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1位
5回
2022/11訪問 2022/11/27
今年のカエル祭りは11月開催で、やはり予約して2人で訪問です。
6月以外でヒカリヤを訪れるのは初めて。
フロアのテーブル席でしたが、ギャルソンさんが「カエルと一緒に写真撮って大丈夫です」とw
頂いたのは、
・杏と人参とカラスミのミルフィーユ
・オマール海老のキャビア乗せ 花梨とパッションフルーツソース
・北寄貝のイカ墨リゾット
・椎茸の岩魚コンソメスープ
・玉ねぎと黒トリュフのグリル
・白子のねぎ柚子
・牡丹海老の海藻添え
・百合根のレモンエスプーマ
・信州プレミアム牛のミスジと蕪のグリル
・ブリュレとカリフラワーソースとアボカドムース
・和梨のバシュラン
今回は、白子や北寄貝、百合根といった冬っぽい食材を楽しめました。さすがはヒカリヤさんで、面白い組み合わせで食べさせてくれるものです。
今年からスペシャリテの椎茸のスープが、アオサベースじゃなくて鮎のコンソメになったそうです。椎茸の風味と旨味がより感じられました。
玉ねぎと黒トリュフのグリルは、一見タマネギ焼いただけに見えましたが、実は玉ねぎの層の間に黒トリュフがサンドされててめちゃ手が込んでる濃厚な逸品です。
今年の料理もExcellentでした。
冬なのでコートを預けていましたが、帰り道にポケットに手を突っ込むと…なんとポケットにホッカイロがwww
どんたけ気が利いてるんだとwww
今年もカエル祭りの折り、結婚記念日に2人で訪問です。
今年もまた個室を用意してくれました。
頂いたのは、
・鯵とリンゴ・マコモダケとオレンジベアルネーズ・とうもろこし
・スナップエンドウとイカ
・椎茸のスープ
・アスパラとセロリのリゾット
・とうもろこしスープとトマトのソルベ
・ニンジンのローストとフォアグラ
・ラム茄子とラタトゥイユ
・信州牛のポトフ
・鮎のオムライス
・山葵のシャーベット
・カリフラワーとホワイトチョコとカラメルブリュレ
・小菓子
過去に頂いたことのあるメニューがいくつかありました。というのも今年は平成の集大成ということで、過去に評判だったメニューを集めてコースにしたそうです。
椎茸のスープはやっぱり絶品でした。このメニューは毎年食べたいw
ラム茄子は肉は使わずに、茄子にラムの出汁を染み込ませるという手の込んだ料理。野菜しか使ってないのに本当にラムを食べているようでした。
信州牛のポトフは、ステーキを出汁のソースで食べるという、斬新なメニュー。やはり名店は出汁の質と使い方が素晴らしいですね。
来年も、またよろしくお願いしますm(__)m
今年も結婚記念日(ちょっと過ぎてましたがw)に訪問です。
今年は席がフロアのテーブルや半個室ではなく、奥まった個室に通され、何やら特別感が…w
今年頂いたのは、
・アミューズ
→フレッシュベリーと山椒と柚子
→ビーツのマカロン、鶏レバーペースト
→イカスミのシュー、鯖のリエット
・インゲンのソテー、ウイキョウのアイスと桑の葉パウダー
・稚鮎の炭火焼き、胡瓜とヨーグルトのソース
・鮑のフリット、肝ソース、イカスミリゾット
・スモーク黒ソイ、ビーツとトマトとイチゴのソース
・信州牛のステーキ、モリーユソース
・クリームブリュレ、ライチアイス、白インゲンクリーム
・ヨーグルトのエスプーマ、アカシアアイス
今年はもうアミューズから感動が止まりません!!味の変化と予想外の組み合わせを絶妙に合わせる完成度の高さ…素晴らしい!!
特に稚鮎の炭火焼きに胡瓜とヨーグルトの付け合わせをソースに見立てる所、もともとの鮎の風味との調和がよく考えられていると思います。
スモーク黒ソイは薫香のせいか食べごたえがあり、魚だけど肉の様。トマトとイチゴの酸味と甘みのソースが肉感に合ってますね。
そして、信州牛にモリーユ茸のソースが、旨味と香りすごいです!!肉もミディアムレアで柔らかく、言うことなしでレベルが高い!!
食べ終わった直後から来年が楽しみですw
かえる祭りの折り、今年も結婚記念日に訪問です。
今年は個室に通されました。4人席のようですね。周りの話し声が聞こえつつ、ちゃんと仕切られているのでプライベート感満点です。
今回頂いたのは、
・生ハムと半々熟卵(卵の濃厚さが際立つ)
・破竹と桜エビのサラダ(筍と桜エビの香がすごい)
・セロリとニンジンと黒トリュフのリゾット(お米の入っていない野菜のリゾット)
・フキと酒盗と鶏節(カツオではなく鶏)
・金目鯛と豆苗と丘ヒジキ
・和牛サーロイン
・カリフラワーとホワイトチョコとカラメルブリュレ
・カルピスレアチーズとルバーブ(爽やかな酸味と甘みのデザート)
・サクランボとイチジクのゼリー
今年も外れの無い料理の数々でした。味も見た目も非常に高レベルです。
妻は去年の飲みすぎの失敗を踏まえ、ソムリエさんに量控え目を伝えて飲みすぎ防止です。
さすが好みと料理を踏まえてその場で色々なワインを提案してくれる、一流は違いますね。
来年もまた伺います。
松本かえる祭りの折り、平日の18:30に訪問です。
この時期、お祭りで松本に来ていますが、結婚記念日近辺でもあるので、例年、松本で贅沢していますw
ヒカリヤニシは2年ぶり2回目です。
以前は照明がテーブルキャンドルだけでちょっと暗かったのですが、今は間接照明に変わっていて、光量が増して料理がよく見えるようになっていました。
こちらの料理は見た目も面白いので、より楽しめますね。
頂いたのは、
・新玉ねぎのエスプーマとトマトのジュレ
・アスパラガスとトリュフと雲丹と鯛の昆布締め
・栄螺のスープ
・白レバーのプリンと海老のソース
・北寄貝と胡瓜とサヨリ
・信州牛のサーロインと桜エビとアスパラ
・カリフラワーのアイスとホワイトチョコとクリームブリュレ
・クリームチーズと生姜、苺とラズベリーソース
・トマトのシャーベットとミントのジュレ
白レバーのプリンはもともと濃厚なところに更に濃厚な海老ソースでかなり旨いです。
信州牛に桜エビはなかなか面白い味と食感です。
クリームチーズと生姜は一緒に食べると全く別物の味になって変化の楽しめるスイーツでした。
しかし、デザート3品も出るとは…w
ソムリエさんにワインを選んでもらったのですが、好みを伝えたら色々考えてくれて、料理にもよく合う美味しいワインをサーブしてくれました。おかげで若干飲みすぎてしまいました(^_^;
料理、デザートの味、見た目、ワイン、サービス、雰囲気、どれをとっても外れなし。値段が高いだけですw
来年の結婚記念日もここに来ようと思います。
2位
1回
2016/12訪問 2016/12/06
---------2016/12 2回目----------------
そうだ、あの味を食べに京都に行こう
ということで、2回目の訪問です。
前回は夏だったので、今回は冬にしました。
金曜日の夜だったので、この日は3組ほぼ満席でした。
頂いたのは、
・洋梨のポタージュ(見た目冷製っぽいですが、温製です。洋梨の風味がするビシソワーズ。)
・京野菜と銀杏ソース
・鱧と雲丹の松茸ペースト
松葉ガニとトンブリのタルタル(パンと食べるとすごく旨い~)
アワビのカツレツ肝のソース
鰤とカンパチの藁燻し
サザエときのこのコリアンダーソース
・じゃがいもと黒トリュフのスフレ(チーズと黒トリュフの香が最高!!)
・牡蠣のパスタ ポルチーニペースト(パスタが牡蠣汁吸ってますw)
・イカスミリゾット(エビとトマトペーストがイカスミリゾットと合う)
・バニラとミントのアマトリチャーナ(アイスのフレーバなのに食事のパスタに仕上げる驚愕の技です)
・ちびき鯛のポワレ(皮も美味しい)
・牛フィレ肉のグリエ
・柿のティラミス(個人史上、最高のティラミスw)
期待通り、今回も大満足のディナーでした゜∀゜!!
---------2015/08 初訪-----------------
京都観光の折、月曜日の夜に訪問です。
昼も夜も完全予約制だそうなので、前日までに予約が必須です。
若干わかりにくい場所にあるのと、ほとんど宣伝していないそうで、夜はあまりお客さんいないそうです。
期せずして貸し切り状態で、いい雰囲気で食事を楽しめました。
と言っても10席・4組程度までの小さな店なので、満席になってもガヤガヤしないでしょう。
洗練されたサーブ、丁寧な料理の説明、細やかな心遣い、サービスも申し分ありません。
「1人1万程度の料理で」と予約時にオーダしましたのでシェフがいい感じにコースをまとめてくれました。
コース内容は以下のような感じ。
残念ながらお品書きがなかったので誤記載あるかもしれませんが悪しからず。
・カプレーゼとゼッポリーニのタコ焼き
・京野菜とガーリックソース
・鱧のトマトペースト(梅肉似せ)
桃と琵琶鱒の卵
アワビのカツレツ肝のソース
秋刀魚と泡ソース
サザエとジェノベーゼ
・フォアグラと蒟蒻ピンクペッパーバルサミコソース
・雲丹とチーズのカッペリーニ
・スッポンのリゾットのズッキーニで包み
・チーズとサマートリュフのキタッラ
・鱸とアサリと炙りキュウリ
・子牛のフィレ肉と小芋のフリット
・スイカのアイスとスイカと海水のゼリーとレモン泡ソース
料理のレベルは非常に高いです。食材それぞれに合った繊細な細工がなされていて、全体としてしっかりした味わいに仕上がっています。
一点、残念なのはデザートで、スイカのアイスに海水のゼリーを合わせていたのですが、さらにレモンの泡ソースが乗っており、
海水ゼリーと泡ソースを一緒に食べると酸味が相まって塩味が強く感じられたところでしょうか。
個人的にスイカに塩はかけない派なので、海水ゼリーが余計だったかな。
それ以外の料理は全て感動的な旨さでした。値段として安くはありませんが、この料理が1万円なら逆に安いです。
また別の季節に京都に来て、その時の食材をシェフがどう料理するのか、食べてみたいです。
そうだ、あの味を食べに京都に行こう…゜∀゜!!
3位
2回
2017/04訪問 2017/04/17
今年も春日井かえる祭りの折り、ランチで訪問です。
この日はディナーが貸し切りでした・・・
ランチですが、フルコースらしいので、予約しました。
この日は自分たちを入れて3組。
去年はシェフ1人で2組をさばいて神がかった対応を見せていましたが、
今年はアシスタントさん1人と、シェフの奥さまでしょうか?セルヴーズさんがいて体制が強化されていました。
ランチは値段別で2コースのみのようです。
頂いたのは高い方のコースで、
・甘エビ、カリフラワー、チーズ、トリュフとコンソメジュレ
・鴨のテリーヌ
・タイラガイのソテーとバジルソース、ブイヤベースソース
・メバル、ホタテ、ホタルイカ、エビのカダイフ包みとウニのソース
・牛フィレ肉と雛鳥の包み焼き
・食後のチーズ
・ビスキュイショコラとミルクアイスとキャラメルソース
やはり素晴らしい!!
外れなし、と言うより全て当たりです!!
魚介の旨みがよく出ているブイヤベースソースがタイラガイとアスパラによくあって旨い❗
濃厚なウニソースがカダイフに染みて旨い❗
肉の火入れも絶妙❗
デザートも濃厚なショコラとミルクですごいです❗
サーブのスマートさもさりげない気遣いも去年のまま、セルヴーズさんとギャルソンさんが居心地の良い空間を提供してくれました。
レストランとして非常に高いクオリティですが、ランチは多少価格も抑えられて、CP的にも好評価です。
かえる好きの間で、最近、注目度上昇中の春日井かえる祭りの折り、ディナーを予約しました。
18:30で先客は1組だけ。とは言え、4組でいっぱいの小さなお店です。
店内はザ・フレンチレストランといった感じで、すっきりしていますが内装にセンスが光ります。
予約時に1人1万円くらいでお任せでお願いします、とオーダしておいたので、以下のメニューになりました。
・真鯵とホワイトアスパラ(フキノトウのソース)
・手長エビとたらの芽のフリット(ドライトマトとエシャロットのソース)
・アワビと名古屋コーチンのスープ
・甘鯛の松笠焼き、筍、ワラビ、帆立(サフランソース)
・チーズ
・フォアグラの牛フィレ肉包み網焼き(黒トリュフソース)
・オレンジクリームブリュレ
・焼き林檎とブランデーアイス(カラメルソース)
・食後のコーヒーと小菓子(ココナツメレンゲ焼き、コーラキューブ、トマトキューブ)
端的に言って味は「素晴らしい」レベルです。
良い素材が的確に美味しく調理されています。それだけで既に旨いのですが、何よりソースが素晴らしいです。
濃厚、さわやか、香り高いなど、料理に合わせたソースで旨さ倍増です!!
メイン肉料理の前にチーズが出るのですが、7~8種類のチーズの中から選択できます。
かなり癖のあるものもあるのでちゃんと聞いてみてください。
でもカマンベールチーズはかなり美味しかったです。エシレバターのような香りと濃厚さ。
デザートがまさかの2種類出て結構おなかいっぱいですw
オレンジのクリームブリュレはさわやかでサラッと食べれ、
焼き林檎とブランデーアイスは、リンゴパイが温かくパリパリで、香りのよい冷たいアイスとの組み合わせが斬新です。
カラメルソースの苦みと合わせて食べると更に旨い!!
ワインも豊富で、料理に合わせたワインをお勧めしてくれ、ついつい飲みすぎてしまいますね。
ノンアルコールカクテルも用意していただけます。しかもノンアルでも旨いです。
サーブもスマート、かつ、さりげない気遣いでレベル高い!!
いろいろ書きましたが、何より凄まじいのは、これをご主人1人でやっているという事実。
・メイン料理 →シェフ
・デザート →パティシエ
・サーブ →ギャルソン
・ドリンク →ソムリエ
普通のフレンチレストランだと4人のプロがやることを1人でやってしかもレベル高い…、まさに神業です。
春日井かえる祭りの楽しみが増えましたw
4位
1回
2016/01訪問 2016/01/28
能登観光の折り、14:30くらいに訪問です。
辻口博啓美術館に併設されたカフェで、店内は余裕のある空間に7、8卓程度。二階もあるのでしょうか?
先客は二組だったので窓際の席に通されました。
店内はシンプルで、センスのよい内装。
大開口の窓からは能登島を望めます。
頂いたのは、
・ルージュ エ ノワール
・オペラ マンダリン
お茶に
・シノワーズ
・リベルテ
ルージュ エ ノワールは濃厚なチョコレートベースのケーキに爽やかなフランボワーズソースがかかっていて非常に旨いです。
オペラ マンダリンは紅茶ムースベースのケーキにレモンのマカロンが乗っています。紅茶のケーキはいくつか食べたことがありますがこのケーキはかなりレベル高いです。
マカロンは下手なお店だと変な砂糖菓子みたいになりますが、外はカリッと中のレモンソースはジューシーで当たりのマカロンでした。
シノワーズはフルーツフレーバーの紅茶、リベルテはフレーバーの緑茶(柑橘系?)。どちらもスッキリした味でケーキとよく合うお茶です。
ケーキの美味しい店はたまに出会いますが、お茶も合せて総合力の高いお店は初めてです。
旅先なのでケーキは流石にお土産にはできませんでしたが、お茶も売っていたので思わず買って帰りました。
ちなみに美術館は巨大な飴のプレートと数点の造形飴細工が飾られた1部屋だけなのですぐに見終わっちゃいます。
辻口博啓美術館を見るついでにお茶でも、という感じで立ち寄りましたが、カフェ目当て、ついでに美術館のノリが正しそうです。
5位
2回
2017/08訪問 2017/08/17
去年に引き続き1年ぶりの訪問です。
18:00に行きましたが、店内貸し切り状態…今年は冷夏でお客さんが少ないらしいです。
さらに、6月の渇水で川に水が少なく、続く台風で今度は増水状態で、今年は簗を仕掛けてない…とのことでした。
観光地は天候の影響を直に受けますね。
というか、「余一やな」なのに簗を仕掛けらえれないって痛すぎますw
そんな中、料理長は那須の色々な食材を使って新たなウリの開発に挑戦されているようでした。
頂いたのは、
・とうもろこし豆腐
・猪骨スープ
・前菜盛合せ(かんぴょうきんぴら、ずいきの酢の物、青大豆の浸し、高野豆腐、鰻の肝の煮こごり、チョウザメとキャビアの寿司)
・鮎、ウグイ
・鮎の刺身と骨煎餅
・巨大アスパラガスの天ぷら
・五月鮎の天ぷら
・チョウザメの煮付け
・鰻の白焼きと蒲焼き
・細打ち蕎麦
・葛切り
まず、とうもろこし豆腐は、風味豊かなとうもろこしがモッチモチの弾力ある豆腐(もはや豆腐か??)になっており、中に入った枝豆が良いアクセントになって、また、蕎麦の実で作られた餡が良い塩味を加えています。
併せて出された猪骨スープは臭みの無い濃厚、クリーミーなスープで、これでラーメン食いたい!!
最初の品から料理のグレードが凄まじいです。
続いて前菜盛合せです。6品ありましたがどれも逸品揃いでした。個人的には干ぴょうのきんぴらと、ずいきの酢の物が、出汁の効き具合と絶妙な味付けで好みです。こういう脇役をグレード高く作れる料理人はレベル高いと思います。
また、チョウザメの身を炙って、キャビアを乗せた握り鮨も旨かったです。なぜ唐突にチョウザメ?キャビア?と疑問に思いましたが、どうも栃木県の水産高校がチョウザメとキャビアの養殖に成功したらしく、その試作メニューをこちらの料理長とりんどう湖ロイヤルホテルのシェフで作った、という話らしいです。
で、後から出てきたチョウサメの煮付けも絶品でした!!クエやギンダラ並みに脂が乗っているのですが、身は比較的しっかりしていて、ちょうどよい食感。煮付けの甘めな煮汁と合わさり、非常に濃厚な味わいに仕上がっていました。
チョウサメ恐るべし!!
巨大アスパラは30㎝以上あろうかという巨大なアスパラを天ぷらにして、チュロスのようにかじるという、最早、何料理だかよく分からないですが、驚くほど瑞々しくジューシーで甘味があり、旨いです。
更に、天然の鰻もとれるようで、程よく脂の乗った鰻を皮目はパリパリ、身はふっくら焼き上げていただきました。そこらの鰻専門店より圧倒的に美味しいですw
〆に手打ち蕎麦をお願いしましたが、去年より細くなってるwww
まるでそうめんの様ですが、それでもコシが維持されていることに驚きです。でも、もっと太くした方が風味も出てよいと思うのですが…
「細麺なのはオーナの意向で…」と弁明する板さん
なるほど、色々しがらみがありますよね。逆にこの細さで蕎麦として成立させる腕をかいますw
全体として、去年より厳しい状況の中、去年より料理は進化していた印象です。
挑戦的な料理もありますが、決してどれも外さない安定感もあり、素晴らしいと思います。
敢えて言えば、店内の照明が昼光色だったのが頂けません。
写真撮ると青く映るんですよねw
たかだか照明ですが、インスタ隆盛のご時世ではインパクト大きいかもしれません…
那須観光の折り、18:00に訪問です。
去年まで夜の営業はしていなかったそうで、広い店内に二組しかいませんでした。
ちょっとやなを見せてもらって成魚はかかっていませんでしたが稚鮎が何匹かかかっていたので、「先付で出しますね~」と料理長。
4席ある囲炉裏の席に通されましたが、人をダメにするソファが用意されており、居心地が良すぎて危うくダメになることろでしたw
他にも囲炉裏なしの座敷やテーブル席もあるようです。
大那という地酒を頼んでまったり(*´ω`)
先ほどの稚鮎が唐揚げになってきました。頂いたのは、
・稚鮎が唐揚げ
・前菜盛り合わせ(トウモロコシ豆腐、鮎の棒鮨、ドジョウの唐揚げ等)
・鮎の刺身
・天然鮎と養殖鮎の囲炉裏焼き
・鮎骨唐揚げ
・ジビエ(鹿肉、猪肉、猪レバー)の囲炉裏焼き
・鰻の釜飯
・手打ち蕎麦
前菜は単なる炊き上げや唐揚げ、刺身ではなく丁寧な仕事で旨味を引き出しているようで、酒が進んでこまりますw
鮎は天然と養殖を食べ比べるとずいぶんと違いが判ります。香や脂ののり具合など、どちらが好みか別れるところかもしれません。
ジビエは臭みも硬さもなく下処理の上手さがうかがえます。
鰻も骨も残らず、柔らかくなっており、専門店並みの味わい。
蕎麦も細打ちですがコシがしっかりしていて、これもそこらの専門店よりよっぽど旨いです。香りが弱かったですが、そこは時期の問題でしょうか…
観光やななので当然、鮎がメインになるのですが、それ以外のジビエや野菜、鰻など、那須の食材を非常にレベルの高い調理で食べさせてくれました。
ジビエは六本木あたりでは結構高価ですが、ここではずいぶん安く出されていました。安定供給が難しい気もしますのであったら食べた方がいい逸品と思います。
6位
1回
2016/09訪問 2016/09/11
妻の誕生日で、平日の18:00にコースを予約しました。
窓際の2人席に通されます。
東京湾を望む圧倒的な眺めのよさですね。レインボーブリッジを挟んで左に東京タワー、右にスカイツリーです。
頂いたコースの内容は
・豚方ローズのコンフィ
・ビシソワーズとコンソメジュレ →味は予想通りですが上にホタテやトビコやウミブドウが乗っているので食感に変化が出ます。
・鴨肉とフォアグラの前菜 →鴨肉の下にワイルドライスの敷かれていてプチプチとした食感がいいです。濃厚な鴨やフォアグラと合わせて食べると非常に美味しい。しかし、枝豆のソースが添えられているのですがこれが合わなくてちょっと微妙でした。
・ヒラメのグリエ
・牛フィレ肉とトリュフとポルチーニ茸ソース →トリュフとポルチーニ茸という香りがいいソースに更にニンニクベースのソースも混ぜると満足感のある味になります。
・ブドウのケーキとバニラアイス →ブドウのムースがいい味です。
さらに小ぶりのホールサイズの誕生日ケーキが用意されてましたが、ちょっと食べきれないので持ち帰らせていただきました。専門のケーキ屋ばりの箱詰め&保冷をしてくれました。
何度か訪問したことがあるのですが、嫌いなもの伝えると、かなりしっかり対応してくれます。
妻がアーモンド、クルミ、ミーナッツ等の木の実の類が嫌いなのですが、デザートやパンなどメニューに含まれているナッツ類を把握して、単に食材を抜くだけではなく、味のバランスが崩れないよう別のアレンジを加えてくれるのです。
シェフの対応力の高さ=腕の良さがうかがえます。
7位
1回
2016/05訪問 2016/05/03
先に書いてしまいますが、カレーという食べ物は、食品会社さんの努力の賜物といえる上質なカレールーの普及で、ある程度の食材と手間をかければ、家庭でも結構旨いカレーが作れてしまいます。
なので、お店のカレーはそれ以上を求められ、なかなかに辛いところかもしれませんし、お店の美味しいカレーも、まあそれなりと思うわけですが、ここのカレーは衝撃的でした。
もちろん、日本的な慣れ親しんだカレーではあるのですが、それに+しての旨さがあります。
GWの合間の平日昼に訪問です。
ちょうど空席があってすぐに入れましたが、すぐに満席になっていました。
頂いたのは、
・チキンカレー(チーズ追加)
カレーの前に蒸しポテトのバター添えが出てきます。しかも丸々2個。先に食べるとそれで満腹になりそうなので、とりあえず1個だけ食べてみます。
皮はペリペリと簡単に向けるのでバターを乗せて結構おいしく頂きました。
で、チキンカレーですが、ご飯とルーは別盛りです。チーズ追加をオーダしたため、カレーにたっぷりチーズが乗っており、さらにご飯にもチーズがまぶされていました。
チーズ追加で200円は高いかなと思ったのですが、想像以上にふんだんなチーズの投入で納得です。
カレーは、もう先に書きましたが、衝撃的旨さです。辛さは中辛にしたのでそこまで辛くありませんがかなり旨味があります。
チキンは多分、香ばしく焼いたタンドリーチキンの上からルーをかけたと思われます。カレーの味に加えて、カリッと香ばしさがでてGOODです。
カレーで煮込まれたチキンを想像していたので、ちょっと意外でしたが、タンドリーチキンなので煮込まれていなくてもしっかりカレーの味がなじんでいました。
食後にアイスコーヒーがサービスで付いてきましたが、このコーヒーも何気にかなりの美味しさでした。
カレー屋さんなのでコーヒーの味は全く期待していなかっただけに、これも衝撃的。
残念なのは、ランチのカレーにしては、結構値段が高いことです。もう少しリーズナブルだったら普通に4点以上をつけますw
8位
2回
2017/05訪問 2017/05/07
半年ぶりくらいで再訪してみました。
土曜日の18:30に訪問です。
頂いたのは、前回と同じル・タンコースで
・桜エビとそら豆のキッシュ
・サクラマスの瞬間燻製
・新玉ねぎのスープとグリンピースのババロア
・真鯛のカダイフ包み揚げ
・鴨のロースト
・甘夏のタルト
・オレンジのセミフレッド
ちょうど前回と季節が反対で、料理のベースは同様で季節の素材を使って再構築しているようです。
ワインは前回と同様にギャルソンさんにオススメしてもらいましたが、やはりここの料理はワインの美味しさを引き出すようです。ついつい飲み過ぎてしまいました。
カダイフの包み揚げは、カダイフに濃厚ソースが絡んで、さらにパリパリした食感が良いですね。
甘夏のタルトも良い味出してますw
ポストに入っていた広告で、「こんな店ができたのか!!」と気づき、休日の18:00に訪問です。
開店してから、まだ2週間程度でしょうか。先客は誰もいませんでした。
頂いたのは、多分看板コースのル・タンコースで、
・イクラとつぶ貝とクスクスサラダ
・絞めサバの瞬間燻製
・セップ茸とカリフラワーのババロア
・鮮魚のカダイフ巻き
・鴨肉のロースト
・グレープフルーツのセミフレッド
・薩摩芋のモンブランと柿キャラメリゼ
締めサバは薫香がしっかり付いていますが瑞々しく、これが瞬間燻製のなせる業なのでしょうかw
セップ茸とカリフラワーのスープはセップ茸が温かく、カリフラワーが冷たい、温冷合わせスープです。濃厚な味わいに、セップ茸のローストの香ばしさも加わって美味しい。
鴨肉のローストはハチミツとスパイスが効いた甘めのソースがよく合っています。やはり鴨は甘めの味付けがよく合いますね。
デザートは通常3つから選ぶようですが、この日は4つ目の選択しとしてグレープフルーツのセミフレッドがあったので当然オーダしました。
セミフレッドが何かは食戟のソーマをご確認いただきたいのですが、グレープフルーツの爽やかさが活きる逸品でした。
また、ワインの品揃えが良いようで、あまり詳しくないのでギャルソンさんにお任せで白、赤と頼んでみましたが、非常に美味しいワインを出してくれました。
嫁さんは甘いワインが好きだけどあまり飲めないので、甘口ワインをハーフグラスでお願いしました。ちょっと貰ったのですが、これがハチミツのような風味で中々美味しかったです。
料理もさることながら、ワインの美味しさが印象に残るフレンチででした。
季節で料理が変わるようなので、冬にリピートしたいです。
9位
1回
2016/12訪問 2016/12/10
京都観光の折り、予約して20:00に訪問です。
赤提灯のかかった細い路地を入り、京都町屋的な風情のある狭い道を進むと入り口があります。
入ると「前のお客さんが出るまで待ってください」ということで暫く待ちますが、そんな感じで待たされている人が10人くらいいて、路地が狭いので赤ちょうちんまで戻って待つことになりました。
う~ん…待たせないように予約時間に若干のバッファを持たせるか、待ってもいいのですが待てるスペースを確保するか、考えていただきたいものです。
2人だったので、1Fのカウンター席に通され、2Fは団体用の座敷席みたいです。1Fの奥に多分6席くらいの個室もあるようでした。
町屋っぽく風情ある作りでとても雰囲気がよく、坪庭もありました。
頂いたのは、
・お通し(生麩のビシソワーズ)
・温玉シーザーサラダ
・鳥刺しのユッケ
・鶏皮焼き
・カキフライ
・さつまいもハニーバター
・生麩とお餅となすの揚げ出し
・焼き鳥(手羽、ささみ、もも、セセリ、砂肝)
オススメは鳥料理だそうで、確かに鳥刺しユッケと焼き鳥は非常に美味しかったです。鳥の旨味が濃い。
しかし、鳥以外も、どの料理も外れがありませんでした。サツマイモハニーバターなんて明らかに本筋から外れたメニューでしょうが、完成度高かったです。
お酒も豊富で、日本酒、焼酎、果実酒等々、色々あり、聞けばメニューにないものも出てくるようです。
結構満腹になってお会計すると、味と量に対する金額の低さに結構な驚きでした。
京都の雰囲気と料理、酒が味わえ、しかもレベルが高く、その割にCPが良い、という優良店ですが、あとはサービス(入店時のドタバタしかり、あと、ホールさんたちが若干バタバタで不慣れ感が…)の向上を期待します。
でもサービスの残念さを加味しても、再訪したいお店です。
10位
2回
2017/06訪問 2017/06/25
平日の13:00頃に2回目の訪問です。
1人だったのですんなり入れましたが、この時間でもほぼ満席でした。
前回はジャガイモ被りしたので、今回頂いたのは、
・ベーコンキッシュ(前菜)
・ハンバーグ(メイン)
ハンバーグは前回も食べましたが、美味しかったので今回も思わずオーダしてしまいました。
ベーコンキッシュは初めてですが、よく見かけるキッシュとは異なり、まるで豆腐や茶わん蒸しのような柔らかくてプルプルなキッシュでした。ちょっとふおーくとナイフで食べるのが難しい…
味は割と濃厚で、結構美味しかったです。
やはり味と量とCPのバランスが良い良店であることを再確認いたしました。
平日の11:30にちょっと早めのランチで訪問です。
まだ空席があり、すんなり入れましたが、この時間でも結構人が入っていました。
この時期はまだテラス席もあるようです。
頂いたのは、ランチセットで
・前菜:ビシソワーズ
・メイン:ハンバーグ
パンかライスと、食後にコーヒーか紅茶が付きます。
前菜もメインも選択で組み合わせるのですが、初訪なのでベタな選択をしました。前菜にカツオのたたきなんて選択肢もあって結構魅かれましたが…
ビシソワーズはジャガイモと玉ねぎの甘味が効いていて結構美味しいです。
ハンバーグはオススメの逸品らしく、結構なボリュームで下には肉汁が染みた大量のマッシュポテトが敷かれていました。ジャガイモ被ったw
牛と豚の合い挽きらしくかなりジューシーで、ソースはしっかり煮込まれたデミグラス、マッシュポテトと合わせて食べると相当旨いです。
ビシソワーズ+ハンバーグだとボリュームは普通ですが、他の組み合わせだと結構満腹になるやもしれません。
値段と量と味のバランスが良く、非常に満足感のあるランチになりました。
2016年初投稿のお店で選択しています。東京以外の店が多いですね。そんな中、ランキングは低めですが期待度を込めて地元のお店もランクインしてみました。