物欲道さんのマイ★ベストレストラン 2010

シャンパンとアンティパスト、果てぬ食欲

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物欲道 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

日本料理 とくを (河原町、祇園四条、清水五条 / 日本料理)

5回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥8,000~¥9,999

2020/11訪問 2020/11/28

季節の味、いつもの味で舌鼓

秋の京都を楽しみつつ、いつものとくをさんへ。

いつもの味である、ヒレ肉の絶妙な火入れは健在。

いつもながら、淡く旨味のある出汁が主役のフグの煮凝り、これもまた旨い。

今回は初めてとなる蟹も頂けた。
身が詰まっており、剥きやすく、食べやすい。
「蟹の無口効果」にはならず(笑)

大将、ご馳走様でした!
今回も美味しかったです。

また伺いますね。
鱧が美味しいと聞き、ご訪問。
事前予約しておいて、よかった。

この日はアラカルトにて。
当然、こちらはそれもお得意。

相談しながら品を決めるのも、楽しいもの。

鱧を含めた旬の品をお願いした、お造り。
そして鱧のみぞれ煮、賀茂茄子、お椀と。

ああ、この日も美味しかった。

大将、ありがとうございました!
美味しかったです。

また伺いますね。
この日は「是非ハモ尽くしで」と前からお願いして、ランチに伺った。

期待通り、いや期待を超えた、鱧が続く。

「韓国産の鱧」
と言われて、どんな印象を持つだろうか。
僕に予備知識はなかった。

調べるに、「国産よりも高く、色味良く、脂の風味がいい」とのこと。
この素材が大将の腕にかかると、味も歯応えも変幻自在。
この技には驚かされる。

今日は先付けの後、焼き・湯引きから。
焼きはわさび塩でとのこと、確かに残る脂とわさび塩の相性は抜群。
もちろん湯引きの歯応えと梅肉との相性もよく、2つの鱧を比較しながら楽しむことができた。

これが、技・腕、ということなんだよなぁ。

素材の妙もさることながら、やはり好きなのは技の妙。
大将は謙遜するけど、僕はそこが気に入って、10年以上通っている。

鱧とじゅんさいの椀、この出汁の旨味には驚く。
鱧の脂を計算した出汁だからだ。
さすが。

そして、鱧のフライ。
フライはこちらの常連なら、そのこだわりをご存知のはず。
きめの細かいパン粉や細やかな油温調整による香り、そして粘度を適切に調整したソース。
これがとくをさんのフライの魅力。
ああ、美味しい。

柔らか、汁、カリッ。
こうやって歯応えや香りなどに緩急をつけてコースを作り上げる、大将の確りとした経験と技に、敬服することしきり。

そして鱧寿司。
「地焼きにしないと味や見た目がぼやける」
その通り!
カチッとさせないと、時間と共に、作り上げた味と形が変わるからね。
これもまた、コース内では初めての食感も含め、同じ鱧なのに飽きの来ない味と歯応え。

そして、鱧の焼き物。
この色に、さらに驚かされた。
焦がし色、黄色(!)、白い身。
このグラデーションは、写真でも映える。
この味は印象深かったなぁ…

そして真打、「鱧ざく」
もうこれ、単品で何度でもお代わりしたい!
タレ焼きの鱧、きゅうりの酢の物(完成度高い!)、そしてそれらをわさび酢がまとめる。
この旨味といったら…本当に忘れられない。
味の変化が、また素晴らしいのだ。
タレ、わさび酢、そしてきゅうりの酢の物をついばんだ後の鱧、それぞれ味が変わって行く。
フォトジェニックでもあるね。

そして、鱧のしぐれ煮。
うん、大根と出汁が、鱧を甘く仕上げるんだなぁ。
これもまたホロリとした食感を含め、旨くて!

最後に、鱧ごはん。
ごはん、鱧、そしてまた上からごはんのサンドイッチ。
山椒の香りも相まって、いくらでも食べられる!
焼き加減も、鱧ざくとはまた違う仕上げ。
本当にいい仕事をされる。

提案されたじゃこごはん、これもまたうまいよね。
定番の一品。

最後にサービスで、とんでもなく手間暇かけたお出汁を頂いた。
目が醒めるほどの香ばしさと旨味。
グツグツではなく、コトコトと仕上げたとのこと。
嫌なえぐみの類が無い。

「日本料理屋が本気でラーメンを作ったら、旨く作れるはず。採算は取れないけど。」
と、大将のお話。
次回はラーメンも頂きたいなぁ。

自家製PK(パンナコッタ)とマンゴーをいただき、とても満足して帰路に着いた。

大将、美味しかったです。
ありがとうございました!

また伺いますね。近いうちに。



もう何度訪問しただろうか。
今回は彩コースを選択。全10皿。

煮こごりの出汁の淡さににんまりし、名物のすっぽん鍋と鱧の梅肉ソース和えに下鼓。
コスパ(コストには、予約の容易性も含む)も非常に良い。
上洛の際、必ず伺いたいお店である。

------------------
関西方面に用事があるときは、できる限り京都の河原町あたりを絡めることにしている。

今回の訪問先を選ぶにあたり、ミシュラン等を参考とするも、今ひとつピンと来ず。
ネットで評判の高い、こちらのお店に訪問することに。

今回のテーマは「鱧」
なんでも、この11月辺りは脂が乗っていて美味しいんだとか。
既成のコースではなく、鱧を何種かで食べたいと依頼しておいた。

外観は一見分りづらいかもしれない。
主張はそれほどせず、しかし存在感はしっかりとある感じだ。

して、入店。
既に満席の札がかかっており、予約しておいて正解だった。
店主と思われる方、顔が凛としていて良かったなぁ。

ドリンクを頼みつつ、つまみはじめる。
記憶に残った料理を、いくつか。

・お造り
いい仕事の逸品。
マグロ、ブリ、平貝だったかな?

・鱧の湯引き 梅ソース添え
包丁の入れ方は緻密で、仕事はいいんだけど、モノ自体は東京でも食べられるかなぁ。
でも、非常においしい。温度管理も適切。

・鱧と松茸のしゃぶしゃぶ
松茸の香りが鱧に絡み、またうす味の京の出汁とも相まって、
複雑ながらもすっきりと美味しい逸品。


・焼き鱧
幽庵焼きのような「塗り焼き」っぽい逸品。
実は鱧の中では、これが一番印象に残っており、美味しかった。
「脂の乗った鱧」を、一番味わいやすいのではなかろうか。

・揚げ鱧
ロール状にした鱧の中に、緑の野菜が入っているひと品。
塩で頂くが、これもまた鱧の旨みがよく分る逸品。


今回は食べ歩きが主目的ではなかったので、皿の記憶が薄いのが残念。
再訪して、次は記録をしっかりと残してみたい。
そう思う位、当たりのお店だった。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

Un十 (麻布十番、赤羽橋、六本木 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2010/09訪問 2010/09/30

「淡さ」・「素材感」を、ゆったりしっかり愉しめる

もう何度目かな。
ひやおろしの利き酒会に参加したりと。

して、今夜もツイッターに誘われ、
コクレジョーヌ(雛鳥のロースト)を食べに行くことに。

まずはシマアジのカルパッチョを。
うーん、相変わらずの淡い味付けで、魚の持つ甘みがよく分かる。
カルパッチョは魚が変われど、このお店で必ずといっていいほど注文してる。

次に、たくさんの種類の野菜を様々な調理法で供される一皿を。
これもま塩を控えた味付けで、白ワインがするすると進みます。

そして程なく、コクレジョーヌ(雛鳥のロースト)の食材が。

このお店ではコクレジョーヌを、低温度で1時間程度火入れして仕上げるとのこと。
どんな皿になるのか、興味津々。

出される間際、トリュフのむわっと食欲をそそる香りが
厨房から店内に出てきて、期待も高まる。
お、今スライスして振り掛けたな?と。


して、焼き上がり。

なんて柔らかく、臭みもなく、淡い旨みなんだろう!
モモ部分にナイフを入れると、するっと身が取れるほどの柔らかさ。
またソースも、素材の旨みを消さないくらいの淡さだが、しかししっかりと存在している。

また合わせて出していただいた、チケットサービスの赤ワインも
果実味が強く出ており、この肉に合う!

今夜はこのお店が「和フレンチ」と表している要素の一部が、少し理解できた気がした。

こちらでは、和食の要素である「淡さ」や「素材感」を、ゆったりしっかり愉しめるな、と。


今回はワイン白・赤1杯ずつサービスのクーポンを使って、しめて\6,000代。
意外とリーズナブルに収まった。

-------------------------------
今回は、2度目?3度目?
2010/09/02-04 の間、ツイッターで22:00以降の来店を予約すると
全品半額ってなことなんで、思わず食い指が。

だいたい自由にになるのはこんな深夜なんだが、この時間から
「ちゃんとした食事の摂れるお店」、麻布十番にはなかなかないので、ほんとに助かる。
脂っこいのとか、味の濃いのとかは見つけたんだが
そちらを日々繰り返すと、ちょっと体が...なので。

このビルには何度となく来ていて画像や説明を残しているし、
店頭はそれほど特色もないので、説明は割愛。

店内に入り、席を決めてからは、付かず離れずな
いい塩梅のサービス。

今夜はツイッター予約で半額ということもあり、特にメニューにこだわらず
お勧めを伺いながらチョイスすることに。
リクエストは「さっぱり美味しい野菜とワイン(特に白)」。


まずは、お勧めされた金目鯛のカルパッチョ ワサビ風味から。

ワサビのほのかな香りが、金目鯛の淡い甘みを増幅させる。
そして甘みを感じるほどにしか、塩分は使用されていない。
もしかしたら、ほとんど使っていないのかも。
油とワサビにより、金目鯛の旨みがより引き出されているように感じた。
次に来たときもスターターとして頼みたいひと皿。

この辺りで、お勧めされた白ワインを。

魚の甘味とキリリとした白ワインとが、こんなに合うなんて!
結構時間をかけて、この2つを味わっていたと思う。

ほどなくして、魚と野菜の6種のお皿がくる。
見ての通り8種だ(笑)。

(奥 左から)バターナッツの冷製スープ、ジュンサイ
(中央 左から)ホワイトコーンのクリーム仕立て、鮎の南蛮漬け、穴子
(手前 左から)茄子、インゲン、〆サバとそうめんカボチャ

それぞれ書くのはちと面倒なので、印象的なものをいくつか。
〆サバとそうめんかぼちゃは、対極にある食感・風味を愉しめた。
ホワイトコーンのクリーム仕立ては、クリーミーな食感の中に、
トウモロコシの風味が。
穴子はやはり薄味で、これが意外と白ワインに合った。

店員さんと話をしていて、お勧めされた旬の焼き野菜 サマートリュフ添えを。
この品には白ワインよりも、赤ワインだそうで。
なのでそうしてみる。

恐らくフライパンなどの調理器具であらかた火入れをした後、熱した皿に牛脂を押し付け
香りを立たせた上で盛り付け、最後にサマートリュフをスライスしたのだろう。
供された皿のふたを取った瞬間、サマートリュフの食欲をそそるよい香りにくわえ
野菜が皿の上でジュージュー焼ける音と見た目に、思わず「ほぉ」と、数秒見とれた。

食べてみると、塩を力強く感じた。
そうしないと、牛脂やサマートリュフの香りに、味が負けてしまうからかな?
しかしショッパイものではなく、赤ワインと合わせるとちょうどよい位の塩加減。


こういうシチュエーションなら、このお店は一押し。
・一人でor親密な2人でor静かに語りたい団体で
・普段着でリラックスした状態で
・野菜と魚中心の、塩分を控え香りや見た目も楽しめる皿を
・リーズナブルながらも、その中で選りすぐったワインや日本酒とあわせ
・一次会というよりは、二次会 三次会 またはスタートが終電間際な時間帯で
 愉しみたいとき

例えば僕の場合、プライベートな時間になれるのはだいたい22:00以降。
そんな時間から、一人で、ヘルシーかつ舌にも目にも美味しい料理を
ワインと一緒にちょっとだけつまみたい(ダイエットの為にも)という時は結構ある。
そんなシチュエーションの際、また是非訪問したい と思った。

今回は半額キャンペーンで、3,000円台/人。
前回はキャンペーンではないが、サラダひと皿とワイン1本で3,000円台/人。
使い方が重要かも。

  • パティオ通りにある、看板
  • 外に出してあるメニュー
  • この奥にあるエレベーターから、4Fに

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3位

命乃水 (麻布十番、赤羽橋 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2010/09訪問 2010/09/07

「リーズナブルなのに良質なシガーバー」だけど、そんなことは置いといて

聡明そうで滑舌(かつぜつ)がよく、細身で、動きにメリハリのある
オーナーバーテンダーが迎えてくれる店。

もう何度、顔を出しているだろうか。

様々な面が、僕の感性に響く店である。
なので、文句なくこういった評価をする。


まず目を見張ったのは、「水」。


この店の口コミをある程度見て、ちょっと気を張って訪問してみた。
しかし、それらは意味のないことを、まざまざと思い知らされることに。

ここまで心地の良い「空間」を用意しているバーを、他に知らない。


店に入るには、左に曲がり、右に折れ、そしてまた左に体を進める必要がある。
まずここで、泥酔者などの「相応しくないモノ」を排除できる というわけだ。


その後、右手にカウンターを眺める。
その時点で自分の居心地のいい席を探すことになるのであろうが、僕は
ほぼ自動的に奥の席に着いた。
付け加えるならば、奥の席以外に選択肢がなかった。
カウンターに誰一人として客がいなくても、である。


席に着き、しばし左側にある「庭」から、目が離せなくなった。
正確には人工物である「庭風の空間」であり、入れもしなければ触れもしない場所。


そこにはつくばいがあり、竹水栓から水がちょろちょろと流れる。
水の位置は、目線より下だ。

しかし、水のちょろちょろ音は、なんと天井付近から聞こえる。
あたかも、上から注がれているかのような錯覚。

この差異は、庭の通気口が、天井付近に敷設されているから。

しばしこの庭に見とれ、そして音に心を委ねる。


そして、庭の内側の天井付近を見てみる...

おっと。
もし庭に近寄って天井を覗くなら、その前にバーテンダーさんから
「天井への工夫」を訊いてくださいな。


さて、ようやく主役の「酒」に。

「命乃水」とは、ウイスキーの原意なんだって。
~以下はWikiから抜粋~
     「ウイスキー」の名称は、ゲール語の uisce beatha(ウィシュケ・ベァハ、「命の水」の意)に由来する。

ウイスキーの種類は、モルトをそれほど知らない僕でもわかる種類のものばかり。
肩意地張ったものではないし、月給全額を毟られる様なものもない(はず)。

バーボン・テネシーウイスキー・ブランデー・マールなど、一通りはあるんじゃなかろうか。
少なくとも「僕が飲みたい酒」はミード以外全て存在している。


そして、たまに頼むカクテルも、僕の感覚にほぼマッチするものを出して頂ける。
こういうお店ではメニューを見ず、飲みたい方向性だけ話して注文するのにもかかわらず、だ。


さらに、シガーとその環境。
タバコ・葉巻・シガリロ・ドライシガーを問わず煙を愉しむ方は、是非天井を眺めてほしい。
正確には「天井付近にあるスポット照明付近」だ。


なぜ「煙が横に流れない」のか、そしてなぜ「立ち昇る綺麗な煙」になるのか。
そのあたりも、オーナーバーテンダーの方に訊いてみるといいだろう。


これらの要素、そして店で出すシガーを"バックヤード"に置くスタイル。

酒もそうだ。
分りやすいモノは目の前に、優しく置く。
しかし懐は深く、(バックヤードに)保っておく。


「陰徳」という言葉がこれほどまでにマッチする空間が、他にあるのだろうか。


あえて入口付近に配置したのであろう「団体用ボックス席」を含め、それら"見えない配慮"を
随所に感じることのできる、この店。

それが僕の感性に、静かに、だけどしっかりと響くから、好きなんだろうな。
ここが。

これからも、お世話になります。

  • 庭
  • オリジナルラベルのウイスキー
  • フレンチコネクション

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4位

串揚げ あげあげ (麻布十番、赤羽橋、六本木 / 串揚げ、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2010/09訪問 2010/09/07

麻布十番のオアシス

~~再訪~~

http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13013249/dtlrvwlst/1986793/
にあるとおり「腹が満たされないので、二軒目に」と、こちらへ。
読書しながら揚げ物10串 ホッピー3杯で、\2,350。
ほっと一息。

ここには「劇的に旨いもの・旨い酒」があるわけではない。
「価格相応に旨いもの・旨い酒」がある。

ここには「しっとりと落ち着いた雰囲気」があるわけではない。
「活気があり、明るく、しかし小奇麗な雰囲気」がある。

揚げられた串を見つつ「これが1本500円なら、暴動モノだろうな」
などと不謹慎なことを思いながら食べ、いい気分で帰路に。


~~以下は初回レビュー~~

ここも、ヘビーローテーションなお店の一つ。
個人的「気に入るための」条件

・ホッピーがある
・2-300円程度の廉価なつまみがある
・肉がある
・一人でもユックリ静かに過ごせる

これらは満たされている。
テラスは無いが、まぁそれは重要視しない。

ここの揚げ物は、1本100円 150円 200円 250円 と50円刻み。
様々な串があるが、お勧めは100円の串。
10本も食べればそこそこお腹は満たされるし、おそらく酒も2-3杯は飲んでいるだろう。
この位の軽めの使い方で、2000円程度。

油の質のせいか、胸やけは避けられないので、適宜野菜を合わせて摂ろう。

自分のペースで、酒も串も少しずつ飲み食べできる、適切な距離感のサービスも
あいまって、ここは
・一人で読書しながら過ごすもよし
・友人との会食もよし
・ちょっとしたデートもよし
・家族で日曜の夕食を摂ってもよし
こんな感じに思う。

この界隈の住人にとっては、オアシス。
このお店も大事にしたい。

  • ホッピー連峰から店内を望む
  • 細かなボケがいい
  • 100円串の数々

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5位

炭火焼き鳥どげん 六本木店 (六本木一丁目、麻布十番、神谷町 / 焼き鳥、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2010/08訪問 2010/09/06

飯倉のオアシス

ここは、ヘビーローテーションなお店の一つ。
なぜなら、ここは個人的「気に入るための」条件が満たされているから。

・ホッピーがある
・2-300円程度の廉価なつまみがある
・肉がある
・一人でもユックリ静かに過ごせる
・オープンテラスがある

特筆すべきは、まずはホッピー。
ここは焼酎がグラスで出される。グラス1杯で、僕の飲み方だとジョッキ3杯分。
なんてリーズナブル!飯倉周辺なのに。

次に、やはりレバーだろう。
とろける様な柔らかさ。これもまた毎回頼む。

他にいつも頼むものと言えば、チキンチーズ・辛味噌きゅうりといったあたりか。
レバー以外のつまみは特別なものではないが、価格は破格!

そして、結構な確率で外人さんにメニューの意訳を頼まれることが多い。
だからか、英語メニューも置かれるようになったみたい。


この界隈の住人にとっては、オアシス。
このお店は大事にしたい。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 焼き鳥

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6位

麻布 薔薇屋 (麻布十番、六本木、赤羽橋 / 天ぷら、しゃぶしゃぶ、鍋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2010/11訪問 2010/11/11

【クーポン利用】麻布十番 夜な夜なWalkerの穴場?早い時間にお越しあれ

またまたやってまいりました、クーポン突撃隊!
今夜はどんな体験ができるかな?

さて、今回のクーポンはこちら。

鴨鍋or鯛ちり鍋+刺身盛り合わせ+ワンドリンクが【4100円→1800円】の56%off!
麻布十番で創業40年の隠れ家和食店で、これからの季節にピッタリな絶品鍋をご賞味ください♪
http://tinyurl.com/2g82p2u

実はこのお店、何度となく通り過ぎていた。
でもいっつも開店していないのよね。
それもそのはず。
夜は営業時間 18:00-22:00(L.O.21:30)と、麻布十番時間なんだもん。
この界隈って、美味しいお店は結構夜の仕舞が早いのよね。

珍しく20:45頃に体が空き、スライディング入店に成功!
店主と思われる方も「うちは早い時間にお客さん多くてね。この時間からってのは珍しいね」
ってな感じで。

店内の雰囲気は、明るくてきりっとした割烹然とした感じ。
入店するとすぐ左手にある、ちょっとした庭の様なオブジェが目を引く。
割烹とは言え、いわゆるオヤジ系のドヤドヤした感じがないので、好感度UP。
カウンターの白木が、いいねぇ。

タバコが分煙なら言うことないんだが、40年続いた昔ながらのお店だし
店主も吸われるので、まぁしょうがないかな。
昔の居酒屋って、タバコデフォルトだったみたいだし。

では、食事に。

クーポンコース内容
鴨鍋or鯛ちり鍋    2000円
刺身盛り合わせ    1500円
※その日の、旬な刺身の盛り合わせです
ワンドリンク      600円
※お好きなお飲物をお選びください
     総額     4100円 →1800円

これに、以下を追加注文した。
価格は間違っているかもしれないので、桁を参考にする程度に留めて欲しい。
茄子の揚げ出し(600円位)
生カキ(600円位)
生カキの天ぷら(600円位)
鴨鍋の鴨ツミレ(1200円位)
鴨鍋の雑炊
焼酎2杯(1000円位)


まずはお通し。キュウリとイカの和えもの。
これはまぁ、見た目通りの味。

この辺りで、追加注文を勧められる。
ごり押しせず、しかしお店の売り商品はしっかりとプッシュされる。
こういう接客好きだな。

次に、追加注文の生ガキ。
金額の割に大きさはしっかりしており、良心的。

そうこうするうちに、クーポンの刺身。
クーポンメニューだから、量は少なめなんだろうな。
通常注文の場合は、もうチョイ期待できると思う。
名刺代わりとしては、しっかり水分を取ってあり、いいお味。

次に、追加注文の茄子の揚げ出し。
これはちょいと薄味で出汁の風味がよく分る。
一般的な居酒屋における揚げ出しに比べ、価格は同等以下なのに、美味しい。

この辺りで、「このお店、当たりかも??」と。
こうなったら、勧められるままに身を任せた方が、美味しく愉しい夜を過ごせるというもの。

鍋を出すにあたり、店主より「ツミレを入れると、ぐっと美味しくなりますよ。」と。
もちろん追加してもらう。

そして出てきた、鴨鍋。
丁寧に、鍋の調理法を説明して頂く。

あらかじめツミレが入っており、これが煮立ったら白菜の芯→鴨肉(半分だけ)→野菜と
入れていけばよいと。
鴨は煮れば煮るほど柔らかく美味しくなるとのことなので、まずは野菜から食べ
鴨を少しついばみ、野菜・葛切り・鴨肉を追加し、また野菜→鴨肉の順で頂くと
煮込みはじめの肉としっかり煮込んだ肉との違いを愉しめるとのこと。

この鍋は、一押しの逸品!
出汁がまた絶妙で、肉の柔らかさの違いも愉しめるし、プルンとした脂身もいい。

そうこうしていると、店主より
「生カキはどこでも食べられるけど、カキの天ぷらは珍しくて、やってるのはうち位ですよ。いかがですか?」と。
確かにカキフライはありふれているが、カキの天ぷらは聞いたことがない。
もちろん、頂く。

紫蘇に巻かれたカキを天ぷらにした一品で、塩で頂く。
これがまた、カキの濃厚さをうまく表現するに適した方法で、旨いわぁ。
当たりの逸品。

最後は雑炊で〆る。ご飯類を注文。

この米の照り具合はどうだ。
お漬物も含め、いちいち、このお店が選ぶ素材の良さと仕事の良さが光る。


営業時間さえ短くなかったら、晩メシに週数回は通っているであろうお店。
このお店に訪問するために、スケジュールを調整したくなるくらい、いいお店と知り合った。
クーポン様々である。


麻布十番に来る用事があったら、一度は試して欲しいな。


使用した金額は、クーポンを定価計算しています。

  • コースター
  • お通し
  • 茄子の揚げ出し

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7位

韓国風屋台村 ゴシギ (赤坂見附、赤坂、溜池山王 / 韓国料理)

1回

  • 夜の点数: 3.0

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 2.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク 2.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2010/10訪問 2010/11/10

【クーポン利用】微妙に色々食い違いながらも、雰囲気は本場っぽい!

今日も今日とてやってまいりました、クーポン突撃隊!
今回はどんな体験ができるかな?

さて、今回のクーポンはこちら。

【赤坂】絶品!厚さ25ミリの国産豚三段バラ肉をヘルシーに有機野菜とご一緒に!
韓国風屋台ゴシギのコースメニュー通常3,000円→【1,260円】でお腹一杯食べれちゃいます♪♪
http://tinyurl.com/2dzo6fn

雰囲気は、本場ソウルそのままでいい感じ。
ペール缶の椅子が気になる人もいるかもしれないが、日本だってちょっと前までは
同じような店ばかりだったじゃないか。
ラーメン屋と同等と思って、気にしない、気にしない。

サムギョプサルだから服にも臭いがつくけど、これも気にしない、気にしない。

予約時刻を店員さんが勘違いしてても、気にしない、気にしない。

店員さんを韓国人だと思って、ハングルで話しかけたとたん
「私は中国人です」とたしなめられても、気にしない、気にしない。

店内が一時煙で白くなっても、き、気にしない、気にしない...って無理。
ちと涙が出る。

では、クーポンメニューに沿って評価を。

【特別サムギョプサル焼肉セット{野菜たっぷり}コース】
・日替わりおかず3品
・もやしナムル
*通常2人で1つのところを1人1皿付いてます☆

どう見ても、複数名で1皿。そしてお代わりなし。
  味はまずまず。

・焼き海苔
*通常2人で1つのところを1人1皿付いてます☆

どうみても、複数名1皿。そしてお代わりなし。
  味は予想通り。そこそこ。

・国産豚三段バラ焼き
*ひとりでガッツリ2人前食べられる♪♪

→ほんとにそうだったんだろうか。。。量的なものが、ちょっと良く分らん。
  味はいい!タレに付けた後、味噌と辛ネギサラダと焼きキムチを載せて食べるのがいい。
  この味には、ハマった。

・たっぷり生野菜盛り
・ネギサラダ
・焼きキムチ
・焼きにんにく
※たっぷり野菜、ネギサラダ、焼きキムチ、焼きにんにく【食べ放題】!!

お代わりアナウンス&提供なし。一度盛ったものを出されたら、それで終了。
 肉を焼いて出てきた脂を吸った焼きキムチやニンニクは、美味しかったなぁ。

【通常3,000円 → 1,260円】

→メニューには、この3000円コースが掲載されていないから、通常って言われても分らんわなぁ。。。

☆1,260円でおなかいっぱい食べれちゃいます♪♪

→結局、玉子のオジヤ状のものを追加注文しました。

【DRINK】 別途料金
但し、チケットをお持ちのお客様にはお一人様プラス1,500円で90分飲み放題でご利用できます。(2名様からご利用可)

→1500円は安い。
  しかし飲み放題とは言え、ラストオーダーでのチャミスルボトルはNGとか制限多し。

なんか途中で店員さんが「メニュー間違えましたので、サービスします」と言われたような気がしたけど
何をサービスされたのか分らんかった。
肉かなぁ?

とまぁ、細かいことが気になる人は、こういう店に行かない方が吉。
ヤフオクのように「NC/NR遊び」ができる人なら、意外とはまるかも。

僕は「クーポン利用なら」ハマった(^^ゞ
そしてもうちょっと「赤坂 韓国料理街」や「韓国料理」をリサーチしてみたいとも思う。

使用した金額は、クーポンを定価計算にして掲載しています。

  • 前菜とサンチュ・エゴマなど
  • サムギョプサル
  • (説明なし)

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8位

麻布 とさか (麻布十番、赤羽橋、六本木 / 焼き鳥、ワインバー、鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2010/09訪問 2010/09/26

普段使いにも、ちょっとしたもてなしにも

ここは口コミで気になっていたので、訪問してみることに。

店頭の看板と入り口の重厚さに、期待は高まる。
早速入店してみることに。

予約無しで入店したため、少々戸惑われたが
"お席、ご案内できますよ"の声に、ほっとした。
夕飯時にこういうお店に伺うと、たいがい予約がないと入れないくらい
混んでるもんだし。

程なくして、炭火の焼き場が目の前の席に案内頂いた。
酒のツマミに焼き鳥を、そして焼き風景を目で楽しめる、いい席だ。

まずはビールをたのみ、その後メニューに目をやる。
「ここはコースを売りたいんだな。」と感じるくらい、コースが前面に出たメニュー。
単品でたのむ面倒さを避けたいのもあり、「季節のおすすめコース」(\3,200程度)を。

写真を撮っておいたのが幸いし、全部で10品だった。

まず総括すると、このお店「美味しいのに、そこそこリーズナブル」。
一人でゆったりと晩メシ という利用でもいいし、複数人でしっとりと でもいいだろう。

なお店内は匂いに気を使っているようで、焼き鳥屋に良くある煙は適切な排煙で全く感じないし、
醤油の香ばしい匂いなどもそれほど感じない。
だから、(特に女性陣は)化粧臭や香水のつけすぎに要注意だ。
結構遠くまで、届いてしまう。


まずお通しをつまんでみるも、大根おろしはびちゃびちゃでもしなしなでもなく
適度な汁気。そして醤油もちょうどいい塩梅。
しょっぱすぎず、かといって少なすぎもしない。
「これは期待できるな」と。

程なくして、1品目が。ささみのさび焼き
焼き加減はレアとでもいうべき柔らかさだが、熱が適度に入っている。
塩加減も淡く、わさびも出すぎず、ちょうどいい。

この辺りで、次の杯を考えてみる。
この時期なら白を頼むのだが、次の品がレバーと伺ったので、赤ワインを。
口コミで、しっかりかつレアなレバーが供される と知っていたので、
それに合いそうな(と勝手に思っている)果実味が強めのピノを(\5,500円程度)。

これが、次のレバー並びに、その他の品々とベストマッチ!

レバーの食感や味は他の口コミに譲るが、もしレバーがお目当てで行くとして
ワインも嫌いじゃなければ、このコースにはピノと是非あわせて欲しい。

何故なら、その後供される「赤軸ほうれん草のサラダ」にかかるトリュフオイルにも、
つくねにも、グリルにも、小さなソースパンで供される品にも
ピノの果実味はしっかりとマッチした(と勝手に思った)からだ。

レバーの次は、セセリ だったかな?
脂感は結構あるものの、ベタベタな感触はなかった。
塩加減はやはり淡く、絶妙。

次は、小さな玉ねぎ串。
これも塩加減が良いため、甘味を前面に感じた一品。

次のサラダにかかるオイル、独特の"むぁっと&鼻に抜ける"感。
これがまた、赤ワイン(ピノ)によく合うこと。
「これ、なんだろう?」なんてしばし考え、結局分からないので店員さんに聞いてみると
「トリュフオイルです」と。
「トリュフオイルって、こんなに存在感抜群なのかぁ」と、しばし感心。
そしてこのオイルをサラダに選んだ、料理人さんのセンスにも感心。
このサラダは、オイルが主役だ。

その後、つくね。
これは味よりも、食感を楽しむ感じかな。
舌触り・歯触りの双方とも、よくあるつくねと違って滑らか。
これもまた赤ワイン(今回頼んだのは、たまたまピノ)にベストマッチ!

次の品は、砂肝。焼き加減・塩加減がまた絶妙ですな。
固すぎず、かといって中に熱は入っていて。
炭火の使い方がうまい という感じか。

正直、次の"フライパンで供されるソテー風の何らか"は無くしてもいいと思う。
その分、少し炭水化物モノに置き換えてみるものいいんじゃないかな。
もちろん、調理で匂いが主張しないものに。

その後の"焼き野菜と鶏肉のグリル風の何らか"は、悪くないんだけど、ソースも含めて印象がどうしても薄い。
最後に近づいてきた皿なのに、インパクトがないのはとても残念。


最後に、鶏スープ。
これもまた塩加減がよい。
ほのかに感じる鶏出汁の旨味・甘味が、心地よかった。

このコースで、物足りない人が居るかもしれない。
でも僕は、このコースで腹八分目。
品を追加することも、他に食べに行くようなこともなかった。

品質に比べ価格が安めなのも、このお店の魅力だ。


普段使い、そしてちょっとしたおもてなしにと、使いやすいお店に
また一つ出会えたことが嬉しいな。

  • 1F 路面の看板 見逃しやすいので注意
  • 2Fにある入り口 中を窺い知れないのがいい
  • お通し 大根おろし・ささみの湯引きサラダ?

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9位

orange (六本木、乃木坂、六本木一丁目 / ダイニングバー、フレンチ、イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2010/04訪問 2010/04/20

気軽なカフェ代わりに、充分使える!

春の昼下がりに、何の気なしに訪問。

以前からテラスが心地よさそうに見えたので、テラス席を予約しておくも
少し風が強く、残念ながら店内に。

店内は思ったほどしっとりとしておらず、重厚感がありながらもエッジの効いたテーブルや椅子が。
むしろそのほうが、ランチや一人メシにも都合がいい。

さて、オーダー。
やはりここに来たらシャンパンを飲まねば。
しかし昼に酒を飲む習慣のない僕は、フルート1杯も飲みたくないな。。。シェアするかな。。。
とか思っていたら、なんとフルートの半分のグラス設定があった!

グラッパグラスっぽい、丸みを帯びたグラスで供されるモエ・エ・シャンドンに合わせる
自分のランチ嗜好にあうものを選んでいると、

「これだ!こういうランチメニューを待っていたんだ!」

というメニューが。

うろ覚えだが、
・パンチェッタのシーザーサラダ
・パン 2切れ
・スープ
・コーヒー
というもの。

勘違いしないで頂きたいのだが、僕は夜に好きなものを好きなだけ食べるために
日常、朝食はフルーツを少し・昼食は500キロカロリー未満 と、節制している。

そんな嗜好に近い、「ローカロリーで胃もたれせず、腹六分目位だけどそこそこ美味しそうな」
メニューが、上記のメニュー。


ほどなくして、ハーフシャンパンが供される。ふた口 といったところか。
しかし、昼のお酒はこんなもので充分。
酸味と爽やかさに、会話も弾む。

そして、サラダが。

はっきり言って、「一般的なダイニングサラダの1.5倍位の量」といった点以外に、特徴が無い。
つまり、これを食べに『ORANGE』に行く といった性質のものではない。


でも、「サラダがメインディッシュで、軽食が楽しめる」という点が重要なのだ。

サラダって回数を分けて口に運ぶ必要がある(掻きこめない・まとめて頬張れない)ので
ゆっくり時間を使って食べられるお皿の一つだし、時間のある時にゆったり過ごすには
いいアイテムだと思う。


2時間くらい心地よいひと時を過ごし、ふと気がつくと目の前に未着手のパンが。
こちらも食べていれば、男でも充分満たされる量だと思う。

路面からうまく隔離されているテラス席の魅力からか、日の光を浴びつつ葉巻を燻らす方も。
絵になりますな。


サービスは卒なく、距離感と配慮も悪くない感じ。

今後はディナーを、テラスで嗜んでみたい。

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10位

バー ヒグチ (中洲川端、櫛田神社前、呉服町 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2010/08訪問 2011/02/24

中州にしっかりと存在する、硬派なバー

九州方面への出張の際は、できるだけ行くようにしているバー。
シガーOK。よく管理されているヒュミドールもある。

若干カウンター周りが変わり、今の店内のほうがよりオーセンティック調になった気がする。

席に着くなり、1年ぶりくらいになるにもかかわらず「お久し振りです」とマスターが。
そういった接客だけでも、心が解けていくものである。

そして、何も言わずに出てくる、モスコミュール。
相変わらずキレのある、オリジナルカクテルだ。
他店とは比べることができない、逸品。

料理はカツサンドが有名らしいが、残念なことにまだありついていない。
「次回こそは」と、いつも思ってはいるのだが...

サービスは心地よいものだが、若干力強さが好みに合わないので、☆-0.5。
しかし酒・ドリンクは「わざわざここにまで来て、このモスコミュールを飲もう」と思わせる逸品なので
文句なく☆5。

やはり地方都市だからか、若干店内はざわついてうるさかったので、雰囲気と
総合評価は若干落とした。

でも、また出張があったら、できるだけ顔を出したいバーだ。

  • 一押しのモスコミュール。シガー専用の灰皿も準備されている。
  • モスコミュールとシガー

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