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1回
夜の点数：4.5
昼の点数：4.5
2009/07 訪問
夜の点数：4.5
昼の点数：4.5
二郎はラーメンに非ず
駅前から引っ越した新しい店舗です
2009/07/09 更新
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新しい店舗になってから、初めての訪問です。
平日の2時近く、さすがに店外に行列はありません。店内に3名程待っている人はいました。
入り口周辺には、行列が出来る事を前提にテープ類などで規制していましたが、さすがに私が訪れた時間帯には無用の長物でした。
それでも座るまで10分。ラーメンが出てくるまで同じく10分。待つことがこの店の第一義の流儀です。私が待っているときに出て来たラーメンの野菜を抜いてくれという、とてつもなくチャレンジャーな客がいて。既にネット上では有名になっている店主が「うちのラーメン知っていますか？」と聞いていたのには思わず笑ってしまいました。「そういう場合は最初に言ってください」それだけ言うと、お客は納得したようです。
別に店主がおっかねぇわけでは有りません。ただ不器用にひたすらに、自分が美味しいと思うラーメンを作り続けているだけなのです。
それがオーラとしてこの店を包み込んでいるので、ここを訪れる顧客はただひたすらに、出て来たラーメンを胃袋に叩き込む事しか出来ないのです。
いつもは小ラーメンにヤサイニンニクが、私の定番。ところが、今回は勝手に決めた開店祝いもあるので、初めて普通盛に挑戦しました。
ところが私の前のロットの、普通盛＋ヤサイ＋ニンニクの盛の凄まじさに、恐れ慄いた私は、ニンニクのみに済ませました。
二郎のラーメンはここに限らず、およそラーメンの範疇には入らないラーメンを作り上げています。
山のように積み上げられたヤサイ。
ブロックをそのまま煮込んで、およチャーシューとはいえない、文字通りのブタ。
細いとか縮れているとか、そんなもの関係がない、うどんと見間違うけど似ても似つかない歯ごたえ満点の太麺。
味を表すなら“肉”ただひたすら“肉”それを引き立てるための麺であり、トッピングです。
これが気に入ると、二郎の虜になり、定期的に二郎を無性に食べたくなる。そんな中毒性の高いラーメンです。
この日のラーメン初めての普通盛。一心不乱に食べたら、結構簡単に完食（スープは残しました）出来、自分結構いけるのかと思いきや、その後8時間たっても、まったくお腹が空く気配すらありませんでした。
その辺りがラーメン二郎の真骨頂だと思います。 KING OF JUNK 私が勝手につけた二郎の称号です。