『モロッコ旅行(その2;青い街シェフシャウエン)』ダイアンサスさんの日記

ダイアンサスの外食日記

メッセージを送る

日記詳細

 シャフシャウエンは,モロッコ北部の山中にあります.
 斜面に形成された旧市街は,家の壁や路地の階段が多彩な青(水色〜深い青色)で染められています.この青い街並は,『おとぎの国』と絶賛され,世界中の旅行者の憧れになっています.日本でも,数年前にTV番組で紹介されてから,徐々に知名度が上がってきました.

 実際に行ってみると,本当に青い!
 非常に幻想的で,非現実感がありました.映画のセットやテーマパークのようでありながら,実際に人が暮らしているのがスゴイ! 特に,人の少ない早朝や夕方が良い感じでした.

 旧市街はこぢんまりとしているので,街歩きにピッタリです(斜面なので,けっこうアップダウンがありますが).また,マラケシュやフェズほど俗化していないので,客引き等もほとんどありません.居心地も良かったですね.
 この街,かなり気に入りました.今回は1泊のみでしたが,連泊してノンビリ過ごすのも良いと思います.

 ちなみに,青い理由として最も有力なのが,その昔スペインから追われシェフシャウエンに住みついたユダヤ人によるもの,という説です.ユダヤ教にとって青が神聖な色であったことから,家や道を青色に染めたんだそうです.その後,ユダヤ人のほとんどはイスラエルへと移住しましたが,街を青色に染める習慣だけは残ったということです.
 その他,虫除けのため,なんていう現実的な説もあるそうです.
ページの先頭へ