『食べログ in Finland, 2007夏休み』R923Eさんの日記

1700枚の写真で比較出来る埼玉フレンチ&イタリアン180軒

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R923E (男性・埼玉県)

日記詳細

7月に入って早々と夏休み休暇を取りました。
なぜこんなに早く取ったかというと、白夜の中でドライブを楽しみたいという目的があったからです。夏至前後2週間でないとその目的は達成できないとのこと。幸いにも天候に恵まれ無事目的を達成してきました。

ここフィンランドは、森と湖沼に覆われた自然豊かな国とのことで、ドライブにはうってつけの国です。ちょうど北極圏の境界線付近を車で走っていると、5枚目の写真のようにやたらとトナカイに遭遇します。野生だけでなく現地先住民が飼育しているものも、ところ構わず出てくるのですから、時速100Km(当地の法定速度)で走っているとわき見運転すら危なくて出来ません。

そのトナカイは、当地の名物料理とのことで食べてみました。とはいえ、メニューを見てもチンプンカンプンですので、「ラップランド」と名づけられたコースをお願いしました。(税サ込EUR29.00=約5千円)

トナカイの肉をフレーク状にしたものを炒め、バターで味付けされたマッシュポテトの土手の中央に山盛りにした料理が出てきました。(写真1枚目)
こちらのソースはベリーソースが主流のようで、肉料理には何の肉であろうと付いてくるとか。

スープは日本では食べたことの無いクサビ状のきのこが底の方にたっぷり沈んで入っているクリーム系で濃厚で量も半端な量ではなくなかなか美味しいもの。(写真2枚目)

デザートはフレッシュモッツアレラチーズ(?)をダイス状にして軽く焼いて、シナモン味のクリームソースの中に入れてお得意のベリーソースを加え、さらにオーブンで加熱したようなもの。(写真3枚目)
右上にはパイナップル系(?)のピューレがトッピングされています。
これも、日本ではお目にかかったことがないもので、実に美味しい。どこかにレシピがあれば作ってみようかな。

これにホイップ風クリームチーズがたっぷり別添されたパンが付いていました。

4枚目の写真はホテルなら有無を言わさず付いてくる朝食の例。これが2人で泊まって1人8千円位のホテルなのに、なかなか豪勢な内容で出てきます。北欧料理の事前調査を目的に出かけた赤坂見附のストックホルムで食べたスモーガスボードと良い勝負という内容。驚きました。

総じてフィンランドの料理は日本人の口に合うものが多いという感じでした。
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