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スコーン（2個付き）クロテッドクリームがおいしかった
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ふつうの2倍以上ある大きなカップでコーヒー
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外観
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入り口すぐの階段
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窓辺①
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窓辺②
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内観
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スコーンセット 全景
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化粧室ミラー
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化粧室
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化粧室ボウル
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入り口のMENU
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雨が降りそうで暗くてごめんなさい
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レトロ…とか、クラシック調の…ではない。
本物の洋館建築、本物の音楽、楽器、接客も紳士的で本物。そしておいしいお食事。
…本物ばかりの喫茶室。
京都にも、本物の日本庭園、本物の日本建築、本物の御菓子･･･
ありますよね。
でも、なんとなくそれに寄せてる レトロ風、懐古風なショップもたくさんある。
それはそれで 心を打つポイントをシッカリ取り入れていて素敵なんですが
『GOSPEL』さんは 本物の洋館の空気で癒されます。
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場所は銀閣寺よりほど近い、哲学の道の小脇。
外観はツタが生い茂る白い洋館。
圧倒的な存在感です！
ヴォーリズ建築事務所の38年前の作品。
今のオーナーさんの ご親戚の個人邸を改築したらしいです、すごい。
階段を上がると柱のない広間、
昔リビングとして使われていた空間は天井も高く、ドイツ製の白とブルーのキッチンがアンティークですばらしいです。
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"スコーンセット" 1300 yen
オーナーの叔母様から受け継いだレシピだそうで、ここへ来る前からメニューは決めていました。
スコーン！
多分、私が今まで食べたスコーンのなかでいちばん好き。
表面が焼き立てでカリっとしたあと、中はふわり・ほこっ。
うわ この食感いちばん好きだわ。
厚みがあって（6㌢くらい）普通よりふた周りくらい大きいスコーンです（食べれるけどね）
ふわっ・ほこっ の部分に、添えてある 固めのクロテッドクリームと、大粒のブルーベリーのジャムをつけると、止まりません。
お い し い －
生演奏か？と思うほどクリアな ピアノとヴァイオリンのジャズナンバーがかかっています。
ゆったりと流れるようなジャズ。
棚には何千枚はありそうな古いレコードが収められています。
スコーンのほっこりのような、夢見心地。
セット1300円は安くはないですが、コーヒーがふつうのカップの２倍は入っています。（カフェオレカップかも）
珈琲がまた、コクと深みのあるおいしい珈琲。
ちゃんと「スコーンやケーキとペアリング」してるのかも、とか思いました。
老婦人2人組がこの白い洋館の懐かしい話をしながらアイスティーを飲んでいます。
―35年前にはもうあって よく来たのよ。
冬には、この暖炉にほんとうに薪で火をくべてくれるのよ―
成る程。
春夏秋冬が感じられるようです。
この京都の中でも指折りの素敵なロケーションで、内からも外からも 四季を見てきた洋館なんですね。
ただでさえ 少し背筋が伸びるような、雰囲気溢れる哲学の道のかたわらに、この喫茶の館。
京都大学の人とか、京都の人はみんな知っている喫茶室かもしれないです。
知らなかった自分がもったいない。
京都に嫉妬する旅の、
最後にふさわしい、すてきなすてきなお店でした。
※追記 JBL PARAGON という幻の銘機のスピーカーで奏でるLPレコードだったようです。
さ、さすが･･･ 音楽まで美しいと思いました。