①フィンランドドイツやロシア同様に、痩せた土地や気候条件からライ麦栽培が盛ん。
ちなみに、京都に
キートスというフィンランドパン専門店あり。
・カレリアン ピーラッカ ピーラッカは「包んだ」の意、船型のライ麦パンに御粥入り
・ハパンレイパ 全粒ライ麦粉使用のリング状パン、フィンランドの主食的位置付け
・ペルナリンプ ジャガイモ入りで油脂類ゼロ、キャラウェイシードの香りが特徴
②デンマーク・ダンスク ルーブロード ダンスクは「デンマーク」、ルーは「ライ麦」の意、主食的パン
・デニッシュペストリー 酪農国らしく大量のバター使用、以下の様な種類あり
→スモー・スナイル シナモン入り、スナイルは「渦」の意
→ティビアキス ティは「茶」、ビアキスは「白芥子の実」の意
→スモー・ケア スモーは「バター」、ケアは「お菓子」の意
→カイングラ 誕生祝い等に食べる習慣あり
③オーストリア・カイザーゼンメル 円形の小型食事パン、5本の切り目が皇帝の王冠を象っている
・ザルツシュタンゲル ザルツは「塩」、シュタンゲルは「棒」、生地はカイザーと同じ
④オランダ・ダッチブレッド 焼成前の表面に、米粉・砂糖・油脂・酵母などを混ぜたモノを塗る
その為に、焼成後の表面に虎模様のヒビ割れが出来る、タイガーブレッドとも
⑤スイス・ツオップ ドイツ語で「編み込み」の意、ドイツ語圏でポピュラー
・テッシーナブロート プチパンを繋げた形、元々はテッシン地方のパン
・ビューリーブロート 十字架の形が特徴、表面硬く、クラムはモチモチ、水分多く日持ちする
参考・引用 「パンシェルジェ検定3級」(実業之日本社)