レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/10訪問 2013/11/12
東京、浅草にあるフレンチレストラン。
東京旅行の際に、ランチで伺いました。
場所は浅草駅から仲見世を抜け、浅草寺の境内を抜けて、さらに北上したところ。
駅から徒歩10~15分ぐらいのところです。
お店は2階建てで、1階は厨房やトイレなど、2階に席があります。
お昼のコースは3,800円(4皿前後)、6,300円(5皿前後)、10,500円(8皿前後)の3種類。
夜のコースは、6,300円(5皿前後)、10,500円(8皿前後)、15,750円(8皿前後)の3種類だそうです。
3,800円のコースをいただきました。
◆ タピオカ粉を使ったポンデケージョ
まずおつまみで出てきました。
モチモチとした食感が良いです。
チーズが効いていて、赤ワインとよく合いました。
◆ アミューズ ブーシュ
フォアグラのブラン ポルト酒のジュレ イチジクと焼き菓子でした。
フォアグラを使ったフランス風の茶碗蒸し。
フランはなめらかで、フォアグラの風味が濃厚です。
ポルト酒のさっぱりとした風味とイチジクの甘みが味を引き締めていました。
イチジクは意外な組み合わせでしたが、これがよくマッチしてました。
焼き菓子が前菜とは意外ですが、塩気が効いていて、ワインとも合いました。
◆ 北海道産熟成南瓜のヴルーテ 帆立貝のポワレ 珈琲のムース
帆立貝のポワレと珈琲のムースが盛られたスープ皿が運ばれてきて、食卓で温かい南瓜のヴルーテを回しかけて仕上げます。
すると、珈琲のムースが熱で溶けだし、南瓜のヴルーテと一体化していきます。
南瓜のヴルーテはどろっとしていてて、濃厚な甘みがありました。
そして珈琲のムースを混ぜるとほのかなほろ苦さが加わり、味が引き締まりました。
帆立貝のポワレは表面が香ばしく焼かれていて、これまた美味しかったです。
これも意外な組み合わせでしたが、不思議とマッチしてました。
計算された味ですね。
食べるのが楽しいお料理でした。
◆ パン
ハード系の丸いフランスパン。
生地がしっとりしていて、良い水分量です。
小麦の味わいもしっかりしていて、美味しいパンでした。
一緒に付いてきたオリーブオイルも香りが良く美味しかったです。
おかわりをしたら別の種類のパンが出てきました。
◆ 青森産アイナメ 馬鈴薯と真狩村のポワロー
アイナメのポワレに馬鈴薯とポワロー(西洋ネギ)を使ったソースを合わせた一皿。
アイナメは適度に脂がしっとりとしていて、パサつきは一切感じられません。
ソースは塩加減が良く、適度に潰れ、適度に形の残ったジャガイモがホクホク感とソースに適度なとろみを加えていて絶妙でした。
◆ 茨城産芋豚 麦藁の香り
表面はしっかり火が入り、中はきれいなピンク色で、適度な柔らかさと噛みごたえが両方味わえます。
肉の旨みがしっかりと感じられ、また、麦藁の香りがとても良かったです。
同じ丸太の皿には細かく刻んだマッシュルームと豚足のソテーを詰めたジャガイモ、素揚げのピーマンが添えられており、
これらも美味しかったです。
◆ デザート
まず出てきたのは「豆乳のブランマンジェ 雷おこし風味」。
これまた意外性のあるデザートです。
なめらかでまろやかな豆乳のブランマンジェに、雷おこしの独特の香ばしさが良いアクセントになってました。
そして次に出てきたのは「ポルチーニ茸の茶碗蒸し風 すだちのジュレ」。
デザートでキノコを使うという、こちらも意外性のあるデザート。
嫌なキノコ臭さはなく、上品かつ豊かな独特の香りと、ナッツのような風味が口に広がります。
文章での説明は難しいですが、美味しいデザートとして成立してました。
ポルチーニ茸の茶碗蒸しの上にトッピングされていたすだちのジュレが味を引き締めてさっぱりとした後味にしてました。
◎ 総評
基本的に私はフレンチは本当にフレンチらしいものが好きなので、和フレンチとか、他の要素の入ったフレンチはあまり好み
ではないのですが、こちらのお料理はどれも美味しく感じました。
何より意外な組み合わせが多く、旬の食材を中心に使いながらも、その中に独創性と遊び心が感じられて、見るのも食べるのも
楽しい料理でした。
しかも、そんな意外な組み合わせも味はしっかり計算され尽くしていて、緻密さと繊細さも感じられる素晴らしいお料理でした。
また、スタッフの方々のサービスも非常に行き届いていました。
また機会があれば是非伺いたいレストランです。
2位
1回
2013/06訪問 2013/10/04
東京・京橋にあるスイーツの名店。評判どおりの完成度の高いムースでした。
東京・京橋にあるスイーツの名店。
日曜日の午前中に伺いました。
こちらは以前から行ってみたいと思っていたお店の一つでしたが、午前中に行かないと大行列、ケーキがほとんど売り切れ
になってしまうとのことで、なかなか機会がありませんでしたが、プライベートで朝っぱらから東京に行く用事があり、しかも
午前中~午後の早い時間は暇という絶好の機会があり伺いました。
場所は京橋から中央通りを銀座方面へ。
東京高速道路のすぐ手前の路地を左に入ったところです。
東京高速道路の高架をくぐると銀座一丁目という銀座にも近い場所です。
開店25分前に到着。
前には5組の先客が待っていました。
ただ、後に並ぶお客さんはあまりいなかったので、開店時間に行けば一回転目に座れそうでした。
しかも12時少し前に店を出ましたが、待っている客はほとんどなく、ケーキもわりとまだ残っていました。
この日は運が良かったのでしょうか。
店内は撮影禁止とのことで、写真はなしです。
イートインでケーキを2ついただきました。
◆ アンプロワジー(740円)
このお店を代表するスイーツのようなので、いただきました。
チョコレートソースにコーティングされたチョコレートのムースの中には、リキュールを含ませたチョコスポンジ、フランボワーズジャム、
ピスタチオのスポンジ、ピスタチオのムースが層になって入っていました。
使われているチョコレートはとても質が良く、濃厚な味わい。
そこにピスタチオの風味とフランボワーズの甘酸っぱさが組み合わさっていました。
質が高く美味しかったですが、私には甘さも含めてチョコレートがやや濃すぎで、740円はお高く感じましたが、チョコレート好き
にはたまらない一品なのではないかと思います。
◆ ネオ(650円)
フロマージュブランのムースの中にマンゴーのムースとジュレが層になって入っており、底の生地(ビスキュイ)にはバジルが
練りこまれていました。
フロマージュブランのムースはさっぱり爽やかで、驚くほど口溶けが良かったです。
また、マンゴーのムースとジュレもフロマージュブランのムースの味わいを壊さない程度に主張していました。
そして、バジルの生地は後味にほのかに効いて爽やかでした。
いろいろ組み合わさっていますが、そのバランスが絶妙で、完成度がとても高いと思います。
これはかなり好みで、650円以上の価値を感じました。
期待以上でした。
◆ ヴェルヴェーヌ(840円)
レモンバーベナのハーブティー。
私の場合、普通はコーヒーを注文しますが、とあるフレンチレストランでいただいのが美味しくて頼んでみました。
最初単独でいただいた時は、レモンの風味が強過ぎかなと思いましたが、ケーキと一緒にいただいてみると、相性ぴったり。
爽やかな風味がケーキとケーキの合間で、口の中をリセットしてくれて、後味がすっきりしてちょうど良かったです。
また、焼き菓子を購入して家でいただきました。
◆ ショコラプリュンヌ(300円)
しっとりしてほろ苦さのある濃厚なショコラ生地にプラムがトッピングされていました。
プラムにはラム酒ですかね、アルコールが染み込んでいて、大人味のお菓子でした。
◆ フィナンシェ・ピスタージュ(300円)
ピスタチオのたっぷり入ったフィナンシェ。
生地自体が上質で美味しく、ピスタチオの風味も良かったです。
◆ ダックワーズ・ア・ラ・ノワ・ド・ココ(750円)
ココナッツ入りの軽い食感のクッキー。
美味しいですが、さすがに高いのは否めないかな。
焼き菓子もさすが美味しいですが、ケーキのほうがやはりレベルが高いかな。
◎ 総評
評判どおりの美味しいケーキでした。
ムースが口に入れた途端に溶けてなくなってしまうぐらい口溶けが良く、複数の食材の組み合わせもバランスが良く、それぞれ
ちゃんと活かされていて、巧みでした。
CP面と利用のしにくさを差し引いても訪れる価値はあります。
また機会があれば伺いたいです。
3位
1回
2013/04訪問 2013/08/11
津軽半島の先端部、外ヶ浜町にあるラーメン店&食事処。
青森旅行の際にランチで伺いました。
場所は青森市から陸奥湾沿いに津軽半島の海岸線を北上する国道280号線沿い、津軽半島の先端部の竜飛崎に近い「道の駅たいらだて」からさらに北へ2~3キロにあります。
古びた大きなコンクリートの塔(津軽の塔)が目印で、塔の向かいあたりの黄色い建物です。
駐車場は店の前と隣にあります。
こちらのお店は、基本的にはラーメン店で、メニューもラーメンが中心ですが、牛丼やカレーライスも扱っています。
そして、何と言ってもこちらの名物は生うにの採れる季節限定(5月1日~8月20日頃)で提供される生うに丼です。
こちらの生うに丼は、店の沖合でその日の朝獲れたムラサキウニを丁寧に剥いて、贅沢に丼に並べたものです。
朝獲れの生うにしか使用していないため、一日に出せる数には限りがありますし、海がしけが激しく、漁に出れない時は提供もしていません。
したがって、前日ぐらいまでには電話で予約を入れておいたほうが良いでしょう(予約でいっぱいになることもあるようです)。
予約を入れておくと、漁に出れなかった場合に朝8時までにお店から連絡をしてくれます。
私も前日に予約を入れておき、当日朝にダメだった旨の電話がなかったので、車を走らせて伺いました。
店内はテーブル2卓と小上がりのテーブル2卓のみ。
料理の提供に時間がかかるので、これぐらいが限界でしょう。
◆ 生うに丼(2,000円)
温かい白ご飯の上に生うにが隙間のないぐらいにびっしり敷き詰められています。
身は40~50枚ぐらいはのってるでしょうか。
出始めのウニなので、まだ身は小さめですが、とろけるような甘みが口いっぱいに広がります。
保存料を使用していない新鮮な生うにはやはり違います。
ワサビと醤油が付いてきましたが、ウニの甘みと天然の塩気で、それも要らないぐらいでした。
一番の旬なシーズンだとさらに美味しくなるのだと思いますが、これでも充分美味しいです。
ウニを生臭いとイメージされている方は、特に食べてみてほしいです。
生臭さなんて一切ありません。
◎ 総評
評判に違わぬとっても美味しい生ウニ丼でした。
朝獲れのものしか使用せず、獲れない日は提供しないという姿勢も良いですね。
津軽海峡亭もそうでしたが、この地方のウニは本当に美味しいです。
遠いですが、機会があれば是非食べてみてください。
4位
1回
2013/06訪問 2013/11/16
東京駅の近く八重洲にある南インド料理の名店。素晴らしいミールスでした。
東京編は写真を誤って消してしまったため、写真なしです。
さて、本題。
東京駅八重洲口と京橋の近くにある南インド料理のお店。
日曜日にランチで伺いました。
名古屋のあるお店で、南インド料理に出会い、北インド料理とはまた別の魅力を知り、ハマった私。
そんな南インド料理店を代表するレストランということで、以前から行ってみたかったのですが、ついに機会があって伺いました。
店に到着したのは開店時間12時の15分前。
すでに3、4組の先客が開店を待っており、私の後も開店を待つ客は増え続け、開店時間には隣のビルを超え、さらに隣のコンビニをふさいでしまうほど並んでいました。
ただ、店舗情報に書かれているとおり、席数はかなりあるので、開店時間に行けば問題なく座れそうです。
(料理が出てくるのは行列の後ろほど遅くなるかもしれませんが)
店内は青いペンキで壁や柱が塗られていて、曲線の梁が洞窟っぽさを感じさせてくれます。
スタイリッシュでありながらも、エスニックな温かみを感じさせてくれる雰囲気です。
この日は日曜日でしたので、ホリディランチという土日祝日用のランチメニューがありました。
ホリディランチは次の3種類。
・ A ランチミールス(1,600円)
5種のカレー(チキン、野菜、海老、サンバル、ラッサム)、バスマティライス、プーリ(揚げパン)、パパド、本日のスウィート
・ B ドーサセット(1,800円)
ワダ2ピース(ウーダット豆の揚げ物)、お好みのドーサ、サンバル、ココナッツチャツネ付、マサラティーorマドラスコーヒーorラッシー
・ C ホリディランチコース(2,000円)
マサラドーサ(小)or2種のタンドリーチキン、お好みのカレー1種、ナンorバスマティライス、マサラティーorマドラスコーヒーorラッシー
また、アラカルトメニューもいろいろ揃っていてかなり魅力的でした。
とりあえず初めてなので、ランチミールス(1,600円)をいただきました。
◆ ランチミールス(1,600円)
さすがのクオリティでした。
チキン、海老、野菜とそれぞれスパイスの種類が異なり、味わいが違うのですが、口の中に広がる香り、複雑な味わいなど、そのいずれもが美味しかったです。
ラッサムはトマトとタマリンドの酸味とスパイスの辛味がガツンと効いており、サンバルもほどよい辛味と野菜の甘みがあって美味しかったです。
そして、ライスは本格的なバスマティライス。
香りが良く、パラパラとした食感はカレーに一番合いますね。
好みの割合で混ぜ混ぜにしながら美味しくいただきました。
◎ 総評
日本の南インド料理店を代表するようなお店と言われるだけあって、さすがのクオリティでした。
そして、何と言ったらよいのでしょうか、カジュアル過ぎもせず、高級感も強過ぎない適度に洗練された雰囲気も良いですね。
いろいろな方が利用しやすい雰囲気です。
メニューが大変豊富なので、何回か通って自分の一番好みのカレーを発見したいところですね。
(なかなか東京に行く機会がないので難しいですが)
5位
1回
2013/01訪問 2013/03/20
知立市にあるインド・ネパール料理店。ネパールの国民食、ダルバードが美味しいです♪
(2013年1月再訪)
土曜ランチで再訪。
ずっと再訪したいなと思っていましたが、なかなか知立まで行く機会がなく時が過ぎてましたが、用事があってようやく再訪できました。
今回はダルバードの「DB3 マトンセット」(980円)をいただきました。
マトンセットは、ダルスープ、ライスorチャパティorナン、マトンカレー、アチャール、サーグ、チャトニーという内容。
この日のサーグは菜花、アチャールは紅大根でした。
マトンカレーは独特の香りと味わいが感じられる肉の中にしっかりカレーのスパイスが染み込んでいて美味しかったです。
ダルスープやサーグなどのスパイスの効かせ方もやはり好みでした。
三河に行く機会があったら、また伺いたいと思います。
※ レジにカルナータカーの名刺が置かれていました。
出してる料理は違いながらも相通ずるもの感じさせる両店ですが、やはり交流があるんですね。
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(2012年9月初訪問)
知立市にあるインド・ネパール料理店。
休日ランチで利用しました。
場所は名鉄知立駅から徒歩10分ほど。
三河線の線路沿いに西へ向かったところにあります。
駐車スペースは店の前に3台分ほど。
店内は喫茶店風。
ごくふつうの店構えです。
席はテーブル28席(4人×7卓)。
店内は全面禁煙です。
メニューはダルバードが中心で、カレーや肉料理などの単品メニューもいろいろありました。
ダルバードは、850円~1,180円でいくつかのセットがあり、選ぶセットによって、付いてくるカレーの数が
増えたり、チキンティッカが付いたりします。
また、単品料理もカレーやナンは全てハーフサイズがあり、肉料理なども1個単位での注文ができます。
詳しくは写真をご覧ください。
いろいろ少しずつ食べたい時にありがたいですね。
ダルバード スペシャルセット(1,180円)をいただきました。
ダルバードとはネパールの国民食で、ダル(豆)のスープに、ご飯(バード)、そしていろいろなおかずの
のった定食のような料理です。
南インドで言うとミールスですね。
◆ ダルスープ
豆のスープで、日本の味噌汁的な料理だそうです。
豆の優しいナチュラルな味わいの中にスパイスや生姜が効いていました。
ライスを選んだ場合は、おかわり無料です。
◆ バード
ご飯のこと。
ふつうの日本米でした。
個人的にはインディカ米だったら最高でしたが、このほうが多くのお客さんの口に合いやすいのだと思います。
なお、大盛も、おかわりも無料です。
◆ タルカリ
季節野菜のスパイス炒め煮(カレー)。
この日はジャガイモ、ナス、オクラのカレーでした。
素材の味を生かしたナチュラルな味わいですが、その中にスパイスが優しく効いていました。
これが一番好きだったかもしれません。
◆ アチャール
季節野菜のスパイスあえ。
この日はゴーヤーのアチャールでした。
酸味とゴーヤーの苦味が効いてました。
また、脇に青パパイヤ、トマト、きゅうりのサラダも添えられていました。
◆ サーグ
青菜の炒め物です。
この日はアマランサスという植物の葉と茎を炒めたもの。
何かの色素で葉も茎も赤かったです。
見た目に比べ味付けはあっさりで食べやすかったです。
◆ チャトニ
野菜とハーブのチャツネ。
この日はトマトのチャトニでした。
コクとまろやかさの中にほのかな酸味があります。
◆ マンゴージュース(250円)
食後に追加注文しました。
インド産アルフォンソマンゴーを使用したマンゴージュース。
甘くてどろりと濃厚ですが、惜しむらくは氷が入っておらずぬるかったこと。
まぁ氷が入ってしまうとマンゴーが薄まってしまうということだと思いますが。
◎ 総評
写真やブログの生地を見て、自分好みっぽいなとは思って行きましたが、直感どおり大当たりでした。
料理の内容やスパイスの効かせ方など、名古屋にあるたぶんカルナータカーが好みの方はお口に
合うと思います。
インド・ネパール料理といえば、カレーとナンという組み合わせがポピュラーになっている中、ダルバードという
現地の大衆料理で勝負しよう、普及させようという心意気はカルナータカーに似ているものがあると思います。
名古屋からは少し遠いですが、そのうちまた再訪したいと思います。
6位
1回
2013/04訪問 2013/08/12
青森の街中にいながらヨーロッパの雰囲気と美味しいウィーン菓子を味わえます
(2013年4月再訪)
前回の印象がかなり良かったので、青森旅行の際に再訪。
◆ ザッハートルテ(450円)
味の感想については、前回のレビューをご覧下さい。
今回再度いただいてみましたが、やはり美味しいです。
洗練された上品な味わいが良いです。
◆ カルディナールシュニッテン(330円)
こちらも代表的なウィーン菓子らしいです。
白いメレンゲ生地と黄色のスポンジ生地を交互に絞り出して焼き、ゼラチン入りの珈琲風味のクリームとジャムを挟んだお菓子です。
メレンゲのふわふわとした食感が軽やかで、珈琲風味のクリームやジャムの甘みも控えめで、上品な味わいです。
これもまたとっても美味しいウィーン菓子でした。
◆ ヴィナーメランジュ(450円)
カフェオレのようなミルク入りのコーヒー。
ふつうに美味しかったです。
◆ シュバルツァーカフェ(大400円、小300円)
前回かなり高評価にしましたが、改めていただいてみると、そこまでではなかったです。
でも、好みの系統の苦味が強めで酸味のないコーヒーであることには違いなく、ふつうに美味しくいただけました。
◎ 総評
前回かなり印象が良かったので、改めて伺いましたが、やはりこちらのウィーン菓子は上品で美味しいです。
店の雰囲気もそうですが、こういった本格的なウィーン菓子を出してくれるお店って、名古屋では見かけないです(知らないだけかもしれませんが)。
名古屋にも欲しいなぁと思うような良いお店です。
評価を4☆から4.5☆に引き上げます。
青森駅から近いですし、青森在住の方、青森に旅行や出張で行く方は是非どうぞ。
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(2011年6月初訪問)
青森駅前、さくら野百貨店と中三百貨店夜店の間を通る夜店通りにあるケーキ店&カフェです。
1階がケーキのテイクアウトコーナー、2階がカフェになっています。
店内はダークブラウンの木の柱や窓枠、赤い絨毯、ピアノ、シャンデリア、テーブルや椅子、小物などすべてがヨーロッパ調です。
ウィーン菓子を提供する店として雰囲気もウィーンをイメージしているのだと思います。
青森の街中にいることを忘れさせるようなお店ですね。
デザートはザッハートルテなどのウィーン菓子やケーキが揃っています。
土日祝日限定のデザートもあります。
また、コーヒーもウィーン風のミルクの入ったコーヒーや卵黄とコニャックが入ったコーヒーなど興味をそそるものがたくさんありました。
◆ ザッハートルテ(450円)
チョコレートの濃厚な味わいで、チョコレートとフォンダンの甘みと生地に塗られたアンズジャムの酸味が良かったです。
また、ケーキ単体だけだと、若干甘過ぎたりもするかもしれませんが、ウィーン風に無糖の生クリームが添えられていて、一緒に食べると味がまろやかになって一層おいしくいただけます。
◆ シュバルツァーカフェ(小)(270円)
こちらのお店のレギュラーコーヒーだそうです。
大(380円)を頼むとプラス100円でお代わりもできます。
苦味がしっかりとありながら、後味はすっきりとしていて、バランスの良い美味しいコーヒーでした。
個人的にかなり高評価なコーヒーでした。
大鰐のシュバルツバルトを思い起こさせるようなお店で、デザートのゴージャスさはシュバルツバルトに劣るものの、青森駅前という便の良い立地、コーヒーの味、そしてCPの高さはこちらのほうが上回っているなと思いました。
また、優雅で落ち着ける雰囲気、美味しいデザートも良かったです。まさに街中のオアシスですね。
地元にもこんな店がほしいです。
そんなうらやましい気持ちになりつつ店を後にしました。
7位
1回
2013/02訪問 2013/04/25
奥州市前沢区にある前沢牛を使った牛肉料理専門店。
世界遺産 平泉から近かったので、平泉観光の後にランチで寄りました。
場所は国道4号 前沢バイパス南口から県道243号(奥州街道)を少し北上したところにあります。
駐車場は店の西側、奥州街道沿いにあるほか、満車の場合は店の東の小形畜産倉庫の前にも止めて良いそうです。
お店は1Fが精肉店になっており、レストランは2Fにあります。
店内はまだ比較的新しいのか、清潔感があり、ボックス席のテーブルのほか小上がりの席もありました。
メニューは、ステーキ、焼肉、すき焼きのほか、ハンバーグやカレーなどもあり、当然全て前沢牛を使っています。
メニューの詳細は食べログのメニューページに詳しく載っているので、そちらをご覧下さい。
特上霜降焼肉定食(2,400円)をいただきました。
定食には、ご飯・スープ・お新香・焼き野菜・ミニサラダ付きが付いてきました。
お肉は100gで、6~7枚盛られていました。
きれいにサシが入っていて、美しい霜降りです。
見ただけで美味しいだろうことが分かるお肉です。
各テーブルに備え付けの溶岩石を加工した溶岩プレートでお肉を焼いていきます。
そして表面を軽く焼いたお肉を自家製のタレ、自家製スパイス、わさび醤油、宮古の塩などに漬けていただきました。
さすが特上というだけあって、とろけるような柔らかさ。
そして脂がとてものっていて、脂の甘みが存分に感じられました。
文句なしの美味しさです。
食べ方は甘口の自家製だれ、独特の味わいの自家製スパイスなどいろいろ試しましたが、特上ともなると素材の味が良いので、
素材の味をシンプルに引き立てる塩が一番良かったです。
◎ 総評
とても美味しかったです。
始めはランチの焼肉定食で2,400円は高いかなと思いましたが、食べてみると肉の質が良く、むしろリーズナブルなランチでした。
平泉から車ですぐの距離なので、平泉観光のついでに立ち寄るのにオススメのお店です。
8位
1回
2013/02訪問 2013/05/13
金沢市にある寿司店。
石川旅行の際に土曜のお昼に利用させていただきました。
場所は、金沢の繁華街 片町・香林坊の近く、木倉町にあります。
裏通りの目立たないところにあるので、初めての方には分かりづらい場所です。
カウンター10席と座敷1室(6席)のみの小さなお店です。
コースは恐らくなく、メニューも特にありません。
ネタを指定して握ってもらうか、おまかせで握ってもらう感じです。
予算が決まってる方は伝えておくと良いと思います。
おまかせで握ってもらいました。
◆ 甘エビ
醤油のタレが付いているので何も付けずに。
舌を包み込むようなねっとりとした甘みが感じられました。
旬で新鮮な甘エビはやはり美味しいです。
◆ アオリイカ
こちらは塩とすだちで。
写真を見ての通り細かく包丁が入っています。
柔らかく、上品な甘みが感じられました。
◆ ひらめ
こちらも始めから醤油ダレが付いています。
さっぱりとした味わいの中に上品な甘みが感じられました。
◆ カニ
本当は雌の香箱蟹をいただきたかったですが、シーズンを過ぎていたので、雄のふつうのズワイガニでした。
ズワイガニの大きな身の上に蟹味噌がのっていました。
蟹の身は身が厚く、味も濃く、蟹味噌の濃厚な味わいも美味しかったです。
◆ 中トロ
赤身の味わいの深さと脂の甘みのバランスが良く美味しかったです。
個人的には脂が強過ぎる大トロより中トロのほうが好みです。
◆ うに
軍艦で。
濃厚な風味と甘みがあり、そして後味が良くなかなか良かったです。
◆ バイ貝
こちら北陸の寿司屋でよく出てくる貝です。
コリコリとした食感が良いです。
◆ うなぎ
手巻き寿司で。
他の地方ではだいたい穴子ですが、石川県の寿司屋へ行くと、よく寿司ネタで鰻が提供されます。
当然、穴子とは全然違いますが、これはこれで美味しいんです。
香ばしく脂ののった鰻と酢飯の組み合わせが美味しいです。
宇野気の寿司屋「松の」の鰻が食べたくなりました。
◆ 蟹しんじょうの味噌汁
蟹しんじょうはさほど蟹の風味は強く感じませんでしたが、ふわふわな食感が良かったです。
以上、8貫とお味噌汁をいただいたところで一区切りのようです。
ここで大将から「お腹の具合はどうですか?もう少し握りますか?」とのお尋ねがあったので、もう少しお願いすることにしました。
◆ シメサバ
脂がしっかりのった美味しいサバでした。
◆ ボタン海老
甘エビよりプリッとした食感が感じられます。
こちらも甘みは充分でした。
◆ 中トロの鉄火巻き
二回目の区切りのネタ。
4個出てきました。
大将から「もし他に召し上がりたいものがあれば…」とのお尋ねがあったので、もう一貫いただきました。
◆ えんがわ
写真を撮り忘れました。
柔らかくもコリコリとした食感と上品な味わいが美味しかったです。
以上で握りは終了。
また、途中で焼き物も一品いただきました。
◆ のどぐろの焼き物
白身の高級魚で、日本海側以外ではあまり食べられない魚なので、追加でいただきました。
脂のノリ具合が白身魚と思えないぐらあすごいです。
脂の甘み、身の旨みが存分に感じられます。
それでいて、白身魚のため後味が上品で、とても美味しかったです。
表面の焼き加減、塩加減もちょうど良かったです。
◎ 総評
以上、12貫の寿司とお味噌汁、のどぐろの焼き物もいただいて、約6千円。
最初の8貫とお味噌汁で終わりなら、4千円ぐらいでしょうか。
CPは悪くないと思います。
価格帯のもう少し高い石川県内の他の名店に比べれば、値段の分、高級食材は少なめですが、
一つ一つ美味しかったですし、甘海老、カニ、のどぐろの焼き物は特に美味でした。
なお、シャリはややしっかりめの炊き加減で、酢は甘めというよりは酸味が効いて締まった味、サビはやや強めでした。
また、街中にあり、兼六園や長町武家屋敷などの観光地にも近く、初めての素人客にも優しい店なので、
観光ついでに行くにもオススメのお店です。
大将の接客は温かみがあり、下で働く方々もよく教育されていて、最後は店の外まで見送りに出てこられ、
気持ち良く店を後にしました。
今年もいろいろな所を食べ歩きました。
なので、各地から美味しかったものを選ばせていただきました。
来年も全国いろいろなところへ食べに行きたいと思います。