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1回
昼の点数:4.5
2011/05 訪問
昼の点数:4.5
青森にいることをほぼ完全に忘れさせてくれる、完璧なカフェ。
2011/05/05 更新
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美術館からバスで戻ってきます、青森駅の手前の新町一丁目で降ります。
青森駅周辺でお茶するなら、ここにしようと思っていました。
重厚な入り口がまず素敵です。
2階への階段を上っていくところから、もう異空間です。
椅子はきれいで座り心地も悪くなく、テーブルは大理石?でしょうか。
シャンデリア、奥に佇むグランド・ピアノ、そこここに飾られた絵画、壁の重厚な感じ、メイド姿のウェイトレスさん。
水には、レモンの香りがついています。
完璧、という言葉がしっくりきます。
ウィーン菓子ということなので、ザッハトルテとウィーンのコーヒーをいただきます。
チョコレートケーキは苦手なピノスケさんですが、ミーハー心には勝てません。
ほどなく、運ばれてきました。
たっぷりと添えられた生クリームには、甘みがついていません。
甘いザッハトルテと一緒にいただくと、口の中でちょうどいい塩梅になります。
ザッハトルテというお菓子がどういうものなのかを、この日はじめて知りました。
チョコレート味のスポンジケーキに、アンズジャム(ハチミツではないのです)を塗り、
その上から砂糖のジャリジャリ感を残したチョコレートをかけ、固めて作るもののようです。
ウィーンのコーヒーは、独特の苦味のようなものが最後に残ります。
ザッハトルテと一緒だと、決して、嫌な感じはしない、苦味です。
コーヒー380円もかなり安いですが、おかわりは、なんと100円です。
しかも、すぐに、持ってきてくれます。
雰囲気も良く、コストパフォーマンスも良く、味も良く、サービスもいい。
特に、非のうちどころが、ありません。
窓から見える駅前の風景が、唯一、
青森という現実と自分とを結び付けてくれる、縄のような存在です。
また青森に来たら、必ず寄りたいと思うお店でした。