『魔法のフライパン』kuroたんさんの日記

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5〜6年前でしょうか。
とある雑誌に載っていた記事を読み興味を持ちました。
早速インターネットで注文したのですが、何とその段階で2年半待ちとのこと。
製造元は三重県にある錦見鋳造という中小企業で、HPによるとフライパンの製造工程で手作業による部分があり大量生産出来ないとの説明がありました。

当時ヤフオクを見るとこのフライパンが30〜40%のプレミアが付いて売られていました。
別に急ぐ事もないので28cmと26cmの2本を注文して待つことにしました。

さて忘れた頃にやっと送られてきました。
実際は当初の予定より少しだけ早く2年2ヶ月くらいでしょうか。

早速持ってみるとグリップが少し持ちにくい。
そんな訳でグリップに合わせて木を削り出し、たこ糸を巻いて、仕上げに漆を塗りました。
重さは鉄製のフライパンとしては軽く持ったバランスも良好です。
このフライパンの最大の特徴は熱効率の良さでしょうか。
家庭用コンロの熱源でも直ぐに温まります。
強火で短時間で調理できるため野菜炒め等の料理は良い仕上がりになりますね。

5〜6年使っていますが変形もほとんど無く、油も馴染んできてより使いやすくなってきました。
こちらのフライパンは正確に言うと鉄鋳物で、鋳物としては異例の1.5mmという厚さを実現しているとの事。開発に10年の歳月を要したようですがメーカーの熱意に敬意を表しつつ、現在も愛用させていただいています。

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