iidagmtさんのマイ★ベストレストラン 2015

信州飯田市のレストラン・グルメガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

しらかべ (木曽福島 / とんかつ、焼鳥、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/05訪問 2018/09/05

今まで見たことのない、ふかふかのとんかつ

久しぶりのしらかべです。
しらかべを訪れると、定番のハートや串かつのほか、季節やその日に採れたもので作ってくださる小鉢も楽しみの一つでした。

チコリをいただいたり、胡麻和え、酢味噌和えをいただいたり。
キリンラガービルをいただきながら、これらをつまみます。
ときには、上質のレバーをいただいたこともあります。

小鉢がなくなると定番の串に。
ハートや砂肝をいただきながら、そのうち地元の銘酒、なか乗りさんのぬる燗に切り替えます。

よい鶏を仕入れられたとき、ねぎまをいただきました。
これが焼鳥の王道で、おいしくなか乗りさんがさらに進みます。

最後は、やはりとんかつです。
少々時間がかかります。
普段はカウンターの中で串の面倒やお燗をしていらっしゃるマスターがとんかつと串かつを作ってくださるときは、厨房の奥に消えてしまいます。
こちらは手持ち無沙汰になってしまうのですが、おいしいとんかつをひたすら待ちます。

今回もいつものように大きく、10ピースに切り分けられたとんかつです。
1センチほどの厚さの豚肉の周りをさらに厚い衣がまとっています。

熱いうちに食べてみると、甘く卵の味のするふかふかの衣の中に、肉汁が出てくる厚い豚肉。
いつものしらかべのとんかつです。
これを食べると、今日もしらかべに来てよかったと思えます。

こじんまりとして、静かな中でビールやなか乗りさんをいただき、とんかつを食べて満足しお店を離れる。
今後も、何度もそうしたいお店です。
年末に木曽福島に行くことになり用事が済んだ後、長野に帰る電車の時刻までしらかべで過ごすことになりました。
以前はラガービールをいただきましたが、冬ですし、木曽はさらに寒いですからね、地元の清酒・中乗さんをぬる燗でお願いしました。
七輪でお酒を温めてくださいます。

お通しに手羽をいただきました。
柔らかくて味が染み込んでいて、中乗さんをおいしく飲めます。

次のおつまみに、ハートとすなぎもをお願いしました。
ハートは前回と同じくおいしくいただきましたし、すなぎもは臭みがなくハート以上にコリコリしていて噛み応えが楽しいです。

中乗りさんをおかわりしながら、芳ばしい串かつをいただいた後、とんかつをお願いすることにしました。
ただ、とんかつはかなりの食べ応えなので、どうしようか迷っていると、マスターが小さめのとんかつを勧めてくださいました。
それに最近、野菜不足というような話をしていましたので、「付け合わせに何か野菜を添えましょう」と。
このお店のマスターは、本当に穏やかな方で物腰が柔らかく、何でも応じてくれそうで、本当に居心地がよいお店です。

少々時間がかかりましたが、その小さめのとんかつをいただきました。
これは、カツ丼用のとんかつのようで、お一人のお客様にお勧めすることがあるようです。
ソースをくぐらせてあるところが、通常のとんかつと異なります。
大根とレタスと紫玉葱のサラダを添えてくださいました。

このとんかつもおいしいです。
感動したアメリカンドックのような味わいのとんかつは健在です。
通常のとんかつに比べ卵の層は薄めなのですが、その分、肉の存在感があって、肉を味わいたい方にはお勧めかも。
ほかのおつまみをいただいていたこともあって、今日のお酒の量とお腹の具合では、この小さめのとんかつが最適でしたね。

今回も、おいしいお酒ととんかつをいただきました。

Jul 2014 ---------------------------------------------------------------------------------------

木曽福島駅前から北へ坂を下りきって、木曽川に架かる行人橋まで進むと、
崖屋造りの家が木曽川に沿って建ち並ぶ姿を見ることができます。
その近く、木曽川の支流、八沢川のほとりに木造で一部の壁が白い、とんかつのお店しらかべがあります。

戸を開けて中に入ると、10席ほどのL字型カウンターのみの小さなお店です。
外観もそうですが、店内も歴史を感じます。
マスターがお一人でお店を切り盛りしているようです。

今日の最初の客のようです。
お酒は、キリンのラガーか木曽のお酒の中乗さんのみのようです。
暑い夏ですから、ラガービールをまず1本。

料理は焼鳥と串カツにとんかつ。
品数は少ないですね。

まず、マスターお勧めのハートをいただきます。
ハツのことをハートと呼んでいるようです。
カウンターの眼の前に置かれた七輪で、丁寧に焼いてくださいます。
ステンレスの串を使っていて、ステンレスの熱が肉に伝わり、
中から火が通るのでおいしいのだそうです。

出来上がりをいただくと、少々熱いのですが、
塩味と柔らかくてコロコロした噛み応えがあっておいしくて、
苦くコクのあるラガービールが進んでしまいます。

次は、串カツをお願いしました。
こちらは、お店の奥で作ってくださいます。
竹串が刺さり揚げられた串カツは小さめで、一口でいただくことができます。
香ばしく、肉の脂が食欲を掻き立てます。

最後は、名物のとんかつをお願いしました。
こちらも、お店の奥で作ってくださいます。
少々時間がかかりました。

カウンターに出していただくと、びっくり!
厚く大きいのです。
縦に1回、横に4回包丁が入っていて、食べやすくなっています。
粗めのパン粉がいい色に揚がっていて、見た目もおいしそうです。

1切れ食べてみると、外側がカリカリしているのですが、
中は柔らかく、甘みがあって、中心の豚肉から脂が出てきます。
アメリカンドックのような食感と味わいで、こんなとんかつ食べたことがない。

切り口からとんかつの中を見てみると、衣が厚くて黄色くフカフカしています。
今まで見たことのない構造のとんかつです。
迫力ありますね。
このとんかつなら、出来上がるのにも時間がかかるでしょう。

ビールのおつまみにも意外と合って、とんかつを食べ終えるのと同時に
2本目のビールが終わりました。

お腹もほどよい具合となって、お店を後にしました。
素朴な中にも、ゆっくり、おいしく料理をお酒をいただきました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

    17

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2位

スタンディング 8オンス (松本 / 立ち飲み居酒屋・バー、バー・お酒(その他)、日本酒バー)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2016/12訪問 2018/01/30

いったい、このお店に何度通うことになるのでしょうか

スタンディング・8オンスでは、とても安価でいろいろなお酒をいただけることが何よりも楽しみです。

日本酒の場合は、1合単位でこれというお酒をいただけるほか、少量ずつ唎酒のように飲み比べることができます。

純米吟醸生酒の女鳥羽の泉をいただきました。
口当たりが非常に穏やかで、体の中に無防備に入っていってしまいます。

次に帰山をいただきました。
後味がねっとりしている感じで、ワインでいうフルボディです。
ブランデーの雰囲気をほのかに感じました。

次に美寿々
他の二種にくらべると、しびれ感と酸味を感じました。

最後に翠露です。
軽いが後で効いてきそうです。
口当たりに癖がなく、いくらでも飲めそうなお酒です。

シングルモルトもいただきました。
いくつか飲んでみると、もうアイラモルトがお気に入りです。

ラフロイグ10年を常温のストレートでいただきました。
ウイスキーのビリビリ感に胃薬のような後味があって、いったいどうするとこういうウイスキーができるのか調べたくなる味です。
国産ビールしか経験しかなかった時に初めてホワイトビールを飲んだときに匹敵する感動です。
舌が慣れてくると、後味が甘くおいしいです。

スペイサイドモルトのザ・マッカラン12年をいただきました。
ラフロイグとはうって変わってウィスキーらしい滑らかさと、ビリビリ感とコクが舌の上を転がっていき、アルコールの強さを感じます。

アイラモルトのボウモア12年をいただきました。
これも薬の味がする癖のあるウィスキーで、前のラフロイグが正露丸のような感じがするのに対し、ボウモアはいも焼酎と胃薬のブレンドのいうような味わいです。
これが結構いけますね。
アイラモルトに惚れてしまった感じ。

ブナハーブン12年をいただきました。
アイラモルトの中では、オーソドックスな味。アルコールがストレートに襲ってきます。
8オンスにおじゃますると、まずは壁の黒板に書かれているワインのリストを眺め、その中に飲みたいものがあると、まずそのワインから始めました。
メモに残しておいたワインの数々です。

キャンティクラシコをいただきました。
すっと鼻を通る深い香り。
程よいタンニンと品の良い余韻があって、ずっと飲んでいたいワインです。
残念ながら、銘柄をお聞きするのを忘れました。

ウイマーラをいただきました。
葡萄の品種はシラーズだそうで、以前具合の悪い時に飲んだシロップの薬を思い出すような、香りと味が濃いワインです。
個性が強いので、飲めない人もいるかもしれません。
シラーズを飲んだのは初めてではありませんが、この味のシラーズ出会ったのは、初めてです。

フェゴをいただきました。
チリ産のソーブィニヨン・ブランで、酸味が強く華やかな感じ。
フレッシュで、頭が醒めるので、いつも思うけど、最初の1杯にとてもいいです。

オーカをいただきました。
南アフリカ産ピノタージュで350円。
香りがいいし、ほどよい重さに、酸味があります。
タンニンはほとんどなくて、飲みやすいです。

ウッドヘーブンをいただきました。
ジンファンデルというブドウでつくったカリフォルニアワインで、華やかで甘い香りがあり、飴のようなニュアンスが残ります。
軽い口当たりでタンニンも余り感じず飲みやすいです。

サイクルをいただきました。
ブルガリア産ピノノワールで、ピノノワールとしては初めての経験する味です。
華やかさというより、どっしりしていて酸味が弱く、後味が甘いのです。

イヅツメルロー
このワインは、メルローらしからぬ、酸味があって、さっぱりした味わいでした。
軽くて、何杯も飲んでしまいそうです。

Feb 2016 --------------------------------------------------------------

今年も8オンスで1合200円の大雪渓樽酒をいただく季節になりました。
いつも12月か1月頃からいただけましたが、8オンスを2か月半ほど訪れていませんでしたので、「ようやく飲める!」という感じです。
いつものようにストーブで温めていただきます。
1年ぶりですから、少々温めすぎてちょっと高めのぬる燗という具合になりました。

飲んでみると、いつものように樽の薫りがほのかにして、甘目の味。
とげとげしたところがないので、好んでいただきます。

ただ、今回は、残念ながら煙草の煙で早々に退散しました。
3人に方が同時に、それも繰り返し煙草を吸われるものですから、お店の空気が大変な状態に。

ここ8オンスは、煙草がフリーなのと狭く換気が甘いので、このような状態になることがたまにあります。
そういうときは、立ち飲みのお店ですから、近いうちにまた訪れることにして、機会を改めることにしています。

Nov 2015 --------------------------------------------------------------

半年近く訪れていませんでした。
お店に入り、壁に書かれているお酒を見ると、初めてのものがあります。
笹の誉純吟直汲み。
それに今まで黒板に見たことのないこまいの一夜干しも初めて。
すかさず、この2品をお願いしました。

こまいは少々時間がかかるようなので、笹の誉をさっそく飲み始めました。
以前、大雪渓の垂れ口直汲みを飲みましたが、これもおいしい。
この笹の誉は、甘目で芳醇で濃厚。
そのくせ、飲んだあとはすっきりしています。

そのうち、こまいが焼き上がり、食べて飲むと、もう最高です。
直汲みという日本酒、病みつきになります。

それに、もう少しすると、大雪渓の樽酒もいただけますかしら。
ストーブも出ていますので、燗酒の楽しみが増えそうです。

Feb 2015 --------------------------------------------------------------

このお店に通っていると、ときとして珍しいお酒をいただくことができます。
今回は、塩尻市の五一わいんで作られたヴァンブーリュ。

ワインもろみに何も手を加えず、発酵途中のワインを抜き取り、オリや酵母を生きたまま瓶詰したもので、本来ワイン蔵でしか味わえないようなワインだそうです。
甘口らしいので、あまり得意ではないのですが、生ハムと一緒にいただくことにしました。

飲んでみると。ぴちぴちとした泡と甘酸っぱくジュースのような味わいは、普段飲んでいるワインとは別物と考えた方がよさそうです。

また、違う日に訪れると、大雪渓の日本酒、垂れ口直汲み無濾過生原酒が紹介されています。
ポップに「非常に濃厚でリッチな味わいと発酵により生み出されたフレッシュなピリピリ感は、直汲みでしか体験できません。」と書いてあったので、非常に興味がわいて、頼んでみました。

飲んでみると、口当たりが非常によく、甘辛のバランスが絶妙で、濃厚ですから味わいが深く、それでいて自然にのどを通っていきます。
この最初の一口が、今まで飲んできた日本酒のイメージを変えてくれました。
おいしい日本酒でした。

おつまみには、蒸し鶏と水菜のわさび和えや、小松菜ともやしのおひたし、大雪渓をいただいたら、その濃厚さにビーフジャーキーを合わせたくなり、お願いしました。

今日もおいしいお酒をいただきました。

Jan 2014 ---------------------------------------------------------------

年が明けて、また、8オンスを訪れたくなりました。
今度はどんなお酒が待っているのか、期待が膨らみます。
訪れるたびに、黒板やポップに書かれたお酒が少しずつ変わっていきますから。

今日のワインは何にしましょうか?
ピノ・ノワールのブルゴーニュ・リュニーは前にもいただいたので、今回は初めてのフィエスタ(スペイン)にしましょう。
お聞きするとテンプラニーリョが主体のワイン。では、これに。
意外とあっさり。もっとどっしりがよかったのですがね。
これにワイルドブルーチーズを合わせます。
カマンベールのような味わいもある少々しびれるブルーチーズです。

さて、次は?
年末から好んで飲んでいるのが、信州池田町のお酒、大雪渓の樽酒。なんと! 1合200円。
これをぬる燗でいただくのですが、ストーブの上で自分でお燗します。
年末はコロッケをいただきましたので、今回は小松菜と白菜のおひたしと一緒に。
コロッケは250円ですし、おひたしは200円。
お酒は少し甘目でしょうか、日本酒があまり得意でないのに、飲みやすくなっています。
それに、樽の香りがほのかにして、嫌味なく飲むことができます。
結局、樽酒を2杯いただくことになって、また飲みすぎました。

Nov 2013 -------------------------------------------------------------

11月の第3木曜日は、ワイン好きにとっては新酒がいただけるイベントの日。
その数日前に訪れると、なんとイタリア産の新酒ワインがありました。
迷うことなく1杯お願いし、ナッツと牛すじをいただきながら飲んでみました。
どっしりしたワインが好きなので、この手のものはあまり得意ではないのですが、それでも、スーッとのどを通っていきました。意外とおいしかったですね。

壁を眺めていると、地元松本のお酒、岩波の無濾過蔵出し低温熟成酒のポップが!
日本酒のことはよくわからないのですが、そういえばこのお店で地元のお酒をいただいたことがなかったので、これを1杯、常温で。それにししゃもを。

あまり日本酒が得意ではないのですが、嫌味のない口当たりでおいしくいただけました。
無濾過蔵出し低温熟成酒のうんちくを詳しくお聞きしたくなりますね。
それにししゃもと一緒にいただくと、さらに味わいが広がっておいしい!
このししゃも、250円なんですよ!

最後に、メニューを眺めていたら飲みたくなったクエルボをいただき、お暇しました。
久しぶりのテキーラ。こちらもおいしかったです。そして、少々酔っぱらいました。

Nov 2013 -------------------------------------------------------------

前回訪れたときは、ワインを中心にいただきました。
今回は何にしようか、壁のメニューを眺めていると、ありました!!
ウィスキーのおいしそうなものが!

でも、まずは落ち着いて、VEDETT。
前回、メニューを確認して、次回はこれを飲もうと決めていたホワイトビールです。
信州でホワイトビールを飲めるお店ってあまり知らないんですよね。
飯田のBAR DARAや長野のエランドールくらいしか訪れたことがない。
だから、飲みたかったですし、何よりもこのブランド、初めてですし。
飲んでみると、小麦とコリアンダーが入ったビール、この香りが大好きです。
少々高いのが欠点ですが、これが450円で飲めるのですからね!
日本でもホワイトビールって作れないものなのでしょうか?

その次は、ジャックダニエルをロックスで。
樽に入ったものが、ワンショット300円です。お値打ちですね!
甘くてコクがあっておいしいです。ウィスキーの中ではジャックダニエルが最高です。

マカロニサラダをいただきながら、もう一杯。
サントリー白州の10年ものです。
このウィスキーは、製造しなくなったようで、在庫分で終わりだそうです。
テネシーウィスキーのあとに飲むと、辛口でキリリとしていて、眼が醒めます。

ザガット・サーベイの長野版を読みながらおいしくいただきました。
スタンディング 8オンス、また立ち寄ってしまいました。

Oct 2013 -------------------------------------------------------------

松本市役所近くにあって、お値打ち価格でいろいろなお酒をいただける酒屋さんの隣にある立ち飲み屋さんです。
ウィスキー、バーボン、テキーラ、ジン、ウォッカ、ビール、ワイン、日本酒、焼酎など、どうやら、スパークリングワインを除けば、グラス単位でいただけるようです。

まずは、ギネスを。ギネスを飲むのも久しぶりですね。
いつものように、コクと深みがあって、おいしいですね。

次は、このお店を初めて訪れましたので、どのようなお酒があるのか、メニューリストや壁の貼紙をゆっくり眺めて決めました。
塩尻にある井筒ワインのカベルネフラン。
長野県内で採れた葡萄を長野県内で醸造し、品質にも専門家の保証のある長野県原産地呼称管理制度認定のワインです。

最近は、長野県産のワインで、メルローやカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなど、ヨーロッパ葡萄のワインでおいしいものが飲めるようになりました。

このワインも、その一つですね。
濃厚ながらも、タンニンがほどよく、スムーズに喉を通っていきます。
一緒に食べるのは、カマンベールチーズ。一人分にいただくのにちょうどよいサイズです。
チーズと赤ワインの組み合わせ。止まりませんね。

次は、フランス産のシャトー・マルジェロをウィンナーと一緒に。

お店の中には、カウンターと小さなテーブルが用意されていて、10人も集まれば、満員となるような小さなお店です。

僕が滞在していた30分ほどの短い時間の中でも、何人かのお客様が入れ替わり立ち替わり訪れて、数杯飲んで帰って行かれます。
長居は無用なのかもしれませんが、居心地がいいんでしょうね。
このお店をご贔屓にしていらっしゃる方が多そうです。

こういう僕も、ワイン、バーボン、テキーラやウォッカ、日本酒など、普段飲めないお酒を、このお店で気が済むまで飲みたくなりました。
松本を訪れたときには、しばらく、このお店に通うことになるかもしれません。

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3位

鍾馗 (長野(長野電鉄)、長野(JR・しなの)、市役所前 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/06訪問 2015/12/26

ほのかな甘さを感じ穏やかなのに節の味わい深いスープ

残念なのですが、発展的な喜びと受け取るべきでしょう、鍾馗がいったん閉店するようです。

ランチの遅い時刻、今日はもう営業を終了しているかもしれないけれどと鍾馗を訪れると、思ったとおり。
最近はランチライムしかやってないし、遅くとも14時に終了なので、いただく機会を作るのがむずかしいですね。
今日もダメだったかとため息を付きながら、入口に貼られた貼紙を眺めていたら、
なんと今月末で閉店し、長野市内に移転するとの告知がされていました。

移転先、開店日とも書かれていませんでした。
鍾馗のラーメンをますますおいしくいただけることになるのではないかという期待の一方で、
一時的だと思うのですが、食べられなくなるのは間違いないようで残念です。

中華そばのスープをベースに、いろいろな節を使っておいしさを広げた鍾馗。
鯖節中華そばもいただきましたし、鮪節塩そばもいただきました。

鯖節中華そばは、薫り高いスープがおいしいです。
鮪節塩そばは「しび」と呼ばれていて、他のラーメンと違い塩味のスープで、トッピングに柚子を選びました。
塩味がベースの節の効いたスープに柚子の薫りが加わって、他のスープと異なった味わいを楽しめました。

さらに、サイドメニューのチャーシュー丼が150円です。
5枚の大きめのチャーシューがフライパンで炙られタレがかかった一品。
食べてみると、ラーメンにのったチャーシューとは違って、焼肉店でいただくような香ばしい味わい。

小さなお店なのに、種類が豊富で何よりもスープと麺がともに秀逸でした。
ここよりもさらに感動をいただけるお店が長野市内に早く立ち上がることを期待しています。

Dec 2014 ----------------------------------------------------------------------------------------

3日前に中華そばをいただいのに、また食べたくなって訪れました。
11時半の開店時刻の少し前にお店の前に着くとすでに5人の方が並んでいました。
それでもこの人数なら1回転目にいただけるでしょう。

煮干しそばと中華そばをいただきましたので、今回は、節の効いたラーメンにしようと思いました。
お店の中に入って券売機の前で悩みましたが、節を食べに来たのだからやはり本枯節そばにしました。
カウンターに座り、麺増量でお願いしました。

前回までの2回は、厨房の中をよく見ていなかったので、
今回はどのような工程で作られているのかよく拝見することにしました。

まず、丼にお湯を入れ温めます。
麺をゆでながら、節類の重さを1回1回秤で計ってスープ用の鍋に入れ、
そこに寸胴からスープを入れ、IHヒーターで温めます。

しっかり煮出した後、スープを丼に移し、節をしっかり絞ります。
中華そばの場合は、寸胴からスープを丼に移すだけでしたが、
節のラーメンの場合は、節をスープで煮出す工程が加わるようです。

チャーシューの塊をそのたびに1枚1枚スライスし、用意します。
ゆで上がった麺を丼に入れスープに馴染ませ、チャーシュー、メンマ、ほうれん草に
海苔とネギ、それに30円の卵をトッピングして出来上がり。
どの1杯1杯も同じルーティンで作られていくのを見ていると、
味のバラツキはまったくなさそうで、安心できます。

今日もおいしそうです。
スープは鰹節の薫りが引き立ちます。
麺を食べるといつものように口当たりと香りがよく、今日も最初の一口に感動です。
スープを飲んでみると、節の甘さと酸味と深みを感じます。

このラーメンもおいしいです。

Dec 2014 ------------------------------------------------------------------------------------------

寒くなってきたので、おいしいラーメンを食べたくなりました。
そう思ってまず候補にあがるのが、鍾馗です。
春に煮干しそばを食べて、そのおいしさに感動しました。

今回訪れて頼んだのは、基本となる中華そば。
それに卵を加えました。

出されたラーメンは、厚くて大きなチャーシュー2枚にほうれん草と細長いメンマがたっぷり。
麺を食べると、切り口が四角い麺の食感がよく、香りがいい。最初の一口に幸せを感じます。
それに、ほのかな甘さのあるスープ。このスープが穏やかで本当においしい。

厨房の様子を見ていると、どうやら今日食べた中華そばのスープが基本となり、
前回いただいた煮干しや、鯖節、鮪節などのラーメンに発展にしているみたい。

今日で2回目ですが、しばらくこのお店以外でラーメンを食べることはなさそうです。

May 2014 -------------------------------------------------------------------------------------------

何度かお店の前を通り過ぎていて、暖簾の出し方や小さなお店の雰囲気が気にいって、
早く行ってみようと思っていたのですが、訪れるたびに閉店後だったりして、機会を逃していました。
そんなとき、平日のランチタイムに訪れることができ、初めて暖簾をくぐりました。

入口の脇に食券機があって、いくつかメニューがあるのですが、
今まで煮干しをうたったラーメンを食べたことがなかったので、煮干しそばを選び、
トッピングに卵を追加しました。

店内は、9席のカウンターのみです。それに囲まれた厨房の中で、
店主と店員さんが2人でラーメンを作っています。
その2人の姿は、凛としていて、
そこから作られるラーメンには、バラつきのない質が高いものを期待できそうです。

満席でしたから自分のラーメンができあがるまでに時間がありましたからゆったりと眺めていると、
大概2人分を同時に作っていくのですが、店主と店員さんのオペレーションは一定で、
手際よく1杯、1杯ができあがっていきます。

そうしているうちに、頼んだ煮干しそば卵入り(780円)ができあがりました。
煮干しの香りはあまり感じなかったのですが、最初に一口スープを飲んでみると、
塩分が控えめで穏やかなスープなのにもかかわらず、味わい深く、甘さも感じ、絶妙なのです。
この最初の一口が、今までに経験したことのない驚きです。
穏やかなのにもかかわらず、味わい深いのが、このあたりのラーメンにはなかった新鮮なおいしさです。

麺はきれいに四角く切られていて、歯ざわり、舌ざわりがよく、
香りもいいし、こちらも特に一口目の麺のおいしさが感動を与えてくれます。

大盛りは無料ですし、中が半熟な卵は味付けされてなく、手はかかっていないのかもしれませんが、
30円という価格は初めての経験です。

メンマは長いカットで、
チャーシューは小さく薄いながらも4枚載っていて、モモ肉の食べ応えのある食感が味わえます。

おいしかったですね。久しぶりにおいしいラーメンをいただきました。

  • 鮪節塩そば(しび)
  • 鮪節塩そば(しび)
  • 鯖節中華そば
  • 鯖節中華そば

    12

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4位

時香忘 (木曽町その他 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/04訪問 2016/01/12

限りない蕎麦の可能性が見える!

木曽の開田高原から松本まで戻る途中、気になっていたお店の前を通りました。
そのお店は、時香忘というお蕎麦屋さん。

数年前の夏、同じように前を通りかかったのですが、駐車場がいっぱいで諦めたことのあるお店です。
さすがに今回は、春。お客様は少ない時期のようで、遅いランチライムとはいえ、ストレスなく車を停めることができました。

木で作られた長いエントランスを歩いていくと、お店の入口にようやくたどり着きました。
木々が美しい時期なら、ここを歩くだけでも楽しいでしょうね。

お店の中に入ると、前のお客様がお店の方から何やら説明を受けているようで、少々待ちました。
店内を眺めると、少しの時間、興味をお持ちの方なら快適に過ごせそうな一角があります。
何があるのだろうと近づいて拝見しようとしたときに、ちょうどテーブルへ案内されました。

メニューを拝見します。
単にざる蕎麦、もり蕎麦といったものではなく、蕎麦粉を引き、打ち、茹でる過程まで、こだわった蕎麦の説明が書かれています。
いろいろ興味が引かれます。
とはいっても、一度に食べられる量はおのずと知れています。

お店の方に相談しながら、このお店の基本となる極粗挽き寒さらし熟成のもり蕎麦と、限定の夜明け蕎麦をお願いしました。
品数が少ないとはいえメニューとそのおいしさを十分理解し、客の好みに沿って案内してくださっていることがわかります。

まず最初にいただく極粗挽き寒さらし熟成のもり蕎麦は、つなぎにおやまぼくちの葉脈をほんのわずか使った10割そばに近いもので、粗びきが特徴のようです。
待っている間、生わさびを持ってきてくださいました。
サメ皮のおろし器で好きな量だけ使ってくださいという意なのでしょう。
最近、サメ皮のおろし器など見たこともありません。
わさび一つにしてもこだわり、おいしさを追求している姿勢と感じました。

やがてセイロに山型に盛られた蕎麦を持ってきてくださいました。
色・姿・形が経験したことも見たこともない初めてのもので、驚きました。
だからなのでしょう、決しておいしそうに見えないのです。
色艶は粗びきの蕎麦がちりばめられている感じで、蕎麦の表面はごつごつしている感じですし、どこかぬるぬるしていそう。

ところが、この蕎麦を一口食べると、そののど越しの良さ、一挙に逆転です。
まず薫り。蕎麦らしい薫り。引き立つ蕎麦のこれを求めてきたのです。
それに、ほとんどのど越しで食べてしまうので、噛んで味わうおいしさが残りにくいのですが、どこか蕎麦の風味が口の中に残り余韻を引きます。
つゆが穏やかなので、蕎麦のおいしさをしっかりと味わえます。
でも、この蕎麦は、やはりのど越しの良さなのでしょうね。

食べ終えると、ちょうどよいタイミングで次の夜明け蕎麦を持って来てくださいました。
こういうところが、うれしいですし、お店の質の高さを感じます。

この蕎麦もお店の方のお勧めなのですが、まず、蕎麦の美しさに感動しました。
蕎麦1本1本が二層構造になっていて、いったいどのようにするとこういう蕎麦を打てるのでしょうか。
実際に自ら蕎麦を打ったことがないわけではないですが、その経験からすると、2種類の蕎麦を混ぜて1本にして打つことはなんとなくできそうな気もするのですが、この蕎麦のように2種類の蕎麦を別々にしながらつなぎ合わせるようにして打つにはどうしたらよいのか、どうしても立体的に技術的に答えが見つからず、そのテクニックにも感動しました。

食べてみると、極粗びき蕎麦と更科蕎麦の2種類の異なる蕎麦が1本になっていますので、口の中の印象は非常に複雑です。
噛んだ時、呑み込んだ時、舌で感じる味わいは、時に極粗びき、時に更科。
何とも複雑で楽しくなります。
ただ、食べていると、この更科蕎麦の部分を更科蕎麦のみで食べたくなったことも事実です。
麻布十番で食べた更科蕎麦がおいしかったから、このお店の更科蕎麦はどれほどかと!

食べ終わり、濃厚な蕎麦湯(これもおいしい。)をいただきながら、木曽の山奥で新しい蕎麦のおいしさを振り返りました。
たかが蕎麦とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、新たなおいしさを味わったことは事実です。
ラーメン界の皆様がいろいろチャレンジしているように、蕎麦の世界もまた深いということが分かりました。
新鮮さと追い求めた蕎麦のおいしさを味わうために、また訪れたいと思います。

  • 夜明け蕎麦
  • 夜明け蕎麦
  • 極粗挽き寒さらし熟成のもり蕎麦
  • 極粗挽き寒さらし熟成のもり蕎麦

    11

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5位

〆清 (飯田、桜町 / 居酒屋、郷土料理(その他)、おでん)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2015/06訪問 2015/10/09

飯田駅前の人情味あふれる一杯飲み屋は別名「三角屋」

久しぶりに飯田を訪れました。それに夕方です。
DARAでワインとワインに合うお料理をいただこうと向かったのですが、
あいにく10日ほど連続でお休みのようです。
きっと、マスターがリオハあたりに行っているのでしょう。
以前にもこんなことがありましたね。

となれば、次は駅前の三角屋・〆清です。
戸を開けて中に入るとお客様は4人。
カウンターに適当な場所を作って座り、その向こうを見てびっくり!
あの柔和な大将ではなく、息子さんらしき方に代替わりしていらっしゃいました。

ビールと長芋の千切りを注文しながらお聞きすると、少し前に大将は引退されたそうです。
眼の前にいる新大将も、なかなか穏やかな雰囲気で、このお店の雰囲気を作っています。

ビールを半分ほど飲み、長芋を食べ終え、
いよいよこのお店の逸品、おたぐりを半サイズでお願いしました。

カウンターの奥の部屋には、以前のように女将さんがいらっしゃるのでしょう。
おたぐりもさっと出してくださいます。
これ!これですよ!馬の腸のおたぐり。
ビールを飲み干し、ぬる燗をお願いし、おたぐりと一緒にいただきます。
これが格別ですね!

見た目と少々のくせがあるので、誰でもというわけにはいかないようですが、
私には、くれがあるからこそ、ぬる燗とおたぐりの組み合わせが、最高ですね。
常連さんは、おたぐりを楊枝で刺して口に運びながら、お酒を召し上がっています。

お酒とおたぐりがなくなりましたので、じゃことぬる燗のお代りをお願いしました。
お酒をいただきながら大将に、4年ぶりであることや、
以前食べたおでん、やまごぼうなどがおいしくて、今日はないのが残念と話したら、
このお店は一年中おでんがあるとおっしゃり、私の眼に入らないだけでおいしそうなおでんがあるのです。

この暑い時期にはおでんはないだろうという私の思い込みでした。
豆腐などをお願いし、飯田のおでんの極め付き、ネギダレをしっかりかけてくださいました。

これらの料理をいただきながら、お酒を繰り返しいただいていたら、少々飲み過ぎました。
お勘定をしてると、その金額が耳に入ったのでしょう、周りから「兄さん、よく飲んだねぇ!」と声がかかりました。
確かによく飲みましたが、大将やお客様と話で盛り上がれるなど、一人で訪れても居心地がいいことがあるからですね。

人情味あるふれるお店は、代が変わっても引き継がれています。


Mar 2011 ----------------------------------------------------------------------------

先日初めて訪れて、良さを感じた三角屋・〆清。
今日も電車の時間まで30分ほどあったので、立ち寄ってしまいました。

飲み物は、ぬる燗。
そして肴は前回おいしかったヤマゴボウと、
とてもおいしそうに見えたネギダレたっぷりのおでんの豆腐。

愛嬌ある大将からこのお店の歴史をお聞きしながら、ゆっくりと日本酒を飲みます。

自然の味を感じさせるヤマゴボウは、日本酒の肴に持ってこい。
豆腐の方も、豆腐の味がしっかりしていて、飯田特有のネギダレの少々の塩味と合って
これも日本酒によく合います。

わずかな時間でしたが1,000円と少しお支払いして、お店を後にしました。

Feb 2011 -------------------------------------------------------------------------------

1時間に1本の飯田線の電車に50分ほど時間がありましたので、
前から気になっていました飯田駅前の〆清を訪ねました。

このお店は、入口が2カ所あります。
引き戸を開けて中に入るとコの字型のカウンターがあるだけ。
席数は13席と小さなお店です。

そのカウンターの中に、笑顔がとてもよくて、優しい語り口の大将がいらっしゃいます。

メニューリストらしきものはなく、壁に
馬刺し840円
おでん
おたぐり640円
ビール小500円
ビール大700円
焼酎400円
お酒600円
と掲げられているだけです。

このお店は、店の外に掲げられているとおり、おでんとおたぐりの店。

どうしたものかと悩んでいると大将が、
「おでん、何にしましょう?」と声をかけてくださいます。

カウンターの向こう側にあるおでんの鍋を眺めると、
大将が、「これは○○、これは○○」とネタを教えてくれます。

その中から、おいしそうに見えるじゃこ天とさつまあげとがんもをいただくことにしました。
飯田地方のおでんと言えば「ネギダレ」。
がんもの上に、しっかりとネギダレをのせてくださいました。
このネギダレ、醤油と刻んだネギのみの組み合わせのような感じですが、
なかなか冬のおでんに合うのです。
からしで食べるよりも具材にコクがのっておいしくなります。

飲み物は、冬のこの時期ですから、日本酒をぬる燗でお願いしました。
すると、カウンターにコップを置いてくださり、
その後暖めた地元の日本酒を並々注いでくださいます。
コップを持てば、間違いなくこぼします。
ですから、コップへ口を持って行って、少し飲みます。

コップ1杯の日本酒とおでんを飲み、食べ終え、次はおたぐりに挑戦です。
この「おたぐり」は、馬の腸です。
馬の肉や内臓は、熊本県や長野県など、限られた地域で食べられているめずらしい料理です。

馬の腸をこのお店の場合は、煮込んで味噌を中心に味付けしてあります。
強いわけではありませんが、特有の臭いがしますから、万人向けではありません。

おたぐりをお願いすると、大将が食べた経験を訪ねるものですから、
「初めてです」と答えましたら、「では半おたぐりにしておきましょう」と
気を使ってくださいます。

おたぐりを肴にして飲む日本酒のおかわりは、これがなんともおいしいのです。
もつ煮のような味わいで日本酒とよく合います。
くせがあるかと思いましたが、気にするほどではありません。

初めての店、初めての料理に気をとられていましたが、
ようやく店の雰囲気に慣れてきて店内の様子をうかがうと、
どうやら一人でいらしている方がほとんどのようです。
そして、その個々の方々が、お酒を飲みながら、お互いに会話を楽しみ、代金を支払って席を立っていかれます。
どうやらここは、居酒屋であると同時に、コミュニケーションの場でもあるようです。

おたぐりを食べ終え、日本酒も飲み終えどうしたものかと思っていましたら、
お客様の一人が、「かぶ菜」を勧めてくださいます。
また、別の方が「ヤマゴボウ」を勧めてくださいます。
どちらも掲げられているメニューにはありません。
では両方をいただきましょう。

かぶ菜は野沢菜のような感じで、地元のお客様は、こう違うのだと説明をしてくださいますが、
僕にはわかりません。
ただ、野沢菜に比べて、あっさりとした野菜を感じる味わいです。

特筆は、ヤマゴボウ。
漬物のヤマゴボウだと思っていましたら、生のヤマゴボウに味噌で味付けしてある一品です。
ですからゴボウの色は白ですし、食べてみると根菜の味がしっかりします。
これがまたお酒によく合うのです。

結局こうして、日本酒を2杯と焼酎を1杯いただい2,750円。
メニューに載ってないものがいろいろあるようで、また訪れてみたくなります。

ところで、このお店、別名「三角屋」というようです。
かつて、飯田駅前は5つの道路の交差点になっていて、
このお店は道路に挟まれた三角形の土地の上にあって、建物も三角形をしていたようです。
だから、「三角屋」。

以前は飯田駅の目の前にあったようですが、十数年前、飯田駅前の区画整理に合わせ、
30メートルほど移転し、今は“三角屋”ではありません。

しかし、以前も今も飯田駅前の一杯飲み屋としての存在感を思う存分発揮しているこのお店は、
飯田を代表するお店の一店であることは間違いありません。

  • 半おたぐり
  • おでん
  • じゃこときゅうり
  • 長芋の千切り

    12

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6位

伊勢藤 (飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂 / 居酒屋、日本酒バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2015/11訪問 2015/11/14

日本酒をおいしくいただけるようになったのは、このお店があってこそ

神楽坂の伊勢藤に、およそ7年ぶりに訪れました。
それまで日本酒をほとんど飲めなかったのに、伊勢藤でいただいた白鷹がおいしかったので、
今も頻繁に好んで飲んでいるわけではないですが、日本酒をおいしいと思えることもあるようになりました。
伊勢藤のこの経験があったので、それ以来日本酒をいただくときは、決まってぬる燗をお願いしています。

夕方7時に新宿で用事があったので、その前に訪れました。
5過ぎにお店に入ると、囲炉裏を囲んだカウンター席は、あと2席のみ。
店主からカウンターを案内されました。
店主のふるまいがよく見えるこの席に座ることができるのは、うれしいですね。

店主からはお酒の扱いを聞かれましたが、何も言わなくとも、白鷹と一汁三菜をいただけます。

まず、二菜を持ってきてくださいました。
大根、白菜、きゅうり、にんじんの漬物です。
それから、青豆と 小魚の佃煮でしょうか。

店主はお酒を燗器に入れ、囲炉裏の中の湯に付けます。
その後引き上げ、徳利の中に入れ、その徳利を湯に付けます。
そしてまた引き上げ、徳利の外から温度を確かめ、客に渡してくださいます。
その丁寧な扱いを見ていると、もうそれだけでおいしそうです。

ほどよい温かさの白鷹。
漬物の塩味で白鷹をいただくと、どんどん飲んでしまいそうで、要注意です。
青豆は歯ごたえがあるし、豆らしい味わいをお酒が含んだ後も、さわやかさを残します。
小魚の佃煮はご飯のお供によさそうな一品ですが、白鷹にも相性がよく、
甘い味の後に、白鷹を流し込むと、佃煮の深みが際立ち、お酒の方もおいしく飲めます。

その後、卵焼きとチーズ入りのちくわとねりものの後、お味噌汁が運ばれました。
卵焼きはしつこくない甘さで、歯ごたえがありながらも、スッと口に通る焼き上がり。
チーズ入りの竹輪は、馴染みのある味で、これなら味付け次第で家でも使える一品。
練り物は、そろそろお酒も入ってきましたので、何が入っているのかわかりませんでしたが、
カリカリとした中の食材の歯ごたえだけでも楽しめました。
お味噌汁の中は、豆腐とねぎだけなのですが、ねぎの風味がしっかりとするのと、
「豆腐ってこういう味がしたんだよね」と思い出せる味の濃いものです。

2本目をお願いするのと合わせて、「いなご」をお願いしました。
小魚の佃煮と白鷹の組み合わせがおいしかったので、この組み合わせもいいのではないかと。
案の定、おいしいですね。
いなごのそのままの形を残していますし、色といいグロテスクな感じを受けるかもしれませんが、
いなごを口の中で噛み砕く食感が楽しく、ほどよい甘さの味付けが白鷹を勧めてくれます。
信州でもいなごを食べる文化がありますので、抵抗なくお酒とともにおいしくいただきました。

お酒を2本、料理もすべていただきお店を出ました。
お酒の量をこのくらいにして、料理も今日のような量と質を保てば、
健康な食生活を送れそうな気持ちになります。

以前訪れたときは、ほとんど音を聞くことがなく、静寂の中でお酒をいただきましたが、
今回は店主と馴染みとある方が3組ほど訪れており、その間で会話がありましたので、
厳粛な感じは和らぎました。

こうやって、日本酒に向き合っていただくとおいしいですね。
機会があるたびに訪れたいお店です。

  • 伊勢藤
  • 伊勢藤
  • 伊勢藤

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7位

焼き鳥野島 (秋津、新秋津 / 居酒屋、焼鳥)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2015/11訪問 2016/01/08

この辺りに住んでいたらヤバかった!

秋津駅から新秋津駅に乗り換えようと通りを歩いていたら、店に風情があってそのまま通り過ぎることができず、このお店に吸い込まれてしまいました。

ドアを開けて中に入ると、初めて訪れたのにもかかわらず「おかえりなさい!」と声をかけてくださり、空いているカウンターの中央に案内されました。
初めて訪れたにもかかわらず、温かく迎えてくれたこの感じ、いいですね!

飲み物の注文を聞かれましたので、ちょうど眼の前のメニューからしばらく飲んでいなかった黒ホッピーをお願いしました。
引き続いて、おつまみなのですが、焼鳥が1本90円、その他のものも200円から300円と、とてもお値打ちです。
初めてなので、まずは標準的にレバー、はつ、ねぎま、つくねをタレでお願いすることにしました。
1本ずつ注文できるかお聞きすると、OKのようで、とても良心的ですね。
と同時に名前を聞かれてましたので答えたのですが、少々面喰いました。

黒ホッピーをいただきながら、焼鳥のあとはもつ煮込みとポテトサラダにしようかと考えていました。
その直後、焼鳥が4本到着しました。

おおおっっっと!
大きさが半端じゃない。特にレバーの大きさは異常です。
つくねは一口で1串のうちの1個~2個を食べられる標準的なサイズではないかと思うのですが、はつやねぎまはその倍くらい、レバーに至っては4倍くらいのサイズです。

びっくりして焼鳥を眺めていると、女将さんでしょうか、
「さっき注文を4本受けたけど、もっと注文するようだったら忠告しなきゃいけないかと思った」とおっしゃいます。
どうやら、このお店の焼鳥のサイズを知らない人間の無謀な注文の一歩手前だったようです。

つくねをいただくと、タレの香ばしさとコリコリした食感のおいしさ。
はつは、しこしこした味わいですが、なにせ大きいですから、普段のはつとは全く違うものを食べている感じです。

ねぎまは、3つのネギの間に大きな鶏が挟まれていて、こちらもまた大きなサイズです。
普段は鶏とネギを一口に食べることもあるのですが、この串はそんなことはできません。

最後は巨大なレバー。
1片を口に入れ、噛み味わって呑み込むまでにも相当な時間がかかる一品。
レバーらしい味でおいしいのですが、人によっては、この1串でお腹いっぱいになってしまいそうなサイズです。

焼鳥をいただきながら、ホッピーの中身を追加し、その後熱燗をいただきました。
これだけのお酒の量なのに、おつまみとしての焼鳥はこの4本で十分で、お腹いっぱいになり、そして酔っ払いました。
とにかくこのお店の焼鳥は、異次元バズーカです。

周りのお客様もお一人で訪れている方も多く、このお店の人気を隣の方からお聞ききしました。
この時間は一人一人がカウンターに付くことができていますが、混んでくると入れ違いに重なり合うことになり、押しくらまんじゅうのような状態になりながら飲むこともあるようですが、それもこのお店に引き付けられる理由の一つのようです。

お勘定をお願いすると、名前で呼ばれ金額を告げられました。
これだけ食べて酔っぱらって1250円。
断ろうと思ったのですが断り切れずスタンプカードを作ってくださって、お釣りと一緒に渡されました。
「スタンプカードを受け取ると、また来なくちゃいけなくなるから!」ということのようですが、商売熱心であることもさることながら、一人一人のお客様を大切にしていらっしゃる姿勢がとてもうれしく感じました。
カードがなくともまた訪れるのは必然でしょう。

メニューの豊富さや驚く料理の量と質、価格のお手ごろさに加え、お店の方々の感じの良さとお店の雰囲気は今まで出会った焼鳥屋さんの中で最強です。
このお店の近くに住んでいなくてよかった!
近くに住んでいたら毎日通ってしまいそうです。

  • レバー、はつ、ねぎま、つくね
  • 黒ホッピー
  • 熱燗
  • 野島

    6

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8位

佐藤養助 秋田店 (秋田 / うどん、カレーうどん、郷土料理(その他))

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/11訪問 2016/01/13

これほど冷たいうどんは初めて。その冷たさが格別!

雨の日、秋田駅の近くでランチをいただくことになりました。
日本海に面していますので、当然海の幸をいただくべきかと思ったのですが、ネットでの紹介記事を読むと、意外と興味を引き付けられたのが稲庭うどんです。

振り返ってみると、稲庭うどんのイメージはなんとなくあるのですが、これが稲庭うどんとしっかり認識していただいたことがありませんでした。
雨の中でも訪れやすそうなお店を探していましたら、駅の近くにありました。
お店は西武の地下にあるのですが、向かってみると、非常に助かりました。
通路に屋根がありますので傘がいりません。

お店のある地下までたどり着くと、お客様で混雑しています。
特にこの佐藤養助さんの周りには多くのお客様が待っていらっしゃるようなので、早速名前を書いて待っていると、思いのほか時間がかからずにお店の中に入ることができました。

お店の外から眺めるとそこそこ重厚な設えだったのですが、中に入ってみると身構えなくともよさそうな感じで安心しました。
うどん屋さんですからね、こうでなくちゃ。

メニューを拝見すると、冷たいか温かいかの別に、味付けが基本の醤油や味噌のほか、カレー、担々があったり、セットとして天ぷらや地鶏のご飯などがあって、サイズを組み合わせるとかなり豊富なメニューになっています。
いろいろ悩みましたが、初めてですから温かいうどんと冷たいうどんを基本の醤油のつゆでいただける「味くらべ」をお願いしました。

周りの方の様子を見ると、外見からはわかりにくいのですが、あったか比内つけうどんか、きりたんぽ鍋つけうどんのどちらかを召し上がっている方が多いようです。

まず、温かいうどんを持って来てくださいました。
付け合わせの薬味はネギと生姜です。
うどんの上には、なめこと水菜でしょうか。
食べてみると穏やかなつゆに、腰があるものの柔らかさもあるなめらかな麺。
途中から生姜を入れると、つんと尖った味が際立ちました。

その後冷たい方の麺をいただきました。
つやつやしているうどんを一口食べてびっくり!
うどんはおろか、蕎麦、ラーメン、冷やし中華まで含めて今までこれほどまでに冷たい麺を食べたことがありません。
それほど、しっかりしまっていて、冷たいです。
醤油味のつゆを纏わて食べてみると、あっという間にのどを通り、そののど越しがとてもおいしいです。
うどんの細さがおいしさにつながっているのですね。

ネギや生姜、わさびを薬味で使いながらいただきましたが、秀逸はしそ。
しそを入れて食べると、さっぱりした感じがのど越しの良さをさらに引き立たせます。

もうすでに寒い時期になっているのに、冷たいうどんがこれほどまでにおいしいとは!
温かいうどんの後にいただいたからなのかもしれませんが、冷たい稲庭うどんのおいしさを堪能しました。
夏にいただいたら格別でしょうね!

  • 味くらべ
  • 温麺
  • つけうどん
  • つけうどん

    12

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9位

くるまや本店 (木曽福島 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/02訪問 2015/09/22

古き伝統の味わい 強印象の蕎麦とつゆ

凡そ5年ぶりの訪問です。
太く色の濃い蕎麦と、甘辛の味の濃いつゆに、伝統を感じる佇まいが特徴のお店です。

お店の入口は道路に接していて、車を停められるスペースがなく、駐車場は少々離れたところにあります。
車を細長い駐車場に停め、正面玄関に戻ってお店の中に入りました。

以前の佇まいと変わっていません。
靴を脱いで奥のテーブルに座りました

前回はもりそばをいただきました。
今回は、ざるそばをいただくことにし、寒い時期なので何か暖かいものをと思いメニューの中を探すと、
このお店には天ぷらがないことと、代わりなのでしょうか、そばつゆでサッと煮た海老の天ぷらの天ぬきか、
鳥南蛮そばの具の鳥ぬきを付けられるようです。

どちらか悩みましたが、あまり食べることの機会のない鳥ぬき付きにしました。

お茶と野沢菜をいただきながら待ちます。
この野沢菜がまたおいしい。お茶との組み合わせは、止められませんね。

そのうち、ざる蕎麦と鳥ぬきを一緒に持って来てくださいました。
鳥ぬきはそば屋のつゆらしい香りが立ち昇り、なんともおいしそうです。
鶏肉、ネギ、椎茸、麩、ほうれん草、ゆで卵、カマボコが入っています。
食べてみると、鶏肉、ネギ、椎茸、麩は特に味の染み込んでいて、一つ一つ日本酒と一緒に食べたくなります。

ざる蕎麦の方は、色が濃く太い蕎麦で食べてみると、もちもちとした食感は変わりません。
この存在感のある蕎麦に負けないようにでしょうか、つゆの方も濃く甘辛く力強いです。

細く繊細な蕎麦をのど越しで食べるもの好きですが、このお店のような存在感のあるざる蕎麦も印象に残ります。

Jan 2010 ---------------------------------------------------------------------------------------

木曽谷、木曽福島の中心に古くからある蕎麦屋です。
名前のとおり、外壁には歯車が掲げられています。

夕方4時に訪れたところ、ちょうど店じまいをされているところで、ぎりぎりセーフ。
最後の、そして一人だけの客になりました。

お店にはいると、寒い冬なので閉め切ってあり、蕎麦つゆのにおいが漂ってきます。
これが嫌みでなく、甘い感じで、これから食べようとする蕎麦の美味しさを期待できるにおいです。
テーブルばかりで、靴を脱いで座布団を敷いて座ります。

「ざる」か「もり」か迷いましたが、新蕎麦に変わったあとでもあり、
蕎麦だけの風味を味わいたかったので、もりにしました。

ほどなく運ばれて驚いたのは、蕎麦の色。そして太さ。
これほど蕎麦の実の色に近い蕎麦は初めてです。
蕎麦つゆには多めの薬味が添えられています。

蕎麦を食べてみると、蕎麦の風味がしっかりとある一方で、もちもちした食感がある蕎麦です。
蕎麦つゆは、甘辛の味が濃く、少し甘めでこの蕎麦にしっかり合っています。

蕎麦にしても、蕎麦つゆにしても、この感じは、最近の蕎麦屋にはなく、
昔からの伝統ある蕎麦屋の特徴なのでしょか。
人によっては蕎麦と別物と感じるかもしれませんが、これはこれで美味しいものです。

かんだやぶそばや淡路町のまつやなど、
伝統ある蕎麦屋は風情を感じます。
ここもそういった一店に間違いありません。

  • ざる蕎麦と鳥ぬき
  • ざる蕎麦
  • 鳥ぬき
  • くるまや

    16

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