2回
2022/04 訪問
やはりカツオタタキは衝撃的に美味い
2023/02/05 更新
2019/09 訪問
さすが鮮度のレベルが高い！！
高知に来ればやはりカツオのタタキは欠かせない！！
カツオのタタキを食べるなら、やはりひろめ市場
が有名であり、明神丸の熱々の藁焼きを食べるのがやっぱ最高だろう！！
高知市内にも本場の新鮮なカツオを堪能出来る店は
いくつもあるだろうし、市内の有名店でカツオを楽しむのも
観光客にとっては間違いはないであろう。
しかし高知のカツオのレベルの高さをもっと知るには
もう少し足を運んで貰いたい所がある。
そこが高知市内から50km程離れた「中土佐町」の「久礼大正町市場」。
小さな町の地元漁港で採れた新鮮な魚介類が並ぶこぢんまりとした市場である。
本当に辺鄙な町で、人口密度が「30人/km^2」程の東京で言えば「奥多摩」
の秘境集落ほどの水準である。
しかし、町の中心である久礼港の近くにあるこの「久礼大正町市場」
はこんな場所ながら賑わっている。ちなみにこの市場には鉄道駅「土佐久礼駅」
から徒歩で行ける距離なので、電車での観光客にとっても気軽に利用
出来るのだが、電車の本数は田舎ながら少ないのできちんと計画を
立てる必要があるだろうね。
さて、この市場にやってきたが、この日は平日ながら
市場周辺には観光客や地元客でそこそこ賑わっていた。
「土佐大正町市場」というアーケード街はどこか懐かしい感じの
商店街に思えて、非常に風情があって最高である。アーケード内の
いくつかの店舗は地元漁港で採れたての魚介類や、野菜や果物、
塩ケンビなど特産品も並んでいて、見ているだけでも楽しめる。
京都の「錦市場」に近い雰囲気に感じた。まあ規模は比べ物にならない
くらい小さいが、売り場の活気はそれに通じるものがある！！
そしてお目当ての「田中鮮魚店」へ。ショーケースには
カツオのたたき、カツオの刺身、ウツボのたたき、ハマチ、マグロ
など並んでいる。全て切り身での販売で、大きさによって値段が異なる。
ここで切り身を買うと、購入した切り身を切って刺身にしてもらい
向かい側の食堂でプラス250円でご飯と味噌汁を付けて食べることが
出来るというシステムだ。
カツオのたたき、ハマチ、うつぼのタタキを購入し、向かい側の食堂へ。
入るとそこそこ観光客や地元客で賑わっている。
食堂内は本当に綺麗で快適であり、若い女の人１人でカウンターで食事している光景も‥。
さすが地元民だろうが観光客だろうが、集団だろうが１人だろうが
気軽に利用出来る雰囲気である。
そして15分程待つこと、刺身とご飯と味噌汁が到着。
三種類の刺身はかなりのボリュームで、見てるだけでも幸せになれるな（笑）
どれも新鮮で見た目からして美味そう！！
わさびの量がものすごい！！一つの魚の切り身に対して１つわさびを付けてくれてる感じで
3つ購入したから3つ分なのか…。さすがにそんなに要らんと思いながらｗ
まずは「かつおのタタキ」を薬味はニンニクで、スダチをかけて頂くことに…。
食べてみると、これはかなり新鮮で文句なしに美味いわ！！
地元でスーパーのカツオのタタキなんて生臭くて食えたもんじゃない！！
と叫びたくなるくらい次元が違う美味さである。
色艶はホント良いし、口の中に含んだ時の新鮮な食感が伝わってくるな！！
ただ明神丸で食べた時の藁焼きの表面のパリッと香ばしい最高の食感では無かったので
期待外れではあったが、でもまあ素朴なカツオのタタキでこれだけ美味いのはさすが！！
そしてウツボのたたきも、歯ごたえがあって最高、表面の香ばしさもあってマジで美味い！！
ハマチもホントに新鮮で美味い！！脂身が適度でちょうど良い美味さ！！
いや、ホント思った以上のボリュームで途中でリタイヤしたくなるほどの苦しさ。
海鮮も食べ過ぎると苦しんだなって、何かあっさりしているようで肉よりも苦しんだなって‥。
いやホントもう雰囲気も最高で、そう気軽には訪れられない場所ではあるが、
ここまで来る価値は十分あるはずだ！
2019/10/14 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
2022年4月四国半周ツーリングで
東予港からひたすら南下して高知県に入り
須崎市のショップたけざきでおむすび＆卵焼き
で朝食を取り、そして少し数km程南下すれば
中土佐町に入り、ここに来ればやはり久礼大正町市場
で新鮮なカツオのたたきを頂かなければと．．
高知の中でも最高級に美味いカツオが食べられるのが
中土佐の久礼という場所。漁港が目の前で水揚げされた
新鮮な魚介類が頂けるのである。久礼は高知市内から50km程
離れた長閑な田舎町であるが、市内のひろめ市場や居酒屋で
カツオのたたきを食べるのも良いが、わざわざこちらに来てまで
食べる事もオススメされているし、地元民も遠方からも来るほどの
人気ぶり。何と言っても久礼大正町市場と呼ばれる商店街
が懐かしい感じで良い。鮮魚市場や八百屋や天ぷらや惣菜の店など
小規模であるが、見ているだけで中々楽しめる。
今回２度目の訪問だが、一度目は残念にもタイミングが悪くて
定休日の店が多くて閑散としていたが、やはり賑わっている時は
段違いに楽しめる。どこの店の人も気さくな人で親切で魚の事や特産や名物
など商品に関する事は何でも教えてくれるので気軽に聞いて楽しむのも良いだろう。
というわけで今回も入り口から入って一番奥にある田中鮮魚店へ。
朝の早い時間帯ではあるが、やや行列が出来ていて賑わっている。
鮮魚店なので好きな刺身や切り身を選んで購入するスタイル
そして購入して向かい側の食事スペースで食べる場合は
スライスしてもらい、さらに味噌汁＋ご飯を250円？くらいで
つけて頂く事が出来るというシステムである。
（もちろんそのまま購入して帰る事も出来る）
さて、ショーケースを見てみると、あらゆるサイズのカツオのたたきの
切り身がある（タタキはいずれもこの店で藁焼きしているもの）
しかしあいにく時間が早すぎたのか生ではなく冷凍ものの解凍しかないようだけど
でも肉厚で美味しいと店の人も勧めて貰えたので、カツオのたたきを購入し
向かい側の飲食スペースで味噌汁＋ご飯を購入して待つことにする。
客が多くて忙しいようなので、ご飯と味噌汁とタタキのタレや薬味などは先に来たけど
２０分ほど待ってようやくカツオのたたきが出てきた。
さすがに見るからに肉厚で食べごたえがありそう。食べてみると、冷凍ながらも
鮮度が良くて弾力も物凄くあって、何と言ってもカツオ独特の臭みなんてものはなく
藁焼きなので表面のこんがり香ばしさもあって良い（藁焼きはやはり本場ならではかな．．）
他の数組の観光客らしき人たちからも同じカツオのたたきを食べて
「めちゃくちゃ美味しい」「こんなの食べたことがない」と絶賛の声が聞こえてきて、
まさしく同感である。
私はもともとカツオのタタキは好きではなく生臭いしむしろあまり好きじゃなかった。
でも本場の新鮮なものは全然違うしカツオってこんなに美味いんだと概念が変わる代物である。
決して塩やタレが最高だからとかそういうものでごまかしているわけではなく．．
ちなみに本当に新鮮なカツオはにんにくで食べるのが流儀だそうで
カツオと言えば生姜が欠かせないと思っていたが、鮮度が悪くて生臭いからでしかないだろうね
（ちなみにこの店も生姜なんて用意もされていない）
ニンニクチップと食べるとまた衝撃の美味さである
やはりカツオのたたきとか刺身はスーパーで購入して食べるものじゃないなと思ってしまえるほど、
産地で鮮度が高いものを食べるに限るなと思える
というわけで今回も大満足で高知に来ればここは外せない場所だなって思う