kekkojinさんのマイ★ベストレストラン 2011

デウスエクスマキなB食ガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

共楽 (銀座一丁目、東銀座、銀座 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/01訪問 2011/02/24

いい意味での下品さをも内包した洗練された一杯!

だいぶ前に店の前を通っているのだが、間口が狭く、ややディープな雰囲気で、ダークで気合の入った老舗と思い込んでしまい、ずっと入店せずにいた。今にして思えばそれほどでもないのだが、まだ当時は若くてビビっちゃってたのだ。しかし、今更いってみてこれが大後悔。

気づかなければ通りすぎてしまいそうな、細長い雑居ビルの1Fの端に暖簾がはためいている。それよりも足元の黄色い看板のほうが目立つか。
店内はカウンターが伸び、奥にワンクッションあってちょっとクネッている。壁紙は綺麗で、ちょいちょいリニューアルされているのだろうか。老舗らしい歳月を物語る枯れた部分は見受けられないが、整理整頓され手入れの行き届いた厨房など、ムダのない店内から一朝一夕にはいかない空気は感じられる。
といっても緊張感はなく気の置けない雰囲気で、入ってすぐ右手に券売機があるのだが、女将さん自ら券売機に赴き食券を買ってくれる。この女将さん、とにかく気遣いで、店の前を人が通る度に「いらっしゃいませ〜」「どうぞ〜」と声かけしている。嫌味がないので、煩わしく感じられないのもいい。

中華そば¥700は、見た目に反して魚介の香りがスゴい! 煮干と鰹だろうか、アッサリと呼ぶのがはばかられる程、臭いだけでその濃厚さが知れる。飲んでみると、エグくなる一歩前くらいブンと魚介が効いている。鶏がらと豚骨だろう、動物系も下支えしていて、オマケにラードがかなり厚い層をなしているから、相当に満足感がある。
麺はやや太めの、断面の丸いもの。意外と低加水で、ポックリと小気味いい食感。
チャーシューもバラではなく、薄めながら赤みのしっかりとした旨みが感じられるもので、メンマも味付けがほとんどなくスープを邪魔していない。
グイグイ食わせ、無心のまま一気に完食してしまった。

いや〜、これはスゴイ。典型的な醤油ラーメンの体でここまで満足感と素材感が感じられるとは。
それにしても創業当時からこんなに魚介が効いていたのだろうか。時代に応じて微妙にチューニングを変えているのだろうか。そんな勘ぐりをさせるほど、接客だけじゃない心遣いという真のサービス精神を感じた。

  • 中華そば
  • (説明なし)

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2位

みのや (西ケ原、西ケ原四丁目、滝野川一丁目 / とんかつ、定食・食堂)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2011/03訪問 2011/03/17

ご近所にあったらサイコーな最強家庭的定食!

東日本大震災から数日、ますます混迷を極める中、必死に通常営業してる小規模飲食店を当ブログは勝手に全面的に応援します。暫くの間、自分が確認できた範囲で、こうした店舗を紹介していきます(計画停電等で一時的に臨時休業の可能性はありますよ、為念)。【当特集詳細はコチラhttp://blog.livedoor.jp/kekkojin/archives/51860956.html

先日、月曜の夜だったか、霜降銀座から延々続く染井銀座商店街へと走っていたら、途中セブンイレブンの路地を見やると、みのやの電飾看板が確認できた。大地震後、てっきり休業中だと思ったが、うわぁ、やってんだ!
東十条にも同名の店があり、どうも兄弟店らしいが、東十条に比べ、この駒込は町のチッチャな定食屋といった感じで、家庭的な度合いが高い。客は殆ど常連と思しきオッチャンばっか。
そうした常連客からのものだろうか、日本各地の土産物などが店内角に雑然と詰まれている。
いつも必ず誰か客がいるものだが、入るまで店内の電気が消えていた。どうも節電の指導があったらしい。他に客がいなかったのと、自分が地震の心配をしたこともあって、計画停電のことや社会情勢など、店のオヤジさんと初めて世間話をした。こんな時でも、外に食べに行くと意外な発見があるものだ。お陰で、塞ぎがちな気分もだいぶ和らいだ。

で、この日食べたのは久々の豚カツ定食¥500
こちらのは兎に角ガリッガリとハードな揚げ。ハード好きの自分でも焦げっぽいと思うほど。人によっては苦味が立ちすぎて豚肉の味が感じられないと思うかもしれない。揚げに波があって、こういう店はこれも含めて味。豚肉もふっくらとしているが、肉汁は乏しめ。でも十分肉食ってる感はある。
付け合せはキャベツとポテサラ。ただでさえデカいカツなのでキャベツがちょっとだけで寂しく写るが、その分豚汁でカバー。デカイ丼、白だしのザラつきのある濃いめの味噌汁に、沢山の白菜が細切れっぽい豚肉と一緒に入っている。ご飯は瑞々しく甘めの、ザ・銀シャリといったもので、これと味噌汁が合うんだ。これだけで十分元とったようなもの。

他にこれまでひと通り食べているが、特に生鮭フライ定食¥470とメンチカツ定食¥480が好み。
メンチは大きなのが2個。これまたガリっとよく揚がっている。
中はタマネギが多く、噛むとその甘みと一緒に肉汁が、肉の甘みと相まって口中に溢れる。

ある時期から生活パターンが変わって、ここ数年はメッキリ来れる機会が減ったが、このところまた来る機会に恵まれ、改めてこの店の最強っぷりを痛感した。
決してお若いわけではないご夫婦なので、あまり客が押し寄せたりしても対応しきれないし、冷やかしはもっての外だが、こういう状況下で、少し寂しい感じは受けた。こういうよさがわかる方、是非、お近くに行った際は、ならではの味・空間を楽しんでいただければ幸い。

  • 豚カツ
  • 生鮭フライ
  • メンチカツ定食
  • メンチ断面

    6

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3位

栄楽 (中野、新井薬師前 / つけ麺、ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/04訪問 2011/06/16

凛とした老舗の潔いつけそば

町に埋もれた系の老舗店ながら、つけ麺の元祖とされる東池袋大勝軒の大元となる丸長のれん会の元祖に近しいポジションにあたるそうで、地元に愛され続けた歴史ある丸長系つけ麺を堪能すべく、中野ブロードウェイから足をちょっとだけ伸ばしてみた。

区役所そばの交通量の多い交差点の角。フレッシュネスバーガーの横のフツーのビルの1Fに、和風つけめんの看板と白い暖簾がはためいている。みると昼ピークは過ぎているというのに店内は一杯。
奥の厨房との仕切りに小じんまりとしたカウンターがあるが、基本テーブル席で、ビッチビチにお客さんが詰まっている。
真新しい内装ながら、ピンと張り詰めた空気で満ちている。といっても怖いオヤジが眼光鋭く睨みを利かせるわけではなく、家庭的な従業員の振る舞いながら、テキパキとした接客と隅々まで行き届いた清潔さが、心地良い緊張感を与えているのだろう。

つけそば並¥750
噂通り、麺が皿盛でやってきた。ドカ盛りっぽく写るが、盛りに厚みがない。それでも250gは確実にありそう。
この麺が、もう、実にもっちもち!! ニュルっと啜って、モチモチと噛みしだくと、麺の形容しがたい味わいがじんわりと感じられてくる。
つけ汁は透明感のある醤油スープで、みると結構ラードが層を成している。タレの味わいがつけ汁としては控えめながら、酢の味わいとラードが適度に麺に絡み、食感よくスルスルと麺が運ばれる。辛味もアクセントが効いてるし、節系の適度な苦味もある。
大ぶりのメンマと細切りのチャーシューもあくまで添え物。単体でも美味しいが、麺と一緒に口中に運ばれると、全体のバランスとしての味わいを感じる。
スープ割りをお願いする。タレ自体が苦めながらそんなに前に出てないので、割るとかなり味が薄くなる感は否めない。濃い目が好きな方は、割らずに完飲されるのがいいかもしれない。

インパクトではない、スルリと何の気なしにミゾオチにハマるような、優しくも忘れられない味。これこそが、町場で長らく愛される味なのだろう。
特別なものを期待せず、ふらりと訪れて、表面的な味とは別な滋味深さにノックアウトされたい。

  • つけそば並
  • つけそばのつけ汁
  • スープ割り
  • (説明なし)

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4位

吾妻屋本店 (川口元郷、川口 / パン、パン・サンドイッチ(その他))

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/03訪問 2011/03/16

これぞ街のパン屋さん!…特集:頑張って通常営業してる店

東日本大震災から数日、ますます混迷を極める中、必死に通常営業してる小規模飲食店を当ブログは勝手に全面的に応援します。暫くの間、自分が確認できた範囲で、こうした店舗を紹介していきます(計画停電等で一時的に臨時休業の可能性はありますよ、為念)。【当特集詳細はコチラhttp://blog.livedoor.jp/kekkojin/archives/51860956.html

荒川土手そばの旧岩槻街道沿いに本一商店会という、シャッターの目立つ、正直寂しい商店街がある。嘗ては川口駅前よりこちらが中心地だったそうで、今でも辛うじて、古くからの建物が散見できる。そこにあるのがパンの吾妻屋。
昔からある、ご家族でされている、いわゆるフツーの町のパン屋さんで、古ぼけたイイ感じのショーケースに調理パンを中心にあるだけ並ぶ。朝、開店と共にズラッとパンが並ぶのではなく、つくった順に出、なくなるとそれで終わり。なので、午前より昼くらいの方がモノはあるかなぁと。あと、お約束のブリックパックとかが並ぶ冷蔵ショーケースね。

ここのスタンダードはなんといってもコッペパン¥120!
とにかくデカいんですわ。ノリとしてはキラキラ橘商店街のハト屋のコッペパンに近いといえば想像しやすいかな。ハト屋と同じように、数十円プラスしてジャムなどを塗ってもらうシステムなのだが、こちらのパンの最大の特徴は、コッペだけではなく全般に、湿っているのだ。
焼き立てを買うと袋が水滴で曇るほど、とにかくしっとり。いやベッチョリといっていいほど、手がペトペトになる。食べても、まさにしっとり好きにはタマラナイ食感。味自体は相当甘めで、パサつく要素はひとつもない。それ以外余計な味はせず、とにかく、シンプル。もうこれが途轍もなく好きで、何も付けずに食べられるから、店の売り上げ的には嫌な客だろうけど、いつもプレーンで購入している。

土曜は特売日で、いつもはオープン時間が曖昧だったりするのだが、この日は早くからズラリと100円均一の調理パンが並ぶ。
日によってラインナップは変わるが、ある時の焼きそばパン。
包装もラップで簡易。揚げ物は特にラップの外側もペッチョリしているのだが、それもイイのよ。他に、ハンバーグなんかもあって、これがまたお気に入り。

細々とやってる感じの店なので、そっとしておいてほしいという意見もあるだろうし、自分もクチコミUPしておいてなんだが、そう思っている。
しかし…というわけでもないのだが、先日の大地震の翌日、土曜に店の前を通ると、いつもと変わらず特売をしている。営業しているくらいだから大丈夫だろうけど、気がかりで地震の被害を聞いたら、大事には至らなかったとのこと。
とはいえ、こうして翌日にいつもと変わらぬ相当数の特売パンを揃えるのはご苦労だったろう。定休の日曜を跨いで月曜も通ったのだが、いつもどおりパンが並んでいた。世間はスーパーでの買い占めが行われている中、ここはいつもと変わらない。そんな時でも個人商店には目もくれないというのもなんだかね。
もちろん、ここならパンあるぞ、買い占めに行け!といっているのではない。それだけはどうかやめてほしい。
もしお近くに用事があったら、1つ2つでも試してみてほしい。

  • コッペパン
  • 焼きそばパン

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5位

佐原屋本店 (御徒町、上野御徒町、上野広小路 / 居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2010/12訪問 2011/11/22

ガード下で豚ぷらを♪

御徒町駅北口から南口にかけてのガード下には、ちょうど吉池と向い合うように大衆酒場が軒を連ねている。連日仕事帰りのサラリーマンで賑わうが、そんな中にあって、気づかなければ通り過ぎてしまうほど、間口が狭く、薄暗い一軒がコチラ。

暖簾をくぐると、焦げ茶色にくすんだ天井に電灯が照らす、歳月を重ねた独特の空気感を持つ空間が広がる。
真ん中に通路があり、客はドデカいコの字カウンターの内側に座る感じになる。
厨房は別にあり、カウンターには女性店員が張り付いている。一人につき3〜5人ずつの客を相手している。流石に若いチャンネーとはいかないが、付かず離れず熟練の客捌きだ。常連客には目当ての店員がいたりするようだ。

チューハイ¥350はそんなに焼酎はキツくなく、さっぱり飲めて口開けにいい。
煮込¥350はよく煮込まれてトロトロ。モツも脂身がないところで柔らかく、汁自体もだいぶ粘度があってイイ。

忘れちゃならないのが、名物の豚ぷら¥600!
豚肉を天ぷらにしたもので、薄っすらと狐色の衣を纏い、中は仄かにピンク色。肉はホクホクで脂身の甘いジューシーさもあって、なんとも言えず美味! まさしく天ぷらのように、つゆと塩から選べるが、揚げたてなので塩がお勧めとのこと。なるほど、このジューシーさは汁に浸したくない!
鼻を突くごま油のような香ばしさが特徴的だが、人によってはダメかもしれない。しかし長年のこちらの歴史の染みた油の味のようで、個人的にはモロつぼにハマった。

調理はコの字カウンターの奥、微かに切符のよさそうな男性の姿が見て取れるが、そこで一手に引き受けているようだ。料理の手が実に早い。それでいてこの仕事。いやはや感服するしかない。

混んで来たしママのお相手が出来るスペースを譲らないと、というわけで店を後にした。さっくり飲んで食べて一人1500円程。創業昭和22年というから60年以上、接客・味に至るもその歴史を堪能するには実に安すぎる。ガード下の秘密の花園といったところか。

  • 絶品の豚ぷら!
  • トロトロの煮込!
  • チューハイ
  • (説明なし)

    5

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6位

栄屋ミルクホール (淡路町、小川町、神田 / ラーメン、カレーライス)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/01訪問 2011/04/21

単なるあっさり醤油じゃない!

以前の職場からそう遠くないこともあって、チョイチョイ来ていたお店。
きっかけは、その文化遺産級の看板建築の存在感によるものだが、すっかり味に魅了されてしまった。当時は豚骨醤油ばっか食ってたが、そんな自分でも満足できる一杯だった。

入口脇にショーケースがあり、いなり寿司が並んでいる。ラーメンのお供に近くのサラリーマンが頬張るのだ。結構人気で、無くなっている場合が多い。
店内は張り替えたのか壁紙の白さが眩しいが、それ以外は何ら変わっていない。床にパイプの丸いすが擦れる音がそこかしこから聞こえてくる。4人がけのテーブルが壁に沿っていくつかと、センターにそれを2つ繋げたものが並んでいる。ひとりひとりのスペースは狭く、1つのテーブルに大の大人が1〜2人、適度な合間をとって席に付く感じ。この日は珍しく観光目的と思しきオバチャン連が来ていたが、普段は近隣のサラリーマンひとり客が殆どで、至って静かな空間だ。
フロア担当のマダムは健在で、奥の厨房にオーダーを通す時の「おそば!」の声も健在で嬉しくなった。

テレビなんぞを見るともなく待っていると、「おそば」ことラーメン¥590がやってきた。
表面のラードも少ないし、出汁もブリブリ効いてるわけじゃないのだが、ほんのりとマッタリ感があって、独特の甘みが口中を優しく支配する。この甘みがキモ。これがシミジミとウマイ。
麺は白くてポクっとした食感。細いしすぐヘバりそうだけど、グチャグチャにならず、独特のポクポク感が最後まで持続する。
小松菜の苦味とスープの甘みのコンビネーションが絶妙。チャーシューも肉々しくしっかりとしていて満足度が高い。
なんてことない顔しながら、それぞれのパーツにさりげなく当たり前の仕事が施されているのが、なんとも憎い!

いやはや、久々のミルクホールは相変わらずで大満足!
正直、いつまでこのままで在り続けるか・・・また機会を見つけて、一杯でも多く味わっていきたい。

  • ラーメン
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

らーめん かずら (たまプラーザ、鷺沼、宮前平 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 2.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/09訪問 2011/09/29

きっと九州ラーメン好きする、意外すぎるド豚骨スープ!

久々に田園都市線沿線に来たので、かねてより宿題だった、讃岐うどんの「綾」に赴くも、敢え無く臨休orz
早じまいも多い小規模店とは聞いていたので、予めマークしていたコチラへ。

店内はL字カウンターのみの10席ないくらい。節電中だからだろうか、なんとなく全体に暗いイメージで、インターそばの投げやり系のラーメン屋かと一瞬思ったが、店主も大人しめながら穏やかに対応いただき、なにより、厨房で煮えたぎる豚骨スープに、ただならぬものを漠然とだが感じずにはいられなかった。
ネット上の写真で見た、キレのありそうな支那そばが気になっていたのだが、生来の豚骨好きが目覚め、思わず…

醤油とんこつ¥600
昔よくあった、とりあえず豚骨醤油もメニューに加えました的ビジュアルで、最初失敗したかと思ったが、飲んでみるとコレがビックリ!!
なんでこんなにザラツキ感があるんだろ。豚骨100%な感じの甘みのするスープ。醤油ダレもハッキリと前に出ているが、うま〜く、豚骨の凝縮した旨みが生きてる。デカイ海苔があったりして見た目に家系を彷彿とさせるし、ニンニクも効いているので、味的なバランスは関東の背脂豚骨醤油なので、九州ラーメンとは違うのだけど、このダシ感はモロにド豚骨!
麺はややボッツリとした食感の黄色っぽい中太のやや平べったい麺。合ってないような合ってるような。極細バリカタは合わなそうだし、悪くはないと思う。
具も豚骨ベースには肩ロース、魚介ベースにはバラと使い分けているとのこと。しっかりしたチャーシューでこれも悪くない。
この1時間前にカレー食べていたので、この極上スープを飲み切れないのが悔やまる。丼の底にはこれまで見たことない程、大量の砂のような髄が堆積していたのだから。

会計時、自分のオーダーを勘違いして照れ笑いを浮かべていたマスターの顔が印象的だった。
博多豚骨以外でここまでの豚骨スープを飲んだのはいつぶりくらいだろう。そういえば、この近くに博多大王という店があった。確か博多一番系だったと思うが、博多一番は店舗によるが、よくダシが出ているところは本当に濃厚な本格博多豚骨が楽しめた。そこ博多大王もそういった店の一つで、プラッチックの安い器に茶色の濃いスープが忘れられない。ちょうどラーメンの食べ歩きを始めた頃で、豚骨ばっか食ってた中でも、記憶に残る豚骨ップリだった。東名川崎にはナニか優良豚骨を引き寄せる地場でもあるのだろうか。

  • 醤油とんこつ
  • (説明なし)

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8位

ギオン (阿佐ケ谷、南阿佐ケ谷 / 喫茶店、カフェ、バー)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2011/09訪問 2011/09/20

言うなれば、ドライナポリタン!?

ネオンがザクカラーだからって、ジオンじゃなくてギオンと読むらしい。阿佐ヶ谷駅すぐにある、緑に覆われた瀟洒な佇まいの喫茶店。
店内はいわゆる純喫茶的な、照明暗めでウッディーで壁が白くてどこか女性的な趣味を感じさせる調度。ギチギチに詰め込まれた座席、隙間という隙間に椅子をはめ込んだようなレイアウト。驚いたのは、平日の真昼間にほぼ満席状態ということ。
伺ったときは給仕も女性で、カウンターに入ってるのも女性。お冷とメニューと持ってきてくれた感じも、なんとなくツッケンドンなイメージを抱かせるが、実際は過剰でないフツーに丁寧な接客だった。
メニューは手書き風で、お酒含めジャンルごとに結構な種類用意してある。

アイスウインナーコーヒーガム抜き¥480(セットにしたので100円引)
ペーパーナプキンの影絵に耳かきみたいなスプーンがいい。
コーヒー自体、しっかりとドリップされた本当のコーヒー。いたずらに渋くなく、気持ち薄いくらいで丁度いい。これにそれなりに油脂分ありそうな生クリームを合わさると、適度な甘みとコクがアクセントとなって、サッパリしつつも満足度の高い、ならではの一杯に変貌する。こちらのアイスコーヒーはガムシロ入りをプッシュしているが、ウインナーはガム抜きで正解。入れたら甘みが勝ってタルかったはず。

ナポリタン¥780
うわ皿デカッ! デカさのせいでナポが量少なく見えたり、サラダにドレッシングをサササ…とかける演出が少々ウザったいが、食べてみて印象が一転した。
言葉は悪いが、カサッカサってくらい乾いた炒め上げのナポリタン。茹で足りてないわけじゃなくて、ゴッツリとしながら強いコシがある。そこにソースが粉でも振ったように絡みついている。いうなれば、ドライナポリタンか。喉につかえそうでつかえない、絶妙の炒り加減。何気にスパーシーさがある。
具のハム(ベーコン?)もしっかりしたもので、ペラペラではなく適度が厚みがある。
付け合わせの白いのは、ゆで玉子を粗くホグしたのにマヨネーズ的なもので和えたもの。
全てにおいて手作り感溢れ、あっという間に完食してしまった。見た目以上に量は多くて嬉しい誤算だったが、でもこれなら大盛りで食べたい。

フラっと入った喫茶店で素性の知れない材料のメニューに、一皿800円を払うのはとても勇気がいるが、知っていればなんてことない、十分にコスパも高い、ピカイチのメニューに巡り合える。ドリンクは食事とだと100円引きだし、食後に本を読んでマッタリできたので、それで小一時間1200円は喫茶店としての満足度としては非常に高い。こういうの高いという人がいるけど、店のスタイルによってニーズが違ってて、自分がどういった時間の過ごし方をしたいのか、それによって食べる側が店を選べばいいのだと思う。そういう使い方の出来る店があること自体幸せなことだし、さらにそこが賑わっているというのだから、ホント奇跡のようだ。

  • ナポリタン
  • アイスウインナーコーヒー
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

元祖 新宿らうめん 西新宿店 (初台、都庁前、西新宿五丁目 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2011/05訪問 2011/05/19

ワンコイン以下でこの満足度!

新宿にラーメン店数多あれど、ワザワザ十二社界隈まで足を延ばす者はそういまい。それもコダワリの新進気鋭ならいざ知らず、ロードサイドの旧態依然とした煤けた佇まいとくればなおのこと。

今は節電で、店内から漏れる明かりだけが頼りだが、以前は黄色い電球が明滅する、ド派手なラーメン定食屋然とした外観だった。
それでも、無造作に積まれたオシボリのプラカゴや灰皿が、ここはどんな店なのか、語りかけてくれる。その横には火・金曜ラーメン400円サービスの看板。価格も驚きだが、デザインが悉く昭和なのに改めてビックリさせられる。「金」の文字の貼り付け処理がなんともグッと来る。

店内隅にクタビレた感じの券売機が。上部に半ライス無料の張り紙がしてある。一応食券を渡すときに告げるが、でなくともラーメンを出すときにいるか大抵は聞いてくれる。
壁に掲げられた手書きのメニューをみると、ラーメン以外に炒め物やチャーハンのセットもある。どれも800円くらい。
J字のカウンターの中ではオヤジさんとオバチャンのコンビが調理・配膳している。長時間営業店なので人は入れ替わるらしい。この手の店独特のアンニュイな空気は、多分内装や照明の、経年変化のクタビレ加減でそう見えるだけなんだろうけど。

(正油)ラーメン¥400(通常550)+サービス半ライス
この値段にしては貧相でないフェイス。フツーワンコインラーメンというと、チャーシューが小さくてカチカチで臭みのあるものだったりするけど、ちゃんとしたチャーシューにネギにワカメにメンマと、ひと揃え、それも結構な量乗っている。あと、この手のラーメンは油分が低いことが多いのだけど、珍しく背脂が確認出来るほど、油が乗ってるし、丼も大きく、スープもタップリ入っている。
麺は黄色く波打ち、やや硬めの茹で加減で、適度な歯ざわりさえ感じられる。これという特徴のある麺ではないが、ヘニャヘニャのヘボ麺ではない。量もそこそこある。
醤油ダレの立ったスープと油のバランスが非常に満足感を与えている。ダシの素材感は当然感じらないのだが、ペラい感じは全くない。適度な醤油と油の香ばしさを楽しませてくれる。
このスープにネギの苦甘さがよく合う。そしてチャーシューが驚きで、脂身もプリプリで赤みもトロトロ。
これだけでも十分満足なのだが、スープと無料のライスが実によく合う。単体では正直、カチカチライスなのだが、残ったスープにドボン!することで、適度にスープと油を吸って、丁度いい硬さになるのだ。全く偶発的なのだろうが、計算されつくされたとしか思えない!?

これまで、いくつか安いラーメンを食べたことはあるが、そのどれもがあっさり味だったが、こちらは油が適度に効いて、400円で十分、成人男性の食事として満足できるものを出してくるのだから、驚きとしか言いようがない。
まぁ実際どーってことない醤油ラーメンだが、昨今のラーメン屋に疲れた身にはグッとくるかもしれない。昔の自分を考えても、ちょっと若い兄ちゃんにはこの店の良さはわかんないかもなぁ。

  • 火・金のサービスラーメン400円と無料の半ライス
  • 正油ラーメン
  • ライスをドボン!
  • (説明なし)

    6

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10位

名代 後楽そば 有楽町店 (有楽町、日比谷、銀座 / 立ち食いそば、うどん、焼きそば)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/07訪問 2011/11/08

立ちそば屋らしい!?絶品ジャンキー焼きそば&冷やし!

所用で時間がないところ、ド改札前のガード下の立ちそば屋が目に入った。チャーン系っぽさが気になるが、そういえば評判悪くなかったのを思い出し、ダメ元で突入が、思わぬ展開に!?
ウナギの寝床状態のカウンターが蛇行、厨房ではかき揚げをバンバン揚げている。

名物の焼きそば大盛り¥460
見た目はフツーの焼きそばだが、味も至ってフツー。しかしソースでベチャッともせず、ところどころお焦げもある。具は豚肉・キャベツ・もやしがやや少量ぎみながら、ややモチっとした中太麺の食感もいいし、非常によく出来てると思う。
コチラは今時珍しい薬味ネギが取り放題で、カウンターの上にセットされてるのだが、コイツを焼きそばに混ぜると、まぁなんということでしょう、味が深化する。
甘辛いソースとシャキシャキのネギの苦甘さに、豚肉の脂の甘味なんかが加わって、非常にジャンキーな吸引力のある味になる。
無礼にならない程度にネギをマシマシし、ガッついて一気に完食。

ツレの冷やがけそばをちょこっと頂いたのだが、これまたビックリ。そばが隠れる揚げの大きさ!これ、厚みもあるんですよ。加えて汁が秀逸。なんと関西風の白だし。甘くてスッキリしてる。そこに端に添えられたワサビをちょこっと混ぜるとこれがまた絶品! 仄かな香りと鼻の奥に微かにツーンとくる刺激が、この甘い汁に見事に合っている。
そばも立ちそばらしいボッツリとした食感の中太の茹で麺で実によく合う。

こうなるとフツーの蕎麦も気になってくるので、後日天ぷらそば大盛りもいただいたが、イマドキの立ちそばの標準的な、そこそこよく出来たシロモノ。あんなにバンバン揚げてる天ぷらが期待しすぎたか、思ったほどでもなかった。
冷やしと焼きそばでハードル上げすぎた感は否めないが、まぁ駅近ガード下の立ちそばとしては十分美味しいには変わりない。

歌舞伎町や田町にもあるが、どこも味変わらないのだろうか。これは俄然試してみたくなった!

  • やきそば大盛り
  • 焼きそばネギ乗せ
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