ムササビヒンソーさんが投稿したWong Chi Kei Congee & Noodle セナド広場支店(マカオ/マカオ)の口コミ詳細

酣暢聲楽

メッセージを送る

ムササビヒンソー 認証済

この口コミは、ムササビヒンソーさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

Wong Chi Kei Congee & Noodle セナド広場支店マカオ/中華料理、中華麺(その他)

1

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.4
    • | 雰囲気3.4
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク3.0
  • 使った金額(1人)訪問時点の為替レート換算での金額になります。
    ¥1,000~¥1,999
1回目

2016/12訪問

  • lunch:4.2

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.4
    • | 雰囲気3.4
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク3.0
    使った金額(1人)

    訪問時点の為替レート換算での金額になります。

    ¥1,000~¥1,999

二日連続で通う】南方人吃米北方人吃麺と言うが…

表題の意味は、中国でも南方では米作が盛んなので専ら米を食い、北部は小麦が生産されるため小麦を粉にしたあとの加工品(=麺)を口にする、とでもなるか。

実際、廿年ほど前、天津、北京を経廻ると、朝から晩まで万頭や包子、おうどんみたいにゾロっとした麺類ばかりが出てくる一方、廣州、東莞、佛山あたりをブラついていると、宴席の最後に必ず「白いおまんまは如何? 」と聞かれ、これまで大皿からちょびちょび摘みながら酒の肴にしていたものを、今度は「めしのおかず」に転用して茶碗の中身と共にわしわしと食らうのがかならず食事との「セット」になっていたのが印象的だった。

(ちなみに今は農業技術の発達で、東北地方でも日本式短粒米がナミナミ採れるようになったので、いちがいにこの風俗が残っている、とも言い難い)

言い換えればこれが大陸における飲食民俗ないし文化という事になるのであろうが、さてでは、それぞれの土地で大量に消費されるものほど、洗練を受け、趣味性を帯びてくるのか、というとそうでもないところが面白い。

一般に北部の麺類、なかんずく日本語でいうところの「ひもかわ」的にロールなり延し棒なり指先などで縦方向に平たく引き伸ばされたものは、一体に白く、本邦のうどん、ひやむぎ、そうめんに似た印象が強い。

これをもって糖質摂取につとめる、腹を満たすという場合には結構なのであるが、趣味的にお八つっぽい、つまり日本のラーメンのような麺を期待すると肩透かしを食らうようなところがある。

一方、南部の麺となると、小麦由来の幼麺に粗麺、米主体の米粉、瀬麺、米線に河粉…と素材、かん水の入る、入らない、太さ、とさまざまなバリエイションがあり、これがまた、主に食感や舌や喉への当たり、といった趣味性を追求する故に分類、複雑化しているように見えるのが面白い。

分類上南部に属するマカオに雲吞麺と蝦子撈麺で名高い店がある、という。

調べてみると朝0830時から開店2400時までの通し営業だそうで、今回の仕事の事情で「遅い朝飯ないし朝昼兼用めし」を摂る必要に迫られている我が状況には極めて都合がよい。

一日目】

0900時に訪問、界隈の人気店なので、すでに空席待ちの整理券を配り始めている。

ひとりですが~と人差し指を上げ、券をもらって店先の椅子に腰かけまぬけ面ぶらさげて待っていると、(普通話と粤語の両方で)番号が読み上げられ、どうにか聞き取り、案内された席につく。

品書きを見る。

初手はご案内の名物二種のいずれかを取るつもりだったが、つい擔擔醤湯麺なる文字を見つけ出してしまい #タンタンメンのタンは担であって坦ではなく、旧字では擔である #冷徹な事実 と #言いたいだけ でこれを頼んでしまう。

運ばれてきたのは別掲シャシンの通り。

どこがタンタンメンだよ? と言いたくなるルックスであるが、肉醤にはしっかりと甘辛の下味が含まされている一方、粗麺と呼ばれるイタリーのタリアテッレに似た平麺はパキパキとつるりの真ん中くらいの歯ごたえと舌触りが面白く、これを泳がせているどんぶりのスープは、蝦米(ほしえび)の出汁由来の、力強くもクドくない、清らかさの奥に隠されたゲテ味みたいなのが乗っているのが面白く、正直、昨今東京で出てくる、刺激ばかりで目がちかちかするような自称「本格正宗」なやつよりも、特に中高年世代にはこっちのほうをお好みになる方が多いんじゃないかな、と思わせる出来栄え。

麺よし、スープよしで、再訪を誓う。

二日目】

仕事明け、香港への移動の前、開店と同時に飛び込みまずは青島啤酒。

小壜だけが出てきてグラスは出てこないが #いんだよ細けえ事は! と、レイチェル・ウォードの美貌以外、見るところのなかったカリブの熱い夜スタイルで壜の首を掴み、ラッパ飲みを執り行う。

ビールラッパ飲みには馳名雲呑蝦子撈麺に決めている。

決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。

もしあるとすれば、本当は雲吞湯麺と蝦子撈麺の両方が試したいが、一人旅だから分けっこも出来ず、両方取ってしまうとそれでなくても疲弊気味な、オトウサンの胃には良くなさそうだし、少しずつ食って、あとは残してしまうというのは、ショーワの吝嗇が許さないからいっそ「いいとこどり」のものを取って、雲吞はビールのつまみ、麺は麺で後で食えば、一挙両得、一粒で二度おいしい、夫婦和合、くんずほぐれつ、と何を言っているのかわからなくなるから黙っている。

そう思いながら、箸で取り上げた雲吞を口に放り込むと、塩と片栗粉(と、いう名のコーンスターチ)でもみ洗いされた蝦のぶつ切りの具は、口腔でぷりぷりぷりぷりとはじけ飛んで愉快で、幼麺をざっと茹で、水切りしたところに蝦子を #BCMKR! した麺は、歯ごたえと弾力に富み、ナイルレストランの通称無理強いランチよろしく #ジェンメン的にかき混ぜて~♪ 口に放り込めば、原始の本能を揺さぶる食の根源みたいな愉悦で脳が煮え、ああ、ここの店、ライセンス買って、日本でやったらウケるかもなあ、と、取らぬ狸のなんとやら、に心動かされない、事もない。

  • 雲呑蝦子撈麺

  • 蝦子 #BCMKR!

  • 雲吞に着目する

  • ジェンメン的にかき混ぜて~©ナイルレストラン

  • 勘定こんな感じ

  • 麦酒は正しく映画「カリブの熱い夜」方式で掴みラッパ飲み!

  • 麦酒は小壜に限る!

  • 二階の風景

  • 担担麵っぽくない担担醤湯麺

  • 麺はタリアテッレっぽい。

  • こんでぃめんと。

  • シナガキビンボー!

  • こんぬつわ。

2016/12/31 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ