜メニューも美味しいものが多いお店ですよ。
そして、旬のホタルイカ酢味噌和えも。これを食べに来た!というものだったのですが、いつもの紙に印刷されたオススメメニューでは目立たず、初手で注文出来ませんでした。が、紙の真ん中に横書きで書いてあるのを発見して急いで注文しました。
店長さんに訊くと、富山産ではなく兵庫産とのこと。ただ、目などを処理されたホタルイカは、ぷりぷりの食感を邪魔されることなく、酢味噌も甘ったるいこともなく、ツンと来るような嫌な辛味もなく、相変わらずの美味しさでした。が、店長さんに訊くと、本当なら美味しいのは富山産だけど、不漁でいつもの値段の数倍はするとのことで、妥協してのものだと言ってました。もちろん富山産のホタルイカは大きくて美味しいのですけど、安くでこのクオリティのが出してもらえるのなら、兵庫産でも良いかな……って思っちゃいました。
造りメニューで気になったけどお金的に厳しくなるので、桜マス、寒グレ、ブリをにぎりで頼みました。特に美味しかったのは寒グレだったかな。にぎりは、見た目にはさほど映えませんが、均一価格でちょっとずつネタを楽しめるので、他のお店では高くて頼めない、みたいなネタはにぎりで食べておきたいですね。
日本酒メニューは、年単位で変わり映えがしないもの。他に限定日本酒もあるのですが、800円くらいしてお得感がありません。500円均一で飲めるお酒の種類を考えると、美味しいお酒を常に揃えてくれてると思うと、決して悪くないんですけどね。
しばらく経って、天然平スズキのカマ焼きが来ました。焼き物メニューは、裏のキッチンで作られているらしく、それなりのタイムラグが生じるのがネックですが、良いものが多いです。今回の平スズキも当たりでした。カマ焼きと言いながら、カマに加えてカブトもあって、それぞれの部位を余すところなくいただけました。刺し身よりも焼きのほうが美味しい魚かもしれませんね。淡白な味ですが、密度の高い身で、味も凝縮されたものでとても美味しかったです。
〆に茶碗蒸し。頼んでから時間がかかるので、そこのところはご留意を。
具は、うなぎのしっぽやホタテなど、ちょっとずつ美味しいネタが入っていて、必ず頼みたい一品ですね。
この日は、初めて店長さんから「どちらから来られてるんです?」みたいなことを訊かれました。それなりにお値段はするので、お金のあるとき限定ではありますが、少々遠くても食べに行きたいお店です。
2019/03/29 更新
2019/01 訪問
伝助あなごの炙り造りが美味しかった! 相変わらず季節のうまいものがあるお店。
ちょいちょい来てます。店員さんに声をかけられるほどではありませんが、「あ、どうも」という感じで接してもらえるくらいには顔を覚えてもらってるみたいです。
ここに来ると、定番メニューをほとんど頼まないのですけど、珍味三点盛りはまず頼んでます。店長から「今日はメニューと内容が全然違いますが」と言われましたが頼みました。内容は、ウニ味噌?・チャンジャ・ホタルイカ沖漬けでした。やはりどれも破壊的にお酒が進みますね。ホタルイカに添えられてる大根おろしがさっぱりとさせてくれました。
次いで、おすすめメニューから、天然かんぱち握りと伝助あなご炙り造りを。天然かんぱち握りは、桜鯛みたいに鮮やかなピンクのネタでした。養殖物のような脂は乗ってませんでしたが、プリッとしててなかなか美味しいかんぱちでした。伝助あなご炙り造りは、確か伝助あなご自体がある程度のサイズ以上のあなごだったと思いますが、おかげですごく脂が乗っていて、わさびと塩が絶妙に合いました。骨も気になりませんでしたし、メニューにあったら頼んでもらいたいです。
カキフライととびあらの唐揚げも。カキフライはとてもよく揚がっていて味も濃厚。このお店でフライ物はあまり頼みませんでしたが、これなら1品頼みたいですね。とびあらの唐揚げは、小さめの海老。ただ、殻もサクサクですし、身の感触も楽しめるサイズの海老で美味しかったです。
この日は、今までに観たこと無いくらいに外国人観光客がたくさん来てて、そこそこ注文したものが来るまで時間がかかるものがありました。なのでかはわかりませんが、日本酒がいつになく受け皿にまでなみなみに注がれてました。
レギュラーの日本酒メニューはしばらく変わっていないものの、季節限定の日本酒は変わっています。が、以前よりもプレミア的な価格設定になっているような……(800円とか。均一価格のレギュラー日本酒と比較すると、やはりお高くついてしまいますね。
外国人客は増えましたが、カウンター越しにイケメン板さんも眺められますし、クオリティは変わってませんね。やはり季節ごとに行きたいお店です。
2019/02/12 更新
2018/11 訪問
何故かはわからないけど、サンマ刺しがとにかく美味しいお店。
旬の魚介を食べるために、季節ごとには必ず訪れているお店です。
この「喜多郎寿し」自体は、梅田や心斎橋にもあるのですが、初めて入った時から気にいった、ウラなんばのここについつい来てしまいます。
この日も、確か土曜日の17時か18時過ぎでしたけど、予約なしでは1時間くらいしか居られなさそうと言われました。まあ1人でしたので、だいたい1時間くらいで終わるので、納得して入りました。
まずは生ビールと、サンマ刺しと赤貝刺しを頼みました。
サンマ刺しは、このお店でメニューに出てくると必ず頼むものです。昨年はサンマの不漁で、確か塩焼きはメニューに登場しても、刺身はサンマの型が小さいからと出してくれなかった記憶があります。今年はサンマが豊漁とのことで、早くからメニューに出ていました。
ここのサンマ刺しは、もしかすると関西でも一番くさみがなく、脂がのってて美味いようにも感じます。
赤貝刺しは、おそらく身とひもの部分が2切れずつ。見た目に「これだけ?」となってしまいましたが、味は抜群。やはりくさみなどなく、以前に四日市あたりの貝専門店で食べたやつよりも美味しく感じました。
その他、頼んだ料理は…
下仁田ねぎの天ぷらは…やや固い部分があってイマイチでした。
秋鮭ときのこのホイル蒸しは、提供まで時間がかかるので注意してほしいのですが、皮の部分まで美味しく食べられて、お酒のアテにはとてもいいものでした。
いろいろ魚の南蛮漬けは、スピードメニューとしても重宝しそうですし、どの魚が入っていたのかわからないとはいえ、数種類の魚が試せるのと、南蛮漬け自体の味も良いので、メニューであれば頼んでおきたいですね。
ちなみに、これらのメニューは全て本日のおすすめメニューなので、いつでもあるわけではないので、なかったらご容赦を。
日本酒は、ここ2,3年はほぼ不動のスタメン銘柄以外に、季節限定の日本酒も3種類ほどあります。この中から東一を頼んでとても美味しかったのですが、スタメンの銘柄は500円なのに対して、季節限定の銘柄は800円とかするものもあるので注意が必要かもしれません。
〆には茶碗蒸しを。これはレギュラーメニューで、でも提供時間が長いので注意が必要なやつですが、魚の身も入っていたり、そもそも茶碗蒸しそのものも美味しいのでおススメです。
予定通り1時間くらいで出てきましたが、やはり季節の魚介類を味わうには鉄板なお店だと思いました。
出る前に、店長(たぶん)に「何でここのサンマ刺しはくさみもなくて美味しいんですかね?」と尋ねたら、「? 特別なことは特にないですが…」的なことを言われちゃいました。よほど、良い仕入れルートを確立してるとかかもしれません。
山○孝之似の板さんが見えなかった以外は、この日も大満足でした。
2018/11/15 更新
2018/05 訪問
イワシにタコに、魚介が相変わらず美味しいお店。
何度も来ているし、記事にもしているのでもう良いかと思うのですが、行く度に紹介したいメニューがあるので、また上げてしまいます。
この日も、お馬さんで良い思いをしたのですが、それ以前に今日はここで飲み食いしたいと思っていて、予定通りに行きました。土曜日の17時過ぎという時間でしたが、2時間は居れないとのこと。人気ですね。気になる肴をつまめたら良いと思っていたので、速攻でいただくことにしました。
以前はただの珍味三種盛りだったと記憶してますが、この日は「北海珍味三種盛り」になっていました。北海珍味三種盛りは、甘エビ塩辛・紅鮭ルイベ・にしんの麹漬けでした。
甘エビ塩辛は、それなりの塩加減で甘エビの甘さが際立った逸品でした。紅鮭ルイベはもう溶けていましたけど、あっさりとしたお味でした。にしんの麹漬けは、かなり塩加減がキツめのもの。ちびちびと飲みながら食べる酒のアテとしてはなかなかのものだったように思います。
続いて刺身系を。イワシ姿造りと明石小蛸の造り、あおりいかの造りの3連発。造り盛り合わせよりも高く付きますが、旬のものを重点的に食べたいときには単品を頼むに限ります。
イワシ姿造りは北海道産らしく、板さんの仕事ぶりが見た目でわかる美しさ。そういえばこの前はのどぐろの造りでそれも美しかったですね。小ぶりですが、脂の乗りは最高で、全く臭みはありませんでした。小骨も全く感じませんでしたし、とろけるような美味さでした。ここの青魚の刺身は本当に食べてみてほしいですね。
明石小蛸の造りは、ぶつ切りと酢味噌和えで悩んでいたところ、店員さんから「酢味噌を別添えで出しましょうか?」と言っていただいたので出してもらいました。浅く茹でたものでしたが、小蛸とあって、食感はほどほどで柔らかくて美味しかったです。醤油でも酢味噌でも食べられたのはラッキーでしたね。
あおりいかの造りは……美味しかったのですが、イワシやタコに比べるとそれほど印象には残ってません。
寿司で、オススメのカツオと鯛のにぎりもいただきましたが……どうも、ここのにぎりはめちゃくちゃ美味しいとは言いにくいですね。シャリの酢の加減なのか、温度なのか。
この日は色々と頼まなかったのですが、それでも大満足でした。ビールと、日本酒は3種類くらいはいただきました。相変わらず食材と板さんの良さは間違いないお店なので、月イチくらいで通いたいです。
2018/05/28 更新
2018/04 訪問
季節限定メニュー、のどぐろ姿造りがウマすぎた……。
ちょっとお馬さんで儲かったような気がしたので、土曜日夜にまたまた行ってしまいました。
気になる日替わりメニューがなければスルーしようかとも思ってましたが、やはり食べたくなるものがあったので入っちゃいました。
まずは富山湾産のほたるいかの酢みそを。600円は安いです。そこそこ数も入ってましたし、目とかの処理もしっかりされています。食材そのものの美味しさは間違いないお店なので、ぜひ食べてもらいたいですね。
そして注目ののどぐろ姿造り。1500円でしたが、握り2カンくらいで600円とか下手すりゃ1000円取られると思えばお安い設定です。煮付けや塩焼きは3500円とかしてるので、価格設定が不思議な感じがしました。
尾頭付きはやっぱり見映えしますね。身は、皮を軽く炙ってありました。これがまあ美味いのなんのって。皮目が香ばしいもの良かったですが、基本的に脂の載ったお魚なので、余分な脂がうまい具合に抜けていて美味しかったです。身も良い食感でしたし、メニューにあれば頼みたいところです。
結構お酒が残っていたこともあって、貝の赤出汁でシメました。
毎回、新たなメニューで楽しませてもらえるお店です。最近は結構な客入りになってきましたが、変わらず通いたいと思います。
2018/05/06 更新
2018/03 訪問
春の旬を味わいつつ、色んな日本酒を楽しめるお店。
旬のものを食べたいときには足を向けてしまうお店です。何度も訪れてますが、この春の時期には初めてだったかもしれません。僕の普段行くお店よりは若干お値段が張りますので、懐に余裕がある時に行ってます。この日は、お馬さんの調子が良かったこともありまして、土曜日夜に訪れました。
この日は躊躇いなく刺盛りを。1500円もする割には、シェア出来ないような一貫盛りなのですが、どのネタもやはり美味しい。9種を少しずつ楽しめるのは、単品で頼むよりもお得と言えるかもしれません。以前とは盛り付け方が違っていたのは、インスタば映え的には微妙になったかもしれませんが。ラインナップは、カツオ・カンパチ・ぼたん海老・中トロ・しまあじ・鯛・さわらの炙り……まではわかりましたが、あとの2種は何だったのか覚えてませんが、美味しかったです。
ホタルイカの酢味噌あえはこの時期の定番。とはいえここで食べたことが無かったかもしれません。
かなり大ぶりのものだったので、富山湾産なのでしょうか。もちろん目や口は処理済みなので、邪魔されることなく味わえます。酢味噌も、甘すぎず濃すぎず、ちょうどいい感じでした。日本酒が進みますね。
貝の酒蒸しもこの店の定番メニューですが、この日はハマグリではなく、さつま赤貝とのこと。
頼んでみたら……確かに赤い身の観たことのないような貝が出てきました。ハマグリよりも食感はしっかりしていて、旨みは同等と言うべきでしょうか。味の繊細さではハマグリほどではないのですけど、めちゃ美味い貝でした。ダシも全部飲み干しました。
菜の花のからし和えも。イメージよりも水っぽい感じでしたが、菜の花のシャキシャキとした食感とほろ苦さが最大限楽しめる味わいで、やはり良い仕事してました。
しいたけ焼きは微妙でした。水分が飛んじゃってましたね。。素材の問題なのか、あるいは焼きすぎだったのか。この店にしてはちょっと珍しかったです。
日本酒は3種類くらい飲みましたけど、スタメン的な銘柄も少しずつ入れ替えているようですし、新顔も楽しむことが出来ました。
シメには具だくさんの茶碗蒸し。もはやこれを食べないで帰ることはなくなりましたね。
1人で入っても結構堪能できますし、やはり良いですねここは。店員さんが安定していて、提供速度も読めるのもお気に入りポイントです。
2018/04/17 更新
2018/02 訪問
節分に、恵方巻きで腹を満たしつつの一杯。
今年に入っては初めての訪問。例によって(?)競馬帰りに無理やり難波まで出てやってきました。
慣れてくると、あんまり路地裏って感じがしないな……と思ってしまえるような、でも本通りからは少し入ったところにあるお店です。
外では恵方巻きを売っていました。そういえば節分当日でした。
まずは外で売っていた恵方巻きが店内でも食べられるとのことだったので頼みました。店側のご厚意で、食べやすいように切ってもらいました。
中は、かんぴょうや玉子などの、いわゆるポピュラーな巻き寿司の具材でしたが、甘辛く味付けされたかんぴょうが、味も食感も良く美味しかったです。この店は寿司屋とはいえ、巻き寿司が標準のメニューにあるお店ではないのですが、まずハズレがないので、板さんの腕が確かなんでしょうね。
続いてはホタテ造りを。バター醤油焼きと迷いましたが、造りが特に美味しいお店なので。
いやあ、最高に甘く、きめ細やかな肉質で、今まで食べたホタテ造りの中でも一番の美味しさでした。メニューにあるなら頼むことをオススメします。
続いて珍味三点盛りを。大好きかつお得だったあて三点盛りがメニューからなくなっていたのはショックでしたが、こっちも日本酒がいくらでも呑めるメニューです。この日は、チャンジャ・あん肝か何かのパテ・つぶ貝わさびでした。ぶっちゃけどれも美味しかったですが、つぶ貝わさびが最高でしたね。ひとかけらつまみつつちびちびやりました。
しばらくすると、店側からホタテ造りに入らなかった部位のバター醤油焼きが出されました。これは、造りを頼んだ客に対しての通常サービスなのか、別にお金がかかっていたのか確認出来てないのですが、とにかくホタテの色んな部位が好きなのでガッツポーズものでした。肝やヒモに、ミツバとはじかみが添えられてましたが、日本酒を追加するのに十分なものでした。
しいたけ焼きも頼みましたけど、これも味がしっかり感じられて美味しかったです。
〆には茶碗蒸しを。美味しかったとは思いますが、ビールからの、日本酒4,5杯ですっかり出来上がってしまいましたので、記憶にありません。。
とは言え、今回も大満足でした。また行きます。
2018/02/08 更新
2017/11 訪問
とにかく魚介類と日本酒が美味しいお店
誰か知り合いを連れていきたいお店なんですが、機会があって連れていきました。
2人とかだと、基本はカウンターのみの1階に通されるんですかね。事前に予約しておいたほうが、奥の方に入れてもらえるのでオススメです。
旬の魚の刺身が美味しいお店で、オススメメニューから色々と頼みました。まずは気になった「アラ」の刺身を。店員さんに聞いてみると、アラはクエとのこと。頼まないわけにはいきませんでした。
めっちゃ脂が乗っているわけではないのですが、かといって淡白とも言えないような濃厚さのある味で、日本酒が合うと思います。
続いてさんまの刺身を。前回訪問した時には無かったのですが、念願かなって食べられました。さんま不漁と言われる中なので、あまりボリュームが感じられるものではありませんでしたが、全くくさみもなく、最高に美味しかったです。これが青魚の刺身なのか……と思ってしまう逸品なので是非。
アラ(クエ)のしゃぶしゃぶも。刺身よりも大ぶりの切り身で、皮も残していたので、食感が良いですし、刺身よりも美味しかったかと思います。刺身メインで頼んでいた中で、温かい魚と野菜はすごく良かったです。
本ししゃも焼きと何とかのアジの刺身も頼みましたが美味しかったですね。本ししゃも焼きはオスで、魚卵好きな方にはオススメしませんが、カラフトシシャモにはないものを味わえるかと思います。アジの刺身はめちゃくちゃ美味かったです。とにかく、青魚の刺身は間違いない。
寿司はリーズナブルなので、旬のネタでなくても通年で食べられて美味しいものばかりなので、ここで完結したいなら、寿司を食べまくるのが良いんじゃないかと思います。
山田孝之さん似の板さんも健在で、何度来てもいい意味で裏切られるお店になっています。
2017/11/19 更新
2017/09 訪問
季節の一品がウマすぎる寿司屋さん
何度か来ていますが、誰かを連れてきては初めてでした。食べログの予約システムを使いましたが、割と使い勝手は良さそうでした。コースの予約も出来ますが、席だけ予約も可能です。
まず頼んだのが鯖の刺身。紀州産の天然らしいのですが、肉厚でぷりっぷりの歯ごたえが美味しかったです。生姜とわさびと両方載せられてましたが、薬味は要らないくらいに青臭さは皆無でした。生サバはあまり食べたことがありませんでしたが、メニューとして出すだけのものはありました。刺身は何でも美味しいお店ではあるんですけどね。
前菜三種盛りと珍味三種盛りを。前菜は、魚の昆布締めと合鴨スモークとふろふき大根的なものにタコの煮付けを載せたもの。特に大根に載せてあったタコが美味しかったですね。主には吸盤と皮だったんですが、とても柔らかく、また味付けもよく、大根なしでも酒が進む味でした。合鴨スモークも美味しかったのですが、これだけ食感がありつつ、かつ噛み切れる柔らかさのあるものはなかなか出会ったことがありませんでした。前菜三種盛りはこれで500円というサービスメニュー的なところがあります。
珍味三種盛りは600円。わさびの茎あえとチャンジャとつぶ貝のわさびあえでした(たぶん)。これも酒が進む進む。特につぶ貝は細かくカットしてあるので、ちびちびと飲むには最適なものでした。ただ、前菜三種盛りと比べるとお値打ち感は無いかもしれません。日本酒をいくつも行くなら、これとないお供になりますが。
他にも色々と食べましたが、桑名産ハマグリの酒蒸しは絶品中の絶品でした。ハマグリそのものも美味しいのですが、そこから出たスープがたまらない。隣のお客さんが頼んでいたので釣られて頼みましたが、大正解でした。
本ししゃも焼きもめちゃくちゃ美味しかったです。スーパーとかで売られているカラフトししゃもとは全く違うもので、旨みが全く違います。オスだけだったかと思いますが、ししゃも=卵みたいに認識している人にはぜひ味わってもらいたい逸品です。以前に来たときにもメニューにあったので、割と置いている確率は高いと思います。
……というのも、秋鮭のホイル蒸しやらするめいか肝焼きも含めて、コピー紙に印刷された「本日のおすすめ」のメニューなんですよね。グランドメニューもありますが、個人的にはこの「本日のおすすめ」だけを求めて通ってるところがあります。
せっかくなんで、グランドメニューの寿司も。鯛・鯵・剣先イカ・甘エビを。2貫ずつ出てきますし、均一価格でお安い。刺身が美味い店だけに、ネタもすごく良いです。寿司としては普通かもしれませんけど、ここで腹を満たすには最高のものかなと思いました。
お酒は全品500円均一。なので、日本酒が飲みたくなります。日本酒はグランドメニューで10種類以上ありますし、期間限定メニューも2,3種類あります。この日は、期間限定の酔鯨と春鹿の大辛口、グランドメニューから蔵生と瀧澤、ハレルヤを。どれも美味しかったのですが、中でもハレルヤがフルーティーで際立つ美味しさでしたね。他もどれもそれぞれ美味しかったのですが、言及するほどでは無かったですかね。
グラスはそれほど大きいわけじゃないですが、受け皿に半分くらいまでは注いでくれるので、好きな銘柄があればお得感があると思います。
カウンターメインのお店ですが、あまり1人客がおらず、主に2人で入るような雰囲気のお店なのかなあと思います。一品メニューはそこそこ高いですが、満足度は高いと思うので、食べてみたい!と思うようなメニューがあれば迷わず注文することをオススメします。
2017/09/12 更新
2017/06 訪問
とにかく刺身盛り合わせが美味しいお店
2度目の来店です。ウラなんばで美味しい刺身が食べたいとなるとここに来ちゃいますね。
お寿司屋さんなのですが、ネタを色々と試したいので、ついつい刺身盛り合わせ(1500円)を頼んでしまいます。
しかし、何種類あるのか……。1種類あたり1,2切れなのですが、僕みたいに何種類もちょこちょこと食べたい人間にはたまらないものです。中でも、カンパチのトロ的なものがすごく美味しかったです。炙りもあり、すごく堪能できると思います。
日本酒は常時あるものの他に、季節限定品も3種類くらいを常に揃えてくれています。今回は、高知の美丈夫があったのでそちらを。スッキリとした辛口で美味しかったです。
おばんざい三点盛りは、500円で卯の花・ピリ辛こんにゃく・合鴨ロースという取り合わせ。どれも美味しかったので、ここの料理を試したいのであればぜひ頼んでおきたいところです。
他には、芽ネギの握りと大羽いわしの造りを。どちらも美味しかったですね。いわしは非常に脂が載っていて、臭みも少ないものでした。
2度目でしたが、やはりここは美味しいですね。コスパ的なものと考えても相当良いお店だと思います。
お初天神にもお店があるらしいので、そちらも行ってみたくなりました。
2017/06/18 更新
2017/03 訪問
ウラなんばの、ちょっとネタや雰囲気が上質なお寿司屋さん
ウラなんばで寿司屋といえば、某ときすしな自分ですが、更に行列が長くなってしまって入れず、更にはなれのほうも予約満席状態だったので、途方に暮れて歩いていると、良さげなお寿司屋を見つけたので入ってみました。
大きなコの字カウンターがガラス越しに見えるので入りやすい感じでした。
寿司屋ですが、色んなネタを食べてみたい自分は、刺身盛り合わせ、それと、速いであろう菜の花のからし和えをチョイス。
菜の花のからし和えは若干からしが水っぽくなっていましたが、菜の花そのものは食べたことがないくらいにシャキシャキで、かつからしの風味も良くてアテにピッタリでした。
そして刺盛り。1500円と決して安くはありませんが、何種類盛ってくれてるんだ、という感じの豪華さと見た目の美しさでした。中トロやサーモン、カツオ、かんぱちなどの定番もあり、かつ自分の好きなタコやイカもありつつも、サワラやハモの炙りも出す前に1つずつ炙ってくれますので、値段相応以上の価値があると思います。
ドリンクはオール500円。なので、ビールやハイボールよりは、日本酒を頼んだほうがお得だと思います。グランドメニューで揃えているお酒以外に、新酒も仕入れているようで、飲み比べしたくなります。
山法師が強烈でしたね。新酒では、安芸虎がさすが高知の酒という感じの美味しさでした。受け皿までこぼれるくらいには注いでくれるので、1杯でも相当飲めると思います。
他に頼んだのは、ホタルイカの沖漬けとケンサキイカのゲソ塩焼き、茶碗蒸しでした。ホタルイカの沖漬けは、普段食べるものよりはレアな感じですが、日本酒のアテとしては最高でした。ケンサキイカのゲソ塩焼きは、耳の部分も入っていましたが、かなりのボリュームかつ美味。味変目的でマヨネーズとか絞ってくれてたら最高でしたかね。〆鯖の握りは、レアさが勝った感じの〆方で美味しかったですね。シメの茶碗蒸しは、うなぎにタコ?に、旨みを堪能できてたまらないものでした。
お値段は、少々張ると思います。寿司は基本2貫250円なので、寿司だけならむしろ安いかもしれません。ただまあ、何食べても美味しかったので、たまに贅沢したいなら、という使い方で楽しみたいですね。
(板さんが山田孝之さんっぽい雰囲気で、ついつい観てしまったのは内緒です)
2017/03/12 更新
新型コロナ禍後、ずっとここら界隈には来られませんでしたが、ようやっと訪れることができました。
緊急事態宣言が出てた頃は、テイクアウトを始めていたことは知っていたのですが、ミナミ界隈に来ることも自粛していたので、かなり心配していたのですが、この日は割と普通に営業していたので、安心して入りました。
ただ、店内の客の入りは半分いたかどうか。完全に戻りきるところまでは至っていないようでした。
メニューを観ると、以前と変わらない今日のおすすめメニューのコピー紙が。とりあえず、ビールと、お造り盛り合わせを頼みました。
お造り盛り合わせは、詳しく何が盛り合わせていたのかは聞きませんでしたが、マグロを中心にどれも美味しかったです。なので日本酒をすぐに頼みました。日本酒ととても合いました。
そうこうしていると、厨房におらず、今日はいないのかな…と思っていた店長に、マスク越しに「あ、どうも」と客席側から声をかけられました。
聞くと、やはりなかなか大変だったようですが、店が健在で良かったと伝えておきました。
おススメを聞くと、イワシ系だと言われたので、「大羽いわし梅肉揚げ」を頼みましたが…大ヒットでしたね。コロナ自粛以後に、こういう美味いものが食えなかったんだ、ってのものが食べられた感じがしました。
食材だけじゃないんですね。。
日本酒のラインナップは、さほど変わってませんでしたが、調理場を囲うようなカウンターは健在でしたし、他者からの飛沫を気にするような造りのお店でもないので、良かったです。
やっぱり、旬のものをしっかりと仕入れてくれているのがわかりましたし、産地にもこのお店的にも、これからも応援したいと思いました。