K-BIGSTONEさんが投稿したガストロノミー ジョエル・ロブション(東京/恵比寿)の口コミ詳細

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  • 昼の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2007/02 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

シャトーレストラン ジョエル・ロブション

「タイユバン・ロブション」時代には2度訪れました。
建物も含め、料理、サービスの全てが別格の素晴らしさで
圧倒され、日本のフレンチの頂点に立つレストランとして
評価できる店でした。その超グランメゾンがタイユバンとの
契約が切れてフォーシーズの資本により「ジョエル・ロブション」
として再スタートを切るというニュースを聞き、まず失望感を
覚えました。しかも内装デザインを森田恭通氏が手がけると
言う話です。とんでもない勘違いレストランになってしまう
のではないか、との危惧を当初は抱きました。あわてて最後の
「タイユバン・ロブション」を味わおうと思いましたが、
時既に遅し。予約で完全に埋まってしまっていて、その計画は
頓挫したのでした。半年後にリニューアルオープンした後、
ガイドブックやネット情報では評判は良かったので一安心
したのですが、この目で確認しなければ実際は分かりませんね。
ただ、基本的には不世出の天才シェフ、ジョエル・ロブション
が料理の監修をしているので大きく変わる事はないだろうと
は思うのですが。

そして三度目の再訪を果しましたが、建物外観とエントランス、
ロビーなどは変わりません。相変わらず豪華で荘重なオーラ
を放っていました。
大きく変わったのはダイニングルーム。カーペットが黒くなり
壁がガラスに覆われていて重要文化財を保護しているかの
ような、デザイン処理になっていました。
しかも金色に塗装されて、その縁にスワロフスキーのクリスタル
が埋め込まれ、ややデザイン過剰な雰囲気が漂います。
ダイニングチェアーも以前の物はベルサイユ宮殿に置いて
ありそうな古典的で優雅な物だったのが、現在の物はモダン
なカフェに似合いそうなカジュアルなデザインでした。
サービススタッフは礼儀正しく、丁寧な接客態度ですが、
フレンドリーな雰囲気で、以前のような重厚さやフォーマル
な格式ばった接客ではなくなったような気がします。
良く言えば気軽ですが、悪く言うと安っぽくなったような
感じも受けますね。ドレスコードも緩和されていました。
ギャルソンの方に伺いましたらシェフを含め厨房スタッフ、
サービスのスタッフともほとんど変わっていないそうです。
それを聞いて安堵いたしました。
利用したのはランチでした。
注文したのは¥12,000のコースです。

アミューズ・ブーシュ
「特撰生雲丹
甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクリーム」
料理の表面デザインはロブションチックな特徴のある
グリーンの小さな点を円状に乗せたもの。雲丹の濃厚な
味と香りが素晴らしい。

スープ
「季節の茸
活帆立貝と合わせ、生姜の香る茸のブイヨンを注いで」
ブイヨンが別の容器に入れてありカップに注ぐのですが
少し凝った演出が楽しいですね。

ポワゾン
「宇和島産真鯛
特撰カラスミと共にグラチネし、ヴァンジョンヌ風味のサバイヨンを添えて」
カラスミがちょっと薄味かなと思いましたが真鯛と品良く
調和していました。

ヴィヤンド
「特撰仙台牛
なめらかなロブション風ポテトのピュレに乗せ、こくのある
赤ワインソースと黒胡椒のクルスティアンと共に」
濃厚な牛肉の味が素晴らしく、また食感も柔らかくて最高
でした。赤ワインソースも良いです。


アヴァン・デセール
「ショコラにパッションフルーツのソースを
合わせミルクのアイスを添えて」
ショコラの中にパッションフルーツソースが封じ込まれて
いてフォークを入れると、中から流れ出します。
そう、「デフェール」の「サオトボ」に似ていますね。
味は異なり、こちらの方が酸味が利いていて爽やかかな。

又は
「洋梨のスープ仕立て
スフレを浮かべて アプリコット風味のソルベと共に」
こちらは連れが注文しました。スフレは非常にソフトで
繊細な仕上がり。美味しかったです。

カフェ又はカプチーノ。

以上でした。食器が以前はクラシカルな王朝風だった物が
現在は、和風のテイストも加えたモダンなデザインになっていて
一瞬、創作フレンチかな、と思ったのですが、口に入れると
間違いなくフレンチです。ただし以前の重い料理ではなく
軽やかなタッチに仕上げられていて、食べ終わった後も、
爽やかな後味が残ります。タイユバン・ロブションの時には
ずしりと満腹感が残り、次回は体調を整えてからと言う気分
になりましたが、ジョエル・ロブションは、翌日でもOK、
という気分でした。(笑)
でも「タイユバン」の格式高く荘重な儀式のようなサーブが
懐かしいですね。欲を言えばあの特別感を残して欲しかったです。
建物から出てきていつも残念に思うのはバックに高層ホテル
とマンションが建っていること。ロワールに建っていれば
最高なのですが。(笑)CGで清里と合成してみました。

  • CGで清里のKEEP牧場の空と森を合成してみました

2007/02/25 更新

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