2回
2019/06 訪問
予約の取れないお店、すし処めくみ
とんでもない感動でした。鮨の概念が変わりました。
こんなことを言うと食通の皆さんや職人を怒らせてしまうかもしれませんが、、、鮨っていろんな調味料を融合させて作る料理ではなく、調理方法はシンプルで、魚で味が決まるので、魚が新鮮でさえあれば、サイズやシャリの温度による違いくらいで、どこも大差がないと思ってました。
違いました。
食べてもため息しか出てこない笑
今まで食べてた鮨はなんだったんだろうって笑
写真撮影禁止と聞いていたので、諦めてましたが、
ダメ元で聞いてみると、鮨の賞味期限は5秒。その5秒で鮨の状態が変わってしまうので、そこだけ注意されたらどんどん撮ってください!楽しんで食べてくださいとのこと。なので写真は焦って撮ったので、あまりいいものがないのはお許しくださいー
6月は貝類、のどぐろが中心でした。
味に関しては全てが想像以上だったとしか書けません!
牡蠣はぷるっぷる。何だこの旨み
アワビは超絶柔らかい
エビに関してはぷりぷりあまあま!
のどぐろは脂がのってるってレベルじゃなく脂が滴り落ちるってレベル。
店主の山口さんの鮨へのこだわり、ストイックさはプロフェッショナルを超えた領域にあると思いました。
処理時に使用する水の硬度や水のph値による違いなどで、味わいや臭みが変わるので、事細かに水を使い分けたり、、、
ここには書けないような研究をされていて(僕自身よくわかってない笑)、山口さんのお鮨は科学だと思いました。
セリの時間が違うからと、鮮度のために往復200キロの道を2往復して仕入れしたり、毎日睡眠時間は2時間だそう、、、
どうしてもいいアワビが取れない場合はアワビのために、鳥取まで往復1100キロ厳選しに行くそうです。
すしを作る全ての工程において、妥協は一切せず最高の状態にのみこだわったお鮨だと思いました。この価格帯で原価率9割のこともあるそうで、、、もうほかのお鮨は食べられないです。
ウーロン茶2杯で33000円/1人でした!
2019/11/15 更新
私の中で最高峰のお寿司屋さん すし処 めくみ。
一つ一つ、他で食べてる食材と同じなのに、処理方法が違うこと、熟成のさせ方が違う事などから、
全然味が違う。
食感、旨味、香り、全てにおいて他では体験出来ないほどの領域です。
お寿司は、大将の手を離れた瞬間から自重で潰れていきます。
大将は寿しの賞味期限は5秒といいます。恐らく、潰れていく前に食べないとダメなんでしょう。
写真は撮りたいけど、最も良い状態で食べたい、この葛藤がずっと続きます。
カニのシーズンが近づいて来ていて、
この日食べた黄金ガニだけでも凄い濃厚で旨味たっぷりでした。
寿しだけじゃ無く、カニも他ではもう食べられません( ̄Д ̄;;
料理において最高峰だったのですが、
ウーロン茶1杯700円はちょっと高すぎるなーって思うので☆を0.2減らしました。