Chandlerさんのマイ★ベストレストラン 2011

御託のグルメ

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

手打 たけうち (鹿島田 / そば、鍋)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2011/05訪問 2011/05/06

古市場銀座の宝

駅から遠いのは、うまい蕎麦屋の条件である。まずこれを満たしている。
地元の人はさておき、よほどの蕎麦好き以外は、わざわざこんな辺鄙な駅で降り、徒歩10~15分もかけてこの店へ足を伸ばすことはないと思われる。

駅前の賑やかな商店街を抜け、段々と住宅が増え、寂れた街路へと続く。「古市場銀座」と掲げられたレトロな街灯を見ると、昔はもっと賑やかな商店街だったのかもしれないと想像できる。

テーブル席がほとんどで、カウンターも少しあるがたぶん余程混雑しないと使われないのではないか。
BGMはジャズ。たぶん店主の趣味であろう。が、最近手打ち蕎麦の店にはジャズが流れていることが多いようだ。

スーパードライ中瓶500円。陶器のグラスで飲むビールはあまり好きではないのだが、ここのは悪くない。
日本酒やビールを頼むと、揚げ蕎麦、お新香、蒲鉾など、その都度ちょっとしたつまみを出してくれる。
これはサービスのようだ。あとでレシートを見たら計上されてなかった。

つまみは、
・そば味噌焼400円 しゃもじにのせて炙ったもの
・合鴨串焼(2串)600円 やわらかくておいしい
・合鴨ささみ山葵500円 山葵との相性が抜群
・蕎麦豆腐400円 弾力がありしっかりとした豆腐

日本酒へのこだわりも、名蕎麦店の条件である。

・郷の誉(さとのほまれ)純米大吟醸500円 安い。すっきりめでうまい。 
・八海山原酒※限定品500円。やや甘めだがおいしい。
・久喜寒梅 活性にごり濁酒 どぶろく600円 
・出羽桜吟醸酒500円 香りがよい。甘い。

「数に限りがある」という手挽きそばは800円。「手引石臼で玄蕎麦を粗挽きした蕎麦の香り高いお蕎麦です。粒子の粗い粉が含まれ穀物の味が鮮明に感じられます」と、メニューに書いてある。コシがあり、やや黒っぽく、細くて(日によって、やや太めだったりバラバラだが)、きっちりと冷水で締めてある。素晴らしい蕎麦だ。

もうひとつの石挽きそば600円。「全国各地の玄蕎麦を石臼で挽き立てを28(にはち)で手打ち」とのこと。こちらは手挽きと比べるとやや白っぽいが、負けず劣らず良質な蕎麦だった。

蕎麦湯は白濁してとろみがある。これも抜群。


  • 生うに
  • 焼き蚕豆
  • (説明なし)

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2位

上州屋 (鹿島田、新川崎 / 海鮮、居酒屋、天ぷら)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/05訪問 2013/05/18

心地の良いカウンター席

■2013年5月
たしかここはゴールデンウィークも営業していたと思い出し、久しぶりの訪問。
この店はメニューが毎日変わるのがすごい。それも○○産ときちんと細かく書いてある。このようなメニューだとどれを頼もうかと選ぶのも楽しい。

貝づくし3点900円、まぐろ3点900円、埼玉田セリおひたし450円、菊正宗 樽酒510円、うにみそ400円、春の山菜揚げ650円、幻魚(ゲンゲ)煮付け550円。魚もいいが、天ぷらもとてもいい。

■2011年5月
鹿島田にはすごい店がある。手打ち蕎麦のたけうちにも驚いたが、上州屋にはもっとびっくりした。

家族連れの多い日曜日はさすがに混雑して入れないのではないかと思われたが、逆L字型のカウンター席には2人しか客がいなかった。ただし、私が座ってからすぐに客が入っていっぱいとなった。カウンター以外は座敷のようでかなり広そうだった(中を見ていない)。多くの人が飲んで騒いでいる声が聞こえた。

生ビールは大ジョッキなのがいい。キリンで770円。
日本酒は珍しい地酒があるわけではない。菊正宗しかない。しかし、そんなことはどうでもいい。この店は、日本酒を飲みにくる店ではない。魚料理を食べるための店である。

メニューがすごい。あれもこれも食べたいが、とりあえずは、「本日のおすすめ品」の中から、まぐろ3点盛り900円(インド鮪中トロ・赤身・めばち鮪ぶつ切り)と貝づくし3点盛り900円(つぶ貝・生カキ・たいら貝)を注文。

頼んだものは比較的早くスムーズに出てきた。

マグロは900円にしては量も多く新鮮でまあまあだった。貝づくしは、生カキがおいしかった。大きくはないが味が濃厚だった。あとからきた客は生カキばかり注文していた。

ビールの次は、梅冷酒400円というのを飲んでみたが、これは日本酒で作った梅酒で、私には甘くて好きな味ではなかった。

メニューには産地が書かれている。根室産のバフンうに700円を食べたら、日本酒が飲みたくなった。菊正宗生酛造りしぼりたてグラス420円。
続いて、菊正宗佳撰(2級)赤ラベル300円を燗で。

酒が進むと食も進む。

長崎対馬のノドグロ姿煮付850円は絶品。天然せりおひたし450円もすごくいい。私の好きなニラおひたしを抜いた。これはうますぎてお代わりしてしまった。愛媛 塩ゆでナガラミ貝550円は初耳で食べたこともない。注文したら、料理人がわざわざ私のところにきて、「これは砂が入っていて少しジャリジャリするけどいいか」と丁寧に説明してくれた。とうふ味噌漬け300円は、沖縄の豆腐ようみたいな味。日本酒に合う。ねぎぬた300円も美味。

カサゴ煮付け700円は大きいがノドグロに比べて淡白な味。

小海老味噌汁550円は、小海老といってもアメリカザリガニぐらいの大きさのエビ。いい出汁が出ている。

テンポ良く出てくるので、気持ちがいい。メニューを眺めていると、次々とオーダーしたくなる。駅から遠いがまた行ってみようと思う。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

旬菜厨房 (綱島、新綱島 / 居酒屋、イタリアン、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2011/05訪問 2011/05/12

味のわかる方はどうぞ

★5/14で閉店とのこと。http://twitter.com/#!/SHUNSAICHUUBOU

■2011年5月

ジェノベーゼ・ピッツア、やはり最高。「味のわかる方はどうぞ」といっても、あと2日しかない。

■2011年4月
ピッツァ・ジェノバソース1800円。ジェノバソース(ジェノベーゼ)とは、イタリアのジェノバで生まれたソース。バジルに松の実、チーズ、オリーブオイルなどを加えて作る。つい先日テレビでジェノバの街を巡る番組の中でこのジェノバソースが紹介されていた。それを見て、食べたくて仕方なかった。さすが旬菜厨房、ちゃんと私のために用意してくれていた。想像以上にうまかった。

日本でいちばんおいしいトマトと呼ばれているらしい高知県徳谷トマトを食べさせてもらった。まだ少し早く、あと2週間ぐらいでもっと甘くなるという。これでもかなり甘くておいしかった。

■2011年3月

かつて、この店の本当のよさを理解できなかった私は本当にマヌケであった。

居酒屋と思って入ると「高い」と思う。それで前回は私も間違った感想を覚えてしまった。
この店は居酒屋ではない。チェーン店の居酒屋風でもなければ、庶民的な日本風の昔ながらの居酒屋とも違う。
単なるイタリアンでもないし、本格的なイタリアンでもない。
フレンチでもないし、ワインバーでもない。

あえていえば、それらの枠を超えた店で、ジャンルは「旬菜厨房」だというしかない。
しかし、何でもありの中途半端な店とも違う。そこらの居酒屋やイタリアンのレベルとは比べものにならない。

「気軽に高品質」というのが、この店のポリシーのようだ。
従って、安くはない。しかし、質は高い。安くて質もよくないチェーン店の居酒屋やどこにでもあるイタリアンとは一線を画す料理店である。

何がいいって食材と料理がすごい。店名が「旬菜厨房」であるから、「菜」にはものすごくこだわっている。サラダは千円台前半の値段だが、ボリュームもあり、使われている野菜がその辺の店で出てくる野菜とはまるで違う。季節によって違うが、冬は紅心大根という珍しい大根が出てくる。これは中が紅くてまるでスイカのような大根である。甘みがあってとてもうまい。ミラノカブなんてのも絶品だ。アメーラという高糖度トマトも最高だった。
野菜もいいものを使っているが、ドレッシングもまたすごい。味が突出せず、かといって何の主張もないドレッシングとも違う。

パスタもいい。ペンネなどはなく基本的にはスパゲティのようだが、ペンネでないおいしいアラビアータを私はこの店で初めて食べた。ピザもいい。私は日本で食べられるピザであまり感心したことはないのだが、ここのは本当にいいと思った。

■評価訂正★★→★★★★

■2008年4月「高級居酒屋?」
東急東横線綱島駅東口から徒歩1、2分。大通りから少し入った路地だが、居酒屋、インド料理屋、ラブホテルなどが集まる一角。居酒屋ひろが入っているビルの2階。外階段で上がる。隣はラホールというインド料理の店。

比較的最近オープンしたんじゃなかったか。それとも私が知らなかっただけか?私の記憶ではこの辺には、サウナか北海道料理の店があったと思う。

壁際のカウンター席に座り、メニューを眺める。第一印象は「つまみが高い」。どの料理も1000円~3000円ぐらいだ。普通の居酒屋なら500円とか600円ぐらいではないかと思われるちょっとしたつまみがこの値段である。

とりあえず一番安いもの(なんだか忘れた)を頼み、酒を飲んで、そそくさと店をあとにした。
懐具合に余裕があるときにまた出直したいと思う。

  • ジェノベーゼ・ピッツア1800円★★★★★
  • 高知県徳谷の日本一のトマト★★★★
  • ピッツァ・ジェノバソース1800円★★★★

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4位

角平 (平沼橋、高島町、戸部 / そば、天ぷら、丼)

6回

  • 夜の点数: 3.2

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 2.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥5,000~¥5,999

2023/06訪問 2023/06/16

最悪の席

久しぶりの角平。
食べログの記録によると、約1年半ぶり。
いつもは駅から歩いて行くが、今日は時間がないので、横浜駅西口からタクシーで向かった。角平の前の道路がUターン禁止になっていると言われ、だいぶ大回りさせられた。料金はちょうど1,000円だった。
午後3時過ぎ、まだ多少の客が残っていた。
店員のおばちゃんの誘導で、厨房側の2人テーブル席に案内された。
ここはハズレ席だ。暗くて、雰囲気がよくない。
角平は雰囲気がいいところが最大の長所なのに、この席は最悪だ。
私が入ってから、客は次々に帰り、ガラガラとなった。
ちょうど悪いタイミングで入ってしまったようだ。

瓶ビールキリンラガー中瓶
3時過ぎのメニューから。
水茄子750円
フルーツトマトの土佐酢漬け380円
天豆が売り切れで枝豆

4時ごろガラガラになった。
禁煙。私が通い始めた頃はまだ喫煙可だったが、「禁煙化すべき」とずっと訴え続けた結果である。
山本純米吟醸ピュアブラック1合秋田県1150円
すっきりしてるのにコクがある
もう少し色々飲みたかったがこの最悪の席では長居ができない。
つけ天
そばは相変わらずの機械打ちのどうということのないそば。立ち食いそばよりはマシと思っておいた方がいい。ここのそばをすごく褒めているひともいるが、そばのことを何も知らないとバレるだけなのでやめておいたほうがいい。若い頃の私がそうだった。知った顔して蕎麦を語っていたが、今思うと何もわかっちゃいなかった。とはいえ、いまでもよくわかってはいない。この年になってようやくわかったのは、蕎麦の世界は奥が深いということだ。街蕎麦のそばを食べて一端の通の如く語っているようでは、まだまだ間抜けなひよっ子ということだ。もちろんこれは私のことを言っているのである。

年越しそばの時季だが、特に年越しそばには興味はない。
ただ嫌なのは、「年越しそば」という言葉に釣られて来店する客で混雑していることだ。
角平もいつも以上に混雑していると思われたが、平日の午後4時ごろは、まだそれほどでもなかった。

テーブル席もアクリル板で仕切ってあり、風情も台無しである。
この店は、蕎麦を楽しむというよりも、店の雰囲気を楽しむ店なので、早くコロナが収束して欲しいものだ。

生ビール中ジョッキ 630円(税込)
ジョッキが凍ってないのであまりうまくない。
つけ天 1,260円
そばは相変わらずの街そばの機械打ちレベルだが、シャキッとした細めの蕎麦で美味しく食べられる。
田酒1合 1,150円
田酒にも色々あるものだ。

支払いは現金のみ。
これから年末に向けてかなり混雑するものと考えられるので、年が明けたらまた行きたい。
いつの間にか「全席終日禁煙」の店になっていた。
いつもは空いてる3時半なのに、今日は混んでた。
だからずっと昔から私は、「全席終日禁煙」にしなさいと言っていたのだ。
「禁煙にしたらお客さん減っちゃうんじゃないの?」
「そんなことないよ。喫煙客が減る分もっと禁煙客がくるよ」
そのとおりになったではないか。
ガラ空きの時間帯に客が押し寄せ、いつもなら、「お好きなお席へどうぞ」と言ってくたのに、今日は言ってくれない。
端っこのテーブル席に案内された。

ビールは秋味もあった。
枝豆は冷凍ではない本物の枝豆で、茹でたてであったかくてうまい。

ヤックスつけ天 1,560円
いつも自動的に「つけ天」を注文していたため、「ヤックスつけ天」というのがあることを知らなかった。
海老と野菜三品のつけ天だ。野菜がミックスで「ヤックス」か。セロリがミックスだと大変なことになる。
ちなみに、ミックスつけ天は海老とかき揚げで2,060円。

久しぶりの水なすもうまかった。

瓶ビール2本に日本酒も飲んでしまい、つけ天が出るころにはだいぶアルコールが回ってしまった。
従って、つけ天の味など記憶から消えている。
「蕎麦は最後」という固定観念があるため、こうなってしまう。
次回からは、先につけ天を食べ、それからビールや日本酒を飲むことにしようと思う。
平沼の角にあるから「角平」という。だったら「平角」でいいのではないか、と思うが、「平角なんてダメだ?ダメだと言うんなら、もっといい案を出しなさい!」と怒られて、それで出た案が「角平」だったのではないかと、私は推測している。

平日の午後3時半、ちょうどガラガラのベストなタイミング。
「お好きな席へどうぞ」と、おねえさんがおっしゃるので、小上がりの特等席へ直行。

久しぶりにきたら、おねえさん方は一新していた。
若くて元気のよかった今風の女の子の姿は見えなかったが、美人で働き者のおねえさんがいつの間にか混ざっていた。

田酒特別純米1合 1,050円
ここの日本酒は、このような有名銘柄のものが多いが、いい状態でおいている。注文すると、冷蔵庫から一升瓶を取り出し、目の前でおねえさんが注いでくれるのもいい。
板わさ 600円
日本酒に合うし、すぐに出てくる。盛り付けもさすが角平とうならせる。
下仁田ねぎの天ぷら 750円
季節物で午後3時以降しか食べられない。ぶっといネギなので一口では食べられない。

4時ごろに混んできた。

冬子椎茸焼き 700円
肉厚で絶品。
つけ天 1,260円
「元祖つけ天を久しぶりに食べたいな」とずっと思っていて、久しぶりに食べたら、「あれ、こんなんだったっけな?」というのが正直な感想。エビはコリコリというか、締まりすぎているような感じ。汁はアツアツでいい味だが、蕎麦を入れると、すぐに冷めてしまうのが残念。蕎麦はツルっとした機械打ちの街ソバレベルなのは相変わらずで、特に蕎麦には最初から期待していないため、がっかりはしない。

1/1〜5は休業。

■2017年1月
久しぶりの角平。禁煙時間帯が増えたようだ。この際、完全禁煙にすればいいのに。
初めて種ごみを食べてみた。普通のつけ天は海老天が汁に浸かって出てくるが、種ごみつけ天は別皿で海老天が2本出てくる。種ごみというのは、種(具)がたくさんという意味とのこと。 蕎麦は普通だが、汁がいい。

■2012年6月
とうとうやってきた水茄子の季節。この店で水茄子を食べなければこの店を語る資格はない。なんてったってこの店は、「水茄子屋」なのだから。
(毎年同じことを言ってます)

それはさておき、今日食べた穴子白焼き(1,000円)も悪くなかったが、最高だったのがカレー丼(700円)。怖いのでご飯は少なめにしてもらう。普通にカレーうどんのライスバージョンなのだが、鶏肉と玉ねぎがごろごろ入っていてややピリ辛の味付け。

日本酒は刈穂900円。やや甘口だが悪くない。

■2012年2月
はじめてハイカラを食べてみた。お店の人に「何でたぬきのことをハイカラって呼ぶんですか?」と聞いてみたが、「先代が考えたので知りません」との返事。あとで店のサイトを見たら、「きつねとたぬきの化かし合いにはしたくない」ということで、当時流行っていた『ハイカラ』という名称になりました」と書いてあった。ここの蕎麦はもしかしたら、冷たい蕎麦よりもハイカラのような温かい蕎麦のほうが合っているかもしれない。美味しかった。

■2011年9月
めごちときすの天ぷら800円。めごちのほうがやや味が濃い。私はきすのほうがすき。

■2011年6月
出た!絶品の水なす。(←去年と同じこと言ってる)
これを食べなくては、ここにくる意味が半減。

■2010年12月
そろそろ新蕎麦のはずだが、蕎麦はいつも通り。何度も言うが、ここの蕎麦は期待してはいけない。

穴子天ぷらはかなり大きく、ふわふわに揚がっている。 日本酒のつまみには最高。

■2010年10月
そろそろ新蕎麦かと思ってやってきたが、まだだった。

ビンビールとお新香から始めた午後2時半ごろはまだ混んでいた。3時前にガラガラになった。3時からのメニューの鴨焼九条ねぎを追加。1,000円と高いが、九条ねぎの青々しさ食欲をそそる。最後につけ天。「小いっぱい」と中へ通す声を聞くのが、最近楽しく思えるように成長した。

■2010年7月
「夏そばは犬も食わない」というらしい。従って今日はかつ丼にする。ごはんは少なめにしてもらう。肉が部厚い。2センチぐらいある。ただ、肉質はややかため。味はよろしい。

■2010年6月
出た!絶品の水なす。

■2010年2月
2時過ぎでガラガラだった。
今日のお新香はいまいち。頼むと「お醤油かけますか?」と訊いてくるが、私は面倒くさいのでそのまま「はい」と答えてしまう。そうすると醤油と味の素がかかってくる。味の素が嫌いな人もいるだろうが、そういう人は頼むときに「かけないで欲しい」と申告すればいい。私の子供のころは、醤油と味の素はセットが当たり前で、小皿に醤油をたらしたら味の素も振りかけるというのが、普通だった。これは私が悪いのではなく、親が悪いし、社会が悪い。詰まるところは、政治が悪いのである。

ミニ天丼(700円)を食べてみた。エビとかカボチャが入っている。カボチャはあまり好きではないので、評価が低くなった。

■2010年1月
今年最初の角平。3時過ぎに入り、いつもの特等席で、ビンビール、お新香、板わさを最初に注文。ここのお新香は絶品。キュウリ、ダイコン、ナス、ショウガ、奈良漬、どれも文句のつけようがない。武蔵屋なんかもここのお新香を少しでも見習ってもらいたい。日本酒は、谷川岳(900円)すっきりとしてうまい。

■2009年9月
2時半に行ったら、客はひとりもいなかった。とても嬉しい。
いつもの特等席に座り、まずは生ビールを飲む。水なすはもうなかった。お新香450円を注文。ナス、キュウリ、ダイコン、ショウガと奈良漬も入った豪華なセット。味もばっちり手抜きがない。

3時10分前ぐらいに他の客が入ってきた。おばちゃんに「まだ3時5分前だけど穴子の天ぷらはもう頼んでもいいかな?」と聞くと、「あ、5分なんてすぐだからもういいですよ」と柔軟な対応をしていた。5分過ぎたら「モーニングタイムはもう終りです」と断ってきた綱島の融通の効かないどこかの喫茶店とは大違いだ。

ビールを飲み終わって、日本酒にする。前にも飲んだ翠露にする。注ぎ終わってから、2センチほどの酒が残った1升瓶をテーブルの上に載せ、「よろしかったらどうぞ」とそのまま置いていってくれた。心憎いサービス。1杯目を空にして、その瓶の残りを注いでみたら、1合には満たない程度だがグラスからこぼれ落ちるほどの量があった。

角平の楽しみ方が漸くわかってきた。

○酒とつまみでくつろぎたいとき→角平(ただし、午後3時~4時のみ)
○本当においしい蕎麦を食べたいとき→小嶋屋

また★を増やさねばならない。

■2009年9月
生ビール一番搾り中ジョッキ600円。今日は水なす(600円)があった。サクサクでうまい。鳥わさ(580円)は大振りの肉で外側は火が通っている。地鶏焼き(850円)はジューシーで味もいい。

・水なす ★★★★★
・鳥わさ ★★
・地鶏焼き ★★★★☆

■2009年9月
数日前から角平のカツ煮が食べたくて仕方なかった。横浜駅西口から歩いて向かう。

3時を過ぎていたので、入口近くの小上がりは誰もいない。ラッキー。

日本酒は、翠露 純米吟醸 中取り袋しずく(長野県)900円。瓶の色がとてもきれいな酒だ。飲んでもそのイメージ通りすっきりとうまい。板わさ(450円)は、量は少ないが、厚めの切り方がよろしい。問題のカツ煮(950円)は、ボリュームがある。肉の厚さが1~1.5cmぐらいあり、軟らかくて美味。元々カツ屋だったというからうまいはずである。道理で蕎麦にはこだわりがない訳だ。

■2008年11月26日「角平の楽しみ方」
近頃〈角平〉の楽しみかたを模索している。このおよそ蕎麦のまずい〈角平〉で、いかに心地よいひと時を過ごすか、それが問題である。

今日は都合よく2時半ごろに入店できた。まだ客が少し残っていたが、座敷の一番席に陣取れた。
瓶ビール(キリンラガー中瓶)630円と先付け三点盛り500円を頼む。

この先付け三点盛りというのは、梅くらげ、大葉巻き、蕎麦味噌の3点セットだ。梅くらげは酸っぱすぎて酒に合わない。蕎麦味噌は唐辛子が入っているのか、なぜか辛い。

ここに座ると店内が見渡せて楽しい。今まで気づかなかったが、入口に「新そば」のポスターが貼ってあった。しかし、この店では新そばだろうが関係ない。

緑川のお燗530円を頼み、しばらくすると3時となり、客がほとんどいなくなった。すると、従業員も半分ぐらい帰ってしまった。このガラーンとした店内がいい。

3時からのメニュー、だし巻たまご650円を追加。お酒も月桂冠の熱燗に切り替える。
玉子は出汁があまりきいていないあっさりふわふわな玉子。

最後につけ天。はっきりいってこの店では「抜き」を頼むのが正解だと思う。ここの蕎麦は何度食べてもやっぱり普通のそばだ。要らない。

■2008年11月12日「蕎麦屋として評価してはいけない店」
評価の訂正を行ないたい。この店は蕎麦屋として評価してはいけないのではないかと思うようになった。強いていえば天麩羅屋。それなら、星が少し増える。蕎麦屋としてはやっぱり評価は低い。

となりの人は常連客のようだったが、来店するなり「鍋焼きうどん、極熱で!」でと注文していた。それで正解なのではないか。蕎麦を注文する必要性が見当たらないのだ。

今日は2時すぎに行ってみたら空いていたので、日本酒からはじめることにした。緑川正宗の熱燗。そして、板わさ。お新香が品切れだったのが残念。珍しいので姫サザエも食べてみたが、これは別段うまくはない。

ミックスつけ天にした。海老とかきあげが付いてくるが、かきあげはイマイチだった。蕎麦もやっぱり「?」。これなら海老の天麩羅だけでいい。あるいは、天丼とかカツ丼とかを頼んだほうがいいかもしれない。

店の雰囲気はいいのだ。だから評価を少しだけあげる。

■2008年6月「普通の蕎麦屋」
この店が流行っている理由は、蕎麦の味を知らない人が多いからなのか、あるいは、古い店の雰囲気を楽しめる粋な人が多いからか、どちらかだと思う。蕎麦は普通の街の蕎麦屋のもの。特筆すべき点はひとつもない。つけ天も何年か前に食べてがっかりした記憶がある。唯一私がこの店を訪れる理由は、店の雰囲気のよさだ。混雑してない時間帯に行きたいものである。
■2017年1月
久しぶりの角平。禁煙時間帯が増えたようだ。この際、完全禁煙にすればいいのに。
初めて種ごみを食べてみた。普通のつけ天は海老天が汁に浸かって出てくるが、種ごみつけ天は別皿で海老天が2本出てくる。種ごみというのは、種(具)がたくさんという意味とのこと。 蕎麦は普通だが、汁がいい。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

三吉橋 小嶋屋 (阪東橋、伊勢佐木長者町、黄金町 / そば、天ぷら)

6回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥3,000~¥3,999

2023/12訪問 2023/12/14

小嶋屋の青春:あの日私は蝶になった

関内からタクシーで行くつもりだったが、なかなかこない。前の人は20分も待っているという。で、歩いた。でも歩くのは大変なので、途中でタクシーを拾った。そのタクシードライバーの話では、関内駅と桜木町駅のタクシー乗り場には、優良ドライバーしか入れないことになっているらしい。だから少ない。優良ドライバーは全体の10%ほどだという。神奈川県は、タクシー業界を潰しにかかっているのではないのか?

午後5時すぎに到着。口あけの客となった。

この店でビールを飲むのはもったいない。
最初から日本酒でいく。
竹雀(たけすずめ)純米無濾過生原酒1050円
岐阜県の酒。うまい。ほのかな甘み。小嶋屋で飲む無濾過は違う。別に死のうとしてたわけではないが、生きててよかったと思う。
焼きかき1150円
でっかい牡蠣。噛みごたえがある。
昔のやつはもっと小さいかったような気がする。
もずく350円
なんかいい味。
三冠純米無濾過生原酒1050円
これも岐阜県。少し色づいてる。こっちの方は勢いが感じられる。まるで清流を飛び跳ねる鮎のような勢い。好みから言えば、竹雀。
5時半にひとり次客。
もりそば 950円
いつもより若干太く切ってるような気がしたが気のせいか。
蝶のようにまいちん、牡蠣のやうにふるちん。
そうだ。まいちんに行こう。


小嶋屋には、30年以上前から通っている。
店の隣は今は駐車場になっているが、昔は建物があった。
この店に辿り着くまでに通り抜ける横浜橋商店街の風景もだいぶ変わってしまった。
昔は通しでやってたような気がするが、今は3時から5時はお昼休みとなった。
以前は、空いている時間帯の3時すぎによく行っていたと思うのだが、空いている時間帯が休みとなってしまったので、夕方の5時過ぎに行ってみた。空いてたのでよかった。

まず、ここのメニューが好きだ。
字が大きくて見やすいのだ。
最近は飲食店へ行くと、若い人が作っているせいか、小さい字のメニューが多い。彼らは自分たちが年取った時のことまで想像力を働かせることができないのだ。客の立場に立ってものごとを考えるというのはそういうことだ。これは商売の基本中の基本で、ビジネスを行ううえでの普遍的な大原則なのである。

日本酒のメニューもわかりやすくてよい。
厳選された日本酒を、とてもわかりやすく並べている。
少なすぎず多すぎず、ちょうどいい品揃えなのだ。
もう数十年もまえのことになるが、ここで初めて飛露喜の無濾過生原酒を飲んだときは、あまりの旨さにひっくり返りそうになったものだ。
るみ子の酒純米無濾過生原酒三重県 1,050円
昔、留美という部下がいて、まあまあ美人だったが、天然だった。
「るみ子」と「無濾過生原酒」という言葉に目が止まり、頼んだ。
ややキリッとしているのにまろやかで甘みと旨味がある。
トマトサラダ 900円
これは失敗だった。揚げ蕎麦が多い。これではサラダにならない。水菜も多い。トマトが小さく切ってある上に量も少ない。
春野菜の天ぷら 1,150円
たらの芽・ふきのとう・こごみ他、種類も色々で、量も十分にある。
十四代本丸 1,200円
私の嫌いな酸味はなく、旨味が口いっぱいに広がる。さすが十四代。
もり 900円
最高の蕎麦。私はこの店ではもり以外食べる必要はないと思っている。

6時過ぎまでガラガラ。
駅から遠いので人気ないのかも。
でも、私はこういう店が好き。
行列している店なんて、バカバカしくて並べない。
JR関内駅からタクシーに乗り、「三吉橋の小嶋屋まで」と告げたら、ドライバーが知らないという。
えっ、そんな有名店がわからない?
「三吉演芸場」「横浜橋商店街」という名所を付け加えたが、どちらもわからないという。
う、うそでしょ?
どうやら、新人のドライバーで、勉強中とのこと。

政府は食べログなどのアンケートを介し、飲食店の感染対策状況を利用客が報告する新たな仕組みを導入すると発表した。
感染対策がきちんとできているかどうかを食べログなどの利用客から情報を得て、違反店を指導するという。

大いに賛成である。
私など、どんどん通報する。

しかし、悪いのは飲食店側ではない。
ルールを無視している客が悪いのだ。
飲食店は今や喋りに行く所ではない。
しかし、マスク飲食など完全に無視されているのが現状である。
あとはもう複数人飲食禁止しかない。

前回、日本酒が飲めなかったので、また小嶋屋へ来てしまった。

旭菊(福岡)純米無濾過生原酒 990円(税別)
純米無濾過生原酒だが、やや酸味があり、すっきりとした味。もう少し味わい深いとよい。
穴子の天ぷら 1,100円
塩だけで食べる。天つゆのほうが好きだ。
もり 880円
この店では、もりで決まり。更科も田舎も不要。
食べる度に美味い蕎麦を食べたと思う。
やっぱり最初からこっちに来るべきだった。
太志を出て、すぐにここへ向かった。

11:45で10名以上の先客があった。
団体客。
いいのか?

とても涼しい。最初からここへきたほうがよかった。

もり 880円(税込)
更科と田舎もあるが、ここでは、もり以外食べない。
更科も田舎も食べたことはあるが、私の好みではない。
更科は弱すぎるし、田舎は強すぎる。
特に田舎は、先程食べた太志の10割蕎麦みたいなやつだ。
やっぱり細いのがいい。
太くて硬いやつより、細いほうがいい。

お腹が一杯になり、日本酒が飲めなかった。
横浜橋商店街を抜けて、三吉橋を渡ってすぐ。
コロナの影響か、横浜橋商店街はシャッターが目立つ。

なんと10年ぶりだ。
昔はよく訪ねたものだ。

蕎麦を締めに食べる必要などない。
私は最近そう考えている。
昔は日本酒など飲んで、最後に蕎麦を食べるのが粋だと思っていた。
今は違う。
誰かが勝手に決めつけた慣習など踏襲する必要などない。
蕎麦前ではなく、蕎麦後でいい。
最初に日本酒を飲んでしまうと、最後に蕎麦の味がわからなくなる。

もり 880円(税込)
従って、最初に蕎麦。手打ち。別格。久しぶりに小嶋屋の蕎麦を食べたが、相変わらずさすがだ。
キリンラガー中 660円
焼き味噌 220円
焼きかき 1100円
超王禄1045円
程よい酸味。
昔ここで初めて飛露喜を飲んだときほどの感動はないがまずまず。
旨みよりも酸味の方がややでしゃばっている。

昔は、実験で使うビーカーのような容器で日本酒を飲むのは少々抵抗があったが、今では、これが懐かしくていい。
★★★★★わかる人にはわかる 蕎麦の味★★★★★

■2011年1月

久し振りに田舎を食べる。田舎というのは、黒目の太い蕎麦。コシがあるのだが、私はやっぱり細い蕎麦のほうが好き。

日本酒は、丈径(たけみち)無ろ過生原酒800円。色は透明で、やや酸味。あまり好きなタイプの酒ではなかった。

■2010年11月
新蕎麦の季節がやってきた。今日の蕎麦の産地は、金砂郷(茨城)、西方(茨城)、弟子屈(北海道)。弟子屈のみ新蕎麦。

秋の天ぷらは、きのこの天ぷら(1,000円)。まいたけ、ひらたけ、しめじ、えのき、しいたけ。

そばがきのから揚げ(600円)を頼んでみた。なかなかいいのだが、中に桜海老が入っているのが気になる。ないほうがいいのに。

酒は、前回と同じ昇龍蓬莱。すっきりと濃いのと中間。割と好きな酒。

蕎麦は珍しく3色盛りを頼んだ。「さらしな」「もり」「田舎」の順に出てくる。田舎もいいが、やっぱり細めの「もり」がいい。

■2010年3月
今日の日本酒は、昇龍蓬莱(しょうりゅうほうらい)純米吟醸無ろ過原酒(神奈川)800円。どちらかといえば辛口。

つまみは、焼き味噌、空豆、春野菜の天ぷら。いずれも絶品。

ちょうど打ち台で仕事が始まり、手打ち、手切りの技を拝見させていただいた。

■2010年1月
今年初めての小嶋屋。ビンビール(キリンラガー)600円、生ビール(一番搾り)600円。量的にはたぶんビンの方が得。日本酒は飛露喜があった。

春野菜の天ぷら、焼き味噌、めかぶとろろ、もり、を注文。やっぱりここの蕎麦は最高だと再認識。

■2009年11月
そろそろ新蕎麦ではないかと期待しつつ、横浜橋商店街を足早に通りぬけ、小嶋屋へ。

幾分涼しくなったとはいえ、陽射しを受けるとまだまだ暑い。午後2時を過ぎたころ暖簾をくぐる。

最初はキリンラガーの中ビン(600円)。グラスもちゃんと冷えており手抜きがない。つまみはきのこの天ぷら(1,000円)。まいたけ、えりんぎ、ひらたけ、しめじ、えのき、しいたけ。

ビールの次は、日本酒。メニューには、いつもの丹沢山、えにし、〆張鶴、満寿泉、磯自慢、隆、松の司、東一などが並ぶ。飛露喜がなくなったようだ。代わりに亀齢萬年と秋鹿がラインナップに加わっている。亀齢萬年純吟生原酒(広島)800円を飲んでみることにした。「きれいまんねん」と読むらしい。純米酒らしい山吹色が少し入っている。柔らかいけど酸味も感じられ、なかなかバランスのいい酒だと思う。

最後はいつもの「もり」800円。ここでは田舎とか変わりそばとか頼んではダメ。もりに限る。3種の蕎麦粉をブレンドしている。金砂郷(茨城)、西方(茨城)、弟子屈(北海道)。聞いたところ、北海道のは既に新蕎麦だが、茨城はまだだという。11月中旬から下旬になるのではないかとのこと。

■2009年5月6日
久し振りに一本挽きの蕎麦が食べたいと出かけてみたものの、やはり祝日のため休業であった。仕方なくそのまま大通り公園を歩き、小嶋屋へ向かった。

そら豆700円と厚焼き玉子800円をつまみに、生ビール(キリン一番搾り)中ジョッキ600円から始める。日本酒は、根知男山純米吟醸原酒(新潟)800円。色は透明。すっきりした中にも静かなコクがあり、若干の酸味も感じられる。最後はいつものもり800円。何度食べてもここの蕎麦は抜群だ。

■2009年4月29日
久し振りの〈小嶋屋〉。祝日だったせいか、2時を回っても客が減らない。2時半になって漸くパラパラと帰り始めた。こっちは酒を飲みたいから、客は少なければ少ないほどいい。

最初は生ビール600円。グラス入りの一番搾り。これを一気に飲んですぐに日本酒のメニューを眺める。先ずはいつもの飛露喜にした。つまみは、春野菜の天ぷら、ホタルイカとうどの酢味噌和え、厚焼き玉子、らっきょう梅和え。

春野菜の天ぷらは、たらの芽、ふきのとう、こごみ、天豆、アスパラなど。軽めの衣でとてもうまい。厚焼玉子は、以前はホウレンソウか何か入っていたと思うが、今日のはほぼプレーンな感じの玉子焼きだった。少しだけ緑のものが混ざっていた。このほうがおいしいと思う。らっきょう梅和えは、らっきょうの細切りに梅を加えたもので、新メニューのようだが、これはいまいちだった。

日本酒は、十四代を追加。飛露喜と似ているが、もう少しすっきりとした感じ。飛露喜のほうがもっと重みがある。

最後にもり。やっぱり何度食べてもここのもりは最高だ。

・春野菜の天ぷら1000円 ★★★★☆
・ホタルイカとうどの酢味噌和え800円 ★☆☆☆☆
・厚焼き玉子800円 ★★★★☆
・らっきょう梅和え600円 ★☆☆☆☆
・飛露喜750円 ★★★★☆
・十四代800円 ★★★☆☆
・もり800円 ★★★★★


■2008年11月
三吉橋の小嶋屋に通うようになってもう何年経つだろうか?
こんなに何度も通った店は他にない。
横浜では唯一といってもいい何度も通う価値がある蕎麦屋だ。

私が考える名蕎麦屋の条件は次の3つだ。

1.蕎麦がうまいこと(当たり前)
2.こだわりの地酒を揃えていること。またきちんと保存していること。
3.日本酒に合う酒肴のメニューがあること。

小嶋屋はこれらを見事にクリアしている。

ここの蕎麦粉はだいたい3種の蕎麦粉をブレンドしている。その内容もいちいち店内に掲示しているのがすごいところだ。今日の蕎麦粉は、金砂郷(茨城)、森ファーム(茨城)、弟子屈(北海道)の3種だった。
私は、太めの田舎はあまり好きではない。また、あの白いさらしなも好まない。細めのもりのほうが好きだ。ここのもりは絶品だと思う。

日本酒を注文すると、焼き味噌がついてきたのだが、最近は100円の別料金となってしまった。それでも、元町一茶庵の525円もする焼き味噌などよりは断然いい。
最近、ご主人の顔があまり見られなくなったが、お元気なのだろうか?

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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6位

利久庵 (関内、伊勢佐木長者町、馬車道 / そば、天ぷら、日本料理)

4回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥3,000~¥3,999

2023/09訪問 2023/09/30

そば不要の利久庵

久しぶりの関内だった。
伊勢へ行ってしまったのだが、最初から利久庵にくるべきだった。

八海山五勺 490円
中新香 530円
上新香の小サイズ。
ウドとアサリの酢味噌和え小 650円
こちらも普通サイズは800円だが、小サイズで150円引き。
樽酒1合 750円
銀杏の塩焼き・揚げそば 780円
13粒だけど大粒でうまい。
(すべて外税)

前回に続いて、今回もソバは頼まなかった。
利久庵では、酒と肴だけ楽しめればいい。
ソバは機械打ちなので食べる必要なし。
金曜日の午後6時ちょっと前満席。5分ほど待たされて、奥の席に案内される。
日本酒の熱燗と思っていたが、店内満席の熱気で暑く、サッポロの大瓶(850円外税)に。
お通しは岩のりで50円(外税)。 
上新香を頼んだら、「少なめのちゅうしんこにしておきますね」、とおねえさんが言う。
「ちゅーしっこーってなーに?わかんなーい」と、答えようかと思ったが、恥ずかしいのでやめて、「はい」と答えた。
へぇー。中新香なんてあったのか。メニューには書いてないけどな。裏メニューか。(レシートには、「中新香530円外」と印字されていた)
たる酒(1合)750円(外税)
うどと浅蜊の酢味噌和え 800円(外税)
最高。
添えられたわけぎもいい。日本酒に抜群に合う。
そら豆と新じゃが 850円(外税)
谷中セロリきゅうり 820円(外税)
金山寺味噌が辛い。
やっぱり、この店では、そばを頼む必要がない。
しめにそばなど要らない。
大体なぜ〆る必要などあろうか?
ゆるゆるのままでいいではないか。
せっかく酒を飲んでいい気分で酒の肴をいただいている。
その上になぜ機械打ちのそばで〆る必要があるのか?
〆なくてもいい。
ゆるゆるのままでいい。
ごちそうさまでした。

なんと10年ぶりだった。
火曜日の16:30。冷房効いてる。
中途半端な時間のためか、まだ空いている席がちらほらある。

とにかくこの店は、相変わらず店の雰囲気がいい。
エプロン姿の女性従業員の動きがテキパキとしていてとても感じがいい。

瓶ビールは大瓶で、キリン・アサヒ・サッポロの3種類を揃えている。
中瓶と小瓶はサントリー。
生ビールはなし。
サッポロBLACK LABEL大瓶 825円(税込)
この3種類の中では、最近はサッポロ黒を選んでしまう。
一品料理から、谷中生姜 825円、鰹の刺身 1.650円、など。
谷中は時期を過ぎているのでやや辛いがまだ食べられた。
水茄子はスライス済み。お新香みたい。
厚焼き玉子が甘い。
5時半ごろから混んできた。
話し声も大分賑やかになる。
蕎麦は食べずに出ることにした。
機械打ちのそばなので食べる必要もない。
■2013年9月
利久そばは、温かい蕎麦。海老、しいたけ、玉子、カマボコ、ほうれん草(?)などが入っている。おかめそばみたいなもの。

そのうちに、蕎麦以外の、カツ丼、天丼、親子丼なども食してみたい。

■2011年12月
牡蠣そば1300円。温かいそばのつゆは薄味。

■2011年10月
蕎麦屋のカレーはうまいという説がある。そうかもしれないと思いつつも、どうしても蕎麦とカレーが合うような気がしない。カレーうどんなら悪くないとは思う。しかし、先日、カレーうどんよりもカレー蕎麦が好きだという人の話を聞いて、ちょっと試してみたくなった。利久庵のカレー蕎麦は「カレー南ばん」と「つけカレー南ばん」がある。つけカレーというのは、カレーと蕎麦(せいろ)が別々出てきて、ラーメンでいえばつけ麺みたいなものだ。これを食べてみたが、想像通りだった。やはり蕎麦にカレーは合わない。

■2011年9月
うるめいわし(土佐)550円。やや硬い。うるめいわしは、目が潤んでいるように見えるから「うるめ」いわし呼ぶのだと聞いた。つまみと酒だけで、今日は蕎麦は食べず。

■2011年4月
震災後、街は活気を失ったように見えるが、この店は相変わらず元気だ。

■2010年12月
今日はせいろ。やっぱり新そばだといつものここの蕎麦よりも数段うまい。まるで別物だ。

今日の酒のつまみは、いなごの佃煮(山形県真室川産)がうまかった。小海老の唐揚のようなサクサクとした食感で、日本酒に合う。いなごといえば、子供のころよく原っぱで捕まえたものだが、こんなにうまいとは思わなかった。全長2~3cm。見た目はグロテスクでバッタだと思うと食べにくいが、海老の一種ぐらいに考えれば食べられる。

■2010年11月
待ちに待った「新そば」の貼り紙が見えた。さっそく入る。

この店は何がいいって、まず店の雰囲気がいい。たいへん落ち着く。ただし昼どきは混雑するため、避けたほうがいい。

そして、次にいいのは、酒のつまみ。色々あるし、こだわりの一品、凝ったものを出す。今日感心したのは、生ゆばのわさび正油。今まで食べた生ゆばなんてどれもこれもうまいと思ったことはないが、これはうまい。それはそのはず知る人ぞ知るあの野毛吉原の豆腐屋のものだ。

アホウなことに、またつけ天を頼んでしまった。せいろにしておくんだった。

■2009年8月
平沼橋の角平へ行ってみたら夏季休業だった。そうだよなぁ。夏に蕎麦なんて食べるほうが間違っている。休んで当然。こっちが悪い。でも、蕎麦はまずくても蕎麦屋で酒を飲みたい。近くには良庵があるが、午後3時ではやっていない。田中屋では役不足だし、少し遠いが関内の利久庵まで歩くことにした。

ランチ客も姿を消したガラガラの店内、酒を飲むにはちょうどいい。最初にビールを注文すると、「キリンでしたか?それとも…」と聞いてくる。もちろんキリンを選ぶが、この「…でしたか?」という聞き方がいい。大ビンで700円。つまみは板わさ600円と厚焼玉子(自家製)550円。ここの板わさは、小田原丸うのもので歯ごたえが強くとてもおいしい。厚焼玉子はふわふわし過ぎて私の好みからは少し外れる。

酒を飲んでいると、従業員が「ご覧になりますか?」と週刊誌をもってきてくれるのが嬉しいサービス。

普通はここでは「せいろう」を頼むが、角平のつけ天が頭から離れなく、つけ天1365円を注文。(って、前回も同じだったような…)あちらはエビを温かい汁につけたまま出てくる。こちらは冷たい汁に野菜の天ぷら…これってただの天ざるじゃないの?(って、感想も同じ)

帰る直前にメニューが切り替わり、夜のメニューが出てきた。ちらっと見たところ、つまみの種類が増えている。和風トマトサラダ600円、小柱の酢の物850円、谷中生姜、セロリ、胡瓜650円、焼き茄子680円…。

今度は夜きてみよう、っと。

■2008年11月
禁煙になったのは素直に誉めてあげたい。

残念ながらビール(プレミアムモルツ)があまり冷えてなかった。私はビールはキンキンに冷えてないと満足しないタイプなのでこの点はマイナス。
お燗(菊正宗)550円を頼んだら今度はぬる過ぎてダメだった。ぬる燗好きもいるだろうが、私は熱燗のほうが好きだ。

極上塩辛480円は、相変わらずうまい。ゆずを散らしてあるところがまたいい。
いつも蕎麦はせいろう800円を注文するが、今日は珍しくつけ天1365円を頼んでみた。つけ天といえば〈角平〉が有名だが、あちらはエビを温かい汁につけたまま出てくる。こちらは冷たい汁に野菜の天ぷら…これってただの天ざるじゃないの?

「新そば」のポスターは貼ってあったが、なぜか蕎麦は以前よりもやわらかくなったような気がする。記憶ではもっと冷麺のような歯ごたえの蕎麦だったと思うが、これも新蕎麦のせいだろうか?
好きな店だし、禁煙になったのは非常に喜ばしいことなのではあるが、総体的な評価が少し落ちた。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

豚の味珍 (横浜、神奈川、新高島 / 豚料理、ホルモン、居酒屋)

27回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2024/02訪問 2024/02/15

やかんの飲み過ぎはいかん

もう昧珍の「やかん」の説明をする必要はないと思うが、一応説明しておくと、「やかん」というのは、焼酎のことだ。いつも「やかん」から始めるので、何も言わなくても「やかん」を注がれてしまう。「いやんばかん」と言っても、注がれてしまう。別にいいけど。
チェイサーは「お茶」だ。「お茶」というのは、昧珍では、缶のウーロン茶のことだ。お茶でやかんを割ってもいいけれども、普通は梅割りで飲む。

昧珍のピータンはトロトロでおいしい。塩をかけて食べる。
ピータンがトロトロ、ピータントロトロ、ピートロ、ピートロ、ピートロトロトロ、となる。

お皿は、今日は耳にした。豚の耳だ。これもトロトロでうまい。
トントロトロ、トントロトロ、トントロ、トントロ、トトロ、トトロ、となる。

梅割りはおいしいけれど、飲み過ぎはやかんでー。
煮込みが始まった。
涼しくなったからちょうどいい。
写真には豆腐しか見えてないが、にんじんや大根など色々入ってる。
スープもおいしくて、全部飲んじゃう。
冬の昧珍に来たら、まずこれだな。
やっぱり昧珍の煮込みはうまいちん。

★禁煙★
重大なことなので投稿したいと思う。

ネットの情報では、22時までの営業となっているが、現在は23時まで営業。
現金のみで、カードは使えない。
禁煙


以上

なお、今日食べたのは、ラッパ菜とピータンとミミ。
もちろん飲み物は、ヤカンだ。
相変わらずの店の雰囲気のよさに、ヤッカンベーとしたい気持ちでいっぱいだった。
串武から出てきたら空いていたので入った。
もうお腹はいっぱいなので、やかんとラッパ菜。
味なんてどうでもいいんだよ。
この店の雰囲気だよ。
最高だ。昧珍。
今日のやかんは梅割りで決めた。
野毛のあさひやがなくなってしまった今、浜の梅割りは昧珍が守るしかない。

横浜駅周辺の飲食店といえば、チェーン店ばかりで嫌になる。
そんな中、狸小路の昧珍は個人店だから安心して入れる。
チェーン店なんか行ってられない。
8時すぎ、本店は空いていた。ゆっくりと静かに飲めると思ったら、4人グループが入ってきた。

やかん、ラッパ菜。
久しぶりのラッパ菜はうまい。
やかん(焼酎)も1杯半飲んだ。
ピータンを追加し、最後はカシラのぶつ切り。


★完全禁煙 No smoking★
久しぶりの昧珍。
夜8時半、珍しく誰もいない。
何も頼まなくても出てくるヤカン(焼酎)とお茶(烏龍茶)。
ラッパ菜、ピータン、足。
誰もいなくても雰囲気最高。
やっぱりうまいちん。

No smoking
完全禁煙
神奈川県も、1月21日から2月13日までの間、まん延防止等重点措置の適用を決定した。
「またか」とも思うが、私はあと1~2週間で「緊急事態宣言」が再び発出されるだろうと読んでいる。
そうなれば、この昧珍も再び休業となる。
昧珍の店長から「再びこんな事態が起これば、店を辞めざるを得ない」という言葉を聞いたのは、1年以上前のことだった。

このところ混んでいる日が多かったが、今日はさすがにガラガラだった。

次はいつこれるだろうと考えながら、やかん(焼酎)の梅割りを飲み、ラッパ菜をつまみ、かしらのぶつ切りを食べた。

ある日、女の子に昧珍の話をしたら、「耳とか尻尾とか、そんな気持ちの悪いもの食べたくない」と言われてしまった。
だから、昧珍にはひとりで行くしかない。
緊急事態宣言が解除され、横浜駅の混雑ぶりは最悪。
人が増えれば、コロナも増える。
GO TOキャンペーンだなんて、今思えば本当にバカなことやったもんだ。
狸小路も賑わいを取り戻し、みなと刺身専門店などはいっぱいで入れないことも多い。
味珍はこれまで比較的空いていたのだが、この店も大分客が増えてきた。

頭のぶつ切り、やっぱりうまい。
ピータンも、やっぱりうまい。
ラッパ菜も、もちろんうまい。

でも、いちばんいいのは、店の雰囲気。
客が増えれば、それも台無し。
みなと刺身専門店へ行ったら、人でぎっしりだった。
コロナ感染が怖いので、昧珍へ避難した。

かしらぶつを頼む。
猪頭肉 720円
やっぱうまい。
ピータンもいい。
ラッパ菜もいい。
ヤカンもいい。
静かでいい。

Nobody gonna take my head
I got speed inside my brain
Nobody gonna steal my head
Now that I'm on the road again

I'm in heaven again
I've got everything
Like a moving ground an open road
And everything

I love it and I need it
I seed it
Eight cylinders all mine
Alright hold on tight
I'm a highway star

Highway Star
Deep Purple
1972
狸小路のみなと刺身専門店は混雑し、他の客との合間にぎゅうぎゅう詰めに客を入れるため、たまらなくなり、すぐに出た。

みなと刺身専門店は異なり、昧珍本店はガラガラだった。

久しぶりのしっぽ
骨を出すのは面倒だがうまい。

ラジオからは、サイモン&ガーファンクルの「コンドルは飛んでいく」が流れていた。

Away, I'd rather sail away
Like a swan that's here and gone
A man, get's tied up to the ground
He gives the world its saddest sound
Its saddest sound..

El Condor Pasa
SIMON & GARFUNKEL
1970


コロナの感染拡大が止まらず、狸小路もひっそりとしていた。
中でも、この昧珍は、以前の賑わいが嘘のようだ。

みみ 720円
ねっとり感がたまらない。

So listen very carefully
Get closer now and you will see what I mean
It isn't a dream
The only sound that you will hear
Is when I whisper in your ear I love you
For ever and ever

There's a Kind of Hush
Herman's Hermits
1967


ラッパサイ
今日のはよく漬かっていた。
ピータン
今日のは新鮮そうなピータンだった。

Hot Legsだった。

Hot legs,
You're wearin' me out
Hot legs,
You can scream and shout
Hot legs,
Are you still in school?
I love you honey

Hot Legs
Rod Stewart
1977
みなと刺身専門店が混んできたので、まいちんへ。

豚の頭 720円
かしらぶつ。
普通のかしらよりも、ブツのほうが好き。

Your mood is like a circus wheel
You're changing all the time
Sometimes I can't help but feel
That I'm wasting all of my time

Over My Head
Fleetwood Mac
1975
みなと刺身専門店へ行ったら、混雑していたので、こちらに逃げてきた。
昧珍は最近ガラガラでいい。

久しぶりに足を食べてみた。
たまに足もいい。

Who's that knocking on my door?
It's gotta be a quarter to four
Is it you again coming 'round for more?
Well you can love me tonight if you want
But in the morning make sure you're gone
I'm talkin' to you

HOT LEGS
Rod Stewart
1977
狸小路にできた濱横酒場へ行こうとしたら、混んでたので、昧珍へ。

こっちはガラガラ。
以前のいつもギュウギュウ詰めだったのが嘘のようだ。

最近は耳がうまい。
量も少なめなので、酒のつまみにちょうどいい。
コラーゲンたっぷりで、お肌もすべすべになる。

You'll never know how much I really love you
You'll never know how much I really care

Listen, do you want to know a secret?
Do you promise not to tell?
Whoa-oh-oh, closer
Let me whisper in your ear
Say the words you long to hear
I'm in love with you, ooh

Do You Want To Know A Secret
The Beatles
1963
この日は、いつも通りのヤカン2杯。
もちろん梅割りで飲む。
梅割りについては、過去に散々書いているので、もう改めて説明するまでもないだろう。

久しぶりにサラダを食べた。サラダの正式名称は、くらげサラダ。
辣白菜(ラッパサイ)ももちろんうまいが、サラダも冷たくてうまい。

先週は、本店のほうが閉まっていて、久しぶりに支店のほうで飲んだ。
本当は支店のほうが好きなのだが、こっちはいつも混んでいる。
本店のほうは、今日もガラガラだった。

それはそうと、最近の食べログはなぜ古い写真が上位に表示されるのか?
レモン酒 420円(税込・以下同じ)
ここへくると、いつもヤカンになってしまうが、今日はレモン酒の炭酸割りで。たまにはこれもいい。
馬刺し 830円
ここで馬刺しは初めて食べた。すじ多めで楽しい。
辣白菜 310円
ラッパサイと読む。白菜を漬けたものだが、独特の味で、やはりここでしか食べられない。
720円
最近、耳がいちばんいいかもしれない。トロっとしているところがいい。

それはそうと、食べログのトップページは、なぜ古い写真ばかり上位に表示されてしまうのだろうか?

横浜駅西口の狸小路にある不思議な店。
昭和三十年創業の豚肉料理専門店。
醤油ベースの秘伝の和風タレでじっくりと煮込んであるという豚肉を、カラシを溶かしたお酢につけて食べる。
ここでしか食べられない料理だ。

横浜市民でこの店を知らないのは、モグリだ、と言ってもいいだろう
この店を知らずして、横浜のことなど何も語れない。

腐乳 160円(税込・以下同じ)
発酵豆腐。通称「とうふ」。味は塩辛い。
牛すじ 460円
他の肉類と比べると、味は蛋白。
720円
尻尾に似た感じで足もうまい。骨は硬くて食べられないが、身はやわらかくておいしかった。
辣白菜 310円
ラッパサイと読む。白菜を漬けたものだが、独特の味で、やはりここでしか食べられない。
やかん(焼酎) 420円
チェイサーにお茶(烏龍茶)はかかせない。もちろん梅割りで。2杯。
お茶 160円
烏龍茶の缶。2缶飲んだ。

コロナのおかげで、最近は空いてていい。
百名店なんかになって、味のわからない連中が押し寄せたら困る。

No Smokingというシールがカウンターに貼ってあった。

それはそうと、食べログのトップページは、なぜ古い写真ばかり上位に表示されてしまうのだろうか?

ハマチカもいいが、まだ新しいせいか、なんか落ち着かない。
昧珍は、古くて落ち着く。

以前は支店ばかり通っていたが、最近は本店が多い。支店は会話目的の客が多い。狭いし混んでる。

本店はやや広い。本店の担当はイケメンのせいか、ときどき若い女の子が入って来る。
最近本店が多いのは、それだからというわけでは決してない。

今日は、ヤカン、ラッパサイ、ミミ。
やっぱりミミはやわらかくてうまい。

昧珍のよさは、もちろん飲み物や食べ物にもあるが、一番は店の古い趣である。
それが理解できない人は、ここで何を飲んでも食べても、よいとは思えないであろう。
のんきやにも同じものがあったが、残念ながら閉店してしまった。

入ったときは、客が二人いたが、出るときには私ひとりになっていた。
コロナ以降ずっと休業していたのんきやが閉店と聞いて、腰が抜けるほど驚いた。
昧珍の店主から聞いたのだが、狸小路の入口にあるのんきやがずっと休んでいて、遂にはビニールシートがかけられて、何か事件でもあったかのような様子だったが、到頭閉店だという。
この辺では大分古い店で、焼鳥、特に、シロは絶品で、横浜一どころか日本一といってもいいくらいのものだったが、もう食べられないのはとても残念だ。

横浜駅周辺にはロクな飲食店がないが、強いて挙げれば、昧珍キンパイ酒店角平、そしてこの"のんきや"だった。

コロナで休んで、そのまま廃業というところが多いようだ。
中華街などもそうしてどんどん潰れているという。

のんきやのあとは立ち飲みになるらしい。

しっぽ
おいしいんだけど、骨をいちいち出すのが面倒だ。

今日は混んでた。
最近ではいちばん混んでるという。

No Smorking

新しいCIALがオープンし、通路の上から狸小路を見下ろせることができるようになった。

720円(税込・以下同じ)
久しぶりに足。骨は硬くて食べられないが、身はやわらかくておいしかった。
辣白菜 310円
ラッパサイと読む。
やかん(焼酎) 420円
チェイサーにお茶(烏龍茶)はかかせない。もちろん梅割りで。2杯。
お茶 160円
烏龍茶の缶。2缶飲んだ。

支店のほうが客が入っていたが、本店のほうはガラガラだった。

それはそうと、食べログではなぜトップページに古い写真ばかり上位に表示されるのだろう?
午後5時すぎ、狸小路のみなと刺身専門店を覗いたが、相変わらずの3密だったため、やめた。
昧珍はやはりガラガラ。
店主の話では、この店は60代70代のお客さんが多い。そういう人たちは警戒してお店にこない。
とのことだった。今、客足が戻っている店は、若い人が行く店が多いようだ。
確かにみなと刺身専門店は若い人が多かった。
最近若い人の間で感染が広がっているが、第2波がきて、また緊急事態宣言が出たら、もう終わりだと、店主は言う。
私は、終わりだとは思わないが、このままでは、第2波、第3波は必ずくると思っている。
それを避けるためには、「外出禁止」ではなく、せめて「会食禁止」をやるべきだと思う。
飲食店も、自らの首を絞めないためにも、率先して「複数入店お断わり」や「注文以外での会話禁止」を掲げるべきだ。

720円(税込・以下同じ)
久しぶりに耳。やわらかくておいしかった。
瓶ビール 580円
辣白菜 310円
ラッパサイと読む。
くらげサラダ 420円
たまに食べるとうまい。
やかん(焼酎) 420円
チェイサーにお茶(烏龍茶)はかかせない。もちろん梅割りで。2杯。
お茶 160円
烏龍茶の缶。2缶飲んだ。

若い女の子がひとりで入ってきた。
何かで見てきたのだという。

やっぱりみなと刺身専門店へ行かなくてよかった。
時が止まったようだ。
やっぱりいい。
最初からみなと刺身専門店なんかへ行くよりこっちに来るべきだった。
ドアを開けて、換気している。
ガラガラ。店員によると、自粛要請が解除されても、客は戻らないという。

ラッパサイ
白菜の漬物。独特の味付けでうまい。
タン
ぜんぜんうまくない。こんなだったんかなぁ?
ピータン
トロ。うまい。
梅割り
ヤカンに梅シロップ多めでうめえ。

もつやの親父さんはこう言ってる。
「うまいものばかり食べていてはダメ。まずいものも食べないと」
私もそう思う。
毎日、いや、毎週でも行っていれば飽きてくる。
この店もそうだ。いい店だ。私も昔は毎日とは言わないが毎週のように通っていたものだ。
だが、ある日、飽きた。どの料理もあまりうまいとは感じなくなってきたし、梅割りにも飽きてしまった。

最後に行ったのは5年前。「そう言えば最近きてないな」と考えながら店内を覗くと、珍しくガラガラ。「これはラッキー」と、つい入ってしまった。

くらげサラダから始めて、ピータン、ラッパサイ、しっぽ、と続けた。久しぶりに食べるとみなうまい。梅割りも久しぶりなので3杯以上飲んだ。お茶(ウーロン茶)もここで飲むとうまい。

やっぱりたまにくるのはいいな。
この界隈の飲食店は、驚くほど変貌した。
昧珍がある狸小路のみ、時代に取り残されているようだ。
だからこそ、この店に入るとほっとする。

久しぶりに訪れたのは、平日の午後10時ごろ。この時間になると、もうガラガラだ。
V字カウンターの端に陣取る。
とりあえず、やかんとお茶。それから、ラッパ菜とピータンを注文。
やかんというのは、やかんに入った焼酎のこと。これに梅シロップを注ぎ、梅割りができる。
ここにきたら、梅割りを飲まないと意味がない。

肉は何にしようかと悩んだが、カシラのぶつ切りにした。
久しぶりにカシラのぶつ切りを食べて、私は自分のカシラを振った。

「これのどこがおいしいというのかしら?」
■2014年11月
今までは新店のほうにお邪魔することが多かったのだが、微妙な常連さんがいるのと、いつも混んでいるという理由から、最近は本店が多い。

■2013年4月
ピータンもいい。

■2012年8月
久しぶりに食べた足うまかった。

■2011年10月
タンのブツも人気があるようだが、やっぱりカシラブツのほうがうまいちん。

■2011年9月
久しぶりに本店の方へ。前回のレビューは2010年10月になっているが、その後も何度か通っている。今日は、ラッパ菜、しっぽ、やかん、と無難なところ。

■2010年10月
今日は本店のほうで、頭(かしら)の角切り。これうまいちん。そうそうお茶(ウーロン茶)の缶が変わってしまった。以前のやつのほうがおいしかったような気がする。

■2009年11月
9時ごろ新店を覗いたところ、、珍しく誰もいない。「今日はもう終りですか?」と聞いたら、苦笑いしながら、「やってますよ。ちょうど途切れちゃったみたいで」とのこと。やっぱり不況にせいだろうか?こんな味珍も珍しい。

こんな日なので、いつもすぐに売り切れになってしまう「すじ」を頼んでみた。なんでこれが人気なのかな?私にはいまいちん。

■2009年9月
新店は満席、本店はガラガラだ。8時ごろだったが、客はひとりしかいない。珍しいことだ。スジは売り切れ、またシッポにする。クラゲ入りサラダも追加。ヤカン1杯にお茶5杯。ここのお茶はすごくうまいちん。中村カイロ協会と書いてある。

■2009年8月
今日は新店1階。外から覗くと、おじさんがおいでおいでと手で合図する。1席だけ空いていた。本店よりもやはりこちらのほうが落ち着く。

胃を食べてみる。「イ!」と注文するが何となく言い難いのであまり頼まない。コリコリ系だが味はいまいちん。注文の際、「イ!」でも通じるが、「チート」でもいいようだ。今度、「チートください。ちいとだけね」といってみようか?大爆笑になるだろうな。

ここで「お茶」と注文するとウーロン茶の小さな缶が出てくる。「鉄観音」と書いてある青い缶だ。これがなぜかやたらに美味しく、最近はこれが飲みたいがためにこの店に通っている。特別この缶がうまいのか、それともここで飲むからいいのかはわからない。普通は「やかん(焼酎)」がメインで、チェイサーで「お茶」を飲むのだが、それが逆転してしまい、「お茶」を飲みながら、チェイサーで「やかん」を飲んでいる感じ。「やかん」2杯に「お茶」が6、7杯になることがある。

■2009年7月
横浜駅西口周辺といえば、ロクでもないチェーン店系の居酒屋ばかり増殖してしまって、個性的な小さな店が少なくなってきている。そんな中、絶大な存在感を見せてくれているのが狸小路である。

味珍はそのしょんべん横丁に2店ある。駅を背にして右側が本店、左側が新店だ。私は新店へ行くことが多く、イメージ的にはこちらのほうが本店。今日は珍しく本当の本店のほうへ入った。

いつものヤカンを最初に頼む。もちろん梅割りにする。ここで梅割り飲まなければ意味がない。鉄観音の缶ウーロン茶がチェイサー。つまみはすぐに出てくるラッパサイ。これは少し変わった味の白菜の漬物だが、なぜか梅割りに合う。クラゲ入りサラダ400円もうまい。

メインはシッポ。結構ボリュームがあるのでこれだけでおなか一杯になってしまう。

■2008年12月
久し振りに狸小路へ行ってみた。目当ての店は2軒。最初は久し振りの〈味珍〉。
いつもは新店の1Fの方へお邪魔するのだが、今日は本店を覗いてみた。

この店は、昭和20年代の後半に横浜駅西の川淵で屋台を出していて、そのころは焼き餃子などを売っていたそうだ。昭和36年にオリジナル豚足料理を開始したらしい。
足、耳、胃袋、尾、舌などがあり、独特の味付けがされている。私はシッポが好きだ。

それから、ここには昔なつかしい「梅割り」がある。梅割りといっても、焼酎のお湯割りに梅干を入れたやつでない。焼酎(ここでは「ヤカン」と呼ばれている)に梅のシロップのような液体を注いで飲むのが「梅割り」なのである。昔はどこの飲み屋でも飲めたものだが、今は横浜では〈味珍〉と野毛の〈あさひや〉ぐらいしかなくなってしまった。

  • 梅割り
  • No Smoking
  • 梅割り

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8位

栄屋酒場 (日ノ出町、桜木町、伊勢佐木長者町 / 居酒屋、海鮮、天ぷら)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2011/08訪問 2011/09/13

シーシェパードも涎を垂らす鯨さしみ

■2011年8月
ここにもあったギンポの天ぷら。

■2010年6月
ハイボールブームが続いている。たしかにハイボールのほうがホッピーなどよりはおいしい。しかし、栄屋にはハイボールがない。でも、「ウイスキーの炭酸割りください」と頼めば出してくれる。お店のおねえさんは、ハイボール=ウイスキーの炭酸割りってことは知らないらしい。ここのウイスキーは、「角」などではない。MUIRHED'Sというきちんとしたスコッチを使っている。「ミュアヘッド」といえば、冬季オリンピックのカーリングで、英国代表の美人スキップが記憶に新しい。このMUIRHED'SにCOOPの「ただの炭酸水」が一緒に出てくる。この炭酸水の缶がちょうどいい量で、炭酸もきつめでとてもいい。これからはビールは控えて、この炭酸割りがマイブームになりそうだ。

■2010年4月
雑誌にとりあげられてしばらく混雑していたが、ここへ来てかなり落ち着いてきた。やはり雑誌などの影響は一時的で、その後の落差を考えると却って雑誌などには掲載されないほうがいいのではないかと思うがどうだろう?雑誌の影響で混雑している間に優良客が逃げてしまうことだってある。「経済効果」という言葉もあるが、それによる「反動」だってある。

にごり酒は月の桂本醸造。すっきりとして飲みやすく、知らないうちに杯を重ねてしまう。ここではにごり酒は3杯までしか飲まさないという。

■2010年2月
この店の唯一の欠点は、混んで入れないことがあること、それから、それほど混んでなくても、頼んだ料理がなかなか出てこないことがあること。だからあまり大勢で押しかけるのはやめてもらいたい。

残念ながら、殻カキのシーズンが終わってしまった。カキフライ(750円)を食べてみたが、これはいまいちだった。揚げ方が弱すぎる。

■2010年1月
寒ブリは脂がのっていておいしかった。下手なマグロの中トロよりもずっとうまい。カキ天はふわふわ。この量で450円はやっぱり安い。ミンクくじらの刺身も絶品。シーシェパードの連中に食べさせてあげたい。日本酒は山形の大山(520円)。ちょい甘めだが好きな味。お年賀にタオルをいただいた。お年賀にはタオルが最高だなぁ。

■2009年12月
「今日は赤貝があるよ」と他の客に勧めているおっちゃんの声を聞き逃さなかった。すかさず「はーい。食べます」と注文。ここで赤貝を食べるのは初めて。さすがに新鮮である。ヒモも付いてる。これで800円だから安い。

■2009年11月
あなご天(630円)を食べてみた。ふっくらと大きくボリュームがある。大根おろし入りの濃い目の天つゆがまたいい。

■2009年11月
やっぱりここの殻付カキ(岩手・山田湾)のほうが安くてずっとうまい。注文してから殻を割るため鮮度が違う。

めじまぐろの刺身は、切り身がでかくて「これで800円でいいのか?」というほどのおいしさ。おしんこも相変わらず絶品。

■2009年11月
今日は6時過ぎていたが、特等席が空いていた。

ビール、キリンラガー大ビン610円。マグロの刺身を食べようか悩むところだが、やっぱりここは鯨さし(700円)にする。前回食べた鯨とは少し違うようだが、まずまず。殻付カキやっぱりうまい。このボリュームで5個で750円は安い。湯トーフ(380円)はいまいちだった。豆腐がグニャグニャすぎるし、そのまま醤油をかけるだけ。ポン酢でもあればいいのに。おひたし(300円)も残念ながらいまいち。おしんこは相変わらず絶品。最後は2級酒(340円)の燗。甘すぎる酒。

・鯨さし 700円 ★★★★
・殻付カキ 750円 ★★★★
・おしんこ 300円 ★★★★☆
・湯トーフ 380円 ★★
・おひたし 300円 ★★
・2級酒 340円 ★

■2009年10月
久し振りにきた。おばさんの姿がない。平日の夜6時ごろだったが、ガラガラだった。入口脇の席に座った。狭いし、イスもゴリゴリと痛い。しかしその居心地の悪さを我慢すれば、安くておいしい酒と肴にありつくことができる。

最初にキリンラガーの大ビン(610円)をいただく。もってきてくれたのは若いお嬢さん。アオヤギ(値段失念)と鯨さしみ(700円)を注文。これ、もしかしたら生の鯨かもしれない。かなり鮮度がいい。量もたっぷり。日本酒に切り替え、腰古井(千葉)吟醸(640円)。すっきりした酒。殻付カキは、5個も入って750円はとても安い。大振りというわけでもないが、かといって小さすぎるということもない。味もよい。

〆て3300円。

時間がゆっくりと流れているのがいい。こういう店には大人数で押しかけるものではない。必ずひとりで行くべきだ。

  • ギンポ天ぷら
  • (説明なし)
  • 谷中

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9位

鳥ひろ (妙蓮寺 / 焼き鳥、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/12訪問 2016/01/01

頼んだものがなかなか出てこないのは我慢しなさい

■2015年12月
ドア近くのカウンターに座ったが、ドアが開く度に寒風が吹き込んできて、ガタガタ冷える。生ビールの大ジョッキを頼んだが、いつものうまさが感じられないのも寒させいか?カウンターの中央に座っていた男性が帰るや否や私は移動させていただいた。

もつ煮込みは、普通の煮込みで、大根とコンニャクが入っているが、大倉山のモツヤほどのよさは感じられない。ビールから熱燗に切り替えた。納豆おろしは日本酒に合った。

■2012年11月
夏は行きたくない店なので久しぶりの訪問。相変わらず賑わっている。
相変わらず頼んだものがなかなか出てこないし、忘れられている注文もあり。

先日、別の店で鳥ひろの話をしていたら、知らない人が「あの店はそれを承知で行かないとダメですよ」とアドバイスしてくれた。
そんなことは先刻承知である。わかっているが、いつも「どうにかならないものか」と思う。新しく(といっても、2~3年ぐらい前からいるが)おねえさんが、よく忘れるようだ。その前にいたおねえさんが懐かしい。あの人はものすごく気がきいていてよかったのに。

■2012年3月
この店の悪いところは、頼んだものがなかなか出てこないのと、ときどきオーダーが通らないこと。
今日は比較的早めに頼んだものは出てきたが、ビールのお代わりをすっかり忘れられていた。

本日のお勧め玉ねぎ入りさつま揚げと手羽先の唐揚げ。どちらもうまい。大好きなにらおひたしがなかなか出てこなかった。

入口近くのカウンター席は、ドアが開くたびに非常に寒い。それからタバコの煙がひどい。

■2011年7月 「夏はごめんなさい」
エアコンの効きが悪く、暑い。ドアが開くと外から風が流れてくるが、外気のほうがずっと涼しい。
地震の影響で節電しているのかと思ったが、去年も同じことを書いているので、エアコンに問題があるようだ。

■2010年11月
漸くきりたんぽ鍋が食べられる季節となった。この日を待っていた。相変わらず抜群にうまい。

もつの煮込みは、しっかりと煮込まれ、先日行った島田屋のかたくてうまくない煮込みとは大違い。ダイコンとコンニャクが少々入っている。

■2010年8月
ひとりだったが、カウンター席が満席で、カウンター横の小テーブルに案内された。この席は以前にも座ったことがあるが、あまり居心地がよくない。カウンター席に座っている人が吸っているタバコの煙がなぜかこちらに流れてくる。エアコンも効かなくて、暑くて最悪。やっぱり、この店は冬のほうがいいようだ。

納豆豆腐は冷奴の上に納豆がのっかっているだけ。ネーミングそのまま。何か工夫があるのかと思ったが何もなし。

大葉おにぎりは相変わらずうまい。

■2010年5月
大葉おにぎりが大ヒット。人気メニューのひとつだとは知っていたが、ネーミングからいまいち食指が動かなかった。のりの代わりにシソの葉でつつまれた大きめのおにぎりがふたつ。ごはんがふっくらやわらか。これほどおいしいとは思わなかった。一方には梅干、一方には鮭が入っている。

■2010年3月
きりたんぽ鍋(1人前1600円)を食べてみた。マイタケ、シメジ、鶏肉、ネギ、シイタケ、ゴボウ、ネギ、キリタンポが入っている。具もすべておいしいが、スープがとてもいい。上に載っているのはセリだろうか?これがシャキシャキしててとてもうまい。3月までしか食べられないのが残念。

■2009年7月
やっぱりここの皮はうまい。絶品。レバーも悪くない。今日はハツと砂肝も食べてみたが、これはいまいちだった。

・レバー ★★★★
・皮 ★★★★★
・ハツ ★★☆
・砂肝 ★★★

■にゅうめんもうまい!(2009年6月)
やっぱり日曜日は混んでる。カウンター席になんとか滑り込む。

鶏のアボカド和え600円というのを食べてみた。まずくはないが、量もすくないし、ちょっと高いのではないか?カワのタレは相変わらず抜群の味。プリプリしてて、こういうカワは他ではなかなか食べられないと思う。それから、にゅうめんもおいしかった。関西ではにゅうめんはよく食べるらしいが、関東ではあまりお目にかからない。そうめんは好きだが、温かいのはちょっと…と思っていたのでこれまで注文しなかったが、「お勧め」と書いてあったので試してみた。この鶏スープがすばらしい。なるほどこの鶏スープには、うどんでもラーメンでもダメで、このにゅうめんがぴったりだと思った。スープがうますぎてやけどした。

・鶏のアボカド和え ★★★
・カワ ★★★★★
・にゅうめん ★★★★★

■再訪(2009年4月)
あのうまい生ビールが飲みたくてまた行ってしまった。ところがどういうわけだか、前回のようなうまさが足りない。日によっておいしかったりそうでもなかったりするのだろうか?それともこちらの味覚のせいか?

手羽焼(中)750円を食べてみた。これは肉がパサパサでいまいちだった。しかし、量がものすごい。ひとりではまったく食べきれない。レバーと皮は相変わらずなかなかよい。

レシートをよくみたら「大衆居酒屋 鳥ひろ」と書いてある。居酒屋なのだから、子供はつれてこないでもらいたいものだ。教育上よろしくない。


■二夜連続で行ってきた(2009年3月)
妙蓮寺で評判のよい焼鳥屋。東横線妙蓮寺駅下りの改札口を出てそのまま真っ直ぐ突き当たりにある。歩いてすぐ。踏み切りの横にある。土日も営業しているのが嬉しい。

最初は土曜日。夜7時ごろだったと思うが、かなり混んでいた。入って左側が10席弱のカウンター席、右側がテーブル席、奥が小上がりになっているようだ。小上がりのほうは家族連れがいるらしく、子供の声が賑やかだ。カウンター席は空きがあり滑り込むことができた。

となりの人は生ビールの大ジョッキを抱えている。頼んだものがなかなか出てきそうもない混雑ぶりを見て、私も大ジョッキを注文した。キリンラガーの樽生で大は890円。焼き物も頼むが、やはり時間がかかるという。仕方ない。それはいいとして、肝心な生ビールがなかなか出てこない。おねえさんを捕まえて催促したが、それでもなお出てくるまでに時間がかかった。やはり大にしておいて正解だった。焼鳥が出てきたのは30分ぐらいしてからだった。

・焼きとりセット1人前5本700円
 ・皮★★★★☆
 ・砂肝★★☆☆☆
 ・つくね★☆☆☆☆
 ・レバー★★★☆☆
 ・ネギマ★★☆☆☆
・にらのおひたし(卵入)280円 ★★★★☆
・鳥刺700円 ★★☆☆☆
・もつ煮込400円 ★☆☆☆☆
・生ビール(大)★★★★★
・チュウハイ380円★★★★☆
・生ねぎ味噌210円★★★☆☆

焼鳥はタレにしてみたが、皿にたれてくるような量のタレではなく、肉にかろうじて塗ってあるくらいのサラサラ気味のタレ。少し物足りない。これなら塩のほうがいいかもしれない。皮はよくあるペラペラの皮ではなく、厚みがあり味もよかった。レバーも悪くなかったが少々焼きすぎかと思う。つくねは感心できなかった。にらのおひたしは生卵が入っていて、食べる前は「卵なんか要らないけど」と思ったが、かき混ぜて食べたら意外とおいしかった。鳥刺はキレイに並べてあるささ身。鳥刺ってのはこのようにキレイに盛り付けられていると何だかあまり美味しそうには見えない。同じささ身の鳥刺しでも鳥若のようにぶつ切りのような切り方で盛られてたほうがずっと美味しいと思うのだ。もつ煮込はダイコン、コンニャク、もつを味噌で煮込んだ至って普通のもの。好きなタイプの煮込みではなかった。生ねぎ味噌は、生で出すほどのネギだからそれなりのものかと思ったら普通の辛いネギだった。生ビールはとてもいい。キリンラガーの樽生を見直した。チュウハイは頼むときに「何か入れますか?」と聞いてくれた。もちろんレモンをお願いした。出てきたのは、正統派酎ハイだった。

〆て3770円。

2日目(日曜日)。昨日と同じ時間(7時ごろ)に行ってみたが、ガラガラだった。奥の小上がりは照明が消えていた。私以外にカウンターに2人、テーブル席には4人だけだった。(その後に何人か入ってきた)

昨日は、ご主人、おばさん2人、若い女性1人で、あまり接客がよくないかもしれない、と感じたが、今日は若い女性が昨日とは別の人で、この人がとてもいい感じでものすごく好印象だった。こういう人がひとりいるだけでお店のイメージって全く違ってしまうものだ。注文を聞きにくるときの物腰のやわらかさ、受け答えの丁寧さ。抜群である。彼女が近くにくると満腹でも「あともう一品頼んじゃおうかなぁ」と思ってしまう。今日の生ビールは中650円にしてみたが、やっぱり大のほうがいい。昨日となりで生ビールの大をお代わりしていた人がまたいた。相変わらず大を飲んでいた。やっぱりこの店は大なのだ。ブラウマイスターの生も飲んでみたが、泡がきめ細かくておいしいことはおいしいが、この店では普通のキリンラガーの樽生で十分おいしい。昨日は混んでいたので食べられなかったもも焼を注文。「中(750円)」がなく、「大」しかなかった。食べきれないのではないかと懸念したが、やさしいおねえさんが「あなたなら大丈夫」と太鼓判を押してくれた。出てきたのは、普通のもも焼き+αぐらいの量だったが、ひとりで食べられないほどでもない。美味しいので意外とペロっといけてしまった。非常に美味で菊名の名店鳥若のもも焼きを超えているかもしれない。

・ほうれんそうおひたし280円★★★☆☆
・きゅうり味噌210★★★☆☆
・もも焼(大)850円★★★★☆
・鳥のスタミナ焼330円★★★☆☆
・いかの塩辛300円★★☆☆☆
・ブラウマイスター生650円★★★☆☆
・日本酒(小徳利)380円★★★★☆

鳥のスタミナ焼は、スペアリブみたいな感じでアイデアはよいが、もうひと捻り効かせたほうがいいのではないかと思った。日本酒は新政である。すっきりとしていい酒だ。

このような焼鳥屋にしては珍しく、きちんとレシートに明細が書いてあるのがいい。レシートには「大衆居酒屋 鳥ひろ」と書いてある。

〆て4310円。

特に日曜日に通いたくなる店だ。
ただ、子供を飲み屋に連れてくるのは、教育上よろしくないのでやめていただきたい。

  • 納豆おろし
  • もつ煮込み
  • 手羽先の唐揚げ

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