Fueさんのマイ★ベストレストラン 2018

Minetty JMBダイヤモンドのレストランガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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ベストテン圏外でも入れたいところまだあります。
そのジャンルとしての点数をつけているので、マイベストの順位の中で点数が上下している場合もあります。
正統派!の〇〇というよりも和食に近いイタリアンとか和食なのにフレンチとか今年は全体的にフュージョンとか新ジャンルなお店が多かったように思います。
鉄道好きとしては、絶景と大好きな鉄道と、美味しいフレンチを楽しめるおれんじ食堂が最高でした!
来年も鉄子なグルメをたくさん愉しみたいです。

マイ★ベストレストラン

1位

(六本木、六本木一丁目、乃木坂 / 中華料理、イノベーティブ)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/11訪問 2018/11/30

六本木 FffTOSHI(エフドトシ)ミシュランの新ジャンルにふさわしいイノべーティブレストラン

六本木に気になるレストランがオープンしたのを知り訪問。
中華ジャンルはあまり得意ではないけれど、ミシュラン東京が刊行された頃、行きたい人気の中華ジャンルのトップだったセンスで修行されたシェフがパリのお店オープン時にも従事、帰国後オープン。


ミシュラン2018には掲載されてないけれど、ミネ(コ)シュラン的には☆は絶対いけると思うので自分のカテゴリーにはミシュラン掲載に入れちゃいました♪イノベーティブジャンルにふさわしいと思う。

中華をしっかり学んだシェフがパリを体感して中華レストランをオープンさせたらこうなるのか!という感動的なお皿の数々でした。
お店は8席ほどのカウンターと個室で構成されているようです。
カウンターでいただくイノベーティブチャイニーズにわくわく

コースはシェフのおまかせのみ。
素材でコースの値段は変わるようです。
1万3千円のシェフのおまかせコースとワインのペアリングでお願いしました。

小説のようなメニューはPrologueからHappinesまで

メニューはnovelノベル
読み進めていただくことで感じる「イマジネーションImagination」
五感へリアルRealを届けるこころの小旅行とされ
プロローグから始まり、エピソードEpisodeが始まり、〆のHappinessハッピネスで終える。
コース料理を小説にたとえたそのセンス。

ペアリングはシャンパーニュからスタート。

☆ブルーノ・パイヤール ブリュット プルミエール・キュヴェ
三ツ星レストランタイユヴァン・ロブションが惚れ込み、世界の422軒の星付きレストランで愛されるシャンパーニュ。
いきなり来たー
これは間違いなく美味しいお店である。
メニュー表の各お皿のネーミングは面白い。その見た目では中身が想像しにくいけれど、お皿が登場すると「なるほど!」という感じで納得。

Prologue☆袋
名前の通り紙袋が登場。揚げたてて登場したのはもちろんポテト!ではない。

☆白子とアボカトのスパイシーな衣揚げというかまぶし
大きなタチ(白子)が熱々な状態でとろけるようアボガトとの相性もよい。

☆白鷹 特別純米 秋あがり
兵庫県吉川町(特A地区)の農家と100年以上も昔から栽培契約を結び、、その山田錦を100%使用した灘の生一本の生みの親と言われている宮水を仕込水として使用した日本酒がカクテルグラスで登場。。
これがまた美味しい!日本酒好きとしてはこれはたまらない。
☆漆黒
木箱が目の前に出される。おしゃれな演出で登場したのは真っ黒い卵のようなもの。
トリュフまるごと?なわけないですよね。

竹炭を使った黒い生地の中には中国のたくあんと海老、鶏肉と雲丹が入った熱々のTOSHI流豚まんと表現すればいいのだろうか。ほのかに甘いその具材と竹炭のほのかな香りが絶品。

バランスのよい具材と秋あがりなんとも言えないマリアージュ。

☆カンフーガール(Charles Smith Wines Kung Fu Girl Riesling)
アメリカワシントンのワシントン・エヴァーグリーン・ヴィンヤードで栽培されたブドウのみを使用の中辛口リースリング。味わいもエチケットも女子好み。

☆暦
関サバとも違うようで松倫サバ?脂ののった高級サバをオレンジリキュールを使った味付けとカモミールで燻煙し、エスプーマ仕立ての抹茶のソースを添えた一品。
抹茶ソースの下にサバが隠れています。薫香が素晴らしく実にいい。

お酒もお料理も味はもちろん、香をかなり重視している気がしました。
香水文化のパリで修行されていたからこそ香にこだわりがある?

☆殿雷
いきなり手渡された最中。
最中の皮にはエフドトシの焼印もありおしゃれ。お口直しのアイスクリーム??ではなく、中はかもとファグラ。
紀州の梅ジャムとスペインのパチパチするお菓子とフォアグラの餡が入った最中。
特製の一味も入れてお口の中でパチパチと雷が起こる。
子どもの頃に食べたわたパチが上品な味わいと落ち着いたパチパチになって複雑で味わい深い大人向けに再現されている。大人のためのわたパチが懐かしく郷愁。

Episode☆1分30秒 八重山諸島 東星ハタ
またまた不思議なネーミング(笑)と思ったら、由来は実はシンプル。
ハタを1分30秒蒸し旨みをギュッと閉じ込めほどよい火入れで提供する一品。
1分30秒はハタを蒸す時間なわけです。

皮までも美味しく、いえ皮こそが美味しく仕上がり、やはり「香」が素晴らしい。
香りというより薫りの表現がふさわしい。


☆シェリー酒
スペインの高級シェリー酒のトロアンブラのマルケスデポレイが登場。
料理の味ももちろん引き立てるペアリングですが単体で飲んでも美味しいものばかり。
お酒が強くないのでペアリングコースは一口二口しかいただけないけれど、実によいペアリングで普段よりかなり飲みました。


☆5年ものの瓶だし紹興酒
紹興酒もこれまた香が素晴らしくうっかりグビグビ飲んでしまいそうな危険な味わい。紹興酒の香も素敵。

イタチザメのフカヒレがこれまた立派!こんなに大きいんですね!

Episode2☆至極 極上フカヒレ 金華ハム 松茸のスープ
調味料は一切使わず、金華ハムと松茸をサイフォンで煮出したスープをイタチザメのフカヒレにかけたおだし。


これが意外と濃厚でしっかりしたお味。
イタチザメのフカヒレはしっかりした弾力とコシがあるツルンとしたのど越しもなかなか美味。今年最後の松茸であろう松茸が香る金華ハムのお出汁が絶妙。

赤が2本登場。

☆ヴァン ド ペイ ド ヴォークリューズ "レ プラン" (サンタ・デュック)Vin de Pays de Vaucluse Les Plans (Santa Duc)
品質が高くコストパフォーマンスに優れた年しか造らない安くて旨いワイン。


☆ラ アタラヤ 2015 ボデガス アタラヤ La Atalaya Bodegas Atalaya
力強いしっかりした味わいの赤。

Episode3☆草原 鹿児島県 黒毛和牛ヒレ肉、ポテチ
黒毛和牛のヒレ肉を低温調理のように柔らかくありつつ、旨みを閉じ込めた肉と北海道産の北あかりをポテチにして添えた一品。上品な赤身の肉と北あかりの甘さがなんともいえない味わい。シェフのお皿は5味をすべて大切に五感に働きかけるけれど、中でも甘が引き立つ気がする。


Episode4☆強火 中国野菜、海月
椎茸、マッシュルーム、青梗菜、紅芯大根、韓国かぼちゃ、ビーツ
なんとソースには塩辛を使っているという。
塩辛の味わいとともに、煮えたイカがなんとも後を引く美味しさ。


☆ROYAL LOCHNAGAR(ロイヤルロッホナガー)
「王室御用達」の「ロイヤル」の冠を与えられた蒸留所のスコッチはビクトリア女王も愛飲したスコッチをソーダで割ったものが〆のペアリング。
Epilogue 濃いめ☆香港めんと一口のごはん
XO醤とファグラを香港麺は鶏肉、鴨、ファグラのスープ。ごはんにはうずら卵と金華ハムも。
エピローグにふさわしい、麺とごはんの饗宴はコラーゲンたっぷりのスープ。女性に嬉しいコーラゲンたっぷりのスープは食べすすめている唇がウルおうほど。

細い香港麺がお出汁と絡んで美味しい、そしてコラーゲンたっぷりh

Happines Sinple

キャラメルプリンと杏仁豆腐のエスプーマ仕立てが見た目は杏仁豆腐には見えないのに食べるとしっかり杏仁豆腐。宇宙食を食べているような摩訶不思議なデザート。


☆小菓子 チョコレートケーキ
タロイモのケーキとココナッツミルクのチョコレートケーキ、紹興酒で香りづけるというどこまでも香が活きたお皿。細かい金箔も計算されていて、金箔って食べても美味しくないから細かくすることで金箔の味を感じないようにしているのでしょう。


三ツ星レストランでいただくような素晴らしいお皿の数々に大満足


☆氷温熟成コーヒー豆のコーヒー
苦味があるのにサッパリしてコーヒーの香りとはまた異なったアロマが際だつコーヒー。
ペアリングのお酒は全部で9種類。そのどれもが単体で飲んでも美味しいのに、お料理と合わせると香がたってマリアージュ。
お料理もお酒も香がとてもよい。
カウンターで調理を間近にみえる場所にいる=つまりは匂い移りしやすい場所にいるのに調理の過程に発する香がどの皿も素敵過ぎてうっとりするほど。

29歳という若きシェフのそのキッチンに立つ姿は料理人というよりも俳優が舞台でシェフを演じているがのように優雅でした。
リピートしたい!デートにも接待にも、もちろんおひとり様も素敵にマッチするお店。
今年のクリスマスデートにイチオシ

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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2位

鉄板焼 しろや 銀座亭 (銀座、東銀座、銀座一丁目 / 鉄板焼き、創作料理、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/11訪問 2018/11/04

シェフズテーブルで黒毛和牛と山海の幸を贅沢に味わう時間@鉄板焼しろや銀座亭

全席がシェフズテーブルのライブ感溢れる空間で楽しめる黒毛和牛や壱岐対馬を初めてとする近海の海鮮を味わえる!「鉄板焼しろや銀座亭」がGINZA SIXSそばにオープン!
九州LOVERとしても、鉄板焼が大人気だったバブル世代としてはいてもたってもいられない。

ライブ感とシェフを占有し、選び抜かれた素材を味わう贅沢な時間を久しぶりに楽しみました。

3つのコーナーに分かれてカウンターと鉄板があるので、ひとつのコーナーを貸し切って利用することもできグループ利用で盛り上がることもできます。

ランチも営業をはじめたそうで、ランチコースは3,800円から。
ディナーメニューは14,500円~(税別)
この日は1万9千円(税別)の撫子コースをいただきました。

本日の先付
プチスープ
のど黒の瞬間スモーク仕立て
フォアグラと穴子のバルサミコソース
活き伊勢海老 鉄板焼き
季節の焼野菜
シェフ厳選 黒毛和牛 A5
 フィレ80g 又は サーロイン80g
土鍋ご飯 壱岐のつや姫
 赤出汁、香の物
本日のデザート
コーヒー 又は 紅茶
まずはシャンパーニュ、ドゥラモットブリュットで乾杯。

唯一無二のシャンパン「サロン」の姉妹メゾン、ドゥラモット。
シャンパーニュが似合う豪華で上品な空間なので落ち着きます。
銀座のママさんが同伴で使うのが似合うお店。
シェフズテーブルスタイルで「のざき牛」や「松阪牛」など国産ブランド牛のA5ランクを提供しているそうです。シェフが目の前で焼くのを楽しみながら、焼きたてをいただく贅沢。

この日は鹿児島県の北さつま牛、「のむら牛」を楽しみました。
鹿児島県出水市の野村さんが育てるのむら牛。
出水はほぼ熊本県と鹿児島県の県境近くにあり、私も何度か訪れた場所なのでなんだかワクワク。
本日はこちらを召し上がっていただきますと元気な活伊勢海老が登場。
これを二人で?と思わず聞いてしまうほど立派で元気のよい伊勢海老。
のむら牛のほかに活伊勢海老とフランス産のファグラ、長崎対馬産の穴子やクエも登場するという贅沢なコースです。

エスカベッシュからスタート。

★白身魚のエスカベッシュ 
お魚はクエだったでしょうか?スペイン風マリネは魚焼いて酢漬けにしたもの。

★自家製コンソメスープ

★伊勢海老

★フランス産フォラグラアと長崎対馬産の煮穴子
高級品×高級品なマリアージュを楽しむんですね。
焼き物に入る前に、瞬間スモークされたコーンスプラウトがあしらわれた対馬のお魚が登場。
薫香がなんともいえず、かすかにコーンを感じるコーンスプラウトがおしゃれで美味しい。
お皿も美しくて、ガラス製品や食器が大好きな私はどこブランドだろ?と気になる綺麗な器。

さきほど登場したファグラと煮穴子の完成系が登場。
★バルサミコ酢と赤ワインのソースが添えられたファグラの煮アナゴのせ
なんともいえないソースの味わいと集めにカットされたフォグラのパリッとしつつもふんわりした味わいと煮穴子をさらに焼き上げてのせたそのマリアージュ感がたまりません。フレンチな逸品でした。

伊勢海老に合わせて白ワインをお願いしたのは私ではなく連れ。
ワインのフォルムが可愛くてブランドが気になって写真を撮影してみました。

和吉グラスというワインを正しい味で味わうことに、こだわりを持った国産ブランド。
ワインをよく知る方がつくられたグラスだそうで、ワインを美味しくいただけるグラスだそうです。


★伊勢海老にオリジナルアメリケーヌソースを添えて
新鮮な海老そのものも美味しいけれど、海老は意外と大味なのでアメリケーヌソースで味わうとより美味しさが引き立ちました。

ミスジからサーロインまでのむら牛の美味しい部位をいろいろいただきます。


★Ch. Lestrille Capmartin Rougeシャトー・レストリーユ・キャプマルタン ルージュ
お肉に合わせて赤ワインをいただきます。

私は赤身でありつつも柔らかくてジューシなタイプが好きなので、こんな感じのお肉が好き。


お野菜は本日のお野菜の籠からお好きな野菜を3種類い選べます。

野菜は本日の野菜から3種類好きなものを選べます。
おすすめのロメインレタスとシルクスイートと渦巻状の模様のあるビーツの仲間を選択。

ニンニクは青森産のホワイトロッペンだそうです。
鉄板焼きならではのニンニクローストとニンニクライスを〆に作ってくださるそうです。

お肉は総グラム数がそれほど多くはないというお話でしたが、お腹一杯でサーロインが途中で入らないかも?と思ったタイミングで土鍋で炊いたご飯が登場。

つや姫だそうで、そのままでも美味しいゴハンはです。

1合炊きのご飯は半分をお肉といただき、半分はガーリックライスににしていただきす。

ニンニクは青森産のホワイトロッペンだそうです。
鉄板焼きならではのニンニクローストとニンニクライスを〆に作ってくださるそうです。

みじん切りにしたホワイトロッペンが入ったシェフの特製のガーリックライスが美味しい!

★チョコレートアイスと

★コーヒー
エロンギのコーヒーメーカー完備で美味しいコーヒーがいただけました。


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3位

観光列車 おれんじ食堂 (八代 / 食堂、郷土料理、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥20,000~¥29,999

2018/05訪問 2018/06/06

酒井宏之シェフ監修、スペシャルランチコースをいただきました

念願のおれんじ食堂です。
おれんじ鉄道は大好きで何度も乗っていますが、初、おれんじ食堂!

一番人気のスペシャルランチコース、酒井宏之シェフ監修でした。
メニューは酒井シェフのメニューを地元の名店が調理し盛りつけは車内でします。


天草諸島や甑島諸島を眺めながら、途中降車して駅や名所など観光も楽しみつつフレンチフルコースをいただきました。

もう最高!
またぜひ乗りたい!!3時間40分があっという間でした。

「酒井宏之監修スペシャルランチコース」メニュー

☆きのこのデュクセル玉雲丹と最中に詰めて
長嶋天然蛸の旨煮と水俣ヒイカのガーリックソテー

☆鯛の軽いスモーク、宝石トマト、晩白柚、季節の野菜と彩ソテー

☆熊本産ごぼうのクリームスープ

☆天草檜扇貝の蒸し煮と天使海老のマリアージュ あさりソースにショウガと白味噌風味

☆鹿児島県産黒毛和牛、バラ肉のシチュー

☆水俣和紅茶のブリュレ と水俣産の紅茶

どれも美味しくて大満足でした

  • (説明なし)
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4位

レストラン アロム (牛込神楽坂、神楽坂、飯田橋 / フレンチ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/06訪問 2018/06/28

お誕生日はワインカーヴのあるフレンチレストランで♪@Restaurant AROMES(レストラン アロム)

Restaurant AROMES(レストラン アロム)が神楽坂にオープン。
元オーグードゥジュールグループ代表の岡部さんと元オーグードゥジュールメルヴェイユの支配人 糸澤さんが神楽坂にオープンしたレストラン。

オーグドジュールは大好きで各店を何度か訪問したレストランでもあります。
神楽坂の小路を入ると現れる隠れ家風なレストラン。
おしゃれな看板と建物が目を惹きます。
店名のアロムAROMSはフランス語でアロマ。

お店のドアの前に立つと、女性スタッフがドアを開けて「おまちしてました」と笑顔で出迎えてくれました。
オーグドジュールによくリピートしていたのは、そんなサービスの中の「人」だった気がします。
黒いスーツの女性のサービスがきびきびと笑顔で働く姿も楽しそうで、スタッフのチームワークがいいのが一目瞭然です。

エントランスを入ると最初に目につくウォークイン・カーヴ。
びっくりするほど広くワインの数もすごい!400本あるそうです。

主にフランス、カルフォルニア産の上質なオーガニックワインを揃えているそうで、2~3千円の安価なものからヴィンテージまで揃え空調も変えてありました。
女性ソムリエの素敵な笑顔の丁寧な説明。

そして、どのワインも通常レストランでいただく価格の1/3程度。親会社がワインを輸入販売しているから提供できるお値段のようです。

店内は意外と広く、雰囲気はフランスなどヨーロッパ的空間。

カウンターもありウエィティングだけでなく、バーとしての利用もOKだそうです。

カウンターの横にさりげなく置かれたガラスの器。
イタリアムラノガラスの器だなというのは一目でわかりました。

さりげなく置かれている器というより美術品です。

コースは2種類
Aromes(7種)
Bouquet(9種)。
もちろんアラカルトも楽しめます。


せっかくなのでBouquet(9種)9000円をいただくことに。


最初はシャンパーニュで。

私はワインは詳しくないしそんなにお酒が強くないのが恨めしいほど素敵なワインがお手頃価格。

☆ドゥーツ ブリュット クラシック 


1皿目のアミューズ
☆静岡県産 ホワイトマッシュルーム
ソテー、ビューレ、スライス
お皿には食べられるものと食べられないものがあるとのことでドキドキで遊び心が満載。
こちらは生で頂ける希少なマッシュルームを使用で、バスケットチュイールまでマッシュルーム。

☆フヌイユのタルト
豚たんのタルタル、フヌイユのピューレ
ナスタチュームの葉、ホワイトバルサミコ酢

梅雨の雨のしずくはホワイトバルサミコ酢で表現という芸の細かさ。


2皿目のアミューズ
☆クレームブリュレ 12ヶ月熟成のコンテチーズ、ベーコン、玉ねぎ、ブラックペッパー


え?もうデセール?2皿目にクレームブリュレが出てきて戸惑う(笑)
もちろんスイーツではないので甘くない。いえ、ほのかな甘さの中にベーコンの塩気がほどよく強く主張してこれまたなんともワインに合う美味しさ。
こんなお皿もまた楽しい。


フランスから冷凍したパンを空輸してお店で焼いているというパンが美味しすぎて止まらない!
これは危険なパン。


オリーブオイルもまた美味しい。
そのまま飲めちゃうくらいクセがない。


1皿目の前菜
☆13種類の野菜を使ったテリーヌ
ヤングコーン、椎茸、なす、カリフラワー、パプリカ、きゅうり、人参、根セロリ、ポロネギ、ごぼう、インゲン豆、モロッコ隠元、キャベツ、シブレット、赤ワインビネガー、昆布と帆立のジュレ

これぞオーグドジュールな一皿。


☆LOUPIEC

Chateau Loupiac Gaudiet
フォアグラに合わせて登場したのは貴腐ワイン、LOUPIEC。
ファグラは甘いワインが合うから好き。

☆ランド産フォアグラのテリーヌ
プラムのソルベ、カカオパウダー、いちじくのコンポート、ホワイトポートのジュレ、バルサミコ酢
お皿はロイヤルコペンハーゲン。
冷製のファグラはプラムのソルベやいちじくのコンポートとも相性がよく納得の味わい。


クリーミーでテリーヌというよりレアチーズケーキのような滑らかさ。


☆ドゥーブルコンソメのスープ
鶏と牛からとったダブルコンソメ


☆ゴンザレス ウナパルマ
6年以上熟成の究極シェリー酒。


お魚料理
☆熊本県産 黒ムツのポワレ
ロックフォールとかぶのピューレ、千葉県産アオリイカ
ミョウガのピクルス、かぶのスライス


真っ白いお皿に真っ白なお料理で地味な印象さえありますが、インパクトは逆にあります。
白に白の潔さ。このお皿もロイヤルコペンハーゲンなのでしょう。


ワインはそんなに飲まないので普段はあまりお願いしないチーズですが気になるチーズがあったのでお願いしてみました。


お美味しいお料理やチーズをいただくとき、自分が下戸なことをすごく残念に思っていまいます。


お肉料理
☆ブルターニュ産 孔牛ロースのロースト

フォンドボー、発酵させたにんにくのピューレ、ドライトマト、
姫人参、ペコロス、スナップエンドウ


シェフがサラマンダーにこだわり丁寧にじっくり仕上げるのだそうです。
サラマンダーを使っていてるのに焦げ目もなく、火入れはされているのにまるでレアなお肉のような肉感と旨みを感を感じ、なんともいえない美味しさ。

シェフはどんな方なのですか?とお聞きしたらまだ20代とききびっくり!
鬼才とよんでもいいと思う。

デザートの時間にBGMが変わり、なんとバースデープレートが登場。
わ―うれしい♪
私のお誕生日のプレートです。
アロムのような素敵なお店でお誕生日祝いをしていただけて2018年のお誕生日も最高。

デセール
☆トンカ豆のブランマンジェ
カフェラテの泡、アーモンドのチュイール

甘さの中にもほんのりカフェラテが効いて大人に仕上がったブラマンジェ。
添えらえたチョコレートケーキがこれまた美味しい。


ハーブティーと迷ってコーヒーをいただきました。


気が付けば23時を回っていてこれは大変!
とにかくサービスが素晴らしく実に居心地のいい快適な空間。
お料理もマリアージュさせるワインも美味しいのですから、楽しい時間はあっという間に過ぎます。

シェフとパティシェも、スタッフ勢ぞろいで見送りをしていただきました。

実にいいお店です。
20代の若いシェフとパティシェ、女性ソムリエに名ギャルソン糸澤氏。
それぞれの持ち場をパーフェクトにこなし、素敵なチームワークでおもてなしいただき大満足。

糸澤氏は若手育成にも力を入れているそうですが、敏腕ソムリエに育成されてるだけありスタッフが皆さん素晴らしい。
予約が取れないレストランになりそうです。

  • (説明なし)
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5位

佐賀牛 Sagaya 銀座 (銀座一丁目、有楽町、銀座 / 牛料理、日本料理、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/01訪問 2018/02/27

これぞ佐賀県!Sagayaはお肉はもちろん、お料理、器、アートすべてがすごい!

佐賀県は昨年、車で周遊しました。
唐津で佐賀牛(伊万里牛)も食べたし 伊万里焼きのふるさと大川内山も行ってきたので佐賀牛で新年会と聞いてワクワク
リッチに佐賀牛を食す女子会です。
Sagayaさんは銀座1丁目駅直結のビルなんです。
「佐賀牛と季節の食材のおまかせコース」をいただきました。
Sagayaさんは佐賀県武雄に本店があるのだそうです。
武雄は見どころも多く、武雄温泉も入ってきたのですが、佐賀県に旅する前にSagayaさんに出会っていれば、佐賀やにもいってきたのになぁ。次に佐賀の旅は佐賀やへGO!

佐賀牛をメインとし旬の食材の料理のおまかせコース
ステーキを始め季節の料理を楽しめます。
コース料金 15,000 円(税抜)
◆アミューズ
◆温菜
◆冷菜
◆季節の佐賀牛料理
◆佐賀牛の一品
◆季節の一品
◆自家製麺
◆佐賀牛のステーキ
・ランプステーキ
・ヒレ又はサーロイン+¥2,800
◆〆のご飯
◆デザート
◆佐賀嬉野茶と茶菓子

四季の移ろいで様々な農作物を収穫する事が出来る日本で和牛と旬の食材の素材をイタリア・フランス料理の経験を生かし、日本人として 繊細且つ美しい料理を作って行きたい。
料理長は只野 晴久氏。

Sagaya銀座は佐賀牛を始め、日本の食材や文化・伝統を大切にし国内外の調理法を用いた料理を懐石のスタイルを取り入れたコースで提供するレストランなのだそうで、ワイン・日本酒と料理のマリアージュのペアリングも愉しめるのです。そして、シェフはもちろん、 パティシエによる季節のデザート。


料理一品々々に合わせ、ソムリエが厳選したワイン・日本酒のマリアージュを楽しめるペアリングができます。

・佐賀牛と季節の食材のおまかせコースのペアリング
7~8 glass ¥8,000 税別
・佐賀牛おまかせコースのペアリング
5~6 glass ¥6,000 税別

ということで、おまかせペアリグ8,000円をお願いしました。
ペアリングできるお店大歓迎!お酒は量は飲めないけどいろんなものを飲んでみたいのです。

ワインは1000本収納できるセラー。

ワインリストは紙ではなく電子メニュー。

ワインにこだわる人にも嬉しい品揃え。
フランス・ブルゴーニューを中心にイタリアやナパヴァレーのワインを保管されているそうです。


Sagaya は佐賀県武雄にあるお店が本店で銀座に進出。
佐賀県といえば有田や伊万里といった焼物の名産地ですから仕様する器もすばらしい。
ほぼ有田焼、グラスもすべてこだわりのある菅原グラスや有田焼きでした。

1杯目はシャンパーニュ。
写真を撮り忘れているみたい。


■佐賀牛のタルタルとキャビア、ウニのソースと有明のりを使った逸品。
有田焼の陶片で登場。


2杯目はブルゴーニュー MACON 


■佐賀牛のボルシチ風 ワカサギと里芋ののフリッタ
佐賀牛のボルシチはエスプーマ仕立てのビーツ。
なんとも不思議な味わい。
ワカサギと里芋のフリットのワカサギがクルンと可愛い


器は有田というより伊万里かな絵柄?
有田、伊万里(大川内山)、波佐見と近隣の焼物の街は行っているのですが、佐賀県の日本酒の蔵元は全然行ってないんです。ここも行きたかったなぁ。

3杯目 万齢 
唐津の酒蔵のお酒。こことっても立寄りたかった酒蔵!


■セイコ蟹とお米の一皿
福井県産のセイコ蟹の内子と外子を使った一品。
まさか佐賀牛のお店でセイコ蟹を食べられると思わなかった
大好きなんです。


■黒ムツのゆず庵蒸し
黒ムツのルールブラン


■ブルゴーニュのピノノワール


■シェフ厳選の佐賀牛をロースターで

☆タンとカイノミ
30日間熟成させたタン。
お店の入り口に熟成庫がありそこで熟成させているそうです。


・冥加と鬼おろしとエゴマ
・本わさびと醤油
・ザバイヨンソース(ネギ、牛蒡、舞茸)はオンザトリュフで


ザバイヨソースのトリュフは目のまえで削っていただけます♡山盛りトリュフ


☆カイノミ

■鍋島 佐賀の日本酒鍋島
佐賀県は唐津と佐賀で藩が違うのでいろいろを線引きされちゃうところもあって意外と文化や歴史も面白い県です。

これも有田焼?面白い器で登場。

■佐賀牛と白子のしゃぶしゃぶ仕立て
蓋を開けるとお肉が薔薇のように鎮座していました。お席でお出汁がかけられ完成します。

おだしは干し貝柱、干ししいたけと鶏。


■酢橘のあごだし自家製面
そーめんみたいですが五島うどん的でもあり、酢橘の香りがなんとも爽やか。


■佐賀牛のステーキ シャトーブリアン
火入れが絶妙。
私はしっかりめに火を通していただきましたが、柔らかくて、肉感がしっかりしていながら味わいがなんともいえないです。


■桜エビの炊き込みごはん
ごはんより桜エビが多い?そんな贅沢な炊き込みごはん。
お豆もふっくら


お味噌汁ではなくて、おすましみたいなスープ。
これも鶏だしだった?テールスープだったのかな?


■デザートワイン シチリアのマルサラ


■デザートワイン バンキュイ

■紅マドンナのクレームダンジュのメレンゲ添え
大好きメレンゲのツノツノが可愛い。紅マドンナがなんともいえない味わい。
自然な甘さでいくらでも食べれれそうなサッパリ感のある絶品スイーツ。


■パティシェのデザート2皿目
クコの実やベリーをカットして飾ったチーズケーキ的なスイーツ。


■水出し嬉野茶 玉露
玉露で〆るお食事。
最近美味しい玉露を味わう機会がなかったので久々に玉露をいただきました。

大満足の佐賀牛コース。
肉がメインですが、適度にお魚もありバランスのよいコースでした。
本当に美味しくて、レベルの高いお皿の数々。

ここはハレの日などスペシャルなときに、お高いコースで決めたいお店です。

フレンチと懐石と焼肉がうまく融合されたお料理は接待や顔合わせ、プロポーズなどのここ一番!というときに使える素敵なお店です。

カウンター席もあるのでデートや、おひとり様でも行けそうです。


チームラボのアートな個室を見せていただきました
プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団、チームラボの作品。
私は芸地祭で何度かチームラボの作品に間近で触れていますが、レストランにあるのは初めてみた!
私が知るチームラボの作品の中でもかなりすごい作品がレストランの個室にあるとは!
Sagayaさんすごい!佐賀県の実力を見せてつけてくれる素敵なお店です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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6位

祇園 呂色 (祇園四条、京都河原町、三条京阪 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2020/11訪問 2020/11/07

2年半ぶりに再訪、ミシュラン⭐︎のシェフのフルコースディナー

2年半ぶりに再訪した呂色さんはTHE 祇園な場所にあります。
京都の夜を楽しむのにふさわしい立地と品格を備えたフレンチレストラン。

こちらはシェフのお料理によくあうお酒をペアリングしてくださるソムリエさんもいらしてまた素晴らしい。
ペアリングのコースでお願いしました。

ペアリングはドンペリからスタートなのはお店の決まり?
ドンペリからスタートはテンション上がります

今日のお肉は但馬牛。
こちらのメニューがまた面白い。

感謝 出逢い 大地と海 恵み ミネラル 影 フェルマータ 
生命 結び 共鳴 分かち合い

全くお皿の予想がつきません。

感謝  与謝野米 筋子 オレンジ
京都与謝野町のお米と筋子というかいくらのリゾットのオレンジの香り。

出逢い  菊芋 セージ 胡椒
菊芋をなめらかにペーストした上にピンクペッパー。



丹後の竹野酒造の丹
日本酒とは思えない、風味と味わい。

大地と海 キャビア ウニ たまご
ラトビア産キャビアの粒が大きくてしっかりとしています。

殻の底にウニが沈んでいて自分でウニを救い出し、キャビアとのマリアージュをお口の中で楽しむのです。
キャビアとウニってとてもマリアージュするんですね。

自家製と思われるパンとエシレバター


白ワインですがカラーはオレンジ。
赤ワインの手法で作る珍しいオレンジ色の白ワイン。


恵 季節野菜 
さつまいも 銀杏 マッシュルーム、エディブルナスタチウム など 食べられる器を砕いて混ぜ合わせていただきます。


ミネラル 鮑と小蕪
大きな鮑は三陸産とのこと。
久しぶりにこんな大きな鮑を食べました。
鮑とは思えないフワフワな火入れ。

影 ロワイヤル
鮑の肝を使ったロワイヤルは肝のほろ苦さがなんともいえない風味を感じられました。


フェルマータ すだちのグラニテ


生命 但馬牛 大黒しめじ にんにく
添えられたニンニクをつぶしてお肉とともに。
ニンニクがまるで栗のような甘みと食感。


結び 七谷鴨 中華そば 九条葱
七谷鴨と鱧でとったやさしいお出汁をパスタの粉で作ったラーメンの麺。


デザートワインはイタリア産とのこと。

共鳴 マスカット フロマージュブラン
人気の旬のぶどうシャインマスカットを輪切りにしてパフェ仕立てにしたデザート。


シェフは個性の違う食材をマリアージュ、それもお皿ではなく、食べてのお口の中で最高のマリアージュになるのを計算しているところがすごい!

そして、各皿にピッタリとマッチしたワインの数々もお見事!
こちらのお店では、お酒はソムリエにおまかせして、ペアリングで楽しむことをおすすめします。

分かち合い フィナンシェ ハーブティー
〆はフレッシュハーブで。

呂色さんから徒歩5分のお宿だったので、美味しいフレンチコースの余韻に包まれたままお部屋に戻り、いつまでもお部屋で余韻に浸れました。
京都へ旅するとフレンチかイタリアンをいただくことが多いのです。
和食の名店はかなり前から予約しないと無理ですが、京都は名店でもフレンチやイタリアンなら意外と予約が取りやすいのです。
カウンターだけのフレンチとのことで訪問することに。
場所は祇園で八坂神社の近く、祇園一力亭の向かい側にあります。
店名の「呂色」は生漆に油類を加えずに精製した黒漆のこと。
店内がシックに黒でまとまって上品なイメージでまさに「呂色」。
芦屋のミシュラン店コシモプリュスの小霜シェフの2号店。
ソムリエは祇園ソムリエ協会会長であり絽の色の前の「祇園佐橋」のソムリエだった方とのこと。
※呂色の前が祇園佐橋だったそうです。
夜のコースはシェフのおまかせ2万5千円のみ。
ドリンクはペアリングコースがありワインのグラスで5千円~とのこと。
ワインのペアリングコースでお願いしました。
食前酒はドンペリからスタート。

★ドンペリニヨン
ペアリングでドンペリからスタートというのはなかなかすごい。

普通はドンペリに驚くのかもしれないけれど、私が飲み口のいいグラスの方が気になりました。
うすはりのように薄いけれど、うすはりでもリーデルでもないグラス。


★富田林の海老芋、カニのコンソメにゆずの香り
アミューズかと思ったら、コースにはないメニューとのこと。
そういえば海老芋は富田林の名産なんですよね。


★アミューズ
キャビアとトリュフ、キャビアは比較的熟成していない獲れて5日以内に空輸されたもののせたに岸和田のレモンをで。
うずら卵は軽く燻して香をつけトリュフをのせ、フォアグラとバナナのプリンに山椒を添えて。
フォアグラとバナナのプリンがすごい!ここ数年、フォアグラが苦手になってきてて、あまり好まないのだけど、このプリンにしたファグラはなかなか素晴らしい味わい。
ファグラを引き立てるペアリングのワインがまた素晴らしい。


★OFUKURO BEAUTY
家紋ワインや日本の侍などのネーミングでおなじみのワイナリー。


★鳥取県モサ海老(生)とポア(エンドウ豆)のスープ、レモンで作ったオイル。
モサ海老のプルプル感とポアの相性がとてもよい逸品。


★ブルターニュー産青いオマール海老、ロワールのホワイトアスパラガス、レモンの皮を炊いたものを合わせて。
今年初のホワイトアスパラです。


★和牛のタン
根元を6時間煮込んだものと、生食用ノエノキにナッツとショウガを添えて


★山口県のフグの白子
大葉をまぶし揚げゆり根をわさびのピュレーを甘い赤レモンで香りづけ


★純米大吟醸 順子
順子といえば長渕剛を思い出してしまうわけですが、茨城県の蔵元がワイン酵母で仕込んだ日本酒。


ギリシャのクレタ島のワインは立てて保管しているので色が綺麗。


★Muscat Non Filtr〓 Christian Binner


★Oikonomoy Sitia
熟成したワインですが見た目は軽い。


★ファグラのコンフイ ピスタチオのペーストにキャラメルソース、カカオの食感。アンティーブを添えて。
個人的にはこのファグラの味わいがお気に入り。ペアリングさせたワインもとてもマッチ。

お料理もすごいのだけど、食器などすべてがすごい。

カトラリーはポクチポールやクリストフルのジャルダンスデン。
グラスはフランスとチェコ。


事前に3種のお肉から選んであった鳥取県の万葉牛は目のまえで、温めた石焼きで仕上げ。


★ウロコごと焼いた甘鯛と貝とブレンドしたコンソメだしにセリを入れ、すだちの香りを添えて

★鳥取県産万葉牛 
低温で焼いた後、目のまえで焼石で完成させ、春菊ベースと赤ワインソースと昆布のお塩をシエテ
低温で火入れして脂が落ちすぎないように閉じ込めてあるのでサシ部分の旨みと肉の旨みがハーフハーフで楽しめる調理。
脂身と赤身がしっかりとある万葉牛の美味しさを極限まで引き出した調理法。


★北海道のウニ 静岡県の桜エビを添えて 松葉蟹の赤だしとともに


丁寧な花模様の海苔も美しく、松葉蟹もたっぷりと入っています。


苺メレンゲ 和歌山産まりひめ
苺風味のメレンゲはできるだけ軽く。ライム風味のジュレ。
メレンゲは綿あめみたいに軽く、でもしっかりとメレンゲの味わいを残してあり、メレンゲの極限にチャレンジ。


10年熟成プーアル茶と小菓子 
昆布を揚げてお砂糖をまぶしたり、最中の皮にチョコやごぼうの揚げたもの。


食器は全て有田焼きとのこと。
ジャンルとしてはフュージョン料理ですが、和食とフレンチのいいとこどりのようなコースでした。


ペアリングは8グラス。
シャンパーニュからデザートワインまで、ペアリングが素晴らしい。
私はお酒は強くないけれど、お料理をさらに美味しく味わうためにお酒は必要不可欠だと思います。
自宅では8本も空けるわけにはいかないので、ペアリングがあるのがとても嬉しいお店です。
料金は5千円からで飲んだグラスの数で決まるのもとてもいいシステム。


バカラのアンティーク100年以上前のものが飾られていました。

お料理はもちろんのこと、ワインのペアリングの選定の素晴らしさや、使用されている有田焼きの作家ものの食器の数々や、ワインの美味しさや香を引き立てるグラスの選び方や、カトラリー好き視点からみてもワクワクなお店です。

カウンターというのも居心地がいいと思います。

京都だから和食。
と決めつけないで、ぜひ京都のフレンチも味わって欲しいと思います。
立地が祇園なので、高台寺や清水さんのライトアップを観てから立ち寄るにも便利。

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7位

うなぎ時任 (麻布十番、六本木、赤羽橋 / うなぎ、日本料理、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/11訪問 2018/11/05

麻布十番にふさわしい大人な隠れ家『うなぎ時任』で天然うなぎコースを堪能

うなぎの名店野田岩で修行した大将が、忽然と麻布十番の暗闇坂に近い大使館の多い落ち着いた場所へ「うなぎ時任」をオープン。
「銀座ときとう」時代のファンはみんな検索で探し出してたどり着くというから熱いファンが多いのですね。


麻布十番には『うなぎ時任』として隠れ家的な雰囲気でオープン。
ランチは気軽に予約できても、ディナータイムの予約はなかなかハードルが高い。

・ディナーのスタートは18時のみ。
・ディナーコースは2万~のみ。
・席数はMAX8名

壁にかかっていた絵を私は「うなぎ」とすぐに思ったのです。
「皆さん、富士山と言われるんですが、書道家の先生に書いていただきたうなぎの絵です。」
確かにブルーの中に富士山にもみえますが、青い水の中を泳ぐうなぎです。

時任さんは天然うなぎにこだわっているそうで、季節でうなぎの産地は変わり、季節によって東京湾のうなぎも登場するそうです。

時任さんワインメニューを見ても、なかなかのコダワリであることがわかります。
私は生ビールをお願いしました。(笑)

★生ビールは白穂乃香
うなぎを目の前で解体するというパフォーマンスはオンリーディナータイム。

うなぎをカウンターで捌くところからスタートするお店というのは珍しくはないけれど、絞めるところからスタートするお店は東京にうなぎ屋がたくさんあるとはいえ時任さんくらいではないでしょうか。
天然うなぎづくしのコースのはじまりです。

★サバサンド
何から何までうなぎかと思っていたけれど、サバからスタートするとは意外かも。

サバからサヴァ?!
お皿は九谷焼で登場。

★お造り 鳴門の鯛 炙り、昆布〆、刺身 ケンは大葉と冥加
鯛を3種の味わい方で提供。
1種類の魚でも調理を変えるだけで3種類の見た目と三種類を味わって食べている感じ。

★うざく 土佐酢でいただきます。
こちらも冥加を上手に使ってます。
とにかく器が美しい。特注で作家さんに焼いていただいている器や、自分で探し出してきた骨とう品など器にこだわっていそうです。


★八寸
・ウナギの旨煮、
・イクラ、蟹、しめじ、ほうれん草のおひたし
・牡蠣のしぐれ煮
・はまぐりの器に鮑

★山形 ばくれん 超辛口吟醸
どき上手をお願いしたら、代わりにとくどき上手の裏アイテムが登場。
お酒もなくなったら持ってきてという仕入れではなく、入ったら持ってきてという仕入れなのでいいお酒を確保できるとか。

選べるお猪口の中から江戸切子を選択。
この江戸切子1個で時任さんのうなぎコースの倍以上はするそうですよ。

★ブイヤベース
うなぎの骨と魚介で出汁を取り、ホタテとはまぐりとうなぎを添えたもの。
お出汁が優しくて美味しい。
うなぎのブイヤベースは初めてですが、なんとも優しい味わい。


ブイヤベースの器はお造りのお皿とともに作家さんに注文したそうで、器が本当に素晴らしくて美術品で食べている感覚。

★うなぎの白焼き キャビア添え
グラスに入ったキャビアのほかに柚子胡椒と山葵、ゆずが添えられています。
キャビアとうなぎの組み合わせは初めて食べたかも。


★鰻巻、ウナギの煮凝り、ウナギの燻製、ウナギの西京焼き
鰻の西京焼きは初めていただきましたが、西京焼きが一番好き。


★鰻とファオグラの赤ワインソース
鰻とファグラを焼いてのせフレンチソースの王道をかける。
ソースがお美味しくてびっくり!和食だけでなくフレンチソースも素晴らしい!
そして、添えられた一口サイズのお酒は貴腐ワイン。
赤ワインソースのフォアグラと貴腐ワインは相性がいいとはいえ、貴腐ワインの最高峰シャトー・ディケムが登場ですよ。人の心をつかむのが実に上手だと思います。

お茶をお願いしたら蓋つき湯呑で登場もおしゃれ。
いよいよメイン、うな重と蒲焼を選べますが、やっぱりうな重ですよね。
骨とう品のお弁当箱は輪島塗だそうです。

器にトコトンこだわっています。

砂時計とともに登場したうな重は大五郎な気分で3分待ちます。
野田岩で仕込まれた関東風のうなぎの焼き方は、焼いては蒸し、また焼いての丁寧な仕事で出来上がります。
天然うなぎなので脂は少ないのでサッパリとしてます。
山椒もオリジナルブレンドで、うっかりかけ過ぎても美味しい香りがなんとも言えない山椒でした。

コースで十分うなぎを色々堪能したにも関わらず、この美味しいうな重ならお代わりしたくなりました。食に自身がるならあらかじめ大盛をお願いする方がいいかも。

★くずもち

食感がよくボリュームたっぷりで美味しい

〆はお茶なんだろうな。と思っていたらお抹茶ですよ!
大将自らが点てくださいました。

美味しいのはもちろんですが、楽しませかたに参りました!

カウンターでの常連さんとのやりとりも思わず、クスッツとしてしまう楽しませ上手な大将。
大切な日や大切な人と訪問したいお店。

これぞ日本のおもてなしな鰻です。
ランチにガッツリうな重も食べにも来たいし、コースもお祝いなどにまた伺いたいです。

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8位

キッチン イトウ スタイル (湯河原 / 洋食)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2018/02訪問 2018/02/27

エルルカンビス 伊東シェフ監修「キッチンイトウスタイル」



奥湯河原までバスで来たのは初めて。
バス停を降り、さらに奥へ2分ほど歩くとお店が左手にあります。
のれんをくぐると石畳の階段があり、エルルカンビスと雰囲気がとても似ています。
お店の横に旧県道がありました。

奥湯河原の自然に包まれた隠れ家のような店
フレンチレストラン「エルルカンビス」の伊東シェフがプロデュースする新しい洋食店。

沼津で仕入れる鮮魚や、全国各地から直送される米や野菜、牛肉などこだわりの食材を使用した美味しい洋食がいただけるレストランとして予約必須の湯河原の人気のレストラン。

のれんをくぐると石段のアプローチ。

店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席から望む四季折々の庭園が美しい。
エルルカンビスとよく似た雰囲気です。

おすすめはカウンターの8席。
私はおひとり様なので必然的にカウンター席。

カウンター席の目の前にオープンキッチンがあり、美味しそうな香りや盛り付けを観る事ができます。
キッチンのシェフの背後に美しい庭園が眺められるのでおひとり様だけでなく、カップルにもおすすめ。
メニューはアラカルトしか記載がありませんが、コースもあります。
コースと迷ったのですが、気になるメニューをアラカルトでいただくことに。

私が食べたかったのは「秀麗豚ローストンカツ」。

秀麗豚ロースの厚切り豚カツ(ライス付) 150g:¥1,800 200g:¥2,300
私は180gでお願いしました。
愛知県産のあっさりヘルシーな豚を厚切りにして荒めのパン粉でさっくりあげるトンカツは洋風の甘目のソースとお塩が添えられます。

豚肉 秀麗豚
豊橋飼料が生育する銘柄ポーク。
やわらかくてコクのある良質な豚肉。
大好きな和食のとんかつをフレンチシェフがプロデュースするとどうなるのか?とても気になっていました。
トンカツならビールかな?

☆ヱビスビール 648円
カウンター越しに見える緑がここちよここちよい。

☆秀麗豚ローストンカツ  1,944円
特製ソースが不思議な味わい。お塩をソースが添えられるのですが、塩も美味しいけれどやはり添えられた特製ソースでいただく方が美味。ごはんかパンを選べます。


本日のデザートセットは864円でコーヒーとセットであり、この日はぜんざいでした。

ぜんざいなら本日のデザートセットがいいかと思ったけれど、カウンターで別なお客様のデザートを作っているのが見え、いろいろ盛合せになったプリンアラモードが綺麗なので、こちらにチェンジしていただきました。

伊東シェフのスペシャリテ、ブラジルプリンものった5種類のデザート盛合せ。
☆プリンアラモード  1620円
コーヒーゼリー、バニラアイス、イチゴショート、フロマージュ

☆コーヒー 540円
今回はアラカルトでお願いしましたが、次はコース料理にしてみようと思いました。


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9位

ITAMESHI (五反田、大崎広小路、不動前 / 日本料理、イノベーティブ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/10訪問 2018/10/06

五反田でイタメシ(ITA MESHI)?!和食×イタリアン=見た目は不思議で味最高

五反田に美味しいイタメシ屋さんができたとのことで訪問。
目黒川沿いの閑静な住宅街に佇むイノベーティブレストラン。
【ITAMESHI】 =板前メシ × バブル期のイタメシ をクロスオーバーさせたイノベーティブレストラン。バブル世代としてはワクワクで楽しくてたまらん

五感を使い食べて飲んで楽しんで1万円 (お料理6000円とお勧めするドリンクのペアリング3000円7杯)でお釣りが返ってくる店として話題になっています。

イタメシ=バブル期に人気だったイタリアン
ですが、平成のイタメシはITA MESHIとなりおしゃれで高級で美味。
本来はハレの日な非日常的なお店が、気軽に日常使いできるを目指したコンセプトなのだそうです。
※10月までは不規則的な営業とのこと。

★ITAMESHIコース13品
6,000円 (税抜)

★ITAMESHIコース【ペアリング付き】
9,000円 (税抜)

ペアリングもしたいところでしたが、五反田という立地は私はさすがに酔って帰られない距離なので、食前酒にスパークリングワインをいただくことに。

個室もあるそうで見せていただきました。
個室はカウンターから移動できる造りが新しい。

最初に登場したのは、そのネーミングが面白すぎ!
アポーペン?!

先付 P.P.A.P
パクチー、プロシュート、甘エビ、パイナップル
Aは甘エビだったんですね。(笑)

プロシュートに包まれた甘エビとパイナップルは桃を食べているような甘さもありました。


八寸 目黒川と桜
ごぼうの胡麻和え、秋刀魚醤油甘辛煮、冷ややっこに見せかけマスカルポーネ(パンナコッタ)に削り鰤
目黒の秋刀魚に桜の木に見立てた特製のプレートに桜の花びらに見立てお皿をのせるという凝りよう。


お凌ぎ 酢豚
すめしにぷろしゅーとをまき、ばるさみこすとがり


ウィスキーをお願いした人と、バブル期の懐かしのバイオレットフィズをお願いした私のグラス。
グラスがピサの斜塔状態のおしゃれな傾き。
お料理の凝りようもすごいですが、食器もいろいろ凝っています。

ここで突然、お抹茶と茶筅が出てきました。
うん?もう〆


お椀+平和
平和=グリーンピースのスープ
茶筅にはクルトンが入れてあり、お好みでどうぞとのこと。


添え物 
交響食第一パン パパパパーン
笑って ハイチーズ!

炭に見立てたパンと納豆に見立てたチーズ。

向付
本日のお刺身三点盛り

マグロとスズキとヤリイカ

納豆醤油(左)と醤油が添えられてました。

お刺身をいただき、イタメシじゃなく和食だ!を確信したと思ったら。。。


焼物
カルボナーラ米と自由自由

カルボナーラごはんと牛肉がのって(ジュウジュウ=自由自由)
牛肉だけにもー!って言ってしまう楽しすぎるネーミング。
もちろんお肉もカルボナーラごはんも旨しアイディアは斬新なものを出せるお店はあるでしょうが、その斬新なメニューを美味しく仕上げるというのはなかなか大変だと思うのです。


赤ワイン


酢豚 ボディブロー

ボディブロー=お肉お部位。ボディブロー=レバーに来る!レバーなのでした。
面白いし美味しいし、次に出て来るお皿が待ち遠しくて、カウンター前の大将の仕事に注目してしまいます。


箸休め アジアの味やぁー


炊き合わせ
元祖 フォアグラトマト
トマトとファグラを炊き合わせ

ファグラをトマトソースでいただくのは初めてでしたが、絶妙でした。


蒸し物
Oh!91083
朴葉飯。魚介ノリゾットの焼き上がりにお出汁がでて上に東京の蛸がのってます。


ごはんは2種類から選べ、牛ラグーの手打ちパスタと冷や汁そうめんでした。
冷や汁が美味しそうでお願いしてみました。
サッパリといただく胡麻が効いた冷や汁。食欲がなくても食べられるのど越しが爽やかな麺でした。


あれ?出汁巻玉子??
見た目はが出汁巻玉子がデザートとして登場。
まさかのプリン!


甘味 玉子焼きプリン
どうみても玉子焼きなのに食べるとプリンでびっくり!


しかもこのプリンが最高に美味しい!大満足のコースでした。
これはまた行きたい!コスパ最高!味最高!ワクワクな楽しい一日でした。


  • (説明なし)
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10位

松阪牛懐石 真 (虎ノ門ヒルズ、御成門、神谷町 / ステーキ、日本料理、すき焼き)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/12訪問 2018/12/20

『松阪牛懐石 真』 出世の階段の愛宕神社そばにある肉懐石でクリスマス

『松阪牛懐石 真』は出世の階段で有名な愛宕神社のそばにあります。
なんだかそれだけでもパワーがもらえるような素敵な立地の金ピカの看板に出迎えられ、ドアの前に立つとドアが開きました。(開けてくださいました。)

中へ入るとこれまた素敵な金と赤を基調にしたカウンターのある席。
ぶどうのライトとシャンデリアが綺麗。

世界的和牛ブランドの“松阪牛”を中心素材として、四季折々のお野菜や魚介と共に繊細な和食を提供している『松阪牛懐石 真』は、お友達に聞いて気になっていたお店。


名ソムリエ田崎真也さんの経営していたお店を譲り受け、田崎カラーを上手に残しつつ、松阪牛を提供する肉割烹にリノベしたそうで、和と洋とうまく調和した素敵空間。
田崎さん時代の赤い壁を残し、真らしい和な感じをゴールドで表現し合わせてます。

評判は聞いていたので年内には伺いたいと思っていたのです。


料理の道50年の『金田中』などの有名料亭やホテルで腕をふるってきた料理長「小曽根一廣」氏が織り成す創作和食とのことで和食が好きな私には気になるお店でした。
料理長だけでなく、お肉担当や前菜・デザート担当も有名料理店出身で銀座のステーキかわむらや銀座レカンなど老舗の名ただるお店のご出身ばかり。

3つある個室も素敵ですが、本日はカウンターのお席です。
個室は海外からの方の予約も入っているとのことで、日本のよいお店も絶景スポットも日本人以上に訪れている海外の方の情報源はネットなのでしょう。すごい情報力です。


カップルさん向けな二人掛けの椅子もありました。

松阪牛は本場、松阪にある和田金さんで味わったり、三重県のステーキ屋さんでいただいたことはあるけれど、都内で出す店は意外と少なく、またお値段も高くて手が出にくいというにも本音です。


【12月の松阪牛三昧コース】おすすめコース
松阪牛の代表的なお料理「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」「ステーキ」の全てを楽しめるコースをお願いしました。
コース料金  13,000円 (税抜) +ペアリング3杯で4,000円(税抜き)

シャンパーニューからスタート。


☆Champagne Collet
リッツカールトンやANAで採用されているシャンパーニュでスタート。

ペアリングを頼んでおいてよかった
シャンパーニューの泡が綺麗に青く光るライトを仕掛けたおしゃれカウンター。

☆先付
聖護院大根のムースと松阪牛のコンソメのジュレ 
松坂牛の骨からとったコンソメのジュレと茗荷の酢漬けをのせ、さらに雲丹


☆椀物
松阪牛のしゃぶしゃぶ風 白子添え 温かいお出汁をかけて

香味野菜の山えのき、クレソンを松阪牛のリブでまいてます。
目の前でお出汁を注いでくださいり、蓋をして1分お待ちくださいとのこと。
松坂牛は沸点が低いので1.2分置くことで松坂牛の脂が溶け美味しさが際立つとのこと、
お出汁は、鰹出汁、昆布をベースに日本酒も入って松阪牛との相性もよい。
一緒に添えられた白子も松阪牛と相性がよくなんともいえない味わい白子が大きい。

☆向付 本日のお刺身 カワハギの肝醤油を添えて

カワハギとマグロの赤身。
カワハギはカワハギの肝をペーストしたたれでいただきます。

☆八寸
松阪牛のサーロインのタルタル(トリュフかけ)ワカサギの南蛮漬け
つぶ貝の洋風焼き 蟹身のカニ味噌添え 白魚と芯取菜のお浸し

ミニクリスマスツリーの飾り付き!

12月ということで季節を感じるあしらいが素敵です。
サーロインのタルタルがめちゃ美味しかった
つぶ貝の洋風焼きはエスカルゴを食べてるみたいでしたよ♡
八寸に合わせて2杯目は日本酒お願いしました。

☆日本酒 醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦50% 
EAU DU DESIR=「希望の水」という意味。

なかなかいい日本酒をチョイスされてます。

キターーーー―松阪牛!
すごいサシです。
松阪牛は融点が低いので焼くと脂が落ちて赤身の旨みが引き立つのです。

☆焼物
松阪牛のサーロインステーキ 三種類のソースと共に
ソースは大根おろし、黒にんにく、ウニを裏ごしした昆布出汁
にんにくは黒にんにくを採用。匂いが気になる女性の心を配慮とのこと。
添えてあるのは淡路島の藻塩だそうです。

レンコン餅、芽キャベツとケールの掛け合わせというプチベールと
大黒シメジです。レンコン餅がかなり好み。
松阪牛はサシが焼くと溶けるので旨みがさらに増します。

松阪牛のサシのように私も溶けちゃいそう~♡美味しい!


☆お口直しのゆずシャーベット
なんて可愛いデザートと言われても納得な可愛い盛りつけで登場したシャーベット。
これがまだ可愛いだけでなく美味しい。凝ってマス。


☆煮物
松阪牛のすき焼き風炊合せ 牛つくね、タラコの花煮を添えて

サーロインは軽く炙ってあり、赤ワィンを使った割り下で煮込む
牛つくね、たらこの花煮、奥久慈の卵の黄身だけが盛られお好みでと。
もちろん、つけるに決まってます。タラコの花煮が嬉しい。
タラコは母が花煮をつくってくれたいたので大好き。


☆お食事
松阪牛の牛寿司 うに キャビアのせ
雲丹と松阪牛だけでなくキャビアものった世界の珍味豪華饗宴!
シャリの大きさとお肉の分量が絶妙でお肉の美味しさを引き立てるシャリの大きさでした。


☆デザート
チョコレートムースとアイスクリーム
デザートはレカン出身のシェフが手掛けているそうですが、チョコレートムースの美味しさといったら!
一見、地味な色合いですが味わい深いムース。
りんごのチップもまた美味しい。


デザートまで大満足
1万3千円でこのコースはかなりお得だと思います。

和食+フレンチ+ステーキ

人気のお料理の要素を散りばめて、和食でありながらエスプリはフレンチかつ上等な松阪牛のサーロインを楽しめる。

松阪牛は本場三重県でも結構な金額を出さないと食べられないのに、東京で食べられるなんて!

クリスマスはもちろんバレンタインデートにおさえたい!
個室は新年会で家族や仲間で楽しみたいですね。

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