8回
2018/03 訪問
過去と未来を繋ぐ盾
「見てごらん、朧月だよ」満月がふんわりかすんで二人を照らす。
『本当だ、、、』キレイだった。
こうやってなんでもない日常を、特別な1日にしてくれたのは
大好きなシェフの新店で、美味しい時間を過ごせた事も理由の一つ。
10年勤めた前のリストランテに区切りをつけ、新店オープンまで数ヶ月。
その間もシェフの料理は色々な所で食べる機会はあった。
それでも、やっぱり彼の“店”で食事をする事を待っていた。
〜Sapori Antichi〜
古くさいのではなく、昔ながらの味を大切にし
こうした伝統料理を護り、磨き、そして未来へを理念として、体現できるよう目指す
というお店は、お祝いの花が笑顔で咲き誇っていた。
そして懐かしい光景、みんなとてもいい顔をしている。
以前に比べ、よりエロくキラキラ見えるお料理。
頭がクラクラするほど美味しい、、、この味が、やっぱりしっくりくる。
Stuzzichino
アンチョビバター、アーティーチョークオイル漬けペコリーノロマーノ
Antipasto
ヴェネトのサラミとハーブを巻き込んだウサギ、ソースはピエモンテのトンナート風に白アスパラのサラダ
❤︎これ、凄くトロけた
Antipasto
ハンガリー風グーラシュのズッパ
パプリカの香りが素敵だった
Primo Piatto
ピアチェンティーノ・エンナートチーズを再現したと言うリゾット
サフラン風味でペコリーノチーズの旨味と、黒胡椒のアクセントそしてピスタチオの香りがたまらない
Primo Piatto
鰻のトマト煮のロングパスタ
このパスタは、小池シェフにしか作れない
Secondo Piatto
豚フィレ肉のコトレッタ
絶妙な火入れ、パルミジャーノたっぷりかつ揚げ物なのに何故かサラリと食べられてしまう
Dolce
Caffè
大好きなホワイトボネ
こわいくらい幸せだ。
2018/03/17 更新
イタリア全州で料理を学んだ本場仕込みのシェフの料理が食べられる。
郷土料理について、情熱が半端ない。
伝統的な形は崩さず、現代に合ったアレンジもプラス。
今尚、料理人として探究心を忘れていない。
2018/03/17 更新