2回
2006/01 訪問
まりお
こってり好きな人には知らない人はいないラーメン屋さん。とあるラーメン研究家の書いた色紙には「日本一のこってりラーメン」とあるぐらいだ。
この店が法蓮でOPENしたときから、よく行っていた。そのころは究極のラーメン、至高のカレーという看板で、ラーメンは豚骨と醤油の2種類だった。ちなみにこの場所は、その後、源さん、天理スタミナラーメン、ちゃいな食堂と変遷して、今はついにYahooBBステーションになってしまった。
それが、押熊の今の元気屋の場所に移転したときから、札幌、喜多方、横浜など全国のラーメンを出すようになり、ラーメンの種類が一気に増えた。
それが、今の尼辻に移転したとき、また種類を絞って出すようになる。
ところが、まりおさんはかなりのアイデアマンで、日々の努力によって新しいラーメンをどんどん開発している。それが裏メニューとして増えていて、今また、私たちをひそかに(といっても公式HPで載せているのだが。)楽しませてくれているのだ。
醤油と煮干しの味が効いている黒醤油つけ麺は釜揚げがおすすめ。また、鴨の出汁の鴨つけ麺も人気の裏メニュー。
黒七味豚塩ラーメンは超こってりのスープを七味のピリッとした味で全体をまとめ、引き締めている。
新まりお流ラーメンは本来の豚骨の味にたっぷりの背脂、もちろん臭みはあるが好きな人にはたまらない味に仕上がっている。
特にすごいのは豚骨ラーメンの「煮詰め」。豚骨ラーメンをどんどん煮詰めていくのだが(煮詰める割合は希望を聞いてもらえる)、最終的にはカルボナーラ状態になることもあるという。胃腸が強くないと口にすることに勇気がいる一品だ。ちなみにこの出汁で雑炊をしてもおいしい。
ただし、裏メニューはいつもあるとは限らないので、直接、店でまりおさんに何ができるか聞くか、どうしても食べたいときは前もって予約すること。
また、九州から取り寄せる地鶏を使った料理も実は静かな人気で夜はこれを目当てに来る常連客も多い。鶏肝のユッケは二人前で800円。食べごたえのあるメニューだ。
2006/01/13 更新
R24沿い、こってり好きに知らない人はいないラーメン屋さん。基本は豚骨としょうゆだが、実際には何種類ものスープを毎日手作りしているとのこと。そのアイデアと日々の努力には感心させられる。写真のオリンポスは富士山、チョモランマを超える太陽系一濃いこってりラーメン。粘度は水あめ並みで、レンゲが立つほど。これ以上のこってりは考えられない一品。九州から取り寄せる地鶏を使った料理やカレーも静かな人気。
ブログでの記事はこちら。 オリンポスの記事はこちら
<創作ラーメン>
週替わりでこってりとあっさりの2種類の創作ラーメンが出される。何が出るかはまりお流掲示板にて毎週金曜日に発表される。
世界一濃い牛骨白湯スープクッパ仕様
ご飯も入れてとろみも出した牛骨白湯スープ。にんにく少々、粉唐辛子。生玉葱。(17.9)えげつなく濃厚で美味しさのレベルが違う次世代鶏白湯
進化した超どろどろ濃厚鶏白湯ラーメン。(17.5)
東南アジア風エスニック担々麺
こってり豚骨にナンプラー入りのタレ。干し海老やアミエビにホタテやXOジャン等を加えた香味油。(16.5)
貝とウニの塩ラーメン(創作)
スープを一口飲むと…笑ってしまった。しっかりと塩ウニの味が効いていて…たぶん日本全国探してもどこにもない味。
黒小麦麺のざるラーメン
かつおを使った返しに貝出汁、そば屋さんのざるをイメージした品。さっぱりとして麺の小麦の味が際だつ。
<まりお流超こってりラーメン>
まりおといえばこってり。県外からも食べに来る人がいるほどの人気の品。
チョモランマ
富士山にたっぷりの粉チーズを入れ、さらに濃くしたもの。超が付くこってりスープ。(14.12)
富士山
世界一濃いというこってりの最高峰。豚骨ベースのスープは液体というより個体に近い。(13.7)
霧島
周りを見るとこれを注文する人が多い。富士山に次ぐ超こってりラーメンでめちゃイケでも紹介された。(13.7)
<まりお流七人の侍>
貝と豚骨のWスープ
あさりと蛤のスープに豚骨を合わせた醤油スープ。じんわりと貝の風味が後やらやってくる。
貝醤油ブラック
二段仕込みのブラック醤油を使った背油入りプレミアム貝醤油ラーメン。レアチャーシューとつくね入り。
薩摩
世界一濃い鶏濃厚醤油スープ。濃度20。霧島に醤油味を入れたこってり系新メニュー。(15.10)
男の鶏ぱいたん
日本一濃い鶏白湯醤油。濃度は9。濃いラーメンを食べたければこれぐらいがおすすめ。(13.9)
まりおブラック
背油入り超濃厚豚骨スープに二段仕込みの醤油ラーメン。粒胡椒が効いている。(16.2)
桜島
濃厚豚骨スープに大量の背油、海苔に乗せた鰹節魚粉と一味唐辛子がたっぷり。濃度7。まりおの山シリーズ一品。(15.5)
開聞岳
背油入りの貝と豚骨のWスープに生卵と二種類のチャーシュー(この日はつくねのような)入り。
<その他のメニュー>
こってりで有名だがあっさりも充実。法蓮時代から人気の至高のカレーや九州から仕入れる鶏料理も人気の品。メニューはしばしば変更されるので、ここにあるものでも現在はないものも多い。
貝塩ラーメン
アサリ、蛤、ムール貝、丸鶏がベースのあっさり塩。透き通ったスープはまりお流では珍しい。
雲丹豚骨ラーメン
どろどろの豚骨スープに雲丹の瓶を一本入れる。ワタリガニの内子も入り、超個性的な味に仕上げる。(16.5)
雲丹豚骨ラーメン
ラーメンの前に出るレアチャーシュー。タレがかかっているのでラーメンに入れない。量もハンパない。
豚骨スペシャル
豚骨醤油のこってりスープ。とんとろチャーシューはとろっとした味わい。醤油ダレにつけてもいい。(08.5)
黒醤油つけ麺
つけだれは醤油と煮干しの味が効いている。釜揚げがおすすめ。つけ麺と鴨のメニューは混雑時できないこともある。
新まりお流
本来の豚骨の味にたっぷりの背脂、臭みはあるが好きな人にはたまらない味。
プレミアム冷やしつけ麺
胡麻味噌と和風醤油ベースの二種類のたれ、麺は新作の黒小麦。和風は途中から温泉卵を溶かして味に変化をつける。
濃厚豚塩ラーメン
定番メニューの中でマリオさんが特にすすめるのがこれ。かなりこってりしているので好みは分かれるかもしれないが。
しそ餃子
餃子は宇都宮餃子とこのしそ餃子の2種類。しその風味がふわっと香ってこれはこれでひと味違う味。
コロッケカレー
実はこの店のもう一つの看板メニューがカレー。ルーはさらっとしながらこくもあり、辛さが後からじんわりとくる。
新広島ラーメン
牡蠣を使った塩ラーメン。ベースは鹿児島地鶏と豚の肉汁。ハマグリやアサリのスープも混ぜる。
塩ラーメン
超こってりで有名な店だが、あっさり味にも力を入れている。魚介を使ったスープは創作ラーメンに使われる。
しょうゆラーメン
鹿児島地鶏のガラを450日肥育した物と大量の豚肉を火を消す事無く入れ替えては足して作る。
鶏の唐揚げ
外はクリスピー、中はジューシーな鶏メニューの定番。ビールのアテにもご飯のともにも。鶏料理のメニューは多数あり。
プレミアム醤油ラーメン
5日間火を止めずに、脂を取りあっさりとこくのある味に仕上げた。鴨塩つけ麺
煮干しを強く出し、煮た白ネギで甘さを出し、塩味を強めに味にメリハリをつけた。全粒粉の粉に黒小麦粉を混ぜた麺。
宇都宮餃子
青森県田子町産のにんにく、嬬恋高原産のキャベツ、栃木のニラ、日光名水仕込みの丸七醤油。自然な甘さが感じられる。
黒七味豚塩ラーメン
豚塩ラーメンから進化してこってり度を増した。背脂の脂っこさを七味と山椒でまとめ、キレを出した超濃厚スープ。
鴨つけ麺
関西ウォーカーの企画、ラーメンバトルで出品。太く腰の強い麺を使用。出汁は鴨の味を引き立てる煮干しを強く出す。
白肝ユッケ
とろとろの白肝をごま油、塩で味付け。一味をかけて頂くとまた美味。他に唐揚げなど鶏料理多数。
胸肉刺身
たっぷりのネギ。あっさりポン酢。鹿児島産の地鶏は噛みごたえがあって、ふぐや平目の食感に近い。柚子胡椒をつけて。