fiveroyalesさんが投稿したICARO miyamoto(東京/中目黒)の口コミ詳細

fiveroyalesのレストラン遠足ガイド

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fiveroyales (男性・神奈川県) 認証済

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ICARO miyamoto中目黒、祐天寺、代官山/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2013/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

ダイダロスとイカロス(ふたりの聖なる夜に♪)

(イカロスの海)

天才細工職人の父ダイダロスと、王ミノスに捕らわれの身となったイカロス。
父は王のためラビリンス(迷宮)をも造った。
親子は羽を集め翼を造り、脱出した。
飛んでるふたりを見た人々は、親子を神と思った。
有頂天となったイカロスは、父の忠告を聞かず高く飛びすぎ・・・
太陽の熱で、留めていた蝋が溶けてしまった。
そして青海原に墜落し、絶命する。。。


(聖夜に♪)

今日の天気は荒れていた。
この冬一番の寒さだったかもしれない。
東京では初雪を、マークした。
ホワイトクリスマスとは、ほど遠い天候だった。
しかし、ボクの気持ちは、この天気とは違い…
温もりに包まれていた。
今日は、ふたりだけの聖夜だった♪


(イカロ)

雨風は修まり、穏やかになった。
目抜通りから、商店街に入り暫く歩いた。
路に沿って立ち並ぶ木々の梢には、X'masを彩るイルミネーションが輝いていた。
路地を入り、すぐの建物に入りエレベーターのボタンの4を押す。
密室となった箱は、ボクらを4階まで引き揚げた。
開かれた視界には、これからボクらを祝う歓喜の扉が広がった。
ボクは、重い扉を開いた。

(ふたりの宴)

~6500円のコース~
○軽く燻製した氷見の寒ブリ
○ジャガイモをまとった白子のソテー
○しらすとブロッコリーのオレッキレアからすみがけ
○蝦夷鹿煮込みのパムパムラム
○アイスランド産子羊のローストアンチョビソース
○デザート

料理は、コースに決めていた。
数あるワインリストの中から、赤の手頃なものにした。
テーブルはキャンドルが灯され、X'masを穏やかに盛り上げてくれた。
「クリスマス、オメデトウ♪」

キミはブラッディーオレンジで、乾杯!
苦みさえ感じる濃厚な味わいが特長的だった。

まず、燻製の寒ブリが提供された。
芳ばしい、燻製独特の風味が適度に脂ののった寒ブリの味わいを、別の次元へと昇華した。

自家製のパンは、一見バゲットと思った。
柔らかい食感、コクと深みの味わいは…
パン単体で楽しめた。
なくなると、すぐに皿に提供してくれた。

コロッケと思ったひと品は、白子がふんだんに使われたソテー♪
生臭さ、くどさは全くなく、なんとも言えない味わいだった。
例えると、脂を使っていないクリームコロッケ…
と言ったら、それまでか!
豊潤な味わいが、鼻腔を突き抜ける。
これは、非常に美味しかった♪

違った味わいのパスタ2種の食べ比べとなった。

ひと品目
「しらすとブロッコリーのオレキエッラからすみがけ」
濃厚な味わいのカラスミだが、淡白なしらすと上手くまとまっていた。
しらすの味わいが消されることなく、濃厚なソースがパスタに絡んだ。

ふた品目
「蝦夷鹿煮込みのパスタ」
先の料理と違い、比較的癖の少ない鹿肉がパスタをまとめた。
主張が少ない料理となったが、先のパスタとまた違った味わいだった。

メインディッシュ
「アイスランド産子羊のロースト アンチョビソース」
今回のコースのハイライトとなる料理は…
芳ばしくローストされた、柔らかな子羊♪
アンチョビソースが、肉に馴染んで深みある味わいだった。

Dolceは、カタラーナ、ピスタチオのブリュレにした。
表面は苦味が強く、中が濃厚で非常に甘かったのが共通していた。
ボクが、好きなスィーツの味だった。


ホールを担うオーナー、料理を切り盛りするシェフは兄弟だった。
息の合う「流れ」を感じた。
一見、無愛想に感じたホールのオーナーは…
笑顔こそ少ないが、客への気配りは一流だった。

料理と会話に夢中になっていたら、すでに時間は9時を回っていた。
10組入れば満席の店内は、いつの間にか客で一杯だった。
そして、それぞれの今を楽しんでいた。


(イカロスの翼)

とれた翼は、その時、ボクの背についてたかも知れない。
たとえ翼を手にしたとしても、着実に翔んでいくことができる…と勘違いした。
なぜなら翼は、ボクだけのものではないからだ。
大切なボクのキミへ…
遠くにいても、気持ちはいつもそばにある♪


  • 建物の4階にあった。

  • エレベーターを降りると、重厚な扉が、眼前に広がった!

  • 本日の口開けの客となった!

  • 各テーブルは、キャンドルが灯されていた♪

  • テーブルセット

  • ワインのキルク!

  • ワインは赤の「テロルデゴ・ロタリアー」。辛口で酸味があった♪

  • 「ブラッディーオレンジ」苦みを感じる、かなり濃厚で重みのある味わいだった!

  • 「軽く燻製した氷見の寒ブリ」は、燻製特有の芳ばしさが寒ブリにまとった♪

  • 自家製のパンは、柔らかく豊かな味わいで、それだけでいくつも口にした。

  • 「ジャガイモをまとった白子のソテー マラビアータソース」は、白子かわなんとも濃厚で、脂の使っていないコロッケのようだった。旨い!

  • 「しらすとブロッコリーのオレキエッラからすみがけ」は、からすみの個性が突出することなく、全ての素材が上手にまとまったパスタ♪

  • ミネラルウォーターは、ハーフサイズのボトルで、注がれた!

  • 「蝦夷鹿煮込みのパスタ」パスタが続いた。これも旨い!

  • 「アイスランド産子羊のロースト アンチョビソース」は、臭みのない肉が濃厚なアンチョビソースと一体となった♪

  • 「ピスタチオのブリュレ」あくまで濃厚、苦味があって、甘い!

  • 「カタラーナ」は、カラメルの苦みと、かなりバターの味わいが強いバニラアイスだった♪

  • 「カプチーノ」は、苦みが強く、デザートの甘さをリセットしてくれた!

  • 「ホットティー」芳醇な味わいだった!

  • そして、聖夜は続く…

2015/06/20 更新

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